最新ニュースインタビューライブレポート

2011年9月21日 (水)

“むちゃブリ”企画で大平サブローが世界チャンプ・井岡一翔とスパーリング対決!

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 今年、芸能生活36周年を迎えた大平サブロー。自らの名前に芸歴が追いついた記念すべき年、原点に立ち返り、新たな大平サブローを発見すべく、『36のむちゃブリ企画』に挑戦しているのはご存じの通り。先日は、普段から交流の深いWBC元ボクシング世界王者・井岡弘樹からの“むちゃブリ”、「2分×3ラウンド」のスパーリングを見事クリアしました。この成功に気をよくして(?)、今度は現WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔選手と本気のスパーリングを行うことに! 
 実はこの“むちゃブリ”、朝日放送『ごきげん!ブランニュ』で共演中のトミーズ・雅からのリクエスト。最初はスパーリングのみだったはずが、いつしか「一翔選手に一発でもいいからパンチを当てる」という新たなハードルまで設けられました。「私はセコンドにつきます」と宣言した雅とともに、9月21日(水)、大阪市浪速区の井岡ボクシングジムに乗り込んだサブローは緊張の面持ち。まずは一翔選手、本日レフリーを務める叔父・弘樹とともに、記者会見に臨みました。
 冒頭、「“むちゃブリ”36の一つ、『世界チャンピオンをボコボコにする』会に来ていただきありがとうございます」と雅が言うと、突然MAXまで上げられてしまったハードルに衝撃を隠せないサブロー。さらに雅が「勝てばチャンピオンベルトをもらえるということで、会長から了承をいただいております」と続けると、弘樹も「あげます!」と力強く答え、サブローをますます慌てさせます。
 先日の弘樹とのスパーリングは、「旧知の間柄ですので、トレーニングをしながらの楽しい雰囲気でやらせていただきました」(サブロー)とのことですが、今回は現役バリバリのチャンピオンが相手。「このあいだの防衛戦を一ファンとして見ていたのが、いま現実として目の前におられて、今からゴングが鳴るかと思うと……正直、気持ち悪いです(笑)」と緊張に満ちた心情を吐露しました。最後は「まあオッサンに本気では来ないと思うんですけど……」とチラリと牽制も。「ただ、お互いに人間ですし、何が起こるかわかりません。振ったスイングがたまたまヒットするかも」と期待を込めるサブローに、セコンド・雅も「できます! 当たります!」と力強く応えていました。
 ちなみに万一、一翔選手が負けた場合は、次の世界戦で、会見時にサブローが着ていた『ごきブラ』のオリジナルTシャツを着て入場するという約束が交わされているそう。これは一翔選手も全面回避したい様子で、「着たくないので、絶対頑張ります!」と即、宣言していました。続けて一翔選手が「世界チャンピオンとして恥ずかしくないようにしたい。せっかくやらせてもらうのだから、中途半端は失礼になると思う」とコメントすると、これに感動した雅が、「えらい! その言葉を待ってた! いてまえよ!」と、どちらの応援かわからない発言で場を沸かせていました。

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 いよいよ2人がリングに上がり、スパーリングがスタート! さすがスポーツ万能芸人、軽やかなステップで一翔選手にパンチを繰り出すサブローでしたが、そこは世界チャンプ、こちらも見事にかわしていきます。果たして第3ラウンド終了までに、サブローのパンチは見事決まったのか!? 結末は、10月25日(火)の『ごきげん!ブランニュ』で確かめてください!

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 スパーリング終了後、一翔選手はサブローの体力を絶賛。「空振りが多くて余計に疲れるはずなのに、3ラウンドしっかり戦えるなんてスゴイ」と舌を巻いていました。“むちゃブリ”の一つであるマラソン挑戦のため、普段から走り込みをしているというだけあり、その成果がボクシングでも生かされたようです。サブローは、「17歳でボクシングにハマり、以来ずっと大好き。だから今日は本当に幸せ」と感無量。一翔選手も「昔からかわいがってもらっていたサブローさんの、36周年の記念に入れてもらえて本当にうれしい。僕にとっても忘れられない日」と語り、笑顔を見せていました。

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 サブローの“むちゃブリ”挑戦の旅は、来年3月6日(火)に行われる集大成イベントまでまだまだ続きます! 次はどんな挑戦が待ち受けているか、どうぞご期待ください!

【大平サブロー】

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デビューから半年を迎える「L.A.F.U.」メンバーが、今までとこれからを語る!

「イケメンステージユニット・オーディション」で2000人を超える応募者の中から選ばれた16名で結成されたL.A.F.U.。2011年4月にデビューを果たし、歌・ダンス・コントなどのエンターテインメントを盛り込んだ公演を行ってきた彼らが、忙しい合間を縫って、これまでを振り返りつつ、この先の意気込みについて語ってくれました!!

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なお、あらためて説明しますとL.A.F.U.とは「Live(ライブ)」「Active(活動的な)」「Fresh(新鮮な)」「Unity(団結)」の頭文字で、「気軽に(ラフに)観に来てほしいLaugh(笑い)」とのメッセージが込められたユニット。元ジュノンボーイ、ダンサー、そして芸人とさまざまなプロフィールを持つメンバーで構成されています。。

そんな中、ニュースセンターが訪れたのは、新たな公演を控えた彼らが行っているというアーティスト写真の撮影現場。さすがはイケメンたちが16名もいるとあって、眺めは超壮観! とはいえ雰囲気は終始わきあいあいとしていて、ひとりのメンバーが個別撮影している間も、他のメンバーはそれを眺めては、茶々を入れたり、ムチャぶりしたり。しかし、いざ全体の集合写真を撮る際にはものすごい緊張感で、ビシっと締めるあたりがさすがの一言。それには思わず、カメラマンはもとより、周囲のスタッフからも感嘆の声があがっていました。そうして撮影見事、時間通りに無事終了。メンバーひとりひとりが、周りの人々すべてに、お礼している様子が印象的でした。

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そしていよいよお待ちかね、L.A.F.U.メンバーへのインタビュー! 応じてくれたのは、歌唱力と甘いマスクでが魅力のSori、演技力でも定評があり優しいキャラが人気のタケ、NSC東京15期生でもありL.A.F.U.のお笑い面でのムードメーカーのTACKT、NSC東京11期生で芸人コンビ「ありがとう」としても活動、トーク回しはメンバー随一のてっぺー、モデルとして活動するかたわらブレイクダンスで全国大会ベスト8の実績を持つKeiの5人です。

