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2014年10月

大宮ラクーンよしもと劇場で「ナマーシャ展」開催中!

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大宮ラクーンよしもと劇場にて、「ナマーシャ展」が期間限定で開催されています。

ナマーシャとは、よしもと芸人の生写真をモバイルサイトから購入することができるサービスです。

今回展示されている内容は、ナマーシャで販売している数万点の写真の中から、各テーマごとにセレクトされた選りすぐりの写真たち。

そのテーマは、
・殿堂入りした男前から青田買い男前芸人までを集めた「feat.イケメン芸人」
・ 先 日 DVDも 発 売 さ れ た 若 手 芸 人 の 大 運 動 会 イ ベ ン ト ・ LAUGH SPORTS FES 2014をまとめた「feat.ラフスポ」
・ヨシモト∞ホールで活躍する若手芸人によるライブ「feat. 彩~irodori~」
・テレビで大人気の2組の、過去から現在までの写真を集めた「feat.ピース&平成ノブシコブシ」
・おしゃれ芸人サカイスト・デンペー主催のファッションライブ「feat.デンコレ」
・人気芸人が総出演するイベント「feat.沖縄国際映画祭」
以上の6種類です。

展示されている場所は、劇場入口へと向かう通路部分で、誰でも観覧することができます。

掲載期間は、未定。

大宮ラクーンよしもと劇場の公演を見に行く人はもちろん、ナマーシャファンも
是非この機会に大宮まで足を運んでください!

また、大宮ラクーンよしもと劇場にある「よしもとテレビ通り」では、<ぐるぐるナマーシャ>(あらかじめ印刷してあるナマーシャ)を販売中です。ご来場の際は、こちらもチェックしてみてください!

▼大宮ラクーンよしもと劇場
http://www.yoshimoto.co.jp/omiya/

▼ナマーシャ(ガラケー/スマホ対応)
http://p.fdgm.jp

▼ナマーシャTwitter(更新情報はこちら)
https://twitter.com/namaasha

弥富戦隊ヤトレンジャー第5話~それぞれの正義~

10月12日(日)名古屋・伏見JAMMIN'にて「弥富戦隊ヤトレンジャー第5話~それぞれの正義~」が開催されました。

デメキン博士(俺たちに明日はない・安田)が開場時にお客様に配ったメガネの説明をしそのメガネをお客様がかけると、「見えざるもの」としてステージにスクール水着姿のアッパー&カット恭平があらわれて会場内がざわつくなかスタートしました。

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ヤトレッド(トラッシュスター・中山)、ヤトイエロー(悟)、ヤトピンク(メロある・あやか)、ヤトブルー(ラビンラフィン・辻)、ヤトグリーン(俺たちに明日はない・安田)、ヤトブラック(アッパー&カット裕太)、モモヤマン・モモヤワン(アンダーポイント)、そして「見えざるもの」が舞台上で早技変身を行い、場内のボルテージは最高潮に。

ヒーローショー第一幕で歯が痛むボス(トラッシュスター・伊藤)の為にウォーターヴォルゲードの面々がデメキン博士を無理矢理連れてきて、歯を治して欲しいと頼むがそこにヤトレンジャーがあらわれてウォーターヴォルゲードを追い払います。
ただ、博士から「敵であっても虫歯で弱っている相手を倒してもただの弱いものいじめだ」と最もらしい発言が出るとレッドからも「こんな卑怯なことをすると応援してくれるちびっこのママたちにもモテない」と衝撃の発言。ヤトレンジャーがいなくなったところで、おねえさん(メロある・あーすら)が登場。お客様に「お姉さんはかわいい」としつこく言わせようとして客席が困惑する中、博士が登場。またお客様にメガネをかけると、「見えざるもの」が登場し場内がざわつく。そこにウォーターヴォルゲードの面々、ヤトブラック、モモヤマンも登場し、おかま怪人(ミスリップカンパニー・丸山)がいつのように暴れます。

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舞台は変わってヤトレンジャー相関図コーナーということで、各出演者のメンバーの紹介。ボスがヨコシマ・クリスティ、中ボスがニゴラス・ゲイジという本名が発表されると失笑が。モモヤマンの必殺技がピーチマウンテンフラッシュ、モモヤワンの必殺技がマーキングフラッシュとそれぞれ披露されると盛り上がりを見せます。
そこに、新キャラクターとして原田聡歯科医が登場。原田先生は歌える歯科医として「ナニコレ珍百景」など数々の番組やイベントに出演歴あり、今年よしもと所属になった本物の歯科医。院長として開業している、エムデンタルクリニックが弥富市にあるということで自らこのイベント出演を志願したとのこと。早速、歯科医ならではの口臭をはかることができるということでモモヤマン、おねえさん、ボスの順に計ります。しかし、ボスだけが要治療の判定が出て場内から悲鳴が起きます。

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その後は毎回恒例となった、ヤトレンジャーヒーローオーディション。今回は孤高のヒーローを探すということでアンダーポイント本美、ステ味ドロップ、アッパー&カット恭平、原田先生がオーディションに参加。1つ目は「上手にやられましょう」ということでヒーローなのにせつないということでレッドが見本を見せます。その後、本美、原田先生、恭平とまさかの下ネタが3連発。ステ味ドロップ・ろぱ仔の演技に拍手が起こります。2つ目の「せつない必殺技」では恭平の持ち味が発揮されて会場内に笑いが起こります。結果はろぱ仔が新ヒーローに。

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ヒーローショー第2幕に戻り、おねえさんがウォーターヴォルゲードにさらわれてしまい、ヤトレッドが助けに来るがボスの「誰でも虫歯銃」でヤトレッドがやられてしまう。そこに原田先生がギター持参で自作の歌「食べたら磨こう」をお客さんと一緒に歌い盛り上がりを見せます。最後は「みえざるもの」の活躍によってヤトレンジャーは勝利をおさめます。その後出てきた、おかま怪人をろぱ仔扮するろぱちゃんマンがやっつけたところでヒーローショーは終了。

次回は12月に名古屋よしもとライブ4時間スペシャルの中で行われるとのこと。ヤトレンジャーの活躍をお見逃しなく。



弥富戦隊ヤトレンジャー第5話~それぞれの正義~
日程:10月12日(日)
時間:14:00開演
会場:伏見JAMMIN'
出演:トラッシュスター、悟、ラヴィンラフィン、メロある、俺たちに明日はない・安田、アンダーポイント、アッパー&カット、ミスリップカンパニー・丸山、ステ味ドロップ、原田聡



