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2014年11月

ベイブルースが20年振りに1日限りの再結成! 映画『ベイブルース』舞台挨拶

11月1日(土)、東京・角川シネマ新宿にて、映画『ベイブルース~25歳と364日~』の舞台挨拶が行なわれ、高山トモヒロ監督、波岡一喜さん、趙珉和さん、オール巨人(オール阪神・巨人)、小川菜摘、安田美沙子さん、光永が登壇しました。
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同作は、高山自身がかつて組んでいたお笑いコンビ「ベイブルース」の実話を映像化。1994年10月30日、25歳という若さで天国へ旅立った相方・河本栄得との漫才に懸けた日々を描いた青春ムービーです。公開日の昨日10月31日(金)は命日、本日1日は46回目の誕生日ということで、この度、東京での舞台挨拶が実現しました。
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まず、高山監督は「大阪でも盛り上がって、東京でもこんなにたくさんの方に来ていただいて、熱い気持ちでいっぱいです。笑顔をつくってますが、心の中では感謝で泣いてます」とお礼を。昨日が命日、そして今日は河本の46回目の誕生日ということで「夏休みくらいに死んでくれれば、もっとお客さんも来てくれたんじゃないかって、よしもとの営業に言われました」と笑わせつつ、お客さんを和ませます。
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高山を演じた波岡さん。ベイブルースを演じたことを訊ねられると「え~~~~~」と考えた末に、趙さんへコメントを譲ります。それを観ていたオール巨人から、「"え~~"が長いほうが(コンビは)組みやすい言うけど、長過ぎるで」とすかさずツッコミが入りました。
話を振られた趙さんは「演じた時は34歳やったんですけど、16歳とかも演じていて、さらに約20年前のことだということもありつつも、どう観ても(自分が)オッサンにしか見えない」と自虐的に語りつつ、「なんとか持ち前の演技力でカバーしました」と笑いを誘うも、高山監督には「趙くん、この映画撮ってから天狗になってるな!」と容赦なくツッコまれます。波岡さんは「監督が常に隣りにいてくれたので、迷ったり悩んだりしたら雑談している時の笑い方や間(ま)......"なんでやねん!"の言い方も盗みながらやれたので、やり甲斐がありました」とコメント。高山監督も視線を常に感じていたようで、「ずーっと観てるから、意識してもうて撮影中に"昼休みにしようか"ってカッコ付けて言うてしまいました」と振り返ります。
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趙さんに河本役、波岡さんに高山役を起用した理由として「趙くんは吉本百年物語でダウンタウンの松本(人志)さん役をやっている時から、目をつけていた。河本と雰囲気が似ていて、"こいつしかおらん"と思いましたね。波岡くんは結構いかつい役が多いんですけど、この人はきっと引きの演技もできるんじゃないかなと。性格はSに見えて、Mなんじゃないかなと思ったんです」と高山監督。司会の大上に「そう言われてますけど、どうですか?」と訊ねられた波岡さんは「Sに見えてMです!」と言い切り、笑わせました。

