よしもとニュースセンター

２月２日（月）、元ロシアンモンキー・すーなかと少年少女 坂口がコンビ結成を発表！　コンビ名は「怪獣」に決定し、坂口は"まゆみちゃん"に改名することになりました。

本日のインターネット配信番組『よしログ』にて、「３つの超重大発表」を事前告知していた、すーなか。彼の前に配信していた囲碁将棋の元へ「ちょっと待って、ちょっと待って、いごしょーさん♪」と8.6秒バズーカーの"ラッスンゴレライ"のリズムを口ずさみながら登場。
「衝撃の発表ですよ！」と大いに盛り上げ、囲碁将棋の２人が息を飲む中、「髪型をネイマールにしました！」とひとボケしつつ、「相方が決まりました！」と笑顔で発表します。

１月22日（木）、千葉県・よしもと幕張イオンモール劇場では、『解散芸人すーなか相方決定ライブ 監修：又吉直樹』を開催。「竹内（健人）に告白したけど、フラレて（相方は）決まらず。いろいろ考えた結果、ある人にコンビを組んでと伝えたらオッケーをもらいました」と報告します。

その後、新相方を呼び込んで「まゆみちゃんです」と紹介！

驚く根建が「えぇ？　坂口でしょ？　まゆみちゃんって呼んでるんですか？　改名するの？　え、すーなかさんのことはなんて呼んでるの？」と矢継ぎ早に質問すると、「すーさんです」とニッコリ笑うまゆみちゃん。さらに、ピース・又吉直樹が名付け親となってコンビ名が"怪獣"に決まったこと、２月21日（土）、よしもと幕張イオンモール劇場にて初単独ライブを開催することが併せて発表されました。

まゆみちゃんを相方に選んだ理由について、「元々、飲み仲間だったのもあるけど、いちばんの理由は家が近いこと。いつでも会えるから、ネタ合わせしやすい」」とすーなか。ロシアンモンキーは同劇場を盛り上げる"幕張セブンスターズ"のメンバーでしたが、「新コンビで続けるかは検討中。もし入ったら、まゆみちゃんと毎日一緒にいることになるなぁ」とニヤけると、まゆみちゃんも「すーさんは頼りになる男です」とニヤけ返します。
上記のライブには、まゆみちゃんも出演。「選ばれると思ってなかったけど、ライブ終了から１週間くらいあとに電話がかかってきた。青天の霹靂ってこういうことかと思った」と振り返る彼女を、すーなかは「まゆみちゃんはワードにも強いんやなぁ」と絶賛していました。

すーなかは昨年末まで川口清行と、まゆみちゃんは昨年４月まで「少年少女」というコンビで阿部磨有香と活動。２人とも元相方にはまだ知らせていないということで、生配信中に電話で報告することになりました。
まず、まゆみちゃんが電話。芸人時代と変わらないローテンションの受け答えをする阿部ですが、「あのさ、コンビ組むことになったよ！」との報告を聞くと、「あぁ!!　誰と？」と仰天。すぐにすーなかが代わって「もしもし？　すーなかちゃんだよ！」と告げると爆笑するも、その後は「本当ですか？　え、本当ですか？」を連発。コンビ名を伝えても「怪獣って漢字ですか？」と何度も訊きます。質問を繰り返す阿部に、すーなかが笑いながら「阿部ちゃん、怒ってんの？」と訊くと、「納得いかないっすね！　どうして？」とキッパリ。困惑している様子の阿部に、「また電話するね」と言って一旦、電話を切りました。

続いて、川口へ電話。コンビ結成することを告げると、「よかったやん！」とすぐさま祝福。まゆみちゃんの声を聞いただけで「女！......坂口や！」とずばり的中するも、コンビ名を訊いた途端、「......怪獣!?」と当惑の色が。「21日に単独ライブあるから」という呼びかけには、「行くか！」と威勢よく返しました。

告知のために現れたニューヨークも、「脅威のコンビ！」（嶋佐）「とんでもないイロモン！」（屋敷）と驚きを隠せない様子。すでに決めているという衣装は、21日の単独で初披露するそうですが、「100％つかめる衣装にした」と笑うすーなか。「結成１年目なんで、みなさん、先輩です。M-1グランプリが本当に今年始まるなら、俺、最後の年は50何歳やからな」と告げると、爆笑が起こりました。

その後、現在２人でつくっているというネタの一部を披露すると、再び爆笑が！
基本、漫才を中心にやっていくそうですが、「まゆみちゃん、今の感じならイケるで」と優しくフォローするすーなか。まだお互いに照れがあるそうで、「なくすために、まず一緒に風呂へ入って裸の付き合いをしようと思っている。とにかく、奥さんに認められるコンビになりたい」（すーなか）と展望を。新しい相方を訊いたすーなかの奥様は「えー！　漫才やるんちゃうんかい！」とツッコみつつ、まゆみちゃんについて徹底的にリサーチ。Twitterのフォロワーがすーなかより少し多かったという理由で、「これはイケるな」と太鼓判を押してくれたそう。すーなかも２人が映っているモニタを見つめながら、「華がある。特に、俺に華が出て来た！」と自信をのぞかせました。

最後は、先ほどの電話終了後につぶやかれた川口のツイートを読み上げたすーなか。「こいつを見返すためにも、絶対に売れてやる。ありがとう、川口！　ありがとう、阿部ちゃん！」と感謝し、締めくくりました。

生配信後の２人を直撃しました！
コンビ名の由来について、又吉は「２人とも怪獣っぽいから」（すーなか）と説明したそう。又吉には、すーなかが以前から「コンビ名を考えてください」とお願いしていたようですが、「ボンボンとかアンサーとか変なんばっかりメールで送って来て。"しっくり来ないです"って言ったら、会って話したほうが思いつくって言われたので、昨晩、３人で飲んでいるときに考えてもらいました」（すーなか）とのこと。「昨晩考えてもらったときは、カッコいいコンビ名だなと思ってたんですけど」（まゆみちゃん）「実際、口に出してみたら、恥ずかったですね（笑）」（すーなか）と、まだ馴染んでいない様子です。

まゆみちゃんを選んで理由として、配信中は「家が近くてネタ合わせがしやすい」ことをあげていましたが、実は年末にやったタロット占いが関係していたと語るすーなか。
「占い師の人に"2015年は裏を狙っていったほうがいい"と言われた。タロットも（裏を突いて）引こうと思ってたカードと違うものを引いたら、いい結果が出たから、（誰も想像しなかったであろう）まゆみちゃんを相方に選んだ。今のところ、うまくいっています」（すーなか）とニヤリ。まゆみちゃんは「すーさんに付いていくしかない」と言い切ります。

今後は漫才を中心にネタを披露していくということで、ボケとツッコミの役割分担が気になるところですが、「ボケとツッコミなしでいこうかなと思ってたんですけど、まゆみちゃんが"私がちゃんとツッコむネタもやりたい"って言うんです」と、すーなか。「漫才に関してはポンコツ」と言いつつも「ツッコミらしいツッコミもしてみたい」と意気込むまゆみちゃん。「私の心が折れたら、変えるかもしれません」と弱気なところを見せると、すーなかがすかさず「まぁ、僕は元々ツッコなんで、その辺はどうとでもなる」とフォローしていました。

解散から早いペースでコンビを結成したことについて、「話題は途切れないほうがいい」と笑うすーなか。単独ライブ後の活動については今のところ何も決まっていないそうですが、「怪獣というコンビ名なら、対決ものライブがやりやすい。"キングコング VS 怪獣"とか"怪獣、ニューヨークへ行く"とか"天狗 VS 怪獣"とか、大宮にはヨイショマンもいますから"ヨイショマン VS 怪獣"も......あぁ、いいっすね」（すーなか）と、あれこれと思考を巡らせている様子。
２週間強で開催される単独ライブについては「我々がまだ何も見えてない」（すーなか）「ネタをつくってる時は"イケる！"って思ったんですけど、さっき実際やってみたら"あれ、違うかも"と思った」（まゆみちゃん）とまだ試行錯誤の最中のようですが、「まず、裸の付き合いをして男と女というものを取っ払い、色々と話し合っていろんなことを決めていきたい」（すーなか）と意気込みました。

