来たる12月31日(火)にインテックス大阪5号館で開催される「今年は見るだけじゃない!5upよしもとカウントダウンライブ〜ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!!〜」。この前代未聞のカウントダウンライブの目玉企画のひとつ、じゃんけん大会の予選決勝戦が12月24日(火)、5upよしもとで開かれました。じゃんけん大会の頂点に立てば、2014年のイチオシ芸人に選ばれるという、若手には夢のような特典が待ち受けているこの企画。約1カ月にわたり約800人がガチンコじゃんけんバトルを繰り広げ、そしてクリスマス・イブのこの日、カウントダウンライブで開かれるじゃんけん大会本選に出場する16人が選出されました。MCはかまいたち・濱家、審判はかまいたち・山内、左サイドのサポーターは藤崎マーケット、右サイドのサポーターはプリマ旦那です。
第1試合/○シンクロック・木尾×ポートワシントン・笠谷●
シンクロック・木尾は、幸運を呼ぶという小さなエケコ人形を手に、祈りをかけての勝負。1回戦で敗退したものの、敗者復活戦で勝ち上がり、この日まで勝利を収めてきました。エケコ人形の効果は出るのか!? 一方のポートワシントン・笠谷は芸歴2年目の21歳。アメリカに住んでたという帰国子女で、これまでアメリカ式のじゃんけんで勝ち上がってきたとか(!?)。しかし、MCのかまいたち・山内に「(今回の試合は)それは認めないです」と言われてしまい、日本式のじゃんけんで。2回のあいこを経て木尾の勝利。
第2試合/○霜降り明星・粗品×にっしゃん●
「にっしゃん、来てる!」と手ごたえを感じている様子のにっしゃん。三文字の言葉をにっしゃん流の言い方で叫ぶのがお得意らしく、「勝てる!」「食べる!」など三文字で叫びまくり、MCのかまいたち・濱家の心を掴みます。一方、霜降り明星・粗品はフリップで小ネタをお披露目。ガチンコ勝負では霜降り明星・粗品に軍配が上がりましたが、キャラのインパクトを存分に残すことができたにっしゃんでした。
第3試合/●マドンナ・松浦×○善家カズマサ
どうにかして勝ち上がりたいというマドンナ・松浦は、対戦相手が善家カズマサとわかると、すぐさま彼のツイッターを過去までさかのぼり、人間性や特徴などをリサーチ、分析。人間性から何を出すのかを予測してきたと言います。さらには1000円のわいろを渡し、謎のルートから仕入れた善家の秘密を暴露すると脅しをかけ、手段を選ばないやり口に善家もたじたじ。勝負は善家カズマサに軍配が。脅しをかけられすっかりひるんでいましたが、無事勝ち抜き安心した表情を見せました。
第4試合/○ナザクラ・森岡×●じゃじゅじょ・長井
なんとコンビそろってこの日まで勝ち抜き続けているじゃじゅじょ・長井。一方、ナザクラ・森岡は、謎のファン(ななまがり・森下)から「森岡さ~ん♡」と熱い声援を受けての戦いです。ガチンコ勝負はナザクラ・森岡の勝利。「あとは勝つだけです!」と強気なコメントを残しました。一方、負けたじゃじゅじょ・長井は「もうひとり、じゃじゅじょが残っています!!」と相方に勝負を託しました。
第5試合/○トット・多田×●ライフバーナー・清友
これまでさまざまな縁起モノに頼って勝ち続けてきたというライフバーナー・清友。この日胸に清めの塩、絵馬、複数のお守りを胸元にぶら下げて挑みます。さらにはじゃんけん直前に勝負台に般若心経を広げはじめ、トット・多田も思わず「怖い!!」とふるえます。そんな多田は、「考えるとよくわからないので……」とあくまでも自然体で勝負。応援に駆け付けた相方・桑原に「グーはチョキに勝って、チョキはパーに勝つよ!」とアドバイスを受けて勝負に挑みました。結果、勝ち抜いたのはトット・多田。多田の勝因は「般若心経の漢字が読めなかったから」効かなかった、とのこと。
第6試合/●ムニムニヤエバ・次郎×○イサリビ・上村
