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ライブレポート2011/07-12月

2011年8月12日 (金)

【ライブレポート】くまだまさしと愉快な仲間たち

8月12日(金)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』の一環として、『くまだまさしと愉快な仲間たち』が、西日暮里の戸野廣浩司記念劇場にて開催されました。
この日は2公演が行われ、昼の部(12時30分開演)をレポートします。

くまだまさしらを一目見ようというコアなファンが集まるなか、最初に登場したのはMCを担当するPOISON GIRL BAND・吉田。
「俺、いつの間にくまだまさしファミリーになったんだろ」と苦笑する吉田に呼び込まれて、客席側から拍手を浴びて登場したのが、本日の主役・くまだまさしです。
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舞台に上がるなり「謝罪をしなければなりません」と切り出すくまだ。
なんでも、「西日暮里の凱旋ライブとなっておりますが、生まれ育ったのは、西日暮里ではなく(隣りの)日暮里なんです」とのこと。「西日暮里は乗り換えくらいしか使ったことがないです」と正直に打ち明けるくまだでしたが、吉田もお客さんも「どっちでもいいよ」という反応でした。

続けて、くまだのネタコーナーがスタート。テレビなどでお馴染みのネタが披露されるなか、小さな虫がくまだの頭部に止まるアクシデントもあり、くまだは「うんこなんです、僕」と言い放ち、笑いを誘っていました。

ここでスペシャルゲストとして、ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎が登場。くまだとの出会い、さらにはくまだとハイウォーとのユニット“ブルマパーティ”結成のいきさつ、ニューヨークロケなどのエピソードが語られ、ハイウォーの松田は「俺ら絶対売れる!」と思ったとか。
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くまだと鈴木によるユニットコント『ブルマパーティのびっくりイリュージョンショー』を挟み、くまだ以外のキュートンメンバーである増谷キートン、椿鬼奴、アホマイルド、しんじも加わって、壇上は一層賑やかな雰囲気に。
くまだとのエピソードを語るメンバーでしたが、かつてくまだと付き合っていた元彼女の家を巡るという真夜中のドライブを増谷と一緒にしたとか。くまだいわく「さわやかストーカー」とのことですが、共演者からは非難轟々でした。

続いて、いかにひどいネタかを競い合う『ゲロネタショー』へと突入。アホマイルド・坂本の巧みなMCにより、各キュートンメンバーがショートネタを12連発披露し、ラストは白ブリーフを客席に放り込むと、絶叫と歓声に包まれました。
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休憩を挟み、「嫁以外とチュウをしていない」という鈴木をゲストに迎え、『キュートンチュウチュウルーレット』がスタート。金屏風の隙間をいろんな人が駆け抜け、鈴木がストップボタンを押し、ルーレットに止まった人と鈴木がキスできるというルールなのですが、結果、鈴木はしんじと吉田という男性芸人2名とディープキスをするはめに……。
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ラストは、キュートンの代名詞的なネタ『ポージング』でクールに決めました。
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過激なネタもありましたが、お客さんが参加したり、エンディングにはお客さんとの記念撮影タイムを設けるなど、アットホームな雰囲気で終演しました。
故郷に錦を飾れたくまだも満足そうな表情でした。西日暮里ではなく、日暮里出身ですが…。

●「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~」公式サイト
http://www.wondercamp.jp/

【ライブレポート】有楽町ラフピーススクエア オープニングセレモニー

8月11日(木)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO「有楽町ラフピーススクエア」』ラフ旬ステージにて、有楽町ラフピーススクエアオープニングセレモニーが行われました。

MCを務めたのは、木村祐一、木夏リオ、そして「国際フォーラムたかしです!」と自己紹介した藤井隆の3人。

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セレモニーでは、有楽町ラフピーススクエアのテーマ“笑いと全国各地の物産”にちなんで、よしもと芸人がそれぞれの出身地のPRをしながら登場しました。

トップバッターで登場した北海道出身のアップダウンは、「北海道は食べるものが新鮮で、なまらうまい!」と、アピール。滋賀出身の桂三度は「滋賀県はいいとこびわこ~。みんな来てほしいびわこ~」と、琵琶湖を強調していました。また、兵庫県出身の桜 稲垣早希は、エヴァンゲリオンのアスカのモノマネで「港町神戸に来ないなんて、あんたバカァ?」と一喝。長野出身のもう中学生は「長野県はアルプスに囲まれて、温泉が熱い!」と、渾身のPRを。奈良出身のライセンス・藤原は「奈良県民は、すぐにじん帯を切る!」と言い切り、井本から「お前だけや!」とツッコまれていました。最後に登場した大阪出身のNON STYLEは、「大阪府と言えば、知らんおばちゃんがアメちゃんくれるー!」と、“大阪あるある”を披露。