神保町花月 ~桂文枝プロデュース~ 戀する落語会 パートⅤ 「三語は5回"笑ぶ"する」

10月6日(月)、神保町花月にて、六代 桂文枝が若手育成のためにプロデュースする『戀(こい)する落語会』の第5回公演が行われました。

今や毎月恒例となったこの落語会、今回は「三語は五回"笑ぶ"する」という副題のもと、天満天神繁盛亭などを中心に関西で活躍する桂三語がメインとなり、「落語」や「トーク」など5回の"笑ぶ=勝負"に挑む、という趣向で開催。さらに桂三四郎、桂三輝、桂三度といった若手が創作落語を披露、そして大トリを彼らの師匠である桂文枝が務め、年配の上方落語好きから若い落語ファンまで、満場の観客を大いに楽しませました。

まずは今回の主役、桂三語が幕前に登場し、本日1回目の"笑ぶ"となる「オープニングトーク」を。東京ではまだまだ知られていない自分の名前を冠した落語会に足を運んでくれた観客の皆さんに感謝の意を表しつつ、いかに自分が無名かをネタに爆笑のエピソードトークを繰り広げます。

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そして幕が開くと、桂三度が登場し、創作落語を披露。演目は、退学を決意した生徒を"たとえ話"で引き留めようとする高校教師の姿をコミカルに描く『先生ちゃうねん』。生徒がラクロス部員ということで、人生を無理やりラクロスにたとえながら必死に説得を試みる熱血教師に扮する三度の演技に、会場は早くも大きな笑い声に包まれていました。

03_img_17492 続いては桂三語が、古典落語の名作のひとつ『天災』で、2回目の"笑ぶ"に挑みます。『天災』とは、短気でケンカっ早い主人公が、有名な心学の先生のもとを訪ね、ご高説を賜るが...という"長屋もの"の一席。「どんな揉め事も天災だと思ってあきらめなさい」という先生の言葉を曲解して、的外れな振る舞いで騒動を巻き起こす主人公を、三語が愛嬌たっぷりに演じ、爆笑の中にも人情味を感じさせる、落語ならではの世界を表現してみせたのでした。

04_img_18332 三番手は、カナダ出身の金髪の落語家・桂三輝(サンシャイン)。マクラで「日本人とのコミュニケーションは難しい」と自らの失敗談を語った後、引き続き"コミュニケーションの齟齬"をテーマにした創作落語『ダレがファースト』を披露し始める、という見事な流れに、客席からは感嘆の声がこぼれます。ファースト=ダレ、セカンド=ナニ、サード=シランネン、という変な名前の選手ばかりを雇うことになった野球チームの監督が、友達にそのメンバーを紹介していく、というシュールな会話劇で、会場を大いに沸かせました。

05_img_18943 その後、仲入りを挟んで、三語の3回目の"笑ぶ"となる「ゲストトーク」のコーナーへ。実は当初、FC東京の太田宏介選手のゲスト出演が予定されていたのですが、そのわずか数日前、太田選手が「キリンチャレンジカップ2014」の"SAMURAI BLUE"(日本代表)のメンバーに選出され、その試合に備えるため、急きょ休演することに。代わりに太田選手からはビデオレターが届き、「今日はそちらに行けなくて申し訳ありません。僕の代役として面白い奴を送り込みます」とのメッセージが贈られました。
そして「面白い奴」との紹介を受けて舞台に現れたのは、同じFC東京の吉本一謙選手。照れ笑いを浮かべる吉本選手を、大のサッカー好きである三語は力強い拍手で迎え、さっそくサッカー談義がスタートします。この日出演する落語家たちからの質問に答えたり、三語と二人でリフティングをしたりと、終始楽しそうな吉本選手の笑顔を、観客たちも皆、癒されながら温かく見守っていたのでした。

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07_img_20742 トークコーナーが終わると、桂三四郎が登場。近年成長著しい彼が披露するのは、オーケストラでシンバルを担当するも、気弱な性格が災いし、ついには家に引きこもるようになってしまった若者の悲喜劇をつづる創作落語『オーケストラのはしっこで』。イケメン落語家として注目を集める彼が、確かな芸の持ち主でもあることを証明するかのような圧巻の大熱演を見せていました。

08_img_21702 そして、文語が4回目の"笑ぶ"としてお茶子(座布団を返し、名ビラをめくる進行役)を務めた後、いよいよ大トリの桂文枝が登場し、創作落語『友よ』を披露。ともに75歳を迎えて温泉旅行へやってきた、幼なじみの2人の男のやりとりを、軽妙に、かつ味わい深く演じてみせる圧倒的な表現力に、観客もときに笑い転げ、ときに大きくうなずきながら、文枝落語を心から楽しんでいるようでした。

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10_img_24532 文枝の高座が終わると、文語が吉本選手とともに再度登場。文語のラスト5回目の"笑ぶ"ということで、師匠の文枝、スペシャルゲストの吉本選手との3人によるエンディングトークが繰り広げられました。会話は盛り上がり、最後はなぜか、吉本選手が今度試合でゴールを決めたら、文枝の十八番ギャグ「いらっしゃ~い!」のポーズを取ってもらおう、ということに。文枝直々の指導で吉本選手の渾身の「いらっしゃ~い!」が決まり、拍手喝采が鳴りやまぬ中、5回目の『戀する落語会』は終幕を迎えたのでした。

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12_img_24832 なお、待望の次回公演は11月16日(日)、神保町花月にて開催。今年9月に大名跡を襲名した、林家染弥改メ三代目林家菊丸が中心となってお届けします。


神保町花月 ~桂文枝プロデュース~ 戀する落語会 パートⅥ
「染弥は名前を変えて"笑ぶ"する」~染弥改メ三代目林家菊丸襲名記念~
日時:11月16日(日) 開場12:30/開演13:00
出演:[落語]林家菊丸/月亭方正/桂三輝/桂三度/[ゲスト]佐久間一行
チケット:前売\1,800/当日\2,000
チケット発売中!

