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【ライブレポート】『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAIグランドフィナーレ in NGK』

 

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 関西から東北へ、「Laugh&Peace 」の願いを込めて、9月17日(土)~19日(月・祝)の3日間に渡って開催された『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』。「みんなを、笑いでつなごう。」をテーマに、在阪民放5局と吉本興業がタッグを組んで、京都・大阪・神戸の各イベント会場から笑顔と元気をお届けした大規模イベントが、ついにフィナーレを迎えました。

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 なんばグランド花月でのフィナーレイベント『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAIグランドフィナーレ in NGK』は、18:30からスタート。
 ステージにはMCの木村祐一、宇都宮まき、そして新喜劇座長の内場勝則、小籔千豊、川畑泰史、ほか新喜劇メンバー、ガレッジセール、チュートリアル、トータルテンボス、平成ノブシコブシ・徳井、NON STYLE・井上、カナリアなど、多くの芸人がステージに。観客席から、大きな声援と拍手が巻き起こりました。
 まきちゃんから「木村さんも3日間、一睡もせずにいろいろとイベントに出られたそうですね」とふられ、「さすがに寝ましたけどね(笑)」と木村。そして「NGKの大喜利コーナーをやらせていただき、チャリティーイベントもやらせていただいて、ジョージアさんのイベントもやらせていただきました。今日は、チュートリアルの漫才を袖で見させていただいたり。勉強させていただきました」とチュートリアルにペコリ。続いて「ごはんがススムくんもね……」と川畑泰史に話をふり、「誰がススムくんやねん!」と、川畑とおなじみのやりとりを繰り広げていました。そしてまきちゃんから、このあと18:57から2分間、在阪5局の同時生中継が行われることが発表され、客席から再び大きな拍手が。

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 まず最初に行われたセレモニーは、「ワンキャン★クエスト贈呈式」。ワンキャン★クエストとは、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』開催期間中の3日間に行われていたイベント。「W」、「O」、「N」、「D」、「E」、「R」のシールを持っている芸人を各会場で見つけ、シールを集めた方に抽選で豪華賞品をプレゼントするというもの。しかも、シールをコンプリートした方の中から1名に、コンプリート賞としてヒルトン大阪35階にある「ウインドーズ オン ザ ワールド」イタリアンディナーペア券が贈られます! コンプリートを成功させた方がたくさんいたということで、厳正なる抽選の結果、選ばれた1名の方が舞台に登場。木村から目録の贈呈、そして舞台上の出演者との記念撮影がプレゼントされました。

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 続いては、「よしもとプレミア商品抽選会」。このフィナーレイベントに来られたお客さんにも、抽選でよしもとプレミア商品がたくさんプレゼントされました。プレゼントの内容は、よしもとグッズ詰め合わせ福袋、そしてよしもと新喜劇からは小道具が。うどん屋ののれん、ハッピ、銀のお盆と、ファン垂涎のレアなアイテムが贈られました。さらに難波ラフピースクエアで行われていた「47ご当地展」の、厳選商品の詰め合わせも。お客さんが座っている座席番号を使っての抽選が行われ、あちこちで喜びの歓声が上がっていました。

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 愉快なイベントでお客さんと触れ合っているうちに、在阪5局同時生中継の時間が迫ってきました。ここで、師匠の皆さんが登場。中田カウス・ボタン師匠が「毎日、満員御礼ありがとうございます。最初から最後まで、立ち見、立ち見で」と、お客さんへの感謝の気持ちを語りました。坂田利夫師匠も「楽しかったです。ありがとさ~ん!」とお礼。ここでMCのまきちゃんが、在阪5局のアナウンサーにバトンタッチしました。
 生放送まであと5分と迫ったところで、木村が「あともうちょっと時間があるんで、WONDER CAMPを吟じてもらいたいなーなんて思います」と天津・木村を指名。天津・木村は「普段、僕はエロ詩吟というのをやっているんですが、今日はお子さんもおられるということで、エロなしで、きれいな詩吟をやらせていただきたいと思います」と宣言。しかし、結局、最後は「おっぱい~」と下ネタになってしまっていました。

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 生中継では、全員で声を合わせて「ありがとうございました!」と3日間の感謝の気持ちをお伝えしました。生中継終了後、在阪5局のアナウンサーから再びまきちゃんにバトンタッチ。とうとうお別れの時間が近づいてきました。最後は出演者から観客席に向けて、チャリティーリストバンドなど、プレゼントの投げ入れが行われました! 芸人たちは舞台を降りて客席に。お客さんたちも席を立って、手を伸ばして大盛り上がり! 

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 にぎやかなまま、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』は幕を閉じました。イベントに足を運んでくださったみなさま、たくさんのご声援をどうもありがとうございました!

