最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー_よしもと幕張イオンモール

2019年2月 2日 (土)

『シソンヌライブ[モノクロ]2019』を3月3日よりスタートさせるシソンヌへインタビュー! じろう「昨年よりもっと笑いやすいネタにしたいなと」

今年もシソンヌが全国を行脚する『シソンヌライブ[モノクロ]2019』が3月3日(日)、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場での公演を皮切りにスタート。明日2月3日(日)より全国18ヵ所での公演のチケットが、一般発売となります!

『シソンヌライブ[モノクロ]2019』とは、シソンヌの2人が全国47都道府県で新作のコントを披露するコントライブ。毎年恒例となっている単独ライブ『シソンヌライブ』は公演時間約90分から120分と長尺で、セットや衣装にも凝った作り込んだ内容となっていますが、このライブはよりコントを身近に楽しんでもらいたいという2人の意向で、衣装替えは一切なし。小道具やセットも使わず、約60分というぎゅっとした時間の中でシンプルなコントを楽しめる構成となっています。

今年で4年目を迎える『~[モノクロ]』ですが、実は1年で全国47ヵ所すべてをまわったのは、昨年が初めて。今年も同じく全国制覇を目指すシソンヌへインタビューを行い、全国行脚の感想、今年への意気込みなどを語ってもらいました。
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(向かって左:じろう/右:長谷川忍)

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――いよいよ今年も『~[モノクロ]』が始まりますね。47都道府県制覇を達成できたのは昨年が初めてでしたが、実際まわってみての感想は?

長谷川 うーん......正直、あんまり記憶がないというか(笑)。
じろう ははは! 本当に覚えてないんですよねぇ。
長谷川 後半は覚えてるんですけど、途中、1ヵ月公演があったので記憶が薄くなっちゃってます。......でもまぁ、思ったよりまわれたなっていうのがいちばんの感想ですかね? 来てくれたお客さんの人数も、悲惨な回は一度もなかったですし。
じろう そうですね。今年やってみて昨年よりお客さんが増えていたら、やった意味があるってことになるんじゃないかなと。こんだけ来てくれたんだって思えることは、1つのモチベーションになるのかなと思います。

――じゃあ、今年の『~[モノクロ]』こそ大事だと。

じろう そうですね。昨年は全国あわせて1万人くらいの方が観に来てくれたみたいなので、今年はどれだけ集客を伸ばせるか。あと、会場でDVDを買ってくれたお客さんも多かったみたいでよかったです。

――全国まわってみて、印象に残ったところはありましたか? 例えば、ここはウケがよかったとか、ここはウケなかったなとか。

長谷川 俺はウケなかったところはあんまりなかったと思うけど......どこかある?
じろう 祇園花月じゃない? 寄席で出てもウケた記憶があんまりないんですよね、あの劇場は。
長谷川 確かに、相性は良くないよね。けど、全体的にはいいイメージのほうが大きいですね。初めて行った大分は会場が変わったところにあったりしてお客さんが来てくれるのかなってちょっとだけ心配してたんですけど、結果あたたかいお客さんばかりでしたし。あと、徳島だったっけ? ライブハウスが会場だったところ。
じろう 最後だったよ、徳島は。何?
長谷川 天井のヘリみたいな出っ張りがあったんでしょ。そこ、お客さんも気になるだろうから1回、処理しとかないとなと思って、コント中にそこをいじりました(笑)。会場の特性を活かしながらやっていたので、もうどこでもやれると思います。あと、僕はご当地ガチャガチャを47個全部集めたいなと思ってたんですけど、10個しか集まらなかった。意外となかったんですよねぇ、ガチャガチャが。何個かズルして、羽田空港でやったものもあるんで、今年はできるだけ集めたいですね。

――お気に入りの街ができたりは?

