よしもとニュースセンター

11月17日(土)に全国ロードショーされる映画「ワーキング・ホリデー」の公開を記念して、
初日・2日目限定のオリジナルポストカードのプレゼント企画を行います！

いち早く映画を見ていただいたお客様へのプレゼントとして、主演のAKIRAさんと林遼威くんがベンチで座って語り合う、名場面をプリントしたオリジナル(非売品)のポストカードです。

配布されるのは、11月17日から公開される全劇場。
配布期間は17日(土)・18日(日）の二日間のみ。

先着限定となりますので、なくなり次第終了となります。

映画を見た記念として、友達やご家族へのプレゼントとして、ぜひこの機会にGETしてください。

○サントラCD 好評発売中
さらに、11月7日から、映画のサウンドトラックを収録した2枚組のCD「Works」が発売されています。
「ワーキング・ホリデー」の音楽を担当した松下昇平さんのM-SWIFT名義でのCDとなります。こちらも映画と合わせてお楽しみください。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
http://www.m-swift.net/home.html

今すぐ聞きたい方はyoutubeで！

■M-SWIFT / Main Theme from "Working Holiday"
http://www.youtube.com/watch?v=6KTkG4-4XCY&feature=plcp

○選べる！特典付き前売りチケット好評発売中！

映画『ワーキング・ホリデー』の特典付き前売りチケットが好評発売中です。
この特典は、前売り券の購入者が好きなほうどちらかを選べるオリジナルクリアファイルになります。「タイプA　“元ヤン・ホスト”決め顔バージョン」「タイプB　“やさしいパパ”親子の絆バージョン」と、デザインの異なる2種類を用意しました。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
http://wh-movie.laff.jp/blog/2012/08/98-a3b4.html

「ワーキング・ホリデー」オフィシャルＨＰ　
http://wh-movie.com/
公式ブログ　
http://wh-movie.laff.jp/
公式twitter　@wh_movie_2012

予告編動画
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=d2vS3u9mZc4

11月８日（木）、ブックファースト新宿店にて、３日（土）に書籍『世界の武器』を刊行したサバンナ・八木真澄がサイン会を開催。囲み会見には、相方の高橋茂雄も駆けつけました。

『世界の武器』は、八木真澄がプライベートで記していた「武器ノート」を書籍化したもの。八木が考え、コツコツ書き溜めてきた“世界の武器”が100個、どどーんと掲載されています。出版のきっかけは、昨年の『ざっくりハイボール』（テレビ東京、テレビ北海道、テレビ大阪、九州放送、大分放送、熊本放送でオンエア）で紹介されたことから。ほかの出演者が軒並み爆笑する中、千原ジュニアは「絶対、本にした方がええ！」とコメント。さらに、視聴者からの反響がすごかったことを受け、書籍化の話が浮上したのでした。なお中の体裁としては、八木が書いたイラストや文字をそのままパッケージし、すべての武器に対して相方・高橋からの「ツッコミコメント」を追加。充実した内容になっております。

会見では、そんな『世界の武器』について「刊行されて、うれシイタケ！ですね。100個載ってますので、ベスト３とか考えたりしてほしいです」と語った八木。「オススメの武器をひとつ挙げると？」との問いには「えーっと…今思うのだと『杉の家』という武器ですね。家が杉でできているんですが、だから花粉症の人は帰れないんです、家に」と答えます。しかし、たまりかねた高橋は「……こんな不思議な空気の記者会見、初めてや（笑）」。また、そんな高橋は本について「最初『武器を考えてる』と言われて、意味がわからなかったんですよ。そこで相方やし、理解せなあかんなと、ノートを借りて読んだんですよね。でも…余計意味がわかんなかった（笑）。ただ、とにかく世界に一冊しかない本なんじゃないでしょうか。出版したというより、“流出しちゃった”本です（笑）」とコメントしました。

質疑応答では八木に向け、記者からこんな質問が。「本の帯に、ジュニアさんからの『一番の武器は八木自身です』との言葉がありますが、八木さんにはどんな武器がありますか？」。すると八木は「まず正拳がありますね。パンチ！」と回答。と、これにも高橋は機敏に反応します。「あかんあかん！　何をしてんねん！（笑）違うやろ、暗にギャグをフってくれてるねや」。

そして「あ、そういうことか！」と気を取り直して、八木が繰り出したのは…「よろしくよろしくよろし…クマ！」。彼らしい破壊力を秘めた武器を開陳したのでした。

また「下着をネットに入れずに洗わないだけで殴るらしい」など、怖いと評判の八木の奥さまに対し「立ち向かう武器」を訊かれた八木は、「『虫からの信頼』ですね。嫁はゴキブリがキライなんで、ちょっと勝てるかなと」。一方、高橋は「相方を見てると、結婚はまだええかなと思います」ということですが、そんな高橋には「ウワサの彼女と仲良くなった武器は？」との質問が飛びます。すると、高橋も八木のあけっぴろげに促されたのか「言葉が通じないので、画像とかで『これ日本語でなんていうか、わかる？』とかってコミュニケーションをとったことですかね」と素直に回答。それに対して、八木が「つまり、スキーのインストラクターがカッコよく見えるとか、そういうことです」と解説しますが、これにはすかさず「入ってこないでください！」。会場を笑いに包んだのでした。

会見終了後のサイン会には、著者である八木がひとり出席。「がんばってください！」と声をかけられれば「見ていてください。おそろしいことになりますよ！」と気軽に応じるなど、八木ワールド全開のイベントとなりました。なおサイン会は、大阪でも11日に開催されますので、八木ワールドに浸りたい方は、ぜひ!!

