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2011年9月

【ライブレポート】京橋吉本新喜劇SP

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 東日本大震災の被災地へ笑いでエールを送ろうと、9月17日(土)~19日(月・祝)の3日間、京阪神の各所で展開中の『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』。会場の一つである京橋花月では、3日間限定のスペシャルな新喜劇を上演しています。辻本茂雄、川畑泰史、吉田ヒロ、末成由美ら新喜劇を代表する人気者が一堂に会するという豪華なもので、連日、立ち見まで出る大入り満員を記録中! タイトルは、ズバリ『フレー! フレー! 日本!』。笑いを通じて人との絆の大切さを描く、ハートウォーミングなストーリーです。18日(日)も、びっ子からお年よりまで幅広いお客さんが会場を埋め尽くし、開演を今か今かと待ち受けました。
 舞台は京橋の、とある公園。バタヤン(川畑泰史)はここで、屋台のたこ焼き店を切り盛りしています。少々おっちょこちょいなのか、通りかかったカップルから「写真を撮ってください!」と頼まれても、ボケ倒すうちフィルムを使いきってしまう大失態。そこにバイトとして雇われている謎の老人・茂造(辻本茂雄)や、近隣の花屋さんのヒロ(吉田ヒロ)とその母みどり(若井みどり)が加わり、さらに騒動を大きくしてしまいます。

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 新喜劇を代表する人気キャラクター・茂造の登場には、客席からひときわ大きな歓声が。大切な客も追い返してしまう傍若無人なふるまいで、さっそく爆笑をさらっていました。
 バタヤンは超のつくお人よしで、困っている人がいたら見過ごすことができません。スーツ姿の男(今別府直之)には父の形見のカメラを、酒屋のけんじ(清水けんじ)には今別府からお礼にもらったネックレスを、それぞれあげてしまいます。ついには金を無心に来た見知らぬ男(ランディーズ・中川)にまで、言われるままにお金を貸してしまうバタヤン。男はバタヤンに感謝のしるしとして、タイムトリップできるという不思議な時計を残していきます。

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 ここでは入れ替わり登場する芸人たちに課せられる、茂造からの“愛の無茶ブリ”が大ウケ。四苦八苦しながらギャグやアドリブで切り返す姿に、客席も笑いと拍手で応えます。

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 そんななか、たこ焼きを買いに来たすち子(すっちー)の妹・真希(前田真希)に、バタヤンは一目ぼれ。ところが、ストーカーに追われて駆け込んできた鈴乃(家門鈴乃)を、「またお人よしで損をする」と茂造に止められ助けなかったことから、事態は思わぬ方向へ。通りかかった青年(西川忠志)が代わりに助けると、実は鈴乃がすち子・真希の妹だったことが判明! それを知った真希は青年と恋に落ちてしまったのです。

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 本人のキャラクターそのままのさわやかな青年役を演じた西川は、濃ゆ~い舞台に吹きぬける、まさにそよ風!? と思わせて、自己紹介ではしっかり父・きよしのモノマネも披露する大サービスで沸かせました。
 「あの時、自分が助けていたら……」。落ち込むバタヤンのため、茂造らは例の時計で時間を戻し、マキとの仲を取り持つことに。時計をセットすると、末成由美率いる3人の妖精が現れ、無事に時間を巻き戻してくれました。しかし、このとき末成が披露した珍妙な歌とダンスに、茂造らは納得いかない様子。「赤のやつ(末成)だけ無理してるやろ!」「なんやその前髪!」と次々ツッコミを入れ、ついには逆ギレされる始末です。

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 こうして時間を戻した4人は、なんとかバタヤンとマキをくっつけようと四苦八苦。一時は茂造の失敗で、すち子と付き合うハメになってしまったバタヤンでしたが、二度目のチャレンジで無事、ストーカーを撃退して真希とカップルに! めでたしめでたし……と思いきや、さらなる問題発生!

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 実はバタヤンが撃退したストーカー(松浦真也)は、とある組の親分(帯谷孝史)の息子だったのです。親分は、息子にけがをさせた慰謝料として200万円を請求。子分(安尾信乃助)らとともに脅しをかけますが、茂造からは湯沸かしポットと間違われ、子分は命令を聞き間違えなぜかバントの名手・川相のマネを繰り返すなど、てんやわんやの大混乱に。ついには茂造が帯谷の顔と本物のポットを並ばせ、客席を爆笑の渦に巻き込んでいました。

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 ドタバタの末、店を大きくするために貯めていた資金や、大事な屋台の備品まで取られてしまったバタヤン。しかし、「お金やモノは失ったけど、大事な人たちがそばにいる。前を向いて頑張っていこう!」と決意します。すると、今別府、清水らバタヤンに助けられた人が、お礼の品を持ってやって来ました。そして、お礼に来たと思いきや、「あと15万貸してください!」と懇願する中川には、せっかく返してもらったカメラやペンダントをまたまた譲ってしまうバタヤン。人と人は助け合って生きている、というメッセージが込められたエンディングに、割れんばかりの大喝采が送られました。
 なお、終演後は、辻本、末成らがロビーで募金活動を実施。たくさんの方が列を作っていました。皆さん、ご協力ありがとうございました!
 『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~ 』も、残すところあと1日! 19日(日)も楽しいイベント満載で皆さんをお待ちしています。もちろん新喜劇も上演いたします。ぜひお近くの会場に、足をお運びください!

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【辻本茂雄】【川畑泰史】【吉田ヒロ】【末成由美】

【ライブレポート】ぐっさん&友近歌謡ショー

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9月17日(土)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の一環として、大阪・なんばグランド花月にて『ぐっさん&友近歌謡ショー』が開催されました。

豪華出演陣とあって、たくさんの立ち見が出るほどの大盛況ぶりです。そんななか、山田花子が登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。

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トランペットでDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」を披露した花子ですが、うまく吹くことができず、もう一度やり直すことに。2度目の挑戦もたどたどしい演奏となりましたが、無事に演奏を終えた花子から「ぐっさん&友近歌謡ショー、スタート!」と開会宣言が告げられました。

舞台後方から、スパンコールが輝くジャケットに身を包んだ山口智充ことぐっさんと、黒で統一したシックな装いの友近が登場すると、会場はいっそうの大きな拍手と歓声に包まれます。開演直後とは思えないほどの熱気に、「もう10年くらいやっていたかのような雰囲気を醸し出していますね」とぐっさん。先ほどオープニングアクトをやり遂げた花子が登場し、「トランペットは旦那さんから2時間5000円で教わっているんです」と話すと、ぐっさんは「ええ生徒さんですね〜!」と感心(?)していました。

