煌~kirameki~Battle 2日目
11月23日(土)・24日(日)、5upよしもとで、3カ月に一度の入れ替えバトル「煌~kirameki~Battle」が開催されました。「煌~kirameki~Battle」とは、5upよしもとの舞台に立てる、煌~kirameki~Member15組を決めるバトルです。前バトルで勝ち抜いた煌~kirameki~Member15組に加え、下位グループの煌~kirameki~Jr.30組の中から勝ち上がった5組、全20組がとっておきのネタで12月からの煌~kirameki~Member入りをかけて真剣勝負。また、15組のなかでもさらに上位4組に入った場合、天竺鼠、かまいたち、GAG少年楽団らTOP3組と「キラメン7」として、バラエティ番組をはじめとする多くのメディアに出演できます。今年最後の「煌~kirameki~Battle」、どんな結末が待ち受けているのでしょうか?
1日目はお客さん投票、2日目はオフィシャル審査員投票で判定され、2日間の合計点で上位15組が決定します。2日目となる11月24日(日)は、オフィシャル審査員による判定なので、お客さんはひたすら楽しむのみ。劇場には立ち見が出るほど多くのお客さんが足を運んでくださいました。
MCは天竺鼠のふたり。気合十分の20組を前に、瀬下が「上位4組に入ると『キラメン7』として『もってる!? モテるくん』にもレギュラー出演できます!」と盛り上げると、20組はますます奮起。過去に「キラメン7」入りを果たしたことのあるアイロンヘッドはますます気合を入れなおしたようでした。前回から「キラメン7」入りを果たしているアキナは「気合入ってます。僕たちの絶好調をお客さんに見せますよ!」と自信をのぞかせます。また、学天即・奥田も峰竜太さんと同じコーディネートで身を引き締めていました。
ネタ順は、前日のお客さん投票により決まった順位で20位から順にネタをお披露目します。ネタ時間は4分で、15秒オーバーで0点となります。
ちなみに20位から、過去に「キラメン7」入りを果たしたななまがり。19位は人気バラエティ『ゴットタン』の「この若手知ってんのか2013」で銀シャリに推薦された若手の注目株・セルライトスパ。18位は全国区に名を馳せるBKBことバイク川崎バイク。17位は、前回、女性コンビで初めて煌~kirameki~Member入りを果たした尼神インター。16位はますます漫才の腕と稲田の個性に磨きがかかるアインシュタイン。15位は体を使った切れ味のいいコントが好評のバンビーノ。14位はかつて「キラメン7」に名を連ねた実力派のアイロンヘッド。13位はすでに風格すら漂うプリマ旦那、12位は、「キラメン7」に選ばれたことのあるコント師・中張又張。11位は過去に「キラメン7」に選出されたこともあるコマンダンテ。10位はメキメキと頭角を現すマドンナ。9位は独特のコントで一線を画すビーフケーキ。8位は田邊の「パーキュット」の愛称が浸透しつつあるタナからイケダ。7位はピン芸人で頭ひとつ抜けた守谷日和。6位は「キラメン7」常連の藤崎マーケット。5位はMBS漫才アワードで初優勝を果たした吉田たち。4位は前回1位の学天即。3位は初の「キラメン7」入りがかかる和牛。2位は、煌~kirameki~Jr.から右肩上がりに急成長中のヒガシ逢ウサカ。1位は、本人たちも言うように勢いに乗るアキナ。
全20組によりガチンコ勝負が終わり、集計が終わるまでの恒例アピールタイムです。ここで前に飛び出したのはバイク川崎バイク。ネタが終わったときに、天竺鼠・川原に「バイクはもう、落ちましたね~」と言われたことに反論があるようで……。「バカ、カワハラ、バカ、BKB!」を炸裂させていました。
次に出てきたのはアキナ・山名。「昭和初期のありそうモノマネ」を披露しますが、お客さんの反応に納得いかない様子。実はこのモノマネ、山名がアインシュタイン・河井とコンビを組んでいた頃やらやっているお気に入りの長寿ギャグのようですが、河井も「ウケたところを見たことがない」といいます。「無理にでも笑ってもらって、そろそろ成仏させたい」との山名の思いを受け、渾身の「ふわっふわやん」にお客さんから温かい拍手が贈られました。
「好きやけどウケない」ギャグを持っているメンバーが他にも。ななまがり・森下は「意外な周知の事実」というギャグが好きでよく発動させるそうなのですが、今いちウケが悪いということでこの場で試してみたいとか。意外とウケがよく、ご機嫌でした。