●書籍情報

『世界の武器』
八木真澄（サバンナ）／著
発売中
定価：952円（税別）
ポプラ社・刊

≪発売記念サイン会!!≫
【大阪】
日時：2012年11月11日（日）14：00～15：00
場所：ジュンク堂書店千日前店
お問い合わせ：ジュンク堂書店千日前店 TEL06-6635-5330
※要整理券（定員100名）

【サバンナ】

12月24日（月・祝）発売の『佐久間一行 全国コントツアー2012 元気でみるみる』DVD購入特典が決定しました！

よしもとテレビ通り先着特典は「写メ会参加券」、よしもとネットショップYahoo!店 先着特典は「書き下ろし　直筆サイン入りクリスマスカード」、セブンネットショッピング先着特典は「書き下ろしイラストポストカード」になります！

全て先着なのでお早めにご予約ください！

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よしもとネットショップYahoo!店 先着特典!!

よしもとテレビ通り 先着特典!!

下記の対象店舗にて2012年12月24日（月・祝）発売（店頭到着日12月21日（金））の『佐久間一行 全国コントツアー2012 元気でみるみる』（YRBN-90513）をご予約・ご購入いただきますと、先着で「佐久間一行　写メ会参加券」をプレゼント!!

【特典内容】
★★「佐久間一行　写メ会参加券」★★

【日時】
12月23日（日）　公演終了後
佐久間一行　年末恒例ライブ「くるっと２０１２」
開場19:00　/　開演19:30

【会場】
ルミネtheよしもと
※参加券を必ず持参下さい。
※撮影はお客様のカメラ付携帯、デジカメになりますので必ずご持参下さい。

【対象店舗】
よしもとテレビ通り新宿店
よしもとテレビ通り渋谷店
よしもとテレビ通り神保町花月店
よしもとテレビ通りNGK店

○ご注意!!
特典は対象ショップごとに先着順でのプレゼントとなります。無くなり次第プレゼント終了とさせて頂きます。

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よしもとネットショップYahoo!店 先着特典!!

よしもとネットショップYahoo!店にて2012年12月24日（月・祝）発売の
『佐久間一行 全国コントツアー2012 元気でみるみる』（YRBN-90513）をご予約・ご購入いただきますと、先着で「佐久間一行　書き下ろし　直筆サイン入りクリスマスカード」をプレゼント!!

※10月13日茨城県民文化センターで会場予約して頂きましたお客様も下記の特典になります。

【特典内容】
★★「佐久間一行　書き下ろし　直筆サイン入りクリスマスカード」★★

○ご注意!!
特典は対象ショップごとに先着順でのプレゼントとなります。無くなり次第プレゼント終了とさせて頂きます。

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セブンネットショッピング　先着特典!!

セブンネットショッピングにて2012年12月24日（月・祝）発売の
『佐久間一行 全国コントツアー2012 元気でみるみる』（YRBN-90513）をご予約・ご購入いただきますと、先着で「佐久間一行　書き下ろしイラストポストカード」のプレゼント!!

【特典内容】
★★「佐久間一行　書き下ろしイラストポストカード」★★
1/14（月・祝）実施の「佐久間一行 全国コントツアー2012 元気でみるみる」
発売記念イベントに関しまして以下注意事項をお読みいただき、本イベントへのご参加をお願いいたします。

■日時　：　1/14（月・祝）19：00～20：00（終了予定）
※状況に応じ、時間の変更もございます。
※当日は、18：45頃より順次ご案内する予定です。

■場所　：　よしもとテレビ通り新宿店（ルミネ2/7階）
サイン会参加対象　：セブンネットショッピングにて、12/24（月・祝）発売の「佐久間一行 全国コントツアー2012 元気でみるみる」を購入された方で、セブンネットショッピング限定特典『書き下ろしイラストポストカード』をご持参された方のみご参加いただけます。
※ご持参いただきました『書き下ろしイラストポストカード』にサインをいたします。
※DVDジャケット等、上記以外の物へのサイン入れはいたしませんので、予めご準備の程宜しくお願いいたします。
※当日は、いかなる理由があっても『書き下ろしイラストポストカード』の再発行は致しません。
お忘れになられた際は、サイン会にご参加いただけない場合もございますので、予めご了承ください。
※携帯電話等による撮影・録音・録画は一切禁止となります。

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【お問合わせ先】
よしもとアール・アンド・シー
電話番号：0120-600-316
（受付時間 11：00～18：00　土日・祝日・年末年始を除きます）
※やむを得ない事情により、内容変更・中止になる場合がございますので、予めご了承下さい。

モバイル向けプラットフォーム「Decoo」を運営する株式会社デクーさんと、よしもとのコラボレーション企画が2012年11月9日より開始されます。

デクーさんが提供するソーシャルゲーム「UTOPIA2」内にて、「UTOPIA2　川島の合戦」をスタートします。



「UTOPIA2　川島の合戦」は、麒麟・川島と野性爆弾・川島が、それぞれ後輩の芸人仲間を率い「元祖 川島軍」と「本家 川島軍」を結成し、UTOPIA2を舞台に、どちらが“真の川島“かを競い合います。シリーズ累計300万人のユーザーを巻き込み、川中島の合戦ならぬ、「川島の合戦」で勝負を繰り広げます。

本企画では、それぞれの川島が国主となって一般ユーザーに応援を呼びかけ、より多くのユーザーを自国の軍勢にし、毎週行われる「合戦」に備えます。
合戦では、芸人同士がガチでぶつかり合い、ユーザーが回復アイテムや、城の強化で協力することによって、勝敗が大きく左右されます。

