クルーズ船も仮装! 大阪市中央公会堂を中心に音楽、お笑い、ファッションなどミックスしてのハロウィンナイト開催!
10月31日、"水都大阪2015"の一環として「大阪のキタとミナミ 昼も夜も船上までもアソビつくそう!」のキャッチフレーズのもと『水都大阪ナニワハロウィンパーティー』を、大阪市中央公会堂を中心に開催しました。文字通り、昼から夜まで、そして街と水路を駆使して、大阪中をつないで盛り上がったこのイベント。メイン会場の大阪市中央公会堂(重要文化財)では、全フロアーを利用して、DJ、ライブ、お笑い、ファッションショーに仮装コンテストなど様々なエンターテインメントショーを展開。大阪市中央公会堂でのハロウィンイベントは今回が初の試みでしたが、大いに盛り上がりました。
定期船「とんぼりリバークルーズ」もハロウィンバージョンで登場。11時から21時まで15分間隔で出航しました。道頓堀では、「ドン・キホーテ」前の太左衛門橋船着場から『水都大阪ナニワハロウィンパーティー』参加者150名を乗せた船が出港。個性的なコスプレに身を包み、中之島バラ園までの"ハロウィンクルーズ"を楽しみました。
ゲストのバンビーノとR藤本が二手に分かれ乗船するというサプライズも。本町橋船着場では、夫婦円満とジュリエッタがお出迎え。バンビーノの船には夫婦円満が、R藤本の船にはジュリエッタが乗り込み、再び中之島へ向けて出発。夫婦円満はバルーンショーでも盛り上げ、参加者も大喜びでした。やがてハロウィン船は中之島ローズボートへ到着。パレード大使のバンビーノを先頭に、乗客150名と一般参加者やドラァグクイーンたちも加わり、350名という大所帯で大阪市中央公会堂までをパレード。その列も500メートル以上となりました。
メイン会場は重要文化財に指定されている大阪市中央公会堂。3階では一日限りのクラブが登場、開場と同時にウェルカムパーティーが始まりました。
メインステージではMCにケンドーコバヤシと福本愛菜が登場。まずはオープニングアクとして「若手お笑いバトル」が行われました。ゆりやんレトリィバァや馬と魚ら若手芸人12組が仮装で出演し、ネタバトルを展開。このコーナーでのMCはアインシュタインで、出てくるなり稲田は「僕の場合は、何もしないのが一番ハロウィンです」と自虐ネタで笑いを誘いました。ケンドーコバヤシの判定で一番面白かった芸人を決定し、優勝はカバと爆ノ介でした。
続いては、『キングオブコント』『THE MANZAI』のチャンピオンやファイナリストが登場した「かぼちゃStage」。アキナは漫才を、バンビーノはお客様を巻き込んでの"ダンソン"を、シソンヌ、天竺鼠はコントを披露しました。
大阪市中央公会堂の客席通路をランウェイに見立てたファッションショー、「MARVEL Stage」ではダコタ・ローズさん、ロバータ、福本愛菜らが登場、会場をカラフルに彩りました。コロコロチキチキペッパーズもMARVELのキャラクターに扮してランウェイを歩き、「中之島のハロウィン、やっべぇぞ!」とナダル、持ちギャグを交えてハイテンションで感想を語りました。
ネタステージ「おばけstage」では、コロコロチキチキペッパーズ、吉田たち、バイク川崎バイク、とにかく明るい安村が盛り上げました。「J:COM stage」でPASSPO☆が登場。『WING』を熱唱、さらに会場を熱くしました。
『水都大阪ナニワハロウィンパーティー』参加者は誰でも参加OKの「仮装コンテスト」もありました。当日受付で200人以上の方がエントリーされ、一次審査を通過した11組が本選へ。アニメキャラや有名人、道頓堀などをテーマにした、ユニークかつファンタジック、関西人ならではの独創性あふれる仮装を審査したのは、舟山久美子さん、でんぱ組.incの藤崎彩音さん、バンビーノ、ケンドーコバヤシ。賞金10万円のグランプリのほか、クリスマスディナークルーズペアチケットが贈られる「審査員特別水都大阪賞」、西川忠志と観る解説付き吉本新喜劇鑑賞券が贈られる「審査員特別かぼちゃ賞」、大阪市内全20店舗のクラブの年間フリーパスが贈られる「審査員特別おばけ賞」の3組を決定、『水都大阪ナニワハロウィンパーティー』ならではの賞品にも会場は沸きました。
この日一番の盛り上がりを見せたのはすっちー、池乃めだか、末成由美、吉田裕、中川貴志、清水けんじ、松浦真也、酒井藍らが出演したスペシャル版の「ハロウィン新喜劇」です。芸人たちもコスプレで登場、すち子に扮したすっちーは、コートを脱げばスーパーマン。池乃は"小さい『進撃の巨人』"。末成は「そのまんまやないか!」と言われつつも「魔女です」。酒井藍は鬼と、それぞれ個性的なコスチュームで笑いを誘います。中川貴志扮する中じぃは、コートの下はパンツ1枚という逆のパターンも。でんぱ組.incの夢眠ねむさんもゲスト出演、ウサギのスタイルで花を添えました。夢眠さんは吉田裕への「乳首ドリル」にも挑戦し、会場を爆笑の渦に巻き込みました。この「乳首ドリル」ではお客様とコール&レスポンスする一幕も。「半裸の男と一緒に"脇"と叫ぶなんて、日本も終わりね!」と毒を吐くすち子ですが、登場した際には恒例の"アメ撒き"をするなど、サービスたっぷりで楽しませてくれました。
一方、3階のクラブでは、でんぱ組.incのライブが。彼女たちの「ハッピーハロウィーン♪」の掛け声で始まり、『ちゅるりちゅるりら』『でんでんぱっしょん』など3曲を元気いっぱいに歌い上げ、色とりどりのサイリウムを手にした大勢のファンとともに大いに楽しみました。またTANAKA ALICEさんのライブでも盛り上がりました。ハイライトはDISHI DANCEと中田ヤスタカのDJパフォーマンス。圧巻のDJプレイもさることながら、フラッグやパネルなどの小道具や照明をうまく使って参加者たちを盛り上げたDAISHI DANCEさん。そして、プロデュースしたアーティストの楽曲をクラブテイストにアレンジしたポップなサウンドで会場が一つになった田中ヤスタカさんのDJプレイに誰もが魅了されていました。終盤では、コロコロチキチキペッパーズととにかく明るい安村がコラボでネタを披露。再びでんぱ組.incがハロウィンにふさわしい『永久ゾンビーナ』を熱唱し、DJイベントは幕を閉じました。
来場者は小さなお子様から大人まで年齢層も幅広く、そのほとんどがコスプレ姿。オリジナルのものから、アニメやゲームのキャラクターなどに扮し、ハロウィンならではの非日常感を味わっていました。また、若い世代の方にとっては大阪市中央公会堂のクラシカルで荘厳な雰囲気も新鮮な様子で、会場に足を踏み入れた瞬間、装飾美に目を見張る姿も印象的でした。ハロウィンをテーマに、音楽、ファッション、お笑いなど、多ジャンルのカルチャーがミックスした複合型エンターテイメントイベントを、来場者は思い思いに楽しんでいました。
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