高山の母を演じた小川菜摘は、「大切に演じなきゃ申し訳ないなと思って、本当にすり切れるまで台本を読みました。愛に溢れている物語。この作品に出会えて幸せですし、自分の生き方を考えさせられる素敵な作品です」と熱くコメント。母親という役で自らを重ねる部分もあったそうで、「漫才師になってコンクールに出るシーンは、自分の息子のことを思ってリアルに演じられた。お母さんってこうなのよっていうことを伝えられたと思う」と語ると、「僕はオカンを恨んでるところがあったんですよ」と静かに話し出す高山監督。「でも、モニタで観ている(小川の)演技の中に、母のすごさを感じた。僕、涙でオッケーって言葉が言えなかったんです」と、迫真の演技を讃えました。
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高山の妻を演じたのは、安田美沙子さん。「(雨上がり決死隊の)宮迫さんに色々とアドバイスをいただきましたけど、とにかく高山さんとの恋愛が大事なので、演じる波岡さんと恋愛しようと思って撮影に挑みました。けど、怖いイメージがあったので最初お会いした時にどきどきしてて」と振り返ると、「めっちゃビビってたよなぁ?」と波岡さん。ですが、「にこーって笑ってくれて緊張が解けました。あと、光永ちゃんを観てると"自分の産んだ子供がこんなになって"と思って、ジーンとしたりもしました」と語ると、波岡さんも「わかるわ!」と同調。「光永ちゃん観てるとジーンとくるものがあった」と言われた光永は、嬉しそうに微笑みました。
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オール巨人は「河本とは一緒に野球をやったりもしてたけど、かつてのベイブルースには漫才師を目指すかたちがあるというんかな。漫才師の指標、こういうふうに生きなさいというお手本でした」と思い出を語りつつ、「昔は漫才に命を懸けていた芸人がいっぱいいましたからね。今は学校に入っただけで漫才師になったように思っている人もいるけど」と今の若手芸人へ、師匠らしくチクリ。「僕、怖いと思われてますけどね、僕、本当は優しいんですよ!」と、お客様へは笑顔で語りかけます。
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高山の実の娘であり、トゥナイト時代のなるみを演じた光永は、作品を観て「夢を見てるみたい!」という感想を持ったんだとか。
「お話は聞いたことありましたし、本ももちろん読みましたけど、小さかったんでほとんど記憶にないんです。やから、(そういう聞いていた話が撮影で現実のように目の前で行なわれていて)タイムスリップしてるみたい!と思いました」と大喜び。普段は高山のことを"パパ"と読んでいるそうですが、「撮影のとき、他の人はちゃんと話を聞いてくれるのに、(光永は)こうしたほうがええでと言ったらブッスーっとして、家に帰ってから"パパがあんなこと言うから、恥かいたわ!"とか言うんですよ」と高山監督が怒ると、「それはいけません。吉本ではお父さんが先輩やし、映画の監督なんやから。怒られるうちが華やで」と諭すオール巨人。さらに「で、"パパもNGKでスベってたやん!"って言うんですよ」と付け加えるも、オール巨人は光永の味方に。「それは言うたり! まぁ、漫才に関しては(相方の和泉)修くんの責任もあるけどな......」とケツカッチンの漫才について、まさかのダメ出しが入りました。
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劇中で波岡さんと趙さんが演じたベイブルースの漫才について、巨人は「しっかりした漫才でよかった」と好評価。『THE MANZAI』への出場も勧めたようで、「この前の『THE MANZAI』のレイザーラモンくんよりはいい!」と笑わせつつ、「当時のベイブルースは一生懸命、命を懸けてがんばってたから、こうやって映画にまでなった。だらだらやってたら、こうはならない。サラリーマンでもなんでもそうでしょう?」と厳しく指摘つつ、「高山くんも熱い人。こういう人間が芸の世界に残っていくべき」とエールを贈りました。

本日は、河本の46歳の誕生日。
初日を観に来てくれたお客様へのプレゼントとして、高山監督が約20年前のベイブルースのネタを披露!「20年前のネタなんで、かなり劣化してますけど観てください」と語りかけると、客席からは温かい拍手が起こりました。

酔っぱらってカラオケを歌おうとする高山の、入力した曲のPVの中にいる河本が、高山の歌いっぷりにダメ出しするという映像を使用したコント。高山の切れ味鋭いツッコミが入るたびに、お客様から大きな笑い声が起こります。
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コントを終えた高山は引き締まった表情で深々とお辞儀。「20年ぶりに顔観ましたけど、河本の顔、やっぱりムカつきますね!」と笑顔を見せました。

見守っていたオール巨人は「映像でやるからには練習が必要やけど、これ、だいぶ練習したんやろ?(しっかり頷く高山に)僕、練習量が見えるのが嬉しいねん。点数を付けるなら、100点中......末広がりで88点かな。とにかく嬉しかったわ」と感慨深そうです。

