よしもとニュースセンター

１２月２９日（土）まで上演中の、吉本百年物語１２月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」。１９７０年代が舞台の今作は、西川忠志演じる西川きよし、なだぎ武演じる桂三枝らが、テレビ界で一気にスターダムに躍り出た当時を描く物語です。そして、１２月２０日（木）の公演を、西川きよし、ヘレンが観劇。舞台上で夫婦を演じる西川忠志、瀬戸カトリーヌさんと共に終演後、感想を話しました。

【西川きよし】
「当時のことを思い出しながら、そして思い出の隙間を埋めていくことができ、何倍も楽しませていただきました。大阪万博の時、やすしさんと司会させてもらったり漫才させてもらったことなども思い出してね。僕は毎晩、仏壇と、年に３回はお墓でやすしさんとお話させてもらってるんですけど、さっそく今日のお芝居のことを報告しておきます。あと、まさか僕を演じている息子を見せていただけるとは夢にも思わなかった。本当に人生は人との出会いで右に行ったり左に行ったり真っ直ぐ行ったりするんですね。吉本興業で家内に出会って、坂田（利夫）さんに出会って、やすしさんに出会ってと、改めて人のご縁というものを再認識させてもらいました。自分でゆうのもおかしいんですけど、本当に宝くじに当たるような世界によく身を投じたなと思います。今日の舞台はほとんど泣きながら笑ってました。あと、今日の忠志を見て、僕が家にいる時、分度器で測ってるんちゃうかと思うくらい僕に似てましたね。ひとつ屋根の下で４３年間も生活してると、僕が忠志の血になり肉になりというのを感じました。親子って不思議やなと。いろいろあったけど、やすしさんには本当に感謝しています。今日も劇場のどこかで、やすしさんが見てくれてたんちゃうかなと思います」。

【西川ヘレン】
「オープニングで忠志のアナウンスが始まった時、なぜか出産の日のことが頭に浮かびました。あの時、３１５０グラムで生まれてきた息子が、今ここの舞台に立たせてもらって、そして主人・きよしを演じさせてもらうのは不思議な気がしました。舞台が始まる前には、瀬戸（カトリーヌ）さんともご挨拶させていただきましたが、当時、吉本でお世話になっていた頃に瀬戸さんのお母様もご一緒させていただいていて、その方のお嬢さんがまたこんなに大きくなられて、そして私を演じてくださる。もう一瞬にしてあの時代に戻らせてもらいました。あの時代の紆余曲折、うれしいことも悲しいこともいっぱいありましたけど、今日、こうして２人揃って舞台を見させていただけるということは、健康で今日までこれたなぁと。あと、どこかで、やすしさんが見ておられるような気がして、一緒に見せていただいたような気がしました」。

【西川忠志】
「いつも両親が劇場で僕のお芝居を見てくれる時は、緊張とかではなく逆に安心します。見守ってもらってるよう気がするんですね。なので今日は平常心で落ち着いてお芝居ができました」。

【瀬戸カトリーヌ】
「今日、楽屋にきよしさんとヘレンさんがいらっしゃって、本当にビックリしました。すごく、あつかましいんですけど、（自分が）ヘレンさんに本当に少し似ているなと思いました（笑）。母からもヘレンさんの話を聞いていたりとか、中田カウスさんから当時の香盤表（こうばんひょう）をいただいた時に、きよしさんやすしさん、桂三枝さん、コメディNo.１の坂田さんと共に、新喜劇の中にうちの母の名前が入っていて、この作品に出ることが運命のように感じました。舞台って生もので毎日新鮮なんですけど、今日はお二人が見に来られて、本当に不思議なチカラというか、お母さんのおなかの中にいるような感じがしました。あと、北新地のシーンでは、やすしさんが本当に見にきてるような気もしてました」。

吉本百年物語１２月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」は、１２月２９日（土）までなんばグランド花月で上演中です。また劇中「パンチＤＥデート」の再現シーンでは日替わりゲストも出演しているので、そちらにもご注目ください！

