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2012年10月

次号『マンスリーよしもとPLUS』投稿ページの編集長にシソンヌ

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毎月1日に発売されているお笑い総合エンタテイメント誌『マンスリーよしもとPLUS』。

読者からの投稿ページ「MONTHLY FORUM」では、毎月よしもと芸人1組が編集長を務め、その芸人自ら掲載する作品を選出したり、コメントすることで好評を得ています。

現在発売中の11月号での編集長は、横澤夏子。
「サラダバーの正しい食べ方がわかりません」といった読者からの相談に、独特の言い回しで答えるなどしています。

また、12月号(11月1日発売)の編集長を務めるのは、シソンヌに決定。
それにともない、同誌では投稿作品を募集しています。
募集しているコーナーは以下の3つ。

・シソンヌのキャッチフレーズをつける『キャッチフレーズ選考委員会』

・ちょっとした悩みや相談ごとを編集長にぶつける『よろず人生相談所』

・シソンヌや、その他よしもと芸人の似顔絵コーナー『我流派にがおえ道場』 

宛先は、以下の通りです。
◎手紙・ハガキの場合
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-21
(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシー 出版事業センター
マンスリーよしもとPLUS編集部「MONTHLYFORUM」読者投稿係

◎FAXの場合
03-3209-8249
マンスリーよしもとPLUS編集部「MONTHLYFORUM」読者投稿係

◎メールの場合
info_yb@yoshimoto.co.jp
マンスリーよしもとPLUS編集部「MONTHLYFORUM」読者投稿係
(写真やイラストの画像ファイルの容量は合計1MB以下にしてください)

いずれの場合も、住所・氏名・連絡先、匿名希望の方はペンネームを明記して下さい。
締切は、10月10日(水)必着です。

採用された方には、シソンヌ編集長の生写真が進呈されますので、ふるってご投稿ください!

●マンスリーよしもとPLUS公式サイト
http://www.yoshimoto.co.jp/myp/

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2012年10月 2日 (火)

イイ声でカビラさんに褒められデレデレ!? 渡辺直美が生放送のキャスターに!

10月2日(火)、渋谷のスタジオから生放送でおくるエンタメショー『渋谷LIVE!ザ・プライムショー』に、火曜キャスターとして渡辺直美が初出演。番組ホストのジョン・カビラさんと、息の合ったコンビぶりを見せてくれました。

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『渋谷LIVE!ザ・プライムショー』は、月~金曜に毎日生放送されているエンタメ情報番組です。それがこのたび放送開始1周年を迎えてリニューアル。クリエイターを招いてのトークコーナーが新設されたり、同時進行で別番組がネットで配信されるようになるなど、さらにリアルタイムで情報を発信する番組に。

そしてそんな一環で、デイリーキャスターとして新たに加わることになったのが、渡辺直美です。番組ホストのジョン・カビラさんと初めてタッグを組むことになりましたが…なんと当日の打ち合わせで初顔合わせ! しかし、生放送ではお互いにノリノリでトークを繰り広げ、スタジオ内が何度も笑いに包まれたほど。終始ハッピーな雰囲気に満ちていたのでした。

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そして、番組終了後に行われた囲み会見でも、二人はやっぱりノリノリ。渡辺は「かなり緊張しましたね。緊張すると噛んじゃうクセがあるんですけど、初めての今日はかなり噛んでましたね」と反省してみせますが、カビラさんは「え? まったく気づかなかった」。そして、そんなカビラさんが、渡辺と組んだ感想を一言「最高です!」。さらには「放送中は楽しませてもらいました。存在そのものに癒やされてます」とベタ褒めです。

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気を良くした渡辺は「生で声を聴いてシビレた」というカビラさんにおねだりを敢行。「耳元で番組名をささやいてほしいです」。「いやぁ、直美さんもいい声ですよね」という褒め言葉とともに、カビラさんがそれに気安く応じると、渡辺は思わず忘我の表情に…!

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また「番組に出て、カビラさんがエンタメのことをとっかかりにして、いろんなことを解説してくださるので、すごく勉強にもなります」と出演しての感想を渡辺が言うと、「直美さんの楽しむ姿勢が素晴らしい」と応じるという、なんだか相思相愛の二人。記者から「放送一回目を終えての感想を、ダンスで表現してみてください」とのムチャぶりに、渡辺はちょっと面妖な動きを見せても、「イエーイ!」とハイタッチです。

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はたまた、渡辺が抱負というより野望として「海外のアーティストの前、たとえばリアーナの前で踊りたいです」とぶちまけ「でも怒られるかもしれないですよね」と笑うと、カビラさんは「そんなことない!」。「怒るわけがないし、僕が怒らせないよ。もし怒ったら僕も踊るから!」と、驚愕のフォローを約束してくださいます。最後に渡辺は、他の曜日の中でライバルを訊ねられると「ん~、ウッチーかな」と回答。「同じ癒し系として、ウッチーも結構、私を意識しているみたいなんですよね」とのこと。その是非はともかく、放送第一回目にして、カビラさんと渡辺のこのコンビネーション! みなさんもぜひ、この異色(?)のタッグにご注目ください!!