続いて登場したのは、森三中・黒沢。金色のかぶり物を装着した“千手観音かずこ”スタイルで登場し(歌謡ショーということもあってか、金色の衣装ではなくピンクのドレスを身にまとっていました)、『キューティーハニー』を大熱唱。が、歌詞も音程も相変わらずめちゃくちゃで「(開演時間が)15分押したの~!」と何度も絶叫し、ぐっさんに「主旋律を守れないの?」とツッコまれていました。

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「私のパイセンです!」と友近に紹介され、登場したのは矢野兵藤・矢野。「タイガー&ドラゴン」を歌いながら客席に降り立つと、多くの観客から握手を求めらます。テレビサイズの音源を自ら持参したという矢野ですが、昨日のリハーサルでなぜかフルコーラスが入っていることが判明。「歩きながら歌っても歌詞飛べへんから、僕はいいですよ」と、本番でもフルコーラスを披露しました。

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テンダラー・白川とハロー植田によるユニット“D’z”による「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」では、B’zのボーカル・稲葉浩志さんのクオリティの高いモノマネを見せたハロー植田。白川もギターの松本孝弘のモノマネをするのかと思いきや、リズミカルなエアドラムを披露していました。

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「勢いのある若手」枠では、まず2700が登場。彼らのネタを音源化した「右ひじ左ひじ交互に見て」を八十島が歌い上げると、ツネは切れ味鋭いダンスで会場を盛り上げます。続いて、「ダンシング・クイーン」のイントロの合わせて登場したのはABBA……ならぬ、AGGO(アゴ)。いがわゆり蚊、諸見里大介、土佐駒・長尾、アインシュタイン・稲田というアゴに特徴を持った芸人たちによるユニットだったのですが、いがわの熱唱中に長尾がステッキを乗せ、稲田が風船を割り、諸見里が木材割りと“アゴ芸”を披露すると、会場がざわざわとどよめきます。トーク中は、滑舌の悪い諸見里の話をぐっさんが聞き取れず、「コンプレックスれしゅ」(諸見里)「コンプレックスレス?」(ぐっさん)「いや、違いましゅ。コンプレックスれしゅ!」(諸見里)というやりとりが何度も行なわれていました。

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新喜劇からはすっちー&松浦真也が登場。抜群のギターテクニックと歌声を持つ松浦の芸に、「僕の理想芸です!」とぐっさん。ただ、「しゃべりが苦手で、いつも座長に怒られている」そうで、演奏中はすっちーが饒舌なトークで観客を引き込んでいきます。また、演奏後には友近とも抜群なコンビネーションを見せたすっちーに、ぐっさんは「どんな人とでもユニット組めますね!」と感嘆していました。

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料理研究家のケンタロウさんに扮して登場したのは、レイザーラモン・RG。「CHA-CHA-CHA」「君は100%」「愛をとりもどせ」の3曲に得意の“あるあるネタ”を盛り込み、会場を湧かせました。

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「歌声自慢の3組」では、まずエハラマサヒロによる「雪やコンコン」(童謡の本当のタイトルは「雪」ですが、エハラバージョンは「雪やコンコン」です)で、美しい歌声を披露。終盤に、得意のダンスを披露すると会場の温度はヒートアップ! 友近も感心する歌声&パフォーマンスですがそのセンスを見初められ、なんとガールズロックバンド「SCANDAL」のMAMIさん&TOMOMIさんのユニット「どぼんどぼんど」のデビュー曲を作詞・作曲して欲しいというオファーが来たそうです。

プラスマイナス・兼光はオール阪神・巨人の巨人のソロデビュー曲「桜の手紙」を、モノマネをしながら熱唱。本人かと聴き間違うほどの歌声に、会場は笑いと感嘆に包まれます。続いて、相方の岩橋が登場。「僕の体つきを歌にします」とTシャツを何度も脱ぎながらおもしろフレーズを言うというパフォーマンスを何度もしながら、押さえきれない癖を連発。最後はマジものまねとして、木山裕策さんの「HOME」、徳永英明さんの「レイニーブルー」を1小節歌います。あまりの上手さに、観客も驚いていました。

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ここで、ぐっさんが桑名正博の「月のあかり」を歌いながらモノマネを披露します。歌詞ではなく「ばべぼばべぼ」を連発するぐっさんに、友近から「言い過ぎですよ」と柔らかいツッコミが入ると、「ご本人の前でやったら、“ばべぼばべぼ言い過ぎやで”って言われたんです。やけど、桑名さんが僕より多く言っていた」というエピソードが語られました。

イベント中盤には、スペシャルプログラムが行なわれました。
中学1年生もしくは2年生の頃、歌はもちろんお笑いに興味のあった友近は「司会の太平サブロー・シローさんにモノマネを見てもらいたい」という思いから、『全日本ジュニア歌謡選抜』に応募し、準優勝に輝きました。
今回は「約25年振りにお会いする大平サブローさんに、あの時披露した“Long Night”を聞いてもらいたい」ということで当時の映像が流れるなか、大平サブローの前で「Long Night」を熱唱という、かねてからの夢を実現しました。若かりし頃の友近は思春期まっただ中。準優勝という素晴らしい成績を残したにも関わらず、照れくさかったせいか、映像の中の彼女に笑顔がまったくありませんでした。時を経て、今は笑顔で舞台に立つ彼女に、サブローから「笑えますね、今は」という温かい言葉がおくられました。

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芸能生活36周年を迎え、「36=サブロー」にちなんで「36のムチャ振り企画」を行なっているサブローに、「昔から俳優の雨宮良さんと師匠が似ているなと思っていたんです。雨宮さんといえばタップ……ということで、師匠にはタップダンスをしていただきたい」とリクエストした友近。18歳の頃に習って以来、タップダンスはやめていなかったというサブローですが、この日は友近の歌うミュージカル『アニー』で知られる「Tomorrow」に合わせて軽やかなステップを披露しました。「練習で太ももがパンパン」と語っていたサブローですが、「これを機に続けていこう思うてんねん」と、タップダンスへの興味が再燃したようでした。

続いて行なわれたデュエットでは、まず末成由美が浅越ゴエを引き連れて登場。「人生は過ぎゆく」というシャンソン・ソングを歌いながら、「好きよ~」とタキシード姿の浅越に迫るというセクシーなパフォーマンスを披露します。

