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ライブレポート2012/07-12月

【ライブレポート】村上ショージ芸能生活35周年記念ライブ「振り返れば 何もなかった…」〜あー20年前もうちょっと頑張っといたらよかった記念ライブ〜

10月28日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて『村上ショージ芸能生活35周年記念ライブ「振り返れば 何もなかった…」〜あー20年前もうちょっと頑張っといたらよかった記念ライブ〜』が行なわれました。

同ライブは、11月4日(日)に大阪・なんばグランド花月でも開催。今回は、ルミネでの模様をレポートします!

和太鼓のパフォーマンスで華々しくスタート……かと思われましたが、和太鼓を披露しようと真顔で登場したショージが、バチに代わって手渡されたいろいろな小道具にツッコミを入れていくという、芸人らしい始まりを見せます。

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雨上がり決死隊MCのもと行なわれたのは、「Wikipedia TALK」。ゲストの山崎邦正、バッファロー吾郎、中川家、ギンナナ・金成公信、キングコング・梶原、椿鬼奴、友近とともに、ウィキペディアに書かれた自身のプロフィールを検証しました。

ゲストは全員、ショージと縁のあるメンバーばかり。「相方・Aさんはショージと婚活に励んでいるみたいですよ」と語るのは、バッファロー吾郎・竹若。Aによると「離婚した時に、ショージさんから飲みに誘われた」そうで、そこからよくお誘いを受けるようになったようです。が、Aに「“俺、今度トーク番組に出たら、アメなめたろう思うてんねん。で、ガム食うてたら、大リーガーと間違われるやろ?”と言われてから、あんまり好きじゃない」とぶっちゃけられてしまいます。

ショージが吉本所属の女芸人でいちばんタイプだというのは、鬼奴。「かわいいもん。キレイやし!」と絶賛するショージは、「私、彼氏ができました」と報告され「肌キレイになったもん。恋してるからや」とさらに誉めちぎっていました。

Wikipediaには「身長164cm」と書いてあるのですが、本人は「168cmある!」と豪語。「僕を小さくみせようとマネージャーがしてる。あいつのせいで、ドラマの仕事が減ってるねん」と不満そうです。
「明石家さんまになりたい」と思ってこの世界に入ったという記述に関しても、「これは違う。元々は、小学5年生の頃に岡八郎さんを観てから。さんまさんを初めて観た時に思ったのは、“この人と一緒に仕事したいな”ということやった」と、解釈のずれを指摘していました。

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また、『ドラえもん』の声優オーディションを受けたのは事実らしく、関西弁で台詞をしゃべったところ、審査員から爆笑をかっさらったそうです。ドラえもんだけではなく、ジャイアンの台詞も読んで爆笑を取ったそうですが、結局不合格。不満げなショージでしたは、ゲスト陣から「だって兄さん、あの声優オーディションは若返りを図ったものですから。兄さん受かるわけないですやん」と言われ、納得したようでした。

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35周年記念ライブというわけで、ショージと古くからの知り合いであり、同じく芸能生活35周年を迎えた軽井沢剣次郎も登場。もちろん、軽井沢を演じるのはショージです。
「軽井沢剣次郎歌謡ショー」で、持ち歌「落花生」を熱唱した軽井沢のお祝いに駆けつけたのは、水谷千重子!「剣ちゃん、おめでとう!」と声をかけられ、笑顔を見せながらも恐縮していた軽井沢ですが、水谷に快諾され、念願のデュエットを実現させました。

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『R-1ぐらんぷり』に挑戦した過去のネタを、ゲスト芸人に採点してもらおうというコーナーでは、2008年、2010年、2011年のネタを披露(本人は過去10年間挑戦していると言い張っていたようですが、スタッフの調べによると2008年から出場していたようです)。
3ネタとも客席は爆笑ながらも、賞レースには不向きなネタばかり。ベテラン審査員を演じ切るという一人コントに徹していた中川家・礼二は甘い点数を付けていたものの、Aと鬼奴、そして前述の二人に代わって登場した山崎、中川家・剛には辛い点数をつけられていました。

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FUJIWARA、COWCOWとのユニットコントでも、ショージの個性が炸裂。映画の撮影現場を舞台に物語は展開していくのですが、主演女優演じるFUJIWARA・原西と監督(COWCOW・山田)の愛人扮するCOWCOW・多田のギャグバトルに参戦したショージ。
羊のかぶり物を着用し、鮭のレプリカを持つという不思議なキャラ(?)で登場し、後輩たちを戸惑わせます(コント後、「打ち合わせの早い段階から、“羊と鮭用意しといてくれ”と言っていた。てっぱんなのかなと思ってたけど、まさかあんな空気になるとは……」と困惑を隠せない山田でした)終始、自由にコントを引っ掻き回していくショージに、藤本からは「ただ、メンタル強いだけですやん!」とツッコまれていました。

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エンディングでは、ショージの骨頂とも言える新作ギャグを披露。腕をぎゅーっとひねりながら「絞り出したけど、何も出ない僕」と発言するというぬるっとした展開に、「裏で10回くらい練習してましたけど……今日すべり芸を見事に完成されましたね!」と、金成から声をかけられます。