他にも、ハイキングウォーキングは松田が富山、Q太郎が新潟、パンクブーブーは黒瀬が福岡、佐藤が大分、ネゴシックスは島根、フルーツポンチは村上が茨城、亘が神奈川、オモロー山下は香川、ハリセンボンは東京、レギュラーは京都をそれぞれPRしました。

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さらに、芸人たちに続いて前神奈川県知事の松沢しげふみも登場。
今は東京在住なものの、生まれも育ちも神奈川県だという松沢は、神奈川県の名物として物産展にも出品されている横須賀の海軍カレーをおススメし、「熱い夏ですから、夏バテしないように美味しいものをいっぱい食べて、(物産展で)日本の各県の名産を覚えて帰って頂きたいと思います」と、語りました。

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そしていよいよ開会宣言ということで、ステージには桂三枝が登壇。一言目から「大阪は、ええで~!」と地元愛を爆発させていた三枝は、大阪名物として“たこ焼き味のアメ”とあげますが、「でも、食べたことないので…」というとぼけた発言をし、藤井から「食べたことないんかい~!」とツッコまれていました。

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終始大騒ぎとなったオープニングセレモニーでしたが、桂三枝の「WONDER CAMPへ、いらっしゃーい!」の開会宣言で、無事スタート!

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去り際には、藤井によって舞台に取り残された三度とそれを助けに来た三枝の夢の師弟共演もあり、有楽町ラフピーススクエアは笑顔の中開会しました。

有楽町ラフピーススクエアは、有楽町 国際フォーラムにて、13日まで開催しています。
ぜひ遊びに来てください!

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【ライブレポート】わらうた~Wonder camp special~

8月11日(木)、原宿・KDDIデザイニングスタジオにて、『わらうた~Wonder camp special~』が開催されました。
『わらうた』は、奇数月にピース、偶数月にハリセンボンがMCを務め、いま最も旬なアーティストとトークを繰り広げるライブ。WONDER CAMP TOKYO特別編の今回は、ピースがMCとなり、ゲストにSCANDALを迎えて行われました。

お笑い好きはもちろん、SCANDALファンの姿も多く、会場に入りきれないお客さんが続出するほどの大盛況ぶりで、わらうた史上最高の観覧者数を記録したそうです。
そんな熱気ムンムンの会場に現れたピース。彼らの登場にも大きな拍手が起こったのですが、舞台上にSCANDALが現れると、さらに大きな拍手と歓声が。綾部が「我々の時とは、雲泥の差じゃないか!」と、お客さんにツッコむ一幕もありました。

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『わらうた』の魅力は、普段テレビなどで見られないアーティストの本音をMCが引き出してくれること。今回も、ピースがSCANDALのメンバーの出会いや結成秘話などを巧みに聞き出します。中でも盛り上がったのは、担当の楽器を決めた時の話。はじめは全員ギターをやっていたそうなのですが、バンドを組むことになり、「余っていたからドラムになった」というRINA。それを聞いた綾部が「1回やってみて」とリクエストすると、RINAが両手両足を動かして“エアードラム”を披露しました。綾部が見よう見まねで“エアードラム”にトライすると、メンバーは「うまい!」と絶賛したのですが、「え、コレ、カズダンスだよ!?」と言い、会場の笑いを誘っていました。

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続いて、『わらうた』恒例のクイズ。『SCANDALのスキャンダルクイズ』と題したこのコーナーは、スクープタイトルの空欄部分を又吉が当てたところで、メンバーが真相を語るというもの。

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『AKB超人気メンバーと秘密の○○○』のタイトルに、又吉は「……殴り合い?」と答え、綾部から「そんなわけないだろッ!」とツッコまれていました。正解は『メール』で、TOMOMIが柏木由紀さんとメールアドレスの交換をしたそうなのですが、「この間メールを送ったけど、返信がなくて」とポツリ。それを聞いた又吉が「やっぱり、正解は殴り合いですね」と言うと、TOMOMIから「いえ、お互いにシャイなので!」と完全否定されていました。

ほかにもMAMIのメイド喫茶プロデュース話や、HARUNAが語った前日のゲリラライブの話、RINAの恐竜好き話で盛り上がり、あっという間にライブ終了の時間に。が、しかし、本当の“スキャンダル”はココで発覚したのです。最後に今日の感想を求められ、「緊張しました」、「ピースさんが、音楽の話に興味を持ってくれて嬉しかった」とほかのメンバーが答える中、「又吉さんに会えてよかったです」とRINA。なんとRINAは、又吉の大ファンだったのです。「どういうことよ!? ピースは2人いるのに、1人だけって!!」と嫉妬する綾部に、「顔が恐竜っぽいから?」と恐竜のマネをしてテレ隠しをする又吉。綾部は何か吹っ切れたのか、「顔が又吉で、体が恐竜だったらサイコーなんだろうね」と納得し、SCANDALのメンバーたちに笑われていました。

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【ライブレポート】浴衣 DE お笑いファッションショー in 代々木コレクション