――デビューから約半年が経ちましたね。振り返ってみて、どんな半年間でしたか?
てっぺー「歌もダンスもコントもやるという、今までにないユニットなんで、とにかく新しいことに挑戦している感じでしたね」
Sori「ずーっと全力疾走しているような」
タケ「なので、もう9月も終わるのかって驚いてます」
――お客さんの反応はどうですか?
Kei「最初はすごく不安だったんですけど、あったかいんですよ! 嬉しかったです」
Sori「そうそう。新しいことをやるユニットなんで、受け入れてくれるかなと思ってたんですけどね」
てっぺー「ただ、お客さんも最初は戸惑ってた部分があったんじゃないかと思うんですよ。お笑いだけのライブでもないし、カッコイイだけのライブでもない。すべてが詰まっちゃってるだけに、心構えがむずかしかったんじゃないでしょうか(笑)」
TACKT「芸人として育った僕とてっぺーには、とくに新鮮でした。笑いとともに歓声もあるわけですから。L.A.F.U.でした味わえない感覚だなと」
タケ「なので、層も幅広いんですよね。お笑いが好きという人、アイドルが好きという人、ダンスが好きという人。いろんな方がいらっしゃるんで、僕らも毎回反応を楽しでいる感じです」
――とはいえ、メンバー自身もそれぞれ、歌・ダンス・笑いで初挑戦の分野があったと思いますが。
Kei「そうなんですよ。もちろん、誰も全部をやってた人なんていなかったですからね。たとえば僕の場合はダンスについては自信があったんですけど、コントの“笑い待ち”なんてまったく初めてで(笑)」
てっぺー「なので、お互いに教え合って、みんなが成長していく感じですよね。それがまたこのL.A.F.U.の良さであり、らしさでもあると思います」
Sori「でも僕なんかもそうですけど、コントで笑ってもらえるのって、すごい気持ちいいんですよね。でも、それはそれでてっぺーさんとかは『負けてられない』とも思うでしょうし、いい意味で切磋琢磨できてる感覚があります」
TACKT「互いがいい…シゲキックスになってね」
タケ「あれ? ヘンなの出ましたよ(笑)」
――(笑)。そんな中、いよいよ10月にはあのKABUTOとの公演も控えています。
てっぺー「いやもう、大先輩ですからね」
TACKT「なんで公演名が『L.A,F.U.×KABUTO』って僕たちの方が前なんだか…」
Sori「そうなんですけど、胸を借りるつもりで僕たちは僕たちなりに精一杯やりたいですね。みなさん歌がすごく上手いんですけど、物怖じせずに」
Kei「ダンスだって、KABUTOのみなさんに負けないものをお見せしたいですね」
TACKT「まぁそれこそ、いいシゲキックスを与えあってね」
一同「……」
てっぺー「わ、スベったのをもう一回カブせちゃうんだ(笑)」
――(笑)。では最後に、あらためてL.A.F.U.の魅力を、みなさんでアピールしていただけますか。
タケ「とにかく僕らの公演に来てくれるといろんな思いができますよ!」
てっぺー「コントで笑って、ダンスでキャーとなって、歌でジーンとしてね」
Sori「すべての面で感動してもらえるよう、全力で頑張ります!」
Kei「一回来ていただけたら、いろんな楽しさが詰まってるだけに、ハマっていただけると思います!」
てっぺー「そして……」
一同「……(じーっとTACKTを見る)」
TACKT「……あ、いいシゲキックスがいっぱいです!」
てっぺー「そこはサラッと言わないと!!」
一同「(爆笑)」

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L.A.F.U.撮影風景

●公演情報
『ラフコレクションVol.5』
■日程/9月24日(土)
■場所/ヨシモト∞ホール
■開演/19:30(開場 19:00)
■料金/前売り:1,800円(税込)/当日:2,300円(税込) Pコード:415-027

『ラフコレクションVol.6』
■日程/10月1日(土)
■場所/ヨシモト∞ホール
■開演/19:30(開場 19:00)
■料金/前売り:1,800円(税込)/当日:2,300円(税込) Pコード:415-028

『L.A.F.U.×KABUTO』
■日程/10月10日(月)
■場所/品川よしもとプリンスシアター
■開演/17:30(開場 17:00)
■料金/前売り:3,000円(税込)/当日:3,500円(税込) Pコード:597-791

『ラフコレクションVol.7』
■日程/10月22日(土)
■場所/ヨシモト∞ホール
■開演/19:30(開場 19:00)
■料金/前売り:1,800円(税込)/当日:2,300円(税込) Pコード:415-029

●チケット発売情報
★チケットよしもと
PC <http://ent-yoshimoto.pia.jp/> http://ent-yoshimoto.pia.jp/
携帯 <http://tomo.yoshimoto.co.jp/> http://tomo.yoshimoto.co.jp/
★お問い合わせ
チケットよしもとインフォメーション 0570-036-912(受付時間10:00~19:00)

●L.A.F.U.オフィシャルサイト
http://lafu.laff.jp/

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FUJIWARA、鬼奴、あやまんJAPANがXbox専用ソフト『Gears of War3』に熱狂!

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本日9月21日(水)、六本木・ニコファーレにて、Xbox専用ソフト『Gears of War3』発売記念イベントが行われました。

『Gears of War』は、全世界で1300万本以上の販売を記録している大ヒットシューティングゲームで、本作『~3』が三部作の完結編となります。さらに、初の女性キャラクター“アーニャ”のプレイが可能になったということで、本日のイベントには「我こそがアーニャだ!」という女性たちが集結しました。

ゲストMCのFUJIWARAが、次々に金髪&タンクトップ&アーミーパンツの“アーニャスタイル”の女性陣を呼び込む中、7人目からは明らかにそれまでと様子の違う女性が登場します。その正体は、あやまんJPANとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ風の衣装に身を包んだ椿鬼奴!