長谷川 お気に入りの街......(と考え込む)。
じろう どこだろうなぁ? 前半は制作スタッフと一緒のスケジュールだったんですけど、後半、僕らの入り時間がギリギリになったんです。で、公演スタートの1時間半くらい前に現地へ飛び込んですぐ劇場で入ってリハやって、本番やって帰るっていう感じだったんで、そこまで楽しめてないんですよねぇ。

――なんと! ツアーをやる芸人さんの大半が楽しみにしている各地での打ち上げもなく、ですか?

じろう 泊まりのときは、打ち上げもやってました。ただまぁ、たまの週末に行くなら、打ち上げも毎回楽しめると思うんですよ。けど、僕らはずっと同じメンバーなんで(笑)。
長谷川 ふふふ、そんなに話すことがなくなるんですよねぇ。まぁ、僕は街中華を見つけたら大体入って食べるのは楽しみでしたけどね。
じろう 各地のおいしいものを食べたい気持ちはもちろんあったんです。けど、あまりそういう余裕はなかったですね。平日は寄席に出て、週末は地方に行って......とか似たようなスケジュールを続けていたこともあったので、昨年は特に記憶が薄れちゃってます(笑)

――そういう日々の中で、楽しみにしていることってなんですか。

じろう いちばん楽しみなのは何をしてるときとか何を観てるときというより、お休みですね。スケジュールの中から休みの日を見つけるのが、とにかく幸せです。今、週に1回あればいいくらいで。
長谷川 月に3回くらいはあるかな。楽しみではあるんですけど、休みだからって何かをやるわけでもなく、僕はネットゲームばっかりやってます。あと、漫画を読んだり、買い物したりするくらいで。
じろう 僕もパチンコ、ゲーム、麻雀......同じことしかやってないです。
長谷川 もちろん、仕事は仕事で楽しいんですよ。ずっとコントをやっている分、ほかの仕事を楽しめるようにもなりましたし、コントはコントでもちろんやりたいことですし。

――シソンヌさんのコントを観るために、お客さんが自分たちの時間とお金を使ってわざわざ単独へ足を運んでくれるのは嬉しいと以前、話されてましたもんね。

じろう もちろん! それは絶対に書いといてください。
長谷川 元々『~[モノクロ]』は、僕らに興味を持ってくれている全国の人たちへ会いに行くっていう意味で始めたものですからね。

――そういう中で昨年、47都道府県を制覇したわけじゃないですか。だったら、今年は休んで、また再来年に全国行脚しようとかにはならなかったんですか?

じろう 制作スタッフさんから「2年は絶対にやらなきゃダメだ。そうじゃないと意味がない」と言われていて。僕らもそう思っているので、今年もやろうという感じです。ただまぁ、毎年ずっとやることになるとは思いますよ、来年も再来年も。
長谷川 最終的に、全国で『シソンヌライブ』をやるためにやっているところもあるというか。全国でやったときに足を運んでくれる人、ファンになってくれる人を増やすために始めたものなので、もし全国で『シソンヌライブ』ができるようになれば『~[モノクロ]』の必要性もなくなるかもしれないですけど。

――全国で開催できないとしても今、全国各地でやっていることで、例えば宮城の公演に秋田の方が観に来てくれる可能性は高まりありますもんね。

長谷川 そうです。そうなれれば、全国10ヵ所くらいで大きく(『シソンヌライブ』を)打っていけるのかなと思います。そこを目指してやり続けるだけです。

――ネタ作りはこれからだと思いますが、じろうさん、現時点でネタについて考えていることはありますか?

じろう 今年は昨年よりも変で複雑なものじゃなくて、もっと笑いやすいネタにしたいなとは思ってますね。昨年はイベントフロアみたいな会場も多くて、(舞台と客席の高さの差があまりないために)地べたに座ったり、寝転んじゃったら後ろの席の人がまったく見えないっていう問題があったんです。だから、シンプルな関係性でシンプルなやりとりの、すげぇ面白いネタがつくれないかなとは思ってます。