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』主なデータ

観客動員数:約11万5000人
(日別内訳=9月17日(土)25,198人、18日(日)40,385人、19日(月・祝)49,871人)
出演者:のべ1190組
会場数:48会場(在阪民放5局+43会場)
イベント数:255(有料・無料)
スタッフ/ボランティアスタッフ:約3200人
募金額:約560万円 ※19日(月・祝)16:30現在集計金額
※上記の数字は暫定的な集計となります。若干の誤差があることをご了承ください。

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【木村祐一】【宇都宮まき】

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【ライブレポート】クイズ!年の差なんて×NMB48

 皆さんは、『クイズ! 年の差なんて』を知っていますか? アダルトチームとヤングチームに分かれて回答するクイズ番組で、アダルトには常識だがヤングは知らないこと、逆にヤングには常識だがアダルトは知らないことをそれぞれ出題し、その違いを楽しむというもの。桂三枝が司会を務め、1989年のスタート以来、高視聴率をキープした人気番組なのです。
 そんな伝説の番組が、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』のイベントの一つとして、京橋花月で一夜限りの復活を遂げることに! アダルトチームにはライセンス、シャンプーハット、ギャロップが、ヤングチームにはNMB48の山本彩、山田菜々、渡辺美優紀、小笠原茉由、白間美瑠、城恵理子が参加し、もちろん司会は三枝が務めます。
 イベントは、今をときめくNMB48が、テーマソングであるその名も『NMB48』を元気いっぱいに披露してスタート。舞台狭しと歌い踊るパフォーマンスで、会場を魅了します。さらに番組の紹介を行い、いよいよ三枝が登場! 「師匠〜!」という男性からの力強い掛け声も飛び交い、早くもヒートアップの予感です。
 まずはアダルトチームが舞台へ。ライセンス・井本が「まさか男性からの『師匠〜!』という声援を聴くとは思いませんでした!」と笑わせます。ライセンス・藤原は会場に両親が見に来ており、「NMBファンに囲まれてるかも。大丈夫かな?」とちょっぴり心配そう。ヤングチームの自己紹介は、ファンにはおなじみのコール&レスポンスを交えた“NMBスタイル”。これには三枝もアダルトチームも驚いた様子で、なんとかついて行こうと必死で覚えていました。が、井本がチャレンジした自己紹介には客席からのレスポンスがなく、全員ガックリ。また、自己紹介で今日が誕生日であることを告げた渡辺に、三枝は「エンディングまでにケーキを用意する!」と約束。果たして舞台でのバースデーパーティーは実現するのでしょうか?
 アシスタントを務めるNMB48の村上文香、矢倉楓子が加わり、さっそくお待ちかねのクイズに突入! ヤングチームには近藤真彦さんの『ギンギラギンにさりげなく』、アダルトチームにはNMB48のデビューシングル『絶滅黒髪少女』を使った穴埋め問題が出題されました。軒並み不正解が並ぶなか、唯一正解した山田菜々が、シャンプーハット・てつじから「これ知ってるってことは36歳ぐらい?」とツッこまれる一幕も。一方のアダルトチームは誰一人正解者がいないという惨状で、NMBのライブも見たことがあるという三枝から「知らんの?」とダメ出しが。悩んだ末に、ギャロップ・林にいたっては自らの頭髪にからめたボケを繰り出してしまうなど、早くも回答者たちはジェネレーションギャップに飲み込まれていました。ちなみに各問題には「NGワード」が設定されており、それを回答してしまうと持ち点からマイナスされてしまうというルールがあるので要注意です。
 と、まだ2問しか進んでいないのに、盛り上がりすぎて時間が足りなくなるピンチ! 困った三枝は数問パスしてアダルト、ヤングが同時に応える共通問題を出題。「大阪市の市章を描きなさい」という問題が提示されると、両チームとも「難しい!」「わからない!」と頭を抱えて大苦戦。しかもライセンス・井本の回答がNGワードと完全に合致し、会場は爆笑に包まれました。
 その後もさまざまな問題で、予想外の回答や事実が続々飛び出します。『桃太郎』の歌詞に関する問題では、山本が「この歌、英語で習いました」と衝撃の発言で、アダルトチームを驚かせていました。
 最後まで白熱した(?)接戦の末、優勝は渡辺に決定(実は同率首位だった山田とのじゃんけんで勝利)! 賞品はハワイ旅行……と思いきや、ハワイ旅行で役立つ「ガイドブック」!? ともあれ賞品を受け取った渡辺は笑顔いっぱい。さらに約束通り、誕生日を祝うケーキが登場し、喜びが二倍になった様子でした。会場全員で『Happy Birthday to You』を大合唱し、和やかなフィナーレとなりました。「自分はヤング? アダルト?」と考えながら見るのも楽しいこのイベント。今回、初めて見てハマッたという人は、ぜひ次回の復活を期待しましょう!