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さらに、水谷千重子からは「キャラの定まらない演歌歌手……困っちゃった!」とツッコまれる始末。それでも、「いつも大阪でさんまさんに怒られてる印象しかなかったけど、ショージさん、今日はカッコよかったですよ!」(雨上がり決死隊・蛍原)「羊と鮭……今日の晩にまた思い出します」(鬼奴)と、後輩たちは賛辞をおくります。
「R-1のネタ、ああいう点数つけましたけど、僕の中では1位です。面白くてしょうがなかったですね」と感嘆するAに、「あれ、あげる」と言った瞬間「遠慮させてもらいます」と即答され、大笑いするショージでした。

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最後に、「自ら35周年の記念ライブをやりましたが、なんもない状態で、あたたかい後輩たちに見守られながらなんとかできました。これで、36周年記念ライブもできるかも(笑)。今日は皆さん、私のためにありがとうございました。これからもよろしくお願いします!」と客席に挨拶。
会場に響き渡るあたたかい拍手、微笑ましく見守る後輩たち……。ショージの愛されぶりを、ひしひしと感じた記念ライブでした。

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【村上ショージ】

2012年11月 4日 (日)

【ライブレポート】11/3『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキット03@ルミネ the よしもと

11月3日(土・祝)、ルミネtheよしもとにて『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキットが開催されました。

『THE MANZAI 2012』の認定漫才師として選出された50組は、10月と11月に行われる“本戦サーキット”全5回のうち、2回に参戦してネタを披露。そのサーキットポイントの合計によって決められたサーキットランキング上位11組が、12月に行われる決勝大会に進出できるルールとなっています。また、サーキットランキング12~20位に入った漫才師たちは“ワイルドカード決定戦”に進出。決定戦を勝ち上がった1組も決勝大会に進出することができ、 合わせて12組で決勝大会が争われることになります。

10月6日のルミネtheよしもと、10月21日のよしもと祇園花月に続き、この日は3回目の本戦サーキット。前回に続き立ち見のお客様も出る大盛況で、MCはおなじみのあべこうじが務めました。

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トップバッターを飾ったのは、アインシュタイン。
MCのあべから「アインシュタインがトップだったら大丈夫!」と太鼓判を押された通り、稲田のインパクト大のビジュアルととぼけたキャラクターで会場の空気は一気にほぐれます。

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磁石は、“結婚”をテーマに畳み掛けるようなスピード感のある漫才を披露。

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アルコ&ピースは、王道の漫才かと思いきや意外な展開で観客を引き込み、拍手の混ざった爆笑を誘っていました。

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スリムクラブは、彼らの持ち味であるスローテンポな漫才でじわじわと笑いを起こしていたのですが、あまりにスローすぎたのか、まだネタの半分しか終わっていない時点で4分の時間制限のランプが点滅してしまうというハプニングが!

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10月6日のサーキットで3位という好成績を残していたハマカーンは、昨年からさらにスタイルを変化させ、ボケ・ツッコミの両方で笑いをとる漫才を。その掛け合いに、会場は大いに湧いていました。

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この日はなんとM-1チャンピオンが2組も参戦していたのですが、その1組がNON STYLE。彼らの登場に、観客は一層の盛り上がりをみせます。その期待に応えるように、石田がボケまくり、井上がキレの良いツッコミを入れるという彼らの真骨頂ような漫才を披露。

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チーモンチョーチュウは、誰もが知っている昔話をモチーフに、その話を斬新な解釈で展開。

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ライセンスは、“男のロマン”ともいえるテーマで、とことんバカバカしいやりとりを繰り広げます。

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10月6日のサーキットで2位となったオジンオズボーン。ダジャレや適当なことをハイテンションで連発するスタイルに爆発的な笑いが起き、会場は一気にヒートアップ! 一度見るとやみつきになってしまうような中毒性のあるキャラクターで攻めていました。

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そして、トリを飾ったのは中川家。力の抜けた貫録の漫才で会場の空気をものにし、その一挙手一投足に大きな笑いが。初代M-1チャンピオンの実力を見せつけていました。

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こうして20組すべてのネタが終了!
結果発表までは本日の出場者が再びステージに登場し、トークを繰り広げます。

トークでは、スリムクラブ・真栄田が「ネタのチョイスを間違えた」と、お客さんの目の前で公開反省会を。なぜか今日は他事務所の方がウケがよく、よしもとはアウェーのお客さんだと思ってしまったんだとか。

そんな真栄田をあおるように、アルコ&ピース・平子が「平子っちです!」とキメると、なぜか観客からは大歓声と拍手が。対抗して真栄田が「真栄田っちです!」とキメても、お客さんは無反応。

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これで、よしもとがアウェーだと確信し、スネてしまった真栄田でしたが、同じくアルコ&ピース・酒井が「酒井っちです!」とキメても観客は無反応で、結果的に平子ひとりが人気ものだったという結論に至ったのでした。

そしていよいよ結果発表に。
緊張感の高まるなか、なぜかハマカーンにだけ順位の話をふるあべに、「これ絶対入ってないパターンじゃない!?」と動揺するハマカーン・浜谷。

気になる結果は…
3位 アルコ&ピース(太田プロダクション)
2位 ハマカーン(ケイダッシュステージ)
1位 オジンオズボーン(松竹芸能)

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なんと“入ってないパターン”ではなく、本当に2位に入っていたハマカーンは大感激!
オジンオズボーン・高松は1位に驚愕していた様子でしたが、篠宮は冷静に「手応えよしお!」とキラーフレーズを繰り出していました。

5回中3回が終了し、本戦サーキットもいよいよ大詰め。
12月決勝戦に向け、ますます盛り上がりを見せる『日清食品 THE MANZAI 2012』にご注目ください!