●番組情報
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『渋谷LIVE!ザ・プライムショー』
毎週月~金曜 19:00~ WOWOW
番組ホスト:ジョン・カビラ
デイリーキャスター:内田恭子(月曜)、渡辺直美(火曜)、土屋アンナ(水曜)、冨永愛(金曜)
※木曜は週替わりのゲスト
http://www.wowow.co.jp/muryo/tps/

【渡辺直美】

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『BAKA SOUL』DVD発売イベント実施中!

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9月26日発売された「BAKA SOUL」DVD発売記念イベントが第1弾がタワーレコード新宿店で9月26日に行われ、盛り上がりを見せています!

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ライブ会場を飛び出し、バカソウラーがインストアライブイベントを実施します。

今後は福岡、大阪、東京にて開催します!
是非お越し下さい。

○イベント第1弾○【※既に終了しおります。】
【日時】 2012年9月26日(水) 21:00スタート
【場所】 タワーレコード新宿店7F イベントスペース
【出演】 豊満乃風 / 増谷キートン / KENCHANG LA-MEN loves MAYUCA / 甲州街道ネイチャー
 *豊満乃風は、GOHAN-KUN(どりあんず平井)・RED CURRYRICE(デッカチャン)・SHOCK-ZAI(こりゃめでてーな大江)の3名での出演となります。
【内容】 ミニライヴ&スペシャルイベント(内容未定)。※詳細後日発表。
【お問合せ先】 よしもとアール・アンド・シー 0120-600-316(平日のみ11:00~18:00)
 ※会場へのお問い合わせはご遠慮下さい。

○イベント第2弾○
【日時】 2012年10月7日(日) 19:30スタート
【会場】 キャナルシティ博多
【出演】 豊満乃風
【内容】 ミニトーク&スペシャルイベント(内容未定)。※詳細後日発表。
【お問合せ先】 よしもとアール・アンド・シー 0120-600-316(平日のみ11:00~18:00)
 ※会場へのお問い合わせはご遠慮下さい。

○イベント第3弾○
【日時】 2012年10月14日(日) 18:30スタート 
【会場】 タワーレコード梅田NU茶屋町店 6Fイベントスペース
【出演】 mckj / 2700
【内容】 ミニライブ&チェキ会
【お問合せ先】 タワーレコード梅田NU茶屋町店 06-6373-2951

○イベント第4弾○
【日時】 2012年10月11日(木) 19:00スタート
【場所】 タワーレコード新宿店7F イベントスペース
【出演】 豊満乃風 / 天津 木村 /X‐ジャポン
【内容】 ミニライヴ&スペシャルイベント(内容未定)。※詳細後日発表。
【お問合せ先】 よしもとアール・アンド・シー 0120-600-316(平日のみ11:00~18:00)
 ※会場へのお問い合わせはご遠慮下さい。

○イベント第5弾○
【日時】 2012年10月27日(土) 12:00スタート
【場所】 タワーレコード新宿店7F イベントスペース
【出演】 mckj / BIGMANG
【内容】 ミニライヴ&スペシャルイベント(内容未定)。※詳細後日発表。
【お問合せ先】 よしもとアール・アンド・シー 0120-600-316(平日のみ11:00~18:00)
 ※会場へのお問い合わせはご遠慮下さい。

≪ご注意≫
 ※都合により、出演者に変更の可能性もございます。予めご了承ください。
 ※イベント詳細はアールアンドシーHPにて発表いたします。
  http://www.randc.jp/dbs/top.html

●テレビ東京番組HP:http://www.tv-tokyo.co.jp/official/bakasoul/ 
「ダイナマイトバカソウル」ブログアドレス:http://dbs.laff.jp/

●DVD発売情報:http://www.randc.jp/dbs/discography.html

【アップダウン】【大西ライオン】【グランジ】【こりゃめでてーな】【ザ・パンチ】【ジューシーズ】【少年少女】【ダイノジ】【天津】【デッカチャン】【どりあんず】【2700】【ニューロマンス】【増谷キートン】【山田カントリー】

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『吉本百年物語』10月公演に主演の内場勝則、千原せいじを直撃インタビュー!

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「吉本新喜劇」の礎を築いた花紀京と岡八郎の、知られざる青春時代を描く『吉本百年物語』10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」。生い立ちも性格も正反対の天才喜劇役者を、内場勝則と千原せいじが演じます。今回が初の顔合わせとなる主演ふたりは、人々の記憶にしっかりと刻み込まれた伝説の芸人を、いったいどう演じるのか? 初日を前に、独占インタビューをお届けします!

――まずは、出演の話があったときのお気持ちを聞かせてください。

内場「絶対無理やわ、と。歴史上の人物をやるなら別ですけど、まだ皆さんの記憶にもしっかり残っている方を演じるわけですから。すごく難しいし、役作りといってもみんな知っている。『ちゃうぞ』と言われたらアウトなんで」

せいじ「ホントにね、そこが難しい。僕は内場さんとは全く違って、責任があることをしたくないとか、そういう理由でしたけど(笑)」

――内場さんにとっては、ご自身のホームグラウンドである吉本新喜劇がテーマとなります。

内場「自分が中に入り込んでるだけに、そのバックステージの部分を演じるというのは、やりにくいというか、複雑な気持ちです」

せいじ「僕からしたら、台本を読んで、この方々がおられたから今の諸先輩方もおられ、さらには自分も存在するんだな、というのが改めてわかった気がしましたよ。吉本興業の、ちょうど第二部の始まりみたいなもんじゃないですか。ホンマのところは、自分が演じるんじゃなくて、誰かが演じてるのを見たかったなあ」

――内場さんは、花紀京さんと一緒に舞台に立った経験もおありですが……。

内場「花紀さんは完璧な職人ですね。独特の“間”を持ってはる。あれはマネできません。“間”というのは持って生まれたものなので、練習しても無理なんですよ。だから花紀さんから何かを盗もうと思ったことは一度もないですね」

――普段はどんな方だったんですか?