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』
公演期間：12月7日（金）～29日（土）※12月10・14・17・22・24日は休演
会場：なんばグランド花月
開演時間：平日・土曜19：00（18：30開場）、日曜16：00（15：30開場）
料金：1階席6000円、2階席5000円（全席指定）
出演：西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也（矢野・兵動）、なだぎ武、RIKIYA、高橋智（へびいちご）、島川学（へびいちご）、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ／レツゴー長作／石田靖　ほか
※チケット発売中！
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル 0570-036-912（10：00～19：00）
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

１２月７日より上演中の吉本百年物語１２月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」。今作は、桂三枝（現・六代　桂文枝）、横山やすし・西川きよし、中田カウス・ボタンらが一気にスターダムに躍り出た1970年代が舞台。「ヤングおー！おー！」や「パンチDEデート」など大阪から発信されるバラエティ番組が人気を集め、お笑いが劇場からテレビの世界へと広がったころです。
そして、劇中では「パンチDEデート」の再現も見どころに。一般人参加型番組の火付け役となったこの番組は、桂三枝と西川きよしが、一般人の男女のデートを取り持つというものですが、舞台では西川きよしを演じる西川忠志、桂三枝を演じるなだぎ武、そして一般人として毎公演ごとに替わるシークレットゲストが出演。１２月２０日（木）は、ぼんちおさむ、西川かの子が登場しました。

拍手に迎えられ舞台に登場した２人ですが、おさむはキバりながらなかなか椅子に座りません。そして「こちら、久々の箕面のサルという感じ」と忠志に形容されます。一方、爽やかな笑顔で登場したかの子には、なだぎから「久々のロイヤルファミリーという感じ」との形容が。さっそく質問タイムが繰り広げられますが、おさむは終始うなり声を出すだけで、これにはかの子も不安な様子です。そこで、好みのタイプを聞かれたかの子が「織田裕二さんのようなワイルドでおサルっぽい人」と答えると、おさむのうなり声は一層大きくなり客席を沸かせていました。

そして、いよいよご対面。カーテンが上がると、かの子は思わず大笑いを見せます。おさむもこの時ばかりは笑顔です。ラストの好感度チェックでは…見事、カップル成立に！

　かの子は「毎日、動物園気分が味わえそうなので」、一方、おさむは「結婚して戻ってと、苦労してるから人間できてるはずなので（笑）」と明かしていました。

吉本百年物語１２月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」は、12月29日(土）までなんばグランド花月で上演中です。引き続き、同コーナーには日替わりゲストが出演しますので、お楽しみに！

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』
公演期間：12月7日（金）～29日（土）※12月10・14・17・22・24日は休演
会場：なんばグランド花月
開演時間：平日・土曜19：00（18：30開場）、日曜16：00（15：30開場）
料金：1階席6000円、2階席5000円（全席指定）
出演：西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也（矢野・兵動）、なだぎ武、RIKIYA、高橋智（へびいちご）、島川学（へびいちご）、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ／レツゴー長作／石田靖　ほか

※チケット発売中！
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル 0570-036-912（10：00～19：00）
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

5upよしもとのメンバーが総出演するカウントダウンライブ『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと～前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE～』開催に向けてお届けしている、スペシャルインタビュー。今回は、和牛を直撃してきました！

――まずは、カウントダウンライブへの意気込みから聞かせてください。
水田　卒業メンバーと一緒にできる大きなイベントとしては最後になるので、その中で爪痕を残したいですね。なんか……最後にスベッてもええから、すごい目立つことやって、印象を残したい。
川西　なんか作って持っていくの？
水田　ポテトサラダ、ドラム缶にいっぱい。
川西　いいやん！
水田　手づかみですくって食べる感じで。お客さんにも食べてもらいます。
川西　水田くんのドラム缶ポテサラ、飛び出すかもしれませんよ。
水田　衛生面だけ気を付けていただいてね。
川西　いや、誰が本気で考えてんねん。やるわけないやん！　でもまあ、そういう大きなことをやりたいと。本当に、これまでお世話になっている方ばっかりやし、こうして一堂に会するのは最後ですから、楽屋でステージで、どんどんコミュニケーションをとっていけたらいいなと思いますね。
水田　写真いっぱい撮ろな。
川西　せやな。自分が写ってないやつとかも貼り出して、焼き増しするわ。