●『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキット日程
・CIRCUIT 04…11月17日(土)@なんばグランド花月
・CIRCUIT 05…11月25日(日)@ルミネ the よしもと

●『日清食品 THE MANZAI 2012』公式サイト
http://www.themanzai.com/

2012年10月29日 (月)

【ライブレポート】漫才ワークショップ最終回

10月29日(月)、埼玉県・北本市栄小学校にて『漫才ワークショップ』が開催されました。

こちらは、埼玉県北本市と弊社による『あなたの街に“住みます”プロジェクト』の「きたもと×よしもとプロジェクト」の一環として行なわれているもので、自治体の教育機関への参加としては、なんと全国初の試み。
同月15日に行なわれた『漫才鑑賞会』にはパンクブーブーが駆けつけ、漫才を披露。その後、構成作家・金井夏生さんと天狗が、5〜6年生を対象に『漫才ワークショップ』を開講しました。

1回目ではコンビ決定後、コンビ名とネタの導入部分を考え、2回目ではセブンbyセブンもやって来て、お笑いの基礎である“三段オチ”を使った漫才のネタをそれぞれ考えました。

さて、最終回となる今回は、「漫才発表会」。まずは6年生の授業から始まります。
講師を務めるのは、もちろん金井さん。子どもたちとはすっかり打ち解けた様子の天狗とセブンbyセブン。2組が現れると、みんな笑顔を見せます。

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前回までは割と大人しかった6年生ですが、今日は元気いっぱい。金井さんの「皆さん、漫才はできていますか?」という問いかけにも、「は〜い!」と大きな声で返事します。ここから各自でネタの練習をスタート。前回、どうしてもやりたくないと頑なだった女の子も笑顔を見せながら、セブンbyセブン・宮平、そして相方の女の子と一緒にネタをつくっていきます。

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5分ほど経ったところで、いよいよ発表会がスタート!
金井さんからは「マイクの前には、ふたり離れすぎずに立つこと、大きい声で発表すること、発表は勇気がいることなので見ている人は盛り上げて楽しい雰囲気をつくりましょう」とアドバイスがおくられます。

トップバッターに自ら挙手したのは、前回も漫才を披露した男の子コンビ。もう一度やりたいと今回も積極的に漫才を披露し、仲間を勇気づけます。
3組目が終わったあたりから、全員が積極的に。今回のネタづくりはある程度、フォーマットに添って行なわれたのですが、中にはツッコミに自分なりの言葉を加えたり、ネタごとアレンジしてくるコンビも。唯一のトリオに関しては、ツッコミのひとりがフリップでツッコむという斬新な手法を見せていました。

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1回目でつくった自己紹介の部分も、特技がその場でできる子はやってみせます。サッカーが得意な子はリフティングを、絵が得意な子は即席イラストを、体操が得意な子は側転を披露。なかには「手で葉っぱをまっ二つにします」という変わった特技で、芸人たちを驚かせた男の子もいました。

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本日欠席した生徒に替わって、女の子と“ザ・メガネーズ”というコンビを組んだのは、天狗・川田。“手を使わずに大福を食べる”という芸を披露し、隣りで見ていた相方の女の子が引いてしまうという一幕もありましたが、無事やり遂げることができました。

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宮平と一緒にネタづくりを進めていた女の子コンビ。結局、人前に出たくないと最後まで言い続けた女の子には客席のいちばん前に座ってもらって、宮平と相方の女の子だけで発表することになったのですが、ここで宮平の策が光ります。
隣りにいる女の子と掛け合いながらも、「○○ちゃんはどう?」と話を振って前に座った女の子にも相づちを打ってもらうことで、トリオ漫才を完成。ふたりになんとか楽しんでもらいたいと、逆境を逆手に取ったアイデアの光る漫才で大きな笑いを生み出しました。

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結果、優勝者はツッコミに大幅なアレンジを加え、個性を出していた女の子コンビに決定!
金井さんは「人前で何かすることは、とても勇気がいることです。もちろん小さい頃から得意な人もいると思いますが、得意な人は人前で何度も挑戦するから慣れます。でも、不得意な人はずっとやらないから、苦手になってしまうと思うんですよね。要は経験することが大事。これを機会として、皆さんには人前で発表することへ積極的に挑戦してほしいと思います」と、子どもたちへメッセージをおくりました。