――知名度的な観点からいうと、話題となったドラマ『今日から俺は!!』にも出演したことで、お客さんも今年増えるんじゃないかなと思うのですが。

長谷川 あぁ、確かにお子さんに声をかけられるっていう経験を、ドラマに出て初めて味わいました。僕ら、まずあまり声をかけられない上に、かけられたとしても若い男性の方が多かったんです。けど、親子連れから声をかけてもらえるようになって。あと、後半の『~[モノクロ]』はお子さんのお客さんもちょこちょこ観に来てくれたり、ドラマ観てますって声をかけられたりもしてありがたかった。ライブを続けている中で、取り込めない層に知ってもらえた感覚はありましたね。......あぁ、あと、大宮のライブに行く埼京線で、7~8人の学生に顔を指されて「反町先生ですよね?」って言われたんです。「そうです」って答えたら「いやっったぁあああ!」って喜ばれたのは、恥ずかしかったですねぇ(笑)。そういう人たちも、ライブを観に来てくれたら嬉しいですね。

――すでに『シソンヌライブ[huit]』(6月27日から7月7日まで東京・本多劇場、7月13日から15日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAにて)の開催も決定していて、今年もコントづくしの1年になるかと思うのですが......。個人的にはこのタイミングで、チョコレートプラネットさんとのユニットコントライブ『チョコンヌ』も観られたら嬉しいです。......すみません、また仕事を増やそうとしてますよね(笑)。

長谷川 ははは! やれたらいいですね。チョコプラがあんなキャッチーな売れ方をするとは思ってなかったなぁ。すっかり光と影みたいになっちゃいましたね。僕らが影ってことですけど。

――いやいや、そんな! 両方、光じゃないですか。

長谷川 影っていうのはいい意味で、です。まぁ、あいつらのコント、面白いですからね。以前『チョコンヌ』をやってたときは矢継ぎ早にやってる感じもあったので、もしやるならちゃんと稽古してしっかりと臨みたい。いろんな意味で4人みんな、力が付いてるでしょうからちゃんとやりたいですし、こんな面白いコントをやっている芸人がいるっていうことにも気づいてもらいたいなと思います。で、配信番組とかでもいい。地上波でやらせてほしいとか図々しいことは言わないので、何かしらのかたちでコント番組をやれたらいいんですけどね。

――ほかに実現させたいことはありますか?

長谷川 なんですかねぇ? 僕、寝る前にふと思ったんです。コントをやり続けていて、ありがたいことに数は少ないですけど何度も呼んでもらえるバラエティ番組もある。けど、ここからさらに上へ行くには、誰かに協力してもらうしかないんじゃないかなって。コントしかできない僕らみたいなヤツらをどう使ったら面白くなるのか、こういうことをやらしたら面白くなりそうだなっていう......まぁ、そんなふうに他人の力を借りていくしかないのかなって思ったんです。例えば、昨年の僕だったら深夜の番組のMCに呼んでもらったり、コンビで『タモリ倶楽部』に出させてもらったりもしたので、今年も自分では思ってもいなかったところに呼んでもらえるかもしれないという期待を持ちつつ、コントを続けていきたいと思います。
じろう うん、そんな感じになっちゃうんじゃないですかね。死ぬまで生きていくしかないので(笑)。
長谷川 それこそ、長田はお客さまのニーズにアプローチするのもうまいじゃないですか。僕らはそれができないので、スタッフさんや裏方の方々の力を借りるしかないのかもしれない。10何年、必死でやってきたのに方法を見つけられないっていうことは、2人にそういう術がないってことですから。ふはは! そんな気がするので、コントをやり続けて声がかかるのを待つだけです。

――じゃあ、今年もコント三昧の1年を過ごすと。

じろう そうですね、そうなります。
長谷川 やるしかないですね。だから、ぜひそれぞれの会場へ足を運んでいただけたら嬉しいです。
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【シソンヌ】

2017年8月 5日 (土)