ヒガシ逢ウサカ・今井は、「まだ舞台でやったことがない」という持ちギャグを披露することに。それが和牛・川西のモノマネで、クオリティの高さにメンバーもびっくり!「いける! 使えるで!」と拍手をもらっていました。
学天即・奥田は、「NGKの舞台袖で言われる、しましまんず・池山さんの言葉」をモノマネで披露。師匠シリーズは続き、アキナ・秋山とコマンダンテ・安田は宮川大助のモノマネ、トキはトマトを食べたときの酒井くにお・とおるさんのモノマネ、そしてマドンナは「もしも、いとしこいし師匠がじゃんけんグリコをしたら」を見せます。一方、プリマ旦那・野村は「師匠に挨拶をするときの河野」を再現。尼神インター・渚は、誠子とのネタ合わせ中に通りかかった里見まさとに言われたひと言を再現していました。
モノマネはまだまだ続き、尼神インター・誠子は「こいつ、絶対俺のこと好きやん、の女のリアクション」、プリマ旦那・野村は「絶対に俺の分も作ってくれているやろうなモノマネ」。セルライトスパ・大須賀は「絶対にイケメンとブサイクとで対応を変えてるやろ! という客引きの女の子のモノマネ」。イケメン役に中張又張・高道、アインシュタイン・河井、そしてブサイク役にアインシュタイン・稲田ではなく、守谷日和を選ぶところにリアルを感じさせました。タナからイケダ・田邊、学天即・奥田、コマンダンテ・安田という意外な3人でのモノマネは、「一度のミスで慎重になりすぎているホテルマン」を。失敗は避けたいけど最高のサービスを届けようとするホテルマンの誠実さがにじみ出るモノマネでした。
モノマネでキラリと光ったのはコマンダンテ・石井。「モノマネ3つを織り交ぜます」と言います。その3つとは、アムロ・レイ、目玉のおやじ、馬の鳴き声というもの。3つとも、かなりのハイクオリティでメンバーたちも仰天。シチュエーションモノマネが大豊作となりました。
エピソードトークも愉快なものがそろいました。セルライトスバ・肥後は「大好きな歌やけどヘンな歌い方になる」と歌を披露。次々と伝染する結果となりました。また、アインシュタイン・稲田はUSJのハロウィンナイトへ行ったとき、前を歩いてきた女子高生3人組に顔を見られ、「え~っ!! こわいこわいこわい! どっち? どっち?」とゾンビに間違えられたという、悲しい怪物のようなエピソードを披露し、お客さんを切ない笑いに巻き込んでいました。
そして最後、藤崎マーケット・田崎が「いつもコンビでモノマネをやってるんですけど、大勢のモノマネも2人でやってるから、今日はみんなでやってみたい」ということで、藤崎マーケットの細かいモノマネのひとつ「女子グループが海に行ったら絶対に撮る写真」にチャレンジ!! 見事に息ぴったり、素敵な写真が撮れました。
ジャンプの際に「川原さんと手をつなぎました。柔らかかった」とうれしそうに笑うタナからイケダ・田邊が印象的でした。
アピールタイムが終わり、いよいよ結果発表のときが来ました! まずは「キラメン7」入りを果たした上位4位の発表です!
1位はアキナ。ボールが壁の隙間に入り込み、「取れへん」と訴える子供と、それを気にかけつつもタイミングが合わない大人のコントで、初の1位。「コンビになって初めての1位に感謝してます。キラメン7を続行できるのはうれしいです」と喜びを爆発させていました。
2位は学天即。クリスマスに女の子とデートするという奥田に「その服装で行くつもり?」と四条。オシャレについての漫才で、お客さんを笑いの世界に巻き込みました。「前回で『もってる!? モテるくん』に復活できたので、出られなくなるのはさみしいからよかった」と奥田。四条は、先日、街で呼び止められてサインを求められるのかと思いきや「買い物に付いてきてもらっていいですか?」と言われたという珍エピソードを披露していました。
3位は吉田たち。前回に引き続いてのキラメン7入りです。ネタは、「実はゆうへいになりたかった」と打ち明けるこうへいを、ゆうへいが必死でなだめる漫才。「『もってる!? モテるくん』も出させてもらえるのでがんばります!」と心新たにしたようでした。
4位は和牛。初のキラメン7入りに、お客さんから大きな拍手が。女性が結婚式を抜け出して、本当に好きな人のもとへと駆けつけたら? という漫才で、男を演じる水田のめんどくささがキラリと光りました。水田はまず拍手からの1本締め。「ほんまにうれしい。ずっと入りたかったんです」と、念願のキラメン7入りの喜びをかみしめていました。
ここまでが「キラメン7」のメンバーです。今後、TOP3組を合わせた上位4組、合計7組が、テレビや劇場、あらゆるメディアで活躍します。お楽しみに!
