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2018年11月24日 (土)

インドネシアで人気のミュージシャン加藤ひろあきが母校・東京外語大で講演!

 インドネシアで人気を誇るミュージシャンで、タレントの加藤ひろあきが11月24日(土)、自身の母校である東京・府中の東京外国語大学でトーク&ミニライブを行いました。2008年に東京外国語大学のインドネシア語専攻を卒業した加藤は、ミュージシャン・俳優・MC・翻訳家・通訳など、インドネシア・ジャカルタの芸能界で「日本人」として活躍多岐にわたって活躍中。今回のイベントは、同大学で開催中の「第96回外語祭」に合わせて実施されており、会場には大勢のお客さまが来場しました。

 会場にやってきた加藤は「学生時代に授業を受けていた教室で、マイクをとってお話をする日が来るとは感無量でございます」としみじみした様子。「この教室の思い出は『26言語リレー講義』。東京外語大では26の言語の専攻があって。そこからひとつ選んで選択するわけですが、それ以外の言語にも触れてみたいという人のために『26言語リレー講義』というものがあった。それがこの会場でした」と懐かしそうな顔を見せました。

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 まずは加藤の簡単な略歴を紹介。2013年にインドネシアで話題を集めたお笑い芸人COWCOWの「あたりまえ体操」のインドネシア語翻訳を手掛ける一方で、インドネシアのベストセラー小説「Laskar Pelangi」を上智大学の福武慎太郎氏と共同で翻訳。「虹の少年たち」(サンマーク出版)として出版しました。そして2014年からは活動の拠点をジャカルタに移し、ミュージシャン活動の傍ら、旅番組のレポーター、クイズ番組の司会など、精力的に活動してきました。

 この日の講演は「東京外国語大学で学んだこと」「外国の芸能界から見た日本」というテーマで実施。インドネシアのバラエティー番組に出演する際に求められる日本人像として「お辞儀」「はい! という返事」「片言のインドネシア語、もしくは日本語」といったものがある、と切り出した加藤は、「もともと僕はインドネシア語が流ちょうなんですよ。ネイティブに近い発音ができるタイプなんです。でもインドネシアのテレビに出るときは、日本人らしいインドネシア語、日本人らしい英語が求められる。それから何かを言ったら「お辞儀して」「"はい"と言って」ということが求められる。イメージとして求められることはけっこう簡単なことなんだなと思いました。クールジャパンで日本のいいものを出していこうということがありますが、時に難しく考えすぎたり、現地のニーズに応えられなかったり、イメージがずれてしまうようなことが頻繁に起こります。そういうのは考えすぎということから生まれることだと思います」。

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 また、「外国から見て、日本という国で第一に言われるのは、非常にすばらしい旅行先であるということ」と語る加藤は、「四季もあるし、場所によって見える景色もかなり変わる。テレビを作る人はそれを意識しています。観光客もものすごい勢いで増えていますし、日本にインドネシアの人に来てもらいたいと思っているんです」と解説。さらにインドネシアで人気の日本のコンテンツとして「(NHK朝の連続テレビ小説)『おしん』は強いですね。今でも再放送をやっています。それから『風雲たけし城』もすごい人気です。それから五輪真弓さんの『心の友』という楽曲もそう。アルバムの楽曲などで、あまり知られていない楽曲なのに、他国では僕らの知らないうちに流行っている曲というのがあるんですよね。それから『侍、芸者、舞子さん』というのはよく知られていますが、アイドル、お笑いも頑張っています」。

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 日本のコンテンツはインドネシアでも人気を集めていますが、ここ数年はK-POPや韓流ドラマなど、韓国のエンタメが人気急上昇中。加藤も「やはり韓国は、国家規模で文化の支援をしているので、非常に強いんですよ。エンタメなどのソフト面で知ってもらってから、国に来てもらおうという戦略がハッキリしています」とその勢いを感じることも多い様子です。そこで「エンタメに限らず、日本のことを好いてくれる新しいファンを創出しないといけないと思うんです。インドネシアの人も、全員が日本の事が好きというわけではなく、興味がない人だっています。そうした人にどうやって日本に興味を持ってもらうのか。そういった取り組みは必要です」と提言する加藤。さらに「教育・留学」「日本語パートナーズ」といった取り組みを通じて、日本に触れてもらうことの重要性も力説します。

