最新ニュースインタビューライブレポート

過去記事2012/07-12月

Bコース解散 直前生配信が決定!!

12月15日(土)に、Bコース解散直前の生配信を行います!
Yahoo!ニュースや、昨夜放送のアメトーークにて解散を発表した芸歴16年目のBコース。

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12月15日(土)、21時~22時30分には、GyaO!の生配信番組「よしログ」に登場します。
そして、その後23時からは、USTREAMにて特別企画「Bコースそれぞれの旅立ちSP」を配信いたします。

番組には、多くの芸人がBコースの為に駆けつけてくれます!
スペシャルな配信になること間違いありません。
是非ご覧ください!

■GyaO!生配信番組「よしログ」
12月15日(土)21時~22時30分
http://gyao.yahoo.co.jp/yoshimoto/
※PCのみ

■USTREAM 解散生配信「Bコースそれぞれの旅立ちSP」
12月15日(土) 23:00~
http://www.ustream.tv/channel/bコースそれぞれの旅立ちSP
(※SPまですべてがURLです。)

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賞金女王、バツイチのココリコ遠藤に興味ナシ? 全美貞賞金女王祝賀パーティー

12月13日(木)、今シーズン、初の賞金女王に輝いた女子プロゴルファー・全美貞(ジョン・ミジョン)選手の祝賀パーティーが東京プリンスホテルにて行われ、ゴルフ好き芸人として知られるココリコ・遠藤章造が司会を務めました。

全美貞選手は、日本ツアー参戦以来、ゴルファーとしての技術やメンタル面を向上させるだけでなく、言葉や文化の壁を乗り越えながら、今シーズン4勝を挙げて初の賞金女王を獲得。
さらに平均ストローク数、平均パット数、平均バーディー数の3冠に輝いたほか、成績と出場ラウンド数のポイントによるランキングで争うメルセデス最優秀選手賞を獲得し、2012年の最優秀選手に輝きました。

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祝賀パーティーに先立ち行われた囲み会見では、全美貞選手とともに遠藤も出席。
初対面という二人でしたが、終始、和やかなムードの会見となりました。
遠藤は、全選手について、「綺麗なスイングをされてて、真似してもなかなか出来ないんですよ」と絶賛した後、「今日初めてお会いしたんですけど、正直美しいなと思いました。僕独身なんですけど、バツイチの男は興味ありますか?」とアプローチ。
すると全選手は「ないです(笑)」と即答し、笑いを誘いました。

一方、全選手から見た遠藤は「テレビで見てた人と実際お会いすると、緊張しちゃって」と少々緊張している様子でしたが、「日本で活躍してる韓国人選手のパイオニアだと思うんですよ。言葉とかを乗り越えての賞金女王なんでね、格別なんじゃないですかね」と遠藤が再び讃えれば、「日本語ももっとうまくなりたいんですけど、うまくならないですね(笑)」と照れた様子の全選手。

遠藤は、今回の祝賀パーティーの司会について、光栄だと痛感しながらも「今日は、何かしらもらって帰ろうかなとは思ってます。パターであったり、どうですか?」とおねだりすると、「今は、持ってないんで、あとで家に帰ってゆっくり考えたいです」と全選手に返され、「多分、僕もらえないですね(笑)」と落胆するのでした。

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また、遠藤は全選手と一緒にゴルフがしたいらしく、「同じよしもと所属なんで、一緒にゴルフする機会、例えば『ミジョンと章造の~』っていう番組を作っていただくとか期待してるんですけど」と想いを募らせるも、「(スタッフが)誰も目を合わせてくれないですね(笑)」と苦笑い。

入院中の雨上がり決死隊・宮迫博之に話が及ぶと、「入院される前の日まで、お仕事一緒にさせていただいてて、“がんばってくるわ”ということで、まわりはすごく心配してるんですけど、ご本人はすごく元気。術後の経過とか聞いてないんですけど、すごく順調のようで、元気に帰ってきてくれることを期待してます」とエールを送りました。

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その後、大勢の来賓が会場入りし、遠藤章造と木佐彩子さんの司会による祝賀パーティーがいよいよ始まりました。
全美貞選手の栄光までの道のりを辿ったVTRに続き、ドレスアップした全選手が『江南(カンナム)スタイル』をBGMに、客席後方から歩みを進めて登壇。

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主賓である日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長に引き続き、発起人である眞露株式会社の楊仁集社長、ブリヂストンスポーツ株式会社の福岡杉夫社長、デサントの中西悦郎社長、吉本興業株式会社の吉野伊佐男会長からそれぞれ挨拶がありました。

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続いて、眞露から提供されたマッコリの鏡開きが盛大に行われ、「ミジョン、おめでとう!」の唱和とともに乾杯。

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全選手は各テーブルをまわり、笑顔で来賓と記念撮影や歓談を楽しむなか、舞台上ではパッティングゲームが行われ、抽選で選ばれた来賓がパターゴルフに挑戦。
遠藤の“神の手”フォローもあって、全員がカップインに成功し、全選手にちなんだ豪華賞品が贈られました。

ここで、コンビ揃ってゴルフファンというタカアンドトシが登壇。全選手の幼少時代やインラインスケートの選手だった頃の写真が映しだされたり、初めて覚えた日本語が「キモイ」だったなど、様々な逸話をタカトシが聞き出しました。

全選手が初めてラウンドをまわった時のスコアは、120打だったそうですが、それを聞いたタカは「ペナルティのワッキーさんは、104打ですからね」と茶々を入れ、「そっちの方がすげーじゃねえか」とトシがツッコみ、会場を盛り上げていました。
また、全選手は、お笑い芸人ではナインティナインの岡村隆史が好きとのことで、最近はスギちゃんも面白いとのこと。