――当日、ステージでやってみたいことはありますか？
水田　「水田の作った炊き出しはどれだ」ゲームをやりたいですね。出演メンバーが４つの豚汁を食べて、どれが僕の炊き出しか当てるんです。
川西　すぐわかるやん。上にパセリふってあったりするから。
水田　豚汁にふるかい！　特に卒業メンバーの皆さんには、微妙な違いを当ててもらいたいです。
川西　僕は、みんなのネタを袖から見ていたいですね。
水田　お前は下ごしらえ手伝わんとアカンから無理やぞ。バケツ一杯の里芋の皮むいてもらうからな。
川西　親方がこう言ってるんで……頑張ろうと思います。

――アットホームな雰囲気でいいですね！　では、1万人のお客さんを巻き込んで一緒にやってみたいことは？
水田　第五を歌うっていうのは？　5upにちなんで。
川西　第九とちゃうの？　第五というのは？
水田　第九があるなら第五もあるやろ。
川西　そういうもん？　あってもみんな、どんな歌か知らんで。
水田　……やめときます。
川西　1万人ビンゴは？
水田　1万人せんだみつおゲーム！　その間に、ポテトサラダのつかみどりが会場を回ります。

――最後に、このライブをもって卒業するメンバーにやってもらいたいことは？
水田　卒業メンバーだけでトークしてほしいですね。舞台上に畳敷いて、布団敷いて。修学旅行の夜みたいな感じで、こっちのこと気にせず本音トークを。3時、4時ぐらいの1時間を使ってね。
川西　水田はね、このカウントダウンライブをずっとオールナイトライブやと思ってたんですよ（笑）。一度、周りに訂正されたんですけど、そこから数日たったらまたオールナイトやと思ってる。オールナイトでやりたがってますね、これは。水田のやりたいことはオールナイトです。
水田　そのためのオフトーク、「お布団」と「オフ」の感じをかけてます！

【和牛】
水田信二（写真左／80年生まれ、愛媛県出身）、川西賢志郎（写真右／84年生まれ、大阪府出身）により、06年結成。

＜公演概要＞
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと～前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE～
日時：12月31日（月）大晦日　18:00開場／19:00開演／25:00終演予定
場所：大阪市中央体育館（大阪市港区田中3-1-40）
チケット販売方法：芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金：A席4000円（芸人からのお渡しチケットの場合は3000円）
出演：5upよしもと　オールメンバー
※16歳未満は、成人保護者の往復時の同伴が必要です。
※16～20歳未満は、書面による保護者の参加承諾が必要です。
■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

5upよしもとのメンバーが総出演するカウントダウンライブ『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと～前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE～』開催に向けてお届けしている、スペシャルインタビュー。今回は、十手リンジンを直撃しました！

――カウントダウンライブ出演が決まったときの気持ちから聞かせてください。
西手　最初、オカンから聞かされたんですよ。「あんたら、カウントダウンライブに出るんやろ？」って。5upのサイトを見ていち早く知ったらしいです。
十田　僕は携帯で同じく5upのサイトを見てて、自分たちの名前があったときは手が震えました。「まさか、あるわけないやろ」と思ってたから……。今は、出るからには爪痕を残したいという気持ち。あの時の震えも、もしかしたら武者震いやったんちゃうかなと思います。
西手　確かに、僕のオカンも武者震いしてました。