皆さま是非、ご参加ください！！

「UTOPIA2　川島の合戦」企画概要
■開催期間：11月9日（金）～12月6日（木）
■元祖 川島軍：麒麟・川島明、天津・向清太朗、とろサーモン・村田秀亮
■本家 川島軍：野性爆弾・川島邦裕、レイザーラモンRG、カナリア・ボン溝黒
■第三の川島：はんにゃ・川島章良
■開催サイト：UTOPIA2（http://utopia2.jp/）
※iPhone・Androidは、アプリでもご利用いただけます。
iOSアプリ UTOPIA2：https://itunes.apple.com/jp/app/da-luan-douutopia2-wu-liaode/id554888353?mt=8
Androidアプリ UTOPIA2：https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.decoo.utopia2sp&hl=ja

また、リリース当日の11月9日(金)に、ニコニコ生放送での配信も決定しました！

“UTOPIA2　川（中）島の合戦！
どっちが真の川島か白黒つけたろうやないか！開戦SP”
■生配信：22時～23時
■出演者
司会：野性爆弾・ロッシー＆麒麟・田村
対戦：野性爆弾・川島＆レイザーラモンRG　VS　麒麟・川島＆天津・向
■配信ページ：
http://live.nicovideo.jp/watch/lv114135357


【「UTOPIA2」(ユートピア２)概要】
「UTOPIA2」（http://utopia2.jp）は、オリジナルのマリオネットを作り、武具やカードでマリオネットを強化し、他ユーザーとのバトルを通して成長していく、多人数参加型オンラインバトルRPGです。
シリーズ累計300万人が熱狂した、UTOPIAシリーズの最新作品として、幅広いお客さまに利用されています。
本作では、ユーザー同士のバトルに加え、国を作り、大公となって他国と戦争する国同士のバトルシステム。
今作から新たに加わった”バトルカード”、そして謎に包まれた「上級職」など、深く、楽しく、ゲームを遊べる要素が満載されております。
また、スマートフォン・フィーチャーフォンに対応した“ブラウザ版「UTOPIA2」”のほか、iOSおよびAndroidに対応した“アプリ版「UTOPIA2」”も提供しています。


【株式会社デクーについて】
株式会社デクーは、「もっと楽しいコミュニケーションをすべての人に」という理念のもとに、モバイル向けプラットフォーム「Decoo」（http://decoo.jp/）をはじめとして、「リアルタイムに今をつぶやく」がコンセプトのレンタル日記サービス「Decooリアル」（http://real.decoo.jp/）や、リアルよりもコミュニティ機能を強化した「Decooブログ」（http://blog.decoo.jp/）、スマートフォン向けメッセンジャーアプリ「EmojiTalk」（http://emojitalk.net/）などのサービスを、開発・運営しています。
Webサイト：http://decoo.co.jp/

動画配信サービス「JOOKEY（ジョーキー）」（URL：http://jookey.jp/）では、人気芸人たちが独自の目線で話題のニュースにコメントする「JOOKEYニュース」の新コメンテーターに千鳥が就任いたしました。本日より「ノブニュース」「大悟ニュース」の配信を開始いたします。

「JOOKEYニュース」とは、身近な話題から政治経済まで世の中が、興味を持っている幅広い“普通のニュース”に芸人ならではの多種多様の知識、情報や面白さを加えた“芸人版ニュース”が楽しめるコンテンツです。

千原せいじが歯に衣着せぬコメントで政治経済を斬ったり、博多大吉が芸能ニュースの裏側を芸人だからこそ知りえる最新情報を交えてコメントするなど、個性豊かな芸人たちがニュースというフィールドでもその才能を発揮しています。

本日から配信となった「ノブニュース」では、石原元都知事と橋本大阪市長を中心とした第三極についてのニュースから元市議である父親の悲しいエピソードをノブが披露！こちらのコンテンツは絶賛無料配信中となっております。ニュースを面白おかしく知ることができる動画サイトはJOOKEYだけ！！この機会に是非ご覧ください。

≪JOOKEYニュース出演者≫
山崎邦正、千原せいじ（千原兄弟）、博多大吉（博多華丸・大吉）、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、ユウキロック（ハリガネロック）、小籔千豊、川島邦裕（野性爆弾）、藤原一裕（ライセンス）、まちゃまちゃ、稲垣早希（桜）、など

≪無料動画URL≫
「千鳥ノブが明かす元市議の父親のデタラメ政治活動とは？」
URL：http://goo.gl/fOMBi

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≪JOOKEY（ジョーキー）とは？≫
オリジナルコンテンツを毎日お届けするマルチデバイス対応の動画配信サービス！
旬の話題に芸人独自の目線で斬り込む「JOOKEYニュース」や楽屋裏トーク、コント番組など、現在2000本以上のコンテンツを配信中。

≪対応デバイス≫
フィーチャーフォン／スマートフォン／タブレット端末／パソコン（未対応キャリア・端末あり）

≪利用料金≫
月額315円（税込）
※docomoでは30日間無料キャンペーン中
※au では携帯電話（フィーチャーフォン）では初月無料（次月継続時）、 スマートフォンでは初回に限り30 日間無料キャンペーン中

（最新情報はコチラから↓）
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mixi：http://p.mixi.jp/jookey
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吉本興業の創業100周年を記念して、月替わり12本のお芝居でその歴史を綴っている『吉本百年物語』。第8弾となる11月公演「深夜のキラ星～スター誕生～」が、11月7日（水）、なんばグランド花月にて幕を開けました。物語の舞台は昭和40年代。若手落語家・笑福亭仁鶴と妻・隆子、落語か就職かで揺れる大学生・河村静也（現：六代 桂文枝）と母・治子というふたつの「絆」とともに、深夜ラジオをきっかけに時代の寵児となっていったふたつの「きら星」誕生秘話を描きます。