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ですが、好きな男性のタイプとなると、岡村ではなく、高橋英樹さんとのことで、「若い時も今も男らしいし、かっこいい」とメロメロの様子。
一方ゴルフの話では、アメリカ進出には興味がないらしく、「日本が好き。日本のみなさんがあたたかいので」と、今後も日本を主戦場とすることを宣言しました。

続いてのチャリティ・オークションでは、全選手が実際に試合で使用したギアをオークションし、集まったお金は東日本大震災の被災地へ全額寄付するとのこと。
また、全選手が優勝賞品で獲得したショベルカーを東日本大震災で被災した宮城農業高等学校へ寄贈したことから、生徒によるビデオメッセージが流され、さらには校長がかけつけ、全選手へ感謝を述べました。

所属事務所である吉本興業株式会社の大崎洋社長からは、「ミジョンちゃんからプロとはこういうものだということをタレント、社員が学んでいます」との挨拶が。

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両親からのビデオレターに涙をこらえる姿もあった全選手でしたが、最後に「初の賞金女王は、みなさんのおかげだと思ってます」「たくさんのみなさんの支えがあったからこそ、このような素晴らしい場に立てると思ってるんで、これからもみなさんと一緒に、30勝まで一生懸命やりたいなと思います」と、力強く謝辞を述べました。

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そして、全選手と発起人が来賓をお見送りし、華やかなパーティーは終宴となりました。

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元MBSアナウンサー・斎藤努さんが『吉本百年物語』12月公演を観劇、石田靖&是近敦之にアドバイスも!?

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吉本興業100年の歴史を、月替わり12本のお芝居で綴っている『吉本百年物語』。現在、好評上演中の12月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」では、1970年代、劇場からテレビの世界へと飛び出し奮闘する、横山やすし・西川きよし、桂三枝ら個性豊かな芸人たちの生き様を描いています。なかでもフィーチャーされているのが、若者たちから熱烈に支持されたテレビ番組『ヤングおー!おー!』。冒頭では、当時の番組そのままのオープニングシーンが演じられ、MBSアナウンサー・斎藤努さん役の是近敦之が、お客さんを巻き込んで「ハッピー?」「ハッピー!」とファンキーなやりとりを披露します。12月13日(木)には、なんと斎藤さんご本人が観劇に訪れ、公演後に石田靖、是近と対面! 当時の思い出話や出演者へのアドバイスも飛び出し、大いに盛り上がりました。

斎藤さんは、開口一番「僕はこんなにイケメンじゃなかったです。ちょっとイケメンすぎますね(笑)」。しかし石田は「似てると思いますよ。シュッとしてるイメージとか。あれだけ『ハッピー』を使いこなす人はいなかったですから(笑)」と当時を振り返ります。番組が始まった昭和44年、斎藤さんは27歳だったそうで、出演していた芸人らとも同世代。「きよしさんは少し上だが、三枝さんはスタートもまったく同じ。おふたりは、もう戦友のような感じですね。とにかく頑張り方が図抜けていた。三枝さんときよしさんはお互いを一生懸命立てながら、尊敬してるという印象がありましたね」と話しました。また、是近は「VTRをいただいて(斎藤さんの)しゃべり方を勉強しました。稚拙ながらもこういうテイストも入れてみたらいいんじゃないかと思いながら作ってみました」と告白。横から石田が「演出家の方に、めちゃめちゃ怒られましたから。テンポが悪い、『ヤングおー!おー!』の高さが違う、『ハッピー?』が『ハッピー?』じゃないって言われてました」と暴露すると、斎藤さんは「顔つき、体つきは負けてますが、テンポとパワーは勝ってたかもしれませんね」とニッコリ。続けて「ヤングおー!おー!」と突然叫び、石田と是近をのけぞらせます。

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当時は本番前に前説があったそうで、斎藤さんは「そこで盛り上げておくと、お客さんのノリもよくなる。私は本番より前説のほうがうまいと言われてましたから(笑)。お芝居でも、前説からやって盛り上げてみたらいいんじゃないかな」とアドバイス。MBSの名物プロデューサーをモデルにしたという小林役を演じる石田からは、「実際はどんな方だったんですか?」と質問も。斎藤さんは「裏で怖い人でしたね(笑)。あの人は企画書を説明するのがうまかった。どんな企画書でも彼が説明するとスポンサーが面白がった」と答えていました。『ヤングおー!おー!』の視聴率は30%を超え、「当時は街に出るのが苦痛でした。ラーメン屋に入れなかったぐらい(笑)」という裏話も。さらに、「今日は斎藤さんが座っておられる場所を聞いていたので、英語でしゃべるシーンは本当に緊張しました」と明かした是近に、試しにしゃべらせる斎藤さん。「ちょっと違うけどよく覚えましたね(笑)」と鋭くツッコみつつ、ここぞとばかりにノリよくセリフを言ってみせると、周囲からは拍手喝采が。石田は「ぜひ劇中にも登場してもらいたいです。『パンチDEデート』のコーナーとかどうですか?」とラブコールを送っていました。

「今回の芝居は、僕のパーソナルヒストリーとからむ部分が非常に多いので、とても楽しかった。見に来てよかったです」と笑顔で感想を述べていた斎藤さん。当時を知る人も、まったく知らない若い世代も、70年代を席巻した熱い空気を体感しに、ぜひ劇場へ足をお運びください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』

公演期間:12月7日(金)~29日(土)※12月10・14・17・22・24日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也(矢野・兵動)、なだぎ武、RIKIYA、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ/レツゴー長作/石田靖 ほか

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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「JALホノルルマラソン2012 第40回記念大会」で吉本ナショナルDreams2チームが入賞!