最後に、子どもたちからお礼として、金井さんと芸人たちへコンビごとの寄せ書きのプレゼントが。これには、芸人たちもかなり嬉しそうにしていました。

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続いて行なわれたのは、5年生の授業。こちらは全組ネタができていたこともあって、すぐ練習に取りかかります。

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トップバッターの女の子コンビから、自己流にアレンジした斬新な漫才を見せる5年生。特技の披露はあまりなかったものの、ネタにアレンジを加えているコンビが多く見られます。中には緊張のあまり、ネタを忘れてしまうコンビもいましたが、全員、笑顔でネタを披露しました。

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結局、優勝者はトップバッターながら堂々と自己流の漫才を披露した女の子コンビに! ふたりは「恥ずかしかった」と語りながらも、「でも、優勝できてうれしかった」と満面の笑みを見せていました。

5年生からも寄せ書きを受け取った金井さんと芸人たち。

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お礼にと、川田がお馴染みの“手を使わないで大福を食べる”芸を披露。笑っていた子どもたちでしたが、その大福を差し出された瞬間に悲鳴をあげながら、瞬時に逃げていきます。ランチパックで挑戦したあとも然り。

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3回のワークショップですっかり打ち解けたようで、子どもたちは授業が終わってからも芸人の側を離れようとしません。川田が先ほどのランチパックを差し出すと、先ほどより大きな声をあげて逃げていったり、玉城の大きなお腹をつつくなど、積極的に交流していました。

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【セブンbyセブン】【天狗】

2012年10月28日 (日)

【ライブレポート】児童虐待防止キャンペーンライブ「Child Aid Live」

10月27日(土)、品川プリンスホテル・品川ステラボールにて『児童虐待防止キャンペーンライブ「Child Aid Live」』が開催され、4時間にわたってライブ&トークが繰り広げらました。

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このライブは、子どもを虐待から救い、子育てに悩む親のSOSを社会全体で受け止めるような環境へと変容させることを目指して企画されたもの。子どもに関わる関係団体とエンターテインメント業界の協働で立ち上げられた「Child Aid プロジェクト」が主体となり、イベントは「Child Aid実行委員会」(※)が運営。児童虐待防止に向けた強いメッセージを発信することで、地域における子育て支援を充実させ、より多くの人に実態と理解を深めてもらうことを目的としています。

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ライブの趣旨に賛同し、参加したアーティストは登場順に(以下敬称略)、木根尚登、曽我部恵一、AFRA、HIDEBOH、NOKKO、デーモン閣下の6組。MCは駒田健吾TBSアナウンサー、藤田玲、青木玄徳が務めます。「児童虐待を防止しよう」という同じ志のもとに集まったとはいえライブ自体は、アコースティックからヒップホップ、ダンスパフォーマンス、ソウルフルなボーカルにハードロック…と驚くほどの幅広さ。多彩な楽しさに満ち溢れたものとなりました。

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まず、オープニングに登場した木根尚登は、子どもたちへ向けたメッセージソングを、ギターやピアノの弾き語りで披露。

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続いては、3人の子持ちで「今日の昼間も小学校の校庭でカレーを作ってきました。楽しかった」という曽我部恵一です。「キラキラ!」を熱唱したのち、最初の子どもが産まれた時に作った「おとなになんかならないで」を歌いましたが、ここでミラクル発生。語りかけるような曽我部の声に応えるように、客席にいた子どもの声が挙がります。

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そして次にステージ上がったAFRAは「あれ絶対うちの子や!」。そんなAFRAは、フリースタイルでヒューマンビートボックスを聴かせると、当の曽我部を迎え入れてジョイント。来月、ユニット「AFRAに曽我部」としてアルバムを出すという二人は、「スタンドバイミー」などを披露しました。

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後半に入って、のっけから「座頭市」のテーマに乗せて、超絶タップで度肝を抜いたのは、もちろんHIDEBOH。彼もまた「2歳の女の子を持つ身として、児童虐待のニュースなどに心を痛めていたので、今日は参加できて嬉しいです」とコメントし、気づくことの大切さを訴えました。

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続いて現れたのは、NOKKO。彼女も6歳の子どもを持つお母さんであり「生んでみないとわからないんだけど、子どもは3歳までが本当に大変。でもようやく少し落ち着いたので、ライブもやれるようになりました」ということで、久しぶりのステージのよう。しかし「フレンズ」「moon」など名曲をソウルフルな歌声で聴かせてくれました。「昔の曲は2日くらいかけて馴染ませないとなんだよね(笑)」と、じゃっかん照れ笑いを浮かべつつ、最後は子育ての日々を綴った「ゆうぐれなき」で、お母さんたちにエールを送ったのでした。