昨年から大幅にパワーアップ! 「サマクロ2017 〜Summer Crossing〜」クロスバー直撃・渡邉、見取り図・盛山告知インタビュー

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昨年夏、よしもと漫才劇場の芸人が総出演、3会場で「お笑いVer.の夏フェス」として行われたのが「サマクロ」。今年は、よしもと漫才劇場、YES THEATER、なんば紅鶴、なんば白鯨、道頓堀ZAZA POCKET'S、G3と会場を倍増。「サマクロ2017 〜Summer Crossing〜」と題し、全6会場で8月26日(土)に行なわれることが決定しました。

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今年は漫才劇場の若手芸人に加え、人気芸人のゲスト出演も決定。昨年以上に盛り上がること確実です。この必見の夏イベントを前に、クロスバー直撃・渡邊、見取り図・盛山の2人が告知インタビューを行いました。

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--------昨年のサマクロの印象は?

盛山「どんなんやったっけ...(笑)。YES THEATERとかいろんな会場でやってたんですけど、どこで何が行われているのか全然わからなかった(笑)」

渡邊「目ぇ回るような感じやったよ」

盛山「言われた場所に出没するという。1日いろんなところに出ずっぱりって感じでしたよね」

渡邊「そうやね」

盛山「今年は(会場が)もっと多くなってるんですよね? チケットの売れ行きは?」

渡邊「去年はなんやかんや言うて完売したみたいやしね」

盛山「盛り上がってましたよね。夏はみなさん暑さでイカれてますから」

渡邊「箸、転んでも笑ってるから」

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--------そのなかで記憶に残っているイベントは?

渡邊「みとぼる村はまあ異色な...」

盛山「あの物議を醸した(笑)」

渡邊「一番最後にNSCの教室でやったんですけど、濃いメンバーと濃いお客さんで、好きなことができて」

盛山「そのナベさんのイベントに行くってことは、そういう(濃い)ことですもんね。よくわからんみとぼる村へ行くのは(笑)」

渡邊「人気イベントはYES THEATERとか漫才劇場とかでやってるんですよ。こっちはディープなメンバーでディープなことをやったんで。でも意外と一番夏っぽかったんですよ」

盛山「ウソつけ!」

渡邊「ホント、夏祭りなんで」

盛山「でもサマクロやからできたイベントですよね」

渡邊「そうそう、この日、このメンバーでしかやらないから」

盛山「今回もなんかやらはるんですか?」

渡邊「今回は帰ってきたみとぼる村っていう...」

盛山「いっしょやん!」 

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--------盛山さんはみとぼる村を見られたんですか?

盛山「いや、ウワサを聞いたんです。終演して5分くらいで、すぐにウワサが回ってきた」

渡邊「けっこういろんな仕掛けやってて、台本も40分イベントなのに30ページくらいの台本で」

盛山「いったいどんな感じやったんですか?」

渡邊「お祭りでみんなが楽しんでるんやけど、殺人事件が起きたり、刑事が出てきて推理したり...。最後は解決して、みんなで盆踊りを踊るという」

盛山「なんやそれ!(笑)」

渡邊「大盛り上がりやったけど、10分巻いて」

盛山「巻いたんすか!? じゃあ今年はさらにパワーアップして?」

渡邊「あ〜...アップじゃなくてキープで。みつあみ(見取り図の出演イベント)もやるんやんな?」

盛山「そうです。元々先輩を越えようというので集まったんですが、それを越えようというユニットが、サクラライブもそうやし、めちゃくちゃ増えてて。ここでやっと白黒付けられるな、と」

渡邊「そうやな」

盛山「最初は3回くらい断ってたんですよ。でも話し聞いたら、断ってんの僕だけやって。一人でわがまま言ってるみたいになってて、それやったらやりますって」

渡邊「この"サクラライブVSみつあみ"の"VS"は、サマクロでしか見られへんからね。そんで、あふれたお客さんがみとぼる村に来てくれると(笑)」

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--------お二人がいっしょに出られるイベントは?