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アーニャっぽさをアピールするため「毎晩六本木で戦ってます!」とやる気まんまんのあやまんJAPANと、“Gears of War3”を外人風の発音しようとしすぎていまいち聞き取れない鬼奴。誰がアーニャにふさわしいかを決めるべく、さっそくデモプレイを行うことになりました。

会場の壁全面を使った大迫力の対戦に、あやまんJAPANは終始キャーキャーと大騒ぎ!それに対して鬼奴は戦いに全く参加できず、原西から「ウォーキングのゲームじゃないんだよ?」とツッコまれてしまっていました。

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実際にゲームを体験したあやまんJAPANの3人は「超高まった~」「熱くなってきちゃった!」と興奮冷めやらぬ様子でコメント。一方の鬼奴は、「命中するとコントローラーが震えるんです!」と、最新のゲームの機能に驚いていました。

結果、藤本の「結局ゲームの中のアーニャが一番だね!」という台本通りのセリフでイベントは無事終了。

イベント後の囲み会見で、FUJIWARAは「シューティングゲームだけど、格闘ゲームの要素も入っているのがいいですね!」(原西)「奥さんがドンパチ打つのが大好きなので、ストレス発散になりそう。臨場感たっぷりなのでおススメです!」(藤本)と大絶賛。

そこで藤本は、「ゲームは麻雀ぐらい」という鬼奴に対しても「モテない女芸人で集まってやったらええんちゃう?」と提案しますが、鬼奴は「ボルサリーノ・関さんのお家によく立てこもってるんですが、関さんの家テレビデオなんです。大丈夫ですかね?」と、的外れなコメントで記者陣の笑いを誘っていました。

また、何を聞かれてもハイテンションな下ネタで答えていたあやまんJAPANは、藤本から「本当は真面目な子らなんですけど、キャラ守るの必死なんで。ちゃんと挨拶もできるええ子なんです」と言われた上、鬼奴から新幹線できちんと3人並んで席に座っていたことをバラされ、珍しくはにかんだ表情に。さらにFUJIWARAの2人から「無理せんでええから。本当の自分で行こう」と言われると、「年内はこのキャラでがんばります」と、弱気な発言で返していました。

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●商品情報
『Gears of War3』
発売日:2011年9月22日(木)
価格:7,140円

●『Gears of War3』公式サイト

http://www.xbox.com/ja-JP/Marketplace/Product/GearsofWar3/home

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【ライブレポート】いそべのゲーム“ワンダー”ワールド

9月18日(日)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の一環として、大阪・なんばグランド花月では『いそべのゲーム“ワンダー”ワールド』が開催されました。

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『いそべのゲームワールド』とは、“客の腹筋を切る、呼吸困難にする”をテーマに、まるむし商店・磯部が主催する企画イベント。これまでさまざまな劇場をにぎわせてきた同イベントは、今年の7月より同劇場にて『爆笑!いそべのゲームワールド」として定期的に公演しています。そんな公演回数200回を超える人気長寿イベントが『WONDER CAMP KANSAI』に登場とあって、この日は立ち見が出るほどの大盛況です。

「ようこそゲームワールドへ! 今日は素晴らしいメンバーを集めました」という磯部の言葉通り、人気芸人たちがNGKに集結。
客席中段の下手側の扉から雨上がり決死隊・宮迫、オモロー山下、シャンプーハット・小出水、野性爆弾・ロッシー、FUJIWARA・原西による“チーム合唱団”が、上手側の扉からFUJIWARA・藤本、サバンナ・八木、シャンプーハット・てつじ、野性爆弾・川島、ほっしゃん。による“魚のニガニガチーム”が登場すると、客席には大きな歓声が響き渡ります。

この日は10つのゲームコーナーで対戦した2チーム。3つ目のゲーム「吹いて防いでジャンケンポン」からは、このゲームのスペシャリストとして水玉れっぷう隊も出演。“チーム合唱団”にアキが、“魚のニガニガチーム”にはケンがそれぞれ加わりました。

10つのゲームは芸人のスキルが存分に活かされる内容なのはもちろん、「ちょっとやってみたいな」と思ってしまうような親近感のあるものばかり。
「リーダーを探せ」では、観客を各チームに2人ずつ参加し(“チーム合唱団”からは3人が参加)、誰が先導に立ってジェスチャーをしているかを鬼に選ばれた1人が当てるというゲームも披露します。時には、客席のお客さんに先導してもらうことも。お客さんもゲームに参加しながら楽しめるのも、このイベントの嬉しい点です。

さまざまなゲームが行なわれるなか、ゲームをかき回したのは野性爆弾・川島。「条件付き大縄跳び」ではすり足をしながら縄の中に入り、チームの挑戦を中断させてしまいます。メンバーから怒られ、必死に飛んだところまではよかったのですが、飛んでいる間にズボンがずり落ちてしまうなど、ハプニングが続出します。
片や、相方のロッシーは“相手の話を答えずに会話を続けなければならない”ゲーム「無理問答」に挑戦。ほっしゃん。が「俺、手相見れるねん」と切り出すと、「マジっすか」と答えてしまい、メンバー全員にツッコまれてしまいます。ゲームに勝つためにほっしゃん。がついた嘘なのですが、「いや、ほっしゃん。さんが手相見れるの知らんかったんで」と真顔で答える天然ぶりを見せ、会場を沸かせました。

ゲームの途中には、よしもと芸人らしいお決まりのミニコントがたくさん観られるのも楽しいところ。例えば、あまりのハードさに芸人が倒れ込んだ時には「お医者さん呼びましょうか?」という合図のもと、白衣を羽織り医者に扮したほっしゃん。が登場。ヘリウムガスを吸わせ、相手が「もう大丈夫です!」とおかしな声で発言した瞬間、出演者全員でズッコけるというミニコントが行なわれます。
宮迫は一発でこのミニコントを見事に成功させ爆笑をかっさらったのですが、なぜか川島の声は一切変わらず。2度の挑戦もふんわりとした展開になってしまい、本人も「変わらないんやからしゃーないですやん」と苦笑いしていました。

また、オモロー山下も別の意味で目立つ結果に。多く笑わせることができたほうが勝ちという「伝染病ゲーム」で、今いくよくるよのモノマネをすることになったのですが一切笑いを取れず、磯部から「退場!」とまで言われてしまいます。「条件付き大縄跳び」でも縄の中になかなか入ることができず、藤本に「何ができるねん!」とツッコまれていました。

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ラストは、1枚のブリーフをリレーするというお笑い色の非常に強いゲーム「パンツでジャパン」が敢行されます。BGMで流れる音楽の“ジャパン”の部分が流れた瞬間、手をつないでバンザイをしないといけないゲームなのですが、ジャパン連発に転けてしまったり、挙げ句“チーム合唱団”は宮迫を担いだりとの大騒動に、会場には大きな笑い声が響き渡りました。

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エンディングでは、主宰者である磯部から「いがかでしたか?」と訊ねられた出演者陣。
「久々にやりましたけど、楽しかった。また呼んでください」(原西)「最後のゲーム(「パンツでジャパン」)は音源をいただいてやってみたいと思います」(小出水)「36年間生きて来て、今日いちばん笑いました」(てつじ)「懐かしいゲームばかりで本当に楽しかったです」(宮迫)という感想が語られるなか、オモロー山下は「モノマネはすみませんでした!」と平謝り。八木は「まるまーる、るーまるま」というギャグを披露し、最後まで会場をざわつかせていました。