「２人とも歳いってるんで、スタードダッシュするしかない」（すーなか）「今年は猛ダッシュします！」（まゆみちゃん）と血気盛んな新コンビ"怪獣"をぜひとも応援してください！


●ライブ情報
怪獣初単独ライブ『怪獣のバラード』監修：又吉直樹
開催日：２月21日（土）　開演：19時
場所：よしもと幕張イオンモール劇場
チケット：前売1500円、当日1800円
２月６日（金）、チケットよしもと（Yコード：999-090）にて発売！


【怪獣】

２月２日（月）、都内のスタジオにて3月20日（金）公開の『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』アフレコ会見イベントが行われ、同作でサー・ランスロット役の日本語吹替え版声優を務める徳井義実（チュートリアル）が登壇しました。

人気シリーズ最終章として、話題を呼んでいる本作。
徳井が声を担当するのは、大英博物館内で登場する"円卓の騎士"の一人・ランスロット役で、本編ではダン・スティーヴンスさんが演じています。

この大役に、「こんなにガッツリ出てくる登場人物とは思ってなくてビックリ」したそうですが、探り探りアフレコを進めると、「最後にはランスロットが（自分の）中に入ってきましたね。ランスロットが中に入ってきて、ランスロットに喋らされたというか」と憑依的なアフレコが出来たと満足気。

その自己評価はまんざら大げさでもないようで、「"スタッフがプロ（の声優）の方と間違えたんですよ"なんてエピソードを聞かされて、二度三度は"そんなことないですよ"と軽くいなしてたんですけど、四回五回言ってくるんで、これはホントなんだなと。今後の自信にして行こうと思ってます」と自信を深めます。

ランスロットという人物像については、ハンサムで、強い中世の騎士ながらも「まっすぐに物事を見るがゆえに、ちらほらお馬鹿なところがあるという、そういう愛すべきキャラクター」と分析する徳井。
MCのタケトが「コミカルで男前って、徳井さんにピッタリな役ですね」と持ち上げると、徳井は「そういうことになりますよね」と肯定するのでした。

公開アフレコでは、途中でタイミングが合わず、「ちょっと早かった」と反省の声もありましたが、なんとかやり遂げると、映画のキーとなる石板がお目見え。
今回のイベントの成功で、パワーがみなぎり、ゴールド部分が増えるはずですが、逆にゴールド全部は皆無になってしまいました。

するとスタッフからタケトの手元にメモが渡され、そこには「アフレコ自体は100点なのですが、これだけ見せられても、この作品や他のキャラクターの良さがイマイチ伝わらないのでは？」とのこと。
そこで、個性的な画風から"画伯"との異名を持つ徳井が、名前だけを聞いて、そのお絵かきに挑戦する運びとなります。
「僕が絵を描いて、みなさんに笑われることによって、映画がヒットするっていうその道すじが全然見えないです」と愚痴る徳井でしたが、ベレー帽＆スモックの画伯ファッションに着替えさせられ、ステージには徳井が「テレフォンショッキングみたいなヤツ」（『笑っていいとも！』で電話をかける際に手元を隠していた"テレ隠し"のこと？）と称したテーブルも用意。

こうして徳井画伯を大フィーチャーしたイラストコーナーが始まり、最初のお題は「トリケラトプスの骨格標本」です。
徳井は「わからん」と言いながらもペンを進め、どうにか描き終えると、タケトから「体の部分がホッケを描いたのかな？」と言われる始末。

続いてのお題は「エジプトのスフィンクス」で、描き終えた後、正解の写真を見て「ちょっと付け足していい？」と泣きを入れて差し出したのがご覧のように、眉毛のある猫で爆笑！
ちなみに描き足したのは、耳でした。

ラストのお題は「モアイ像」。
「渋谷にもありますからね」とタケトはモヤイ像をヒントに出しますが、「渋谷、あんまりいかへんからな」「だいたい三茶、池尻やからなあ」と徳井からは心の声が漏れ聞こえます。
そして、徳井の描き上げたモアイ像には、胴体と手足、さらには乳首らしき点も。
あまりにも違いすぎて、「そのタイプね。足なかった？」「ディック・フライな目やな」と動揺をごまかすのに必死な徳井でした。

イラストコーナーが終えると、先ほどの石板は半分がゴールドに変容。
そこでタケトの口から、徳井画伯が本日描いたイラスト３点をオフィシャルホームページに掲載、並びに今週末から東京・TOHOシネマズ日劇にて展示されることが発表されると、「マジで!?」と遂に動揺を露わにする徳井でした。

フォトセッションを挟んで行われた囲み取材では、画伯作のイラストについての質問が集中。
記者から半笑いで「さすがですね」と切りだされると、「一生懸命描いて出すと、みなさんに失笑されるというのが39年続いてますから、おそらく50年、60年続いていくんでしょうけど...」などと諦めた様子です。

自信作を訊かれると、スフィンクスと即答した徳井。
なんでもライオンなどネコ科の動物を描く際は、今回のトリケラトプスのように真横から捉えていたため、今回のスフィンクスは「僕の中ではすごく革命的」「真正面から見てるっていう構図が、人生で初めての構図やったんで」としたり顔です。
さらに、表情について触れられると「なんともいえん表情、菩薩のような薄ら笑みを浮かべて...」とまさしく自画自賛が止まりません。

夏休みの宿題で、車のハンドルの絵を描いて提出したら「ふざけるな！」と先生から激怒されたという中学時代の辛い思い出も語った徳井。
「入選の経験は？」「個展の予定は？」との記者からのいじり質問に「僕、工藤静香さんじゃないんで、二科展とかには出してないです」「僕がこの画力で個展開いたら、正気の沙汰じゃないです。取材来てくれます？」と返すのがやっとでした。

『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は、３月20日（金）、TOHOシネマズ 日劇他全国ロードショー
詳細は公式サイト（http://www.foxmovies-jp.com/nm-3/）にてご確認ください。

（C）2014 Twentieth Century Film Corporation


【チュートリアル】【徳井義実】【タケト】

２月10日（火）に決勝戦が関西テレビ・フジテレビ系にて放送される『R-1ぐらんぷり2015』（午後７時～８時54分）の決勝進出者発表会見が、２月２日（月）、品川プリンスホテルにて行われました（以下、敬称略）。

決勝進出者及びこの日決定したトーナメント組み合わせ、ネタ順は、以下の通り。


●Ａブロック
１：ゆりやんレトリィバァ(よしもとクリエイティブ･エージェンシー 大阪)
２：あばれる君(ワタナベエンターテインメント)
３：とにかく明るい安村(よしもとクリエイティブ･エージェンシー 東京)
（復活ステージ３位通過者）

●Ｂブロック
４：厚切りジェイソン(ワタナベエンターテインメント)
５：エハラマサヒロ(よしもとクリエイティブ･エージェンシー 東京)
６：アジアン馬場園(よしもとクリエイティブ･エージェンシー 東京)
（復活ステージ２位通過者）

●Ｃブロック
７：NON STYLE石田(よしもとクリエイティブ･エージェンシー 東京)
８：やまもとまさみ（佐藤企画）
９：じゅんいちダビッドソン(アミーパーク)
（復活ステージ１位通過者）

※後列左より、エハラマサヒロ、アジアン馬場園、NON STYLE石田（パネル）、やまもとまさみ、じゅんいちダビッドソン
前列左より、ゆりやんレトリィバァ、あばれる君、とにかく明るい安村、厚切りジェイソン

会見ではまず、フジテレビの三上真奈アナウンサーより紹介を受けて、今年もMCを務める雨上がり決死隊が登壇しますが、蛍原が段差につまづき転倒！
「絶対アカンことしたよ！　芸人がスベるって（笑）」と宮迫からツッコミが入り、会場をわかせたところで、決勝進出者が一人ずつ登場します。

3751名のエントリーから勝ち上がってきた９名だけに、３連覇を宣言したやまもとが指を３本立ててカメラにアピールするなど、タキシード姿も相まって堂々たる光景。
なお、仕事の都合で欠席のNON STYLE石田は、担当マネージャーが等身大パネルを持っての登場となりました。