内場「いやあ、最初は怖かったです(笑)。テレビで見てたら面白いところしか映らないので、普段の顔を怖く感じるのは当たり前なんですけどね。話してみると普通の方でした。そのうち、冗談も言い合うようになったりして、それが舞台でのアドリブにつながることもありました」

――せいじさんは、岡八郎さんと会われたことは?

せいじ「それが、一度もお会いしたことがないんですよ。とにかく全然知らないので、諸先輩方に教えていただいたことや、演出家の方の指示を、なるべく忠実にこなすようにしたらええかな、と。あと、ホンマにおふたりとも20代のときの話なので、厳密にちゃんと知ってる人ももうおられないはずでしょ。せやから、勝手にやったらええわ、俺がこうやと思ったんやもん、ということで(笑)」

内場「確かに、それはある。僕かって有名になられてからしか知らんし、その前のことはまあええか、と。師匠には悪いけど、内場勝則の花紀京を作らせてもらうしかないです。ちなみに岡さんは物静かな方で、いつも楽屋で本読んではったよ。舞台以外で、ほとんど声聞いたことなかったもん」

せいじ「ギャグのイメージが強いから、それは意外!」

内場「台本読んだときは、あんまり見たくなかったなコレ、とも思ったなあ。偉大な存在になられてからしか知らんから、普通の人間みたいな、たとえば悩んでる姿とかは見たくなかった。夢は夢で置いておいてほしかったですよ(笑)。まるで、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』で、過去に戻って父親の恋愛を見ているような気恥かしさがありますね」

せいじ「へえ~! それは実際に花紀さんを知っている内場さんだからこそ感じることでしょうね! 僕は逆に、どんな人も同じやねんな、と思いましたよ。芸ごとや、自己プロデュースに関する悩みとかね。まだ地下鉄が通ってなかった昔も、リニアモーターカーが走るような未来も、芸人は、たぶん同じようなことで悩むんやろな、と。だから、自分にも重なる部分もあるんです」

――では最後に、今回の舞台ではここに注目してほしい!という見どころを教えてください!

内場「新喜劇の人間としては、『今の新喜劇があるのはこういう時代をふまえてきたからだ』ということを知ってもらって、また新たになんばグランド花月に足を運んでいただけたらうれしい。若い方は知らないことばかりでしょうし、知っている人には懐かしいはず。見終わった後は、新喜劇を見る目が、ちょっと変わるかもしれませんよ」

せいじ「この時代に、このふたりがいなければ、今の吉本興業は、また違ったものになっていたでしょうしね。そのあたりを見てもらえたら。あと、戦後、日本経済がグングン伸びていく時代が描かれるので、若い人は『日本にこんな頃があったんや』とびっくりするかも」

内場「大阪が一番元気やったときやからね。すべてに勢いがある、そんな時代の青春群像劇です。ぜひ見に来てください!」

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
10月公演『これで誕生!吉本新喜劇』

公演期間:10月7日(日)~31日(水)※10月11・12・13・18・19・23・25日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:内場勝則、千原せいじ、小西美帆、金山一彦、荒谷清水、久野雅弘、おかけんた、おかゆうた、平田敦子、武内由紀子、中野公美子、渡辺吾郎、末成由美、島田一の介/笑福亭松之助

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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ステラ薫子監修「よしもと運気アップおみくじ」が登場!

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生年月日からタロットで占われた、よしもと芸人の「おみくじ」が登場しました!
占い師・ステラ薫子 監修、「よしもと運気アップおみくじ」は、ガチャガチャで貴方の今日の運勢がわかります。

様々な著書や番組出演、占いサイトの監修など幅広く活躍する、占星術・タロット占いの第一人者、ステラ薫子が監修。おみくじとチャーム(Ⅰ種)が入り、おみくじは、表面に今日の運勢とソウルカード、裏面には同じソウルカードを持つよしもと芸人が書かれています。

ソウルカードとは、あなたの魂、本当の姿を表すカードです。生年月日から自分のソウルカードを導きだすことができ、また、さらに詳しいソウルカードやチャームの意味は、おみくじ記載QRコードからのアクセスで調べることができます。

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「よしもと運気アップおみくじ」、ぜひお近くの販売店でお買い求め下さい!

▼生年月日からタロットで占われた、よしもと芸人の「おみくじ」が登場!組み合わせは全11種、貴方の運勢は!?
■商品名:「よしもと運気アップおみくじ」
■発売日:10月1日(月)
■内  容:タロットおみくじ+チャーム(全11種)
■価  格:1回300円(ガチャガチャ)
■販売店舗:よしもとテレビ通りNGK店、よしもとテレビ通り新宿店、よしもとテレビ通り渋谷店、神保町花月売店

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静岡県住みます芸人カズ&アイ「飲み歩きイベント」PR大使に!