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そして大トリに現れたのが、今回のライブにおいて主導的な役割を果たしたデーモン閣下。「Age Of Zero」「太陽がいっぱい」「ANAPA」と立て続けに披露して、パワフルかつ伸びやかなボーカルを会場全体に響かせます。するとMCに入った閣下は「我輩はみなさんも知っての通り、残忍なキャラクター。それがなぜこんなテーマで動いているのかと、多くの諸君が思っていると思う。よくわかっておる(笑)」と語り、オーディエンスを湧かせます。しかし「それもゆえあってのことで、児童虐待はもちろん、もっと大きく教育ということを含めて、子どもたちの未来を考えようではないかということだな」という閣下。「今回のイベントをきっかけに、あまり関係ないと思っていた人にも、けっして他人事ではないと知ってもらえれば」と語ると「なるべくポジティブな曲を選んできた(笑)」と、「SOLA」「ハート8」を最後に歌い上げ、見事ライブは大団円を迎えたのでした。

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なお、ライブの合間には出演者と、3人のMCが児童虐待についてのトークを展開。「車に置き去りにすること」「強く揺さぶること」など児童虐待にあたるケースを取り上げつつ、「自分たちが気をつけるのはもちろん、何かおかしいと思ったら、迷わずに児童相談所に電話してほしい」とメッセージを送りました。また、幕間には賛同者からのビデオメッセージを放映され、若旦那やCOWCOW、ダイノジらが登場。さらにライブ終了後には、藤田玲と青木玄徳によるチャリティ握手会も行われ、大人ひとりひとりが意識的になる必要性を訴えました。

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※「Child Aid実行委員会」は、児童虐待防止全国ネットワークをはじめとした15団体で組織され、内閣府、法務省、文部科学省、厚生労働省をはじめとした17団体が後援。今回のライブでの収益は「Child Aid実行委員会」の運営に充てられます。

●「Child Aid」特設サイト
http://childaid.jp/

●「Child Aid Live」セットリスト(ライブ部分)
≪木根尚登≫
M1.ノックは3回
M2.青い鳥たち
M3.色づく街に
≪曽我部恵一≫
M1.キラキラ!
M2.おとなになんかならないで
M3.満員電車は走る
≪AFRA≫
M1.(フリースタイル)
M2.listen 2 my ❤ beat(with曽我部恵一)
M3.スタンドバイミー(with曽我部恵一)
≪HIDEBOH≫
M1.座頭市
M2.(HIDEBOHソロ)
M3.my way
≪NOKKO≫
M1.フレンズ
M2.moon
M3.人魚
M4.ゆうぐれなき
≪デーモン閣下≫
M1.Age Of Zero
M2.太陽がいっぱい
M3.ANAPA
M4.toi toi toi
M5.SOLA
M6.ハート8

2012年10月27日 (土)

【ライブレポート】『TKF大祭り』2日目

10月20日・21日、兵庫県の淡路島国営明石海峡公園特設ステージで行われた『TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE』。2日目の21日もお天気に恵まれ、開場と同時に多くのお客様がご来場されました。

前説、オープニングアクトは1日目と同様、会場の熱気をどんどん増幅させていきました。そしていよいよ、オープニングへ。オープニングは、たむらけんじが約10年ぶりに書き下ろしたという新作コント「淡路島」。日本で最初にできた島、淡路島。そのくにうみ物語を描いたもので、「『TKF大祭り』のような大きなイベントのオープニングこそ、芸人にとってチャンスだ」とたむら。「このチャンスを生かして羽ばたいてほしい。このチャンスを掴んでもらって、また違うステージへと羽ばたいてほしい!」との願いを込めて、主役の男神・伊邪那岐命(イザナギノミコト)と女神・伊邪那美命(イザナミノミコト)に抜擢したのがナインティナイン。彼らの名前が紹介された瞬間、会場の温度は早くも沸点に達し、大いに盛り上がりました。

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矢部が伊邪那岐命に、岡村が伊邪那美命に扮し、国づくりのためにたくさんの神を生んでいきます。そこで生まれたのが、サバンナ・八木、オリエンタルラジオ・藤森のチャラ男、COWCOW、へびいちご・高橋、モンスターエンジンという面々。いずれも得意のギャグや体操、モノマネにショートコントなどを繰り広げるのですが、納得しない神たち。そして最後に生まれたたむらけんじが開会宣言を行い、2日目の『TKF大祭り』が幕を開けました。

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トップバッターは1日目も出演したmisonoさん。2日目もさらにパワフルなステージで魅了し、新曲の「半分ずっこ」や「恋つりGirl 愛ガァル~フィッシングBoy~」など全5曲を披露しました。

続くネタライブでは、モンスターエンジン、ウーマンラッシュアワー、学天即、ジャルジャル、千鳥、サバンナ、COWCOW、ザ・プラン9、しずる、品川庄司、メッセンジャーが登場。漫才、コントにショートネタと様々な笑いで盛り上げました。

そしてアーティストライブでは、植村花菜さん、嘉門達夫さんが登場。植村さんは「ミルクティー」「世界一ごはん」、そして「トイレの神様」など全5曲を歌い、透明感のある声を会場いっぱいに届けてくれました。続く嘉門達夫さんは「新・アホが見るブタのケツ」「鼻から牛乳」などコミックソングの帝王の名をほしいままにしたライブを展開、最後は「さくら咲く」でしっとりと聴かせてくれました。