3月11日(木)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』内のイベントとして、代々木にある山野ホールで『浴衣 DE お笑いファッションショー in 代々木コレクション』が開催されました。

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このイベントは、山野美容専門学校をはじめとする計8の専門学校が、芸人の浴衣ファッションをプロデュース。ファッションショー形式で見せた上で、優勝チームを決定しようというものです。MCの陣内智則もこの日は浴衣姿で登場し、審査員長には間寛平が、ほか審査員には浴衣とショーの専門家もいるという“ガチ対決”に、若い人たちでいっぱいの会場は開演前から興奮モード。なお、この日のために学生たちは、3万円以内&1ヵ月という制約の中、浴衣を自由にアレンジ。さらには本番前の2時間で着付け、メイク、ヘアメイクのすべてを仕上げなければならないという条件下で、感性を表現します。

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そしていよいよショーの開幕。まず登場したのはフルーツポンチ。東京ダンス&アクターズ専門学校による、シンプルなアレンジの浴衣を着て、モデルウォーク。かわいい刺青メイクもポイントです。

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以降も、アレンジに取り組む学生たちを追ったVTRが流された後で、芸人たちが続々と登場。こちらはハイキングウォーキング。対照的な“傾きっぷり”が印象的なプロデュースは山野美容専門学校です。

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続いては男らしさを追求したライセンス。最後は浴衣を脱いでふんどし姿に! プロデュースは田中千代服飾専門学校です。

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キレイな安達と、くるよ師匠ばりの奇抜さで、観客の度肝を抜いたカナリア。プロデュースは華服飾専門学校。

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陣内に「なんかオッサンが混じってますよ」とツッコまれていたFUJIWARA。歌舞伎風の藤本と、レディー・ガガ風の原西をプロデュースしたのは、東京服飾専門学校です。

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近未来的なカッコよさを追求した浴衣を着て現れたピース。綾部は絶賛されていましたが、又吉には「なんやねん、それは(笑)」と陣内からツッコミ。しかし又吉はいたくお気に入りで「買い取ろうかな」と。プロデュースは東京デザイナー学院。

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こちらは紅一点、南海キャンディーズ・しずちゃんと椿鬼奴のコンビ。織田ファッション専門学校のプロデュースは、女らしさの中にキュートさと強さを感じさせます。

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そして最後に登場したのが、レイザーラモン。天使と悪魔をイメージしたという姿は、もはや浴衣の概念を超えたもの。しかし、本人たちもお気に入りの様子で、陣内も「新しいキャラができたやんか」と絶賛しました。プロデュースはヒューマンアカデミーです。

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ショーが終わり、審査を待つ間は、山野美容専門学校の学生によるダンスや、楽しんご&あやまんJAPANの歌が披露され、さらには出演者たちの私服の写真をもとにしたファッショントーク。

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そしてついに審査結果の発表です! 見事優勝したのは…ライセンス!! 浴衣の先生いわく「着物では、家紋を染め抜くということをすごく重要なこととするのですが、二人の着物には『吉本』のマークが家紋のようにあしらわれていた。それがなにより素晴らしかったですね」とのことで、田中千代専門学校の学生たちは大喜び。中には涙を浮かべる生徒もいて、史上初となるお笑い浴衣ファッションショーは、あたたかい雰囲気の中、フィナーレを迎えたのでした。

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●『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~』公式サイト
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【ライブレポート】『旬ポジウム~副業のすすめ~』

8月11日(木)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』「有楽町ラフピーススクエア」ラフ旬ステージにて、『旬ポジウム~副業のすすめ~』が行われました。

この『旬ポジウム~副業のすすめ~』は、副業をやっている芸人と副業をやっていない芸人が、「副業ってどうなの?」をテーマにトークするイベントです。MCは、居酒屋きむら庵をプロデュースしている木村祐一、焼肉屋たむらを経営するたむらけんじ、そして武内由紀子が務めました。

副業をやっている側の芸人は、かつみ・さゆり、千原せいじ、ペナルティ・ヒデ。副業をやっていない芸人には、麒麟、南海キャンディーズ・山ちゃん、とろサーモンが登場し、まずは“副業をやっていてよかったこと”というテーマからトークが始まりました。

これまで100円ショップやオオクワガタの養殖、猫のブリーダー、スナック、メロンパン屋、ラーメン屋など数えきれないほどの副業に挑戦しているというかつみでしたが、スナックの最後のお客さんが“おばけ”だったり、ラーメン屋は1200万円儲かっていたのに、人件費がかかり過ぎて赤字なってしまったりと散々だったそうで、「よかったことは何にもない」とキッパリ。しかし、「ラーメン屋は内装も麺もピンクだった。売上だけが真っ赤っか!」とうまいことを言って、笑い飛ばしていました。