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10月から静岡県内各所でバルイベントが開催されます。バルイベントとは北海道函館市発祥の飲み歩きイベントの事をいいます。『バル』とはスペイン語で酒類を含む軽食喫茶店の事を意味し町全体をバルに見立て、エリア内の加盟店を転々と飲み歩くイベントの事を言います。

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10月1日静岡市振興公社にて行われた会見で、静岡県住みます芸人のカズ&アイは、下記のバルイベントのPR大使に任命されました。

・みたてバル  10月11日(木)、12日(金)
開催地 静岡県静岡市葵区御幸町、伝馬町、鷹匠エリア
時間  ランチバル11:00-14:00  夜バル 17:00-23:00
加盟店舗 62店舗

・第3回三島バル  10月13日(土)
開催地 JR三島駅南口エリア
時間  12:00-24:00
加盟店舗 100店舗

・第2回ぬまづ港BAR  10月20日(土)
開催地 沼津港周辺
時間  16:00-21:00
加盟店舗 53店舗

・第4回吉原バル  10月27日(土)
開催地 吉原本町
時間  17:00-
加盟店舗 未定

・第3回静岡おまちバル  11月10日(土)
開催地 静岡市中心市街地
時間  14:00-23:00
加盟店舗 110店舗

カズ&アイは以前にもバルイベントのPR大使に任命された事があり、その際には当日全国の住みます芸人が情報発信ツールとして使用しているUSTREAMにて会場の様子や各加盟店の魅力を当日に会場から発信しました。

カズ&アイはバルPR大使に任命された意気込みを
『前にバルイベントの大使を任命していただいた際には全会場にお邪魔して、はしご酒を堪能させていただいた。今回は前回以上に事前プロモーションから力を入れていきたい。後々、はしご酒ネットワークと共にバルを静岡県内で一番のイベントにしていきたい。』と語りました。

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【ライブレポート】KOYABU SONIC 2012 2日目

台風が近畿地方に近づく9月30日(日)の午前7時、2日目も予定通り開催されることが発表になると、会場の舞洲コヤブソニック特設会場には、続々とお客さんが集まり始めました。10時の開演時間前には、レインコートやポンチョを身に着けた、多くのみなさんがスタンディングエリアへ。まずはオープニングアクトとして、りあるキッズ・長田融季がノリノリのDJプレイを披露します。その後、コヤソニ主宰者である小籔千豊とビッグポルノ、スモールポルノの面々がステージに現れると、会場からは大きな拍手が。台風にも負けないみなさんの期待、思いが伝わってきます。これに応えるべく、レイザーラモンRGが「台風あるある」でさっそく景気づけ。いよいよコヤソニ後半戦の開幕です!

トップバッターは、台風を吹き飛ばさんばかりの熱いパフォーマンスを見せてくれたET-KING。『愛しい人へ』『Gift』などおなじみのナンバーで、しょっぱなから会場をヒートアップさせました。「毎年、ET-KINGさんのライブを袖から見てたらジーンとします」と小籔も感激。ところが急に「ちょっとお腹とかゆるんできたんちゃいます?」「ちゃんと鍛えてます?」とメンバーのみなさんの筋肉チェックを始め、「みなさんを鍛え直してくれる人」として、なかやまきんに君を呼び込みます。きんに君は意気揚々とボン・ジョヴィの『It’s My Life』に乗せて筋肉を鍛える(?)ポージングを伝授していきますが、これに待ったをかけたのがサバンナ・八木! 有酸素運動マンの衣装でやってくると、どちらが本当に「筋肉知識」を持っているか、きんに君にバトルを挑みます。しかし最初は本格的な知識を競っていたはずが、最後は某スポーツジムのトレーナーの結婚ネタに……さらにはET-KINGのみなさんの結婚ネタもいじるなど、やりたい放題のふたりでした。

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と、小籔から、風雨がひどくなったため、この後、会場を近くの舞洲アリーナに移してイベントを続行する旨が発表されました。予想外の朗報に、お客さんのテンションはさらに上昇。会場へのバス移送が始まるまでは、しばし「ずぶ濡れ野外ライブ」が続くことに。「アメリカからやってきたスペシャルゲスト」(小籔)と紹介されたのは、渡辺直美! ふりかかる雨をものともせず、ビヨンセの『Crazy In Love』、そしてジェニファー・ハドソンが映画『ドリームガールズ』の中で歌った『And I Am Telling You I'm Not Going』に乗せて、渾身のパフォーマンスを見せつけます。さらに、コヤソニ皆勤アーティストである盆地で一位も、雨にめげずシュールなロック魂を炸裂させたほか、ネタコーナーではダイアンらが爆笑をさらいました。

ここでいったん中断し、お客さんは順次、舞洲アリーナへと移動。会場内では、アリーナ部分に簡易のステージを組み、着々と準備が進められます。その間、スタンドの客席やロビーでは、お客さんたちが濡れた衣類を乾かしたり、腹ごしらえをするなどして待機しました。

午後1時50分、小籔らがステージに登場し、再開を宣言! 「移動していただいてすいません! こんなにたくさん残っていただいて……」と会場のみなさんにお礼を述べるとともに、スタッフにも感謝の言葉を贈ります。さらに「あれに行ったこれに行ったとフェス自慢する人がいるが、そんなときは『途中で場所が変わったフェス、行ったことある?』って言い返して」と呼びかけると、会場は大きな拍手と笑いに包まれました。RGも、お礼を兼ねて「体育館あるある」をT-BOLANの『Bye for Now』に乗せて歌い上げます。また、2700が『このダンスをする』など得意の歌ネタで、会場を温めました。