仁鶴役・菅広文（ロザン）と隆子役・未知やすえは、息の合った“おしどり夫婦”ぶりを披露。静也役の間慎太郎も、治子役の音無美紀子さんと、まるで本物の親子のような情感あふれるシーンの数々を見せました。吉本の社員・八田を演じた九十九一さん、ディレクターの中西役・福田転球、仁鶴の父・誠三役の田中弘史さんら、脇を固める実力派たちの演技も見もの。治子の友人として登場する浅香あき恵は、自由奔放に歌い踊り、しっかり笑いをとっていました。ほかに高山トモヒロと光永の親子共演や、菅と慎太郎が、それぞれ歌声を披露する場面も!?　とにかくお楽しみがぎっしりつまった内容で、客席からは、終始大きな拍手と歓声が起こっていました。

終演後の会見では、「稽古してて『これってホンマに本番が来るのかな』と思ってたんですけど、幕が開いたらお客さんがあんなに来ていただいてて。本当に泣きそうになりました」と感無量の表情で語った菅。未知は、「自分の役柄をつかみきれず、すごく悩んで……本当は菅ちゃんより先輩だから、リードして引っ張っていかなければならないところがいっぱいあったのに、自分の中だけで悩んでしまっていた」と、稽古中の心情を明かします。「これだ！」というものにたどり着いたのは、なんと昨日のことだそう。「今日は、菅ちゃんが顔を見るたびに『楽しく、元気にやりましょう！』って声をかけてくれました。客席からクスッとでも笑いがあると、どんどん楽しくなってきて、最後のダンスははっちゃけて踊れました！」と、すがすがしい笑顔で語っていました。

菅と同様、舞台初挑戦の慎太郎は、「なぜか、ほかの方々は休みやのに僕一人稽古という日がたくさんあった」と過酷な日々を告白。「でも、稽古をたくさんしたからこそ、素直な気持ちで本番に挑むことができました」と胸を張りました。最近は、音無さんから食事に誘ってもらうことが多く、「今日のステージでは本当のお母さんに思えた。すごく気持ちが入って演技することができました」とのこと。対する音無さんは、「慎太郎くんは初舞台なので、緊張で震えているだろうと思いきや、袖で『僕、ワクワクしてます』って。いいなあと思いました（笑）」と、その舞台度胸を称賛。「なんばグランド花月に出演できるなんて思いもよらなかったので、こうしてチャンスをいただけて、本当にうれしく思ってます」と笑顔を見せつつ、「これから積み重ねて、もっと本当のお母さんに……（慎太郎を見て）なろうね！」と、ますますコンビネーションを高めていくことを誓っていました。

本番までに、菅、慎太郎とも、それぞれ仁鶴、文枝に会って挨拶したとのこと。菅は「（百年物語の）CM撮影もご一緒させていただいたとき、始まる前に『君のしゃべりは噛まないしゃべりだ』『滑舌がいい』と言っていただいた。それなのに、CM撮影が始まったら緊張してめっちゃ噛んだんですよ。師匠がキョトンとしてました」と茶目っ気たっぷりにコメント。慎太郎は、挨拶に行ったとき「もうちょっと眉毛を太くしよか」「細さは大丈夫やね」と文枝からチェックしてもらったそうで、「今日、眉毛は思いっきり描いてます！」。

役作りに関しては、「『元気で明るくやってください』と言っていただけたんで、元気で前向きな師匠を演じさせていただけたら一番いいんじゃないかなと。まだ全然できてないですが、後半では少し風格を出すようにできたらなと思ってやらせていただきました」（菅）、「（文枝の）落語家の道に進むのか就職するのかの葛藤を考えたとき、僕も自分の母親が大好きなので、母親に対する思いみたいなものがすごくわかった。だから、自分が家を出た18歳のときの気持ちを甦らせて作っていきました」（慎太郎）と、そろって熱い思いを込めた様子。慎太郎によると父・間寛平からのアドバイスはなかったものの、「『緊張するから見たくない』と言ってたのに、さっき楽屋まで来てました（笑）」。これを受けて、菅も「ホント、（寛平は）お父さんの顔してはりました。普段の師匠じゃなくて、『頼むな！』みたいな感じで言われました」と、意外なエピソードを明かしていました。

いよいよスタートした11月公演が、これから回を重ね、どう熟成されていくのか。深夜ラジオで若者の心をがっちりつかんだ仁鶴、そして夢をあきらめきれず落語の道へと進む静也――そんなふたりを支えた「家族の愛」に注目しつつ、舞台の進化を、ぜひ劇場で見て、感じてください。

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
11月公演『深夜のキラ星～スター誕生～』

公演期間：11月7日（水）～30日（金）※11月15・17・18・19・26日は休演
会場：なんばグランド花月
開演時間：平日・土曜19：00（18：30開場）、日曜16：00（15：30開場）
料金：1階席6000円、2階席5000円（全席指定）
出演：菅広文（ロザン）、未知やすえ、間慎太郎、九十九一、福田転球、田中弘史、浅香あき恵、とめ貴志、立川貴博、山中達矢、高山トモヒロ、竹若元博、光永、西浦八恵子、森田展義、大野正登／音無美紀子　ほか

※チケット発売中！
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル　☎0570-036-912（10：00～19：00）
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

11月７日（水）、都内にて開催された『FUKULOG FASHIONISTA 2012 Autumn & Winter キックオフイベント』に、ピースが出席しました。

自身のコーディネート投稿をとおして、ファッションに関わる全ての情報を共有できるSNSとして、2009年に誕生した「FUKULOG」。月間訪問数は最高で約700,000人、投稿数は130,000人を超えるという日本最大級のファッション・コーディネート・サイトとして注目を集めています。