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居酒屋“せじけん”のオーナーであるせいじは、店員として若手芸人を雇っていることをあげ、「芸人始めたばっかりのやつらは人としてオカシイ! 給料日の次の日は必ず遅刻してくるヤツがいたり、『定期的に全体を見渡したいんです』って言ってその場でぐるぐる回るヤツがいたり(笑)。そんなヤツらにも時給1000円払わなあかんからなぁ。よかったことはないですね」と、結論を。

さらに、五反田でしゃぶしゃぶ秀久をプロデュースしているペナルティ・ヒデは、「交友関係やお仕事の幅が広がったりしましたが、相方の妬みを感じるんですよね…」と告白し、やはりすべてがうまくいくということはなかなかないようでした。

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続いてのトークテーマは、『ぶっちゃけ儲かってますか?』。

先ほどのラーメン屋で1200万円儲けたというかつみ・さゆりでしたが、最終的に残ったのは1千万円の借金。「7カ月しかラーメン屋をやっていなかったのに、(借金返すのに)3年半かかって。でも、この4月に終わったんです!」とさゆりが嬉しそうに報告すると、芸人たちから「イエーイ!」と声があがりましたが、たむらは「イエーイやあれへんがな!なんで7カ月で3年半もはらわなあかんねん(笑)」と冷静にツッコんでいました。

明らかに儲かってないかつみ・さゆりに続き、せいじも様々な経費を考えると儲かってはいないと断言。さらに、副業を始めてからまもなく3年になるというヒデも、マイナスではないものの儲かっているわけではないそう。

現実的な答えの3人に対して、たむらは「僕は正直儲かってます!」とキッパリ。店舗だけでなくカレーなどのレトルト商品で儲けを出しているそうです。

それを聞いたさゆりは「うちなんか喋っている間に金利が膨らんでるのに!」とうらやましがっていました。

最後のテーマは、『狙い目の副業』。失敗を重ねているものの、常にアンテナを張っているかつみはさすがに詳しく、その上、常連のサウナでもいろんな人から商売を勧められるんだとか。これまで勧められた副業についての話の中でも、「ちっちゃいキリン飼わへんか?」を持ちかけられたという話には、会場中が大爆笑でした。

その他、せいじはレタス、ヒデは水のビジネスが気になっているそう。
さらに副業していない芸人にやってみたい副業を訪ねると、とろサーモン・久保田「せどり」という価値のある古本を売る商売、山ちゃんはFX、川島は内職など、それぞれ性格の出る回答をしていました。

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そんな中、たむらが「NGKの上によしもとホテルがあったらいい」というアイデアを出すと、芸人たちも「それはいい!」と賛同。

笑いを交えつつ、役立つ情報や意外な発想も飛び交う、刺激的なイベントとなりました。

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【ライブレポート】東京よしもと落語会(8/12)

8月10日(水)より『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』の一環で、東京・お江戸日本橋亭にて行われている『東京よしもと落語会』。山崎邦正こと月亭方正が主宰を務め、1日目は南海キャンディーズ・山里が、2日目はオリエンタルラジオ藤森が日替わりゲストで登場しました。

いよいよ最終日となった本日8月12日(金)も、多くのお客さんが詰めかけてくれました。

トップバッターは、桂三四郎。
「落語家が出て来たら緊張しますよね。でも、皆さんが緊張していると、僕も緊張してしまうのでリラックスして観てくださいね」と、お客さんに優しく声をかけます。そんな三四郎は「普請褒め」というネタを披露しました。

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続いて、登場したのは桂茶がま。
「30分の我慢大会だと思ってください。30分さえ我慢できない人は就職できませんからね!」と軽口を叩いて笑いを誘います。怪談話を始めるのかと思いきや、ダジャレに走る茶がまに、会場はさらに大きな笑いが起こりました。3つ目のダジャレの際には「1つでやめとけばよかったですね」と後悔する一幕もありましたが、本ネタの「ろくろ首」でも軽快な表現力で盛り上げました。

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休憩を挟んで登場したのは、ロンドンブーツ1号2号・田村亮。顔をこわばらせながら、開口一番に「めっちゃ緊張してます」と切り出します。
「緊張感が伝わると笑ってもらえないと思うので、孫を見るような気持ちで(と、観客を観て)……って、孫がいるような年齢でもないか。トイプードルやと思ってください! トイプードルやったら、しゃべっただけで“すごい!”ってなるでしょ」と自分を下げまくる亮に、笑いが起こります。
観客全員が自分を知っていてくれることに安堵したのか、「古典(落語)やるんですよ! すごいでしょ?」と話しかけ始める亮。「こんな場所、本物の落語家さんじゃないと座れないのに……僕は我流でやっているので申し訳なく思う。邦正さんにお世話になってるから出てるけど、吐きそうです。昼間に食べたラザニアを吐き出さないためにも温かい目で見てください」と語る亮が、本ネタに選んだのは「寿限無」。
これは子どもの名付けに悩む噺なのですが、亮も長男が生まれた際にはかなり悩んだよう。付けたい名前はあったものの、全ての字画が悪くて断念してしまったそうです。
「『寿限無』は初心者向けの落語らしいんです。というのは、長い名前を読み上げるところが噛みやすいから。落語家さんは師匠と1対1で稽古をするらしいんですけど、そんな緊張感のある場で一度も噛まずにできたら客前に出られるという物差しになるんですって。古典の面白さ、そして(普段、滑舌が悪いと言われている亮が噛まずに言えるかという)スリリングな部分を楽しんでください」と話し、ネタをスタートさせました。
肝心の名前の箇所はというと……客席からの応援ムードが伝わったのか、大きなミスはなく無事終了! 安堵の表情を浮かべる亮でしたが、足がしびれてしまったようでよろよろしながら舞台袖へと帰っていきました。