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続いて登場したのはZeebraさん! 体育館、しかもステージが客席より低い場所にあるという特殊な環境ながら、圧巻のラップで一気に場をさらいます。DJ KEN-BOさんが繰り出すビートとともにスタンドのみなさんをどんどん煽り、気づけばまるでクラブのような雰囲気に。途中、盟友であるAKTIONこと真木蔵人さんにバトンタッチすると、息子であるNOAHさんも登場し、豪華な親子共演が実現! 最後はZeebraさんが再び加わり、コール&レスポンスでさらに盛り上がりました。ライブ後のトークには、「待ったらんかい!」との声とともに、土肥ポン太、麒麟、ダイアンの5人が乱入。ビッグポルノ&スモールポルノに、フリースタイルのラップで対決を挑むことに。しかし、韻を踏みながら互いを罵倒しあうはずが、あまりの低レベルな争いにZeebraさんらも苦笑い。最後はなぜか仲間割れを起こし、土肥×ダイアン・西澤、RG×宇都宮まきという不可解なバトルも繰り広げられていました。

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「体育館ソニック」(小籔)二番手は、ホフディランのおふたりです。悪天候や会場変更を受け、急きょ予定していた曲を変更、RCサクセションの『雨上がりの夜空に』をカバーし、客席を沸かせました。ノリのいい曲とキュートなダンスで魅了したのはHALCALI。お客さんと一緒に手を動かすダンスも取り入れ、会場が一体となる盛り上がりを見せます。ライブ後は、なぜかステージに天津・向が現れ、「おふたりのデビュー曲『タンデム』が聴きたい!」と熱烈にリクエスト。快く応じてくれたおふたりが歌い始めると、ところどころに向が「合いの手」を……そう、昨年スチャダラパーとの共演で披露した、得意の「合いの手ラップ」です! 最初は小籔にとがめられたものの、次々と飛び出す抱腹絶倒の合いの手に、出演者も客席も大笑い。実はおふたりと向、小籔の4人でカラオケボックスで練習を重ねたとのこと。その甲斐あって、『タンデム』がまた新たなテイストに生まれ変わっていました。

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ネタコーナーには、麒麟、笑い飯、フットボールアワー、天竺鼠が登場。さらに小籔から、「タイムテーブルには載っていませんが、メールをしたら出てくれることになりました!」とサプライズゲストの登場が告げられると、会場は大騒ぎ。紹介されたのはコヤソニ常連でもあるハナレグミさん……と思いきや、出てきたのはMr.オクレ! これには期待いっぱいで見守っていたお客さんから大ブーイングが。この後も、ゆずと思わせてのどぶろっくさん、ドリカムと思わせての吉本新喜劇・すっちー&松浦真也、井上陽水と思わせての天津・木村、BBクイーンズと思わせてのRG&スパイク松浦など、怒涛のニセモノオンパレード&歌ネタが続き、爆笑と悲鳴がにこだましていました。

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再びライブに戻り、カジヒデキさんが登場。軽やかなポップチューンに包まれ、会場は一瞬にしてスウェーデンの香り漂う空間に。『甘い恋人』『ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~』、さらにThe Specialsのカバーまで披露し、ステージ狭しと駆け回りました。また、カジさんは2700とのスペシャルコラボにも挑戦。ご存じ『右ひじ左ひじ交互に見て』を『右カジ左カジ交互に見て』にアレンジし、ご本人にも参加してもらってのダンスを繰り広げます。最後はツネとカジさんがふたりそろって「右ひじ左ひじ」ダンスも。昨年のコヤソニで見て以来の2700ファンというカジさん、「間近で見て感激しました!」と興奮冷めやらぬ様子でした。

続いては、orange pekoeさん。ナガシマトモコさんののびやかなボーカルが客席を包み込み、しばしうっとり。YO-KINGさんは、「今までライブやった会場でここが一番!」と語り、体育館ならではの(?)アットホームな雰囲気のなかライブを展開。『Hey!みんな元気かい?』などを聴かせ、小籔とのトークでは「今年のフェスの、いい〆になりました」と笑顔でコメントしていました。

野宮真紀さんは、『東京は夜の七時』『スウィート・ソウル・レビュー』などピチカート・ファイヴ時代の曲を続けざまに聴かせ、お客さんを大いに喜ばせました。この日のために特別バンドを編成したという野宮さん。MCでは、「来年は、ぜひあのゴージャスなステージに立ちたい」と、次回コヤソニへの出演宣言(?)も飛び出しました。スタイリッシュな歌とステージに、小籔は感激のあまり「おしゃれの煮こごりですね!」。すぐさまRGから「いや、おしゃれのジュレって言ってください」とツッコまれていました。

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そしてもちろん、この日もコヤソニのトリを飾るのはビッグポルノです。時間の都合で1曲だけしか演奏できないことになり、新曲『Tea! Tea! No! oh…喫茶?』を迷わず選択。マイク片手にメンバー全員が四方に散らばり、会場会体を盛り上げます。さらに、熱いアンコールを受け、『KING TIMER』も披露。波乱の2日目ラストを飾るにふさわしい一体感で締めくくりました。最後まで残ってくれたお客さんのために、エンディング後も場内を一周してあいさつしたビッグポルノ&スモールポルノのメンバーたち。今年のコヤソニも、これまで同様、いやそれ以上に、参加したすべての人の心に残る、素晴らしい思い出になったようです。