●チケットのお求めはこちら:http://yoshimoto.funity.jp/

【六代 桂文枝】【桂三度】【桂三四郎】【桂三輝】【桂三語】

シソンヌが『キングオブコント2014』王者に! 会見ではチョコプラとの思い出話も

10月13日(月・祝)、『キングオブコント2014』(TBS系)が開催され、シソンヌ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)が、7代目キングに決定しました。

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シソンヌ(左から、じろう/長谷川忍)

今年から決勝のルールが大きく改定し、ファイナリスト10組による一騎打ち形式となり、101人の芸人審査員は、2組のうちいずれかの芸人に投票する二者択一制となりました。

MCはダウンタウンが引き続き務め、生放送が開始すると、「リットン調査団、初優勝なるか?」という松本のひとことで幕開け。
ファイナリスト及び1回戦の結果は、以下の通りです。

第1試合:シソンヌvs巨匠...54票対47票でシソンヌの勝利
第2試合:ラバーガールvsリンゴスター...83票対18票でラバーガールの勝利
第3試合:バンビーノvsさらば青春の光...58票対43票でバンビーノの勝利
第4試合:ラブレターズvs犬の心...7票対94票で犬の心の勝利
第5試合:チョコレートプラネットvsアキナ...80票対21票でチョコレートプラネットの勝利

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勝利した5組がくじびきで2回戦の順番を決め、1組ずつネタが終わるごとに、審査員がどちらかに投票し、勝ち残りで最後の勝者=キングを決します。
くじ引きの結果、チョコレートプラネット、バンビーノ、犬の心、ラバーガール、シソンヌの順番でネタ披露。
結果は以下の通りです。

・チョコレートプラネットvsバンビーノ...83票対18票でチョコレートプラネットの勝利
・チョコレートプラネットvs犬の心...85票対16票でチョコレートプラネットの勝利
・チョコレートプラネットvsラバーガール...61票対40票でチョコレートプラネットの勝利
・チョコレートプラネットvsシソンヌ...27票対74票でシソンヌの勝利

こうした経過で、シソンヌが優勝。
1本目に、パチンコで負けてとんこつラーメン店でくだをまく中年男性を描いた『ラーメン屋』、2本目はフラれたばかりの女性とタクシー運転手とのやりとり『タクシー』で爆笑をさらい、チョコレートプラネットの快進撃をシソンヌがストップする形となりました。

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生放送直後には会見も開かれ、さっそく心境を訊かれると、長谷川は「うれしいです。でも優勝できたのかなっていう実感はないですし、この後、優勝より難しい、もっと怖いイバラの道が待っているのをよく見てきているので、そっちの方で悩んでしまいそうな...そうならないようにも、相方と二人三脚でがんばっていきたいと思います」と喜びのなかに不安さも伺えるコメントをします。
一方のじろうは「あんまり先のことを考えずに仕事してるので、これからも楽しいネタがたくさんできれば」と対照的。
2人とも共通してるのは、「会社なりマネージャーなりに恩返しできれば」(じろう)と赤字続きでも単独ライブを続けさせたくれたマネージャーへの感謝でした。

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長谷川へ"イバラの道"の真意について質問が及ぶと、「こんなこと言いたくないんですけど、何人か運び込まれているのを見てるんで。見送ったのに、ムクロとして帰ってきてるのを(笑)」とバラエティでの厳しさ、難しさに言及。
しかしながら、「その怖さはあるんですけど、避けて通れない道ではあるので、マイペースで自分たちらしくやっていけたら」と前向きな言葉も聞けました。

また、2人とも映画やドラマといった芝居にも積極的ですが、じろうは「女性として映画に出る」との野望があるそうで、「四十路のいいおばさん役を探してる監督さんがいたら、その辺の女優さんにやらせるよりも、僕の方がいいかな」と"川嶋佳子"路線をアピールし、長谷川も 「話題性はありますね」と同調します。
但し、長谷川から「前回キングの(かもめんたる)槙尾さんと一緒だよね。ただプライベートでは(女装を)やんないよね?」と訊かれ、じろうが「やんないですね」と女装癖などをキッパリ否定。

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最終的にチョコレートプラネットとの同期対決になったことについては、じろうが松尾と同居したことや、NSC時代には、チョコプラ結成のきっかけを与えた逸話もします。
エチュードの授業で長谷川がリーダーを務めていたそうで、長田と松尾が「いい雰囲気だった」らしく、長谷川もじろうも2人のコンビ結成を勧めたとか。
そこで長田が「ちょっと待って」と保留したことに触れ、「すんなり組めばいいのに、自分の価値を上げようとしたっていうのが、あんまり好きじゃないな(笑)」と9年前の長田の言動を非難し、笑いを誘う長谷川でした。

話題は今日披露したコントへと移り、タイトルは1本目が『ラーメン屋』、2本目が『タクシー』と改めて明かします。

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その選定についても悩んだそうですが、昨年の準決勝ですごいウケたというネタはTBS側からにはOKをもらったものの、ギリギリアウトと判断し、「そういう爪あとの残し方じゃないな」(じろう)、「見てるダウンタウンさんを困らせるのはやめようって」(長谷川)として封印。 結局はどちらも今年の単独ライブで披露したネタだそうで、『ラーメン屋』は特に芸人ウケがよかったそうです。

恒例の賞金の使い道について訊かれると、長谷川は「ちょっと僕も巨匠(の岡野)じゃないですけど、借金が(笑)」と借金返済にあてる他、実家のお寿司屋さんをキレイする資金、ごちそうしてもらっていた先輩への恩返しに使いたいとか。
片やじろうは、「1本目で演じたおじさんって、まんま僕で...」と明かし、芸人のパチンコ仲間に「優勝したら好きなだけ打たせる」との約束を交わしてるそうで、「パチンコ業界ばっかり盛り上げんなよ(笑)」と長谷川に呆れられるのでした。

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この他にも、映画などで共演しているHKT48の指原莉乃さんから、シソンヌへの応援ツイートがあったと知らされ、長谷川が「結局、アイツを超えられない感じがいやなんですよね(笑)」と毒を吐きつつ、「ありがたいですけどね、僕らを有名にしてくれた部分もあるので」と感謝を述べたり、じろうが2年ほど前までアルバイトしていたというサンケイスポーツ紙の記者と同僚の話題で盛り上がる場面もありました。

なお、『キングオブコント2014』のDVDは、12月24日(水)に発売されます。
詳細、最新情報は、よしもとアール・アンド・シー(http://www.randc.jp/artist/kingofconte/news_detail/1943/)まで。

キングオブコント公式サイト:http://www.king-of-conte.com/


【シソンヌ】【バンビーノ】【犬の心】【チョコレートプラネット】【アキナ】

2014年10月13日 (月)

『ベイブルース~25歳と364日』特別試写会に高山トモヒロが登場!