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また、大木こだまと海原さゆり夫妻は「浪速恋しぐれ」をしっとりと熱唱。旅行先の福岡でカラオケボックスに行き、2人で練習をしたそうなのですが、「嫁はんとカラオケボックスに行くのはおもろない!」とぼやくこだまでした。

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「美声2人のマジ歌」ブロックで登場したのは、森三中・大島と川畑泰史。真っ白なドレス姿で登場した大島が「Everything」を歌い上げると、お客さんも聞き入っていました。ぐっさんは「いつもケツばっかり出してますけど、今日は違いますね」と誉めつつも、「ただ、一番気持ちええところを歌う顔はケツみたいでした」と落とすことも忘れません。
川畑は福山雅治さんの「squall」を素敵なしゃがれ声で熱唱したのですが……なぜか福山さんとは似ても似つかわしくない扮装で登場。「京橋花月での新喜劇が終わって、この衣装がNGKに来たら用意されていた」と語る川畑に、ぐっさんが「どこかで“福家工務店”に変わったんでしょうね」と返し、笑いを誘っていました。

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続く、「NGKならではのパフォーマンス」は個性派ぞろい。
まずは、おかけんたがデビルマンの格好に扮し、アニメのテーマソングを披露。クオリティの高さに感心するぐっさんと友近でしたが、前日のリハーサルまで翼が真っ白だったそうで、「とっかん工事やったんですよ。普段は羽が生えてないんで、舞台袖から出てくるのとはけるのをリハーサルで確認せなあかんかったからね」と丁寧に説明していました(もちろん、本番は完璧な赤い翼でした)。

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本日二度目の登場となったレイザーラモン・RGは、「F1のテーマソング」のエレクトーンの音を声マネ。笑いと上手さのバランスが絶妙なパフォーマンスで、会場を一体化させます。

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EXILEのヴォーカルオーディションを受けた経験を持つちゃらんぽらん冨好は、ぽっちゃり芸人のD-ハツラツを引き連れて登場し、「WON'T BE LONG」を熱唱。D-ハツラツのくどいパフォーマンスに、最後は「むさくるしい!」と絶叫していました。

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ぐっさんによる「戦士の休息」熱唱後は、2人で歌うということに。ぐっさんは井上陽水さん、友近は中森明菜さんをマネて「飾りじゃないのよ涙は」を披露したのですが、2人の息ぴったりなハモリに会場は大盛り上がり!

エンディングで集合した個性的な出演者陣に、「いろんな人がいてますよ。恐ろしいです、よしもとは」という友近の言葉どおり、非常に内容の濃いパフォーマンスに、客席からは最後まで大きくて温かい拍手&声援がおくられました。

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

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【ライブレポート】『東日本大震災復興支援企画チャリティーオークションイベントvol.3』

「みんなを、笑いでつなごう。」をテーマに、東日本大震災の被災地へのエールを込めて、9月17日(土)~19日(月・祝)の3日間、京都・大阪・神戸で繰り広げられる大規模イベント『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』。
 大阪・難波のヨシモト∞ホールOSAKAでは、チャリティーイベント『東日本大震災復興支援企画チャリティーオークションイベント』が行われていました。
 このオークションイベントでお客さんからご協力いただいたお金は、赤十字を通して東日本大震災の被災地へ寄付されます。
 たむらけんじがMCを務めた19:00~のイベントは、この日3回目。3回を通して出演している桜 稲垣早希から「1回目、2回目で、NMB48のTシャツが最高金額の11万円で落札されました!」と発表されると、客席からはどよめきが。しかも、1回目、2回目ともに11万円で落札されたそう。
 オークションのルールは、最低金額は100円から。上限はかなり高額になってしまった場合、チャリティーイベントということで、ある程度のところで金額を決めてジャンケンしていただく形になります。落札した品物は、すぐにお渡しして持ち帰っていただくことが可能。商品受け渡しのお手伝いに、つぼみのメンバーも登場しました。さて今回は、どんな商品が登場するのでしょうか?

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 トップバッターは、MCのたむらけんじ! ……がしかし、少し不安げ。早希ちゃんが「皆さん、いい商品を持ってきてくれてますから」とプレッシャーをかけると、「違うねん、俺、チャリティーオークションを前にやって、そのときに獅子舞とかいろいろ出してしまったから、ないねん!」と弁解しつつ、スニーカーを出品しました。
 早希ちゃんやつぼみのメンバーから「ヨダレみたいなん付いてる」、「気持ち悪い匂いがする」などと言われながらも、100円からスタート。無事、2000円で落札されました。

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 ふたり目にはさっそくゲストにNMB48の小谷里歩、東由樹、藤田留奈が登場。1回目、2回目と、11万円を叩き出したNMB48メンバー全員のサイン入りTシャツが早くも登場しました! しかし、3回目だからなのか、なかなか金額が上がらず……。小谷は「お願いします! 怒られちゃう……」とドキドキしている様子。すると客席のファンから「りぽぽ(小谷)が着ればいいねん」という声が! 小谷がTシャツを着たとたん、値段が一気に跳ね上がり、10万円で落札。「少しでも被災地の人の役に立てたらうれしいです」と喜んでいました。

 

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 藤井隆も、商品持参で会場に登場。藤井が出品したのは、藤井のメイクさん手作りという世界でひとつだけのiPhoneケースは、2200円で落札されました。

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 宮川大助・花子のおふたりは、家に飾っていたというお茶の水ハカセの瀬戸物の置物を出品。さらに副賞として、サイン入りの宮川花子の著書「夫婦の轍」などを付き。テレビショッピングのようなマシンガントークでアピールした甲斐あって、10,000円で落札されました!

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 山崎邦正は、「いつも気合を入れるときにかけていた」という、伊達メガネを出品。モリマン対決のときは必ずかけていたそうです。さらに、モリマン対決での苦労話も披露していました。思いのこもったメガネは、5000円で落札。

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 月亭八方は、ミニ扇子など落語家ならではのアイテムに、愛用のバッグを出品。20,000円の落札価格が付き、感激した八方が、10月にNGKで行われる独演会のチケットをペアでプレゼントするというサービスも!

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 バッファロー吾郎・竹若は、オシャレな伊達メガネを出品。木村も『ダイナマイト関西』などの自身のライブDVDを出品。5500円で落札されました。

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 会場には姿を現さなかったものの、客席からどよめきが起きたのはサバンナが出品したコントで使ったという人形。かわいさと不気味さが同居した個性的な人形に、「どないしたんやろ、高橋。なんの説明もなくこんな人形が送られてきたら怖いやんけ……」と怖がっていました。

 さらに、中田カウス師匠や西川きよし師匠、ケンドーコバヤシや宮川大輔など芸人たちのほか、優木まおみさん、トリンドル怜奈さん、misonoさん、さらにスポーツ界から野球選手の高津臣吾さん、プロゴルファーの佐々木慶子さん、全美貞さん、プロボクサーの内藤大助さんなど、たくさんの人たちが出品。次々と落札されていきました。

 最後は、つぼみのメンバーも出品。自分たちの私物をセットにした商品は、なんと7万円で落札!