ここで、大上が客席にプライベートで観に来ていた陣内智則を発見。高山監督らに手招きされて登壇した陣内は「すみません。急にお休みになったんで、観に来ました。思いっきりプライベートなんで、面白いことは言えないですけど」と挨拶。「あのネタ、当時観てました。映像で河本さんを観れてよかった。芸人として、またがんばろうと思える作品でした」と感想を語ります。
大上から「何点? 自分も映像のネタやってるでしょ?」と振られると、しどろもどろになりながら「4点」とボケつつ、高山監督へ「面白かったというか、ベイブルースの影が見えました」としみじみと話しかけました。
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最後に、高山監督から締めの言葉が。
「昨日初日を迎えて、今日で2日目。河本も喜んでると思いますが、あいつは20代半ばやったんで"俺、すごいな"と思ってるかもしれません。"ベイブルースは天才やった"とか"ポストダウンタウンやった"とか書いてくれる記事もありますけど、それは勘違い。荒削りなヘタクソな漫才師を、世の中が盛り上げてくれているだけです。今日どこかで河本は観ていて、出て行くお客さんに"俺、すごいやろ?"って言うてるんじゃないかなと思いますけど、"観に来てくれたお客さんにありがとうございますって頭下げろや"と。40代半ばの僕から、20代半ばのあいつにそう言ってあげたいです。あいつ、いますから、お客さんも河本によかったら何か声をかけてやってください。東京ではまったく知名度がなかった僕らですけど、こうやって観に来てくれてありがとうございます。河本に代わって、お礼を申し上げます」
隣りには、涙ぐみながらも笑顔を見せようとする光永の姿がありました。
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舞台挨拶終了後、ロビーでは映画化を記念して文庫化された高山の著書『ベイブルース 25歳と364日』(幻冬舎よしもと文庫・刊)のサイン会が開かれました。すぐさま長蛇の列ができ、用意していた文庫は完売に。それでも並んでくれたお客様のために、チラシへ丁寧にサインします。
舞台挨拶時に「河本のサインも書けるで!」と宣言したことで、河本のサインを書いて欲しいというオーダーが殺到。当時の思い出を語る方、光永を知ってベイブルースにたどり着いたと話す方......。一人ひとりの言葉に耳を傾け、気さくにサインや握手に応じる高山監督でした。
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●作品情報
ベイブルース~25歳と364日~
監督:高山トモヒロ
出演:波岡一喜、趙珉和、小川菜摘、安田美沙子、オール巨人(オール阪神・巨人)、石田えりほか
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー


●書籍情報
ベイブルース~25歳と364日~
著者:高山トモヒロ
価格:600円(税抜)
発行:幻冬舎よしもと文庫


【高山トモヒロ】【オール巨人】【光永】

毎月1日はなんばグランド花月ファン感謝Day!

なんばグランド花月では朝から夜まで笑いの殿堂として、
お子様からお年寄りまでたくさんのお客様にお楽しみ頂きたく、毎月1日を「なんばグランド花月ファン感謝day」とし、
さまざまなイベントやおもてなしで、お客様をお迎えしております。

11月1日(土)より、よしもとテレビ通りにて『茂造ハチャメチャカレー』の販売を開始しました。
辻本茂雄本人が、麺類同様カレーも大好きなことから、人気商品「茂造ラーメン」の後がま商品として発案し、
茂造の生まれ故郷、泉州の名産「泉州産たまねぎ」をたっぷり使用することにこだわり、
茂造ファンのお子様にも喜んでもらえるよう「甘口」もラインナップ致しました。
そして中辛を加えた2種類あり、税込各540円での販売です。

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発売初日となる、11月1日(土)には本公演休憩時間にて、吉本新喜劇の安井まさじ・新名徹郎により
『茂造ハチャメチャカレー』抽選会を行いました。
抽選会では、なんばグランドは花月にご来場頂いたお客様の中から、抽選で毎公演10名様に
『茂造ハチャメチャカレー』をプレゼントしました。