改めて大会概要が説明され、決勝当日に41名で競われる「復活ステージ」によって、上位３名がトーナメントに進出することや、優勝賞金500万円、全国ネットの冠番組の副賞などが発表。

また、今日の登場順は、あらかじめ抽選で決められたもので、１～９がつけられたトーナメントの枠を自ら選択する順番でもあります。
さっそく馬場園から枠の選択が始まり、体を回転しながら６、続くエハラは西田敏行さんのものまねをしながら馬場園の直前となる５をそれぞれ選択。
「娘が寝ちゃうんで」との理由で安村は早めの出番となる３を、準決勝観客投票１位で注目を浴びる厚切りジェイソンは４を選びます。

前大会の覇者・やまもとは、前回がＢブロックの４番目だったため、馬場園の位置を羨みつつも、「末広がりの」８の前に。
前大会は最後のネタ順で、「プレッシャーに負けたんですよ」と回想するじゅんいちダビッドソンは、迷いつつもトリ前となる９を、石田の代理となるマネージャーは、迷わず７をそれぞれ選択。

残るは１と２のみですが、ゆりやんレトリィバァは大阪での準決勝でもトップバッターだったため、縁起をかついで最初の出番を選びます。
蛍原の隣に並んだゆりあんを見た宮迫が「血縁関係あるの？」と２人が激似だと確認した後、残る２にはあばれる君が自動的に入りました。

改めて雨上がり決死隊が一人ずつ意気込みなどを伺うと、芸歴２年目のゆりやんは「お世話になります」を連呼し、最後は「ラーッキー！」と持ちギャグを咆哮。
新婚のあばれる君は、優勝賞金の使い道について、奥さんのために「バッグとか...靴とか...」を買ってあげたいそうですが、追い込まれたかのように汗びっしょりです。
ピンになって10ヶ月で晴れ舞台へと上がる安村は、「とっぱらいでもらいたいです」と、賞金を現場で現金にて欲しい意を明かすも、すぐに「さーせん！」と高校球児のような謝罪を披露。

アメリカから来日して５年、芸歴４ヶ月の厚切りジェイソンは、「やりつくします！　以上！」と吠えると、「こんなあと、いやでしょ」とボヤくエハラでしたが、『R-1』決勝は５年ぶりということで「めちゃめちゃ大事」と神妙な面持ちで意気込み語ります。
その一言は、宮迫がCMで語るセリフのものまねとすぐに判明し、「ギャグちゃう！　ホンマ怒られんぞ！」と宮迫から注意を受けるのでした。

続く馬場園は、「（相方の）隅田さんが、今年は婚活に集中したいということで」「私もがんばらな食いっぱぐれるから」とエントリー理由を明かし、石田の代理人であるマネージャーは「強敵揃いですけど、がんばります...と言っていました」と意気込みを伝えます。

２連覇、３連覇を目指すやまもとですが、昨年の秋頃、地下鉄東西線の中で、「R-1で優勝した人、面白いよね」「あばれる君ね」といった会話をするカップルに遭遇したそうで、「打倒あばれる君」を掲げると、突如矛先を向けられたあばれる君は「優勝してないですって！」と何度も否定して、再び汗を噴出。

そしてじゅんいちダビッドソンは、昨年のワールドカップ、今年のアジアカップでのサッカー日本代表に触れつつ、「サッカー界を盛り上げたい」と見当外れなコメントをすると、宮迫もなぜか「頼むで」と声をかけるのでした。

ここで、３回戦を突破し、復活ステージに出場する資格を持つ41名が発表されます（以下、エントリー順）。

中川パラダイス、マツモトクラブ、頼知輝、アルコ＆ピース平子、ニッチェ近藤、三又又三、やしろ優、梅村賢太郎（ラフ次元）、ＧＯＯＤ　ＢＯＹ、トレンディエンジェル斎藤、COWCOW善し、ガリガリガリクソン、手賀沼ジュン、小島よしお、レイザーラモンRG、スギちゃん、中山功太、ルシファー吉岡、Ｒ藤本、カートヤング、トップリード新妻裕太、おぐ、田上よしえ、永井佑一郎、AMEMIYA、横澤夏子、キンタロー。、守谷日和、小森園ひろし、雷ジャクソン高本、藤崎マーケットトキ、藤崎マーケット田崎、ヒューマン中村、木崎太郎（祗園）、かみじょうたけし、粗品（霜降り明星）、ナオユキ、代走みつくに、おいでやす小田、桜　稲垣早希、ヤナギブソン（ザ・プラン9）

復活ステージは、午後２時より東京・時事通信ホールにて開催され、R-1ぐらんぷり公式ホームページ（http://www.r-1gp.com/）にてライブ配信をする予定とのこと。

その顔ぶれを見て、RGやスギちゃんの衣装をいじる宮迫は、さらに「サンマタ...？」「こいつだけは絶対に上がらんと欲しいですね」と親しい間柄の三又について愛情の裏返し（？）を吐露します。

「決勝に上がってきたら怖い相手」として、やまもとは「慣れてる感じがありますね」と、決勝常連で、相方・多田が2012年王者に輝いたCOWCOW善しを名指し。

続くエハラは、「怖くないんですけど、ガリガリガリクソンには来てほしくないですね」「こっちの士気が下がるんで」と因縁の相手（？）を挑発します。
そして安村は「顔がそっくり」と言われる同期の中川パラダイスの名を挙げ、ネットニュースで中川パラダイスの記事に、安村の顔写真が使われた逸話で爆笑！

記者からの「優勝したら賞金の使い道は？」との質問には、「大学の奨学金を一気に返したいです。あと虫歯をセラミックにしたいなと思います。それができたらラーッキー！」（ゆりあん）、「ポージングの写真集を出したい」（安村）、「貯金しますね。のちのち投資したり、いつか自分の会社でも設立しようかなと」（厚切りジェイソン）、「めっちゃかっこいい、でっかいハーレー買って、全身革（のスーツ）で決めて、全劇場出番に行きたいです」（馬場園）、「嫁の実家のリフォーム」（エハラ）、「最近引っ越したので、家具類を...」（石田のマネージャー）とそれぞれ回答。

前回王者のやまもとは、「絶対貯金ですね。（賞金は）水物ですから、すぐなくなるんですよ」と経験談を語り、賞金はG-SHOCK購入費やカラオケ代に消えたそうです。

また、「絶対にミラノ行きのチケットですね。ご本人様に応援と謝罪をしなくちゃいけないんです」と、本田圭佑選手の所属クラブのあるイタリア・ミラノへの旅費に当てるとするじゅんいちダビッドソン。
まだ本人と対面しておらず、反応もわからないそうですが、宮迫は「多分怒られると思う」と勘を働かせるのでした。

続いて「今大会でのライバルは？」との質問には、「2009年の勢いがあった自分」（エハラ）、「ぽっちゃりが全員ライバルです」（馬場園）、「２連覇したと時のなだぎ武さん」（やまもと）といった回答があるなか、新星の厚切りジェイソンが大半を占めることに。
当の厚切りジェイソンは、「ツイッターとかを見ると、とにかくさんが...」と安村の名を挙げますが、安村から「龍角散みたいに言うなよ！」と何度もツッコまれるのでした。

最後は、エハラが復活ステージに誰が入ってくるかという話題の流れで、「めちゃめちゃ大事」と再び宮迫のものまねをねじこみ、爆笑のまま会見はお開きとなりました。

『R-1ぐらんぷり2015』は、２月10日（火）、関西テレビ・フジテレビ系にて、午後７時～８時54分放送。
司会：雨上がり決死隊、加藤綾子（フジテレビアナウンサー）
審査員：桂文枝、板尾創路、関根勤、勝俣州和、天野ひろゆき
R-1応援団：LiLiCo、おのののか、織田信成
その他、詳細、最新情報は公式サイト（http://www.r-1gp.com/）にてご確認ください。

【雨上がり決死隊】【ゆりやんレトリィバァ】【とにかく明るい安村】【エハラマサヒロ】【アジアン馬場園】【NON STYLE石田】

１月８日（木）、東京・代官山UNITにて『[ GOOD TUNING SHOW powered by SLENDERIE RECORD ]＠代官山UNIT～Like a Record round! round! round! "kappo!"release party～』が開催されました。