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 エンディングは、つぼみが『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』テーマソング「よしもトレイン」をお披露目。大盛り上がりのチャリティーイベントとなりました。『東日本大震災復興支援企画チャリティーオークションイベント』は、18日(日)も開催! 皆さん、ぜひ遊びに来て下さいね!

9月18日(日)

東日本大震災復興支援企画チャリティーオークションイベントvol.4
12:30開場 13:00開演
料金:500円
出演:NON STYLE(MC)/桜 稲垣早希/つぼみ/キンチャク

東日本大震災復興支援企画チャリティーオークションイベントvol.5
15:30開場 16:00開演
料金:500円
出演:オリエンタルラジオ(MC)/桜 稲垣早希/つぼみ/キンチャク

東日本大震災復興支援企画チャリティーオークションイベントvol.6
18:30開場 19:00開演
料金:500円
出演:麒麟(MC)/桜 稲垣早希/つぼみ

YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

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『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』在阪5局生放送リレー中継を終えた東野幸治と藤井隆、ラフピー隊隊長のトミーズ雅が会見!

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 いよいよ開幕した『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』。初日の9月17日(土)、在阪民放5局連動の生放送リレー中継という、関西のテレビ史に残る放送が実施されました。放送は、11:58~毎日放送を皮切りに、13:00~読売テレビ、14:00~テレビ大阪、15:00~朝日放送、16:00~関西テレビの順で17:00まで実施。5upよしもとと各局、そして京阪神のイベント会場を中継で結びました。拠点となった5upよしもとで、5時間に及ぶ生放送をやり終えた東野幸治と藤井隆、そして、よしもと芸人とボランティアスタッフがタッグを組み、チャリティー募金基地を目指して梅田から難波を練り歩いたキャラバン隊、「みんなでラフピー隊」の隊長、トミーズ雅が会見に臨みました。
 まず、トミーズ雅がラフピー隊の1日を振り返り、「ボランティアのなかに小さい子供さんもいましたが、小さい子供の5kmはキツイよ! 雨が降るなか歩いて、いろんなところで募金して。ほんで、その思いが伝わったんでしょうね。歩いている人が立ち止まって募金を入れてくれて」と感激。さらに、各募金基地にいた若手芸人たちのことにも触れ、「芸人は『そこにおれ』って言うたらずっとおるからすごいわ! 三浦マイルドなんかは、お客さんが来たらマイルドフラッシュをやって。5時間、立ってるわ。皆さんの力のおかげ。ありがとうございます」と、若手芸人のがんばりもねぎらっていました。そして、「元気な人が元気じゃない人を助けるという、ボランティアの基本的な精神。僕らはまだまだ元気なので、それをそのまま東日本へ送りました」と語りました。
 生放送リレー中継を終えたばかりの東野幸治は、「各局がひとつになってひとつのことをするということで、みんなのためになってよかった」と話し、「こういうことを1年に1回やっていくのもいいですね。関西がひとつになって。大事でしょう? 年に一度、ひとつになって各局でなんかやるっていうのは、すごいいいことやなと思います」と語りました。トミーズ雅は、「来年は、サンテレビも入れましょうよ。あんなにタイガースの中継をしてるんやし」と持ちかけていました。藤井隆は、「番組がひとつ終わって、『ありがとうございました』と言ったとたん、すぐ次のオープニングになり、つながっていくというのが初めての感覚だったので、すごく楽しかったです。あと、裏で各局のお偉いさん方が名刺交換をされていたので、そういうのもすごく新鮮でした」と裏話を明かしてくれました。さらに藤井は「5時間だったんで、ヒゲがどんどん伸びてくるんですよ」とアゴを撫ぜ、その言葉を受けて「ライブ感がありました」と東野。記者から笑いが起きました。
 トミーズ雅は、「よしもとが本気を出したら、5時間どころか72時間テレビを明日できますよ!」と話し、「全員が漫才をやって、新喜劇も6本ぐらいやったらできるやろ?」と提案。さらに、よしもとが来年に100周年を迎えることにも触れ、「来年は100時間テレビをやりましょう!」と提案。そのとたん、東野と藤井が拍手! そして「言うときますよ、本当にやりますよ、この会社は! 各局リレーで100時間やって、漫才の出番は公平なくじ引きをして……」と夢を膨らませていました。

 そして、5局生放送リレー中継のなかで、各局のそれぞれの個性を感じたと話し、東野は「各局さんそれぞれに『これ、やったらよかった』って思うやつがあったと思うんですよ。それを毎年やっていったら、もっといいふうになるんちゃうかな」と意欲的。トミーズ雅も「これ、毎年9月の恒例になるんかな?」と言うと、東野と藤井は「やりましょう、やりましょう!」と盛り上がっていました。

 最終日の19日(月・祝)18:57~18:59には、在阪5局が『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』フィナーレイベントを同時生中継!
 各会場に遊びに来ていただくのはもちろん、テレビもぜひチェックしてくださいね!

YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

【トミーズ雅】【東野幸治】【藤井隆】

 

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【ライブレポート】YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~『ロザンの京都向上委員会』

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9月17日(土)~19日(月・祝)の3日間、京阪神一円で様々なお笑いイベントを同時多発で行う『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~ 』。初日の17日(土)も各地で『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』ならではのスペシャルイベントが繰り広げられました。

そのうち、京都会場のよしもと祇園花月では16時から『ロザンの京都向上委員会』が行われました。こちらは、ロザンを中心にゲスト芸人が“日本をよくする法案&政策”をプレゼンする『ロザンの日本向上委員会』の京都版。京都愛あふれるメンバーたちが登場し、それぞれ「京都はこうすればもっとよくなる」をプレゼンし、全員で楽しく討論しました。

その出演者とは、ロザンを筆頭にチュートリアル・福田、ザ・プラン9 浅越ゴエ、麒麟、天津、ダイアン、小泉エリの面々。また、特別ゲストに学生を代表して立命館大学の堀さんも登壇しました。ちなみに堀さんは、浅越の後輩にあたります。