予選でこの日の審判、かまいたち・山内を破ったイサリビ・上村とムニムニヤエバ・次郎との戦い。「これまで、全部一発勝負で勝ってきました」というイサリビ・上村に対し、ムニムニヤエバ・次郎はこれまでの対戦相手のテレビ出演VTRを見て研究を重ね、何を出すかを予想しつつ勝ち残った策士。それも、自分のお母さんの友達のおばさんと同居中で、そのおばさんを相手にじゃんけんに鍛練を重ねたとのこと。しかしかまいたち・濱家は、じゃんけん研究よりも「なぜ次郎は母親の友人のおばさんと同居しているのか?」がものすごく気になっているようでした。勝負は、イサリビ・上村の勝ち。勝因は、次郎の研究材料であるイサリビ・上村のテレビ出演VTRが一切なく、情報収集できなかったことが不幸中の幸いでした。かまいたち・山内は「イサリビ、強い!」と改めて実感。
第7試合/○吉田たち・こうへい×●アランスミシーズ・きゃぷちゅーん鶴野
吉田たち・こうへいが意気込みを語っているところに「待て!! みんな、だまされるな!! そいつは偽物や!!」と、本物のこうへいが飛び出してきました。すると、意気込みを語っていた人物が「ばれたらしょうがないな!!」。なんと、意気込みを語っていたのはゆうへいだったのです。できすぎたミニコントに「まだこんなにおもしろい双子ボケがあったとは」とご満悦の吉田たちでした。勝負では、5回もあいこが続き、思わずどよめくお客さんたち。あまりの以心伝心ぶりに「もう、こいつと組もうかな?」と驚いたこうへいでしたが、6回目の勝負で、こうへいに軍配が上がりました。負けたきゃぷちゅーん鶴野はかわいらしい声で「きゃぷちゅーん!!」とのこと。シブい見た目とは裏腹の愛らしいキャラに、かまいたち・濱家も「そういう奴やったんか!」と新発見したようでした。
第8試合/○みぞぐちまこと×●えんぴつ消しゴム・奥村
えんぴつ消しゴム・奥村は「自信あります!」と強気。とくに、芸人のかたわら自転車便のメッセンジャーとして毎日100㎞以上を自転車で走るちびシャトルに勝ったのを自慢していましたが、かまいたち・濱家に「知らんわ!」と一刀両断されていました。「芸歴6年やってきたので、じゃんけんでがんばります」とみぞぐちまこと。勝者はみぞぐちまこと!
第9試合/●ポップチキン・数藤×○ジュリエッタ・井尻
卒業が決まっているジュリエッタ・井尻は「コンビを組んで5カ月で卒業なので、なんとかしないと……」と崖っぷち。じゃんけん大会に未来をかけます。応援に駆け付けた相方の藤本も客席から「行きましょうよ~!!」とおなじみの掛け声でエールを送ります。一方、これまでのじゃんけん勝負の前に、リップクリームとハンドクリームで肌をテカテカにする、という縁起を担いで勝ち上がってきたポップチキン・数藤は「今日は化粧水まで付けてきました!」と準備万端。勝負は、あとがないジュリエッタ・井尻に軍配。数藤いわく、敗因は「乳液をつけ忘れた」とのこと。
第10試合/●コマンダンテ・安田×○にほんしゅ・北井
にほんしゅ・北井は「運自体には自信がないので、モノマネで別人格になって勝負に挑みたい」と、パスケースを首にかけて「吉本の社員のモノマネ」で勝負に挑みます。客席からあさやんも「北井~! 期待してるで! あっ……北井に期待。おもしろい」とまさかのダジャレに戸惑いながらの声援です。かたやコマンダンテ・安田は「社員には負けられないです!」と意気込み十分。勝負はコマンダンテ・安田に軍配が上がりました。
第11試合/●エジソン・関谷×○尼神インター・聖子
「みんな、おまた、せいこ~!!」と元気いっぱい、キュートに登場した尼神インター・誠子。実はエジソン・関谷は誠子のことが「めっちゃタイプ」らしく、真剣勝負というのに緊張気味。「もし僕が勝ったら、メールアドレス教えてください!」とじゃんけん大会にあるまじき公開ナンパをし、誠子に「だ~め!」と断られていました。結果、あいこの末に誠子の勝利。
第12試合/●コンスターチ・松本×○フラワーズオブロマンス・たわた
見た目のインパクトでは誰にも負けないフラワーズオブロマンス・たわたと、指折りの“ツッコミ声”のコーンスターチ・松本の勝負。「待ってましたよ! 今か、今かと!」と気合十分に語るたわたに軍配が上がりました! しかし、かまいたちや藤崎マーケット、プリマ旦那から「コブダイキャラ」、「お正月からタイは縁起がいい」などビジュアルをいじられまくり、じゃんけんで勝ったことがかすむほどでした。
第13試合/●ななまがり・初瀬×○蛙亭・岩倉