そんな「FUKULOG」が開設３周年を記念して行なうのが、『FUKULOG FASHIONISTA 2012 Autumn & Winter』。「REAL（リアル）」をテーマに、2012年の秋冬今のファッションを体現したユーザからの投稿から、男女それぞれのファッショニスタ・ナンバー１を決定します。
グランプリには、審査員のスタイリスト・小林新さんと大田由香梨さん、それぞれがコーディネートした50万円相当のファッションアイテムをプレゼント。また、男性に贈られる「smart賞」は雑誌「smart」に登場する権利と本誌１年分、女性に贈られる「ELLE girl賞」は雑誌「ELLE girl」に登場する権利と本誌１年分をもらうことができます。
上記の一般部門ほか、特別部門として「男の娘部門」「ぽっちゃり部門」「カップル部門」も。こちらの受賞者には、賞金として現金２万円がプレゼントされるそうです。

審査員を務めるのは、上記したスタイリストのお二人ほか、「smart」「ELLE girl」の編集長。そして、特別審査員にピースが指名されたというわけです！

同イベントには、二人とともに特別審査員を担当するファッションモデルの木下ココさん、秋元梢さんも出席。同じく、特別審査員の広海深海のお二人がMCを務めました。

“お笑い界のファッショニスタ”と紹介され、登場したピースの二人。劇場の出番終わりで駆け付けたそうで、「この洋服はステージ衣装かつ私服」（綾部）「このあともまた劇場に戻ります」（又吉）とコメント。
フォーマルな格好が好きだという綾部は、この日もビシッとスーツで登場。「遠くから見ると、グレーの単色に見えるかもしれないですけど、実はボーダー柄のセットアップなんです。マスコミの皆さん、ハレーション起こしたらすみません」と、後方に位置するカメラマンたちに会釈します。また、「オシャレですけど、ダサイランキングにも入ってるんですよね？」と訊ねられ、「オシャレは好きなんですけどね。でも、野球マニアが全員、野球がうまいかと言ったら違うでしょ？　そういうことだと思います」とコメントするも、客席の反応はイマイチ。「あれ？　今のはもっと笑っていただいてもいいんですけど」と動揺を隠せない綾部に、又吉が「自分で思ってるほど、おもんなかったということですよ」と鋭く指摘します。

広海深海のお二人からから「雑誌とか、静止で見るとすっごくオシャレなんです。でも、なんでテレビだとそう見えないんだろう？　キャラが出ちゃうのかな」といじられたのは、又吉。「オシャレなんですけどね！」とフォローされるも、綾部に「なんですけど、お墓が似合いそうな芸人でも１位ですし」と言われ、自分でも「超能力が使えそうな芸人でも１位でした」と、ネガティブな方向に誘います。
又吉が本日ポイントを置いたのは古着のジャケットだそうですが、「古着って誰かが着ていたものじゃないですか。なのに、サイズが僕にぴったり合う。そこに喜びや運命的なものを感じるんです」と力説するも、全員に失笑されていました。

今後、アワードの審査員を担当するということで、深海さんを含めた５人によるファッションバトルをしようという展開に。「FUKULOG」に使われている“COOL”という札によって、それぞれの服装を審査することになったのですが、又吉には札を上げない綾部。それは「オシャレだけど、全体的に見たら髪の毛が気持ち悪い」という理由からだったのですが、これにはモデルのお二人からも「髪の毛に隠れて、又吉さんの顔が全然見えない」と同調の声があがります。
対抗したのか、又吉も綾部の番には札をあげません。そんな又吉に、綾部が「こんな地味な攻防ある？」と容赦ないツッコミを入れると、会場には笑い声が響きました。
結果、オシャレ・ナンバー１に選ばれたのは、木下さん。エレガントな装いに「このままでもレッドカーペットを歩けそうな雰囲気があって、素敵です」と絶賛する綾部でした。

囲み取材では、審査員に任命された感想について訊ねられ、「光栄です」と口を揃える二人。ピースにはモデルのお二人もオシャレなイメージを持っているようで、木下さんは「自分でスタイリングされてるなんて驚きましたね」とコメントします。
秋元さんからは「実は私、同じお店で買い物してるんですよ」と告げられ、驚きを隠せない二人。「お店にいる時にも見かけたことがありますよ」と言われ、「本当ですか！　しかも二人とも？　何より相方と同じところで服を買ってることに驚いてます」と驚きの声をあげる綾部。広海深海さんからは「私たちは背が低くてもできるコーディネートを考えてるんですけど、ピースのお二人も背が低いですよね？　背が低く見えないオシャレができてますよね」と言われ、「あんまり背が低いっていわないでください……」と、又吉が静かに訴えかけます。

ファッションへのこだわりを訊ねられた綾部は、「スーツが好きだし、カッコいい！といわれるファッションが好きですね」とコメント。レポーターから「今日は胸元を締めてらっしゃいますけど開けたら……」と訊かれると、すかさず又吉が「いつもはファーつけてますよね」とツッコミ。「ノースリーブのファー」とさらに続けるも、綾部は「あれ、胸毛なんだよ！」と顔をしかめます。
「普段はもうちょっと変なんですけど、今日は祖父母に会いに行けたり、大家さんに家賃を払いに行けるファッションになりました」という又吉は、綾部から「いつも飛ばした感じの洋服を着てるくせに、なんで今日着て来ないの？」と説教され、「確かに……（笑）。今日の気分がこれでした」と反省している様子でした。
また、背が低くてもできるオシャレを心がけるために、よくハーフパンツを履いているという広海深海を見て、「足がキレイだから似合うよね」と誉める綾部。「俺なんて足も毛深いから、遠くからだとレギンス履いてるみたいに見える」と嘆いた途端、「黒のレギンスに、ノースリーブのファー」と茶化す又吉でした。