渡邊「若手芸人ラップ選手権ですね。今流行のフリースタイルで」

盛山「世間的にもブームですよね」

渡邊「芸人の間でもけっこう流行ってるし」

盛山「僕らがNANIWAdelicでずっとやってるのはラッパー対芸人ってやつなんですけど、今回は芸人だけ。けっこう敬遠されるんですよ、ラップバトル怖いとかって。でも、そんなこと全然ないですから」

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--------MCはヤナギブソンさんですね?

盛山「そうです。近頃めっちゃハマってはって。それと、大物ゲストも決まったみたいですよ! なんとあのRGさん!(笑)ギブソンさんが名指しで対決したいって言ってるんで(笑)」

渡邊「人気者の山田(ラニーノーズ)とかがボコボコにされてるところを見られるのはこれだけやし」

盛山「爽快ですよね(笑)」

渡邊「人気者を倒せる!」

盛山「ただまあ言うてますけど、ナベさんは全然勝たないんですよ。ボコボコにできて楽しみとか言うんですけど、ボコボコにされて終わるという(笑)」

渡邊「まあ芸人としては楽しければいいかな、と」

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--------今回もボコボコになる可能性が?

渡邊「そうですね」

盛山「可能性は9割超えです(笑)。でもG3って会場は僕も行ったことなくて。小さいクラブみたいですけど、そういうとこでお笑いのイベント見られるのもなかなかないんで。とにかくラップバトルは一番来にくいと思うんで、ぜひ来てほしいですね」

渡邊「(出演が確定しているメンバーを見て)......これはお客さん、入らんな」

盛山「入らないですね(笑)」

渡邊「二部構成になってて、昼間が予選、17時から決勝があるんです。」

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--------ほかにサマクロを楽しむ方法は?

盛山「やっぱりせっかくフェスなんで、Tシャツとか買ってほしいですね」

渡邊「去年はけっこうお客さんも着てたな。でも、こっち(芸人)側には全然行き渡ってなくて。選ばれた人間しか着れないTシャツやった(笑)」

盛山「ホンマに8組くらいしか着てない(笑)」

渡邊「僕らも欲しいなぁって」

盛山「だから僕らも袖を通したことがないんですよ。(ポスターを見ながら)多分この2列目以降は着ないでしょう。...1列目の端の爆ノ介、こいつは間違いです」

渡邊「こいつは着んな(笑)」

盛山「お笑いフェスってけっこう芸人がTシャツ着てるんですけどね」

渡邊「ほぼほぼ全員着て、楽屋にも大量にあって」

盛山「だから初めてでした。楽屋に8組分しかないって。しかも名指しで(笑)」

渡邊「今年は着れなそうなメンバーには、生地薄めのTシャツでもいいんで」

盛山「やっぱりみんなで着て一体感がほしいですよね。去年もTシャツのこと聞いたらたらい回しにされて、結局一人目に聞いた人のとこに戻って(笑)。...って僕、なんかめっちゃ着たいヤツみたいになってますけど」

渡邊「そんくらいプレミア感のあるTシャツですから。また誰かデザインするんかな?」

盛山「去年は芸人がデザインしてましたけど、今回は確かシンプルでした。2色やったら、そんなにお金かかんないですよ。僕、知ってるんです。3色からけっこうお金かかるんです」

吉本担当者「Tシャツ付きチケットが、8月9日(水)まで販売されてます」

盛山「これ、おトクですよね? ぜひ皆さんに買っていただいて、そして芸人はとにかくTシャツを着たい、と。そして僕は4日後に単独ライブもありますんで、前哨戦やと思って(笑)」

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--------サマクロの見どころは?