昨年９月、自ら新レーベル「SLENDERIE RECORD」を立ち上げた藤井隆。そのファーストアイテムとして、レイザーラモン・RGと椿鬼奴とによるユニット・Like a Record round! round! round!による「ナウ ロマンティック」を配信。その後、11月26日に配信スタートしたセカンドアイテム「kappo!」は、KYORAKU.の「ぱちんこ よしもとタウン」テーマソングに抜擢されています。そして、この日、昨年12月にこの２曲を収めたCD『kappo!』のリリースを記念してこちらのパーティが開催されました。

DJ・ミッシェル・ソーリーのDJを楽しんだのち、DJ・オカダダによる「kappa!」のリミックスに合わせてLike a Record round! round! round!が登場。大歓声の中、「Happy New Year!」（鬼奴）と挨拶します。


楽曲披露後、「改めまして、あけましておめでとうございます」と深々とお辞儀した３人。
フロアを埋め尽くしたお客様を観て、藤井は「歓声がSEだったらどうしようかと思っていました。楽しいことがたくさんあるにも関わらず、こんなにたくさんお越し頂いて。情緒が不安定なので、泣いてしまいそうになりました。もう本当に怖くて怖くて！」と感激を露にすると、RGが「泣かないで～」とポツリ。鬼奴は「今、RGさんがひっそり舘ひろしさんのモノマネしてましたね」と冷静にツッコみます。そんな２人の反応に微笑みながら藤井は「怖くて、チケットの売上枚数も聞けず。ライブ中も（フロアを）観るのが本当に怖かったんですが、奥まで入ってくれてありがとうございます！　上段抜きで、今日のみなさんのことは忘れません！」と感謝。鬼奴も「すごくいい......劇場！　劇場じゃないか（笑）。まんべんなく見渡せますね」と満足そう。その後、フロアの観客とともに乾杯します。

ここからは、彼らが新宿・ロフトプラスワンで開催してきたイベントの様子をお届け。
「もう一人の仲間」と第一興商さんのDAMへ拍手を促す藤井は「我々はDAMというメンバーを引き連れてやっています。彼......彼女でしょうか。通信さえできれば、無限に歌っていけるんです！」と言い切ります。
その後はRG、鬼奴、藤井の順番で熱唱。ジャンケンで順番を決める際には、自ら言った"新春ジャンケン"という言葉に、「浮かれてるんでしょうか。新春なんか付けちゃいました」（藤井）「３年間イベントしてますけど、ジャンケン自体初めてでしたもんね」（鬼奴）と我に返っていました。




RGのDJコーナーも大盛り上がり！　チェッカーズとシブガキ隊を交互に披露し、持ち時間が過ぎても「これだけ！　これだけは聴いて欲しい！」と執拗に薦めていました。

続いては、night focus。東京・ルミネtheよしもとにて、藤井隆が大山英雄、鬼奴、増谷キートン、遠藤かおるらと開催しているイベントでのユニット（？）が、初期の作品『ピックアップヒューマンミュージカル 大山英雄ミュージカル「ミュージカル英雄（ヒーロー）」』を引っさげての登場です。

上半身裸で立ち尽くす大山の周りを遠藤がぐるぐると周遊する中で、大山についてのエピソードを雄々しく歌い上げる藤井、鬼奴、キートン。荘厳な雰囲気に包まれる一方、自身のパートでは意気揚々と十八番を熱唱。ポジティブな彼のメンタルは、このステージにも非常に現れています。
最後までノリノリだった大山。最後は「Thank you! Happy New Year! Happy New HIDEO!」と言い放ち、舞台を去りました。

「先輩なんですけど、あいつ、楽しんでました」とコメントする藤井。「ここが一番心配だった。かなりミステリーな、この異空間を迎え入れてくれて嬉しかったです。英雄をこれからも応援してください」とお礼を述べつつ、「ミステリーといえば、SLENDIRIE RECORDからまだデビューしていない新人アーティストがいます」と、ミステリーウーマンを紹介します。
「彼女は、ミステリーウーマン feat. 卍として、普段は（しっかりした）卍という男と活動しています。じゅわいよ・くちゅーるマキやカメリアダイヤモンドのなど90年代のCMが好きで、いつか採用されると信じて曲をつくり続けています」と説明しつつ、「いや、ないんですよ？　もうそのCMは存在しないよと言っても聞きません」と補足しました。

緊張しているのか、いつも以上に音程を外しながら新曲「SECRET MIND～見えない夜を抱いて～」を熱唱したミステリーウーマン。

MCでは「改めて、SLENDERIE RECORD所属のミステリーウーマンです」と挨拶しながら、「この曲は『熱闘甲子園』をイメージしてつくりました。私は全てタイアップをイメージしてつくっています」と真顔で断言。先ほどの藤井の紹介について、「私はあのCMが好きなのではなく、あのCMに起用されたいんです！」と訂正しつつ、「桑江知子さんのような曲を何枚も出せるようなシンガーになりたいです。最終的にはNHKの環境映像に採用されるような曲が。2010年代邦楽として採用されるような曲がつくりたいですし、人間としての目標もNHKの環境映像に出ることです。応援してください」と独特な野望を掲げました。
その後、「第１候補はJR東海クリスマスエキスプレス、第２候補はアルペンスキー、第３候補はビクトリアをイメージしてつくった曲を披露します。私はそこまで考えています」と言うと、ざわつく会場。新曲「SNOW DIMENSION～雪次元」を先ほどより少しだけ落ち着いた音程で歌い切り、舞台を去りました。

続いては、ニッシ寺・尾アキラ（西寺郷太さん／NONA REEVES）とこぅ・くん田正輝（堂島孝平さん）とタッチ・ひろし（藤井）による"シンガー・ソングライティング・・アイドル"Smalll Boysが登場し、３人で楽曲を披露しました。
ここで、藤井から「春を目指してアルバムをつくっている」というサプライズ発表も！　プロデューサーを務める西寺さんは「作詞作曲はすべて藤井隆。今までは著名な方に曲を書いてもらってきたけど、今回は自分で書きなはれ、と。できることはフォローするから、と言いました。（まだ制作途中ですけれど）名曲揃いです！」と太鼓判を押しました。

続くは、椿鬼奴。
「YOU GIVE A BAD NAME」を披露後、「どうもありがとう。......はぁ、はぁ。喉が張り付いちゃって」と息を大きく吐きながらトーク。その後、彼女がヴォーカルを務めるバンド・金星ダイヤモンドの楽曲「塩の歌」を、増谷キートンをコーラスに熱唱します。
キートンとの合同作「YES LOVE」を張り付いた喉を無理矢理開きながら歌うと、最後は、彼女の半生を綴った（？）金星ダイヤモンドの「代官山から日吉へ行く物語」を。振り付けに積極的に参加してくださるお客様に「９割りやってくれているのが嬉しいですね」（キートン）「すごく素直な......中年」（鬼奴）と言葉を選びきれないまま感謝すると、フロアからドッと笑いが起こりました。


いよいよ、Like a Record round! round! round!が登場です！
「まだまだ盛り上がりましょう！」と呼びかけた藤井は、「LOVE SANSATION」を歌い上げます。すでに喉の限界を超えた鬼奴はかすれた声で「創聖のアクエリオン」「SAVING ALL MAY LOVE FOR YOU」を披露。RGは「FREEDOM」「FAINAL COUNTDOWN」を意気揚々と歌います。その間、遠藤とキートンが演奏したり、藤井と鬼奴がダブルドラムスになったりと非常に自由なステージです。


ここで、藤井は新しいアルバムに収録予定の新曲を。初披露とあって出だしを間違えてしまうハプニングもありましたが、サービス精神たっぷりで気遣いな藤井は「今日のことは一生忘れません。すこーんと歌詞が飛んじゃいました。次回はきちんと歌わせていただきます」と笑顔で頭を下げます。