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吉本興業が滋賀県湖南市と包括的協定を締結

今年、創業100周年を迎えた吉本興業グループは、全国各地の自治体、地方企業・団体等と密接なネットワークを築き、新たな事業を創り出すとともに、笑いの力で地方の活性化に寄与していくことを目的とした「エリアプロジェクト」を進めています。そして、この度、吉本興業は、滋賀県湖南市と地域の活性化と市民サービスの向上を図るため、包括的な連携と協力に関する協定を10月1日(月)に締結いたしました。調印式には吉本興業株式会社代表取締役会長・吉野伊佐男と滋賀県湖南市・谷畑英吾市長が出席。また、その後は滋賀県に思い入れのある桂きん枝、末成由美、そして滋賀県住みます芸人・ファミリーレストラン、湖南市マスコトキャラクター・こにゃんも会見に出席いたしました。

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まずは吉野会長が「本日、滋賀県湖南市と吉本興業とで包括的協定を結ばせていただく運びとなりました。これは、谷畑市長をはじめとする湖南市の方々と、心のインフラづくりを進めております吉本興業との間で協定を結び、今後さまざまな市政や行事に生かしていこうということでございます。いつまでも笑顔や笑い声を持てる社会と地域の持続的な発展にするため、湖南市と吉本興業では相互に意見の交換を進め、取り組むことが可能な案件については緊密に連携し協力していくことになりました」とあいさつ。続いて、谷畑市長は「本日の調印に至るまでは、吉野会長さま、そして、大﨑社長さま、泉常務さまにも湖南市役所にお越しいただき、打ち合わせをさせていただきました。湖南市には、滋賀県の動物保護管理センターがあるのですが、これは野良犬や野良猫の殺処分をするというマイナスイメージの施設です。地域では反対運動もありましたので、このマイナスイメージをプラスに転じるため、ダジャレですけれども湖南市をもじって「こにゃん市」とし、こにゃん市長選挙というものをネットで展開させていただきました。また、障害者の方による芸術「アール・ブリュット」も展開しています。こういった中で、吉本興業さまがこれまでの100年で笑いや文化を蓄積されてきた経験やお知恵を行政の現場にお貸しいただきたいと申し上げたところ、本日を迎えさせていただくに至りました。これからは人と人との間を繋ぐ「心のインフラ」づくりが行政の課題であると思っております」と、今回の経緯を説明。その後、無事に調印式が執り行われました。

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また、芸人たちも滋賀に寄せる思いをコメントします。

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きん枝は「私の本名は『立入(たちいり)』といいますが、これは元々、湖南市のあった三雲村の個別の名前だったということで、深いいにしえで結ばれているなと感じています。さらに、滋賀県には、立入町という町名まであるんです。これには私もフフンと思いいました(笑)。さらに、その少し先には『浮気町』というところがあり、これは『ふけ』町と読むそうなんですが、何か自分にぴったりくるなと思っています(笑)」と、笑いを交えながらも湖南市に対する思いを明かします。また、末成は「実は湖南市には行ったことがないんですが、滋賀県・膳所(ぜぜ)で育ちました。膳所に住んでる時は田舎で嫌やなって思ってたんですが、大阪に来て、仕事で滋賀に行くことがあると、なんて滋賀はええとこなんやと思うようになりました(笑)。湖南市が盛り上がっていけばいいなと思います」。そして、ファミリーレストラン・原田は「僕は京都出身ですが、すでに住民票も滋賀に移しています。正直、最初はちょっとバカにしてたんですが(笑)、1年住んでみるとほんまええとこです。琵琶湖もきれいし、山も緑やし、環境がいいです」。さらに下林は「僕は大津出身です。滋賀県内でいろんなイベントに参加させてもらっていますが、ついこないだは湖南市が名産品として押している「弥平とうがらし」を使ったB級グルメを作らせていただきました。湖南市は観光地としてもいいんですが、都市化よりアイデアで発展していく町だなと感じています」と話していました。
吉本興業と滋賀・湖南市による「心のインフラづくり」。今後の展開にご期待ください。

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2012年10月 1日 (月)

【ライブレポート】KOYABU SONIC 2012 1日目

吉本新喜劇座長・小籔千豊が、自身が率いる下ネタラップユニット・ビッグポルノが『SUMMER SONIC』に出られなかったことにショックを受け、「だったら自分たちでフェスをやろう!」と立ち上げたイベント、それが『KOYABU SONIC』。「音楽とお笑いの融合」をテーマに、名だたるアーティストや東西を代表する芸人が集まり、2008年のスタート以来、今年で早くも5回目を迎えることとなりました。初の「秋フェス」となった今回は、大阪市此花区の舞洲コヤブソニック特設会場にて2日間にわたり開催。台風が日本列島に接近する9月29日(土)、いよいよ1日目がスタートしました!