盛山「お笑いは秋からが結構盛んになるんで、芸人が最後にゆっくり楽しめるイベントというか。9月に入ったら賞レースとか、いろいろマジモードになるし」

渡邊「夏、遊ぶことないんで、ここで遊ぼうかなと思ってます」

盛山「ウソつけ!(笑)オネーチャンとかといろいろ遊ぶでしょ?」

渡邊「いやいやいや、でもやっぱりこういう夏のイベントって楽しいからね」

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--------来られる方にメッセージをお願いします

渡邊「去年、みとぼる村は惨劇が起こったので、今年は何事も無ければいいなと思ってるんです。普通にみんなが屋台で遊んだり、盆踊りする予定なんですけど、もしかしたらまた事件が...。何が起こるか予測不能なメンバーやから。そして、ぜひ浴衣とかで来てほしいですね。ホントに祭りの会場みたいにしてるんで」

盛山「(みつあみで)多分綱引きするんですけど、大人の本気の綱引きを見てほしいですね。大人が本気で力むとこを見てほしいな、と。あとコマンダンテが漫才劇場に立つ、ていうか、みつあみ自体が久しぶりなんで、ぜひ見に来てほしいですね」

渡邊「ラップバトルとみとぼる村もぜひ!」

盛山「あとはみんな人気イベントばっかりですもんね。それと、とりあえずTシャツ、期待してます!」

渡邊「夏の終わりやから、笑いあり、涙あり...モハメド・アリ、有森裕子、有田焼、焼きおにぎりとなっております!」

盛山「関係ないし! 今のとこ、全部伏せ字にしててください」

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【クロスバー直撃・渡邊】【見取り図・盛山】

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「サマクロ2017 〜Summer Crossing〜」公式ブログ

https://blogs.yahoo.co.jp/samakurofes

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「サマクロ2017 〜Summer Crossing〜」公式ツイッター

@samakurofes

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「サマクロ2017 〜Summer Crossing〜」

【日時】2017年8月26日(土)

【会場】よしもと漫才劇場、YESTHEATER、なんば紅鶴、なんば白鯨、道頓堀ZAZA POCKET'S、G3

【内容】よしもと漫才劇場を中心とした全6会場をリストバンド1つでまわれるお笑いver.の夏フェス

【料金】前売り券3.900円 当日券4.500円

【出演】ミキ、霜降り明星、フースーヤなど150人以上のよしもと漫才劇場所属芸人と人気実力派芸人からテレビでお馴染の芸人まで多数ゲスト出演

【HP】 https://blogs.yahoo.co.jp/samakurofes

【お問い合わせ】チケットよしもと http://yoshimoto.funity.jp/r/samakurofes07/

 0570-550- 100(10:00~19:00)

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2017年1月25日 (水)

レイザーラモンと女子プロレス団体アイスリボン選手がコラボ漫才を巡って早くも舌戦! 『アイスリボンvsよしもと対抗戦vol.1』が2/8に幕張で開催!

来る2月8日(水)、千葉県・よしもと幕張イオンモール劇場にて『アイスリボンvsよしもと対抗戦vol.1』が開催されます。


華麗な女子レスラーたちがアツい闘いを繰り広げる女子プロレス団体"アイスリボン"をよしもと芸人が迎え入れる今回のイベント。
アイスリボン所属選手とよしもと芸人によるトークコーナーに加え、ステージにリングを組んでのアイスリボンスペシャルマッチが2試合、さらには次回以降、レスラー×芸人で漫才を披露するコンビを決めるコーナーも用意されているとのことです。


その注目の開幕戦を控え、1月某日、アイスリボン軍から、藤本つかさ選手、世羅りさ選手、雪妃真矢選手、テキーラ沙弥選手の4名と、プロレスとも縁が深く、よしもと軍を率いて参戦するレイザーラモンによる対談が行われました。


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(※左より、レイザーラモンHG、レイザーラモンRG、藤本つかさ選手、世羅りさ選手、雪妃真矢選手、テキーラ沙弥選手)

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――まず、アイスリボンがどのようなプロレス団体なのか、取締役選手代表でもある藤本さんからご説明いただけますか?

 
藤本 はい。アイスリボンは、タレントや主婦、学生だったりが、兼業レスラーとしてプロレスをしているのがひとつの特徴です。あと「プロレスでハッピー!」を合言葉に、試合で勝っても負けても、選手もファンも、試合の後にはハッピーな気持ちで帰って欲しいというのがコンセプトですね。


――旗揚げして10周年を経過しましたが、これまでこうしたお笑い芸人や事務所とのコラボはあったんですか?