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 12月9日(日)に開催された「JALホノルルマラソン2012 第40回記念大会」に参加した、宮川大助・花子監督率いる「吉本ナショナルDreams」が、すばらしい結果を残しました! エントリーしたのは、ヤング部門(3人1組/3人合わせての年齢が100歳未満)と、ミドル部門(3人1組/3人合わせての年齢100歳以上)の2チーム。宮川大助・花子、宮川隼人、宮川さゆみなど、大助花子ファミリーも応援に駆けつけて声援を送り、チームを盛り上げました。

「吉本ナショナルDreams」の結果は以下の通りです。

■ヤングチーム
げんき~ず 元気☆たつや(3時間58分20秒)
小宮寛晶(3時間44分48秒)
十手リンジン 西手 隼人(3時間12分24秒)

合計:10時間55分32秒 
3位入賞

■ミドルチーム
太平サブロー(4時間9分51秒)
十手リンジン 十田 卓(2時間59分35秒)
猪瀬祐輔(3時間3分00秒)

合計:10時間12分26秒
3位入賞

 また、今回は震災後、宮川大助・花子がよく訪れている岩手県大船渡市から数名をご招待。ホノルルの地を踏みしめ、楽しみながら走られたとのことでした。「吉本ナショナルDreams」のメンバーにとっても、岩手県大船渡市の皆さんにとっても、感動が残る思い出深い大会となりました。

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2012年12月13日 (木)

京都・河原町のライブスペース「シダックスよしもとannex」がプレオープン!

京都・河原町の「レストランカラオケ・シダックス京都河原町三条クラブ」店舗内に、弊社とのコラボレーションライブスペース「シダックスよしもとannex(アネックス)」が12月14日(金)にオープン。前日13日(木)にはプレオープンイベントが開催されました。

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MCとして登場したのは、滋賀県住みます芸人のファミリーレストランと京都府住みます芸人のタナからイケダです。まずは、このライブスペースが約100名を収容すること、そして人気芸人のお笑いライブや歌と音楽を中心としたエンターテインメントショーなどを連日開催することを発表します。また、大人数によるカラオケ利用はもちろん、パーティーや結婚式の2次会など、多目的に利用できるスペースであることもアピール。

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そして、今回のプレオープンを祝って新選組リアンが駆けつけました。リアンは「男道」など2曲を披露後「出来たばかりのステージに1番に立たせていただきうれしいです。このステージはお客さんとの距離が近いのもいいですね」と、早々に好感触をつかんだ様子です。

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その後は、THE GALAXXXXY、黄帝心仙人によるダンス&パフォーマンス、そして、AFRAのヒューマンビートボックスで盛り上げます。

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さらに、ご当地アイドルのPiminy、浜田由梨、お掃除ユニットCLEAR’Sがフレッシュなステージを披露し客席を大いに沸かせていました。

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全出演メンバーが集合したラストは、AFRAが「もっともっとスキルを上げてカッコいいライブを披露したい」と意気込みを語ります。また、リアンは「僕たちは京都生まれのユニットなので、このスペースが京都を盛り上げる発信地になればと思っています。ここでしか見られないステージをこれからも披露するので楽しみにしてください」と話していました。
なお、12月14日(金)のグランドオープンイベントには、NMB48によるライブ&トークショーを開催。その他、多数のゲストが出演する予定です。その後も連日、歌と笑いのステージが繰り広げられます。京都の新スポット「シダックスよしもとannex」にぜひ足をお運びください!

【シダックスよしもとannex】
京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町235
レストランカラオケ・シダックス京都河原町三条クラブ4F
http://shidax-y-annex.com

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DVD『キングオブコント2012』12月19発売! 王者バイきんぐ、ロングインタビュー!!

ついに12月19日(水)、優勝賞金1000万を目指してコント師が繰り広げた頂上決戦『キングオブコント2012』のDVDが発売に! そこで、決勝戦出場8組中6組が初進出というフレッシュな顔ぶれになった激戦を、史上最高得点で制したバイきんぐにインタビューを敢行。結成16年、魂の雄たけびで笑いのグルーヴを巻き起こすコンビは今、果たして何を思うのか。キングとしての自覚から、バイトの処遇について、そして『キングオブコント』という大会への思い…思いの丈を存分に語っていただきました!

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(左)小峠英二、(右)西村瑞樹

――まずはあらためまして『キングオブコント2012』、優勝おめでとうごいざます!
バイきんぐ「ありがとうございます!」

――今日はここ、吉本興業東京本部で「よしもとニュースセンター」の取材なわけですが。
バイきんぐ「いやあ、ありがたいですね」
西村「(大声で)どうも、キングオブコントのチャンピオンでございます!」
小峠「違う違う、声が載るわけじゃないから(笑)」
西村「あ、そうか。音声だと思って気合い入っちゃったよ(笑)」

――載るのは文字です(笑)。
小峠「でも僕らは“元よしもと”芸人なわけですけど、それがこうして公式のメディアに載るというのはうれしいですね。光栄です」
西村「それにヘンな思いがあるわけではなく、よしもとの人って、元いた僕らにも壁を作らないから、みなさんよくしてくれるんですよ。ルミネ(the よしもと)、∞ホールに呼んでいただいたり、こないだはNGKにも出させていただきましたからね。むちゃくちゃ感謝してます」
小峠「僕らは大阪NSC17期生で、そこでコンビを結成したんですけどね。NGKに立ったのなんて、若手のお試しコーナー的なので2分くらい立って以来、14年ぶりとかでした。そんな“聖地”に、辞めた人間を呼んでくれるなんて、すごいなと思いましたものね」