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そして、この商品の発売を記念し、11月2日(日)には"茂造"本人がお店にやってきます!!!
日時:11月2日(日)16:00~16:45頃
会場:なんばグランド花月1階
当日9時より、よしもとテレビ通りにて『茂造ハチャメチャカレー中辛/甘口』(税込各540円)を2個ご購入の方に
先着で『茂造サイン会参加券』を配布致します。
【注意事項】
 ※「サイン会」参加券は先着となります。無くなり次第終了となりますので、あらかじめご了承ください。
 ※写真撮影、録音、録画はご遠慮ください。
 ※当日、諸事情により内容の変更または中止になる場合がございますので予めご了承下さい。

"アイロンヘッド"が5upよしもと11月公演よりTOP入り決定!!』

10月26日(日)に行われた「平成26年度 NHK新人お笑い大賞」にて
アイロンヘッドが見事、大賞を受賞しました。

この受賞を受け、5upよしもとでも"吉田たち""プリマ旦那"に次いで"アイロンヘッド"
のTOP入りが決定しました。

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下記、アイロンヘッドからの喜びのコメントです。


【辻井亮平】
5upよしもとのTOP組になる事が出来ました!
嬉しいです!!
2、3日だけは喜びに浸り完全に気を抜きたいと思います!
その後からは兜の緒を締め直し、無敵のコンビを目指して頑張っていきたいと思います!
ただ、その気を抜いている2、3日の間はヒゲ剃りもしないし歯磨きとか風呂に入ったりもしないほど
気を抜きたいので人に会わないように頑張ります!!

せぇあ!!!!!


【毛利雅俊】
どうもNHKお笑い新人大賞に輝いたアイロンヘッドの毛利です。
この度トップになることが出来ました。
高い所からではありますがこの度ご挨拶させていただきます。
どこでこの文章を書いているかと言えば四国にある西日本1大きい山、石鎚山の9合目です。
もう少しで頂上です。
電波もない、ポストもないこんな所でどうやってこのメッセージを送っているかと言えば、

鳩に手紙をつけて送っています。

アイロンヘッドは、11月1日より5upよしもと煌~kirameki~TOPとして活動致します。
今後とも、アイロンヘッドをよろしくお願いします。

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【アイロンヘッド】【5upよしもと】

"THE アホォンタジア"開催決定!!ケンコバ、人気読モの こんどうようぢ が3時間アホまみれ!!

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アホ仮装をして芸人、読モと一緒にアホ企画、アホブースで遊ぶ、まったく新しい完全参加型ライブイベント『THE アホォンタジア』の開催が決定しました。

テーマは、"3時間アホになりたい放題"。
来場者には、アホメガネ、会場内で呼ばれる"アホニックネーム"をプレゼントし、入場時からお客様を"アホ"にする仕掛けが沢山用意されています。

また、当日は来場者の中から、NO.1アホ仮装を決定するプログラムも実施する予定。
このアホ仮装に先駆け、イベントポスターでは、ケンドーコバヤシと、ティーンから絶大な人気を誇る読者モデルのこんどうようぢが、アホ衣装を身にまとったビジュアルを披露しています。

ホームページでは、1日1アホ投稿企画がスタート。


【 概 要 】
タイトル THE アホォンタジア
日時:12月30日(火)13時開演(12時開場) 16時終了予定
会場: ベイサイドヨコハマ(神奈川県横浜市中区新山下3-4-19)
出演: ケンドーコバヤシ、レイザーラモン、パンサー 尾形、パンサー 菅、ベイビーギャング、デニス、マテンロウ、ラフレクラン、他 よしもとアホ軍団
こんどうようぢ、吉村ひなの、むっちゃん(読モBOYS&GIRLS)


料金 前売り:3,500円 当日:4,000円(前売り・当日共に1ドリンク代別途)
※中学生以下入場禁止。
※入場時に身分証明書の確認がございます。必ず、身分証明書をご持参ください。
※本イベントは撮影があり、写り込む可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※おでこが汚れる可能性がございますが、ご了承ください。

HP 1日1アホ投稿企画スタート!
http://blogs.yahoo.co.jp/the_ahoontasia



【ケンドーコバヤシ】【レイザーラモン】【パンサー】【ベイビーギャング】【デニス】【マテンロウ】【ラフレクラン】

藤井隆×RG×椿鬼奴によるニコニコ動画、音楽特番が決定!重大発表も予定!?