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10月10日、なんば戎橋筋商店街主催「商店街体験博2014」よしもと×戎橋商店街のコラボ企画、映画『ベイブルース~25歳と364日』特別試写会がTOHOシネマズなんばで行われ、上映前のトークショーに原作者であり監督も務めた高山トモヒロが登場しました。

前身組織である「戎橋筋連合会」が結成され、100年目を迎えた戎橋筋商店街振興組合。トークショーの前には戎橋商店街の歴史を綴ったショートフィルム『戎百福物語』が上映されました。

そして高山トモヒロが登場、映画にまつわる話を繰り広げました。まずは原作について。2009年に同タイトルの原作を出版した高山ですが、執筆のきっかけを尋ねられると、「この時期、芸人がたくさん本出してたから。『ホームレス中学生』とかヒットしたでしょう。あれで儲かったからか、"お前も書け"と(笑)。発売日も決まってて"2009年の10月31日やからな~"って。本は3か月くらいで書けたんですけど、それから漢字の間違いを直したり、重複した表現を直したりと、ダメ出しがすごかったです(笑)」と、当時と振り返りました。

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本作は2010年に舞台化もされましたが、映画化は夢のまた夢の夢という思いだったそうです。ところが、千原ジュニアが本の帯に寄せた言葉、「業界関係者に告ぐ。是非映画化を」とあるように、2013年初頭に具体的に動き出したそうです。そして半年後にはクランクイン、撮影は2週間だったそうです。

キャスティングも高山が担い、「河本役はブサイクでよかったんですけど(笑)、高山役が男前やったら何やねんと思われるので、男前の方にお願いしました(笑)」と趙珉和さんを抜擢。『吉本百年物語』2月公演に出演されていた趙さんですが、高山はこの時点で注目していたそうです。また、高山役の波岡一喜さんについては、「受けの演技もできると思ったから」と今回、オファーしたそうです。また、漫才シーンでは、漫才指導の時点で既にうまかったという二人。「これ以上(稽古を)やったら中堅漫才師ぐらいになるので」と稽古日も早めに切り上げたとか。「二人の息がぴったりで、本当にうまいです」と絶賛していました。

他の演技についても、特に指導することはなかったそうです。「役者を信頼しきっていたので、高山役を演じる波岡くんにも"君のイメージでいいよ"と話していました。でも波岡くんのプロ意識がすごくて、ずっと僕を観察してくるんですよ。何か目線を感じるな~と思ってそっちの方を見たら、波岡君がすっと視線を逸らしたりして。ずっと見られてるもんやから意識しすぎて、僕も変な標準語になったりしました(笑)」。

ほかに、出演者との撮影時の交流や、高山の奥さん役の安田美沙子さんと奥さんが遭遇した際のエピソードなどが飛び出したほか、監督として初めてメガホンを取った時のことも振り返りました。「監督さんがよく言う"用意、スタート!"とか"アクション"とか、何がええんやろって思いながら外国映画のメイキング映像とか見てたんです。それで、"レディ、アクション!"がカッコイイと思って、撮影初日の一発目である焼肉屋のシーンで"レディ、アクション!"って言ったんです。そしたらキャストの方に『そんなの要らない』と言われて(笑)、すぐ"用意、スタート!"になりました」。

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今回の特別試写会は、なんば戎橋筋商店街主催「商店街体験博2014」とのコラボレーション企画です。そこで、戎橋商店街や道頓堀での思い出も聞きました。2丁目劇場に出演していた高山は、このエリアに思い出がたくさんあるとのこと。「仕事がないときも2丁目劇場に集合してうろうろしていましたね。今でもごはんを食べに行くとなったら、ミナミの街に繰り出します。今日もTOHOシネマズなんばに来たとき、映画のおっきいポスターが貼ってあって、嬉しかったですね!」と顔をほころばせました。

そして『ベイブルース~25歳と364日』は幅広い世代の方に観てほしいと高山。また、「これから芸人を目指す人や、若手で今、苦しんでいる人にも観てほしい。この映画を観て心に引っかからなければ、芸人は向いてないと思います」と若手芸人たちへのエールでもあることを明かしました。

上映が決まってからというもの、「亡くなって20年目にして、相方が復活して嬉しいですね」と喜ぶものの、「でも相方の名前の方が売れていて悔しいです(笑)。ツイッターなどでも"本当は河本さんのファンです"とか言われて」と複雑な心境(!?)も吐露しました。

「漫才シーンはぜひ見てほしい」という自信作。「悲しい映画ではありません。涙の押し売りをしようとも持ってません。いろんな立場での目線で観れる作品になっています。ストレートに観てくださると嬉しいです」と最後にPR。映画『ベイブルース~25歳と364日』は、河本の命日でもある10月31日(金)からTOHOシネマズなんば、角川シネマ新宿他全国公開されます。また、京都国際映画祭の特別招待作品でもあります。こちらは10月18日(土)13時30分~、イオンシネマ京都桂川 スクリーン9にて舞台挨拶も行われますので、ぜひお越しください!

映画『ベイブルース~25歳と364日』
10月31日(金)よりTOHOシネマズなんば、角川シネマ新宿他全国公開

【ケツカッチン】【高山トモヒロ】

鹿島アントラーズ主催『オープンスタジアム2014』スペシャルマッチ

10月11日(土)、茨城県・カシマサッカースタジアムにて開催された『オープンスタジアム2014』のスペシャルマッチに、清水圭を総監督としたよしもと芸人選抜チーム「よしもとセレソン」が出場しました。

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こちらは、2011年3月11日に発生した東日本大震災より被災しただけではなく、プロ競技の本拠地を務める施設の中で唯一3ヵ月いにわたり、公式戦の開催が不可能となってしまったスタジアムの復旧を記念して、多くの方々にスタジアムの雰囲気を味わってもらうため、サッカー・Jリーグ ディヴィジョン1に属する鹿島アントラーズが主催するイベント。当日は、同大震災で多大な被害を受けた東北地方におけるサッカー発展を目的とした「東北人魂を持つJ選手の会」に所属する同クラブの小笠原満男選手、遠藤康選手、土居聖真選手らとコラボした「Aグルメグランプリ2014 in KASHIMA」や「選手参加チャリティーフォト&サイン会」、選手のパフォーマンスが観られる「プレイヤーズオンステージ」などが開催されました。

今回、よしもと芸人達は同クラブのスタッフやOBが集結した「鹿島アントラーズシニア」と対戦することに。なお、清水はトニーニョ・セレーゾ監督の名前をもじったケニーニョ シミーゾとして出演。付け髭を付け、ビシッとスーツで決めて指揮を執ります。
都内からバスに乗ってスタジアム入りしたメンバー。同クラブのスタッフさんより説明を受ける全員の表情は、真剣そのものです。

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参加芸人は下記のとおり。
●総監督
10 ケニーニョ シミーゾ(清水圭)

●監督
19 ストロベビー ディエゴ

●選手
1 爆発エントロビー 饂飩
2 ソラシド 水口
3 インポッシブル 蛭川
4 ペペ GO!皆川
5 Love Me Do
6 レギュラー 松本
7 けんじる
8 インポッシブル 井元
9 ハンマミーヤ 一木
13 ペペ 岡部
14 カナメストーン 山口
15 黄金時代 井上
16 ギリギリチェーン 村田