 さらに「芸能やエンタメは、違った国のさまざまな価値観や寛容性を育み、そこから(両国の)ハードルを低くすることができるんじゃないかと思っている」と続けた加藤は、「僕はアジアの娯楽を紹介することで摩擦をなくしていきたいなと思っているんです。だからインドネシアの小説やポップスを訳して、親しみやすい形で提供したいと思っているんです」とコメント。そして「そんなことはあって欲しくないなと思いますが、もし両国の関係性が悪化するようなことがあるならば、それを食い止めるアイコンになりたいなと思っているんです。加藤は憎めないヤツだから、日本のことも嫌いになれないと。そう思ってもらえるように活動していかないといけないなと思う今日この頃です」と決意を語る加藤でした。

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 そしてその後は会場からの質問コーナー。そしてギターの弾き語りで生ライブを披露しました。まずはファーストアルバム「Hiroaki Kato」に収録された「涙そうそう」。「この曲のメッセージはインドネシアの人にも届くんじゃないかと思いました。今年の沖縄国際映画祭で、(作詞・歌唱の)夏川りみさんと、(作曲の)BEGINさんと歌わせていただいた思い出があります」と語った加藤は、インドネシア語と日本語の両バージョンを交互にミックスさせながら歌を披露しました。

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 続いて加藤が披露したのは「Laskar Pelangi」。これは上智大学の福武慎太郎氏と共同で翻訳した書籍「Laskar Pelangi(虹の少年たち)」の映画化作品の主題歌です。「これはインドネシアの実話に基づいた話。貧困層の子どもたち10人が廃校寸前の学校に集まるところからこの映画のストーリーは始まります。学校に来ることが当たり前じゃなかった子どもたちが学校に来て。学校に来ることで"明日""来週""来月""未来""夢"という言葉を覚えます。校長先生は子どもたちに、夢はあきらめてもいいけど、夢を持つことはあきらめるなと伝えます。経済的な理由で夢をあきらめなければいけない子もいました。しかしその子たちは夢を持つことはあきらめなかった。そしてその10人の子どもたちのうちのひとりが夢をかなえて、ソルボンヌ大学に入学して。そして故郷であるその島に帰ってきます。その人の名前はアンドレア・ヒラタという小説を書いた作者本人です。夢をあきらめなかった子どもたちの話です」。加藤はそう背景を説明します。

 そして最後に披露したのは加藤のオリジナル曲「テリマカシ」です。「"テリマ"は"受け取る"、"カシ"は"愛情"という意味で。愛情の交換が"ありがとう"という素敵な意味になります。ぜひ覚えて帰ってください」という加藤。会場のお客さんも加藤と一緒に「テリマカシ」と合唱するなど、大盛り上がりのうちにこの日のイベントは幕を下ろしました。

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2018年9月16日 (日)

あべこうじたちが2018年に起こったツイッターの炎上案件を振り返る「炎上の本質」トークセッション

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 多様な未来を考えるべく、日本財団と渋谷区が企画したイベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA」内のトークセッション「炎上の本質」が9月15日に渋谷のEDGE of で行われ、ゲストとしてネットニュース編集者の中川淳一郎氏、電通ビジネスクリエーションセンターの廣田周作氏が参加。ファシリテーター(世話人)の多々良樹氏、MCのあべこうじとともに、2018年のネット界で起こった「炎上」について、具体例やデータなどを提示しつつ、その本質について語り合いました。

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 中川氏は「宣伝する材料がない一般の人はSNSをやらない方がいいんじゃないかと思います。政治的な発言をすると叩く人がいるから、その挑発に応戦すると、身元がバレて失職します。だから組織がある人はやらない方がいいと思います」と先制パンチ。かつて福岡で人気ブロガーの殺人事件が起こった時に、その犯人がネット上で罵られたことを恨みに思った人物だったということも大きな衝撃を与えたそうで、「以前はせいぜい爆破予告が来るくらいだったんですが、今は考えを変えた方がいいですね」と続けました。

