童心に返って遊びを楽しむ「年末!平成ノブシコブシまつり」
12月28日(月)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「年末!平成ノブシコブシまつり」が開催されました。平成ノブシコブシ、デニス、とにかく明るい安村ら人気芸人が登場するライブとあって、会場はほぼ満席状態。
ライブ前半は芸人たちがそれぞれの持ちネタを披露します。トップバッターで登場したのは、沖縄で人気のトリオの初恋クロマニヨン。
会場から大歓声で迎えられた3人は観客の多さに驚きます。「みなさん、初恋クロマニヨンを知っていますか?初恋クロマニヨンを知らない方は奇声を発してください」と観客に呼びかけると客席から「きゃー」と奇声が。「いつもこの呼びかけをしているけど、本当に奇声を聞いたのはこれが初めてです」と戸惑っていました。沖縄のローカルCMを絡めたネタなどでトップバッターとしてステージを盛り上げました。
2番手はデニスが登場。
2人は登場するなり客席を見て、「まだ何もしてないのに笑っている人がいる」と、外国人のような見た目の植野行雄の自虐で笑いを誘いました。昔、学校の先生を目指していたという植野のトークから、「学校の先生と引きこもりの生徒」のコントが始まり、またも植野の風貌をいじって会場の笑いを誘いました。
続けて、御茶ノ水男子やピン芸人のピクニックが会場を盛り上げます。
その後、大歓声に包まれて登場したのは、とにかく明るい安村。
おなじみの"全裸ポーズ"を披露すると、観客からは歓声と拍手が起こります。観客からのお題で即興の「全裸ポーズ」をするネタでは、"釣り"や"家庭訪問"など、次々と難しいお題が出ますが、それに見事に応えると、より一層大きい歓声と拍手が沸き起こりました。
最後は平成ノブシコブシが登場。
前にネタをしていたとにかく明るい安村の「安心してください、履いてますよ」の物まねしながら登場すると、会場は大爆笑。「盛り上がってますか」と観客に問いかけると、2人が圧倒されるほどの歓声があがり、戸惑いつつもうれしそうな様子でした。昔話の"鶴の恩返し"にまつわるコントを披露するも、観客の反応に納得がいかなかったらしく、「こんな笑わない劇場は無くなってしまえばいい!」と毒を吐き、会場の笑いを誘いました。
全員のネタが終了し、後半は芸人たちがステージに再登壇して懐かしの遊びを全力でやってみるコーナーへ。
最初の遊び、缶蹴りではデニス・植野が鬼になってスタート。他の芸人たちはステージだけでなく、観客席も使って全力で隠れ始めます。しかし、植野はなかなか芸人たちを見つけることが出来ず、次々と缶を蹴られてしまい、その度に客席は爆笑に包まれました。
「ドッジボール」では、客席の子どもたちがステージ下からボールを当てる役となり、芸人1人を指名して子どもVS芸人の一騎打ちというルールで行うことに。
なぜか子どもたちの指名がピクニックに集中し、「沖縄でピクニックブームが来ている」と芸人たちは不思議そうな様子でした。子どもたちのボールを次々とキャッチし、満足そうな様子の芸人たちでしたが、平成ノブシコブシ・吉村の呼びかけで大人との一騎打ちになると、簡単にボールを当てられてしまい、悔しそうな様子でした。
エンディングでは、仕事の都合で先に帰ったとにかく明るい安村とピクニックの他に、いつの間に消えた芸人がいるという不思議なハプニングが発生しますが、芸人たちは「子ども心に帰って遊びを楽しむことができた」と満足そうに語り、終演を迎えました。
【平成ノブシコブシ】【とにかく明るい安村】【デニス】【御茶ノ水男子】【ピクニック】【初恋クロマニヨン】