――今もこうして、チャンピオンとして吉本でインタビューを受けているという。
小峠「ね。ヘンな感じですね」

――本題に入りたいと思いますが『キングオブコント2012』、見た人が軒並み「感動した」と言っていたのが印象的な大会でした。
小峠「たしかに、それは不思議でしたよね。僕も終わった後にたくさんメールをいただいたんですけど、『面白かった』と一緒にほとんどが『感動した』って。僕ら、感動させるためにお笑いやってるわけじゃないんで、自分たち自身びっくりしつつ、うれしい思いもありましたね」

――優勝直後は「実感が湧かない」とおっしゃってましたけど、いつくらいに実感が?
西村「うーん…優勝した次の日からすぐ、いろんな番組に出させていただいて。最初はけっこう、わけわかんないのが続いてました。でもふとした合間に『あ、こうやって忙しくしるのは優勝したおかげなんだな』って。そんな実感の仕方でした」
小峠「僕の場合は、録画した僕らが出ている番組を家で見ていたときです。僕らが映っている画面に『2012年、キングオブコント優勝』っていうテロップが出ていて『ああ、優勝したんやな、やっぱり』って思ったのを覚えてます」

――失礼なことをお聞きするようですが、結成して16年売れてなかったわけですよね。
小峠「いや、本当ですから、気にしないでください」
西村「全然失礼じゃないですよ(笑)」

――それが、決勝前のインタビューでは「今年は絶対優勝する!」と力強くおっしゃっていた。その自信というか、手ごたえみたいなものはどこから来たのでしょう?
小峠「優勝への自信が芽生えたのは本当、大会がはじまる少し前くらいですね。もちろん、今まで芸人を続けてきたわけですから、コントが好きな思いとともに自分たちが面白いって気持ちもあったんですけど。昨年、準決勝に出たあたりから、徐々に周囲の受け止め方も変わってきたように思ってました」

――次に、いまお話に出た、お二人のコントへの思いをお聞かせください。やはり『キングオブコント』という存在は大きかったんですか?
西村「めちゃめちゃ大きいですね。毎年目標にしてましたから」
小峠「最初に大会が立ち上がったときのことは今でも覚えてます。それまで、全国的な賞レースという意味では『M-1』しかなかったんですよね。その時、漫才をやってる人のことがすごくうらやましかったんです。そこに全力を注げる場があることがね。それが次に『R-1』が出来て、ピン芸人のこともうらやましくなって(笑)。それがいよいよできるって聞いたときは、相当うれしかったですね。もう『これに賭けよう』って」
西村「『キングオブコント』という明確な目標がなかったら、僕らどうなってたかわからない。ひょっとしたら解散してたかもしれない」
小峠「あと、今でもはっきり覚えているのが、第一回目のエントリー用紙をもらった瞬間ですね。芸歴に制限なし、ってのを見たときはめっちゃうれしかったですね。『わあ、出られるんだ!』って。見るまでは、こわかったですからね」

――過去の大会の中で、印象に残ってる場面などはありますか?
小峠「僕は、第一回目のロバートの『トゥトゥトゥサークル』のネタがすごく面白かったなって(笑)。芸人の審査員としてあの場にいたんですけど、衝撃的に面白かった」
西村「僕は、バッファロー吾郎さんが好きで、あの場にいてすごく感動したのを覚えてます」
小峠「やっぱり間近で見た戦いは印象が強いですよね」

――なるほど。で、そんな大会で晴れて優勝したわけですが、それまでのバイトは現在?
小峠「行けてないですよね」

――それはよかったですね。
西村「そうですね。ただ籍は置いてますけどね」

――え!? だってあれほど「辞めたい辞めたい」と…。
小峠「言いました。でも、オレのところも西村のところも、あんまり辞めるとか辞めないとかの境をはっきりしなくていいところなんですよ」
西村「行かなくてもクビにならないんですよね」
小峠「シフトが自由なんで。だから『辞める』って言う必要がなので、このままで行こうかなって」
西村「ひょっとしたらバイトのつながりで、芸人としての仕事もあるかもしれないですし。籍くらい置いといた方がいいのかなって」
小峠「だから逆に今『辞める』って言いにくいんですよ。それをわざわざ言うのって、どんだけ天狗になっているんだってことじゃないですか」
西村「それはすごくわかる」
小峠「獲った直後の勢いで言えばよかったんでしょうけどね」

――でも優勝してから、挨拶には行かなかったんですか?
バイきんぐ「それは行きましたね」

――じゃあ、そのタイミングですよね、まさに。
西村「そんなに辞めさせたいんですか?(笑)」

――いや、すごく「本当辞めたい」とおっしゃってたんで…。
小峠「たしかにそれはそうです。本当辞めたかったんです。害虫駆除のバイトは深夜でキツイし、芸人としてなんと無駄な時間を過ごしてるんだと思ってましたから」
西村「コールセンター勤務の僕にしても、思いは似たようなものです」

――で、挨拶の際はどんな感じだったんですか?
小峠「みなさんから花束をもらって『おめでとう』と」

――寿退社の流れですよね、まさに。
小峠「はい。それで『どうするんだ、今後』と言われて…」

――はいはい。
小峠「『とりあえず籍だけは置いておきます』と」

――言ったんですか!?(笑)
小峠「言っちゃいました。あのね…バイト辞めるって言いにくいことなんですよ! あなたはもう、その感覚を忘れてるかもしれないですけどね!」

――よくわかりますけど、『キングオブコント』で優勝したら言えると思います。
西村「だからもう、とにかくムリなんですって! 僕らには(笑)」
小峠「形式上、二足のわらじを履き続けるんです!(笑)」