朝9時の開場直後から、たくさんのお客さんで会場は大賑わい。オープニングアクトの遠藤舞さん(アイドリング!!!)が登場すると、大きな歓声が上がります。元気いっぱいの歌で盛り上げた後は、ビッグポルノの弟分であるスモールポルノのメンバー、今別府直之と男前のふたりに挟まれてのトークも。アイドルと半裸の男性が並び立つシュールな風景は、早くも「コヤソニらしさ」たっぷりです。

同じくスモールポルノの一員である宇都宮まきによる前説を経て、いよいよオーガナイザー・小籔、そしてビッグポルノのメンバーであるレイザーラモンHGとRGがステージへ。そこで明かされたのが、サプライズゲストの登場です。「とんでもない大物の方から昨日、電話がありまして、『明日行くわ』と言っていただきました」と紹介されたのは、なんと笑福亭鶴瓶さん! 懐かしい「アフロ」のかつらと「オーバーオール」をまとった姿で舞台に現れると、会場のテンションは一気にMAX。ふたりは少し前に知り合ったとのことで、8月には鶴瓶さん主宰の『無学の会』に小籔がゲスト出演するなど、交流を温めてきました。「ダメもとで」オファーしたものの、一度は無理とのことであきらめたそうですが、その際の鶴瓶さんのひとこと「行けたら行くわ」がまさかの実現。さらにこの喜びを表現すべく、RGが得意のあるあるを披露。TUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』に乗せて鶴瓶さんのあるある「眼鏡のフレームめっちゃ細い」を歌い上げると、「確かにそうやけど!」とご本人も大ウケの様子でした。

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興奮冷めやらぬなか、トップバッターとしてステージに立ったのはN’夙川BOYS。マーヤLOVEさんがステージ脇の足場によじ登って観客をあおるなど、熱いライブパフォーマンスで魅了しました。終了後は、レディーガガならぬレディー画家(HG)と九州の龍・武将様(ミサイルマン・岩部)が現れ、昨年同様、チャリティーのために1日かけて絵を描くことを発表。謎のガガ・ポージングや「うむ」「御意」のみでの会話など、ふたりのキテレツすぎるキャラを、しんのすけBOYsさんは「……すごい即戦力ですね」とよくわからない褒め言葉で称賛していました。ちなみに絵のテーマは「台風とコヤソニ」。終演後には、完成作品のオークションが行われました。

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続いては注目のヒップホップユニット、サイプレス上野とロベルト吉野。ユニット名の通称「サ上とロ吉」、そして「よろしくお願いします」の短縮形「よっしゃっしゃっす」のコール&レスポンスで会場全体を盛り上げます。コヤソニ皆勤アーティストのひとり、加藤紀子さんは、うって変わってしっとりと聴かせるひととき。TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さんをゲストに迎えての共演や、フランス・ギャルの『ジャズる心』やボサノヴァの名曲『イパネマの娘』などカバーも織り交ぜて、秋の昼下がりを彩りました。小籔が20代の頃から大ファンというTOKYO No.1 SOUL SETは、1曲目の『JIVE MY REVOLVER』から「SOUL SETワールド」全開で飛ばします。『Innocent Love』では渡辺さんの息子であるトーイさんが加わり、見事な親子のハーモニーも聴かせてくれました。

コヤソニのもう一つのお楽しみといえば、やはり芸人たちの珠玉のネタ。ここからはCOWCOW、土肥ポン太、中山功太、千鳥、矢野・兵動が次々と登場し、爆笑をさらっていきます。とくに昨年に引き続き「アイアン・メイシン」としてヘビメタルックで現れたCOWCOWは、数々の日本の迷信について抱腹絶倒の謎解きを披露。フェスらしい音楽ネタで沸かせていました。

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さあ、お次は早くも「Jラップ界のいとしこいし」(小籔)ことスチャダラパーの登場です! 『ライツカメラアクション』『サマージャム’95』といったおなじみの曲が次々と飛び出し、お客さんは大喜び。千鳥のネタ「クセがすごい!」にインスパイアされたという『Boo-Wee Dance』まで披露し、コヤソニ度満点のスペシャルなステージとなりました。ライブ後、千鳥を交えてのトークも大盛り上がり。ふたりは自分たちのネタがヒップホップの名曲へと生まれ変わったことに感激しつつ、スチャダラパーのイベントで司会を担当した際の、クセがすごいエピソードを連発して笑わせました。と、ここで「おいおいおいおい!」とどこからか男の声が……。

舞台袖から現れたのは、おなじみのド派手なスーツに身を包んだ池乃めだか。「誰のシマで勝手にイベントやっとんねん」と因縁をつけ始めますが、BOSEさん、ANIさん、SHINCOさんに気付いて表情が一変。「大ファンなんや! ほな、わしに1曲歌わせてくれたら見逃したるわ」と、『今夜はブギー・バック』をリクエスト。一昨年から恒例となっている「めだかボーカル」コラボに、客席から大きな声援が飛びます。オリジナルで小沢健二さんが歌ったパートは、BOSEさん曰く「同じメロディが延々続くから、実はすごく覚えにくい」とのこと。それを見事に歌いこなしためだかに、「めだかコール」と割れんばかりの拍手が贈られました。カラオケボックスでの練習につきあっていたという宇都宮は、「新喜劇の舞台中も、袖でずっと聴いて練習してはったんです」と感動のあまり涙を流しています。なんと「めったに泣かない」(小籔)というめだかまで、目にはうっすら涙が。今年もまた、新たな伝説の1ページが刻まれた瞬間でした。