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【桂三枝】【ライセンス】【シャンプーハット】【ギャロップ】【NMB48】

2011年9月19日 (月)

被災者の方をご招待した「スペシャルクルーズ」終了

「YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI」の一環として、9月19日(月)、東日本大震災の被災者の方をレストラン船「コンチェルト」スペシャルクルーズにご招待しました。夕方、神戸を出港した船内では、お食事を楽しんでいただき、その後、よしもと芸人たちによるステージがスタート。

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まずは夫婦音曲漫才でおなじみ、おしどりが壇上へ。マコのアコーディオンによる演奏にあわせて、ケンが〝一反木綿〟や〝のび太〟など、人気キャラクターの針金アートを次々と披露します。また、阪神淡路大震災で被災した経験のあるマコは「私が芸人を志したのは、避難所生活を送っていた時に歌手の方や芸人さんが慰問に来てくださったのを見たのがきっかけなんです。大学を中退して志しました」と、自身のエピソードも明かしていました。

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続いては、松下笑一によるバルーンパフォーマンス。1329種類のバルーンが作れるという松下は〝ミッキーマウス〟や〝機関車トーマス〟などを見事な手さばきで作りだし、子供たちにプレゼント。船内は大歓声に沸いていました。

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そして、最後はサバンナの司会によるビンゴゲーム大会を開催。ビンゴで勝ちぬけた上位3人には、オリジナル吉本グッズのほか、おしどり、松下笑一、サバンナのサイン色紙が賞品とあり、大人から子供まで皆さんが楽しんでおられました。

【サバンナ】【おしどり】【松下笑一】

『YOSHIMOTO WONDER CAMP』神戸・メリケンパークでのステージを終えたNON STYLEらが会見

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9月17日(土)~19日(月)まで3日間にわたって開催された『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』。神戸・メリケンパークでは連日、無料の特設ステージに多くの芸人が登場したほか、路上パフォーマンスやフリーマーケット、そして芸人たちによる似顔絵ブースや占いブースが展開され、数多くのお客様にご来場いただきました。最終日の19日は、少し小雨がパラつきましたが、大盛況。イベント終了後、NON STYLE、ロバート、ぼんちきよしが会見を行いました。

NON STYLE・井上は「今回のイベントはお客さんと触れ合う機会が多かったんですが、ほんまに皆さん元気がよくて、関西人のパワーを感じました。募金やチャリティーにも多くの方にご協力いただき、被災者を助けたいという気持ちが伝わってきました」と感想を。石田は「ほんまに多くのお客さんが話しかけてくれましたね。僕らは昔、神戸でストリートライブをしていたので、思い出深い神戸でイベントができてうれしかったです」と思いを語りました。また、ロバート・秋山は「神戸は昔から好きな街なので僕も楽しめました。ステージ以外にも東北名物の屋台などで焼き鳥などおいしくいただきました」と満足した様子。さらに「ほぐし屋ブース」で、お客さんの体をほぐし続けていたぼんちきよしは「多くの家族連れの方に来ていただき、充実の3日間でした。この3日間、ずっとマッサージをしていたので筋肉がつきましたけど(笑)」と振り返っていました。

この3日間、大阪・神戸・京都で230公演を開催してきましたが、NON STYLE・井上は「僕らは昨日だけでも8ステージの舞台に立ったんですけど、今度は僕が観たい公演をお客さんと一緒にツアーでまわりたいです」と、お客さんの気分を味わってみたいとアピールし締めくくっていました。ご来場いただいた多くの皆様、ありがとうございました。

【NON STYLE】【ロバート】【ぼんちきよし】

難波ラフピースクエアで「たこ焼きイレブンワゴン」出陣式!

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 『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の最終日となる9月19日(月・祝)、難波ラフピースクエアにある「キリン のどごし<生>」ブースにて、「たこ焼きイレブンワゴン」の出陣式が行われました。

  たこ焼きイレブンとは、キリンビール株式会社近畿統括本部が「キリン のどごし<生>」の“たこ焼き”をテーマにした大々的な全国施策を、近畿から盛り上げるために結成されたチーム。キャプテンである吉本新喜劇座長・小籔千豊率いるよしもと芸人全11名がメンバーです。そして、9月25日(日)に千葉・幕張メッセで開催される、5000名でたこ焼きをつくり、ギネス世界記録に挑戦する「みんなでたこ焼き大パーティ」に、たこ焼きイレブンも関西から応援にかけつけることが決定!
 そんな大イベントに向けて行われたのが、この出陣式。「キリン のどごし<生>」ブースに展示されている「たこ焼きイレブンワゴン」の前で、まずはたこ焼きイレブン監督の、キリンビール株式会社近畿圏統括本部長 真柳 亮氏からご挨拶がありました。「来週の『みんなでたこ焼き大パーティで、大阪から本場のたこ焼きの作り方を教えるために出陣したいと思います。皆さん、元気に送り出していただけたらなと思います。よろしくお願いします」と笑顔で語りました。
 続いて、たこ焼きイレブンのキャプテンである小籔が「たこ焼きイレブンという素晴らしいチームのメンバーに選んでいただき、がんばっております」とご挨拶。いよいよ来週に迫った「みんなでたこ焼き大パーティ」について、「これまでギネスに挑戦したことがないですから、非常に楽しみです。真柳本部長についていけば、ものごとは粛々と進んでいくと思いますので、僕ら芸人はにぎやかしに徹したいと思います」と語りました。