かくして『ロザンの京都向上委員会』がスタート。一人ひとり、政策を発表していきます。その口火を切ったのが浅越。浅越が提案した政策は「神社仏閣へのICカード導入」というもの。その名も、お寺であれば「OSYACA」、神社であれば「AMATERASU OMICA」。このICカード、ただ拝観料等の支払い機能だけではありません。何度でも京都の寺社仏閣に足を運んでもらうために、各寺院等に特殊チップを仕込み、その仕込まれた場所を探り当ててカードをかざせば「ピッ」と反応、ボーナスポイントがもらえるというシステムも導入するとのこと。ポイントは京都市内での飲食等のサービスに交換できるとも。この政策には一堂、大賛成。ロザン・宇治原も「お寺とか神社でポイントを当てる回数を決めておいた方がいい」とさらに具体的な提案をしていました。ただ、ダイアン・津田は「めんどくさいやん」と否定的な意見でした。

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次は麒麟がプレゼン。ここでは川島がメインでしゃべります。田村はというと、川島の意見にことごとく賛成し、持ち上げる、いわば太鼓もち的役割で参加です。川島の政策は「京都タワー振興計画」。京都の玄関口に位置しながら、いまひとつ目立たない京都タワーをより知ってもらい、活用してもらうための秘策をクイズ形式で披露しました。そのクイズとは京都タワーに関するもの。京都タワーの高さや、その数字にまつわるもの、タワーには珍しい施設があることなど、京都タワーの豆知識が伝授されました。ちなみに、高さは131メートルで、その数字は建設当時の京都市の人口と同じ。館内には銭湯があるとのことです。さらに、無鉄骨で131メートルという高さは、ギネス・ワールド・レコーズにも認定されているそうです。

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京都生まれ、京都育ち、京都在住という生粋の京女である小泉エリは「京都バブリー計画」を提案。バブルの頃の日本は景気がよかったということで、京都の景気をよくするためバブルの時代を再びよみがえらせようというもの。この政策によれば、京都の男性に京都の女性をちやほやしてもらい、アッシー、メッシー、ミツグくんになってもらうとのこと。アッシーくんがよみがえれば送り迎えを車でしてもらえるので自動車業界が盛り上がる。メッシーくんにはおいしい食事に連れていってもらえるので、飲食業界が盛り上がる。ミツグくんにはお洋服、バッグなどを買ってもらえるので小売業が盛り上がると力説。そして男性には「ちやほや税」を課税し、その税金で女性たちはお花にお茶と自分磨きにいそしんでもらうとのこと。この「ちやほや税」に関しては、ちやほやしなければどんどん重税されるとのことで、男性にとってはなかなか厳しいものでした。

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と、ここで天津・向が質問。「僕みたいなオタクは、ちやほやしたくても女性に拒否される。その場合の税金は?」。「それは重税対象になります」と小泉。向にとっては理不尽他ならない答えが返ってきました。

続いてロザン・菅が政策を発表。「お寺の競争化」ということで、競争することでどんどん人を呼び込もうというものでした。菅によれば「金色のお寺が人気があれば、みんな金色にしてもよい」とのこと。熾烈な競争化社会を寺社仏閣にも取り入れようとのことですが、「で、結局競争させることの目的は?」という宇治原の質問に、「自分のお寺が儲かればそれでいいと思います」とのことでした。

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そして京男のチュートリアル・福田は「一人100円寄付」と記入。大好きな地元テレビ局、KBS京都をみんなで盛り上げようということで、京都を訪れる人に一人100円、寄付してもらうことを提案していました。と、ここで菅が「それやったら福田のギャラを下げたらええんちゃう? 徳井と一緒はおかしいやろ」と一撃。しかし福田は「金なら返さん!」と堂々と(!?)言い切っていました。

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堀さんも政策を提案。「『古都』という授業を義務教育化」というものでしたが、その内容は、小学生の間は女の子はお茶やお花を習い、男の子はお寺などに修行に行き、どうにもならないことがあることを学ぶ。中学生は日本を代表する京都の大企業から経営の精神などを学ぶという、それはしっかりした政策でした。「隙のないご意見。ほんまにやったらいいのに」と言う宇治原をはじめ、みな絶賛していました。しかも、トークもしっかりしている堀さん。麒麟・田村が「ほんまに素人かー!?」と絶叫する瞬間もありました。

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滋賀出身のダイアンも京都の向上のために政策を考えました。それが「京都の人は滋賀に優しくしないといけない条例」。西澤からは「“げじな”“しがさく”と呼ばれる」「京都の人に完全に見下され、バカにされている」「車線変更でなかなか割り込ませてもらえず、結局引き下がってどこへも行けずに滋賀まで帰ってしまう…」などなど悲しいエピソードが飛び出しました。そんな西澤を見て京都出身の川島、「お前だけなんか、終りの会の小学生みたいになってんで」と、政策プレゼンではなく陳情であることを指摘。宇治原も「被害妄想や」と追撃。ダイアンの政策はなかなか受け入れてもらえない様子でした。

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オタク文化を取り入れようと「京都オタク文化集中計画」を提案したのは、いわずもがなの天津・向。夢は「京都アニメパーク」を作ることだそう。しかも、萌え文化も取り入れ、舞妓さんアイドル「MIK48」も結成しようと。コンセプトは「会いに行ける舞妓」とどこかで聞いたことのあるフレーズ。と、ここで間髪入れず「舞妓さんは会いに行くもんや」と宇治原。それでも引き下がることなく、「水溜りをところどころにわざと作って、そこを着物を裾をちょっとだけ上げて舞妓さんが通る姿、そのチラリズムに萌え!!っとなるっ!!」と水溜りの提案までする向。そんな向に宇治原は、「そのために水溜りを作るなんて、何て民度が低い!」と一蹴していました。

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その横で終始黙って聞いていたのは天津・木村。あまりにも何も言わないので、みんなから「何かないの?」と聞かれ「僕は僕であるんです」と披露したのが、得意の詩吟。「木屋町とか四条とか烏丸とかかっこいい名前があるのに、先斗町だけちょっと名前の響きが浮いてる。だかあら、ぱんと、ぴんと、ぷんと、ぺんと、ぽんとって地名をつけたらいい♪」と吟じました。その内容にみな、「小学生の発想やん…」と絶句気味でした。

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最後は宇治原。その内容とは「学歴割」。学生の街という土地柄を生かし、大学での成績によって学割の割引率を変動していくという「学歴割」の導入を提唱。勉強すればするほど割り引いてもらえるので、学生たちはこぞって勉強し、また、遊びにも出て経済が活性化するだろうということが宇治原の狙いのようですが、「そもそも宇治原は京都大学を卒業してるからいいけど…」と一同はやや否定気味。中には「学歴だけが人生ではない」との声も上がりましたが、「勉強せえへんからしゃーない!」の一点張り。しかも、勉強しない人には割り引かれるどころか、割高になるそうで、こちらもなかなか厳しい政策案でした。

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すべての提案が出揃ったところで、お客さん人気で今日の一番の政策を決定することに。その判断は拍手の量だったのですが、最も支持率が高かったのが一番最初に提案した浅越の「神社仏閣へのICカード導入」でした。なかなか現実的な提案に、もしかしたら実現する日がやってくるかも知れません!?。そしてまた、次回も開催したいと菅。面白おかしく、そしてためにもなる芸人たちによる町づくりにご期待ください!