その後、『王様のブランチ』のロケ中に制作したという「DINING TAROT」を披露後、「ナウ ロマンティック」で締めくくりました。


アンコールでは、出演者ほぼ全員で再び「kappo!」を披露します。

「初めてにも関わらず、こんなに来ていただいて嬉しいです。みなさんからはいつも元気をいただいています」（藤井）「みなさんの元気を奪って歌ってます！」（鬼奴）と、集まってくれた多くのお客様へ感謝。「つたない私達に会場を貸してくださった代官山UNITさん、スタッフさん、何より集まってくださったみなさん、ありがとうございます！　またみなさんにお会いできるのを楽しみにしています！」（藤井）と呼びかけました。
楽しすぎて名残惜しいのか、その後も西寺さんがミステリーウーマンを「顔がデカい」と言っていた話や紅白歌合戦の話などし続ける面々。予定時間を１時間近くオーバーするなど、充実感たっぷりのリリースパーティとなりました。



【藤井隆】【椿鬼奴】【レイザーラモン】【RG】【大山英雄】【増谷キートン】【遠藤かおる】【ミステリーウーマン】

１月31日（土）、東京・ブックファースト新宿店にて『「トリガー」完結巻刊行記念 板倉俊之×武村勇治トークライブ＆サイン会』が開催されました。

インパルス・板倉の書き下ろし小説を、漫画家・武村勇治さんによる圧倒的な画力でコミック化された『トリガー』。舞台となるのは、近未来の王国制となった日本。二代目国王によって犯罪を減らす目的で"射殺許可法"を制定され、各都道府県に１人ずつ配置された無条件で銃を使用できる"トリガー"が、己の信念にしたがって"悪"をターゲットとするハードアクション・コミックスです。
2011年８月より『漫画サンデー』（実業之日本社）にて連載スタートした同コミックは、「漫画サンデー」休刊後、ウェブサイト『実日ブックス』に移って連載を続けていました。このたび、累計35万部を突破した人気作の完結巻である５巻が刊行されたことを記念して、２人によるトークライブが行なわれたというわけです。

拍手で迎えられる中、「『トリガー』原作者の板倉俊之先生です。よろしくお願いします」と照れくさそうに挨拶する板倉。この言葉にならって、武村さんが「作画担当者の武村先生です」と続けると、「偶然！　先生同士ですねぇ」と言って場を和ませます。

自身の小説がコミック化されたことについて、「毎回、新しい原稿をもらうのが楽しみだった。長くやってもらえるのはうれしかったし、武村さんに描いてもらったからこそパワーアップした作品になった。だから、終わって淋しいです。毎回、うわー！って言いながら読んでましたもん」と語る板倉。無表情で語るためか、「怒ってるんですか？」と武村さんにツッコまれると笑って否定しつつ、「迫力がすごいですから！」と力説します。
物語に描かれている銃のビジュアル面について「ガンショップへ実際行って、２人でいろいろと相談しましたね」と振り返る板倉。も、「そのあとに少女時代のライブに行く予定だったから、２人ともそっちのことで頭がいっぱいだった（笑）」と笑わせました。

武村さんは「描いていて、誰がいちばん好きでした？　僕は最初の人です」と訊ねる板倉に、「三上ですよ。自分が書いた（キャラクター）なのに、名前忘れてるじゃないっすか」とツッコミつつ、「アンダーグラウンドに生きる人を描きたいと思っていたときに、この話をもらったので、全キャラクター楽しんで描きましたよ」と答えます。「みなさんにもどのキャラが好きか、聞いてみたいですね。５巻の最後、今までのトリガー全員をまとめて描いたんですけど、こんなに多かったのかと。大阪編だけは、メガネのあのキャラが好きだったので２人でセットにして」と語る武村さんに、板倉は「本来、主人公１人のキャラクターが決まれば楽なのかもしれないですけど、この作品は話によって変わるから大変だったでしょうね」と労をねぎらいます。

武村さんから送られて来る原稿を読み終わったあとは「面白かったです」と感想メールを送っていたそうですが、武村さんが「たまにメールがないときがありましたよね？　不安でした」と正直に話すと、板倉は「その人物の話が簡潔してから送ったほうがいいのかなと思って」と弁解しつつ、「５巻（についての感想）も、ここで会うからそのときに言おうと思ってたんですけど、我慢できなくてメールしちゃいました（笑）。自分が書いた物語が、好きな漫画家さんに描いてもらえるなんて、ある種、男の夢ですからね」と感謝。
「マネージャーから"漫画化の話が来てます"と武村さんの描かれた絵を見させてもらって。"上手くない？"と思って調べたら、"『義風堂々 直江兼続―前田慶次月語り―』の人じゃん！"って。これ以上の人なくない？と思いながら家に帰って、ひゃーーー!!と奇声をあげてしまいました」と、漫画化が決まった当初を振り返りました。

武村さんも描きながら、「コントをやってる人ならではだな」と思ったり、「物語に変化球......カーブ、シュートなどいろんな球種が織り混ざっているな」と感心したとコメント。「いちばん好きなのは、暴走族編。いろんな球がありつつ、板倉さんワールド全開で面白かったです」と感想を。板倉も「僕としては、いろんな主人公がいるから、いろんな漫画を描いてもらった気になれて楽しかった」と返します。
板倉同様、武村さんも完結を寂しがっているようで、「続編を書いていただきたい。この世界が終わるのが淋しいんです......」と言いながら、２人で黙りこくる場面も。板倉は「僕は小さい頃から漫画が好きだったんですけど、結末でがっかりすることもあって。１回でも多く続けようというものよりは、不必要なものを入れずに結末まで面白いものが理想だった。そういう意味でも、この本はよかった」と締めくくりました。

その後は、参加者からの質問タイムが。「実写化するとしたら、役者さんは誰がいいですか？」という質問には、周囲のスタッフから拍手が起こります。
「実写化ねぇ......誰だろう？『ケイゾク』のときの、渡部篤郎さんとかいいですよね。三上は、きれいすぎないイケメンにやってほしい」と考え込む板倉。「漫画になっているので、原作の頃よりも誰がいいかとか思わなくなったかもしれない。映画化されたら、もちろんうれしいですけど、漫画の段階で進化した絵として現れたから満足してます」と語ります。武村さんの「アニメはどうですか？」という提案には、「アニメいいですね。アニメいいなぁ！」とテンションを上げていました。

トーク終了後は、サイン会へ。１人ひとりと笑顔で話しながら、丁寧にサインしていきます。さらに、一緒に写真を撮ったりと、つかの間の交流を楽しんでいました。



●コミック情報
トリガー（全５巻）
原作：板倉俊之（インパルス）
作画：武村勇治
価格：１～４巻＝各571円（税抜）、５巻＝600円（税抜）
実業之日本社・刊


【インパルス】【板倉俊之】

２／１（日）、よしもと祇園花月で近畿地区の「住みます芸人」よるユニットライブ「関ズミ∞（仮）ライブ〜近畿住みます芸人大集合〜物産展もあるよ！」が行われました。「あなたの街に"住みます"プロジェクト」は、2011年にスタートした地域密着型プロジェクト。全国47都道府県それぞれに「住みます芸人」が実際に居住し、その地域で芸能活動などを行うというものです。今回は、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の近畿二府四県8組の住みます芸人が結成したユニット「関ズミ∞」によるライブ。コンビから女性ピン芸人、落語家まで、バラエティに富んだメンバーがネタあり、コントありのスペシャルライブを繰り広げました。

ライブ当日の京都市内は、朝からうっすら雪の積もるかなりの寒さにも関わらず、ロビーでは物産展が行われるなど会場の熱気はかなりのもの。和歌山から泊りでという人や、岐阜から「たまたま来た」という人など、客席もいろいろな土地からやってきた多くの人たちで埋まっています。まずは住みます芸人たち、それぞれのネタが披露されます。トップバッターは和歌山のわんだーらんど。みかん農家のおじいさんとおばあさん、みかんから生まれた桃太郎などが登場する和歌山らしいネタを見せてくれます。

続いては兵庫のかわばたくんのコント、さらに京都の月亭太遊の落語へと続きます。かわばたくんは、一度聞いたら耳について離れなくなる印象的なテーマをバックに自転車で登場。ウソか本当かわからないあるあるネタのあと、客席といっしょに盛り上がるネタを披露。今回、唯一の落語家、月亭太遊は「落語と思わんとってくださいよ」と言いながら合唱部のネタを。思わぬ美声に客席からも拍手が巻き起こりました。