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 そして、小籔から「たこ焼きイレブンのなかでも、一番ネタがおもしろい人たち」として、メンバーを代表してダイアンとギャロップの2組が幕張メッセに出陣することを発表。
会場に現われたダイアン・津田は「今回はギネスブックですからね、すごいことやと思いますよ。すごいです。これは……ごいごいすーです!」とイチオシのギャグを交えて意気込みを語りました。

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 ギャロップからは、ビデオメッセージが届きました。林は「たこ焼きが好き過ぎて、青のりをふったようなこんな髪型をしています」と、自分のハゲ頭をたこ焼きが好きがゆえの髪型と語りました。毛利は「そこにいるみなさまの熱い思い、関西のみなさまの熱い思いを背負って乗り込んでいきたいと思います! やったるで~!!」とやる気まんまん。

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 ブースに展示されている「たこ焼きイレブンワゴン」も、小籔率いるたこ焼きイレブンメンバーと共に幕張メッセに駆けつけるということで、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』開催期間中、来場者の皆さんに応援メッセージを書いたシールを募っていました。3日間を通して集まったメッセージは、なんと約1000名以上!
 さっそく真柳本部長、小籔、ダイアンも、意気込みを書いた自分たちのメッセージシールを車のボディに貼りました。

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「みんなでたこ焼き大パーティ」での、ギネス世界記録達成と、たこ焼きイレブンの活躍に今から期待が膨らみます!

ギネス世界記録に挑戦!!「みんなでたこ焼き大パーティ」概要
・挑戦記録:「同時に調理する人数が世界一」というギネス世界記録
・挑戦内容:5000名のたこ焼き作り
・開催日時:2011年9月25日(日)
・場所:千葉県 幕張メッセ

キリンのどごし<生>公式ホームページ http://www.kirin.co.jp/brands/nodogoshi/index.html

【小籔千豊】【ダイアン】

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【ライブレポート】5upよしもと芸人パークで夏祭り「5up×同世代芸人」

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 『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の最終日となる19日(月・祝)は、5upよしもとのZEROメンバー、1stメンバーが劇場を飛び出し、大阪ビジネスパークを占拠しました! ステージあり、グルメ屋台あり、グッズショップありの盛りだくさんな内容で、芸人たちとのふれあいチャンスもいっぱいの、まさに夏祭り。円形ホール、TWIN21アトリウム、TWIN21野外広場の3会場は、朝から多くのお客さんでにぎわいました。
 唯一のライブスペースである円形ホールでは、普段はなかなか共演する機会のない多彩なジャンルの芸人たちをゲストに迎えてステージを展開。「ピン芸人」「先輩芸人」など毎回、テーマを変えての4連続公演、まずは「同世代芸人」とのコラボレーションからスタートです。

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 ホールの形を生かしたランウェイ風の舞台と、くるくる回る天井のミラーボール。そう、今回は「キャバレー5up」という設定で、笑いはもちろんダンスまで見せてしまおうという趣向なのです! オープニングでは、カフェのギャルソンをイメージしたTシャツを身にまとい、ジャルジャル、モンスターエンジン、銀シャリ、天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケット、ウーマンラッシュアワーが登場。この日のために練習を重ねたという華麗な(?)ダンスで観客の度肝を抜きました。途中、かまいたち・山内が一人目立とうとして、全員からトレーで容赦なくどつかれるなど、笑いの要素もたっぷり。普段よりグンと近いステージとの距離に、お客さんのテンションも一気に上昇しました。

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 ショーを進行するナレーションを担当するのは、なんとスマイルのウーイェイよしたか! 「まずは、ちょっと変わった芸の達人からスタート!」の声とともに、“アゴのせ名人”田崎のオンステージが。藤崎マーケット・藤原、銀シャリに加え、ゲストのチーモンチョーチュウ、オリエンタルラジオも舞台に上がり、達人を迎えます。いきなり長いホウキをアゴにのせ、器用にバランスを取る田崎。続いてイス、さらには畳一枚ほどある巨大なボードもアゴで支え、さすがの芸達者ぶりを見せつけました。他メンバーも挑戦しますが、ホウキ以降はなかなか成功せず。そんななか、巨大ボードを2人で力を合わせてアゴにのせたチーモンチョーチュウが会場を大きく沸かせていました。