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トリを務めたのは、もちろん月亭方正。
この日も連日やっていた変顔でつかみを決めると、「こらー!」と客席を一喝します。「3日間やらせていただいたんですけど、千秋楽の客が一番重いってどういうことやねん」と言いながら、連日ほとんど売れていない様子の写真集&手ぬぐいの宣伝を。「今日も手ぬぐい1枚だけって……買いなさい!」とごり押ししていました。
本日は「宮古川」というネタを披露。女性を演じる時にはしなをつくり、男性を演じる時は勇ましく、そして老人を演じる時は声色を変えてと、変幻自在に魅せていきます。その堂々とした噺家ぶりに、会場のお客さんも聞き入っていました。

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●「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~」
公式サイト:http://www.wondercamp.jp/

【山崎邦正】【田村亮】【ロンドンブーツ1号2号】

【ライブレポート】旬聞(しゅんぎく)~目の前のあの人に今すぐ聞きたい~(8/11)

8月11日(木)、「有楽町ラフピーススクエア~2011 夏【旬】~」のメインステージで『旬聞(しゅんぎく)~目の前のあの人に今すぐ聞きたい~』が行われました。このライブは、テレビで活躍する気になる芸人ひとりにスポットを当て、観に来たお客さんが、その場で携帯を使って質問を投稿。ゲストが、その場で答えてくれるというレアなイベントです。

13日までの期間中、5回予定されているこの『旬聞』。栄えある第一回となる今回、MCはたむらけんじが務め、ゲストとトークを繰り広げる芸人として、FUJIWARA、シャンプーハット、オモロー山下、楽しんごが登場しました。藤本はゲストについて「とにかく何でもよう知ってる! だからなんでも聞いたらええと思う」とゲストについて述べる中、いよいよメインとなるゲストがコールされます。その人物とは…千原せいじ!

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会場が驚きやら笑いやらに包まれる中、せいじは笑いを浮かべて堂々と席に。「なんでも聞いたったらええがな」と自信満々です。たむけんも「夏休みということもあって、子供たちもたくさんいますしね」と言うと、同期である藤本は「せやで。何でもよう知ってるから。たとえば『なんで空が青いんですか』とかでもええねん」と会場にすごさをアピール。そしてそれを受けたたむけんが「ちなみに、どうして空が青いんですか?」とせいじに尋ねると…「知らんよ!」。早くも全員からツッコまれ、波乱を予感させる幕開けとなりました。

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で早速、その場のお客さんからの質問が、携帯で寄せられます。まずは「その靴、どこで買ったんですか?」。黒に黄色の蛍光色があしらわれ、さらには羽根が生えた靴への質問です。「これは別にそんな大層なもんやないで。アディダスとあるデザイナーがコラボしたもんやねんけど…」と立て板に水。そこで小出水が「そういえば、かつてせいじさん、コッペパンみたいな靴を履いてましたよね」と言うと、「そうやそうや!」と一同が一斉に賛同。せいじは笑顔で「まあ、あれはほんまのコッペパンやったんちゃうか?(笑)」と上機嫌で応答します。

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以降も、矢継ぎ早に質問に寄せられ「最近はなににクレームを言いましたか?」に対しては「オレはな、クレームは言うたことない!」と即答。これには「楽屋に入ってきていきなり『サンドイッチがパサパサや!』言うてたやないか!」と合いの手が入り、はたまた「いつも何かにイラついてそうですが、なにをしてるときが一番楽しいですか?」との問いには「家でひとりでファッションショーをしてるときやな」と得意げな表情で語りますが、これにも「こないだたしか8万円近いTシャツを着てたな。信じられへん!」とさまざまにゲストの様子が暴かれていきます。さらに登場したのが、滅多に聞けない「せいじさんとジュニアさんは仲がいいんですか?」という驚きの質問! これには「兄弟やからわからへん」としていたせいじでしたが、外野からの度重なる追求に、しまいには「オレはあいつが好きや」と回答。その理由として、はにかみながら「考えることがおもろいし、またそのおもろいことを上手にしゃべれることやな」と挙げ、会場は和やかなムードに包まれました。