 この日は、「HIKAKIN氏の保護猫炎上」「KIRIN"午後ティー女子"炎上」「剛力彩芽氏のInstagram削除炎上」「りゅうちぇる氏の刺青炎上」「RADWIMPS愛国ソング炎上」「杉田水脈議員のLGBT炎上」という今年に炎上した6つの事例を紹介し、その背景にあるものを探っていきました。


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 最初の「HIKAKIN氏の保護猫炎上」は、猫を飼ったことを報告したYouTuberのHIKAKIN氏に対して、「著名人ならば保護猫を飼うべきではないか」というネットの声があがり炎上。しかし独身男性は保護猫を飼うことができないという事実が発覚すると、その炎上に対しての炎上が起こる――という経緯をたどりました。「お金持ちは猫を飼っちゃ駄目なんですか?」と驚くあべに対して、中川氏が「著名人は社会の規範だから率先した行動をとるべきだという批判がネットでは生まれるんです」と解説。そこに廣田氏も「基本的には嫉妬から来たものだと言えますし、その批判も紋切り型の嫉妬にしか見えない」と付け加えました。

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 続く「KIRIN"午後ティー女子"炎上」は、個人ではなく、企業アカウントが炎上に陥った例として紹介。これについて中川氏は「俺たちはお客さまだぞという気持ちが根底にあるからだと思います。俺たちが不快な気持ちになったから、怒る権利があるんだということで炎上が起きる」と分析します。


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 「剛力彩芽氏のInstagram削除炎上」については、「あんな写真だけでなんで叩くのか不思議」とあべが首をかしげれば、廣田氏も「"嫌い"という感情と"無関心"という感情があって。苦手なら無関心になればいいのに、批判をする人は気になってしょうがない。だからあら探しをするんです」と続けました。

 さらに「りゅうちぇる氏の刺青炎上」では、廣田さんが「タトゥーの話って、文化的にありかなしかということで。法律が決めているわけではない。その意義は時代とともに変わるんだと思いますが、今は過渡期で、意見が割れやすい時。だからタトゥーはありかなしかということで議論が起きやすい」と語ると、中川氏も「"タトゥーたたき"というのは、ネットの伝統芸なんです。それから"バーベキューたたき"というのもある。これはリア充っぽいから、ということですね」とネット炎上のパターンについて付け加えました。

 そして「RADWIMPS愛国ソング炎上」は、政治的な題材が炎上につながった案件となりました。これには廣田氏も「日本は政治の話が苦手で。対話にならずに、つぶせという形で攻撃になりやすい。海外なら(メッセージ性の強い)コンシャス・ラッパーという、ケンドリック・ラマーみたいな人がいるけど、日本だとコンシャスな話はタブー。そういう話をした瞬間に攻撃されてしまう」と指摘。また、「杉田水脈議員のLGBT炎上」についても、廣田氏が「あえて過激なことを言うことで、注目を集めようとしているように見えますね」と指摘すると、中川氏も「ネットでは右側の人数の方が、左側の人よりも多いんで、議員さんも、右側の人を味方につけると力強い。片山さつき議員が生活保護の不正受給を叩いたことがネットの右側の人の支持を集めたことがありましたが、それが成功体験となったということもあります」と続けました。


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 これらの炎上が生まれやすい背景として、どれだけネットのページにアクセスがあったかという「PV史上主義」というビジネスモデルが加速させている、と語る廣田氏。そんな中、多々良氏は2015年に行われたアンケート内の「炎上に加担したことがありますか?」という質問に対して、「加担した」と答えたのは1.5%しかいなかったというデータを紹介。その少ない意見をマスコミなどが取りあげることで、さらに炎上が広がっていく仕組みとなっているという。それについて中川氏は「実は政治的なネタにすぐに首を突っ込む人がいて。先ほどの5番と6番(「RADWIMPS愛国ソング炎上」「杉田水脈議員のLGBT炎上」)は同じ人が炎上させていましたね。そういう人は右側に100人くらい、左側に40人くらいいます。こういうキーマンたちが炎上に加担しているわけですが、本人は正しいことをしているという認識があるわけですね」と説明しました。

 そんな2018年の炎上案件を振り返ってみて、「人の噂もだいたい10日」「炎上に見えてもツイート量はバラバラ」「炎上は小さな山から大きな山につながる」「RTされやすいのは寛容なツイート」「炎上はポジティブな意見も増える」という考察を導き出した多々良氏。