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田島貴男さん(オリジナル・ラブ)は、ギター1本とハーモニカ、そして歌で観客を虜に。『接吻』『JUMPIN’ JACK JIVE』などを歌い上げ、ステージにたったひとりとは思えない、「ソウルパワー」あふれるパフォーマンスで圧倒しました。ライブ後、千鳥とのトークコラボでは、またまた「クセ」の話に。千鳥が目の当たりにした、田島さんのライブ中の「クセがすごすぎる」逸話の数々は、ご本人をも爆笑させていました。

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また、舞台転換中には、客席から獅子舞の男が乱入する一幕も。中身はもちろん、話芸の神・たむらけんじ。10月20日(土)・21日(日)に淡路島で開かれる、自身の芸能生活20周年記念ライブ『TKF大祭り』についてしっかりPRしていました。

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ここからは、またまたネタコーナーに突入。南海キャンディーズ、モンスターエンジン、シャンプーハット、桂三度、バッファロー吾郎が爆笑ネタを展開しました。落語家として修業中の桂三度は、なんとステージに高座を設けて創作落語を披露。コヤソニのお笑いステージに、また新たな風を吹き込みました。

台風の影響で、この頃にはすでに雨が降ったりやんだり。そんな悪条件にも負けず、会場をさらにヒートアップさせたのはEGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXXです。ラストの『GO ACTION』まで一気に聴かせ、スタンディングエリアでは雨具に身を包んだお客さんたちがダンス、ダンス! 続いて2年ぶりの出演となったチャットモンチーが、熱いライブでますます盛り上げました。ライブ終了後のトークでは、HGから「ちょっとちょっと、あの曲やってないんじゃないですか? 『シャングリラ』聴きたいですよね!」とお客さんに呼びかけが。「待ってました!」と大きな拍手が起こりましたが、福岡さんは「メンバーがふたりになってからはやってないんですよ……」。何とか実現しようと「ドラムを叩ける人はいませんか!」と募るも、会場には見当たらず。すると小籔が「私が叩かせていただきましょう」と堂々の立候補! これにはお客さんもビックリ、どよめきが広がります。実は7月からひそかにドラムの特訓を受けていたという小籔。新ドラマー(?)としてチャットモンチ―に加わり、一筋縄ではいかない難曲を見事に叩ききって喝采を浴びました。途中、スティックを飛ばしてしまうという失敗もありましたが、初心者とは思えない堂々の演奏ぶりに、「すごい! 完璧です!」とチャットモンチ―のおふたりは大絶賛。ちなみに、すっかりドラムの楽しさにハマった小籔は、練習続行も宣言。今後もまたどこかで、ドラマー・小籔の姿が見られるかもしれません!

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続いては、昨年も演奏中、雨に見舞われたサニーデイサービス。ボーカルの曽我部恵一さんも、コヤソニ皆勤アーティストのひとりです。今年もそぼ降る雨の中となりましたが、『スロウライダー』『NOW』などをしっとりと聴かせてくれました。そしてお待ちかねのキョンキョン、小泉今日子さんがステージへ! 今年、芸能生活30周年を迎えた小泉さんは、『あなたに会えてよかった』『木枯らしに抱かれて』、さらにはメドレーで『私の16歳』『渚のはいから人魚』など、ヒット曲を連発して沸かせてくれました。盛り上がった後は、小籔とのトークタイム……と、「ちょっと待て!」と不穏な声が。現れたのは、「あたりまえ体操」でおなじみCOWCOWです。さっそく、通常の「あたりまえ体操」に加え、「あたりまえキョンキョン」も披露。「好きな食べ物、トマト」「お酒飲んで帰る時間、朝7時」といったキョンキョン情報をちゃっかり盛り込んだ内容に、小泉さんも大爆笑していました。さらには「一緒に『あたりまえキョンキョン』をやってほしい」とリクエストし、小泉さんが加わって3人でのパフォーマンスも! 「ヘイヘイヘイ、笑瓶」や「キュートなヒップに、ズッキンドッキン」をビシッと決め、客席を喜ばせていました。

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最後はビッグポルノが、ヒューマンビートボックスのパイオニア・AFRAさんをゲストに迎えて、新曲『Tea! Tea! No! Oh…喫茶?』をはじめとする下ネタ満載ラップでしめくくり。出演者がふたたび舞台に登場し、ビッグポルノの『KING TIMER』を熱唱するおなじみのエンディングまで、息つく暇ない濃密な11時間が、こうして幕を閉じました。










ノンスタがいち早く体験!「新世紀ぱちんこ攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」

10月8日(月)、ニコニコ生放送で21:00-23:30の2時間30分の完全生放送「新世紀ぱちんこ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXスタンバイOK!!スペシャル」が放送されます。

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出演者は、MCのNON STYLE、攻殻機動隊に詳しい芸人のクレオパトラ・桑原、御茶ノ水男子・おもしろ佐藤、そしてグラビアアイドルの田中涼子さん、さらに、パチンコライターの助六さん&ヒラヤマンさんを迎えて、豪華に実機で遊びます!

この番組を見れば翌9日から全国導入開始となる「新世紀ぱちんこ攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」の魅力がすべて分かります!
是非、チェックして下さい!

▼番組ページ
http://live.nicovideo.jp/watch/lv109589673

▼KYORAKUオフィシャルサイト
http://www.kyoraku.co.jp/index.php

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