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ところが、一転して逆にお客さんに質問する段になったときに事件は起こります。せいじが「まずは、オレのこの靴はアリかナシか」と言いますが、外野がの扇動により、全部過程を抜かして「せいじはアリかナシか」に質問が変更に。会場からの投票を受け付けますが…結果はまさかの、ナシ判定! せいじは裏手へと引っ込んでしまいます。

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とはいえ、戻ってくると信じてもう一度投票を行い、アリ優勢の結果を得たのですが、なんとせいじは二度とは戻らず…。これには一同「信じられへん(笑)」としながらも、「ま、ええやつやねんけどね」とフォロー。本来ならば最後に、一番よい質問をしたとされた人とゲストがツーショットで記念撮影をするのですが、せいじを抜かした面々が「せいじさんとジュニアさんのどっちが力が強い?」という質問を寄せた男の子と、にこやかに写真撮影を行いました。

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と、ゲストによっては予想外の波乱も起きる『旬聞』。13日まで「有楽町ラフピーススクエア~2011 夏【旬】~」と同じ無料で、さまざまなゲストを迎えて行われる予定ですので、ぜひお立ち寄りいただき、気になることを芸人にぶつけてみてください!

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~』公式サイト
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【千原兄弟】【千原せいじ】【FUJIWARA】【たむらけんじ】【シャンプーハット】【オモロー山下】【楽しんご】

【ライブレポート】フットンダLIVE in 新橋

8/11(木)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP』の一環として、タカアンドトシ率いるモジリストたちが言葉や絵でモジって楽しむ人気番組『フットンダ』(中京、日テレ系)のイベント「フットンダLIVE in 新橋」を開催しました。モジり=ダジャレと言えば、やはり酔っ払いサラリーマンのメッカ、新橋! 会場となった新橋駅前のSL広場には約2000人もの観客が集まり、タカトシ、博多華丸・大吉、オリエンタルラジオの6人のモジリストとともに大いに盛り上がりました。

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最初のお題は「昭和の名曲モジリ」。ピンクレディーの大ヒット曲「UFO」の“地球の男に飽きたところよ”のフレーズをモジリます。大事なトリは、「オレだオレだオレだ~!」とタカが立候補し、トップバッターはオリラジ・中田が務めることに。立ち上がり中央に出た中田は、曲に合わせて得意のロボットダンスを披露。大いに会場が沸きます。ところが、ダンスに夢中になるあまり、モジるタイミングを逃すという大失態を。

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仕切り直しての再挑戦では、中田の「シチューを子供にかけたところよ」、大吉の「40の男に期待するなよ」などで笑いをとったものの、最後のタカが「男のアソコにあきたところよ」と、まさかの下ネタを。「サイテー!!」と非難をあびながらも、布団は吹っ飛びました。

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2問目は、「アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」のフレーズモジリ。まずは、オリラジ・藤森が「ダンシング パーティー ぽぽいのピー!」と、チャラモジリを。それに続いて、華丸得意の居酒屋モジリ「合うね ビールと 珍味のチョイス」、トシの「買うよ セール よそいきを」などスマッシュヒットを飛ばすものの、布団はなかなか吹っ飛びません。そこで大吉が、今のみんなの気持ちを表現する「サンド ウィッチマン 助けにこい!」というモジリを披露。名モジリストのサンドウィッチマンの力を借りて、何とか吹っ飛んだのでした。

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ここで、観客参加の「テッパンダジャレ選手権」を開催。初恋タローが、お客さんの元に向かい、とっておきのダジャレを披露してもらいました。ダジャレもさることながら、みなさんなかなかの濃いキャラぞろい。中でも、一番の面白キャラは、総理大臣に関するダジャレを披露してくれた、酔っ払いのおじいちゃん・田中さん。特にタカのツボにハマったようでした。

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続いて、再びモジリストたちのモジリをお届け。お題は、サザンオールスターズの名曲「いとしのエリー」の“エリー my love so sweet”。藤森の「宇治 金時 京スイーツ」、トシの「(稲川) 淳二 怪談 得意~」など、いい調子で盛り上がります。そして、トリを務めるタカは「総理 大臣 そうじ~」と、先ほどの酔っ払いの田中さんのダジャレを拝借。モジリストも観客のみなさんも大爆笑で、豪快に布団が吹っ飛んだのでした。

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●「フットンダ」公式サイト:http://www.ctv.co.jp/futtonda/

●『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership by GEOGIA Laugh&Pease 2011』公式サイト:http://www.wondercamp.jp/

【タカアンドトシ】【博多華丸・大吉】【オリエンタルラジオ】【初恋タロー】

【ライブレポート】WONDER MUSIC SPECIAL

8月10日(水)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』内のイベントとして、恵比須リキッドルームにて「WONDER MUSIC SPECIAL」が開催されました。