――すいません、出過ぎたことを申し上げちゃいまして…(笑)。
バイきんぐ「いえいえ、こちらこそ(笑)」

――で、大会本編のことにまた戻りますが、当日の緊張具合はどうでしたか?
小峠「いい感じでほぐれて舞台に上がれました」
西村「こいつ、直前にシャワー浴びてましたから(笑)」
小峠「僕、好きなんですよ、お風呂。本編でも言ってましたけど、朝6時までバイトして、家でお風呂に入ったんですけど、局に来たらシャワーがあった。じゃあ浴びようかと。なので、なんならちょっとさっぱりしちゃってたという(笑)」
西村「こいつがこんな風だったので、緊張しいの僕もリラックスできました」

――なるほど。力を出しきれた影にはシャワーがあったと(笑)。
小峠「そうですね。でも言うたらあの舞台って、人生で一番緊張する舞台なはずなんですよ。それがそんなに緊張せずいけちゃったもので、あれ以降、すごく緊張することがなくなったんですよね」
西村「そういうことでは、いろんな意味でお世話になった大会です(笑)」

――オンエアされた大会の本編は見ました?
西村「僕は見ました」
小峠「僕、実はまだ見てないんですよ。なのでDVDが出るのが楽しみで」

――小峠さん自身が(笑)。西村さんの感想は? 史上最高点だったわけですが。
西村「うーん…ネタ順が最後でよかったなと。いや、よく考えるととんでもないですけど、やってるときはまったく意識してないですから」
小峠「たしかに、今後も抜かれたくないなと思いますけど、みなさんに喜んでいただいてよかったなという方が大きいですね」

――なおDVDの特典映像には、歴代キングが集った番組『キングの晩餐会』のディレクターズカット版が収録されます。
小峠「この収録は、めっちゃめちゃうれしかったですね」
西村「このメンバーの中に自分たちが混じれるのか、っていう」
小峠「みなさん大好きで尊敬しているコント師ですからね」

――では、そんなお二人にとっての『キングオブコント』とは?
小峠「“すべてを注げた場所”ですね」

――おお。では西村さん。
西村「うーん、それを出されたらもう…ないですね!」
小峠「わはははは!」

――ない」って言えるのが西村さんらしいというか、スゴイですよね(笑)。
西村「いやあ、それを出されたらねえ(笑)。えっと……(小声で)“きっかけ”かな?」
小峠「今度はいくらなんでも弱すぎる!(笑)」
西村「とにかく、まあ、すばらしい大会なんですよ!」
小峠「それはもうみんな知ってるけどな!(笑)」
――どうも今日はお忙しい中、ありがとうございました!

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【プロフィール】
バイきんぐ 小峠英二:76年生まれ、福岡県出身。西村瑞樹:77年生まれ、広島県出身。96年にコンビ結成。SMA NEET Project所属。現在『伊集院光のばらえてぃーばんぐみ』( 東・名・阪 ネット6)、USTREAM番組『ヒライセイイチ60プン-バイきんぐのオレたち爆笑族/ピカピカ家族-』(http://www.ustream.tv/channel/ヒライセイイチ60プン)にレギュラー出演中のほか、バラエティ番組に多数出演。12月26日には初の単独DVD『King』もリリースする。

●DVD情報
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『キングオブコント2012』
12月19日(水)発売
価格:3990円/製品番号:YRBN9048586
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn9048586.html
★よしもとネットショップYahoo!店+よしもとテレビ通り+TBSishop限定先着特典★
・ファイナリスト8組のビジュアルを使用した「キングオブコント2012」特製ステッカーシート
★抽選で2名様に≪決勝出演者全員のサイン入り告知ポスター≫プレゼント!!

≪収録内容≫
[DISC.1](142分)
・キングオブコント2012決勝戦
[DISC.2](87分)
【キングオブコント2012ドキュメント】
8組中6組が決勝初進出。完全実力勝負を勝ち抜いたファイナリストたちの緊張の舞台裏に完全密着!
【優勝記念特別番組「キングの晩餐会」ディレクターズカット】
キングオブコント歴代王者を緊急招集し、キングの裏側を大暴露!
そして、優勝決定の直後から168時間、王者バイきんぐに完全密着!
スターへ駆け上がる軌跡を追った…!

●DVD情報
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『バイきんぐ「King」』
12月26日(水)発売
価格:3000円/製品番号:ANSB-55116
発売元:株式会社ContentsLeague
販売元: アニプレックス
※芸歴16年の活動の中からベストネタを収録した初DVD!

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2012年12月12日 (水)

パラパラ漫画が世界で人気! 鉄拳、書籍『振り子』刊行サイン会で誕生秘話を明かす

12月12日(水)、三省堂書店神保町本店にて、鉄拳が書籍『振り子』(小学館より12月11日刊行)の発売を記念し、サイン会を刊行しました。

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『振り子』は、動画サイトyoutubeにて300万回以上の再生回数を誇る話題のパラパラ漫画の書籍化。youtube上のコメント欄には「涙が止まらない」「超泣ける」「ヤバイ!」「鉄拳、天才!」など、作品と作者に対する賞賛が多数アップ。さらに、本作はイギリスのロックバンド「MUSE」の公式PVとしても採用。国内にとどまらず、世界的な反響となりつつあります。そして本書では、動画用に描かれた約1500枚の原画をベースに書籍として再構成。動画では確認できなかった原画1枚1枚のタッチや風合いを感じられる内容になっています。

そもそも、鉄拳がパラパラ漫画を映像として制作したきっかけは、今年3月に放送された深夜番組の企画。そこで、一枚一枚手描きをしていった作品で、次長課長・河本や芹那さんを泣かせることとなり、以降大きな反響を呼ぶことに。サイン会に先だって行われた会見で、まず「最近、おかげでパラパラ漫画のオファーばっかりです。お笑いの仕事をせずに、家でマンガばっかり描いてます。そのせいか、肌に影響が出ちゃって…(笑)」とコメントした鉄拳。「今では2週間に一本のペースで描いて、〆切りに追われる感じ。とにかく頑張ってます」と、パラパラ漫画家としての(?)生活ぶりを語ります。