定番のユニフォームに身を包んで、漫談を披露したのが兵庫の山田スタジアム。選手のモノマネや、プロ野球各チームのファンのネーミングを次々に披露するというらしさたっぷりのネタで客席を沸かせます。

後半は、大阪のspan！からスタート。大阪住みます芸人という立場の苦労や気持ちからネタに入り、大阪人の特徴のひとつ「せっかち」をテーマにリズムよく笑いを重ねていきます。

独特の間合いが持ち味なのが、奈良のゆりやんレトリィバァ。真っ赤なワンピースで登場し、英語と日本語をミックスしたあるあるネタが大いにウケていました。京都のタナからイケダの漫才は、京都の名物や地名をネタに入れたもの。出町柳ゲームに観客は大爆笑です。トリは滋賀のファミリーレストラン。琵琶湖をデザインしたオリジナルのTシャツや滋賀発祥と言われる「天の羽衣伝説」など、地元色をたっぷり盛り込んだ漫才を聞かせます。二府四県、それぞれの個性が十分に感じられるネタに、会場は爆笑に包まれました。

続いては、スペシャルコント「頑張れ！ 関住レンジャー」。物産展を舞台に、メンバー扮するヒーローや悪役が大暴れするストーリーです。「鹿の糞ブラウン」、「舞妓はんホワイト」など、登場する「キンキ住みますレンジャー」は、レッドがなぜか2人いるなど、ツッコミどころ満載。悪役である「物産展嵐」から、一人ずつダメ出しされていきます。が、「ブルーギルブルー」こと、ファミリーレストラン ハラダが反撃。「物産展嵐」のリーダー、ファミリーレストラン しもばやしの家庭内裏話を持ち出しますが、最後にはキックを入れられてしまいます。ほかにも、ほとんど効かなさそうな必殺技を繰り出すなど、やりたい放題の関住レンジャーたち。コテコテの笑いに会場は大いに盛り上がっていました。

コントのあとは、メンバー全員がステージへ。それぞれが地元のおすすめ名産品を紹介し、ライブはあっという間に終了。しかし、お楽しみがまだありました。なんと終演後のロビーに、メンバーが登場。会場を出る観客を見送るなど、最後まで盛り上げてくれました。

地域に密着した活動を続ける、各地の住みます芸人。そして近畿の「関ズミ∞」メンバーたち。これからもその活躍から目が離せません！

【山田スタジアム】【ファミリーレストラン】【span! 】【月亭太遊】【かわばたくん】【タナからイケダ】【わんだーらんど】【ゆりやんレトリィバァ】

１月26日（月）、東京・新宿区立花園小学校と新宿区立牛込仲之小学校にて、『FA ふるさとアスリート課外授業 in 新宿』が開催されました。

このイベントは、昨年８月からスタートした「FA ふるさとアスリート」プロジェクトの一環として行なわれたもの。小学生のスポーツに対する意識を高め、運動する楽しさを教えることを目的として、新宿区委員会とともに今回の試みを実現させました。こちらでは、新宿区立花園小学校での様子をレポートいたします。

花園小学校の課外授業には、元プロ野球選手で北九州市立「子供の館」館長・カズ山本、元プロ野球選手で弊社の社員および野球解説者の石井一久、元プロ野球選手で現中日ドラゴンズ投手コーチ・大塚晶文、プロ野球選手でサンフランシスコ・ジャイアンツ所属・青木宣親、元体操選手で「TAISO LAND」プロデューサーの田中光、元プロバスケットボール選手で現和歌山トライアンズ監督の石橋貴俊、レーシングドライバー・青木拓磨、元プロボクサーで現西日本ボクシング教会 協会長・井岡弘樹が参加しました。

体育館に集合した生徒の前に、まず登場したのはMCを担当する品川庄司・庄司智春。
「こんにちはー！」と手を振りながら元気に登場するも、レスポンスの声は少し小さめ。「もっと大きい声が出るはずです」と再度挨拶を交わしますが、まだ不満だったようで「もっと大きい声を出さないと、僕の"ミキティ"も出ませんよ」と鼓舞。その言葉に触発されたのか、非常に大きな「こんにちはーー!!!」が返ってくると、庄司も負けじと「ミキティーーーー!!!」と絶叫。生徒はもちろん、先生や保護者の方からも大きな笑い声が起こりました。

その後、参加アスリートが一言ずつ挨拶。カズ山本は、笑顔で『妖怪ウォッチ』のダンスを披露します。

「みなさん、おトイレ行きました？」と話しかける石井に、庄司は「なんの心配してるんですか？」とツッコみます。田中が新体操の技を披露すると、児童は大喜び！　また、立ち上がった石橋には「大きいーー！」との声が。「体重は何キロだと思いますか？　正解は150キロです」と話しかけると、「すごい！」と感嘆の声が挙がります。また、青木拓磨は自らが車いすを使用していることについて、「メガネをかけている人？　なんでかけてるの？　（「よく見えるようにするため」という答えに）僕も自分の足では歩けないから、車いすに乗っているだけ。（車いすの役目は）メガネと一緒だよ」と語りかけました。



お手伝いとして、ダブルダッチ選手でチーム「DIANA」所属の相澤めぐみ、金子寧々、スキー選手の大久保亜弥も登場。それぞれ、生徒へ自己紹介をしました。

全員の挨拶を終えたあとは、プロの技を披露。
まず、青木宣親がバットとボールを使ってパフォーマンスを見せようとするも、ボールがないというハプニングが。「スウィングだけだと地味になりますよね」（石井）「野球選手はこういう場では弱いなぁ」（カズ山本）などと話す中、先生方が大慌てで用意してくれます。

硬球は危ないということで柔らかいボールが渡されたところで、ピッチャーは大塚、キャッチャーは井岡という豪華バッテリーを前に、青木宣親がバッターボックスへ！　普段投げ慣れないボールとあって、苦労しながら投げる大塚。デッドボールやファールボールがありつつも、見事にヒット。打ったボールが目にも留まらぬ速さで体育館の壁を直撃すると、生徒達からは歓声があがります。

石橋はリングの近くへ移動した生徒が見守る中、スリーポイントショットを狙うも、失敗。３本連続で外すと「あぁ～」というため息がもれましたが、ダンクショットを披露すると大盛り上がり。小学２年生の生徒を軽々と抱えてダンクを体験させると、再び歓声が。


シャドーボクシングを披露したのは井岡。タンクトップ姿になった庄司が、パンチを受けますが「すごい！　痛い！」とその重さに驚いていました。

さらに、カズ山本から田中に「体操の技がもっと観たい」というリクエストが。先生方とスタッフが大急ぎで敷いたマットを２枚を使って、ギャグを飛ばしながら大技を披露！　大歓声が上がったことは言うまでもありません。


その後、質問タイムへ。
「野球は楽しいですか？」という質問に、「楽しい？　うーん、楽しいです」（青木宣親）「まあまあ楽しい」（石井）と、すぐに"楽しい"とは返さないアスリート達。「小さい時は楽しかった。けど、大人になったら苦しいよ？」（カズ山本）「プロ野球選手は競争っていう辛さもありますからね。結果、楽しいですけど」（大塚）と正直な胸の内を語ります。

「趣味はなんですか？」という質問には、それぞれの意外が趣味が。井岡は「料理すること。得意料理はみそ汁です」、青木拓磨は「車に乗ること。趣味がそのまま職業になりました」と笑います。石井が「家でごろごろすることです！」と答えると、児童から笑いが。カズ山本は「テレビでお笑いを観ること。好きなお笑い芸人は博多華丸・大吉です！」と元気よく答えます。
アスリート達の体格の良さに、「なんでそんなに筋肉肉肉マンなんですか？」という素朴な質問も。「たくさん食べてトレーニングしてるからじゃないかな？　運動した分、（食べたものが）筋肉になっているんだと思いますよ」と丁寧に答える田中でした。

休み時間を挟んで、６限目は"いす取りゲーム"を行ないました。
１～６年生までの生徒達が学年別にチームを組んで、しっぽに見立てたタグラグビー用のタグをつけて、鬼ごっこの要領でアスリートたちからタグを奪われた数が最も少ないチームが優勝というルールの元、１年生は石橋、２年生は井岡、３年生は石井、４年生はカズ山本＆大塚、５年生は田中＆青木宣親、６年生は井岡＆石橋が鬼を担当。青木拓磨は、ほかのアスリート達のマイクフォローを務めます。