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 その意見に「引いた目で見ると、(炎上するネタは)意外に紋切り型というか、面白い話ではないなと思いましたね。企業側も、炎上が起こったらいかに早く火消しをするかが大事にされるけど、まずは会話をした方がいい。結局会話になっていないから炎上をしてしまうわけで。炎上したことをもとにして会話をすれば、個人攻撃にならずに、社会に還元していこうと考えることがポイントになると思いますね」と語った廣田氏。

中川氏も「今回の案件も、6番(杉田議員のLGBT発言)以外はすべてどうでもいいネタ。日本はこんなことでガツガツ、ケンカをしているわけですよ。それにマスコミが食らいついて広めてしまっている。でも、そうやって炎上させた人が、老人になって、人生を振り返った時に、どうして炎上させたんだろうと、あんなバカなことをしたんだろうと思うと思うんですよ。だから他人のことを気にしないで、自分の人生を生きろということなんですよ。他人と比較しないで、まわりの友だちや家族を大事にして。会ったことない人を叩いてどうすると言いたいですよ」とコメント。これにはあべも「そんないい意見を言う感じじゃなかったのに。いいこと言いますねぇ」と感心することしきりでした。

2017年2月27日 (月)

"超速ジャグリング"のスゴ技を体験できるワークショップを開催! 「THE 舶来寄席 2017 winter」スペシャルプログラム

なんばグランド花月で開催、世界各地から集まった超一流のパフォーマーたちのスゴ技が見られると大好評のプログラム「THE 舶来寄席 2017 winter」。

2月24日(金)には、NSC6階大教室でスペシャルプログラムが行われました。出演者のひとり、超速ジャグラーのマリオ・ベロセックさんからジャグリングのレクチャーが受けられるというもの。ベロセックさんは、先ごろ世界で最も権威のある「第41回モンテカルロ国際サーカスフェスティバル」でブロンズ・クラウン賞を受賞したばかり。世界最高峰の技が体験できる上に、習得チャンスもあるというまさにスペシャルな内容です。

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MC兼通訳を担当するロバータから呼び込まれて、「コンニチハ」とベロセックさんが登場しました。「こうして大阪でワークショップができることを光栄に思っています」と参加者のみなさんにご挨拶し、「いろんな秘密を教えますので、技を持って帰ってください」と懐の深さを見せるベロセックさん。まずは自己紹介を兼ねて、ご自身のバックグランドを語られました。

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ヨーロッパで有名なサーカス一家として知られているベロセックさん。ルーツを遡ると、1756年にチェコでパフォーマンスを行ったのがはじまりだそう。「父がジャグラーで、僕の先生だったんだ」というベロセックさんは8歳で習いはじめ、9歳でもうステージに。以来、34年間ジャグラーとして活動されてきました。そして、「日本ではNGK(なんばグランド花月)という場所が有名と聞いていたので、(「THE 舶来寄席 2017 winter」に出演することで)ステージに立つ夢がかなったよ」と、誇らしげな表情を浮かべます。

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次に道具について説明をされました。テーブルの上に並んでいるスティックを手にして、「僕が使っているのは、日本の竹から作られたもの。もう20年使っているんだよ」。「34年前までは木製が主流で、最近のプラスチックのものは15年前から使われるようになった」など、スティックの歴史を話します。「いつかオリジナルスティックを作ってみたいね。それを次世代に受け継いでもらえたら」とベロセックさん。夢を明かし少しヒートアップしてきたベロセックさんは、スティックをクルクル回すと「これから僕のやり方を教えよう!」と、参加者の皆さんとウォームアップを開始します。手の平を合わせ手首、肩を回し出しました。

