「感謝状、くれたらどうや？」茂造じいさんこと辻本茂雄に松井大阪府知事から感謝状！
6月13日（金）、大阪府庁で、吉本新喜劇で屈指の人気を誇る「茂造じいさん」こと辻本茂雄の感謝状贈呈式が行われました。辻本が感謝状を贈られたのは、高齢者免許自主返納PRを認められてのこと。大阪府は、2012年から大阪府警などと共同し、運転が難しいと感じた高齢者の方が運転免許証を自主返納した際に、代わりに交付される「運転経歴証明書」を提示することで、ショッピングなどの際にさまざまな値引きのサービスを受けられるサポート制度を開始しました。辻本演じる茂造じいさんは、このサポート制度発足当時からモデルを務め、高齢者免許自主返納の広告啓発にひと役買ったことを評価され、この日を迎えることができました。
大阪府庁に設けられた会場に姿を現した辻本は、スーツ姿の方々がズラリと並ぶいつもとはひと味違う厳粛なムードにやや戸惑い気味。「こんな大層な場だったとは。いいんですか？ 僕、こんな恰好で（笑）」と緊張気味。
いよいよ感謝状贈呈式が執り行われました。まずは大阪府交通対策協議会会長でもある松井一郎大阪府知事から「茂造じいさんには、高齢者の皆さんの免許証自主返納PRにご協力をいただきまして誠に感謝しております。引き続き皆さんのご協力を得ながら、ご高齢者の皆さんが被害者にも加害者にもならない、安心、安全な大阪府になるように作り上げたいと思っていますのでご協力をお願いします」とご挨拶。
辻本は、改めて「本当にいいんですか!? こんな恰好で？」と松井知事に確認したところ「ノリで言ってください（笑）」と寛大なお返事。そこで辻本は「感謝状、くれたらどうや？」と茂造じいさんおなじみのギャグを発動しました。
感謝状を手に、辻本は「茂造というキャラクターは子どもに大変人気があるので、高齢者の方にもこうして役に立てるとは思っていなかったので、うれしかったです。実際に、このキャンペーンでチャーリー浜さんが免許証を返納しました。身近にそういうこともあったので『役に立てたのかな』と思います。僕自身も実際に、高齢者の方がアクセルとブレーキを踏み間違えて駐車場で壁に突っ込んだのを見たことがあるんです。『これは危ないな』と思っていたので、茂造のキャラクターを使わせてくださいと言われたときに、『役立てるならな』と思っていたので、こうして結果が出て本当にうれしく思います。高齢者の皆さん、無理せず免許を返納してください。特典もございます！」と、うれしさと共に改めてPRしていました。
また、高齢者運転免許自主返納サポート制度協力表示マークの交付式も行われました。出席されたのは、株式会社国際興業大阪、ナニワ交通株式会社、株式会社ふれ愛交通、相互タクシー株式会社、大阪相互タクシー株式会社、日本タクシー株式会社、一般社団法人大阪タクシー協会の、各代表の方々。それぞれ、高齢者運転免許自主返納サポート制度を利用された方が10％割引特典を受けられるタクシーであることを示す「協力表示マーク」の交付が行われました。
舞台で笑いを取るだけでなく、社会貢献も果たしている茂三造じいさん。これからますますの活躍にご期待くださいね！
【辻本茂雄】
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