5位はヒガシ逢ウサカ。結成3年目、煌~kirameki~Jr.からの大躍進です。コントは、仕事で疲れ果てて帰宅した真面目なサラリーマンと、その夫を迎えるハイテンションなギャル妻。2人の滑稽なやりとりは、男の意外な素顔が丸見えで……。「ありがとうございます、初めてのジャケットです!」と、選ばれたのを喜びます。
6位は藤崎マーケット。ネタは、結婚しない田崎を心配し、結婚プランを考えてきたというトキが、結婚披露宴の司会をやってみるという漫才。「キラメン7」が誕生してから、ずっとメンバー入りを果たしていた藤崎マーケットがついに6位に。荒れ模様のトキは、斧を片手に「やり直せ!」とケンカを売り続けていました。
7位は守谷日和。3年間不登校で、やっと初登校したのが卒業式だった男子生徒のひとりコント。怪しさいっぱいの独り言に引き込まれました。喜びすぎて、よりゴリラっぽくなっていた姿が印象的でした。
8位はコマンダンテ。漫才では、世間で言われるマナーができているかどうか不安な安田が石井にチェックしてもらうというもので、だいたいのことが予想以上にちゃんとできている安田に石井が戸惑いを隠せず……。喜びの言葉を、石井が先ほどのアピールタイムで大評判だった「馬の鳴き声のモノマネ」で伝えました。
9位はタナからイケダ。前月は煌~kirameki~Jr.にまさかの転落。しかし、意地を見せて復活です。漫才は、バイトを辞めたいという池田が、田邊を相手に「バイトを辞めたいです」という練習をするというもの。池田のボケぶりが連続発動し、盛り上がりました。ステージの呼びこまれたタナからイケダは、仲よく手をつないで登場。アピールタイムの最後に天竺鼠・川原と手をつないだ田邊のことがうらやましかったら池田は、間接的に川原と手をつないだ気分になりたかったそうです。
10位はプリマ旦那。人気アニメ・喪黒福造をモチーフにした漫才で、とんでもない登場人物ばかりが続き、戸惑う河野でした。結果を受けて、「次回、10位以内に入らなければ、スーツをオールレザーにします!」と公約を掲げ、気合を入れなおしたプリマ旦那でした。
11位はマドンナ。気になる女の子をお互い話しているうち、同一人物の女の子かもしれないという疑惑が浮上する漫才。念願の煌~kirameki~Member入りに、「入った! やっと入りました!」と喜びもひとしおの2人でした。
12位はアイロンヘッド。ぶつかってきた男から金を取るわけでもなく、暴力を振るうわけでもなく、淡々と奇妙な歌とダンスを見せて無駄な時間を過ごさせるチンピラのコントです。ステージ上に再び現れた2人は、前日のコント中に壊れたベルを鳴らしながらのお目見え。チーズケーキが焼き上がったような、陽気な雰囲気で会場をなごませました。
13位はビーフケーキ。コント「ト書き」で独自の世界観を創り上げましたが、13位という結果にヒヤヒヤした様子。ほっとした表情を見せる松尾でしたが、かたや近藤は「もう少しおもしろいネタをやったらよかった」と反省気味。気持ちを改めて引き締めたようでした。
14位はアインシュタイン。過剰なアパレルショップの店員とお客さんの漫才でしたが、結果に「ちょっとヤバかった!」と河井。一方、稲田は「バトル系のライブのときは、相方のツッコミが強いので痛い」と思わぬ場面で悩みを打ち明けていました。
15位は尼神インター。コントは「かぐや姫」。男を惑わす技に長けた妖艶なかぐや姫と、翻弄されるお爺さんのコントはお客さんからのウケも上々! 滑り込みで、煌~kirameki~Memberを死守しました! その結果に、誠子が本当にうれしいときにしか出さないという、「しあわせいこー!」を発動しました!
超若手のヒガシ逢ウサカの右肩上がりの成長ぶりと、ついに1位を獲得したアキナ、初めての「キラメン7」入りを果たした和牛と、見どころが盛りだくさんだった今年最後のバトル。12月から、どんな5upよしもとになるんでしょうか?ぜひ、劇場や5upよしもとカウントダウンイベントに足を運んで、その目で確かめてみてくださいね!
【YNN動画】
天竺鼠⇒http://ynn.jp/u/382/
かまいたち⇒http://ynn.jp/u/603/
GAG少年楽団⇒http://ynn.jp/u/388/
アキナ・秋本賢太⇒http://ynn.jp/u/1010
アキナ・山名文和⇒http://ynn.jp/u/1009
学天即⇒http://ynn.jp/u/1016/
吉田たち⇒http://ynn.jp/u/1019/
和牛⇒http://ynn.jp/u/1026/
藤崎マーケット⇒http://ynn.jp/u/291/
守谷日和⇒http://ynn.jp/m/1005642
コマンダンテ⇒http://ynn.jp/u/980/
タナからイケダ⇒http://ynn.jp/u/352/
プリマ旦那⇒http://ynn.jp/u/986/
アイロンヘッド⇒http://ynn.jp/m/1005120
ビーフケーキ⇒http://ynn.jp/u/983/
アインシュタイン⇒http://ynn.jp/u/1394/
尼神インター⇒http://ynn.jp/u/1025/