9月19日(月・祝)、ライブハウスumeda AKASOにてダイノジ主宰の音楽イベント『DYNAMITE BAKA SOUL』が行われました。『DYNAMITE BAKA SOUL』とは、とにかく踊って歌って笑って楽しめる新たなるエンターテインメントライブ。フロアはオープニングアクトのデッカチャンのDJからすでにふつふつと沸きあがっていたのですが、DJダイノジの登場で熱気が急上昇、早くも爆発的な盛り上がりを見せました。このDJダイノジは、大谷がサウンドを担当し、大地をセンターにロングヘアー 岩瀬ガッツ、げんきーず・元気☆たつやが脇を固めて踊るダンスショー。洋楽、邦楽入り混じったロックで踊るかなり楽しいショーなのです。ダンスの振り付けや合いの手は岩瀬ガッツ、元気☆たつやが見本を見せてくれるので、知らない曲でも問題ありません。umeda AKASOでも、フロア中がぐいぐい引き込まれていく様子が手に取るように伝わってきました。
大地によるエアギター、エア笛も飛び出しての約30分、フロアをかなり熱したところで続々と“バカソウラー”の登場です! まずは平成ノブシコブシ・吉村による新キャラ“不安デ・マーキュリー”がネタを。この『DYNAMITE BAKA SOUL』は、おめでたいことに10月からテレビ東京系列にてその名も『バカソウル』という名称にてテレビ番組化されることになりました。その記念すべき第1回目の収録が、ここumeda AKASOで行われたのですが、吉村が当初用意していたネタはNGということで急きょ、クイーンのフレディー・マーキュリーをモチーフにした“不安デ・マーキュリー”を作り上げたとのこと。そんな即席キャラゆえ、大阪のお客さんによる“ツッコミの洗礼”を早くも受けていました。
続いて『キング オブ コント』への決勝進出も果たした2700が登場。八十島の歌とツネのダンスで盛り上げる、おなじみの曲「つま先のアイドル」「このダンスをする」「右ひじと左ひじを交互に見て」を一息に。フロアー全体がツネのダンスで楽しみました。
そしてシマッシュレコードが持ち歌を披露、ボーカル&ギターのユニットでがちがちのロックサウンドながら、歌詞は何でもおごらされる男の悲哀。そのギャップで笑わせました。
怪しげなプロモーターに扮した福田が舞台に呼び込んだのは、伊藤扮する“インドから来たアイドル、ムハンマド”。インドあるあるを元に、「ナマステー!」のコール&レスポンスも楽しめるテクノサウンドで盛り上げました。
再び、平成ノブシコブシ・吉村による“不安デ・マーキュリー”のネタの時間がやってきました。とにかく不安症らしく、「1回(楽屋に)戻ったからと言って、この不安は解消されませんよ!」と言い放つマーキュリー。キャラ設定が固まっていないため、この回でもまた、お客さんの厳しいツッコミを浴び、「最後の出番までに建てなおしてくるからな!」と言い残して去っていきました。
その後、登場したのは渡辺直美。ネタはもちろんビヨンセ「Crazy in Love」です。迫力ある当て振りにフロアはどよめきと笑いが沸き起こり、絶賛の嵐が吹き荒れていました。
次はメタボラッパーmckj。こりゃめでてーな・大江のラップです。岩瀬ガッツ、元気☆たつやのダンサー二人を携え、出待ちゼロラップの「ナンバー0」に仕事のなさを嘆いた「暇人」、人を見た目で判断したらダメだと警鐘を鳴らす「誤解」の3曲を披露しました。
そんなmckjからバトンを受け取ったのがものまね番長・エハラマサヒロ。忌野清志郎さん、矢野顕子さん、山崎まさよしさん、森山直太朗さんらのモノマネショーを繰り広げました。そして戦隊ヒーローアニメの主題歌風にアレンジした童謡「ピクニック」を一席、スクリーンに映るオリジナルアニメでも沸かせました。
先ほどビヨンセの当て振りで盛り上げた渡辺直美がお次は、オリジナル曲「なおみのいぬ」を引っ提げて、ダンサーのキャンデイズとともに再び舞台へ! かわいらしいダンスとソウルフルな歌声で盛り上げました。
今度は打って変わってダンスタイム。チーモンチョーチュウとダンサーのISOPPさん、B.M.Hさん、パントマイムのKAMIYAMAさんによるユニットで、ハイレベルのダンスショーを展開。チーモンチョーチュウ・菊池のダンスのうまさは周知のところですが、そんな面々に囲まれながら白井も頑張っていましたよ!