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『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~ 』は、18日(日)と19日(月・祝)も京阪神の劇場、特設ステージでイベントを開催! 『ロザンの京都向上委員会』のようなトークイベントからネタイベント、音楽系ライブにミュージカルと、趣向を凝らした内容でお届けします! ぜひ遊びにいらしてくださいね!


●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【ロザン】【チュートリアル・福田】【浅越ゴエ(ザ・プラン9)】【麒麟】【天津】【ダイアン】【小泉エリ】

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【ライブレポート】ブラックマヨネーズ×ゼロSP

5upよしもとのトップ組「ZEROメンバー」が、さらなる飛躍を目指すべく、東京で活躍する先輩芸人をMCに迎えるライブ「先輩芸人×ゼロSP」。「YOSHIMOTO WONDER CAMP」が初日を迎えた9月17日(土)は、ブラックマヨネーズが参戦しました。

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まずはステージにZEROメンバーの、ジャルジャル、スマイル、銀シャリ、天竺鼠、かまいたち、ウーマンラッシュアワーが登場。そして、先輩芸人・ブラックマヨネーズが登場すると、今もっとも忙しい2人の登場に大歓声が起こりました。

1つ目の企画は「5upどうかしてるぜ!大賞!!」。これは、ZEROメンバーが「どうかしてるぜ!」と思ったエピソードを発表し、ブラックマヨネーズ・吉田が本当に「どうかしてるぜ!」なのか判定をくだすという内容です。

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トップバッター、かまいたち・山内は「アントキノイノチ」と発表。「アントキノイノキさんを知ってる人やったら『?』ってなりますよ。でも、まったく関係のない泣ける映画作品って」。これに吉田は〝1どうかしてるぜ〟と評価していました。

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また、スマイル・瀬戸は、まるむし商店・東村が、京橋花月でのイベントで見せた「えっ?」と思う行動を発表。これには、ジャルジャル・後藤、スマイル・ウーイェイよしたかも東村に関するエピソードを続々と披露し、ブラックマヨネーズも苦笑い。

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続く、かまいたち・濱家の「ちょっと前に変わった新しいマネージャー」は、新しいマネージャーのおかしな言動を披露。すると、小杉も過去のマネージャーのミスを暴露する一幕も。

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銀シャリ・橋本は「度が過ぎる酔っ払い」と題し、居酒屋で目にしたひどい酔っ払いのエピソードを話しましたが、喉にポリープができ、声がかすれた橋本に一同がツッコんでいました。

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続いてのコーナーは、青Tシャツに身を包んだ「顔がシュッとしてるチーム」と、赤Tシャツの「顔に問題あるチーム」に分かれてのチームバトル対決がスタート。小杉の愛するB’zの楽曲タイトルで、本当にあるのかどうかを当てるクイズです。間違ったチームには、4つあるマヨネーズの中から1つを口にし、1つには辛子マヨネーズが入っているという罰ゲームが。まさかの大接戦で繰り広げられた中、最後は吉田が辛子マヨネーズを食べることになりました。

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そして、最後は「変身ウルトラソウル」ゲームを。チームの1人をユニークに変身させた方が勝利するものです。青Tシャツチームは、銀シャリ・鰻が変身。西川きよし師匠の顔のかぶりものに、野球帽とバッドを手にした奇妙(?)な姿に会場は大爆笑。ハードルの高い対決が予想される中、赤Tシャツチームは、吉田がロン毛のカツラに白い毛皮ジャケットをはおった姿で登場。小杉の判決は…青Tシャツチームの優勝で締めくくられました。

エンディングでは、ブラックマヨネーズの2人は「5upになってから始めてこの舞台に立ちました。大阪で舞台に立つのも久しぶりやった」と感想を語っていました。

なお、18日(日)、19日(月・祝)も、5upよしもとではさまざまなイベントが展開されます。若手芸人たちによる笑いが盛りだくさんなステージ。ぜひ会場に遊びにきてください。

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

【ライブレポート】エンカメリサイタル in WONDER CAMP ~演歌と笑いで心をひとつに!!~

友近が司会を務める演歌バラエティー「ザッツ・エンカ・テインメント」(ABCテレビ)がWONDER CAMPのステージに登場。「エンカメリサイタル in WONDER   CAMP ~演歌と笑いで心をひとつに!!~」と題し、9月17日(土)、大阪・アメリカ村にあるライブハウス・AVENUE A☆にて開催されました。

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オープニング、友近と助っ人の土肥ポン太は登場するなり「なかなか良い客層ですね。まさにシルバーウィークな感じです(笑)」と、演歌好きな年配のお客さんの多さに驚きながらも喜んでいる様子。さらに土肥は「大阪中の男前とべっぴんさんが集まったみたい」と会場を沸かせていました。

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そして、お待ちかねのステージがスタート。最初に登場したのは、友近らの後輩にあたる水木ケイ。〝ケイちゃん〟と書かれたうちわでファンに応援される中「お別れ出船」を熱唱。そして2曲目には、被災地の方への思いを込めて、中島みゆきさんの「時代」を歌い上げていました。水木の伸びやかな歌声に土肥も「シビれました」と絶賛していました。

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続いて、2人の大先輩にあたるWヤングの平川幸男が登場。まずは「路地あざみ」をしっとりと聴かせます。そして、8年ぶりのリリースとなる新曲「泣かせてばかり」を披露。汽笛で始まる雰囲気ある楽曲に、お客さんも思わず身体を揺らしながらリズムを取っておられる方も。歌い終わると平川は早々に「ちょっと聞いたぁ」「えらいすんまへん」のおなじみギャグもサービス。友近たちも大先輩のトークにツッコミながらも楽しんでいました。