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藤井隆、レイザーラモンRG、椿鬼奴からなる音楽ユニット、「Like a Record
round!round!round!」によるイベントが、ニコニコ動画特番として11月5日水曜にオンエアされることとなった。当イベントは定期的に東京・新宿ネイキッドロフト、新宿ロフトプラスワンを拠点に行われており、今回満を持して大阪はロフトプラスワンWESTにて開催されます。


当ライブは洋楽好きの藤井隆、椿鬼奴、レイザーラモンRGの3人が聴きこんできた80年代~90年代の洋楽を中心に、とにかく歌って踊りまくるイベントで、コアな音楽ファンから熱烈な支持を受けているイベントだ。また藤井隆に関しては、主宰の音楽レーベルSLENDERIE RECORDを先日発足させ、そしてその第1弾アイテムとして、かつてKOJI1200こと今田耕司がリリースした「ナウ・ロマンティック」をLike a Record round!round!round!によりカバー、ただ今こちらが好評配信中。


今回もこの3人が音楽にこめた熱い思いを語り、踊り、そして歌いまくるイベントとなる予定。そして、ゲストには「ナウ・ロマンティック」のキャンペーン嬢として大抜擢された芸人「とくこ」を迎え、現在各動画サイトにて展開中である、ココリコ、坂田利夫師匠をはじめとしたよしもと芸人総勢約30余名を巻き込んだ、「ナウ・ロマンティック、感じてください」キャンペーンの秘話も披露する予定です。さらに番組中には次なるリリースの重大発表も予定されているとかしないとか!?注目の一大イベントをお見逃しなく!!



■番組名

ニコニコ動画

「大阪開催記念!Like a Record round!round!round! スペシャルTALK&LIVE w/とくこ」

■配信時間
2014/11/05水曜 21:30〜スタート

■URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv198071811



【藤井隆】【レイザーラモンRG】【椿鬼奴】

ハリセンボン単独ライブ「女の武器は使わない〜だけど一緒にいてほしい〜」

10月25日(土)、東京・銀座博品館劇場にて、ハリセンボン単独ライブ「女の武器は使わない~だけど一緒にいてほしい~」が行われました。

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今年で芸能生活10周年となるハリセンボン。4年ぶりとなる今回の単独ライブは、10周年のお祝いのほか「女の幸せを手に入れて芸の幅を広げ、次の10年、20年と今以上に活躍してほしい」というスタッフの願いから、婚活の場として2人にプレゼントされたものだそう。というわけで、なんと、ライブの最終目標は「単独ライブで結婚式」! 果たして、結婚式は行われるのでしょうか!?

まずは、楽屋のセットから始まるコント『楽屋』から。出番が終わり、楽屋に戻ってきた2人。なにやら不機嫌そうな春菜が突然「ちょっともう無理だわ、その歯」と、はるかの歯を理由にネタに集中できないとキレだします。春菜の機嫌を直そうと「どうしたの? あ、もしかして、ラーメン屋さんの経営がうまくいってないんじゃない?」というはるかに「角野卓造じゃね~よ!」と言い放つ春菜。観客は大盛り上がりです! 結局それはハリセンボンの結成10周年をお祝いするために春菜が仕掛けたサプライズのためのお芝居だったのですが、はるかが「私、結婚します!」とまさかのサプライズ返しをしたために、春菜はテンパってしまい......。もしかして、本当に単独ライブで結婚式が行われるのかも!? と、観客に思わせるオープニングコントでした。