制限時間２分で、まず４年生チームと対決したカズ山本と大塚ですが、「２分は長い！」と大きく息をするアスリートたち。青木拓磨から「女性アスリートもいますし、ルールを変更して制限時間は１分にしませんか？」との案が出され、「１本目は現状で、２本目からルール変更しましょう」と庄司は全員に呼びかけました。


しっぽを前に付けて取りにくくしたり、しゃがんでガードするなど、すばしっこく逃げ回る生徒達に四苦八苦するアスリート。どんな勝負でも負けたくないという気持ちが強のか、アスリート達は全力で児童を追いかけて、しっぽを奪っていきます。時には、体をつかんでしっぽを取ることも。庄司の元に駆け寄った生徒達からクレームが入りますが、「ええっと......ごめんなさいね。このゲームのルールブックは完璧じゃないんです！」とうまく交わしていました。


そんな中、マイペースだったのは石井。動体視力が優れているのか、序盤は要領良くしっぽを奪っていくも、40秒経ったくらいからスピードががくんと落ちてしまいます。膝に手をついて、何度も休む石井に、庄司が「外から観てると、少し大きい小学生に見えますよ！　休まないでください！」と激を飛ばすも、奪った本数は最も少ない７本。あまりの少なさに、全員、大笑いです。

２対戦目は、明らかに疲れているアスリート達に加えて、女性アスリート達が参加。４年生と対戦した大塚は「先ほど逃げられた子どもにリベンジしました！」と爽やかな笑顔を見せます。また、大きな石橋が小さな生徒を追いかけるという対比に、保護者の方々からくすくすと笑い声が起こっていました。


結果、２年生と６年生が同率優勝！　まだまだ元気いっぱいの生徒達に対して、ぐったりとした表情を浮かべるアスリート達。疲れ過ぎて地べたに座り込んでしまったカズ山本ですが、「楽しかった。一生懸命がんばったよ、おじちゃんは！　本当にありがとうございました」と笑顔。その後、それぞれのアスリートから、生徒へ向けてエールがおくられました。
「みなさんと遊べてよかったなと思います。またお会いできる機会を楽しみにしています」（石井）
「本当にありがとうございました。楽しかったです」（青木宣親）
「2020年のオリンピックに、この小学校から選手が出ると思う人、拍手！（大きな拍手が起こると）ぜひがんばってください」（田中）
「明日から中日ドラゴンズで投手コーチをします。キャンプ前に、こうやって自主トレできてよかったです。これからもみなさんを応援してます。夢を叶えてください」（大塚）
「みなさんが夢中になって楽しんでいる姿を観て、パワーをもらいました。夢中になるということは、集中すること。集中することは大事です。夢中になれるものを探して、集中してください」（石橋）
「今日はお疲れさまでした。みなさんのパワーに圧倒されました。みなさんが日本の将来をつくっていってくれると信じています。応援しています」（青木拓磨）
「みなさん、ありがとうございました。遠い大阪から来た甲斐がありました。一生懸命がんばってください」（井岡）

その後、代表の生徒２人から挨拶が。「将来のためになる話をしてくださってありがとうございました。すごく楽しかったです。これからもがんばって活動してください」と、１人ひとりに花束が。１人の生徒が、庄司に花を差し出すと、びっくりしながら「俺にもいいんですか？　やったー！」とうれしそうに受け取ります。
お花のお礼に、石井からはよしもとオリジナル鉛筆のプレゼントが。「まあまあちゃんと書ける鉛筆なんで」と彼らしい独特な発言に笑いが起こりました。


最後に、同小学校校長・大久保旬子先生からお礼の言葉が。
「30何年、教師をやっていますが、こんな豪華な特別授業はありえません。MCにも素敵な庄司さんが来てくれてうれしかったです。今日はありがとうございました」とのあとは、児童へ「今日はいろんなお話があったね。夢中になることを探すということは、普段、校長先生も言ってることだね。で、夢中になることを探したら一生懸命やる。やり続ける。諦めない。こんな素敵な言葉をいただきましたね」と語りかけます。また、「このご縁を大切に、みなさん、子どもたちのために活躍してください」と、再びアスリートに激励の言葉がかけられました。

その場を離れるのが名残惜しいかのように、全員での記念撮影が終わっても、生徒達は積極的にアスリートに話しかけ続けていました。


【品川庄司】【庄司智春】

昨日、2015年1月31日（金）、MARUZEN＆ジュンク堂書店梅田店において、ハイヒール・モモコの10年ぶりとなるエッセイ『縁運勘、人　ハイヒール・モモコの欲しいものをすべて手に入れる法則』（主婦の友社）の発売を記念したサイン会を行いました。「楽しく生きたい、と思っている女性に読んでもらいたい」というとおり、女性を中心にファンの方々が多数訪れ、盛況となりました。

サイン会前の取材では、本書の中で「才能なし。努力なし。でもラッキー！」と、自分のことを語るモモコに、記者から「こんなに長い間第一線で活躍しているのに、どうしてそう思うのか？」と聞かれると、「（タイトルどおり）本当に運と縁と勘だけでここまできた。でも50歳になって"人"に助けられてきたなと思った。これまで仕事がなくなったことがないのは、本当にありがたい。関西で育ててもらって、今では関西中の方が親戚のようなもの。」と改めてこれまでの日々に感謝の言葉と関西愛を述べました。

「まだ手に入れてないと思うものは」という質問には、「タイトルは出版社が決めただけで、本当は欲しいものだらけ（笑）。今一番欲しいのは次男のアメリカへの留学費用と、50歳になったからイイ時計も欲しい。」とまだまだ欲はたくさんある様子。「印税入ったら？エステとかメンテナンスに使いたい。50のわりにシワがないって言われるけど、劣化は急にくる。よく女優さんで何もしないというのはウソ。まめに手入れしないとね」と美しさにも貪欲でいたいとお話されました。人との縁に絡めて今後仲良くしたい人について聞かれると、「キムタクさんや福山雅治さんとか。私の考えでは（誰でも）会ってくれたら絶対好きになってくれると思ってる」と、超ポジティブなモモコらしい回答でした。

続くサイン会には、モモコのお子さんお二人も登場し、親子そろってお客様と交流。楽しいひとときとなりました。

『縁運勘、人　ハイヒール・モモコの欲しいものをすべて手に入れる法則』は全国の書店・ネット書店で好評発売中です。

　これまで結婚、妊娠、出産と人生のターニングポイントで、体験型エッセイを出版し、同世代の女性たちから熱く支持されてきたモモコさん。　「才能もなし、それほど努力もしていない」（モモコ）ながら、多くの女性から憧れられ、トップでい続けられる秘訣を聞くと、４つのキーワード「縁と運と勘、そして人」だとモモコは言います。

　「おかげさまで」の気持ちで何でも楽しんできた仕事について、相方リンゴとの30年について、三者三様の子どもたちと子育てについて、初めて語ったお受験ママの体験について、まだまだ好奇心旺盛で美にも貪欲な50代のこれからについて・・・。本書は、いつまでもワクワクしている大人でいるための、モモコ流の人生指南がつまった一冊です。

【著者】ハイヒール・モモコ　【発売日】2015年1月30日（金）　

【定価】本体1000円＋税　　【仕様】四六判　192ページ

２月１日（日）、吉本興業株式会社東京本部にて『「よしもと沖縄花月」「 沖縄おもろおばけ屋敷」概要発表会見』が開催され、木村祐一、ガレッジセール・川田広樹、レイザーラモンRG、笑い飯、ですよ。、インポッシブル、セブンbyセブン、おかずクラブが出席、MCはスリムクラブと九嬢由起子さんが務めました。

沖縄県那覇市のエンターテイメント型観光商業施設「HAPINAHA」にて、3月12日（木）にオープンする「よしもと沖縄花月」「沖縄おもろおばけ屋敷」。全国にある13個目のよしもと常設劇場になる「よしもと沖縄花月」は沖縄在住の芸人はもちろん、テレビでおなじみの人気芸人も多数出演。55年の歴史を誇る吉本新喜劇と沖縄県の文化や風習を取り込んだ"おきなわ新喜劇"の上演など、バラエティに富んだ公演が365日行なわれます。
「沖縄おもろおばけ屋敷」は、恐怖、驚き、緊張、笑い、感動を体験できるこれまでにないコンセプトが魅力的なおばけ屋敷。木村祐一らがプロデュースに加わり、エンターテイメントとして大いに楽しめるスポットになっています。