――当日、ステージでやってみたいことはありますか？
西手　とにかくネタをやりたい。ショートネタでもなんでも、自分たちの味を出して、インパクトを残したいです。
十田　あと、僕らは宮川大助・花子師匠がやっておられる吉本のマラソンチームに入ってるんですが……。
西手　相方が走れるということで誘っていただいて。この間は、ゴールドコーストのマラソンで、初挑戦ながら2時間46分で完走したんですよ！
十田　そうなんです。
西手　僕も、最初は応援だけだったんですが、最近、走り始めました。だから、スポーツコンビみたいな感じで押していけたらなと思ってるんです。僕は高校時代、野球をやってて甲子園に行きましたし……8番手ピッチャーやったんで応援団長でしたけど（笑）。ずーっとランニングばっかりしてたんで、持久力には自信あります！
十田　1万人でマラソン大会とかどうかな。
西手　誰が一番早いねん、ということやね。
十田　卒業メンバーの皆さんも、もちろん出ていただきます。5キロぐらいなら、速い方も結構おられると思うので、面白いと思うんですよ。もし優勝できなかったら坊主にします。誰にも負けない自信がありますんで。ゴールして息が上がっているなか、優勝特典としてネタをやらせてください！
西手　それ、スベる確率も高いけどな。

――では、このライブで卒業する先輩たちを、どんなふうに送り出したいですか？
西手　ものすごいメンバーなので、何かしてあげたいというより、何か盗みたいという気持ちが強いですね。せっかく同じ場所、ステージにいるので、盗んで吸収したい。勉強というより「わー！　こういうことか！」と感じさせてもらいたいんです。
十田　絡めるチャンスがあれば、どんどん出て行って。マラソンよりそこで爪痕を残したいです。
西手　爪痕爪痕言うてますけど、ポスターに写ってる武智さんの顔見たら、それだけでビビッてますけど……。
十田　胸を借りるつもりで行かせていただきたいなと思います！

――最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
西手　どこかに行く予定がある人も多いと思いますが、僕らと一緒に笑いのカウントダウンを！　めったにないないチャンスやと思うので、来てほしいっす。
十田　1万人というのは、やっぱりものすごい数。その歴史的な瞬間、皆さんと一緒にカウントダウンして、新年を迎えたいと思います。チケット買っていただく時にリクエストいただければ、その場で走ったり脱いだりもしますので！
西手　はい！　体使っていきますよ！

【十手リンジン】
十田卓（写真左／85年生まれ、奈良県出身）、西手隼人（写真右／88年生まれ、大阪府出身）により、08年結成。

＜公演概要＞
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと～前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE～
日時：12月31日（月）大晦日　18:00開場／19:00開演／25:00終演予定
場所：大阪市中央体育館（大阪市港区田中3-1-40）
チケット販売方法：芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金：A席4000円（芸人からのお渡しチケットの場合は3000円）
出演：5upよしもと　オールメンバー
※16歳未満は、成人保護者の往復時の同伴が必要です。
※16～20歳未満は、書面による保護者の参加承諾が必要です。
■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

ベテランから若手までのネタの披露はもちろん、漫才コンビが過去の映像を見ながら漫才にまつわるトークなどを繰り広げるバラエティ「漫才Lovers」。中でも、若手と師匠がコンビを組む企画「コラボLovers」は、これまでさまざまな化学反応が生み出され、芸人たちも注目する好評企画です。１２月２３日（日）の放送では、芸歴３８年の大木こだまと、芸歴１１年のモンスターエンジン・大林によるコンビが登場。ネチっこいボケのこだまとキレのあるツッコミの大林が、これまで見たことのない漫才を披露します。

こだまは「僕はいつもネタを考える時、ふっと思ったことから話題を広げていくんやけど、今回も〝虫の知らせ〟という言葉を思いついてそこから雑談みたいにあらすじが固まりました。後はお互いに自分のチカラをぶつけようと。ただ、１つの約束事は『友達』になること」と話すように、大林も師匠相手に見事なツッコミを。「遠慮すると面白くなくなるので、言うところは言うと決めて挑みました。師匠にしか出せない味を打ち合わせの時から感じていましたが、本番では客席の反応が気にならないくらい僕自身が楽しんでました」と大林。また、こだまは「今回のコラボで元気もろたわ。まだこうゆうテンションの漫才もできるんやなって自分で驚いた(笑)」と明かしていました。こだま＆大林が挑んだ〝コラボ漫才〟は必見です。