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結婚式の時に流れるような、子どもの頃から現在までの2人の写真をスライドショーで見せるVTR(春菜の成人式の写真は特に爆笑をさらっていました!)を挟み、続いては漫才です。

10年の活動を振り返り、春菜の「◯◯じゃね~よ!」が生まれたきっかけとなったのが「中臣鎌足じゃね~よ!」だと言うはるかに「言ったことないわ!」、将来結婚したら「子どもたっくさん産みつけたい」と語るはるかに「虫じゃないんだから!」など、春菜のツッコミが冴える漫才でした。

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マナー講師・白鳥かをる子による、厳しくもホラーなはるかの花嫁修業VTRに続いてはコント『野球場』。野球場で働くビールの売り子に扮した2人が登場したとたん、客席からかなりのどよめきが。それに気づいた春菜が「いったんコレに慣れてもらい、ざわつきが落ち着くのを待ちます」と言い、笑いを誘っていました。おのののかちゃんのように、ビールの売り子からスカウトされてタレントになりたいと夢を語る春菜。しかし、2人でやったキャッチボールで魔球を投げまくる春菜にメジャーリーガーのスカウトが来てしまい、はるかの「こっちのスカウトか~い!」というツッコミで幕を閉じるというオチとなりました。

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次のブリッジVTRはなんと、リアルドキュメンタリー企画・春菜の逆ナンロケ。春菜の花婿候補を逆ナンするという企画で、春菜をお姫様抱っこできたら成功というものだったのですが、8人連続で断られ、最終的にはおちょけた若者たちに騎馬戦状態で運ばれる......という、悲しくもおかしな結末となりました。

続いてのコント『温泉旅館』では、春菜扮する旅雑誌のライターがとある温泉旅館に取材に行くと、はるか扮する女将が出てきて「支配人を紹介する」というのですが、でてきたその支配人ははるかが動かしているプペポンという腹話術の人形で......という、はるかのシュールワールドが炸裂した、見応えのあるストーリーのコントとなっていました。

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春菜がはるかと彼氏との(謎の?)いちゃいちゃを妄想するブリッジVTRを挟んで、続いてのコントは『放課後』。高校生クイズに出場する3人がクイズの練習をするという設定のこのコントでは、ゲストに女優の鈴木砂羽さんが登場し、ちょっと懐かしめ(?)のヤンキー女子高生をノリノリで演じていました。ジェスチャークイズの練習では、はるかがバスケをやっているジェスチャーをしているのに、出てくる答えは「死神!」「エジプトの壁画!」とジェスチャーが関係ないものばかりだったり、お下げ髪で声がいつもより1トーン高いアニメオタクの春菜の彼氏が紙に書かれたマンガの「まこと」だったり、練習の合間になぜか工藤静香の『嵐の素顔』を砂羽さんがカンペキな振り付けで歌ったりと、バラエティにとんだ見せ場の連続に観客は大爆笑でした。

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春菜がコンビの歴史を回想するVTRをはさんで、最後のコントは『結婚式』。はるかがイケメンの新郎と結婚式をあげるのですが、これでコンビが解散になるということを受け止められない春菜は結婚式に姿を見せません。代わりに(?)、新婦のいとこの姉・箕輪さんに扮した砂羽さんが結婚式を盛り上げようと余興を見せますが、運命の赤い糸に見立てた赤いロープをまっぷたつに切って「つなげます~」と言って失敗したり、結婚指輪をマジックで消したはいいのですが、指輪がどこにも見あたらないなど、不謹慎な行動を連発してしまいます。本人は失敗しようがおかまいなしに「はい、さわにゃんこ!」と不気味なキャッチフレーズとともに毎回お茶目なポーズをとるのですが、式には次第に不穏な空気がたちこめ......。そんなとき、ふいに安室奈美恵の『CAN YOU CELEBRATE?』が流れてきて、春菜が登場! はるかの希望通り、『CAN YOU CELEBRATE?』を切々と歌い上げる春菜......と思いきや、間奏で場面が一転! 一瞬の早着替えでPSY(サイ)に変身した春菜が、『江南スタイル』を完璧なダンスで熱演します。観客はこの日一番の盛り上がりを見せました。

