てのりタイガー・渡瀬瑞基がプロレスラーへ挑戦! よしもと&プロレス団体『DDTプロレスリング』2団体への所属を発表!!
5月31日(日)、東京・後楽園ホールにて開催されたDDTプロレスリング主催の『Audience2015』において、てのりタイガー・渡瀬瑞基が、弊社とともに同プロレス団体に練習生として所属し、プロレスラーデビューを目指すことが発表されました。
同興行の休憩後、後半戦スタート前に、DDTプロレスリング・高木三四郎代表取締役社長、同団体・鶴見亜門ゼネラルマネージャー、弊社・大谷重雄マネージャーとともに、スーツ姿でリングに上がった渡瀬。鶴見ゼネラルマネージャーから練習生としてよしもととDDT2団体所属してプロレスラーを目指すことが説明されると、会場の観客からは「おぉ~~!」という大きなどよめきが起こります。
高木社長は、渡瀬について「若いですし、何より本人が本当に真面目にプロレスをやりたいとアピールしてくれた。僕としても、彼の気持ちに応えたいと思い、今年から新人と混じって練習してもらっています」と彼の熱意を伝えつつ、「一からいろいろと教えていって、ゆくゆくはダイビングヘッドバッドを教えたい」とコメント。緊張のせいか、ずっとこわばった表情を浮かべていた渡瀬でしたが、この言葉にようやく笑みがこぼれます。
大谷マネージャーは、渡瀬が渋谷にあるヨシモト∞ホールを中心に活動していることを説明しつつ、「彼から"どうしても諦められない夢がある"と相談されて。DDTさんと競技の結果、2団体所属するということを寛大に了承していただきました。芸人としての渡瀬とビジネスパートナーを今後も築きつつ、プロレスラー・渡瀬のことを応援していきたいと思います」と激励しました。
「自分は普段よしもとで芸人として活動しています」と切り出した渡瀬。「小学生の頃から憧れていたプロレスラーを目指すことになりました。"芸人を続けながら(プロレスラーを)目指していい"と言ってくれた高木社長、そしてよしもとにも感謝したいと思います」と、両団体への感謝を述べます。
そして、「いちばん感謝しているのは、"頑張れよ"と言ってくれた相方(村潤之介)です」とコメント。「どうしても今日は観に来てほしいと、相方にチケットを渡したのですが、今朝お腹が痛くて行けないと言われまして」と発すると、客席からドッと笑いが。「1日でも早くデビューして(みなさんに)応援してもらえるよう頑張ります!」と決意表明します。渡瀬の並々ならぬ熱意が伝わったのか、客席からは「頑張れよー!」との声が。その方向に、笑顔で丁寧に何度もお辞儀しました。
全興行終了後、高木社長と大谷マネージャーとともに囲み取材に応じた渡瀬。
「小さい頃からなりたいなと思っていたんですけど、そのころは体が小さくて諦めていたんです。最初に観たプロレスラーは獣神サンダー・ライガーさんでした。芸人になってプロレスを観ているうちにやりたい気持ちが募ってきて、よしもとに相談したところ、DDTを紹介してもらいました。DDTはいちばん面白い団体だと思いますし、ここに入りたいという気持ちになりました」と会見に至った経緯を説明。1ヵ月ほど前から、練習に参加しているそうです。
先ほどのお披露目については「普段立っている劇場とは全然違うので不安だったんですけど、お客さんが温かく迎えてくれたのでいっそう頑張ろうと思いました」と改めて意気込みます。
真剣な表情で記者の質問に答える渡瀬ですが、高木社長に「男色ディーノ(※同団体の所属選手。公式サイトによると、リング上でイケメンレスラーの唇を奪っているとか)との対戦があるかもしれないけど、大丈夫?」と訊ねられると、ようやく笑顔に。「大丈夫です!」と言いつつ、「本当に?」と念を押されると「そのときは相方(村)に代わってもらいます」と笑いながら語ります。相方である村には大谷マネージャーに相談する前に「プロレスラーを目指したい」と告げたそうですが、「"わかった。頑張れよ"と言ってくれました」と、すんなりと気持ちを汲み取ってくれたことを打ち明けました。
プロレス練習生と芸人の比率を訊かれて「今は8:2くらいです(笑)。(もしプロレスの試合とお笑いの賞レースの日がかぶったら?)プロレスを取ります!」と答えた渡瀬に、「大丈夫?」と心配する高木社長。も、「これだけ情熱を傾けてくれるのが嬉しいですよね。"体はまだでききってないよね"と伝えたら、自分で率先してジムにも通ってくれている。やる気と情熱はあるので、実現させていかないといけない」と厳しくも優しい言葉を。大谷マネージャーも「生半可な気持ちではできないでしょうからね」と激励します。
今後、"若い力が主人公となる"というコンセプトを掲げた同団体の新プロジェクト「DDT NEW ATTITUDE」でのデビューを目指す渡瀬。
「1日も早くデビューしたい。8月(23日に東京・両国国技館で行なわれる『両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~』)でデビューできたら」と語った渡瀬へ、「生意気だなぁ!」と笑いながらツッコむ高木社長。「怪我をしないスキルを身につけないといけないとは思いますが、あとは本人のやる気と努力次第。最低は半年かかりますけど、もしかしたら特例もあり得るかもしれない。とにかく本人の努力次第」と言及します。
デビュー戦を観に来て欲しい人を訊ねられると、「家族と芸人の先輩や後輩......仲間ですね」と返答。「特に同期には観に来てほしい。僕はNSC15期生なんですけど、(横澤夏子、ニューヨーク、デニス、マテンロウ、おかずクラブ、いぬなど)最近メディアで活躍している同期も多いので、僕はプロレスでがんばりたい」と続けます。また、レイザーラモンの2人からも「"俺たちの夢はお前に託した"と言われた」と激励されたことを明かしました。
「プロレスラーとしてはお客さんに愛される存在に。やられてもやられても立ち上がるような選手になりたいですね。芸人としては誰もやったことのないプロレスラー芸人としてメディアに出て、プロレスを広めていきたい」と今後の抱負を。そんな渡瀬へ、高木社長から「誰もやったことのない二足のわらじを同時に実現させてほしい。期待してます。ルックスもいいし、タイトル戦線も目指してほしい」と力強いエールをおくられました。
芸人として、プロレスラーとして今後頑張っていく、てのりタイガー・渡瀬を、今後も応援よろしくお願いいたします!
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