なお、読売テレビが誇る貴重な漫才映像を振り返る「懐かしLovers」では、「あの名フレーズをもう一度！」がテーマ。思わず口ずさんだり真似してしまう、懐かしの漫才師たちの名フレーズにスポットを当て、中川家、笑い飯、千鳥の３組が語り合います。そして漫才は、ライセンス、モンスターエンジン、大木こだまひびき、千鳥、中川家、笑い飯、海原やすよ ともこ、メッセンジャー、中田カウス・ボタンの９組をラインナップし、上質の漫才をたっぷりとお届けします。お楽しみに！

１２月２３日（日）午後３：００～４：３０
「ワイワイ冬の感謝祭　漫才Lovers」（読売テレビ）
<司会> 東野幸治
<出演> ライセンス、モンスターエンジン、大木こだまひびき、千鳥、中川家、笑い飯、海原やすよ ともこ、メッセンジャー、中田カウス・ボタン

12月29日（土）まで、なんばグランド花月で上演中の『吉本百年物語』12月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」。舞台は1970年代、桂三枝（現・六代　桂文枝）、横山やすし・西川きよし、中田カウス・ボタンら、今も第一線で活躍中の芸人たちが、一気にスターダムに躍り出た時代。『ヤングおー！おー！』『パンチDEデート』などバラエティ番組が人気を集め、劇場からテレビの世界へと、笑いの世界が大きく広がったころでもあります。

お芝居では、当時の若き芸人たちの苦悩や悲しみ、喜びが描かれるとともに、『パンチDEデート』の再現も大きな見どころに。一般人参加型番組の火付け役となったこの番組は、桂三枝と西川きよしが、一般人の男女のデートを取り持つというものです。西川きよしを演じる西川忠志と、桂三枝を演じるなだぎ武が、「一般人」と大いに舞台を盛り上げます。しかも、その「一般人」を演じるのは毎公演ごとに替わるシークレットゲスト！　さて、21日（金）のシークレットゲストのヒントは……？

■21日（金）
女性：狂言師・和泉家を支える若女将
男性：2010年Ｒ1グランプリ王者。ウザ漫談のピン芸人！

個性派ゲストがどんなやりとりを繰り広げるのか!?　お芝居はもちろん、そちらも楽しみに、なんばグランド花月に遊びに来てくださいね！

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』
公演期間：12月7日（金）～29日（土）※12月10・14・17・22・24日は休演
会場：なんばグランド花月
開演時間：平日・土曜19：00（18：30開場）、日曜16：00（15：30開場）
料金：1階席6000円、2階席5000円（全席指定）
出演：西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也（矢野・兵動）、なだぎ武、RIKIYA、高橋智（へびいちご）、島川学（へびいちご）、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ／レツゴー長作／石田靖　ほか

※チケット発売中！
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル　
電話：0570-036-912（10：00～19：00）
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

　12月17日（月）、大阪・福島区にある八聖亭で「年末お楽しみ八方会」が開催されました。この日は、会が始まる1時間前に「月亭方正　改名発表会見」が行われたところ。山崎邦正が2013年1月1日から月亭方正に改名し、本格的に落語家として活動することを発表しました。
　まずは月亭天使が高座に登場。まくらで先ほど記者向けに行われた「月亭方正　改名発表会見」の話題に触れたあと、演目「時うどん」をお披露目しました。続いて月亭八光が演目「幽霊の辻」を披露して、お客さんを大いに沸かせます。

　
　そしていよいよ、改名を正式に発表した月亭方正の登場です。まくらで「来年1月1日から、山崎邦正から月亭方正に改名することを僕の口から伝えたかったんですけど、もう天使が言うてしまいましたねぇ」と話し、お客さんは爆笑。「お客さんの、『えぇ～!?』みたいなリアクションが欲しかった……」と悔しがっていました。改名を発表することは本人にとってビッグイベント。しかし、この日は昼まで快晴だったにも関わらず、「月亭方正　改名発表会見」が始まる夕方から雲行きが怪しくなり、冷たい雨がポツポツと……。「嫁も、朝起きたときは『よかったね！　やっぱりお天道様は見てる！　快晴や！』と言うてくれたのに、会見の時間が近づいてくるにつれてだんだん天気が悪くなって、結局大雨ですよ。昼には後輩からも『こんなに天気がいいなんて、やっぱり邦正さん、持ってますね！』って言われたけど、何にも持ってなかった。なんやったら傘を持たなあかんってねぇ……」と、持っていなかったことを笑いに変えていました。そして演目「浮世床　変な軍記」を堂々と披露。お客さんから大きな拍手をもらっていました。