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ラストは砂羽さんも交え、3人でのエンディングトークが行われました。先ほどの『江南スタイル』のあまりの盛り上がりぶりに「こんなに盛り上がって、『あたしホントにPSYなのかな?』って思った」と春菜がコメントします。また、砂羽さんはコント中に披露した2700の「右ひじ左ひじ」ネタについて、2700・ツネ本人からコツを教えてもらったと話していました。春菜は最後に、限定1個のグッズである春菜の成人式の写真がレーザーで彫刻された3万円のクリスタルを「魔除けになりますから買ってください!」と猛アピール。2日目の終演後に無事に買い手が現れたようでした。

結局、当初の目標だった「単独ライブで結婚式」はコントで終わってしまいましたが、いつの日か本当にそんな日が来るかも!? 人々にハッピーな笑いを届け続けるハリセンボンの2人に、これからも目が離せません!

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品川ヒロシ、東京国際映画祭での審査委員を振り返り「英会話のスキルを上げたい」

9日間に渡って開催された『第27回東京国際映画祭』。
最終日の10月31日(水)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われたクロージングセレモニーでは各賞が発表され、『神様なんかくそくらえ』がコンペティション監督賞と東京グランプリの2冠に輝きました。

"SAMURAI(サムライ)賞"にて北野武監督、ティム・バートン監督の豪華2ショットが実現したり、『紙の月』で最優秀女優賞に輝いた宮沢りえさんが艶やかな着物姿を披露するなど、華やかなセレモニーが続くなか、コンペティション審査委員の一人として参加した品川ヒロシの姿も。

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続いて開かれた審査委員&受賞者記者会見では、コンペティション審査委員を務めたジェームズ・ガンさん、イ・ジェハンさん、ロバート・ルケティックさん、エリック・クーさん、デビー・マクウィリアムズさん、そして品川ヒロシの6名が登壇し、今回の東京国際映画祭や審査について総評をそれぞれ述べます。

審査委員長を務めたジェームズ・ガンさんによれば、「いろんな映画祭の仕事をしていると、一人、二人、"この野郎、なんちゅう野郎だ!"っていう人が必ずいる」そうですが、今回は「一人がエゴを通してでもっていうことがなかった意味においても、仲のいい6人組でした」と6人の仲の良さを強調します。
また、『神様なんかくそくらえ』については、「一番自分たちにインスピレーションを与えてくれた」「映像、物語、演技のバランスが素晴らしい」とべた褒め。

総評のしんがりを務めた品川は、「審査員のメンバーとご飯を食べたり、それがすごく楽しくて」と他の5人同様に親しげな関係を伝えるも、「ただ、ホントはもっと通訳なしで、映画の話をしたかった」と、他の5人が英語で直接会話していた様子を振り返ります。
さらに英会話教室に通っていることを明かした上で、「"美味しいお寿司屋さんどこ?"ってのと、"この食べ物は何?""お好み焼きだよ"」といった会話しかできなかったことから、「もうちょっと英会話のスキルを上げたいと思います」と持ち前の貪欲さをチラリ。

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また、審査方法が多数決ではなく、ディスカッションだったことも貴重な体験だったらしく、「もっと仲悪くて、もっと時間が長くなれば、映画になるなって思いました。今回のメンバーでの審査は、仲良すぎて、映画としてはつまらなくなっちゃうかな(笑)」と言って笑いを誘います。

最後に品川は「ホントに楽しい日々を過ごせました。みなさんに感謝したいと思います」と感謝の意思を伝えました。

なお、『第27回東京国際映画祭』各賞の受賞作、受賞者の詳細は、公式サイト(http://2014.tiff-jp.net/ja/)でご確認ください。

©2014 TIFF
【品川ヒロシ】【品川庄司】【品川祐】

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