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ここで再び、ギャルソン姿の5upメンバーによるダンスタイム。今度は夏の風物詩(?)ともいえるウチワやビールジョッキという小物を使い、コミカルなシッティングラインダンスを見せてくれました。ランウェイから降りて観客と握手したり、ハイタッチしたりの演出もバッチリはまっています。

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 続いては、出演者が3組に分かれて、無茶ブリなお題をこなす対抗ゲームコーナーへ。ジャルジャル、ウーマンラッシュアワー、スリムクラブの「TEAMジャルジャル」、モンスターエンジン、かまいたち、ハリセンボンの「TEAMモンスターエンジン」、オリエンタルラジオ、銀シャリ、天竺鼠の「TEAMオリラジ」……では、天から聞こえてくるこの声は誰!?とメンバーが問いただすと、「ムチャブリズムのDJ田崎です!」と一言。このコーナーは田崎が声のみで仕切っていくようです。
 矢継ぎ早に繰り出される無茶ブリに、指名された芸人たちは四苦八苦! しかしハリセンボン・はるかが「相方の恥ずかしい暴露」とふられて、「くさい!」と力強く答えたときは場内大爆笑。おなじみのチャラさ全開で客席をあおったオリエンタルラジオ・藤森や、『クレヨンしんちゃん』のモノマネを器用に披露した天竺鼠・瀬下も大きな笑いを誘っていました。また、BGMのリズムに合わせて独自のダンスを見せる芸人も。モンスターエンジン・西森の脱力系ダンスからオリラジ・中田のかっこよすぎるキレキレのダンスまで、こちらもお客さんの目をくぎ付けにしていました。

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 いよいよライブも大詰め。エンディングは「Laugh & Peace! レッツショータイム!」の掛け声とともに、出演者全員がステージに勢ぞろい。ゲスト4組も呼び込んでのトークが繰り広げられます。ここで標的となったのは、ウーマンラッシュアワー・村本。「まわりの動きを確認しながら踊ってた」「振り付けぐらい覚えろ」と責められ、一人、オープニングのダンスを再現するハメに。さらに、なぜかスリムクラブ・内間が、村本のネタであるバイトリーダーを真似たりと、同世代ならではの和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりました。最後はスリムクラブ・真栄田の提案で、ランウェイを歩きながらの握手会(?)に突入。客席は興奮のるつぼと化していました。

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 いったんゲスト4組が退場した後は、お待ちかね、フィナーレのダンスが! THE YELLOW MONKEYの『LOVE LOVE SHOW』に合わせ、5up芸人たちが舞台狭しと踊りまくります。途中からゲスト芸人やちびっ子ダンサーまで乱入し、会場とステージが一体となり幕を閉じました。漫才やコントだけじゃない、芸人たちのさまざまな魅力がかいま見れたひととき。訪れた皆さんも、大満足の様子でした。

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 終演後は、TWIN21の2会場に立ち寄る方も多く、芸人自らが呼び込みや接客を行う屋台には、長い列が。大阪ビジネスパークをまさに「5upカラー」に染め上げた、熱〜い1日となりました。

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【ジャルジャル】【モンスターエンジン】【銀シャリ】【天竺鼠】【かまいたち】【藤崎マーケット】【ウーマンラッシュアワー】【チーモンチョーチュウ】【スリムクラブ】【オリエンタルラジオ】【ハリセンボン】

【ライブレポート】YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~『ET-KING presents コント・ミュージカル「ET-KING歌笑劇~焚き火~」』

スペシャルな企画が目白押しの『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011』、京橋花月では開催期間中の3日間、『ET-KING presents コント・ミュージカル「ET-KING歌笑劇~焚き火~」』が19時30分より上演されます。ET-KINGの楽曲をベースにしたストーリーで、演出を2丁拳銃・小堀が担当。笑いあり涙ありの大傑作に仕上がっています。

物語は大阪発東京行きの長距離バスが事故に遭ったところから始まります。そこに乗っていたのは、それぞれの理由で東京へと向かっていた若者たち。その若者を演じているがET‐KINGのメンバーです。気がつけば天国と地獄の分かれ道にいた彼ら。そこで待ち受けるのはET-KINGのイトキンさん扮する閻魔様。この世で伝え残したこと、やり残したことがある彼らに、そのことを完遂したいなら、「薪に思いを込めて、焚火にくべよ。そしたら少しの間だけ生き返らせてやる」と閻魔様。また、ここから先、天国か地獄かは、その人の人生を見てから決めるとも。そうして、バスに乗っていた一人ひとりの人生を振り返っていきます。