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とはいえ、やはり多くの人の心を揺さぶるという境遇には大きな満足を見出しているようで「今後、これだけでやっていくのかどうか…そんなことも考えないこともないです(笑)」。そして『振り子』を制作秘話も明かしたのでした。「作る前に、この格好をして自分でカメラ持って、巣鴨や原宿に行ったんですよね。お年寄りや若いカップルの人に『人生ってなんなでしょう?』って話を聞いたんですけど、そこで実はビートたけしさんとばったりお会いしたんですよ! カメラではさすがに撮影できませんでしたけど『何やってるんだ?』と訊かれたんで、事情を話したら『楽しそうだな。頑張れよ』って。だから、最初から運が良かったというか、祝福されていたんですよね。その後お会いしてないんですが、いずれご報告できたらと思います」としみじみ。グラミー賞にたびたび名前の挙がるバンド、MUSEの楽曲『エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)』のPVとして使用されたことについても「本当信じられないですけど、めちゃくちゃ嬉しかったです」と語ったのでした。

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会見終了後は「『こんな○○は××だ!』を出して以来だから、十何年ぶり。緊張しますね」としつつ、サイン会へ。先着で整理券をゲットした100人の方に、イラスト付のサインを描きつつ、気軽にトーク。子供と一緒に「おっはー!」をするなど、制作とは異なる外の環境を思い切り楽しんでいる様子でした。

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なお、一週間後の12月19日(水)には、お待ちかねの映像集『鉄拳パラパラ漫画作品集 第一集』がリリースされます! 鉄拳だからこそ描きえた、感涙必至の作品をぜひ堪能してください!!

●書籍情報
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『振り子』
鉄拳/著
発売中
定価:1365円
小学館・刊

●DVD情報
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『鉄拳パラパラ漫画作品集 第一集』
12月19日(水)発売
価格:1890円/製品番号:YRBN90531
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90531.html
★よしもとネットショップYahoo!店+よしもとテレビ通り限定先着特典
・オリジナルポストカード
★初回プレス限定封入特典
・ポストカード3枚組
★抽選で3名様に≪鉄拳 直筆サイン入りチェキ≫プレゼント!!

≪収録作品≫
絆/ツナガル/振り子/スケッチ/名もない毎日
(※「絆」「ツナガル」「振り子」は映像を再編集して、音源をオリジナルで制作しております。)
≪特典映像≫
・俺ら東京さ行ぐだ ~カラオケLIVE DAMより~
・名もない毎日 ~試作品バージョン~

【鉄拳】

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『吉本百年物語』12月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」日替わりゲスト続々出演!!

12月29日まで、なんばグランド花月にて公演している『吉本百年物語』12月公演「日本全国、テレビで遊ぼ」。1970年前後に笑いの世界に登場した、「テレビ」というメディアとの戦い方を模索する、若き芸人たちの葛藤と、吉本興業の笑いの担い手たちが、寄席の外に活動を広げ、若者にターゲットをしぼりきった出発点となる時代の物語です。

劇中には、当時絶大的な人気を博したテレビ番組『パンチDEデート』が西川きよし役の西川忠志、桂三枝役のなだぎ武により忠実に再現されています。『パンチDEデート』といえば、一般参加型の先駆けともいえる伝説の番組。劇中にはもちろん「一般人」役としての役柄が存在します。そんな「一般人」を演じるのは、毎公演ごとに異なる日替わりゲスト!

その豪華な顔ぶれはズバリ……

12月12日(水)
女性:NMB48チームN。大和の国から、愛と幸せを込めて

男性:元テンション。今は芸人、振付師、ダンサー、係長!?

12月13日(木)
男性:西口プロレス所属。「キレてないですよ」

女性:CanCAN専属モデル。『トレンドハンティング』(関西テレビ)でおなじみ

もうおわかりですね? 気になる出演者は、観劇いただいたお客様だけが知ることのできる、シークレットゲストなのです!

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ちなみに12月11日(火)は、俳優の萩原流行さんとNMB48の上西恵さんが登場して客席を沸かせました。詳しい様子はこちらでチェックを!
http://news.yoshimoto.co.jp/2012/12/nmb48-4385.html

ぜひ、劇場に足を運んでいただき、お芝居はもちろん、シークレットゲストと三枝・きよしが繰り広げる爆笑トークも存分にお楽しみください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』

公演期間:12月7日(金)~29日(土)※12月10・14・17・22・24日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也(矢野・兵動)、なだぎ武、RIKIYA、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ/レツゴー長作/石田靖 ほか

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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スター錦野さんも乱入! ニコ動出身“ぽこた”ソロデビューイベント開催

12月11日(火)、東京・ニコニコ本社にて、√5のメンバー・ぽこたのソロデビューミニアルバム発売記念イベント『【28歳で会社を辞めて音楽活動に専念しているぽこたああああああああああああ】ソロデビューミニ・アルバム!~ついに発売前日なのでニコニコ本社から歌って踊るけどなんか質問ある?~』が行われ、ニコニコ生放送でも生配信されました。

イベント開始前に行われた記者会見では、『ドラマチック夢物語』のミュージックビデオ(MV)にゲスト出演している錦野旦さんも出席。

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錦野さんは、今回の依頼を最初に聞いた際、ぽこたの存在を知らなかったらしく、「“ぽこた”っていうから、僕の名前が錦野旦(あきら)なので、2人で“ぽこ旦(たん)”になるのかなって思いました(笑)」と、さっそく記者たちを和ませます。
MVのなかでは、お馴染みのプレスリー風衣装でダンスを披露していますが、これは錦野さんのアドリブで、さらに衣装をのれんのように使う演出も錦野さんのアイディアだとか。