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お次は1日目と同様、おーい!久馬作の「たむけん新喜劇」を。2日目はケンドーコバヤシ、陣内智則とおなじみの顔が警察官役として登場しました。また、後藤秀樹は2日連続で歌いながらステージへ、村越周司も目いっぱいギャグを披露するなど、『TKF大祭り』ならではの光景がいくつも繰り広げられました。そして植村花菜さん、スポーツ教室に出演した亀田興毅さんもステージへ。普段の舞台ではなかなか見られないやりとりも新鮮でした。

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続いては音楽ステージを。たむらがレギュラー出演中のテレビ番組『ちちんぷいぷい』から生まれたユニット・PuiPui HOME TOWNSより、カサリンチュ、キマグレンがそれぞれライブを展開。毎日放送の西靖アナウンサーも応援に駆けつけ、「たむけんがうっすら目に涙を浮かべて“俺、ヤバい!!”を連呼してたけど、ステージに立つとその気持ちがわかりますね」と舞台から見える光景に感動を隠せない様子。そんなたむらも「カサリンチュさんのライブの時に会場を歩いていたんですが、腕を振っているお客さんを見て泣きそうになりました」。最後は、PuiPui HOME TOWNSの新曲「この街に生まれて」に生まれてを、たむらを始めとする‟ぷいぷいファミリー“の面々で歌い、ステージにはラグビーの大畑大介さん、元バドミントン選手の小椋久美子さんの姿もありました。

淡路島の空が赤く染まり始めた頃、1日目も盛り上がった「TKF歌謡ちゃ~い!」が。司会は陣内智則、ケンドーコバヤシです。「たむけん、すごいね!」と褒めるのですが、その都度「入場料6800円のうち、5000円はたむけんの懐に行くそうですよ」など陥れようとする二人。普段からの親交の深さからなる“安定感”で進んでいきました。「TKF歌謡ちゃ~い!」一発目は、渡辺直美によるレディー・ガガで「ボーン・ディス・ウェイ」を。豊満な体を揺らして激しいダンスを見せた渡辺に「見てはいけないものを見てしまった」とコバヤシ。続いてはつんく♂さんに扮したバイク川崎バイクが「ズルい女」、品川庄司で「15の夜」を。そして藤崎マーケット、プラスマイナス・兼光、若井おさむ、女と男・市川、クロスバー直撃・渡邊でclass「あの夏の1993」に乗せ、それぞれ得意のモノマネを披露しました。次は「一世を風靡したあの方」「一時代を築いた」という触れ込みで天津・木村が登場。「お子さんに聞かせたくない」エロ詩吟を3本、朗々と歌い上げました。そして矢野・兵動の矢野が十八番のCRAZY KEN BAND「タイガー&ドラゴン」を自信たっぷりに。最後ははるな愛さんが「もっと愛を」を歌い、華々しく締めました。

ネタライブでは、トータルテンボス、銀シャリ、藤崎マーケット、かまいたち、東京ダイナマイト、プラスマイナス、天津、オリエンタルラジオ、ハリガネロック、麒麟、矢野・兵動と東西の芸人が大集合。こちらもそれぞれ得意のネタで笑わせてくれました。

そして『TKF大祭り』の2日間を締めくくる大トリ、かりゆし58のライブが! ヒット曲「アンマー」から始まり、「ゆい」「さよなら」など6曲を披露。「人間、生きて行く間に何回笑うかで違うと思う。そういう生業を20年間、やってきたたむらさんはカッコイイですね。芸人さんの生きざまも憧れます」とたむらの芸歴20周年をお祝いしました。

そして『TKF大祭り』も遂にエンディングへ。「会場の一番後ろにいて、全体を見て、すごく、すごくいいイベントになったと思いました。集まってくれた皆さんのおかげです。すごい、嘘みたいですね…。最初に売り出した時、80枚しかチケットが売れていなかったのに2日間で2万人を超えるお客さんが来てくれて…」と感無量といった様子で感謝の気持ちを語るたむら。そして「淡路島、いいでしょう? この機会に淡路島にもっと遊びに来て下さい!」と熱い“淡路島愛”も伝えました。その様子を見て「溢れる涙が止まりません!」とコバヤシ、「全然泣いてへんやん」とすぐさまたむらに一蹴されていました。

と、その時、場内に怪獣の咆哮が響き渡り、「とんでもない海賊団が淡路島に来たぞー! 伝説のお笑いモンスター!」との呼び込みで、明石家さんま、間寛平、村上ショージがステージへ! 「淡路島は2回目、何十年かぶりです」とさんま。出番まで淡路島を巡った後、会場へ向かう車の中では40分間、寛平が「アヘ」を、ショージが「ドゥーン!」を交互に練習していたと明かし、その成果を披露してくれたのですが…寛平は声色を変えた“普通”の「アヘ」、ショージはなぜか「ポコッ」というアレンジでした。また、さんまは「たむけんのためにこうして集まってくれてありがとう。いつもの仲間がこうして集まってくれて……」とステージ後方を見渡して「お前誰やねん!!」と若手芸人たちへ愛あるツッコミを。それを受けて三浦マイルドが「マイルドフラッシュ」をさんまや寛平、ショージに浴びせるなど、『TKF大祭り』でしか見られない貴重なシーンもありました。最後は、「さんまさんと言えばこの歌を歌いましょう!」と沖縄国際映画祭のテーマソングともなっている「笑顔のまんま」を、会場一体で歌い、2日間の『TKF大祭り』は幕を下ろしました。