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そして、次に登場した美女は……なんと!大平サブローです。女装して松尾和子さんの「再会」を流し目で歌う姿に、友近も「ほんまにキレイですよ」と驚きの様子。この日、サブローは、芸能生活36周年を記念したプロジェクト「36のムチャぶり企画」の1つで、坂田利夫からのムチャぶり「女装して何かしろ」に応えたとのこと。本人も「化粧したら、やっぱりオカンに似てるわ~」と、女装を楽しんでいる様子でした。

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4人目のゲストは、ご夫人方からの黄色い声援が飛ぶ坂井一郎さんです。まずは甘いマスクで「がんばれ援歌」を熱唱。そして、「第43回日本作詞大賞」の最優秀新人賞を受賞した「オカンのしおむすび」を披露されました。番組にも登場していただいたことのある坂井を、友近は「ほんまに男前でユニークな方なんですよ」とアピール。しかも、年齢が49歳と聞いて、その若々しさにビックリしていました。

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そして、いよいよラストのゲスト、美川憲一さんが登場です。美川さんはなんと、客席から登場する驚きの演出。鮮やかなブルーにラメが散りばめられたステージ衣装で、まずは大ヒット曲「さそり座の女」を披露。「憲ちゃん!」との声援に手を振りながら応えていました。そして「このイベントは東日本大震災の被災地支援ということで参加させていただきました。私たち歌手もできることから支援していきたい」とあいさつ。その後「柳ケ瀬ブルース」、そして新曲「涙はキランの泉」を披露し、「この曲は大人も無理をしないで自分のために泣いてもいいという思いが込められているんです」と紹介していました。

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締めくくりは、ステージに全員が集まり「大阪ラプソディー」を大合唱。「エンカメ」でしか見られない豪華な顔ぶれのコラボレーションで幕を閉じました。

なお、この模様は9月29日(木)の番組で放送予定です。心にしみる演歌と笑いたっぷりのトークでおくるステージをぜひ見てください。

●『ザッツ・エンカ・テインメント~ちょっと唄っていいかしら?~』
ABCテレビ(ローカル) 毎週木曜 深1・38~

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

2011年9月17日 (土)

みんなでラフピー隊が梅田~難波を歩いて東北にエール!

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 本日9月17日(土)、ついに開幕した『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』。この日は、みんなでラフピー隊が、東北の皆さまに元気と笑顔をお届けしようと梅田から難波の約5kmを練り歩きました! みんなでラフピー隊とは、「みんなを、笑いでつなごう。」をテーマに、よしもと芸人と一般公募で集まったボランティアスタッフがタッグを組んで、「Laugh&Peace」を願い、結成されたキャラバン部隊のこと。集まったボランティアの皆さんは、小さなお子さまから大人の方までおよそ300名! 隊長のトミーズ雅も感激していました。
 スタート地点は、大阪・茶屋町の毎日放送。ここから北御堂、難波神社、なんばグランド花月前YES広場という3つの基地で募金を募って移動し、ゴールの難波ラフピースクエアを目指します。
 スタート地点には、「とにかく募金を集めます!」と意気込むのトミーズ雅と宇都宮まき、そしてペナルティ・ワッキー、さらにスピードスケートショートトラック元オリンピック選手の勅使河原郁恵さんが集結。
 まずワッキーや若手芸人の面々が、ボランティアスタッフを引き連れて、12:20すぎに毎日放送をスタート! これから、約5kmの道のりを5時間かけて練り歩きます。

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 そして、隊長のトミーズ雅とまきちゃんは、ピンクのかわいいラフピーカーで募金基地だけでなくテレビ局各局を回り、募金のお手伝い。
 トミーズ雅は「フロントガラスが僕の顔でいっぱいになる」と心配していました。

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 みんなでラフピー隊がひとつめの基地である北御堂を目指して歩いている頃、かりんとうやGAG少年楽団、そしてNMB48の瀧山あかね、村瀬紗英、岡田梨紗子、矢倉楓子、村上文香、高野祐衣らが募金活動。雨が降ったり止んだりの空模様の下、「お願いしまーす!」と呼びかける声に思わず足を止めて、募金してくれる方々がたくさんいました。

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 13:30を過ぎた頃、ついにみんなでラフピー隊が北御堂に到着! ちょうど中間地点ということで、水分補給のため、休憩を取りました。

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 トミーズ雅とまきちゃんも、ラフピーカーで北御堂に到着。募金をがんばっていたメンバーたちに、ねぎらいの言葉をかけるトミーズ雅とまきちゃん。三浦マイルドが、すかさず「マイルドフラッシュ」を繰り出すひと幕も。
 そして、みんなでラフピー隊の無事を祈って、北御堂でお祈りしました。

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 ゴール地点の難波ラフピースクエアに無事到着し、17:00過ぎからイベントスタート。ゴール地点で待ち構えていたシルク、なかやまきんに君、レイザーラモンHGとRG、そしてチーモンチョーチュウを交えてトークを繰り広げました。雨の中、途中、何度か中断しながらも、なんとかたどり着いたラフピー隊。勅使河原郁恵さんは、「雨がザーッと降ったけど、雨には雨のよさがあるなと思いました」と前向き。さらに、「いろんな方と交流できたのも楽しかった」と、ラフピー隊の間でも絆が深まった様子。ちなみに練り歩いている最中に、ワッキーとアスリートトークに花を咲かせたそうで、「ワッキーさんはアスリートよりアスリート。オリンピック選手より体力がある」と太鼓判を押していました。

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 最後は、みんなでラフピー隊全員で記念撮影! 
 思いをひとつにして、東北でがんばる皆さんに元気を笑いをお届けしようと街を歩いたみんなでラフピー隊。引き続き、9月18日(日)は京都・新風館ほか、9月19日(月・祝)は神戸・湊川神社ほかで活動します。
 ぜひ、募金基地での募金活動にご協力をよろしくお願いします!

【トミーズ雅】【ペナルティ・ワッキー】【宇都宮まき】【GAG少年楽団】【かりんとう】【シルク】【レイザーラモン】【なかやまきんに君】【チーモンチョーチュウ】【NMB48】

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鶴笑&NMBでパペット講座開催!