MCのスリムクラブ・真栄田は、「地元にすごく素敵な施設ができて、沖縄県民としてうれしい限り。親族も喜んでいます。家が近いんですよ。親父に"沖縄にできる劇場の仕事をさせてもらえることになった"と言ったら、"お前、えらいな。キャン×キャンを超えたよ"と言われました（笑）。一つ目標を叶えました」と喜びます。
沖縄三越の跡地に建設される「HAPINAHA」。九嬢さんに「何か思い出はありますか？」と訊ねられた内間は「家にエアコンがなかったんで、夏場によくエアコンにあたりに行ってました」と返答。ピントのずれた彼らしい発言に、会場からは笑いが起こりました。

ここで、木村、川田、笑い飯、トレンディエンジェル、セブンbyセブンが登壇。

沖縄のイメージについて訊かれた笑い飯・哲夫は「沖縄国際映画祭で３月くらいに行かせていただいているので、（本来の）あったかいというイメージはなく、すごく風のキツい地域だなというイメージです。あそこへ行くと、昔の人は帆を張って海を移動してたんだなというのがわかる。行く度に、先人の知恵を学ばさせていただいています」と独特な返答を。西田が「沖縄で単独ライブをしたことがあるんですけど、開演になっても全然人が来なくて、始まってから続々と来た。（新しくできる劇場は）開演時間をウソついて早めに書いておいたほうがいいんじゃないですかね？」と言うと、真栄田は「大丈夫です！　次からはちゃんと来ます！」と言い切ります。

哲夫の意見に同調するのは、トレンディエンジェル・斎藤。「寒い地域という印象ですが、海にも入れる地域ですよね？　劇場ができると、本来の沖縄も知られると思うのでわくわくしてます」と笑顔でコメント。須藤は「４年くらい前、沖縄国際映画祭の仕事の合間に、首里城に行って"写真を撮ってください"って言われたけど、普通に観光客の写真を撮るパターンだった。（THE MANZAI2014の決勝にも出たので）今年は（沖縄の人達の反応も）ひと味違うんじゃないかなと楽しみにしてます」と語りました。

沖縄５ヵ所と東名阪にてツアーを行った「おきなわ新喜劇」に出演した川田、セブンbyセブン、スリムクラブ。「全ヵ所満員で、"また是非やってほしい"という声を多くいただきました。（沖縄の観客の特徴は）公演中、平気で話しかけてくるところですかね」と川田が語ると、「フレンドリーですよね」と頷く真栄田。ツアーの最終日、内間がインフルエンザにかかってしまって出演できなかったそうですが、「内間のところを丸々カットしたけど、何の問題もなく終わりました（笑）」と報告しました。

「この格好で、この歳で、ここまで引っ張られるとは......」と切り出したのは、「沖縄おもろおばけ屋敷」にてプロデュースに関わった木村。沖縄三越跡地という立地を活かし、舞台を「おもろ百貨店」にした同おばけ屋敷。今日の格好について「マジムンに取り憑かれた百貨店の社長ということで、今日はこの格好です」と紹介します。

かつての百貨店を復活させるべく、８人１グループとなってマジムンが隠した８つの石敢當を手に入れようというゲーム性にも富んだ内容となっているようで、木村は「大体、おばけ屋敷は10～15分ほど楽しめるものですけど、40分くらいの所要時間がある」と説明しつつ、「国内最大級のおばけ屋敷ですけど、"最大級"というのがミソ。"最大"とはいってません」と笑わせます。
いたずらマジムン「MAJIMOO（マジムー）」というキュートなキャラクターの声を担当するのは、真栄田。明日、収録するようで、「森山良子さんが薦めている高級のど飴を購入しました。がんばって、この汚い声でやらせていただきたいと思います」と意気込みを。また、取り憑かれた従業員のマジムンを演じる川田は「過去、悪霊に取り憑かれたことがあるので適役。（番組のロケ中、）霊媒師さんに"あんたはこの先行かないほうがいい。霊がいっぱい憑いてる。しかも、位の最も低い低俗霊よ！"と言われた経験があるので、活かして脅かしたい」と語りました。これらのアニメーションキャラクターだけではなく、おばけ役として様々な芸人が登場予定。よしもとならではのお楽しみがたくさん仕掛けられているそうです。



ここで、よしもとに潜む知られざるマジムン芸人が続々と登場！　真栄田はこれから登場する芸人達を「人間じゃなくなったんじゃないかと思うくらい、芸を追究した素敵な強力メンバーが集まりました」と紹介します。
トップバッターは、インポッシブル。妖怪に扮して「マジムンショートコント」を披露したのですが、２本披露後、普通のショートコントを挟むと、見守っていた芸人達から爆笑が。さらに再びマジムンショートコントに戻り、大いに笑いをかっさらった２人ですが、斎藤は「報道陣が誰も笑ってなかった。（芸人やスタッフとの）ギャップが面白かった」と、同期のパフォーマンスを大いに楽しんだ様子。

続く、ですよ。により渾身の「あ～い、とぅいまてぇ～ん！」には、「めちゃくちゃ面白い」（木村）「全盛期よりパワーアップしてる」（西田）と大絶賛の声が。ただ、ショートコントのオチについては、哲夫に「（滑舌が悪くて）何言ってるか、まったくわからなかった」とダメ出しされてしまいます。

年始の『ぐるナイおもしろ荘』（日本テレビ系）で優勝したおかずクラブ。テンションの高いクレイジーなキャラクターを演じるゆいＰに、芸人達も大盛り上がり。木村には「もう１人の子（オカリナ）、スカートと靴の色を合わせてる」といじられ、川田からは「沖縄のCMに出てる人に似てます。ぜひ沖縄でも活躍してください」とエールがおくられました。

トリは、レイザーラモンRG。Kiroro・玉城千春さんに扮して、名曲「未来へ」にのせて"沖縄あるある"を披露。「路地裏に～、ね～こが多い～～♪」としっとりと歌い上げると、大きな笑い声が！　真栄田は「本当に猫が多いんですよ！」と大ウケ。川田は「僕、千春と仲がいいんですけど、喜ぶと思います」、木村は「まだまだこんな楽しい仕事があったんやなと思えてうれしいです」と見守っていた芸人全員、大満足したようでした。


この会見は沖縄へも配信されていたのですが、沖縄タイムスの記者からセブンbyセブンにアピールのオファーが！　突然振られて戸惑いつつも、玉城が萩原流行さんのモノマネを披露。「こんなんで大丈夫ですか？」と心配そうなセブンbyセブンに、現地記者さんが「あぁ、はい。沖縄の人も楽しみにしてると思います」と冷静に返すと、またもや大きな笑いが起こりました。

「よしもと沖縄花月」「沖縄おもろおばけ屋敷」は、３月12日（木）オープン予定！　詳細ににつきましては、下記の公式サイトをご覧ください。


●劇場情報
よしもと沖縄花月
営業時間：365日 年中無休で公演開催
場所：HAPINAHA ３階（沖縄県那覇市牧志２－２－30）
座席数：189席（立見31席 最大220名収容）
チケット料金：平日公演＝前売2000円／当日2500円
　　　　　　　土日祝特別公演＝前売2500円／当日3000円
公式サイト：http://www.yoshimoto.co.jp/okinawakagetsu/
本日２月１日（日）よりチケット発売中！


沖縄おもろおばけ屋敷
営業時間：毎日11時～21時55分最終入館（予定）
場所：HAPINAHA ３－６階（沖縄県那覇市牧志２－２－30）
料金：大人1500円／小学生1000円（予定）
公式サイト：http://www.yoshimoto.co.jp/obake/



【木村祐一】【ガレッジセール】【川田広樹】【レイザーラモン】【RG】【笑い飯】【ですよ。】【インポッシブル】【セブンbyセブン】【おかずクラブ】