藤本 お笑いライブの後に試合をしたり、アイスリボンの興行にお笑い芸人さんを呼んだことはあるんですけど、今回のようにこちらからお笑いライブの劇場に乗り込むみたいな形は初めてですね。
RG 単体でやっても何も生まれないですから、我々とケミストリーしましょう。僕は実際見に行ったことはないんですが、アイスリボンさんの存在自体は以前から知っていましたよ。ずっと女子プロレスを見ていますけど、レジェンドの方ががんばっている団体が多いなか、若くて、キレイな方がいっぱいがんばっている印象ですね。
HG 僕は女子プロレスをしっかり見たことはないんですが、ハッスル時代、アジャ・コングさんとか何人かゴツい系の女子レスラーと絡んで来たので、やっぱりみなさんとはイメージ違いますね。
RG 細くてキレイな方ばかりでね。
世羅 そうですね...。
藤本 そうですねって!(笑)
世羅 すいません!(笑)
HG いや、ホントに(笑)。みなさん、体は大丈夫ですか?
藤本 意外と鍛えているんで、大丈夫です。合同練習に加えて、週2、3回、試合があるので、毎日やってる感じですね。
レイザーラモン すげーなあ。

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――今回は芸人のネタ、アイスリボンさんの試合の他に、レスラーと芸人がコラボ漫才をするコンビを決めるコーナーもあるそうですよ。


HG 僕ら(芸歴での規定で)『M-1グランプリ』に出られませんが、『M-1』に出たい欲、漫才をしたい欲があるんですね。今回はプロレスとゆかりのある我々が、レスラーと漫才が出来るチャンスがあるという、非常に楽しみな企画です。
RG 一時期、新日本プロレスさんとよしもとで、一緒にイベントしていて、僕は内藤哲也選手と漫才をやったんですが、素晴らしいデキの漫才でした。他にもハチミツ二郎さんが棚橋弘至選手と漫才をして、こちらも素晴らしいデキで、レスラーの方と漫才をしたいとちょうど思っていたところでした。
HG ちょうど?(笑)内藤選手は、今ヒールでブレイクしてますけど、その頃は迷っている時期だったんですよ。RGとの漫才で吹っ切れた部分もあるんじゃないかなと。
RG それは絶対あると思う。
藤本 ブレイクのきっかけがよしもとさんとのコラボだったんですね。

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――今回のコラボ漫才に一番積極的なのが、世羅選手のようですね。


世羅 はい。私、広島県世羅町の出身なんですけど、吉本新喜劇を見るのが楽しみに生きてきました(笑)。上京してからもお笑い番組、バラエティしか見ないというくらい大好きで、漫才ってどうやって作っているか知りたいし、作ってみたいという欲がかなりありますね。
HG 僕ら3、4年間くらい新喜劇出てたんですけど、見てましたか?
世羅 新喜劇での覚えはないんですが、でも小さい頃からレイザーラモンさんは見てきましたよ。
RG 小さい頃か(苦笑)。
世羅 島木譲二さんが一番好きで、あとは内場勝則さんも。
RG もう漫才のネタが浮かびました。広島でパチパチパンチが好きなら、もみじ饅頭ネタできますね。
HG いやいや(笑)。
世羅 あとアイスリボンのシングルのベルト(ICEx∞ベルト)を持っているので、『M-1グランプリ』と2冠を目指したいですね。
RG いいですねえ。『R-1』でもいけるかも。