　トリは、もちろん師匠の月亭八方。まくらは「お金がモノを言う」という話。先日、桂三枝改め六代　桂文枝襲名記念パリ公演に列席するため、パリの行き来で利用した飛行機が、行きのビジネスクラスでも居心地が十分によかったにも関わらず、帰りは座席予約のハプニングで、航空会社の計らいによりファーストクラスで帰ったのだとか。うっとりするファーストクラスでの空の旅を語り、お客さんからは「おぉ～」という声が上がっていました。そして八方いわく、「最近、この落語をする人が少なくなってきたから、こういう場所がええのかな」と選んだ演目は「坊主茶屋」。
　最後はフリートークも。八方が会場に八光と方正を呼び込んで、今年1年をふり返っての悲喜こもごもを語り合うことに。八方は、まくらでも触れたファーストクラスのことを八光と方正に自慢げに語ります。八光も、「普段、あまり家では2人だけで話すことはないんですけど、よほどうれしかったのか延々に喋ってました」と暴露。さらに、山崎邦正が落語に本腰を入れるため、この夏に拠点を東京から大阪に移した話題にも。大阪で活動するようになり、西川きよしにたびたびご飯に誘われるそうで、緊張すると語る方正。しかし八方は「よう見たら、（西川きよしは）ホンマに天然ボケやから。ネタの宝庫やねん。かのちゃん（かの子）から見たら、『お父さんはネタの住友倉庫』やって」と、西川きよしの天然ボケにまつわるエピソードが続々と飛び出し……。
　山崎邦正が月亭方正として落語に本腰を入れることで、ますます活気づく月亭一門でした。

吉本興業創業100周年を記念して、今年4月から12カ月にわたり、その歴史を月替わり12本のお芝居として上演している『吉本百年物語』。12月公演は「日本全国、テレビで遊ぼ」と題し、1970年代、新勢力として興隆したテレビのバラエティ番組の裏側や漫才ブームが沸き起こる直前の熱気を描いています。

劇中では、桂三枝（当時）の発案がきっかけで名番組へと成長した『パンチDEデート』も登場。司会者の桂三枝と西川きよしに、なだぎ武と西川忠志がそれぞれ扮し、当時のままに番組を再現しています。なかでも見どころは、お見合いに挑戦する男女として、一般人ではなく個性あふれる日替わりゲストが出演すること。12月19日（水）は、夏川純さんと野性爆弾・ロッシーが登場しました。

なだぎと忠志に呼び込まれ、夏川さんとロッシーがそれぞれ舞台へ。ロッシーは「こちら、久々のごぼうという感じ」（忠志）、夏川さんは「こちら、久々の『平凡パンチ』表紙という感じ」（なだぎ）と、それぞれ形容されます。普段の舞台とは勝手が違うのか戸惑い気味のロッシーは、「お若く見えますね」という忠志の言葉に、「僕はいつも見てるんで、いつも通りです」と天然全開の返しを。夏川さんは「じゅんじゅんです」と元気よく名乗り、さっそくなだぎをメロメロに。とはいえ「広島の女性ってどんな感じなんですか？」との問いに「カキが大好きです」と答えるなど、しっかり笑いも織り交ぜます。「以前はグラビアのお仕事をさせていただいてました」という言葉に、ワクワクを隠せないロッシー。自身の仕事については「不思議なお仕事です」と語るなどしどろもどろになり、なだぎから「滑舌が悪い方ですね」とツッコまれる一幕も。