奇妙な動きでお目見えした蛙亭・岩倉は、対戦相手のななまがり・初瀬を見て「小学校のときに私の墨汁を盗んだ人に似ている」と敵対心をあらわにします。初瀬も「盗んでないよ!」と言うしかありませんでした。一方の初瀬は「僕のウィキペディアに、『じゃんけんであいこになったことがない』と書いてあって。あれ、早く消せ! なんじゃい! なんじゃい!」と訴えていました。じゃんけんの際は、あまりのエキセントリックな蛙亭・岩倉の動きに、「怖い!」とおびえるななまがり・初瀬。その勢いに乗ったか、蛙亭・岩倉が勝ちました。
第14試合/●ダブルアート・池田×○見取り図・リリー
14試合目は、普段から仲良しというダブルアート・池田と見取り図・リリーとの対戦。見取り図・リリーは、本当にじゃんけんが強いらしく、「プライベートでも(リリーに)勝ったことがない。6連敗ぐらいしている」といいます。果たしてその結果は……ここでも見取り図・リリーの勝ち! 宣言通り、じゃんけんの強運ぶりを見せつけました。
第15試合/●アイロンヘッド・辻井×○大阪ほっと家族・宗像
「チャラチャラしすぎて友達ゼロ」というチャラチャラキャラ、大阪ほっと家族・宗像と、「せぇあ!」の前掛けを腰に付けて気合十分で勝負に挑むアイロンヘッド・辻井。特製の前掛けは、「ある日突然、楽屋に届けられた」というとっておきの縁起モノだそうです。また、相方・毛利から「応援には行きませんね」と、辻井に直接ではなく5upよしもとにメールが届いたという哀しい出来事も。前掛けが頼りの孤独な戦いとなりましたが、軍配は大阪ほっと家族・宗像に。「がんばって勝って、友達100人作ります!」とのことでした。
第16試合/●じゃじゅじょ・阿久根×○天竺鼠・川原
最後の勝負は、コンビで勝ち残っていたじゃじゅじょ・阿久根と、煌TOP3組のなかでの唯一の勝ち残り、天竺鼠・川原の勝負。客席に応援で駆け付けた天竺鼠・瀬下は「がんばって!」と声をかけますが、「帰れ!」とエールを突き放してストイックに勝負に挑みます。じゃじゅじょ・阿久根は「相方の分まで勝つ!」と意気込みましたが、天竺鼠・川原が一発勝負で決めました。MCのかまいたちも、天竺鼠・川原の勝利を喜び、「唯一のTOPの勝ち残りやから僕らも応援します!」と背中を押します。勝負に、トナカイ姿で挑んだ天竺鼠・川原。これまでの勝負を見守り、個性派だらけのメンツを目の当たりにして「これはあかん」と大慌てでトナカイをかぶり、クリスマス仕様にしたことを明かしました。
TOPから超若手までが挑む「じゃんけん大会」。誰もが平等に与えられたこのチャンス、最後に勝ち残って「イチオシ芸人」の特権を手にするのは誰なのか!? その結果は、31日大みそか、カウントダウンライブ当日に決まります!
カウントダウンライブ当日のじゃんけん大会トーナメント第1回戦組み合わせは次の通り。
第1試合
フラワーオブロマンス・たわた×大阪ほっと家族・宗像
第2試合
蛙亭・岩倉×吉田たち・こうへい
第3試合
ジュリエッタ・井尻×みぞぐちまこと
第4試合
善家カズマサ×見取り図・リリー
第5試合
イサリビ・上村×トット・多田
第6試合
ナザクラ・森岡×天竺鼠・川原
第7試合
シンクロック・木尾×にほんしゅ・北井
第8試合
霜降り明星・粗品×尼神インター・誠子
『今年は見るだけじゃない!5upよしもとカウントダウンライブ~ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!!』
日時:12月31日(火)~2014年1月1日(水) 15:00開場、16:00開演/25:00終演(予定)
出演:煌~kirameki~TOP(3組)、Member(15組)など全68組
会場:インテックス大阪 5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
料金:前売り大人3,000円、子供1,500円/当日大人3,500円、子供2,000円
■5upよしもとカウントダウンライブ 特設サイト
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/countdown2013.php