ウォーミングアップ後、いよいよ試合がスタート。「鹿島アントラーズシニア」が1人ひとり呼び込まれたのち、「よしもとセレソン」も1人ひとりアナウンスされて客席へ挨拶。レギュラー・松本が満面の笑みであるある探検隊を披露すると、笑い声と歓声が! ハンマミーヤ・一木はガンバ大阪の遠藤保仁選手に扮して現れ、笑いを誘います。
マラドーナに扮して登場したディエゴ監督に、セレーゾ監督は「対戦相手にいるのは嬉しいけれど、当時に比べるとだいぶ太ったんじゃないですか?」とコメント。ケニーニョ監督は「お招きいただいただけで光栄。芸人にとっては、今日が人生のピーク。顔と名前だけでも覚えて帰ってください!」とファン・サポーターの皆さんへ呼びかけました。

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8人制、20分ハーフで行なわれた同試合。「鹿島アントラーズシニア」のトニーニョ・セレーゾ監督、元日本代表の大岩剛コーチといった早々たるメンバーに対する「よしもとセレソン」は、GKにイタリアのセリエA・ユヴェントスへの留学経験のある饂飩を置き、サッカー経験値の高い岡部とけんじるを2トップに、Love Me Do、井上、蛭川、村田、皆川がスターティングメンバーに名を連ねます。

開始早々、いい攻めを見せた「よしもとセレソン」ですが、ロドリゴフィジオセラピストにゴールを許してしまいます。負けじと岡部、Love Me Doなどが再三ゴールに迫りますが、古川昌明GKコーチの熱い壁に阻まれ、ゴールならず。ディエゴ監督は身振り手振り激しく、選手達を鼓舞します。

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そんな中、黙々とウォーミングアップをする選手が......それは一木こと遠藤選手! 同イベントの総合司会を務める名良橋晃さんに「ヤットが走ってますよ!」といじられます。

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解説席に座った清水圭こと曰く、「よしもとはサッカー経験者が多くて、今日のメンバーは1.5~2軍くらい。ペナルティの2人が出てくれたらいいんですけどね」とのこと。ペナルティと同じ千葉県出身で、対戦経験のある名良橋さんは「ヒデは同い年で、高校時代から知っている」と語ります。

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0-1という前半に納得のいかないディエゴ監督は、全員を正座させて熱い激を飛ばします。その様子を、高井蘭童通訳とともに近くで聞いていたセレーゾ監督。(ご存知のとおり、ディエゴのスペイン語はめちゃくちゃのため何も話していないのですが)側で聞き耳を立て、「指示をしっかり聞いたから、追加点は取れるはずだ」とジョークを言うほどの余裕です。

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その後、ディエゴ監督は一木こと遠藤選手のPK練習に付き合うことに。遠藤選手といえば"コロコロPK"が有名ですが、どちらかといえば"のろのろ"に近いシュートもなぜか止められないGK陣。笑いが起こる中、松本がPKに挑戦することになり、古川GKコーチがキーパーを買って出てくれます。が、審判の後半戦スタートを促す笛がなり、あえなくタイムアップ。「もうちょっと時間くれてもよかったのに~」と残念がる名良橋さんです。

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後半はそんな名良橋さん、さらに清水ことケニーニョ監督も出場。「相手のマークがキツかったんで、後半はここぞという時のために体力を温存していた」と語るLove Me Doが清水と絶妙な連携を見せるなど、相手ゴールに迫ります。そうこうしているうちに、けんじるの素早い突破を大岩コーチが堪らずファウルで止めてしまい、PKをゲットした「よしもとセレソン」。キッカーはもちろん、一木こと遠藤選手です!

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ボールの置き方など、遠藤選手のモノマネにとことんこだわる一木。市川友也ユースコーチがゴールを守る中、コロコロPKは見事ゴールへ吸い込まれ......。市川ユースコーチがこちらの茶番にノッてくれた感が大いにありつつも、ついに同点!

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巻き返しを図る「よしもとセレソン」でしたが、元日本代表で現在は同クラブのスカウトを務める元日本代表の長谷川祥之さんに現役時代を思い起こさせるような打点の高いドンピシャヘディングシュートを決められ、1-2に。終了間際には、左サイドに走り込んだ清水ことケニーニョ監督より絶妙のクロスボールが中央に入るも、加点することはできず、残念ながら敗れてしまいました。

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石井正忠コーチの背番号"10"に横線を足して"18"に変えていたり、レインボーカラーのアフロのかつらでプレーしたりと、芸人顔負けのパフォーマンスでファン・サポーターの皆さんを楽しませていた名良橋さん。
「MOP(最も面白いプレイヤー)賞を狙っている」という言葉に、「その賞まで取られたら、芸人はどうしたらいいんですか!」と悲鳴を上げる清水ことケニーニョ監督でしたが、MOPにはディエゴ監督が選出。なんとか面目躍如となりました。
ディエゴが大喜びでトロフィーを掲げた途端、上の部分が壊れるというハプニングも。水口が行なっていたディエゴの通訳役を積極的に買って出るなど、最後まで楽しませてくれた名良橋さん。なお、MVPには決勝点を決めた長谷川スカウトが選ばれました。

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ケニーニョ監督こと清水は「Jリーグの試合や国際試合をやっているカシマサッカースタジアムでサッカーできて嬉しかった。鹿島を応援している皆さんに感謝します!」と優しく見守ってくださったファン・サポーターへお礼を述べました。

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試合後、よしもと芸人のロッカールームに、同クラブのスポンサーである昭和産業株式会社の大田さんが来訪。勝利チームである「鹿島アントラーズシニア」に贈呈された同社の商品1年分を譲ってくださるとのことで、その場にいた芸人からは大きな歓声が!

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さらに鹿島アントラーズさんからの名前入りユニフォームほか、茨城県からのお米、同クラブのスポンサーである日清食品株式会社さんからのインスタントラーメンなどたくさんのお土産をいただき、大喜びで帰路につきました。

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<試合後のコメント>
・ケニーニョ シミーゾ監督こと清水圭
「3年前まで東京のシニアリーグでプレーしていて、今日も出れたら出て欲しいという要望をいただいたので、ピッチに経ちましたが......。これなら届くやろうと思って蹴ったボールが思ったところに届いてへんかったりで、体力の衰えを感じましたね。最後の最後でなんとか動けるようになったけど......(けんじるへ絶妙なクロスボールを入れるも得点にはいたらず)あれは決めてくれんと困るわ!(と、若手のいるロッカーへ入っていき、「誰や! 最後のボール受けたん!」と笑いながら一喝)カシマサッカースタジアムのピッチは、本当に素晴らしかった。僕らみたいに学生時代、サッカーで成績を残してない人間は、こんなきれいなスタジアムでプレーできてない。光栄でしたし、嬉しかったです。ファン・サポーターの皆さんが、うちらの冗談にも笑ってくれたのも有り難かった。和気あいあいとした雰囲気を楽しんでもらえていたらいいですね。また、こういった試みがあれば、ぜひ呼んでいただきたいです。その際、僕は監督業に専念させてもらいますけど(笑)」

