『日清食品 THE MANZAI 2014』本戦サーキット・よしもと祗園花月
10月25日(土)、京都・よしもと祇園花月にて『日清食品 THE MANZAI 2014』の本戦サーキット第二戦目が開催されました。2014年、日本で最も面白い漫才師を決めるため、まずは東京、大阪、京都で本戦サーキット全5戦が行われます。予選を勝ち抜いた認定漫才師50組が4分のネタを2回披露し、それぞれサーキットポイントをゲット。ポイント上位11組にワイルドカードの勝者1組を加えた、計12組が12月の決勝に駒を進めることになります。今回は一戦目の東京に続く二回目のステージ。登場する20組のうち5組は、すでに一戦目に出場済み。あとの15組は今回が初の本戦サーキットとなります。
満員の観客が認定漫才師たちの登場を待ちわびているところ、登場したのが今回のMCあべこうじ。「よ〜こそ〜」の声で、いよいよ決戦開始です。この日、舞台に上がるのは、アキナ、 S×L、 学天即、 クロスバー直撃 、コマンダンテ、 ザ・ぼんち 、さらば青春の光 、霜降り明星、 湘南デストラーデ、 ダイアン、 チーモンチョーチュウ、 トータルテンボス 、博多華丸・大吉、 浜口浜村、 藤崎マーケット、 見取り図、 ムニムニヤエバ 、吉田たち 、ロングコートダディ、 和牛(五十音順)の20組。
まず一組目は湘南デストラーデ。トップバッターのプレッシャーを感じさせることなく、客席を笑いの渦に巻き込んでいきます。細かな心理描写から最後はグローバルな世界へとスケールの大きなネタを披露したのがコマンダンテ。独特のテンポが笑いのツボにハマります。
浜口浜村は11年売れてないという自虐ネタを入れつつ、リズムのいい漫才を見せてくれました。
トータルテンボスは、なんとコマンダンテとネタがかぶっていたことを激白。しかし、そこは腕のある二人。大きな動きを交えながらしっかりと個性を見せてくれました。抜群の安定感を見せたのが博多華丸・大吉。トーク、動き、表情でどんどん笑いを大きくしていきます。
S☓Lは強烈なキャラが炸裂。畳み掛けてくるスピード感抜群の漫才が印象的でした。独特のリズムが絶妙だったのがロングコートダディ。繰り返されるトークに客席もハマッていきます。
ナインティナインにも注目されていたというムニムニヤエバは、結成1年目とは思えない、しっかりとした漫才を披露。おそろいの白いスーツで登場したのが吉田たち。双子ならではのネタで爆笑を重ねていきます。
そして2011年、2013年と二度にわたって決勝に進出している実力派、学天即もその力をしっかりと見せつけるネタを展開し、客席からは笑いと拍手が連発! 同じくかなりの盛り上がりを見せたのがダイアン。津田の叫びが響くたびに、客席は大きな笑いに包まれていました。
そしてラストを飾ったのは、芸歴42年のザ・ぼんちの二人。「若い人の中やし、新ネタをしようと思って」というまさと師匠の言葉どおり、新しいネタを披露してくれましたが、揺るぎないザ・ぼんちワールドに客席も大受けでした。
こうして、すべてのネタが終了しました。一位、二位を発表するまでの時間、今回登場したメンバーがステージに勢揃い。1年かけて考えた自己紹介がスベる霜降り明星、やりきったといいながらまだまだボケ続ける見取り図、いきなりのアドリブもややスベり気味のクロスバー直撃など、MCのあべこうじと様々なトークを繰り広げます。
そしていよいよ結果発表。、第二位はダイアン。そして第一位は...学天即がゲットしました! 二人して「うれしい!」と口をそろえるダイアン。単独ライブツアーもこのためにやってきた、という学天即。客席も納得の二組が上位を占める結果となりました。
次回、第三戦は、11月1日(土)東京・ルミネtheよしもとでの戦い。そこから11月9日(日)の大阪、そして最終戦となる11月23日(日)の東京まで、本戦サーキットはまだまだ続きます。誰がサーキットランキングの上位に食い込んでくるのか。ますます盛り上がる本戦サーキット、絶対に目が離せません!
『日清食品 THE MANZAI 2014』公式サイト
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