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ここであまりの熱気ぶりに入るタイミングを見失っていた、もりやすバンバンビガロが現れました。ワークショップ講師としてもりやすバンバンビガロは、「僕の歴史を言いますと......」とベロセックに倣って話し出しました。MCのロバータから「一緒にやっていきましょうか」と促され、ウォーミングアップのつづきです。肩・ひじを回し、屈伸と体の柔軟性を高めていきます。身体があったまったところで、ベロセックさんは手首のしなやかな動きでスティックを回転させます。「いつも出演15〜20分前にウォームアップしています」と、口にしながらも手の動きは止めることのないベロセックさん。もりやすバンバンビガロは頷きながら、その動きをスマホでちゃっかり撮影し「どないなってんの!?」と驚嘆しっぱなし。「ジャグリングの中でもクラブを扱うのは難しいんですよ」と言いながらも、さらりとスゴ技を披露するベロセックさんに「グッドゥ(good)。掴んでいる感じがしないんですよね」と、もりやすバンバンビガロは賛辞を贈りました。

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スティックの本数を3本、4本と増やし、みんなを圧倒するベロセックさん。ついに5本目を手に。「50cmの長さで5本を1分間で240回キャッチ」「3本を30cmの高さで3回転させ、45秒で170回キャッチ」と、ギネス記録認定のスゴ技を披露していきます。繰り出されるテクニックに思わず歓声が上がり、みなさん目を見張るばかり。手元の動きが速すぎて、もりやすバンバンビガロも「何、これ」と驚きを素直に口にします。

つづいて、グループに分かれてジャグリング体験を行うことに。経験者の方も参加していたので、ベロセックさんのリクエストに応え少しパフォーマンスを披露、加えて、もりやすバンバンビガロも頭上の紙風船をスティックで割るネタを見せます。ベロセックさんからは、「ジャグリングを好きなのも伝わってくるし、(スティックをくぐらせ)脚を使っているのもいいね」とお褒めの言葉をいただきました。また「スピードアップの方法を知りたい」方には、スティックを握る位置が重要だとアドバイスも送っていました。

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未経験者の方はボールでジャグリング。「まずは2つでできないと」と、ベロセックさん自ら丁寧に教えてくれます。脇を締め、立ち位置は固定。自分に引き寄せるように球を投げ練習を重ねたら、個数を増やして3つに。あっさりできる方、ちょっと難しそうな表情の方と、技の習得にみなさん大奮闘。ベロセックさんと、もりやすバンバンビガロが参加者に教えて回ります。

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ひと通りレクチャーを終えてベロセックさんは、「ジャグリングはテンポ、早さが大切。はじめての方も、こんな短時間ですごくよくできていたのでビックリしました」と振り返ります。「こうやってジャグリング好きの方が増えていくとうれしいです。ジャグリングはスポーツでもあり、情熱的なもの。ここ大阪からどんどん日本に広まって欲しい」と期待を膨らませ、「脳にもいいし、リラクゼーション効果もありますよ」とさらにプッシュしていました。

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ここで質疑応答タイムです。「人前でのパフォーマンスで意識されていることは?」と聞かれ、「失敗しない」とキッパリ答えるベロセックさん。「自分の情熱、気持ちを伝えることも大切にしています。観に来られた方が、家に帰っても楽しい思い出が残っているように」と心がけも教えてくれました。「テクニックのレベルアップを目指していますか? それともキープしていますか?」の問いには、「ミスしないようにスキルのキープをするのは大切。ステージ上で披露しなくとも、自分が向上するためにいろいろトライはしているよ」と熱っぽく答えます。「プロと趣味でするのとでは違ってくる。好きなものばかりをしていたら、上演時間が足りなくなっちゃうよ」とプロ意識をチラリ見せながらも、まだまだスゴ技が控えている様子です。もりやすバンバンビガロが「次はいつ日本に来られますか?」と投げかけると、「呼んでもらえたら、いつでも!」と明るく返すベロセックさん。次回の「舶来寄席」で、さらにスキルアップを遂げたベロセックさんのスゴ技を目にできるかもしれません。

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ベロセックさんを囲み、もりやすバンバンビガロの「バンバーン」の掛け声で記念撮影を行い、ワークショップは終了です。経験者の方は憧れのベロセックさんのスティックを握ったり、竹製というスティックの構造を写した写真を見せてもらったり、ベロセックさんからは持参のパンフレットやポストカードのプレゼントも。参加者のみなさんは、最後までスペシャルプログラムを満喫されていました。

【THE 舶来寄席 2017 winter】【ロバータ】【もりやすバンバンビガロ】

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