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――雪妃選手は、幕張に縁があるそうですね。


雪妃 地元が千葉県で、高校が幕張のすぐ近くだったので、イオンモール幕張新都心が出来た時に、「ここでいつかプロレスがしたい」と思ってたんです。なので、今回、よしもとさんと一緒に出来るということで、「よし来た!」って(笑)。でも、まだ行ったはないんですよ。私が通っていた頃は、まだコストコと、あとカルフールっていう大型スーパーがあったんです。店員さんがローラースケートを履いてて...もう潰れちゃったんですけど。
RG 「カルフールじゃねえか!」みたいなネタもできそう。
雪妃 (笑)。私、お笑いは好きなんですけど、詳しくはないです。見る時は見るんですが、見ない時期は全然見なくて...。
RG つまり、お笑いが好きじゃないってことですね?
雪妃 じゃあ、好きじゃないです!(笑)
RG やってやるよ! 好きにさせてやるよ!(笑)


――テキーラ沙弥選手は、コスチュームがいかにもメキシコっぽいですね。


RG 僕がトランプ大統領になって、「Get Away!」って言ったりの漫才はアリかも。アメリカでは出来ないくらいのブラックジョークを交わして、最後、テキーラさんがトランプをやっつけるのもいいですね。
テキーラ やばい(笑)。私は7、8年くらい前、ルミネtheよしもとに通ったり、仙台や大阪まで行くくらいお笑いを見ていたので、今回のイベントは、すごい楽しみなんですよ。
HG へー、誰のファンだったんですか?
テキーラ ここ最近、自粛されている相方の白い方を...。
RG あー、NON STYLEね。よかった。平成ノブシコブシとかだったら手を出されてたかも(笑)。
HG 特に石田は大丈夫(笑)。今回、よしもとから石田は出せなかったなあ。
RG でも、イベントを続けていけばいつかは...。
テキーラ いつかはたどり着けるようにがんばります(笑)。

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――藤本選手は漫才をされないんですか?


藤本 個性豊かな選手がいるので、そちらを生贄にして(笑)、私はセッティングみたいな立ち位置になりました。
RG でも、やりたくない人を引きずり出すのも面白いですからね。
HG 面白いけども(笑)。
藤本 数々のむちゃぶりをこなしてきたメンバーなので、今回も彼女たちはやってくれるだろうと思っています。私としては、よしもとさんのファンの方たちが、初めてプロレスを見て、プロレスって面白いんだなあって知ってくれたら一番うれしいですね。
RG このメンバーで、よしもとのファンが来るかな?
HG 渋いメンバーではあるんですよね(笑)。
RG ほぼアイスリボンファンになるかも。我々が逆にファンを取っちゃうかも(笑)。

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――改めてレイザーラモンさん、イベントへの意気込みをいただけますか?


HG 僕はハッスルを経験して、プロレスラーのみなさんって、懐が深くて柔軟だし、グイグイ来る感じがすごいなあって思ったんですね。常々プロレスラーへの尊敬があって、もっと稼いでもらいたいという気持ちもあるんですよ。そのためにも、僕らプロレス好き芸人がアイスリボンさんの良さを引き出せたらいいですし、踏み台にしてもらって、もっともっとアイスリボンさんの知名度が上がっていけばいいなと思っていますね。
RG さっき言った新日本プロレスの内藤選手との漫才で、ウケたときの内藤選手の楽しそうな顔、忘れられないですね。それを僕もまた感じたいし、アイスリボンのみなさんにも感じさせてあげたいです。定期的に興行をして、新ネタを作って、数年後には元旦の『爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)に出られるようにしましょう!
アイスリボン よろしくお願いします!(笑)
HG 俺らも出てないのに(笑)。 

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この対談の直後に行われた会見では、世羅選手がパチパチパンチを披露し、そのスピードと力強さに「さすがレスラーや、ボンボンって音鳴ってた」とHGが感心する場面も。
その一方、どうしても漫才をしたくない藤本つかさ選手とどうしても漫才をさせたいRGが一触即発の事態に。
今回のイベントの構成をユウキロックが務めると知った藤本選手は、「ユウキロックさんは、アイスリボンの道場で、マットに納豆をぶちまけたことがあるんですよ!」といった因縁も明かし、「試合中、気をつけろよ!」(RG)、「漫才中、気をつけろよ!」(藤本)と舌戦を繰り広げました。

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【レイザーラモン】

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