『吉本百年物語』4月公演まもなく開幕! 丸亀うちわの特別展も同時開催
吉本興業が創業100周年を迎える今年。弊社では、創業100周年プロジェクトの一環として、大阪・なんばグランド花月で4月からの1年間、月替わりで吉本興業の歴史を12本の芝居『吉本百年物語』として上演します。そのスタ―トとなる4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」が、いよいよ来たる4月13日(金)に初日を迎えることになりました。開幕を記念して、なんばグランド花月内吹き抜け部分で、香川県丸亀市の伝統工芸品「丸亀うちわ」とのコラボレーションによる特別展示『丸亀うちわでたどる吉本興業の百年』も同時開催。これはよしもと47都道府県エリアプロジェクトの一つとして実現したもので、4月10日(火)に主演の国仲涼子さんと陣内智則、そして丸亀市の新井哲二市長、丸亀市観光親善大使の岡田知恵さん、香川県住みます芸人の梶剛が出席しての記者会見が行われました。
まずは弊社常務取締役・泉正隆が、今回の展示について説明。エリアプロジェクトを通じ、全国各地の伝統工芸師の皆さんと交流するなかで生まれた企画とのことで、「ぜひこの機会に丸亀うちわの美しさに触れてみて」と語りました。続いて新井市長が、「あたたかいご協力とご支持をいただき、盛大に開催できることを、心よりお礼申し上げたい」と挨拶。さらに、全国シェア9割を誇るという丸亀うちわを、より広く知ってもらうべく、「これらのうちわをもって、吉本興業さんの100年の記録を見ていただければ」と述べました。岡田さんからは、丸亀うちわについての詳しい説明も。その歴史は江戸時代からと非常に古く、平成9年には国の伝統的工芸品に指定。平成23年には丸亀うちわの制作用具および製品が国の有形民俗文化財に登録されたそうで、「最近の節電やエコブームで、改めてうちわの風が見直されています」と岡田さん。1年間はなんばグランド花月地下1階の47ご当地市場でも展示・販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
ここで、公演を記念して特別に作られた、ビッグサイズの「吉本百年物語うちわ」が贈呈されることに。「これから、うちわ職人さんのところに弟子入りも決まっています」という住みます芸人・梶が持参。市長から、国仲さんと陣内に手渡されました。国仲さんは「こんなに豪華なものを、ありがとうございます」とニッコリ。陣内は、「芝居のなかでうちわを使うシーンがあるので、ぜひこれを使いたい!」と笑わせました。
この後、本番を控えた主演二人が現在の心境を語ることに。「すごく素晴らしい舞台になっている。舞台は生ものだから、まだまだ少しずつ成長して、千秋楽までみんなで頑張っていきます」と国仲さん。なんと宙吊りになり空中を飛ぶ演出があるという陣内は、「今朝は7時入りで一回飛んだんですよ! このフライングも含め今までのNGKにはないお芝居になっているので、ぜひ見に来てください」と力を込めました。ちなみに「劇場の天井近くまで上がる」というこのフライングのため「保険に入らされました(笑)」とも話した陣内。史上初となるスリリングな(?)試みも、見どころの一つと言えそうです。
また、夫役の陣内について聞かれた国仲さんは、「吉兵衛さんとかぶっている気がする。憎めない部分があるんです。そんなかわいいところがいっぱい出ているのでは」とコメント。一方、キスシーンはもちろん手をつなぐシーンもない台本に陣内は不満そうで、「一度だけ、暗転中に安全のため、涼子ちゃんの手をとって袖まで連れていくところがあるんです。そこに力を入れて頑張ります」と意気込み、笑いを誘っていました。最後は、「人情があり、ホロリとくる場面も。トップバッターなので、いろんな世代の人に見てもらいたい」(陣内)、「いいものをお届けできると思うので、よろしくお願いします!」(国仲さん)とそれぞれアピール。いよいよスタートする注目の舞台、どうぞお見逃しなく!
『吉本百年物語』4月公演
「大将と御寮ンさん・二人の夢」
会場:なんばグランド花月
料金:全席指定 1階席7500円、2階席6000円
公演日:4月13日(金)~5月6日(日)※4月21日、25日、5月1日、5日を除く
開演時間:平日・土曜・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
出演:国仲涼子、陣内智則、神野美伽、鎌苅健太、国木田かっぱ、いま寛大、青野敏行、桂あやめ、笑福亭仁智、テント、笑福亭扇平、ランディーズ、ガリットチュウ、ガリガリガリクソン、森田まりこ、河内家菊水丸(口上・新聞詠み)
問い合わせ:チケットよしもと 0570-036-912
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/