・Love Me Do
「今日(10日)、アタシの誕生日で、昨日(9日)に男の子が産まれたので、どうしてもバースデーゴールを決めて、ゆりかごダンスをしたかったんだけど......決められなくて残念です。アタシは天秤座だから、相性のいい牡羊座の小笠原満男選手、遠藤康選手と写真を撮ることを目標にしてたんですけど、それは実現できて超嬉しいです! 2選手だけじゃなく、土居聖真選手、中田浩二選手とも写真が撮れたんで、こっち(写真を撮るという目的)では4得点決められました。カシマサッカースタジアムのピッチは最高! スキマスイッチの常田さん達と"SWERVES"っていうチームでJリーグの前座試合にいろいろ出させてもらってるんで、カシマサッカースタジアムでもまた是非試合させてもらえたら嬉しいですね」

・ペペ 岡部
「皆さん、すげー上手かったです。やっぱり芸人同士でやっているのとは全く違うというか、付いていけない場面もたくさんありました。自分的には(横浜F・マリノスの)中村俊輔選手に似ていると言われているので、本当はそういったパフォーマンスもやりたかったんですけど、このお話をいただく直前に髪を切ってしまって......。一応かつらを付けてたんですけど途中脱いじゃったし......お笑い的な部分で活躍できなかったのが残念でした。(相方・GO!皆川に「お前、ホントにタイミング悪いぞ。今日、アピールするチャンスだったんだからな!」とダメ出しされ)......ホントに悔しいです。サッカー的にも、点は取りたかった。プレーするチャンスをまたもらいたいです。また是非呼んでください!」

・ハンマミーヤ 一木こと遠藤選手
「日本代表のアギーレ監督には呼ばれませんでしたが、ケニーニョに呼ばれて今日の試合に出場することができました。PKでしたが、得点も決められてよかったです。今日は敵チームでの出場でしたが、これからも応援よろしくお願いします。"ガンバ"ります!」


●鹿島アントラーズ
http://www.so-net.ne.jp/antlers/

パンサーがプロデュースしたオトナな恋愛スタンプ配信開始!

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パンサープロデュースのカップルの持つ悩みを解決するスタンプ「パンサー大人の恋愛スタンプ」が本日10月13日(月)よりカップル専用アプリ「Between」で配信開始しました。

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このスタンプは「(クローズドアプリだからこそ)積極的に想いを伝えられる」、「直接伝えにくいことを伝えられる」、「男性でも使いやすい」の3つの要素と、菅良太郎の「ツン」キャラ、向井慧の「デレ」キャラ、そして尾形貴弘の「おバカ」キャラといったパンサーのもつそれぞれの個性をスタンプに取り入れた、今までのカップルアプリにはなかったオトナなスタンプとなっています。

カップル間の密なコミュニケーションツールとしてお使いください!


以下、パンサーのコメントです。

「今回のスタンプ!!スタッフさんと僕らで何回も打ち合わせしてスゴく楽しいものができました!是非カップルでイチャイチャする時やケンカした時使って欲しいっす!!よろしくサンキューーーー!!」(尾形)

「セクシー系がここまで充実したスタンプは今までなかったと思います。カップルで是非使ってください。変な感じになったら尾形さんのせいにしてください。」(向井)

「だいぶワガママを取り入れてもらって作って頂きました!是非使ってください!」(菅)


<配信概要>
コンテンツ名称:パンサー大人の恋愛スタンプ
配信開始日  :2014年10月13日
サービス提供先:Between(株式会社 VCNC Japan)
販売先:アプリ内スタンプストア
URL: http://link.between.vcnc.co.kr/install.link
料金:1パック$2.99(税込)※1パック40個



「Between」
公式サイト: http://between.us/ja/
iPhone・iPod touch向け: https://itunes.apple.com/app/id458035189
Android端末向け:
https://play.google.com/store/apps/details?id=kr.co.vcnc.android.couple




【パンサー】

吉本新喜劇特別公演「大坂の陣 新喜劇~『君臣豊楽』淀殿の見た夢~」大盛況のうち千秋楽

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10月1日からなんばグランド花月で開催していた吉本新喜劇特別公演「大坂の陣 新喜劇~『君臣豊楽』淀殿の見た夢~」が、10月12日(日)、千秋楽を迎えました。

この日は立ち見のお客さんもいるほどの超満員! 序盤から、中川貴志(ランディーズ)扮する望月六郎と清水けんじが演じる豊臣秀頼の長尺ボケでお客さんは拍手喝さいの大盛り上がり。今別府の、乳首を4回触られると飛び出す「ピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュ、ドーン!」、安井まさじの「いや~ん!」、「ばか~ん!」、「そこ~ん!」、酒井藍の「ぶうぶう、私人間ですねん」、さらに今、熱視線を浴びているすっちーと吉田裕の「乳首ドリルすんのんかい、せんのんかい」も飛び出すなど、若手も含めて新喜劇の持ち味がふんだんに織り込まれた仕上がりとなりました。ギャグだけではないのが今回の公演の魅力のひとつ。水玉れっぷう隊の2人が息を飲む迫力満点の殺陣でお客さんを魅了。さらに水玉れっぷう隊・アキがブレイクダンスチーム「MORTAL COMBAT」の皆さんと踊った見事なダンスは、これまでにない劇中のスパイスに。時代劇ながら、枠にとらわれることのないさまざまな魅力が融合された新喜劇となりました。

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カーテンコールでは、全キャストがステージに勢ぞろい。すっちーが「歴史ものなので、最初はどうなるかと思いました。でもこんなにたくさんのお客さんに入っていただけて、お子さんにも笑っていただけたのでよかった」とひと安心した様子。12日間にも渡る公演の中には「8割がベトナムの方だった日もあった」と言いますが、時代劇は海外のお客さんにも大好評だったとか。徳川家康を演じた池乃めだかも「感無量です」としみじみ。「これまでも(新喜劇で)時代劇はよくやってきました。そのたびに顔にシワを描いてたんやけど、今はシワを描かんでもいいようになって。ラクなんやけど寂しい」と大御所ならではの感想も飛び出しました。