●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai/

2011年9月20日 (火)

【ライブレポート】東京シュール5~大阪初上陸~

9月18日(日)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の一環として、大阪・京橋花月では9月18日(日)の深夜から19日(月・祝)の早朝にかけて『東京シュール5~大阪初上陸~』が開催されました。

『東京シュール5』とは、カリカ、犬の心、POISON GIRL BAND、しずる、ライスによるユニット。2008年、カリカ・家城が芸人としてはあまり誉め言葉ではない“シュール”と呼ばれる東京の吉本芸人を集めて結成し、これまで個々のプロデュース公演を行なったり、アミューズメントパークと対戦したりと、斬新な企画ライブを開催し続けています。そんな『東京シュール5』が、大阪で初公演を行ないました。

まず登場したはカリカ・家城とかたつむり林……ですが、家城は「カリカです」と自己紹介。ご存知の方も多いと思いますが、カリカは9月9日(金)のオールナイトトークライブで解散すると発表。相方の林克治は、9月24日(土)のライブを以て引退、コンビを解散することが発表されています。
ざわつく客席を気にせず、「コンビで大阪に来るなんて、なかなかないっすよね。僕は今年の頭、お芝居で来させていただきましたけど。あ、始めに言っときますけど、今日はかたつむり林が来られないんですよ」と、家城は続けます。

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カリカ・林に扮したかたつむり林は「シュール5は大阪はずめてですが!」としょっぱなから甘噛み。「どうした? カリカ・林のプレッシャーに負けてるんですか?」と自分が課した設定をいきなり崩す家城に、かたつむり林が「当たり前でしょ!」と絶叫します。
二人は一緒に大阪入りしたそうですが、新大阪駅から京橋花月へ向かうタクシーの中で初めて家城から「今日、お前はカリカ・林だから」と言われたというかたつむり林。「その時の僕の気持ちわかります? もっと早く言ってくれたら、スーツくらい持ってきましたよ!」と猛抗議していました。

ここでメンバーが登場。
『東京シュール5』ではお馴染みの、ハイウェスト姿のPOISON GIRL BAND・阿部、犬の心・押見、ライス・関町。腰部分を黒いテープで固定するという気合い(?)の入ったボケを見せた阿部ですが、キツく巻きすぎたようでオープニング終盤は「宇宙にいるみたい。成層圏出るんじゃなかった……」と苦しそうに顔を歪めていました。

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「犬の心の単独って、押見の仮病で延期になったんでしょ?」と言い出した家城に、「違います! 8月19日(金)にここ京橋花月で単独ライブをやる予定だったんですけど、僕がインフルエンザにかかりまして。ちゃんと10月5日(水)にやりますので、よろしくお願いします」と必死で訂正する犬の心・押見。
「でも、インフルエンザって夏になります?」(阿部)
「夏インフルもある! 冬に活発なだけで」(押見)
「でも聞いたことないよね。夏にいるなら、夏の間は何してるの?」(家城)
仮病疑惑に対して必死に弁解する押見に対して、しずる・池田が言い間違いで発したある言葉が発端となって、家城のスイッチが完全にオン。「それいいね。押見にやらせよう!」と言い出します。

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押見への攻撃(?)は収集がつかないまま、それぞれのネタ時間へ。ライス、しずる、POISON GIRL BAND、犬の心がそれぞれ、ネタを披露しました。

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この日はニコニコ動画でライブの様子が配信されたのですが、下ネタ満載の“押見裁判”に二万人強が殺到。その期待に応えるべく、「やっぱり押見が“あれ”をやるしかない!」と、家城の暴走はさらにエスカレートし始めます。カリカ・林というツッコミがいない今日、押見一人の抵抗では家城の暴走は止められません! ほかのメンバーだけでなく、スタッフやお客さんも乗っかり、押見裁判はあらぬ方向へどんどん展開していきました。

ここで、本日のゲストである銀シャリが先ほどの流れを組んでハイウェスト姿で登場しました。「ゲストで呼んでおいて1時間経ってから出すってあります? なんですか、今のは。中2の部活みたいな流れじゃないですか!」と橋本。

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今回、『WONDER CAMP KANSAI』内のイベントということで、スタッフから好きな大阪芸人誰でも呼んでいいと言われた家城は、迷わず銀シャリを指名。「でも、なんで僕らがゲストなんですか?」(鰻)「米関係はライスだけで十分でしょ」(橋本)と不思議がる二人に、「鰻くんの見た目が好きだから。タイプです!」と衝撃の告白をする家城。押見が「俺も鰻くんはアリだと思う。よしもと男前ランキングに入っていてもおかしくない」と言い出したことから、阿部も参加した“鰻争奪戦”が繰り広げられることに。収集がつかなくなり、「この中で誰がいちばんいいか。第一印象だけ聞こう」と提案した家城が、困る鰻を見てニヤニヤしていた橋本も並ばせて、鰻に一人を選ばせることになりました。

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大勢からの告白(?)を受けて「ん〜〜! 難しい!」と頭を抱える鰻でしたが、悩みながらも選んだのは、かたつむり林。その途端、家城が悶絶し始めます。「相方に抱かれることがもうないと思ったら淋しい。だったら、ほかのコンビに手を出すしかない」との本当か嘘かわからない暴走発言に、いちばん後輩ながらかたつむり林が「この人、ボコろうぜ」と呆れたようにつぶやいていました。

ここで、家城から銀シャリに「さっき4組がネタやったの見てたでしょ? 今からそれぞれにみんなのネタに入ってもらうから」という指令が下されます。
まずは橋本が挑戦。関西の若手屈指のツッコミ芸人ということもあって、「バシバシとツッコんで欲しかった」と言うシュール5のメンバーでしたが、橋本は「展開をつぶしたくなかった」という理由からボケに乗っかるかたちに。

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一方の鰻はそれぞれ1つだけボケを決め、その後は自由に動き回るという手法を取ります。天然キャラクターとして有名な彼ですが、自分が出るまで2回、4組のネタを必死に観て頭に叩き込んだにも関わらず、構成を一切覚えていないどころか、先にオチを言ってしまいます。そのため、それぞれのコントは原型がほとんどないほど変化していました。

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橋本が「特に緊張した」と語ったのは、POISON GIRL BANDの漫才に参加した時。銀シャリの二人はインディーズ時代、彼らに憧れて一時期、ツッコミなしの漫才をやったこともあっただけではなく、コンビ名を“カルロス・レイチェル・サンターナ”に変えようと考えたこともあったそうです。