超絶ダンスを目撃しての「お~!」という残響の中、現れたのは“不安デ・マーキュリー”。3回目のネタの時間です。ネタを言い終わった後、しばし踊る時間があるのですが、その踊りを何度も要求するお客さん。オイ!オイ!コールが幾度となく自然発生し、その都度、「 I Was Born To Love You」のサビの部分で踊る羽目に。その中にはちゃんと、脇鳴らしも取り入れられていました。
スクリーンに名前が映し出されて大歓声が起こったのは、藤森慎吾とあやまんJAPAN! フロアーの熱気は最高潮です。AKB48の「会いたかった」とオリジナル曲「夏あげモーション」を歌って踊って、タオルを振り回しての大盛り上がり。また、10月にリリースされる新曲「失恋ベイビー」も初披露され、きわどい演出もありつつのショーを繰り広げました。フロアー全体が「ポイポイポピー!」の合いの手やダンスをしている様は圧巻でしたよ。
お色気たっぷりの舞台の後は、ダイノジ・大地、デッカチャン、どりあんず・平井、こりゃめでてーな・大江による豊満乃風が登場。あやまんJAPANの残り香を一気に払しょくして、「豊満の誓い」で彼らの世界にぐっと引きこみます。コール&レスポンスもバッチリに盛り上げ、カレーハウスCoCo壱番屋の経営理念に感動して勝手に作ったテーマソング「COCO」や、豊満乃風・デブ旦那の素晴らしきパートナーである渡辺直美扮するMINCHIを呼び込んでの愛の讃歌「Beach LOVE」で、文字通りステージを所狭しと歌い回りました。
『DYNAMITE BAKA SOUL』はまだまだ終わりません! ここで熱狂的なファンが数多く存在するDay様ことDay of the legendが登場、フロアーからは割れんばかりの黄色い悲鳴が! Day様オリジナルの「Forever Memories」を爽やかに歌い上げ、「みんな愛してるよ!」と悩殺的な台詞を残して舞台を後にしました。
と、ここでDJ ダイノジの時間がやってまいりました! 10月よりスタートするテレビ東京系列の新番組『バカソウル』の収録のため、お客さんとのダンス企画が行われ、トレンディエンジェル・斉藤、こんにちは計画・杉田もダンサーで登場しました。また、「日本一、チャゲ&飛鳥の飛鳥さんのモノマネがうまい」というふれ込みでこんにちは計画・田島も登場、どんな曲でも飛鳥さんのモノマネで歌うということでしたが、最終的にはそのまんま「Yah Yah Yah」を歌い上げました。そしてアップダウン・阿部による「X-ジャポン」のステージもありました。こちらはオンエアをお楽しみください!
ここまで約3時間半、ぶっ通しで続いた『DYNAMITE BAKA SOUL』も、出演者がステージに集合してのフィナーレに。大谷に感想を求められ「大阪のお客さんのテンションが高くて楽しかったです!」とチーモンチョーチュウ・菊池。また、エハラマサヒロは「自分の出番のとき、歓声で音楽が聞こえなくなったのは初めてでした!」と興奮気味に語っていました。そしてDay様も「皆さんの熱いソウル、ここ(心)に届いてますよー!」とらしいコメントを残しました。
『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011』umeda AKASOでの千秋楽にふさわしく、大阪の夜を熱く焦がした『DYNAMITE BAKA SOUL』はこれにて終了! オールスタンディングでしたが、疲れを感じる間もないほどに盛り上がりました。この熱狂的な様子はぜひ、新番組『バカソウル』でもお楽しみください!
『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/
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