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役名はそのままセンコウ、コシバ、TENN、KLUTCH&BOOBY、そしてBUCCIと、それぞれがどんな人生を送ってきたのかを見てゆきます。一人ひとり、主役となるので台詞の数も多いのですが、“感情表現が乏しい”という役柄のBUCCIさん以外は全員、迫真の演技で魅了していました。ちなみにBUCCIさんはその役柄ゆえ、台詞はすべて棒読みでした。そして、そんな彼らの脇を固め、仲間や恋人役を演じるのがソーセージときんちゃくです。また、2丁拳銃・川谷は何役もこなし、物語の鍵を握る人物を演じ、小堀は“公園に住むおっちゃん”役。このおっちゃん、夢を持つ若者に対し、ことごとく否定的な意見を言うのですが、そこにもわけがあり…。そして閻魔様のイトキンも、分かれ道に人が来ないタイミングを狙って自分の人生を振り返るのですが、そこにも理由がありと、物語が進むにつれ、いろんなことがひも解かれていきます。

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この「ET-KING歌笑劇~焚き火~」の物語は、ET-KINGの楽曲をもとに作られているので、お話にあった歌が次から次へと歌われます。『うまい!お弁当』『今』『ドーナッツ』『Beautiful Life』『ギフト』『祭のあと』ほか、この舞台のために作られた新曲も含めて11曲が歌われ、それぞれ詩に込められた意味や世界観がより明確にされていました。また、音楽活動もしている2丁拳銃との共演ということもあり、ET-KINGとの音楽的な絡みもありと、随所に見ごたえある内容となっていました。

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エンディングでは、イトキンさんのMCのもと、きんちゃく、ソーセージ、2丁拳銃がコメントを。ET-KINGのご挨拶は19日(月・祝)の千秋楽でたっぷりお話されるとのことで、ファンの方からは「え~!」との声が上がっていました。

芸人に勝るとも劣らぬアドリブもどんどん飛び出し、音楽でも笑いでもさすがは大阪を代表するアーティストと言わんばかりの貫禄も感じられたコント・ミュージカル「ET-KING歌笑劇~焚き火~」。『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』でしか見られない貴重なコラボレーションで楽しませてくれました! 

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【2丁拳銃』【ソーセージ】【キンチャク】

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難波ラフピースクエア『全国お土産ランキング~ご当地グルメ総選挙~』でペナルティとハリセンボンが試食!

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 9月19日(月・祝)まで、大阪・京都・神戸の各イベント会場で開催中の『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』。そのなかでも、全国津々浦々のグルメが集まるのが、大阪・難波の難波ラフピースクエアです。
 なんばグランド花月前広場で開催中の『47ご当地展~SUMMER COLLECTION~』がいよいよファイナルに近づき、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』期間中、難波ラフピースクエアにも出現。これまで好評だったグルメがアンコール発売されています。
 なかでも注目したいのが、『全国お土産ランキング~ご当地グルメ総選挙~』。全国47都道府県の住みます芸人が選びぬいたお土産1品、全47種類のなかから、開催中の3日間で、芸人が試食してつけた採点と、販売数やお客さんからの採点ポイントを合計して、ランキング形式で発表するというもの。
 9月18日(日)は、ペナルティとハリセンボンがこのイベントに参加。ペナルティは、鳥取県の「竹するめ」を、ハリセンボンは和歌山県のデザート「味一ジュレ」を試食しました。
 イベント後の会見では、まずペナルティ・ワッキーが「竹するめ」の味の感想を述べました。「『竹するめ』は、花子師匠が持ってきてくれたんですが、竹のようなスルメだと思っていたのが、実際はスルメのような竹だったんです! そんな勘違いを舞台上でやってしまって、花子師匠に睨まれました……。本当に食べたことのない食感でした」と、初めて出会った味に驚いた様子。ヒデも「47都道府県は、仕事で全部行かせてもらったんですが、知らないものがすごく多くて。日本は狭いようで広いんだな、と改めて思いました」と種類の豊富さに驚いた様子。
 和歌山の「味一ジュレ」に舌鼓を打ったハリセンボン。「みかんの味が濃くて、本当にみかんを丸ごと食べているかのような味。女子が好きな味だと思います」とはるか。
 ちなみに、同じラフピースクエアでも、有楽町と難波ではずいぶん雰囲気が違ったようで、ヒデが「大阪は、ノリというか、一緒にイベントに参加して盛り上がっている感じ。ジャンケンで、勝ち残った方にプレゼントを贈るというコーナーで、相方がボケでずっとチョキを出していたんですが、『変えますよ?』と言うと東京の人は『変えるんだな』って信じて手を変えるんですが、大阪の人は、ずーっとグーのままで勝ち残ってるんですよね(笑)。皆さん笑いのフリを知ってるから、ある意味やりづらかったです(笑)」と、東京と大阪のそれぞれの特徴を話してくれました。春菜も「参加する意欲がすごい。『ものをあげますよ』というと、すぐに人が集まって(笑)。とくにお子さんはあっという間に集まりました。本当にありがたかったです」と、難波ラフピースクエアでお客さんと一緒に過ごしたひとときをふり返りました。
 今回、味一ジュレをPRしたハリセンボンは、有田みかん大使に就任したところ。和歌山が台風12号の被害を受けたことに触れ、「みかんは11月が旬なので、私たちもその頃にできるかぎりのことを協力させていただいて、いろいろやっていけたらなと思います。11月には、ジューシーな私たちが行きますので!」とエールを送っていました。
 『全国お土産ランキング~ご当地グルメ総選挙~』の結果は、9月19日(月・祝)のフィナーレで発表されます! お楽しみに!

YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

【ペナルティ】【ハリセンボン】

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【ライブレポート】祇園!まんがトーク祭り!

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「YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI」2日目となる9月18日(日)、京都・祇園花月では、漫画を愛する芸人たちによるイベント「祇園!まんがトーク祭り!」が開催されました。今回、漫画好き芸人として登場したのは、バッファロー吾郎、天津・向、南海キャンディーズ、オリエンタルラジオ、ガリガリガリクソン、藤崎マーケット・トキ、クロスバー直撃・前野、天竺鼠・瀬下、GAG少年楽団・宮戸という面々。まずは「私が愛する漫画」と題し、それぞれが一番好きな漫画を発表することに。

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トップバッター、GAG少年楽団・宮戸は格闘技漫画「グラップラー刃牙」を。主人公・範馬刃牙の父にして最強の範馬勇次郎の強さを表現する描写にのめり込んだことを熱く告白。この作品を一言で語るなら「壮大な親子ケンカ」と例えていました。

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続く南海キャンディーズ・山里は、大ヒット作「ONE PIECE」をチョイス。実は、同作シリーズには、南海キャンディーズをモデルに描いたキャラクターが登場していることを明かし、原作者・尾田栄一郎先生も「実在する人物をモチーフにしたのは南海キャンディーズだけ」だと語っていたと、驚きの真実を披露していました。

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一方、ガリガリガリクソンが紹介したのは「樹海少年ZOO1」。奇想天外なストーリーに加え、連載打ち切りが決まってからの4号の展開、そして衝撃の最終回を紹介すると、メンバーはもちろん、客席からも衝撃の声が。MCのバッファロー吾郎・木村も思わず「読んでみたい」と唸るほど。

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また、オタク芸人として名を馳せる天津・向は、四コマ漫画界の超新星・ちょぼらうにょぽみ先生による「不思議なソメラちゃん」を紹介。「四コマ漫画の概念をぶっ壊しています」と熱くアピール。

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オリエンタルラジオ・藤森は、プライベートでも交流があるという岩谷テンホー先生の「みこすり半劇場モッコリ」、

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クロスバー直撃・前野は、週刊少年ジャンプで連載され、物語の案内人・ミザリィが読者に訴えかけるという斬新な最終回を迎えた「アウターゾーン」、

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バッファロー吾郎・竹若は「落ち込んだ時に読むと元気が出る」という、島本和彦作「炎の転校生」など、それぞれ漫画に対する愛情たっぷりにアピールしていました。

続いてのコーナーは、メンバーたちが「絶対に読みたい漫画」を考え、その表紙を自身が手掛けるという企画を。

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〝ヤンキー漫画〟が好きという藤崎マーケット・トキは「カニつめ番長」なるタイトルの自作表紙を披露。何とも言えないその番長の風貌に「何やこれ!」との声も。

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また、天竺鼠・瀬下は「上等ゴリオ」、オリエンタルラジオ・中田は「銭ゲバンゲリオン」、南海キャンディーズ・しずちゃんは「THE かぼちゃビール」、天津・向「むかりあげくん」などなど、失笑も起こるような作品が勢ぞろい。そこで、京都の漫画好き女子大生3人による審査の結果、優勝はオリエンタルラジオ・中田の作品に決定。中田は優勝を記念して、「新世紀エヴァンゲリオン」のテーマ曲「魂のルフラン」を熱唱し幕を閉じました。
漫画好き芸人たちイチ押しの作品、ぜひ一度チェックしてみてください!

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

なんばグランド花月『WONDER CAMPスペシャル3DAYS』でスペシャル大喜利を上演中!