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また、クライマックスシーンの裏話も。すっちー演じる淀殿と、清水けんじ扮する豊臣秀頼が、覚悟を決めて己の運命を大坂城と共にする心打たれるシーンでのこと。「はじめてすっちゃんと真面目な芝居をしました」と清水。「恥ずかしかったんやけど、(芝居の)スイッチが入ったら、意外とちゃんとできましたね」と語りました。さらに水玉れっぷう隊・ケンが唾をほとばらせながら叫ぶシーンは、12日間の公演の中で生まれたギャグだったという裏話も。さらに水玉れっぷう隊・アキと吉田裕による、随所に織り込まれたキスシーンについては「(吉田が)いつもちょっと口を開けてるのが嫌だった」というアキに、「アキさんの唇が柔らかかったので...」と言い訳をする吉田でした。

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公演後の会見には、すっちー、清水けんじ、重要な場面で殺陣を披露した水玉れっぷう隊、福本愛菜が出席。水玉れっぷう隊・アキは「吉本に入る前に、東映の太秦で殺陣をやらせてもらっていました」と自身の過去を語りつつ「吉本に入って23年になりますが、初めて殺陣をやらせてもらって、すごく感謝しています」と感想を。水玉れっぷう隊・ケンも「相方が太秦で殺陣をやっていたこともあり、僕も殺陣のやりとりは相方に引っ張ってもらってなんとか完走できました。ありがとうございました」と語ります。アキが演じた霧隠才蔵、ケンが演じた風魔小太郎による2人の忍びの殺陣のシーンは、物語の行方を左右する大きな見どころでした。その役割を演じた2人だけに、その言葉には重みがありました。

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するとすっちーが「あと、唾かけもね」と、水玉れっぷう隊・ケンの唾ほとばしるセリフ回しのシーンに言及するひと幕も。「唾がなくなって(口の中が)カパかパになって、次の殺陣がしんどくなってしまった(笑)。そんな12日間でした」とケン。「殺陣はすごい運動量ですもんね」と清水がすかさずフォローしていました。

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福本愛菜は「本当に思い出に残る12日間でした。千姫という素敵な役をいただけて感謝していますし、すごくいい経験になりました。これからの新喜劇に生かしていけるようにがんばっていきたいと思います」と今後の意気込みにつなげていました。

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清水は「最後の見せ場のシーンはかなり力が入るシーンでした。あいにゃん(福本)が12日間の公演中、12回すべて本当に泣いてたんです。それが『すごいな』と思っていました」と、見せ場で福本の迫真の演技に清水も思わず目が潤んでいた様子。「でも、ぱっとふり返ったらドブスの淀殿(すっちー)がいるんで、毎回涙がサッと引いていました。力を10割出せなかったのはすっちーのせいちゃうかな、と(笑)。もし再演があるなら、すっちーの役を変えていただいたほうがいいかなと思いましたね」とチクリ。

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すっちーは「最初、こういう歴史ものをやるにあたってはすごく不安でした。新喜劇がこんなお芝居をするなら、ふんだんにお笑いを入れよう、と。『中途半端にならないように8割、9割お笑いで行きましょう』と言ってよかったなと思いました」と最初からの決意を語りました。「真剣なお芝居となると、他の劇団には勝てない。我々新喜劇が唯一勝てるところといえば、めちゃくちゃやって、崩して、唾とか飛ばして。(水玉れっぷう隊・ケンの)唾を飛ばすシーンは、最初はなかったものです。12日間やっているうちに生まれたこと」と、唾シーンの誕生を明かしました。「新喜劇って、いろんなことにチャレンジできるというのを改めて感じさせていただきました。そして、やはりお客さんに乗せられたといいますか、『あ、これで僕らは間違っていないんや』とお客さんに教えてもらいながらやってこれました」とも。12日間、どの日もお客さんに喜んで笑ってもらえたからこそ手ごたえを感じたようでした。さらにこの公演に向けて淀殿のお墓参りにも行ったというすっちー。「むちゃくちゃ崩した淀殿をやりましたので。千姫をいじめるシーンもあったんですが、事故なく12日間終われたということは、淀殿もそのへんは『そこまで崩していいよ。大阪をおもろい町にしてや』と見守ってくれたのかなと思います」と語りました。

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質疑応答では、10月1日の公演初日に、第二子が誕生したすっちーに質問が。「激動だったのではないですか?」と尋ねられたすっちーは、「よくわからないまま2人目の子供が生まれていて。初日や、なんや言うてね。あとでふり返ると、『子供が生まれたときに、そういえば淀殿をやっていたな』とすごく思い出に残るんやろうと思います」としみじみ。

「清水さんから誕生祝いはあったのですか?」という質問に対しては、「『おめでとう。こんなときに大変やな』とは言ってもらいましたね。最初から期待してなかったですけど...」と意味深な発言。新喜劇座長になり、さらに新たな家族を迎えたすっちーに対し、清水はすかさず「こんなにいろいろ手に入れている奴に、僕がなんでまだ何かを与えなあかんのですか! そろそろこの男には多少バチ当たってもいいと思いますよ!」とジェラシー(!?)。しかし、すっちーは自信満々で「バチは、当たりません!」と宣言。さらに「バチは、『バチが当たる』とか言う奴のところに降りかかるものです。(右頬を指さし)この辺に、でっかい緑色のデキモノがボーンとできます」と怪しい予言を。変な予言をされた清水は「テレビに出にくくなるからやめなさい、本当に!」と制していました。

続いて「初めての試みで、これだけ大勢の人をまとめるのに大変だったのでは?」という質問も。するとすっちーは、「まとめるというより、みんなで作ったという感じでした。水玉れっぷう隊さんは中盤にダンサーの方を交えてすごく雰囲気の違うシーンを作ってくださいました。序盤はいつもの新喜劇メンバーが持ちネタをふんだんに出しました。とくに中川さんはしつこいぐらいやっていて、日に日に長くなっていきましたし(笑)。本当にみんなで作っていったな、と。僕がまとめるのではなくて、みんなで同じ方向に向かっていった。全員で一緒に歩んだという感じでした」とふり返りました。

また、島田一の介がプロ野球クライマックスシリーズに夢中だったという話も。それだけに「一の介さんだけ千秋楽と言う感じではなかったのでは?」という質問も。すっちーは「常にあの人は浮ついているといいますか、今はクライマックスシリーズのことで頭がいっぱいです(笑)」と暴露。清水も「ほぼ毎晩、飲みに行ってましたしね。きっとラストシーンの殺陣で高揚して寝られへんのでしょう」とクライマックスシリーズの興奮はもとより、舞台の活躍に酔いしれていることを推測していました。