3時30分を超えた時点で、「本当はここからトークしようかなと思ってたんだけど、そういう感じでもないよね? 最初の予定では“ペットにするなら、どの動物?”で話そうとしてたんだけど」と家城。“押見裁判”は、ここからさらに急激な展開に。
アドリブだらけのCM撮影、挙げ句は謝罪会見という約1時間のシュール5らしい大茶番劇が繰り広げられました。

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謝罪会見中には4万人まで到達したアクセス数がさらに伸び、最終的にはなんと6万人がイベントの配信を鑑賞。
予想だにしなかった結末に恐れをなしたのか、エンディングで「あの言葉で引っ張ったのは事実だから、最後は土下座して終わろう」と提案した家城。
「銀シャリはしなくていいよ」と言われながら「いや、僕らもします」とキッパリ言い切った鰻ですが「僕らは同伴ですから」と言い間違え(本当は“共犯”と言いたかったようです)、せっかくの男らしさが台無しに。橋本も「こんな自由なライブって、今ないですよね。楽しかったです」と、家城の提案を受け入れます。

「今日はおふざけしてすみませんでしたー!」という全員の土下座で、ライブは終了。大阪でも――いや、東京でのライブ以上に――シュール5の自由奔放ぶりを感じられたライブでした。

ちなみに、今月24日(土)に芸人引退が発表されているカリカ・林ですが、今日のイベントに参加していないということになっている“かたつむり林”としてナレーションで参加。シュール5メンバーそれぞれに、毒がありながらも温かみのある林らしい言葉がおくられました。
コンビについては「カリカ……なんとも言えないですね。売れそうといえば、売れそう。売れなさそうといえば、売れなさそう。中途半端なコンビですね」と語り、相方・家城については「家城さんは毎日1回、ゴミ捨て場に立ち寄ってから仕事に行っている、努力しているブスですから。これからもブスに磨きをかけてください」とエールをおくりました。

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai

【ライブレポート】YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~『DYNAMITE BAKA SOUL』

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9月19日(月・祝)、ライブハウスumeda AKASOにてダイノジ主宰の音楽イベント『DYNAMITE BAKA SOUL』が行われました。『DYNAMITE BAKA SOUL』とは、とにかく踊って歌って笑って楽しめる新たなるエンターテインメントライブ。フロアはオープニングアクトのデッカチャンのDJからすでにふつふつと沸きあがっていたのですが、DJダイノジの登場で熱気が急上昇、早くも爆発的な盛り上がりを見せました。このDJダイノジは、大谷がサウンドを担当し、大地をセンターにロングヘアー 岩瀬ガッツ、げんきーず・元気☆たつやが脇を固めて踊るダンスショー。洋楽、邦楽入り混じったロックで踊るかなり楽しいショーなのです。ダンスの振り付けや合いの手は岩瀬ガッツ、元気☆たつやが見本を見せてくれるので、知らない曲でも問題ありません。umeda AKASOでも、フロア中がぐいぐい引き込まれていく様子が手に取るように伝わってきました。

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大地によるエアギター、エア笛も飛び出しての約30分、フロアをかなり熱したところで続々と“バカソウラー”の登場です! まずは平成ノブシコブシ・吉村による新キャラ“不安デ・マーキュリー”がネタを。この『DYNAMITE BAKA SOUL』は、おめでたいことに10月からテレビ東京系列にてその名も『バカソウル』という名称にてテレビ番組化されることになりました。その記念すべき第1回目の収録が、ここumeda AKASOで行われたのですが、吉村が当初用意していたネタはNGということで急きょ、クイーンのフレディー・マーキュリーをモチーフにした“不安デ・マーキュリー”を作り上げたとのこと。そんな即席キャラゆえ、大阪のお客さんによる“ツッコミの洗礼”を早くも受けていました。

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続いて『キング オブ コント』への決勝進出も果たした2700が登場。八十島の歌とツネのダンスで盛り上げる、おなじみの曲「つま先のアイドル」「このダンスをする」「右ひじと左ひじを交互に見て」を一息に。フロアー全体がツネのダンスで楽しみました。

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そしてシマッシュレコードが持ち歌を披露、ボーカル&ギターのユニットでがちがちのロックサウンドながら、歌詞は何でもおごらされる男の悲哀。そのギャップで笑わせました。

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怪しげなプロモーターに扮した福田が舞台に呼び込んだのは、伊藤扮する“インドから来たアイドル、ムハンマド”。インドあるあるを元に、「ナマステー!」のコール&レスポンスも楽しめるテクノサウンドで盛り上げました。

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再び、平成ノブシコブシ・吉村による“不安デ・マーキュリー”のネタの時間がやってきました。とにかく不安症らしく、「1回(楽屋に)戻ったからと言って、この不安は解消されませんよ!」と言い放つマーキュリー。キャラ設定が固まっていないため、この回でもまた、お客さんの厳しいツッコミを浴び、「最後の出番までに建てなおしてくるからな!」と言い残して去っていきました。

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その後、登場したのは渡辺直美。ネタはもちろんビヨンセ「Crazy in Love」です。迫力ある当て振りにフロアはどよめきと笑いが沸き起こり、絶賛の嵐が吹き荒れていました。

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次はメタボラッパーmckj。こりゃめでてーな・大江のラップです。岩瀬ガッツ、元気☆たつやのダンサー二人を携え、出待ちゼロラップの「ナンバー0」に仕事のなさを嘆いた「暇人」、人を見た目で判断したらダメだと警鐘を鳴らす「誤解」の3曲を披露しました。

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そんなmckjからバトンを受け取ったのがものまね番長・エハラマサヒロ。忌野清志郎さん、矢野顕子さん、山崎まさよしさん、森山直太朗さんらのモノマネショーを繰り広げました。そして戦隊ヒーローアニメの主題歌風にアレンジした童謡「ピクニック」を一席、スクリーンに映るオリジナルアニメでも沸かせました。

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先ほどビヨンセの当て振りで盛り上げた渡辺直美がお次は、オリジナル曲「なおみのいぬ」を引っ提げて、ダンサーのキャンデイズとともに再び舞台へ! かわいらしいダンスとソウルフルな歌声で盛り上げました。

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今度は打って変わってダンスタイム。チーモンチョーチュウとダンサーのISOPPさん、B.M.Hさん、パントマイムのKAMIYAMAさんによるユニットで、ハイレベルのダンスショーを展開。チーモンチョーチュウ・菊池のダンスのうまさは周知のところですが、そんな面々に囲まれながら白井も頑張っていましたよ!