一方、ぽこたから見た錦野さんは、「テレビでずっと見させていただいていたまんまの方で、本当に温厚な方。MVでも相当無茶な演出にも応えていただきました」と言うと、錦野さんは「作る人は仲間ですからね。失敗すれば監督のせいだし(笑)」とまたも笑いを誘います。

芸能界の先輩としてアドバイスを求められると、「売れていけば、いろんなことを忘れちゃうけど、自分の体だけど自分の体じゃないんだってことを頭に入れておいたほうがいいと思うよ」「そばについている人が一番大事。大久保彦左衛門的な人がいたらいいね」と、重みのある表現でスタッフやファンへの思いやりの大切さを伝える錦野さん。

錦野さん自身も、「僕はデビューして42年だけど、いまだに子供連れて、当時のファンが見送りに来たり、そういう団塊の世代たちを大事にしている」と、ともに歳を重ねるファンへの思いを語りました。
終始、錦野さんの発言に聞き入っていたぽこたは、「初心忘れるべからずとは思ってても、人間なんで忘れそうになった時に、今日のことを思い出して、地に足をつけていきたいです」と力強くコメントしました。

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さて、いよいよイベント&生配信のスタートの時刻です。
会場には、この直前まで行われた握手会参加者から、抽選に当選した70名のぽこたファンが集結。ほとんどが若い女性で、開演前から彼女たちから熱気が伝わってきました。

大きな拍手と歓声に迎えられながら、いよいよぽこたが登場。
ファンにはお馴染みのスタッフであるよしもとアール・アンド・シーのニシノ氏がMCを担当し、ニシノ氏が噛むと、「ニシノさんが噛んだら、拍手しちゃっていいよ!」とぽこたが煽り、会場からは一斉に拍手が起こりました。

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軽い挨拶&トークの後は、ミニアルバム収録曲『ドラマチック夢物語』を1コーラスを熱唱したのですが、ステージに上がってサビ部分を踊ってくれる人を募ったところ、8名が挙手。
顔バレしないようマスクなどをしながらも、ぽこたと一緒に見事なダンスを披露し、イベントを盛り上げてくれました。

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ここからは収録曲の解説を自ら行ない、名物スタッフをステージに上げ、いじりまくったかと思えば、恋愛や失恋の経験を語る一幕も。

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『友人はみんな結婚しました。』は、同世代の友達が次々結婚してしまう心境を綴った歌詞ですが、ちょうど昨日も1通のメールが届き「“おめでとう!”ってCDのことかなと思ったら、“おめでとう、私。二人目、ご懐妊”」と続きがあったとのこと。

『誰がハゲやねん』は、ハゲヅラをかぶった裏ジャケットの撮影エピソードなどを語り、自身が作曲した『これからもずっと…』は、「机を叩きながら作曲しました」と独自の作曲法を語りました。

事前に来場者から受け付けた質問コーナーへ移ると、「スターと競演していましたが、次はどんな方と競演したい?」との質問に、「錦野さんがいいよ」と感慨深げにポツリ。
また、「大切な宝物は?」の質問には、客席に手をかざし「みんなです」と言い、これには拍手喝采でした。

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いよいよクライマックスに入り、ここから生歌2曲続けて披露。
1曲目は『友人はみんな結婚しました。』で、ファンも振りやコールをバッチリ合わせていました。

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続く2曲目は、『ドラマチック夢物語』のフルコーラスバージョン。
大サビに入ると、舞台後方からシークレットゲストの錦野旦さんが登場!
黄色い大声援のなか、見事なハイキックなどMV同様に動きまわる錦野さん。

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曲が終了すると、錦野さんはネット番組に出るのが初めてだそうで、「“あああああ”っていっぱい出てくるのね」と、モニターのコメントを興味深げに見入ってました。
改めて、ぽこたについては、「君はかわいい。変な意味じゃないよ(笑)。女の子かなっていうくらい」とべた褒め(?)。

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そんなさなか、12月14日で64歳を迎える錦野さんを、会場全体で『ハッピーバースデー』の大合唱とケーキでお祝いしました。

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錦野さんが去った後も会場はしばらく興奮状態。生配信終了後にぽこたが、「錦野さんが来てくれると思わなかったでしょ?」と客席に問いかけると、一斉に笑顔でうなづくのでした。

最後に「メジャーデビューさせていただくわけですけど、これからも変わらないです」と、ネットでの活動やファンとの交流も継続していくことを約束し、イベントは終了しました。

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ぽこたのソロデビューミニアルバム『28歳で会社を辞めて音楽活動に専念しているぽこたああああああああああああ』は、通常版1800円、DVD付きの初回限定版2300円にて、よしもとアール・アンド・シーより本日(12月12日)に発売。

ぽこた出演のイベントも目白押しで、本日のアニメイト大宮店から、全国各地で開催されます。
詳細は、ぽこたオフィシャルサイト(http://pokota.jp/)でご確認ください。

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『吉本百年物語』のゲストコーナーに萩原流行さん、NMB48上西恵さんが出演!