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また、公演発表会見で「4㎏太ってしまった」と語っていた福本に対し、すっちーが「(福本演じる)千姫をいびり倒すことでダイエットになれば」と語っていたこともあり、「効果はどうでしたか?」という質問も。福本は「12日間で2㎏痩せました!」とうれしい報告。「家に帰ってもごはんがのどを通らなくて。いろいろ考えちゃって、気づいたらメイクも落とさずに朝が来て...という日もありました」とのこと。それを受けてすっちーが「すごいと思いますよ。着物を着ているだけでけっこう大変ですし。役にもグッと入り込んでたんやね」と語るように、福本は千姫に熱を入れて演じたことを感じさせました。

とはいえ、すっちーはすぐさま「たぶん、すぐ5㎏リバウンドしますよ」と不穏な予言をしつつ、「新喜劇でもまれると強くなるよ」とエールを送りました。「ただ、一歩間違えると、浅香あき恵、末成由美のラインに乗っていきますので気を付けてください」とも。すかさず清水が「おふたりとも素晴らしい女優さんですよ!」とフォローしていました。

大盛況のうちに幕を下ろした「大坂の陣 新喜劇~『君臣豊楽』淀殿の見た夢~」。これからも吉本新喜劇は、お客さんを楽しく笑わせるべく、さまざまなことにチャレンジしていきます。皆様、これからも吉本新喜劇の応援をよろしくお願いします!

2014年10月12日 (日)

『囲碁将棋の発表会「僕らが好きなネタを時間の限りに見てください」』

10月5日(日)大宮ラクーンよしもと劇場で、『囲碁将棋の発表会』を開催。1公演目「4年目までのネタと回想」、2公演目「8年目までのネタと回想」、3公演目「賞レースでやったネタと回想」、4公演目「作家・今井太郎が作ってくれたネタと新ネタと回想」、5公演目「僕らが好きなネタを時間の限りに見てください」と題した全て内容の違う5公演を行い、数多くのネタから厳選した漫才を披露。『THE MANZAI 2014』決勝出場をかけた本選サーキットを目前に控えた2人が、認定漫才師常連の実力を見せつけました。




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最終公演「僕らが好きなネタを時間の限りに見てください」では、タイトル通り60分の漫才で思う存分好きなネタを披露。大きな拍手に迎えられ登場した2人は、まずは文田の"夢の話"からスタート。昨日見た夢の中で、海外に行った文田の前に、根建がおかしな形で現れるというのだが...。その意外すぎる登場の仕方に、客席から笑いが起こります。すると、今度は根建が"夢の話"を。"現実的な夢"と言いながら「宝くじの1等を当てたい」と語る根建に、文田はそれがどれだけ難しいことかを、様々な確立論の例をあげて説明。ところが、根建は、話の本筋とは違うところばかりが引っかかるようで、おかしなところでおかしなツッコミを入れまくることに。話の腰を折られた文田のイライラはつのるものの、会場は爆笑の連続でした。


続いて、"昔の歌はよかった"という流れから、文田が、THE 虎舞竜の「ロード 第1章」を歌ってみることに。根建も歌ってみるが、どうも微妙にメロディが違う。そこで文田がもう一度歌うと、歌詞に「ロード 第1章」と「大地讃頌」が混じってしまう。さらに根建が歌うと、「ロード 第1章」と、SMAPの「がんばりましょう」が混じってしまい...。Wボケでどんどんエスカレートする2人の歌に、会場の笑いもどんどんエスカレートしたのでした。



次は"モテる仕草"の話題に。巷で言われているタバコを吸う、ネクタイをしめる、車のバックなどは実際はモテないと豪語し、本当にモテる仕草を発見したという文田。3位は、掃除機をかける時、本体を持ち上げてかける、2位は、映画の字幕を見て「それっちょっとニュアンス違うな」と通っぽいことをつぐやく、1位は、ダントツで「麻雀のツモ」だと自信満々に語るのだが、根建はどうも納得できない。そこで、どう使うのかを、実演することに。文田の話術に巻き込まれ、次第に口車に乗っていく根建。ところが、オチはまさかの!?



その他にも、"刑事ドラマに出たい"という文田のため、殉職シーンを実演してみたり、"引っ越ししたい"という根建のため、不動産屋とのやりとりを試してみたりと、2人の好きなネタを展開。ボケの文田、ツッコミの根建という基本がありながらも、互いにどちらもこなせる2人。攻守が自在に入れ替わり、絶えず笑いを生み出す囲碁将棋の真骨頂ともいえる漫才を存分に披露しました。




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エンディングには、前説などで協力してくれたエリートヤンキー、ゆったり感、えんにちも登場し、この日の公演を振り返ります。あっという間だったと感じながらも、「久しぶりに足腰にきた」と根建。刑事の殉職シーンを演じる文田が根建によりかかるシーンが、かなりつらかったそう。それを聞いた文田は、「重いんだなと思ったから、いつもより長く演技した(笑)」と真相を告白。それも相まって、いつもより迫真の演技が引き出せたはず!? 最後は、囲碁将棋から、「エリートヤンキー、ゆったり感、えんにちも、こういう公演をやってほしい」とメッセージを。こうして囲碁将棋のこれまでの歩みが詰まった公演は幕を下ろしたのでした。


【囲碁将棋】【エリートヤンキー】【ゆったり感】【えんにち】

摂氏100℃の微熱 来年1/24(土)より全国順次公開決定!

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第6回沖縄国際映画祭に出品し、上映された「摂氏100℃の微熱」が2015年1月24日(土)より全国順次公開が決定しました。

この作品は、「E★エブリスタ電子書籍大賞2013」の受賞作・野咲あや氏の小説を映画化。瀬戸内海に浮かぶ自然に満ちた美しい島・淡路島と神戸を舞台に繰り広げる純愛物語です。

阪神淡路大震災を実際に経験した兵庫県出身の平愛梨が、震災のトラウマを抱える結婚適齢期の女性を熱演、また劇団EXILEの青柳翔が由緒正しい名家の御曹司を好演しています。
共演は遠藤要、ちすん、上野なつひ、松田洋昌、川畑泰史、宮田圭子 、里見まさと他。

人生のどん底に落ちてしまった30女が、名家の御曹司と格差を乗り越えて純愛に落ちる、 ヒューマンラブストーリーとなっています。


「摂氏100℃の微熱」は10月16日(木)から19日(日)まで開催される京都国際映画祭にも出品されます。



出演
平愛梨、青柳翔(劇団EXILE)遠藤要、ちすん、上野なつひ、松田洋昌、川畑泰史、宮田圭子、里見まさと、他
監督:岡本浩一
原作:野咲あや「摂氏100℃の微熱」(E★エブリスタ電子書籍大賞受賞作/三交社刊)
企画・製作:読売テレビ放送/吉本興業/エブリスタ  配給・宣伝:株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
日本/2014年/80分   

?2014「摂氏100℃の微熱」製作委員会