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超絶ダンスを目撃しての「お~!」という残響の中、現れたのは“不安デ・マーキュリー”。3回目のネタの時間です。ネタを言い終わった後、しばし踊る時間があるのですが、その踊りを何度も要求するお客さん。オイ!オイ!コールが幾度となく自然発生し、その都度、「 I Was Born To Love You」のサビの部分で踊る羽目に。その中にはちゃんと、脇鳴らしも取り入れられていました。

スクリーンに名前が映し出されて大歓声が起こったのは、藤森慎吾とあやまんJAPAN! フロアーの熱気は最高潮です。AKB48の「会いたかった」とオリジナル曲「夏あげモーション」を歌って踊って、タオルを振り回しての大盛り上がり。また、10月にリリースされる新曲「失恋ベイビー」も初披露され、きわどい演出もありつつのショーを繰り広げました。フロアー全体が「ポイポイポピー!」の合いの手やダンスをしている様は圧巻でしたよ。

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お色気たっぷりの舞台の後は、ダイノジ・大地、デッカチャン、どりあんず・平井、こりゃめでてーな・大江による豊満乃風が登場。あやまんJAPANの残り香を一気に払しょくして、「豊満の誓い」で彼らの世界にぐっと引きこみます。コール&レスポンスもバッチリに盛り上げ、カレーハウスCoCo壱番屋の経営理念に感動して勝手に作ったテーマソング「COCO」や、豊満乃風・デブ旦那の素晴らしきパートナーである渡辺直美扮するMINCHIを呼び込んでの愛の讃歌「Beach LOVE」で、文字通りステージを所狭しと歌い回りました。

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『DYNAMITE BAKA SOUL』はまだまだ終わりません! ここで熱狂的なファンが数多く存在するDay様ことDay of the legendが登場、フロアーからは割れんばかりの黄色い悲鳴が! Day様オリジナルの「Forever Memories」を爽やかに歌い上げ、「みんな愛してるよ!」と悩殺的な台詞を残して舞台を後にしました。

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と、ここでDJ ダイノジの時間がやってまいりました! 10月よりスタートするテレビ東京系列の新番組『バカソウル』の収録のため、お客さんとのダンス企画が行われ、トレンディエンジェル・斉藤、こんにちは計画・杉田もダンサーで登場しました。また、「日本一、チャゲ&飛鳥の飛鳥さんのモノマネがうまい」というふれ込みでこんにちは計画・田島も登場、どんな曲でも飛鳥さんのモノマネで歌うということでしたが、最終的にはそのまんま「Yah Yah Yah」を歌い上げました。そしてアップダウン・阿部による「X-ジャポン」のステージもありました。こちらはオンエアをお楽しみください!

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ここまで約3時間半、ぶっ通しで続いた『DYNAMITE BAKA SOUL』も、出演者がステージに集合してのフィナーレに。大谷に感想を求められ「大阪のお客さんのテンションが高くて楽しかったです!」とチーモンチョーチュウ・菊池。また、エハラマサヒロは「自分の出番のとき、歓声で音楽が聞こえなくなったのは初めてでした!」と興奮気味に語っていました。そしてDay様も「皆さんの熱いソウル、ここ(心)に届いてますよー!」とらしいコメントを残しました。

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011』umeda AKASOでの千秋楽にふさわしく、大阪の夜を熱く焦がした『DYNAMITE BAKA SOUL』はこれにて終了! オールスタンディングでしたが、疲れを感じる間もないほどに盛り上がりました。この熱狂的な様子はぜひ、新番組『バカソウル』でもお楽しみください!

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『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

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【ライブレポート】ラフピーカルチャースクール~平野区『 たいぞうの楽しい子ど も絵画教室』

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』開催中、よしもと芸人が大阪24区と堺市でカルチャースクールを開く「ラフピーカルチャースクール」が行われ、9月19日(月・祝)は平野区・全興寺でたいぞうによる『たいぞうの楽しい子ども絵画教室』が開かれました。

緻密で色鮮やか、ファンシーでファンタジックな絵を描くことで知られるたいぞう。「ラフピーカルチャースクール」では講師として絵を描く楽しさを伝えました。

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この絵画教室では、何を描いても良し。しかし、描きたいイメージがなかなか浮かばない方のために、たいぞうが描いた線だけの下絵も準備。そちらに色を塗って楽しんでもらいました。東京と大阪で個展を開いているたいぞう。まずは2つの絵を用意し「どちらが大阪で人気があるでしょうか?」とクイズを出題しました。赤をベースにした絵と青をベースにした絵。参加者の皆さんが「赤!」と回答されていました。その通り、大阪の方はほとんど、赤い絵を好まれるんだそう。その反対に、東京の方はほとんどが青い絵と、地域によって好みがきっぱり分かれているとのことでした。

そして絵画教室がスタート。「好きに描いてくださいね~」と、参加者の机一つ一つに回りながら話すたいぞう。と、ここで参加者の中から「絵具は何を使っているんですか?」との質問が。その答えは「水彩絵の具かペン」だそうです。

また、お子さんに絵を描かせるときのポイントも。「とにかくほめてあげることが大事です。発想力は小学生ぐらいまでが自由にあって、中学、高校生になると発想よりも上手に描こうとする気持ちが強くなるそうです。なので、小学生まではとにかく描いたものに対してほめてあげてください!」とのことでした。

そしてまた机を回りながら、お子さんの塗り絵や絵に対し「おお! 岡本太郎みたいやな!」「ドラえもん好きなん?」などと話しかけていました。

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そんな中、またまた質問が。「絵を描くとき、どうやってテーマを与えたらよいですか?」との問いには、「思い思いでいいです。とにかくいろんな人の絵を見たり、いろんなものを見せることです。最初は真似でいいんです。こんな絵を描こうっていうタイミングとかきっかけがあって、それがあると自然と変わっていきますから」と、思い描くものを何でも描いたらいいとアドバイス。また、テーマを設定してからの発想のポイントとしては、「連想していくことです。今日は敬老の日なので、たとえば老人、孫、優しいとか、思い浮かぶことをどんどん連想していって描いたらいいです」。ちなみにたいぞうは、お笑いのネタを作る感覚で絵のテーマを決めて、描いているんだそうです。

そんな話を聞きながら、二人のお子さんと参加されたお母さんは、「今日は来てよかったです。たいぞうさんの発想がすごいです! 絵にも癒されますし、楽しかったです!」とかなりご満足された様子で語られました。

この絵画教室は1時間の予定でしたが、結局1時間30分、行われました。途中、吉本新喜劇の話や芸人さんの話が披露されるなど脱線しつつも、絵を描くことの楽しさを面白おかしく学べたカルチャースクールとなりました。

なお、10回目を迎える大阪での個展が10月8日(土)~11日(月・祝)に梅田スカイビル40F 空中庭園で行われます(空中庭園の入場料のみ必要。展示時間10時~18時)。こちらもどうぞお楽しみに!