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そして2日目も、誰もいなくなったステージへ一人、バイク川崎バイクが現れて、「BKB、ヒィア!」とギャグを披露。銀テープが会場を舞い、お祭りの終わりを告げました。

一方、『TKF大祭り』のもう一つの目玉イベントであるスポーツ教室は2日目も行われ、亀田興毅選手のボクシング教室に、小椋久美子さんのバドミントン教室、大畑大介さんのラグビー教室が開かれました。1日目と同様、直接触れ合いながら、また、ピンポイントでの丁寧な指導に子どもたちの眼差しは真剣そのもの。プロのデモンストレーションには、会場を取り囲む大人たちからも歓声が上がり、至近距離で楽しめました。こんな企画もまた、『TKF大祭り』ならではのもの。笑って歌ってスポーツもしてと、まさに“最強のごった煮”の名のとおり、バラエティに富んだ2日間となりました。

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2012年10月26日 (金)

【ライブレポート】『TKF大祭り』1日目

 
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10月20日、21日の2日間、雲ひとつない晴れ空の下、兵庫県の淡路島国営明石海峡公園特設ステージにて『TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE』が行われ、メインの「獅子舞ステージ」、スポーツ教室を行うスポーツゾーン、ご当地アイドルなどが登場した「ふんどしステージ」という3つのエリアで常時、イベントが行われました。そして約25000人もの来場者で賑わったのでした。

メインの「獅子舞ステージ」では、両日ともオープニングアクトにシンガーソングライターの日比直博さん、レゲエシンガーのMOCAさんが登場、早くもお祭り気分を盛り上げてくれました。そして若手芸人のミルクボーイ・駒場、ストライク・モジャ、にほんしゅ・あさやんが前説でさらに盛り上げ、その幕開けを待ち望むお客さんの熱気に包まれました。

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1日目のオープニングは、たむらがレギュラー出演している毎日放送の情報バラエティ番組『せやねん』との連動企画による開会セレモニーが行われました。生中継でスタジオとつなぎ、まずは土肥ポン太脚本による笑いの神=たむらが降臨するまでを描いたお芝居を、桂三度、レイザーラモンRG、2丁拳銃・川谷、なかやまきんに君らが上演。そして『せやねん』で公募した50人のダンサーによるパフォーマンスやたむら作詞のレゲエソングのステージも行われ、華々しく幕を開けました。「本当にたくさんの人が入ってくれて、ありがとうございます! 今日、明日は今年1、2位を争ういいお天気だそうです! 獅子舞ステージにふんどしステージ、スポーツ教室もあるので、自分なりの『TKF大祭り』を仕上げて、チケット分の元をとって帰ってください!」とたむら。いよいよ、“最強のごった煮”『TKF大祭り』が始まりました!

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まずはNMB48から。総勢18名で「絶滅黒髪少女」や「純情U-19」、そして新曲の「北川謙二」など7曲を披露し、パワフルでキュートなステージで盛り上げました。また、小笠原茉由や横山由依、山本彩らがたむらけんじとのエピソードを語りました。

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お次はネタライブ……の予定でしたが、サプライズゲストが登場! 「僕の大好きな先輩です! 無理やり呼びました!」とのたむらの呼び込みで、雨上がり決死隊・宮迫が。くずの「全てが僕の力になる!」を歌い、会場は大いに沸きました。

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続いてのネタライブでは、ラインセンス、カンニング竹山さん、とろサーモン、我が家さん、スーパーマラドーナ、小島よしおさん、2丁拳銃、アンガールズさん、テンダラー、フットボールアワー、TKOさん、博多華丸・大吉が登場。ステージのモニターに芸人が紹介されるごとに大きな歓声が起こっていました。

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その後は立て続けにアーティストライブを。まずは「たむりん、20周年おめでとう!!」とmisonoさんがステージに現れアカペラで「TOMORROW」を披露、その美声を淡路島の空に響かせました。そしてアニメソングメドレーや「ホントウソ」などの楽曲で盛り上げました。続いてはジェロさん。デビュー曲「海雪」やカバー曲「氷雨」など5曲を歌い上げたほか、、たむらとの出会いにまつわるエピソードなども披露しました。

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ここでの舞台転換中にはとろサーモンとスーパーマラドーナが幕間のMCを担当。お客さんとのやり取りをしている中で、特別ゲストのトミーズ雅が舞台に現れ、「熱中症に気をつけて!」とお客さんを気遣う一幕もありました。

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続いてザ・プラン9のお~い!久馬作のコメディ「たむけん新喜劇」が。たむけんが店主となる屋台のカレー屋を巡ってのひと騒動を描いたこちら、なるみや山崎邦正、中川家、レイザーラモンらが出演したほか、間寛平に未知やすえ、水玉れっぷう隊、オモローや山下らも登場し、それぞれが人気ギャグで続々と放ち、絶え間なく笑いを誘発しました。