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「YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI」の期間中の3日間、吉本芸人による“よしもと的カルチャースクール”「ラフピーカルチャースクール」が各地で開催されます。初日の17日、午前11時から大阪・弁天町にある港区民センターで落語家の笑福亭鶴笑による「楽しいパペットの作り方、使い方」の講座が開かれました。NMB48のまーちゅんこと小笠原茉由さん、みるるんこと白間美瑠さんがゲストで参加するとあって、NMBのファンが朝早くから会場に集まりました。
人形を遣って落語を演じる鶴笑のパペットはすべて手作り。そこで、今回の講座は実際にパペットを作り、それを使って物語を作ろうというもの。袋詰めされた白いボールと細長いスポンジ、割りばしが一人ずつに割り当てられ、白いボールに顔を描き、スポンジの両端に割りばしを指して胴体にした「イモムシくん」を作ります。
65人の参加者のうちの9割強は男性という普段の落語会とは違う客層に鶴笑も最初は少し戸惑い気味でしたが、いざ、話し始めるとノリもよくて、とてもいいムード。鶴笑が自作のイモムシのパペットを使って披露した短いラブストーリーを全員が食い入るように見つめます。そのあと、まーちゅんとみるるんの登場で場内はヒートアップ。鶴笑の二人への質問で盛り上がったあとに、「二人が作ったイモムシのパペットをじゃんけん争奪戦!」宣言が発表され、場内は歓声と拍手の嵐に包まれました。
それから一転、制作タイムはそれぞれ真剣そのもの。ボンドがつきにくかったり、割りばしが折れたりと慣れないパペット制作にそれぞれが苦戦する中、制作を終えたまーちゅんのショータイムがスタート。そのあと、みるるんや参加者が次々と自作のイモムシくんでオリジナルの物語を披露。NMBシアターの支配人が登場するなどユニークで凝ったストーリーに場内は爆笑の嵐。じゃんけん争奪戦ではまーちゅんとみるるんの二人もじゃんけんに加わり、雄叫びが上がるなど場内は一喜一憂の大盛り上がり。二人が退出した後も、二人が制作した過程で残った切れ端を入れたビニール袋までが争奪戦にかけられ、激しいバトルが続きました。
参加者を見送ったあと、鶴笑は「最初は不安でしたが、人形を通じて、年代を越えて一つになれました。寄席とは違う雰囲気の中、すごく楽しかった。人形を作って、思い出を持って帰れるのはいいですね。お客さんも人前に出て、スターになれる。これを機に新しいことができそうな気がします。また、やりたいです!」と大満足のようす。「ほんま、よかったわー」とつぶやきながら次の会場、メリケンパークへ向かいました。明日のNMBのライブ会場での「イモムシくん」たちの活躍が楽しみです!

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【ライブレポート】YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI 京橋ヴァラエティSP

9月17日(土)よりスタートした『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI〜Laugh and Peace 2011〜』では、京都・大阪・神戸の各地にてさまざまなイベントを開催しています。
同イベントの一環として、17日(土)14時30分より大阪・京橋花月では『京橋ヴァラエティSP』が行なわれました。

トップバッターはハリセンボン。客席へ手を振りながらも、自身のたぷたぷの二の腕が気になった近藤が「二の腕飛んでけー!」と絶叫すると大きな笑いが起こります。続いて、インパクトの強い近藤のキャラクターを活かした漫才を披露すると、会場の熱気はさらに高まりました。

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続いて登場したのは、はんにゃ。
金田に「ちょっとTシャツのサイズがあっていないんじゃない?」と言われた川島がTシャツをめくり、ラ・フランスのようなお腹を見せると会場がどよめきます。ネタでは、“気まずい雰囲気”を描写したはんにゃらしいショートコントを披露しました。

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あまりのお客さんの多さに、目を見開きながら登場したのは楽しんご。
「僕は普段、横浜で整体院をやっているんですけれど、大阪にはなかなか来れないので、男性の方をほぐして喜ばれたいなと思います」とコメント。自ら名乗り出た男性を舞台に招き、マッサージを施しました。

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千鳥は彼ららしい漫才をガッツリと披露。アドリブが入り始めると楽しくなってきたのか、笑顔が次第に増えてくる2人の自由な掛け合いに、「アホやなぁ〜」と言いながらお客さんも大いに笑っていました。

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ここで『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』ならではのスペシャル企画が行なわれました!
まずは、もう中学生と坂田利夫による“もう坂田”が登場します。
もう中学生がウサギ、坂田がカメに扮して舞台に現れたのですが、中央まで行かずに下手付近でずーっとおしゃべりをしたり、坂田がもう中学生に何度も「カメ」と話しかけたりと2人の天然暴走キャラが炸裂。
「こんなんしてるから、結婚できない……」と嘆く坂田から、「お前も結婚できないなぁ」と声をかけられたもう中学生。「そう。僕もできない。でも、僕はまだ28歳だから。カメさんは何歳?」と質問し、坂田が「69歳!」と答えた瞬間、大きな笑いが起こりました。

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続いて登場したのは、ぼんちおさむとプラスマイナス・岩橋という癖の強い2人による“おさむと岩橋”。
舞台へ出て来た瞬間、「お……お……、お……お……」と四方八方に動き回るおさむに、平静を保とうとしていた岩橋が「師匠早い……僕もやりたなります」と絞り出すような声でつぶやきます。しかし、おさむは聞く耳を持ちません。
そんなおさむを見て「漫才をしましょう」と言いながら、自分自身の癖を押さえきれなくなった岩橋も「お……おー……オーシャンビュー!」と絶叫。理性の壁が決壊した2人の暴走がさらにエスカレートしていくなか、「ヤバい。どうしよう!」と言いながらも自らを制御できない岩橋の「今日は自由だ!」「こんなに自由でいいのかー!」という叫びが響き渡るカオスな空間に、客席はざわついたり、爆笑したりとさまざまな反応が起こりました。

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舞台から去りたくても去れなかった制御不能の“おさむと岩橋”がようやく舞台袖へはけると、ティーアップが登場します。
うつむき加減で出て来た2人は、「あのあと出て来て、何せぇ言うねん! 10分よう保つなぁ」と絶叫。「散らかった舞台を整えたい。このあと、こだま・ひびきさんが出て来られますから」との言葉通り、安定感のある漫才を披露しお客さんを笑いへと誘いました。

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トリを務めるのは大木こだま・ひびき……なのですが、劇場のモニターには「西川のりお・上方よしお」の文字が。が、出て来たのはやはり大木こだま・ひびきです。
ざわつくお客さんに「どうしたん?」と訊ね、状況を察したこだま。すぐさま舞台袖へはけたかと思えば、西川のギャグ「ホーホケキョ!」と言いながら登場した途端、会場は一瞬で大きな笑いと拍手に包まれます。突然のハプニングもきっちりと笑いに変えたベテランは、漫才でもお馴染みのフレーズで多くの笑いを生み出していました。

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●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/