ミュージシャンとお笑い芸人が続々登場するイベントということで、会場は様々な層のお客さんでいっぱい。そんな中、トップバッターにはROOKiEZ is PUNK'Dが登場し、骨太なパンクロックで一気に会場を盛り上げていました。続いてステージに現れたニーコは、声優としても活躍するその個性的な声を響かせ、『となりのトトロ』パンクバージョンを披露。

そして3番手にはレイザーラモンRG&椿鬼奴が登場し、おなじみバービーボーイズの『目を閉じておいでよ』を歌い上げました。各アーティストの演奏後には、メインステージの斜め向かいに設けられたサブステージでMCのフットボールアワーとアシスタントの桜 稲垣早希とのトークが行われたのですが、『目を閉じておいでよ』の一曲のみでステージを降りたRGと鬼奴は、サブステージでも『愛と青春の旅立ち』を熱唱。後藤から「なんでその曲のチョイスやねん!」とツッコまれていました。

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次に登場したのは、ジャングルポケット斉藤と渡辺直美。冒頭に流れた「今からお見せするのは、ド下ネタです」というアナウンス通り、ここにはとても書けないようなド下ネタコントを繰り広げ、その下ネタ度合いは後藤曰く「だいぶシモでしたよ。もう、くるぶしの方までいってた」というほどでした。

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そんな2人が荒らしたステージをビシッと立て直してくれたのが、音速ライン。ポップなメロディと激しいギターサウンドで、会場をすっかり魅了していました。

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続く平野綾は、「涼しくなる冬の歌をお届けしたいなと思います!」と、globeの『Can't Stop Fallin' in Love』を歌い出します。しかし、途中でまたもやジャンポケ・斉藤が登場し、マーク・パンサーのパートを熱唱していました。トークコーナーでは、なぜこの組み合わせが実現したのかが話題に。番組で共演したのがきっかけだったそうですが、後藤が「(共演して)仲良くなったの?」と尋ねると、平野は「そうでもない…(笑)」と苦笑い。どうやら、斉藤の強い片思い&勘違いの力が、この共演を実現させたようです。

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次に登場したのは、日本におけるヒューマンビートボックスのパイオニア的存在であるAFRA。歌いながらビートを刻んだりと、超人的な技でリキッドルームを沸かせます。すると突然、「ちょっと待った~!」という声が響き、ステージにRGが乱入! 「僕にもヒューマン“雅楽”ボックスがあるんです!だから、僕と女子十二楽坊をやってください!」と提案し、高い音で鼻を鳴らすヒューマン“雅楽”ボックスでコラボを。さらに、AFRAのビートにのせてあるあるも披露しました。

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「みんな!今日は俺と一緒に夢を見ようぜ!」とお客さんをあおりながらステージに現れたのは、Day of the legendことNON STYLE井上裕介。汗をにじませながらお客さんに手を振ったり、スピーカーに腰かけたりして『声をちからに…』を含む2曲を歌い上げたデイ様でしたが、稲垣からは「汗が飛ぶたびにイラッとしました」、後藤からは「本当にイタいですよ。激痛です」と散々な言われよう。しかし、それにめげることなくデイ様は、年末に『声をちからに…』がCDになることをPR。すると、フットボールアワーの2人は「エコなんでCD出すのやめて頂いてもいいですか?」と切り替えし、お客さんからは大きな笑いが起きていました。

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続いて、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』恵比須駅のイメージキャラクターでもある藤森慎吾とあやまんJAPANが登場!

AKB48の『ヘビーローテーション』に乗って踊るあやまんJAPANと、「あげぽよ~」「君かわうぃーね-!」「みんな僕の彼女だよ~」とチャラさ全開の藤森の合いの手に、会場は一気にアゲアゲムードに!

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MCタイムでも「最近あっちゃんより一緒にいる時間が多いよね」と藤森が言えば、「いっぱいやったねぇ~」と、下ネタでしか会話をしないあやまんJAPAN。そんな彼らのシングル『夏あげモーション』が昨日発売されたということで、もちろん新曲も披露されました。

トークコーナーでは、奔放すぎるあやまんJAPANを見た後藤が、藤森に対して「長年の付き合いにしては藤森くん困ってるよね?」とズバリ指摘。藤森は「何年かかってもコントロール不能なんです!」と開き直っていました。

そしてここで、特別ゲストのきゃりーぱみゅぱみゅが登場。
モデルとして活躍し、女子高生のカリスマと呼ばれる彼女ですが、“ぱみゅぱみゅ”という名前は実はサバンナ八木のギャグ「ぱみゅ!」から来ているそう。というわけで、彼女とゆかりのあるサバンナ八木に加え、なんのゆかりもないなかやまきんに君もステージに現れ、ぱみゅぱみゅのDJとギャグのコラボを見せる一幕も。