『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【たいぞう】

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【ライブレポート】ラフピーカルチャースクール~天王寺区『ゼット芸人ストリークと一緒に野球の話をしよう!』

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『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』開催中、よしもと芸人が大阪24区と堺市でカルチャースクールを開く「ラフピーカルチャースクール」が行われ、9月19日(月・祝)は天王寺区でストリークによる『ゼット芸人ストリークと一緒に野球の話をしよう!』が開かれました。

このゼット芸人とは、日本を代表する野球用品のメーカー・ゼット株式会社を愛する芸人のこと。ストリーク・山田の舞台衣裳もゼット株式会社に作っていただいており、'09年にはカタログの表紙も務めているなど、ストリークとは切っても切れないご関係。そこで、プロ野球のあれこれに関する話を野球用品という観点から語るカルチャースクールが開かれたのでした。

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まずはグローブを開発されているゼット株式会社の開発者、榎本さんをゲストに招き、開発者でしか知りえない貴重な話をお伺いしました。プロ野球選手から希望するグローブの形を聞き出し、それを職人さんに伝え、何度も何度も試行錯誤を重ねて最高のグローブを作るのが榎本さんのお仕事。その苦労話などもお伺いしたのですが、ストリークをはじめ集まったお客さんも「へー!」「えー!」と感心と驚きの連続でした。また、かつて変わったオーダーをされた選手の話も飛び出し、その最たるものが「グローブに軟膏を塗ってほしい」というものだったそうです。また、榎本さんが作ってみたいグローブは、ショートの選手のグローブだそう。「ショート、セカンドは守備が上手だから、そんな上手な人のグローブを作りたい」とのことでしたが、ショート、セカンドの選手でゼット株式会社のグローブを使われている方が少なく、さらに増やしていきたいとの思いもあってのことだそう。それを聞いた山田、「今日来ているお客さん全員で、プラカード持って(使ってもらうよう)訴えましょう!」と熱く意気込んでいました。そして、実際には使用されなかったものの特注のグローブを作ったお話(市場価格は10万円をくだらない高級グローブだそうです)や、メロン柄という珍しい柄が施されたグローブのお話などをお伺いしました。

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続いて今年のプロ野球に関するストリークの思いのたけを話すコーナーへ。今回集まったお客さんは阪神タイガースファンの方が約6割。そのほか、横浜ベイスターズ、オリックス・バファローズ、広島東洋カープのファンの方がいらっしゃいました。それを知って「じゃあ、ほかの球団の悪口、いっぱい言おう!」と山田は嬉々として話していました。

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そして早くも2011年のペナントレースを振り返る二人。中でも一番、疑問に思ったのが「飛ばないボールの導入」だったそうで、この件に関しては二人ともが“思いのたけ”を語っていました。また、交流戦で見たパ・リーグの強さを嘆いたり、阪神タイガースへの熱い気持ちを抑えきれず、吉本がつい声を荒げて激白する場面など、会場でしか聞けない話が次から次へと飛び出し、お客さんの笑いや同意を誘っていました。また、監督さながらの選手の采配を考えたりと、さすがは野球好きと納得のトークを繰り広げ、あっという間の1時間でした。

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●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
http://www.wondercamp.jp/kansai/

【ストリーク】

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【ライブレポート】はざまんち大阪SP~大阪でもジェントルマンはじめます~

9月19日(月・祝)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ~Laugh&Peace2011~』の一環として、大阪・AVENUE A☆にて『はざまんち大阪SP~大阪でもジェントルマンはじめます~』が行なわれました。

こちらは、2009年よりシンガーソングライター・間新太郎が東京で開催しているライブ『はざまんち』のSP版。東京では1~2組のゲストを招いて、トークとセッションを開催していますが、今回は『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』ならではのスペシャル・バージョンということで6組のゲストが出演しました。

まずは主催者である慎太郎が登場。客席に「僕んちにいると思って楽しんでください!」と声をかけ、「君のために」「くだらないお話」「遥か」を披露します。上の階からはクラブ・ミュージックらしいドゥンドゥンという重低音が響き渡りますが、「上に負けないように盛り上がりましょう!」とお客さんに呼びかけました。

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慎太郎の「僕の大好きな2人組で、“お願いします~”って頼んで来てもらった」という紹介により、1組目のゲスト・遊吟が登場します。まずはセカンドシングル「チェックメイト」を兄弟ならではの息ぴったりな美しいハーモニー&演奏で、しっとりと聴かせます。恋愛バラエティ番組『あいのり』の主題歌であり、彼らのデビューシングル「Fate」の演奏時には、慎太郎がギターで参加しました。
トークでは、遊吟が「はざまんち」ならぬ「遊吟家」というイベントを開催していることが判明。そのイベントはお客さんか窓から家の中を覗いているという体らしいのですが、ただ観てもらうだけではなく、お客さんと一緒にロシアンルーレットをやったりもしているそうです。「ほんまのお祭りみたい。さっき“僕んちにいると思って楽しんでください”言うたのが恥ずかしなってきた」と言う慎太郎が、「遊吟家にぜひ呼んでください」とお願いすると、お二人は「ぜひぜひ!」と笑顔で快諾してくれました。

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「今日初めてお会いするので緊張しています」と慎太郎が語ったのは、2組目のゲスト・RYOEIのこと。
「僕のファンクラブの名前も、実は“RYOEIん家”……。縁を感じてしまいます。以前ライブで意気投合して連絡先を交換したのに、連絡できていなかった遊吟さんとこうやって会えたのも、何かの縁を感じます。そして今日、皆さんと会えたことにも感謝しながら歌います」と、しっとりしたバラードソング「ひらり」を披露。2曲目は沖縄弁で“流れ星”を意味するタイトルが付けられた「てぃんがーら」を、三線を弾きながら歌い上げました。
「緊張する」と話していた慎太郎ですが、RYOEIが1980年生まれの同級生だとわかるとすぐさま意気投合。横浜の中華街へ一緒に行くこと、そしてお酒が弱いというRYOEIにお酒を教えるという2つの約束を取り付けていました。