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吉本興業創業100周年プロジェクトの一環として今年4月から1年間、吉本興業百年の歴史を月替わりで、12本のお芝居としてなんばグランド花月で上演している『吉本百年物語』。12月7日からは『吉本百年物語〈12月公演〉「日本全国、テレビで遊ぼ」』が開幕しました。

時は1970年代、新勢力として興隆したテレビのバラエティ番組の裏側や漫才ブームが沸き起こる直前の熱気を描いた本作。時代の波を受けながら様々な人の支えのもとで己の道を邁進する芸人、そしてテレビマンらの人間ドラマを時に軽妙に、時に重厚に繰り広げます。

そして劇中では、桂三枝(当時)の発案がきっかけで名番組へと成長した『パンチDEデート』の本番シーンも登場。当時司会だった桂三枝と西川きよしに、なだぎ武と西川忠志がそれぞれ扮し、臨場感たっぷりに番組を再現しています。さらに見どころは、お見合いに出演する男女が一般人ではなく日替わりゲストということ。12月11日公演では、萩原流行さんとNMB48の上西恵さんが登場しました。

『パンチDEデート』の本番シーンが始まり、萩原さんと上西さんそれぞれ舞台に登場。萩原さんは、西川忠志扮するきよし(以下、きよし)にプロフィールを尋ねられても小声でぼそぼそ、名前も「みつおです」とごまかし、年齢も明かしません。一方、上西さんは、なだぎ武扮する三枝(以下、三枝)からの質問にはきはきと回答。また、萩原さんは芸能人で好きなタイプは?と聞かれても、「芸能人ではいません」と一言。それでもきよしが食い下がると、「上戸綾さんです」とご回答。上西さんは「何を考えているか分からない人が好き」とのこと。クールで感情を顔に出さない人がよく、芸能人ではピース・又吉がタイプだそうです。

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そんなやり取りを経て、いよいよご対面へ。二人を隔てたカーテンが開く前から萩原さんは体を上西さんの方に向けてスタンバイしていました。そして「本当の年齢は?」と上西さんが尋ねるも「年齢はありません」と萩原さん。また、「30歳くらいで自分の年齢は忘れました」とも。萩原さんからは、上西さんに「普段はどんなお仕事を?」などの質問が投げかけられ、お二人はしばしご歓談をされました。

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続いて最後の見せ場、好感度チェック。しかし、ハートの電飾が光ったのは萩原さんのみ。三枝が上西さんにボタンを押さなかった理由を尋ねると「何を考えているか分からない人がいいと言ったけど、お話をしてみたらクールじゃないと思い…」と率直なご感想を。ですが、萩原さんも、「下手すると、17歳だったら僕の孫になってしまいます」と年齢差に戸惑っていたご様子でした。

そこで、コーナーを終えた萩原さん、上西にインタビュー。出演されてのご感想などを聞きました。

萩原さんは、よしもとの舞台には過去2回、出演されたことがあるそうで、間寛平と辻本茂雄が全国を巡った新喜劇では、広島と博多の公演にも出演されたそうです。また、以前は東京でも『吉本新喜劇』を生放送していたことがあり、それをご覧になっていたとのことで、とてもなじみが深いのだそうです。

――『パンチDEデート』のシーンで声が小さかったのはなぜですか?
萩原流行(以下、萩原):僕の声を聞いちゃったら(誰だか)分かるかなと思ってたの。でも、あの子だったら大丈夫でしたね。

――ということは、ご対面されるまで、どなたが来られたか知らされていなかったのですか?
萩原:そうなんです。

――実際、お会いしてみてどうでした?
萩原:子どもだったから恋愛対象にならなかったですね(笑)。

――上西さんのお父さんが46歳と聞いていかがでしたか?
萩原:腹が立ちました(笑)。僕は来年、還暦ですので、59歳です。下手したら俺の孫ですから。僕に子供がいれば孫がもっと大きいんじゃないですかね。

――『パンチDEデート』という番組をご覧になったことは?
萩原:毎週欠かさずというわけではないですけど、見ていましたよ。よく知ってました。

――好感度チェックでは、萩原さんだけボタンを押されました。
萩原:僕は男なので押さないわけにはいかないですよ。押さなかったら上西さんが傷つくと思いまして、我々世代の男の優しさですね。

続いて、NMB48・上西恵さんへインタビューを。

――舞台中、萩原さんって分かりましたか?
上西恵(以下、上西):声だけでは、全然分かりませんでした。

――萩原さんは、あえて声を小さくしていたそうですよ。では、実際にカーテンが開いた時はどうでしたか?
上西:びっくりしました。カーテンが下がっている時は、あんまりお話されないし、声も小さかったので、もっと暗い感じの方だと思ってました。全然、違いました。

――萩原さんは上西さんのお父さんより年上ということで。それもボタンを押されなかった理由の一つですか?
上西:そうですね。年が離れすぎていたので(笑)。

――なぜ、押されなかったのでしょう?
上西:カーテンが下がっている時は、「何を考えているか分からない人」という好きなタイプに合っていたので、押そうかなと思っていたのですが、対面してみたら全然、違っていたので、押さないでおきました(笑)。

――舞台では、ピースの又吉さんがタイプとおっしゃっていましたが。
上西:性格とかはそうですね。あんな不思議な感じの人が…。

――では、見た目では誰が好きですか?
上西:見た目ではまだ“いい!”と思う方に出会ったことがないです。

――今日は『パンチDEデート』という番組を疑似体験されましたが、どうでしたか?
面白かったです。相手が見えなかったからドキドキしました。ずっと声だけだったので緊張しましたし、舞台に出た時は手が震えました。でも楽しかったです!

吉本興業百年史を描いた『吉本百年物語〈12月公演〉「日本全国、テレビで遊ぼ」』は、12月29日(土)までなんばグランド花月で上演中です。引き続き、同コーナーでは日替わりゲストが出演されますので、こちらもどうぞ楽しみに、ぜひ足をお運びください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
12月公演『日本全国、テレビで遊ぼ』


公演期間:12月7日(金)~29日(土)※12月10・14・17・22・24日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:西川忠志、瀬戸カトリーヌ、矢野勝也(矢野・兵動)、なだぎ武、RIKIYA、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、中山功太、飯島順子、丹羽貞仁、久保慶太、是近敦之、つぼみ/レツゴー長作/石田靖 ほか

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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