いよいよご対面の瞬間！　カーテンが上がると、互いに「なるほどー！」と声をそろえたふたりに、客席からは笑いが起こります。ここからは互いに質問しあうのですが、なかなか言葉が出ないロッシー。助け舟を出すべく夏川さんが「好きな食べ物は？」と質問すると、「中にモノが入っているものが好き。サンドイッチとか、コロッケとか……」と、またまた謎めいた答え。ここまでのやりとりで、すでにロッシーの発言を通訳する能力を身につけた忠志が、「おにぎりとかもそうですよね！」とフォローしましたが、なかなか会話は弾みません。ラストの好感度チェックでは、ハートの電飾が光ったのはロッシーのみ……。夏川さんは「話がかみ合わなくて、ちょっと残念でした」と苦笑い。あえなく振られてしまったロッシーは、「悔しいです」と残念そうにつぶやいていました。

この後、コーナーを終えた夏川さん、ロッシーに直撃インタビューを敢行。出演の感想などを聞いてみました。

――初挑戦の『パンチDEデート』、いかがでしたか？
夏川さん「今までにないぐらい、めっちゃ緊張しました！　ぶっつけ本番のアドリブだったこともそうですが、お客さんとの距離がすごく近くて、目が合っちゃうんですよ（笑）。とにかくなんて答えていいのか難しくて……めっちゃ汗をかきました、冬なのに（笑）」

――カーテンが上がって、相手がわかったときの気持ちは？
夏川さん「本当に、全然わからなくて『誰だろう、誰だろう』と思ってて。ふたりとも、リアクションが気まずい感じだったでしょう？（笑）　でも、楽しかったです！」

――好感度チェックで、ボタンを押さなかったのはなぜですか？
夏川さん「あんなに話がドギマギしてるなら無理だな、と（笑）」

――今、『パンチDEデート』のような番組があれば出てみたいですか？
夏川さん「出るよりも、ふたりを見届けたいです。私、人をくっつけるのが好きなんですよ。だから、司会者とか、裏側に潜入して出場者にインタビューするとか（笑）、そういうキューピッド役になりたいですね。もし、出場者としてもう一度出るなら、今度は話が弾む感じの方がいいです（笑）」

続いて、ロッシーへインタビューを。

――出演を終えて、今の気持ちを聞かせてください。
ロッシー「びっくりしましたね。まさか夏川さんだとは……『じゅんじゅん』って言われても全然わからなくて。ずっと『芸人さんやろうな』と思ってたから……。カーテンが開いたときは、ホンマにビビりました。吉本百年物語の意気込みを感じましたね（笑）。キャスティング力がすごい！」

――夏川さんは、ロッシーさんから質問がなかったのがさびしかったとおっしゃっていましたが……。
ロッシー「本当にびっくりしすぎて、何を聞けばいいのかわからなかったんです。『本人ですか？』って聞くのもアレですし（笑）。今になって、聞きたいことがいっぱい出てきました」

――好感度チェックで、ボタンを押したときの気持ちは？
ロッシー「僕、グラビアをされている頃から夏川さんが好きだったので、押そうと決めてました。いやあ、ドキドキするコーナーでしたね。時間が短いのが、すっごい悲しかった。もっと長くやりたかったです。もう一回、やらせてもらわれへんかなあ……。今回得た教訓は、『物事は、はっきりしっかりしゃべる』です。子供の頃からよく先生に言われてたことです。改めて、先生の言ってたことは正しかったなと思いました」

『吉本百年物語』12月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」は、12月29日(土）までなんばグランド花月で上演中です。引き続き、同コーナーには日替わりゲストが出演しますので、こちらもどうぞ楽しみに！

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』

公演期間：12月7日（金）～29日（土）※12月10・14・17・22・24日は休演
会場：なんばグランド花月
開演時間：平日・土曜19：00（18：30開場）、日曜16：00（15：30開場）
料金：1階席6000円、2階席5000円（全席指定）
出演：西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也（矢野・兵動）、なだぎ武、RIKIYA、高橋智（へびいちご）、島川学（へびいちご）、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ／レツゴー長作／石田靖　ほか

※チケット発売中！
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル　☎0570-036-912（10：00～19：00）
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/