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『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』が開催されている3日間、笑いの本拠地・なんばグランド花月で、『WONDER CAMPスペシャル3DAYS』が行われています。
 とくに見逃せないのは、豪華メンバーによるスペシャル大喜利! 9月18日(日)は、木村祐一、山崎邦正、オモロー山下、メッセンジャー・黒田、陣内智則が出演。色とりどりの着物に身をまとい、大喜利に挑みました。
 1回目の出演を終えた直後の会見では、年齢が近く、普段もからむ機会の多い者同士とあって、笑いの絶えない愉快な会見となりました。
 まずは、木村祐一がご挨拶。「お笑いの本拠地であるなんばグランド花月に立てるだけでもうれしいのに、大喜利で笑いを提供できるのはうれしいこと。お客さんも、ものすごいいいお客さんで、はじめは山崎が1000人、雇ったんかな、と……」との発言に、すかさず「そんなわけわけないでしょ!」と山崎。続けて木村は客席の様子を語りました。「なかにはカバンからハンカチを取り出して、涙を流して笑うお客さんもいました。本当にうれしいですね」と語りました。
 続いて山崎がご挨拶したものの「今日、お客さんがハンカチを取り出して……」と木村とまったく同じ内容をなぞろうとし、「言うたわ!」とツッコまれていました。山崎は大喜利の舞台を存分に楽しんだようで、「1000人のお客さんより、一番笑ってたのは僕なんですよ。本当に楽しかった。ウケるのがうれしくて、うれしくて」と満足そう。
 しかし、ここで陣内が「山崎さんは、楽屋で木村さんとか黒田さんの言ったネタを勝手に舞台でやりますからね(笑)」と暴露し、山崎のネタ盗み見疑惑が浮上。木村まで「俺のメモをずっとこうやって(盗み見して)」と畳みかけ、山崎は「俺はずっとiPodで音楽聴いてましたやんか!」と必死に弁解していました。
 日頃から漫才でなんばグランド花月の舞台に立っているメッセンジャー・黒田は、「なんばグランド花月は難しい場所なんですよ。老若男女そろっていて、しかも1000人のキャパですから、なかなか一筋縄ではいかない。でも、やっぱり皆さんの腕はすごいなと思いました」と、劇場の特徴をよく知る黒田ならではのコメント。
 なんばグランド花月の舞台に立ったのは、ジャリズム時代に一度だけというオモロー山下。「なんばグランド花月に立つのは初めてに近いんです。だから、今回は大抜擢で本当にうれしかったです。またこのメンバーで大喜利をやりたいですね。これを機に続けていきたいです」と意欲的に語りました。
 MCを務める陣内は、「僕が一番、後輩になるんですけど、こんな豪華メンバーを仕切らせていただいて……」と恐縮気味。初日の舞台は緊張したそうですが、2日目の今日は「いいチームワークができてきてるので、ホンマにワンダーキャンプだけで終わるのはもったいないですね」とオモロー山下同様、同じメンバーでの大喜利を熱望していました。
 そこで山崎が「陣内がハリセンで頭をバーンと叩くのはいいねんけど、お客さんの見えへんところで、柄の部分を使ってコンッと突くんですよ。あれ、けっこう痛いんですけど」と舞台裏を暴露。黒田も「お前、あれやめろよ! 何の合図なん?」と、気になっていた様子。陣内いわく、「そろそろ頼むで」という意味を込めて柄で突くのだそうです。
 ちなみに、記者からの質問をきっかけに、山崎が初日公演の3回目で、ものすごくスベった話題に。「もう、1000人いるのに、あんなに静かになるものかと思いました。急に隔離されたみたいになって。あれはちょっとびっくりしました」とその瞬間を語り、「でも、僕、えらいもんでそういうのもへっちゃらなんですよ。ウケてもスベっても、舞台は楽しいです」と語る山崎に、木村も「まるでガラス貼りみたいやった」と振り返りつつ、「舞台はそういうことの連続ですから、切り替えてやっていかないとね」と木村。
 メッセンジャー・黒田以外は拠点が東京ということもあり、「このメンバーとからむのは久しぶりです」と黒田。山崎も「黒田と陣内と俺と3人が絡むのは、『なるトモ!』以来やもんなぁ」としみじみ。黒田も「やっぱりなんか、あったかいですよね」と仲間の存在のよさをかみしめていました。
 『WONDER CAMPスペシャル3DAYS』のなかで行われる『WONDER CAMP SP大喜利』は、最終日の9月19日(月・祝)も上演中! 今しか見られないスペシャルな公演に足を運んで、ぜひ大いに笑ってくださいね!

9月19日(月・祝)

WONDER CAMPスペシャル3DAYS

会場:なんばグランド花月
1回目 9:45開演/2回目 12:45開演/3回目 15:45開演
料金:前売、当日ともに4500円
出演:中田カウス・ボタン/宮川大助・花子/桂小枝/チュートリアル/カナリア 他
<吉本新喜劇WONDER CAMP SP>
座長:小籔千豊/内場勝則 他
<WONDER CAMP SP大喜利>
出演:木村祐一/板尾創路/山崎邦正/オモロー山下/陣内智則

YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

【木村祐一】【山崎邦正】【オモロー山下】【メッセンジャー・黒田】【陣内智則】

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