ピースの二人も楽しみにしているという『FUKULOG FASHIONISTA 2012 Autumn & Winter』の応募は、本日７日（水）よりスタート。ぜひともチェックしてみてください！


●FUKULOG
公式サイト　http://fukulog.jp/

●プロジェクト概要
FUKULOG FASHIONISTA 2012 Autumn & Winter
【エントリー受け付け期間】
11月7日（水）12：00～ 11月29日（木）12：00

【募集部門およびテーマ・賞】
＜一般部門＞
・一般男性部門
2012年の“イマ（REAL）”を象徴する男性のコーディネートを募集します。
◎グランプリ（１名）
　小林新さんがあなたのためだけにコーディネートした
　50万円相当のファッションアイテムをプレゼント

◎smart賞（１名）
　人気男性ファッション誌“smart”に登場する権利&smart１年分をプレゼント

・女性部門
2012年の“イマ（REAL）”を象徴する女性のコーディネートを募集します。
◎グランプリ（１名）
　大田由香梨さんがあなたのためだけにコーディネートした
　50万円相当のファッションアイテムをプレゼント

◎ELLE girl賞（１名）
　人気女性ファッションサイト“ELLE girl ONLINE”に登場する権利 &
　 “ELLE girl”１年分をプレゼント

＜特別部門＞
・男の娘（おとこのこ）部門
雑誌・テレビなどで特集が組まれるほど一般化した「男の娘」。

女性よりも女性らしさを追求した男の娘ファッションのコーディネートを
募集します。
◎最優秀賞（１名）：現金２万円をプレゼント

・ぽっちゃり部門
ぽっちゃりさんもオシャレのカテゴリーの１つとして地位を確立した2012年。
オシャレぽっちゃりさんのファッション・コーディネートを募集します。

※性別は問いません。
◎最優秀賞（１名）：現金２万円をプレゼント

・カップル部門
恋人や友達・家族・仲間などの２人１組で、気の合う２人ならではの
コーディネートを募集します。

※２人１組でエントリーしていただけましたら、性別は問いません。
◎最優秀賞（１組）：現金２万円をプレゼント

●芸人顔検索　ピース
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2007/r=504

【ピース】

11月21日（水）発売のDVD『人志松本のすべらない話333万枚突破記念 3大会収録 完全生産限定BOX』を記念して、ダウンタウン30周年記念サイトでDVDに収録される「すべらない話」の動画視聴を実施します。
11月7日（水）17:00より視聴可能！

動画は1日1エピソードを日替わりで配信。

期間は、11/7（水）～11/20（火）　
※平日17:00更新になります。

疲れた時の気分転換に１日１話を！
日替わりなのでお見逃しなく！

ダウンタウン30周年記念サイト
http://www.dt30thdvd.com/

11月６日（火）、吉本興業東京本部にて、2013年１月31日～２月３日まで本多劇で開催される舞台『The Name』の製作発表が行われ、今田耕司と落語家の立川談春さんがそろって出席しました。

舞台『The Name』は、今田耕司と放送作家の鈴木おさむさんによる舞台の第４弾。過去には、第１弾で千原ジュニア、小木博明（おぎやはぎ）、第２弾で堀内健（ネプチューン）、第３弾では宮川大輔とコラボ。大好評を博してきました。そして今回は、ついに“今最もチケットがとれない”といわれる落語家・立川談春さんとの異色の顔合わせが実現！　今田耕司がテレビ局のプロデューサーにふんする一方、談春さんは彼を拉致して追いつめる“謎の男”を演じ、“名刺”をきっかけに巻き起こる物語を描いていきます。

あべこうじが司会を務める中おこなわれた会見では、まずは右と左から今田と談春さんがやや緊張した面持ちで登場。会場は独特な空気に包まれますが、というのも実は、二人はともに1966年生まれながら、ほぼ初対面。ポスター撮影においても、挨拶を交わしたくらいで「３分くらいで済んで別れた」のだそう。ということで、まずは今回の舞台になぞらえ、特別に用意した名刺を交換。「よろしくお願いします」と挨拶を交わします。

二人が着席すると、続いては、作・演出の鈴木おさむさんからのコメントが読み上げられます。「今田耕司と向き合うお芝居においての、最高の緊張感を考えました。一番びっくりする人は誰か。そして、今回の物語において、内容について詳しくは言えませんが、談春さんがパフォーマンスする人として最高だと思いました。ダメ元でオファーして、まさか引き受けてくれるとは思いませんでした」。

それを受け、今田は「関東の落語家さんとご一緒する機会も初めてならば、もちろん談春さんともこれまで接点がなかった。ただ、周りから談春さんは本当にスゴイというのは伺っていましたからね。話を聞いて、とにかく驚きました」。さらに「談春さんとやるというのは大変なことやなと。その重圧を、日に日に実感しています。今がすでに緊張してますから」と語ります。

一方の談春さんも「びっくりしました」と応じますが、「最初は無碍に断ろうと思ったんです」とまさかのコメント。「だって、何をさせようとしているのかわからないじゃないですか。でもね、僕も仲間から『絶対出るべきだ』と。『こんないいお話をくださるご縁は、ほかにもうないぞ』とみんなが言うんで『じゃ、やろう』って」と、今回オファーを引き受けた経緯を語ったのでした。

そんな二人は、1966年の同じ年。しかし、芸歴としては談春さんの方が上なのだそうで「私は高校２年で世の中に出て、生まれた初めて見た大人が立川談志っていうね。呪われたようなスタートですからね（笑）」。対して今田は「17歳といえば全寮制の学校を脱走したころですかね。それであの後19歳のときにこの世界に入りました」。「へえ！」と応じる談春さん。今田は「そういう意味では、ちゃんと思春期を送ってないところが似ているかもしれないですね」。徐々に互いをすり合わせていきます。