後藤から「八木さんのストラップや」とこき下ろされたなかやまきんに君でしたが、“大きな声を出す”という必殺技で、じわじわと笑いを巻き起こしていました。

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そんな大騒ぎのコーナーの後には、沖縄を代表するバンドであるかりゆし58が温かみのあるエモーショナルな演奏を披露。ボーカルの前川は、MCで「今年は特にいろんなことがあったし、この先もいろんなことがあると思うけど、今日この場所でこんなにでっかい音で音楽が鳴ってて、それをこんだけたくさんの人が囲んでて、いっぱい笑ったり手拍子叩いて盛り上がったりしてるのはめっちゃいいなと思います。そこにこうやって参加できてるのはめちゃくちゃうれしいなと心から思います」と語り、母のことを歌った『アンマー』、福島の友人の言葉を歌にした『このまちと』、そして出会いと別れを感じさせる『さよなら』と、心を込めた3曲を演奏しました。

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大トリを務めたのは、キマグレン。「こっからさらに盛り上がっていきます!」と、楽器はアコースティックギター一本で、『IT’S MY勇気』『LIFE』とヒット曲を続けざまに披露。ラストは、KUREIの「このステージは初めてワンマンをやったステージだから、思い入れがある場所。最後にこの曲でひとつになれたらと思います!」との言葉に続けて『蛍灯』でエンディングへ。会場は拍手と大合唱に包まれ、約3時間半に渡ったライブは幕を閉じました。

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●「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~」公式サイト
http://www.wondercamp.jp/ 

2011年8月11日 (木)

【ライブレポート】東京よしもと落語会(8/11)

8月11日(木)、『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』内のイベントとして山崎邦正こと月亭方正主宰の『東京よしもと落語会』が開催されたのは、古き良き東京の雰囲気が漂う日本橋はお江戸日本橋亭。客席には浴衣を着た女性の姿も見られ、涼やかな雰囲気が充満していました。

最初の出番は桂三枝師匠の弟子・桂三四郎、続いて笑福亭笑瓶の弟子である笑福亭笑助が高座に。そして休憩をはさんで登場したのは、日替わりゲストであるオリエンタルラジオ・藤森!! 珍しく前髪をひとつに束ね、チャラ男ヘアを封印。気合いを見せる一方、高座に上がっていることが不思議でたまらない様子で、なんでも「昨日はあやまんJAPANとぽいぽい言ってたから」(笑)。ということで今日は汚名返上……と思っていたら、「衣装さんに一番チャラい色の着物を持ってこられた」という彼の衣装は蛍光イエロー! 不安要素をすべて味方につけ、すっかり客席があたたまるとリラックスした様子でいざネタへ。

テーマは、太鼓持ち。サバンナ・高橋に代表される太鼓持ちとは、えらい人の顔色を伺いながら持ち上げる人のことで、藤森自身も「どちらかというと、そっちのほう」と自己分析しつつ、江戸時代にさかのぼって若旦那と太鼓持ちとのやり取りを軽妙に表現しました。落語でよく見られる一人二役もお手のもの。右を向けば偉そうな若旦那、左を向けば若旦那に媚びを売る太鼓持ちを演じ分け、声色まで変えながら熱演。「きみ、カッコうぃーね!」といった、待ってました!のギャグでも確実に笑いをとり、最後のオチが決まると安堵の笑顔を浮かべ、立ち上がる……が、慣れない正座に足がしびれてフラついてしまいました。そんな姿からも芸人・藤森の隠れた才能を見せつけられ、きっと今回の舞台で会場にいたすべての人の藤森株が急上昇したのではないかと思わされたのでした。彼が冒頭「(自分のお母さんにも)見せたかった」と言っていたとおり、ぜひお母さまにも見ていただきたかった見事な落語を披露していました。

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トリは、もちろん月亭方正。

しょっぱなから変顔を決め込み「つかみはバッチリ!」と、ひとり満足げ(笑)。そして、先ほど高座を終えた藤森をベタ褒めし、いやに誉めるなぁと思っていたら「僕の上から目線どうですかー!?」。さすがは芸人、タダでは誉めない(笑)。枕は、会場の入口で販売している自身の写真集について。まず写真集を出していることが驚きでしたが、なんと今公演中いまだ一冊も売れていないという厳しい現実(笑)。客席に向かって「買いなさい!」とゴリ押しするが、果たして終演後に売れたのでしょうか……。

本ネタに入ると一変。彼のリアクション芸を生かした怪談話で観客をググっと引き込みます。身振り手振りをまじえ、汗だくで落語を終えた方正は今イベントの主宰者らしく、お客さんに深々と頭を下げ、幕が降りるのを待ちました。しかしスタッフの操作ミスなのか幕がなかなか下がらない…。気まずい表情でチラっと顔をあげた方正に、客席からひと笑い!! 落語の舞台でも、やはり彼には神様がついているようです。

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●「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA ~Laugh&Peace2011~」公式サイト
http://www.wondercamp.jp/