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3組目に登場したのは、奥村兄弟。ボーカル&アコースティックギター担当の姉・ゆきちんとコーラス&パーカッション担当のふうたによるアコースティックユニット。18歳と13歳という若さながら、力強い歌声と激しいパーカッションで披露。「母への手紙」「夕方4時」という2曲を熱唱し、慎太郎も「カッコよかった! お姉ちゃんが足で取っていたリズムなんて18歳とは思えない。弟の激しいパフォーマンスもよかった」と絶賛していました。

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慎太郎を「怖い人、一匹狼だと思っていたので、今日ゲストで呼んでいただいて嬉しかった」というのは、吉田山田のお二人。「いや、本当の俺はうさぎみたいやで」と本来の姿を暴露した途端、山田さんが「慎ちゃん、言ってよー!」と距離をぐいぐい縮めてきます。リハーサル時も距離を縮めたいと思った山田さんは、慎太郎にチョコレートをプレゼントしてくれたそう。ステージでも帽子の中からチョコレートを出すと、お客さんに配っていました。
まずは「希望とキャンディー」を慎太郎とセッション。続いて、『あらびき団』の8・9月度エンディングテーマ曲「約束のマーチ」が披露されます。そっと背中を押してくれるような楽曲とお二人の温かみのある楽曲に皆さん、聞き入っているようでした。
トークでは、「その衣装のコンセプトを教えてください」と山田さんに訊ねた慎太郎。個性的なファッションはすべて私服だそうで、「母親に小さい頃からカラータイツを履かせてもらって、逆さまつげにビューラーを当ててもらっているような子どもだったんです」とあまり質問に添っていない理由を語る山田さん。その後は、お二人の感動的なユニット結成秘話も語られました。

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続いて登場したのは、砂川恵理歌。「最近わくわくしている?」と客席へ語りかけると、歌手デビューまでの道のりを語り始めました。10代後半から歌手になりたいという夢を持ちながらも挫折し、地元の沖縄へ戻り、介護の仕事をしていたという砂川。「おじいやおばあと一緒に歌っている時に、“やっぱり歌いたい!”と思った」という決意から念願の歌手デビューを果たしたそうです。
この日は「おじいやおばあと一緒に歌っていた」という泉谷しげるさんの名曲「春夏秋冬」、そして実際にあった出来事を描いたサードシングル「一粒の涙」を披露。「何回聴いてもいい歌だねぇ」としみじみ語る慎太郎でした。

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最後のゲストは、山口智充。「素晴らしいミュージシャンのあとに出させてもらうなんて。僕みたいなもんがトリですみません」と恐縮する山口は、「久しぶり! アメ村」と感慨深そうです。
東京の『はざまんち』でセッション経験のある二人は、演奏前からコミュニケーションばつぐん。自分から話しかけたにもかかわらず、山口が答えている間にスタッフと別の話をしている慎太郎に、「ちょっと慎ちゃん。話しかけたでしょうが!」と山口がツッコみます。
芸人反射神経が働いた山口がスモークを浴びてコントのように大げさな咳を始めると、今度は慎太郎が「今日は普通で大丈夫ですよ!」とやんわりツッコみます。「一応、お約束で」と笑う山口は「もっと煙を濃くして立ち位置が変わっていたら面白いよね」という妄想で、観客を笑わせました。
「ぐっさんのええ声でカバー曲を」(慎太郎)ということで、2人によるBank Bandの「糸」、長渕剛さんの「ローディー」を披露。ぐっさんの力強くダンディな歌声がライブハウス中に響き渡りました。

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エンディングでは、慎太郎が世界でいちばん大好きだという「あの素晴らしい愛をもう一度」を出演者全員で熱唱。大阪初の『はざまんち』は大成功で幕を閉じました。

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●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/kansai

【ライブレポート】baseよしもと同窓会~SUMMER SMILE 2011~

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「baseよしもと」を卒業し、現在は東京や大阪で活躍する同世代メンバーが集まって思い出トークを繰り広げる「baseよしもと同窓会~SUMMER SMILE 2011~」が9月19日(月)、神戸朝日ホールで開催されたました。舞台に登場したのは、FUJIWARA、2丁拳銃、サバンナ、テンダラー、シャンプーハット・小出水、ランディーズ・高井、次長課長・河本、土肥ポン太という顔ぶれ。オープニング早々、当時に比べて原西の髪の毛が少なくなったことや、白川が41歳になったことなど、2003年に卒業してからの年月を感じながら始まりました。

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まずは「baseよしもとヒストリー」と題し、1999年にスタートし、毎日上演されていた「SUPER base LIVE」を振り返ることに。FUJIWARA、ハリガネロック、COWCOW、陣内智則、ランディーズ、ロザンらが第一線で舞台に立っていました。
そして、baseの2軍的メンバーで開催されていた「ガブンチョライブ」の話題になると、藤本は「ガブンチョのメンバーから3組も〝M-1王者〟になってるやん! まさかこんなにビッグになるとわなぁ」と、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、フットボールアワーを輩出したことにしみじみ。また、当時のエピソードとして高橋は「この頃はまだ小杉が髪の毛のことをすごく気にしてて。ツッコむと怒ってた(笑)」と明かしていました。

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続いては、若かりし当時の写真がスクリーンに。次長課長・井上のカッコ良さは当時から群を抜き、街を歩いていると女性から逆ナンされていたエピソードや、2丁拳銃・川谷がモテモテだったことも話題に。反対に、八木の私服のセンスが悪かったことや、高橋はお気に入りの帽子をいつもかぶっていたことなど、恥ずかしい暴露も。

その後、テーマはテレビ番組に。1999年10月にスタートした「クヮンガクッ」で、レイザーラモンの代わりにサバンナが出演することになった裏ネタや、2丁拳銃が東京に進出したため2000年に終了となった「吉本超合金」で、お蔵入りになってしまったロケがあったことなどで大盛り上がりに。

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また、関西中の女子高生たちが熱狂した、ランディーズ、ロザン、キングコングによる「WEST SIDE」のステージの模様や、2002年、2003年に開催され、それぞれ3万人を動員した野外お笑いフェスティバル「SUMMER SMILE」の映像が流れると、客席からも当時を懐かしむ歓声が起こっていました。最後に、MCを務めた藤本は「今度は60歳くらいになった時にまた同窓会したいな。その時はもうお客さんもシルバーばっかりで(笑)」と締めくくりました。懐かしい映像と当時の思い出話に沸いた同窓会。またの開催をお楽しみに!