そうして続けて行われたのが「お互いをよく知ろう！The Nameチェック！」。名前に関するチェックをしていくことに。まずは第一問は「互いのニックネームをつけよう」。さらっと書いた談春さんは「先生」。「あのね、落語家って真打になると『師匠』って呼ばれるじゃないですか。それで落語以外で生きてる人で、真打クラスの人は『先生』って呼ぶんです。だから僕は、出会って数分ですけど、舞台が終わるまで『今田先生』と呼ばせていただこうと」。

「いやですねえ！」と応じた今田が出したのは…「座長」。「別に責任から逃げてるわけでも、なすりつけたいわけでもないですけどね（笑）」。談春さんも「あとひとりしかメインの出演者がいないのに、小さい会社みてえだな（笑）」と応じます。今田は「とにかく、周りのハードルが上がりきってますからね。座長、お願いします！」、談春さんも「先生、よろしくお願いします！」。探り探り、不思議なやりとりが繰り広げられされます。

以降は「互いに連れて行きたいお店は？」との質問に、今田が「バー＆ラウンジ　MATAZO」、談春さんが「麻雀エース新宿西口店」を挙げるなど、探り合っていった二人。会見を終えた後で、あべが語ったところによると「ずっと殴り合ってたようにも見えましたし、すごい雰囲気」とのことでしたが、「すごく面白かった。貴重な体験をした」とやや興奮気味に語ったところに、この会見の独特さが窺えます。

質疑応答で「芸人として、お互いにどう見てますか？」との質問には、今田が「落語というものにちゃんと触れたことがなくて、僕の中では桂枝雀師匠くらいなんですよね、しっかりと見たことがあるのは。それで、談春さんがスゴイというのは聞いてましたから、この舞台が決まって、高座を見るか見ないかは迷ってるところです。見てしまうと、ちょっとビビってしまうから、逆に見ずに、アホなふりして共演させていただこうかな。なにしろナンバーワンの方やと聞いてますんで」。対する談春さんは「ナンバーワンってのは、自分で言い出したら広まったんだけどね（笑）」と応じて、今田の印象を語ります。「すべてのやりとりを計算してしゃべってますね。この会見ひとつとっても、この場のストライクを探ってちゃんと当てている。すごいなと思いますね」。今田は「わかっちゃいましたか？（笑）」と応じますが、まだまだ談春さんからの今田評は続きます。「今お話してて感じたんですけど、テレビを拝見してて思ったのは、ご自分の成功したことについても、すごくフラットに捉えてる方なんだなと。それで周囲の扱いが変わっても、全然気になさるところがない。そういうところって、僕と似てるなと感じました。なんというかな、実は腹の中に赤黒い炎がある感じ？（笑）」。すると今田は「あ、そうですね。根っこは似てるかもしれないです」と笑顔。だんだん打ち解けていっている様子が、なんとも新鮮でした。

最後に「ちゃんと演劇に挑むのは20年ぶりくらい」と語った談春さん。「僕自身すごく楽しみですし、僕の知ってるテレビの今田耕司が、おそらくまったく見たことのない姿で板の上に立つんだと思うんですよ」。一方の今田は「今はもう、談春さんの期待を裏切りたくないという一心ですね」と殊勝に意気込みを語りました。とにかく予測不能、ただスゴイ事になるのは必至の舞台『The Name』。ぜひぜひ、そのインパクトを劇場で体感してください！

●公演概要
『The Name』
出演：今田耕司、立川談春、大窪人衛
作・演出：鈴木おさむ
日程：2013年１月31日（木）～２月３日（日）　全5公演
１月31日（木）19：00、２月１日（金）19：00、２月２日（土）13：00／17：00、２月３日（日）13：00
会場：本多劇場
料金：前売り6000円　当日6500円　※全席指定
チケット発売日：チケットぴあ（＝チケットよしもと）にて
・2012年11月７日（土）チケットよしもと有料会員・先行
・2012年11月17日（土）チケットよしもと無料会員・先行
・2012年11月24日（土）チケットぴあ会員・先行
・2012年12月１日（土）一般発売
お問い合わせ：チケットよしもと　0570-036-912

【今田耕司】

　11月4日、なんばグランド花月で『村上ショージ３５周年記念ライブ「振り返れば　何もなかった」～あー20年前もうちょっと頑張っといたらよかった記念ライブ～』が開催されました。村上ショージの芸能生活35周年の集大成ともいえるこのイベント。ショージと親交のあるゲストもたくさんお祝いにかけつけました。

　オープニングは迫力満点の和太鼓演奏。ハッピ姿で決めたショージが、お客さんからの拍手に迎えられて舞台に。しかし、バチがありません。素手で太鼓を叩くものの、さすがに無理があったようで……。「すいません！　叩くものないよ！」と叫ぶと、手渡されたのは“鉢”。もちろん叩けません。「叩くやつや！」と告げると、次に手渡されたのは竹馬のように長いバチ……。「スベッとるやないか！　短いやつがあるやろ！」と続いて手渡されたのは、短すぎるバチ……。仕方なく、短いバチで和太鼓演奏を披露しましたが、なかなかの腕前！　客席からも拍手が起こります。

　ボケ倒しのオープニングの後は、人気演歌歌手・坂本冬美さんからのお祝いコメントVTRが！　ショージと坂本さんは、ときどき食事にも行くメル友なのだとか。大阪出身の坂本さんは、「一種独特な（村上ショージの）芸は、子供の頃から見ていた」そうで、今回のお祝いを一緒に喜んでいるようでした。
　最初のコーナーは、「軽井沢剣次郎歌謡ショー」。ショージ扮する新キャラ・軽井沢剣次郎が、ヒットナンバー『落花生』を熱唱します。ちなみにこの軽井沢剣次郎という男、趣味はボウリングで、最近の楽しみはボウリングのピンが倒れる「ガチャーン」という音だそうで……と、自己紹介をしているところに、お祝いに駆け付けた水谷千重子（友近）が登場！　水谷千重子は軽井沢にとって憧れの先輩だそうで、「15年前に鬼怒川温泉で姉さんが飲んでいた紙コップを今も大事に持っています！」と熱い思いを打ち明けていました。本物の演歌歌手のリサイタルに迷い込んだような、大人のジョークも飛び出す品のあるトークのほか、お客さんからお題をもらって「アイウエオ作文」を作るひと幕も。最後は水谷千重子に一曲歌っていただくことに。松田聖子の『夏の扉』を演歌調に歌い、お客さんを沸かせていました。

　
　ブリッジVTRも見逃せません。人気ドキュメント番組をオマージュした「プロフェッショナル～ギャグの流儀～」と題して、このイベントのエンディングでショージが披露する新ギャグが誕生するまでを追います。結果はエンディングまでのお楽しみです。
　
　続いてのコーナーは、「村上ショージ35年の軌跡」。MCの次長課長、そしてメッセンジャー、博多華丸・大吉、山田花子、たむらけんじ、ダイアンが舞台上に。

　まず初めのトークテーマは「初舞台の思い出」。ショージの初舞台は23、24歳頃で、場所は京都花月だったとか。師匠の滝あきらに「出番を取ったるからなにかせい」と言われた若かりし頃のショージが考えたおきて破りの芸に、出演者は仰天。しかし、ショージが吉本に入って初めてギャラをもらった仕事はなんと溶接なんだとか。芸人になる前、造船所で働いていたショージは、面接で「何ができる？」と聞かれて「溶接です」と答えたことから、劇場の手すりの溶接を頼まれ、500円のギャラをもらったそうです。当時の支配人も「プロやな！」と喜んだといいます。
　続いてのテーマは「お弟子さんから聞いた話」。ショージにかれこれ10年以上も付いている弟子・よね皮ホホ骨から聞いた、ショージの知られざる素顔に迫ります。ショージはなんばグランド花月の楽屋で飼われている観賞魚にとても愛を注いでおり、飛び出すエピソードは観賞魚にまつわるものばかりでした。
　次のテーマは「35年の中で一番引っかかる事」。そこでショージは「R-1ぐらんぷり」での引っかかっていることを打ち明けます。かれこれ5年間予選に挑戦し続けているにも関わらず、いつも1回戦、よくて2回戦で敗退。今年、初めて2回戦を突破したといいます。なぜ予選を突破できないのか……？　ショージは頭を悩ませているようで、ホームグラウンドである大阪でネタを見てもらい、意見を聞きたいとのこと。紙切り漫談、宇宙戦艦ヤマトをモチーフにしたひとりコントなどを披露しますが、独特なショージワールドがさく裂し、メッセンジャー、博多華丸・大吉もたじたじ……。ただひとり、たむらけんじだけが絶賛し、「お前、俺の狙いを全部わかってくれてるわ！」とショージの心を掴んでいました。

　
　続いては、FUJIWARA、COWCOWとのユニットコント。若手俳優に扮するFUJIWARA・藤本が、映画監督に自分を売り込むべく撮影現場で意気込みます。大御所俳優（ショージ）、映画監督（COWCOW・よし）、映画監督が連れてきた愛人（COWCOW・多田）、そして人気女優、原西子（FUHUWARA・原西）とのやりとりは、ギャグ満載、アドリブ満載の内容。そしてショージが最後の大オチで噛むというハプニングも。それでも飄々としているショージに、FUJIWARA・藤本が「あんた、メンタル強いだけやん！」とツッコんでいました。

　
　最後のコーナーは「今さらトーク」。ショージにゆかりのあるゲストを迎え、今さらだけど聞きたかったことをぶつけるコーナーです。舞台にあらわれたのは、お笑い怪獣・明石家さんま！　

　客席から一段と大きな声援と拍手が送られます。「お金（チケット代）、高いわ！」、「紙切り漫談はあかんで！」と登場するやいなや矢継ぎ早にツッコむさんま。30年以上の付き合いのあるさんまとショージだけに、思い出話も濃厚です。さんま、ショージ、Mr．オクレ、ジミー大西で参列したお葬式で起こったハプニング、ジミー大西の信じられないエピソード、明石家さんまのひと言がきっかけでショージがよね皮ホホ骨を弟子に取った裏話、撮影現場に置き去りにされたカンガルーの嘘みたいな話など、聞きごたえのあるトークが次々と飛び出し、客席は大いに沸きました。

　コーナーの合間に流れていたブリッジVTR「プロフェッショナル～ギャグの流儀」もいよいよ最終話。村上ショージにとって、ギャグとは？　ショージの本質が解き明かされます。ギャグとは……「笑いに関しては最後の一撃」。含蓄のある言葉です。

　そしていよいよエンディング、新ギャグ披露です！　特別にセッティングされたお立ち台に、緊張した面持ちで上がるショージ。

　「耳くそ鼻くそ拾って食べたら犬のくそ、ワン！」を披露するやいなや、申し訳程度に小さなリボンテープが舞い、客席からは笑いと拍手が巻き起こり、その誕生を祝います。
自身の35周年記念のお祭りで新しいギャグも誕生し、今のすべてを出し切ったこのイベント。これからも、村上ショージをよろしくお願いします！

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