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そしてロンドンブーツ1号2号・淳の“弟”というボーカルのhaderu率いるjealkbのライブが。コールアンドレスポンスや振り付け先導係のhidekiによる分かりやすいレクチャーでどんどん会場のボルテージを上げていくjealkb。彼らの勢いに乗せられて、いつしかロックフェスさながらの盛り上がりを見せました。

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そんな熱いステージの続いては、宮根誠司さんとたむらの司会による「TKF歌謡ちゃ~い」が。山崎邦正はオムツ姿でレディ・ガガの「バッド・ロマンス」を切れのあるダンスとともに熱唱。NMB48はおにゃん子クラブの「セーラー服を脱がさないで」となんともレアなステージで魅せ、華を添えました。そしてシャンプーハット・小出水はテレ出水テレ樹となってミスター・チルドレンの「しるし」で自慢の喉を披露。小籔千豊、レイザーラモン、宇都宮まきによるビッグポルノは「この歌をたむらけんじさんに捧げたいと思います」と一言添えて、オリジナルの新曲「Tea! Tea! No! oh,,, 喫茶?」を。そして歌い終わったところで「何この歌!?」とたむら。その一言をきっかけにたむらと小籔の小競り合いが始まったのですが、「喧嘩はやめてー!」と土肥ポン太が絶叫しながら登場。「俺のショーを見て、仲直りしいや!」と持ちネタの“ストリップショー”を披露し、場を取り持ったのでした(!?)。

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そんな一幕もありつつ、「TKF大祭り」1日目も佳境へ。2700、スマイル、チュートリアル、アジアン、天竺鼠、ミサイルマン、りあるキッズ、ロバート、シャンプーハット、野性爆弾、笑い飯によるネタライブに続いては、1日目のハイライトであるサンプラザ中野くんさんのライブが! と、その前に3人目となる特別ゲスト、噺家の桂ざこばさんが登場! ざこばさんの誘導で「1、2、3、ちゃー!」を会場で行い、一体感をさらに固めました。

いよいよサンプラザ中野くんさんのステージへ。テレビ番組のレギュラー出演をきっかけに親交を深めたというサンプラザ中野くんさんとたむら。たむらはリクエストも出していたそうで、「今日はどの名曲を歌ってくれるか楽しみです! 僕も客席で聴かせていただきます」と言ってステージを降りました。そして、「淡路島だから…」とサンプラザ中野くんさん、名曲「大きな玉ねぎの下で」からスタートし、会場からは大歓声が沸き起こりました。続いて、「たむらけんじくんすごいです! たむらけんじくん尊敬します! たむらけんじくん、大好きです! 一生ついていきまーす!」と絶叫し、「リゾラバ」を熱唱。ステージもお客さんも一体となって盛り上がりました。その後も数々のヒット曲や新曲を歌い上げたサンプラザ中野くんさん、最後は大ヒット曲「ランナー」で、文字通り疾走感あふれるステージを繰り広げました。

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直後のエンディングでは、サンプラザ中野くんさんと熱い抱擁を交わし、号泣するたむら。「まだ一日残っているけど、最高でした! お客さん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!」と思いのたけを伝えました。そんな、初日にして感動的なフィナーレの中、野性爆弾・川島がセンターへとやってきて、「今日は、僕らも尊敬するたむらさんのために、一生懸命新曲を作って、PVも作りました! ぜひ聴いてください!」とギターで弾き語りを始めたのですが……お経のような曲調にPVも奇妙なイラストと、川島ワールドが炸裂した作品に。ステージも客席も大爆笑が起こり、最後は笑顔で幕を閉じました。

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が、ここでたむらからお知らせが。実は、この『TKF大祭り』の始まりと同時に、人知れずマラソンをしていた芸人がいたことを明かしたのでした。そしてステージのモニターに映し出されたのは、日もすっかり暮れた夜の淡路島を走る三浦マイルドの姿が。「結局今日は、エンディングに間に合わなかったけど、お客さんにはモニターを通じて三浦マイルドを応援してほしい」とたむら、その気持ちを受けて、「マイルド頑張れ!!」という声援があちこちから飛び出しました。そのうち舞台上の照明も消え、出演者たちもすっかりいなくなったところへ髪の毛を振り乱した三浦マイルドが! 息を切らし、片足をかばいながらステージの中央へと歩み寄り、渾身の「マイルドフラッシュ!」を。すると一斉に銀テープが発射され、『TKF大祭り』1日目を締めくくったのでした。

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そんな『TKF大祭り』でしたが、一方のスポーツゾーンでも、なんとも貴重な光景が繰り広げられていました。それは、プロのスポーツ選手による子どもたちを対象にしたスポーツ教室。1日目は、ボクシングの長谷川穂積選手によるボクシング教室に、バレーの竹下佳恵選手と宝来麻紀子さんによるバレーボール教室、そして元プロ野球選手の本木大介さん、濱中治さん、マック鈴木さんによる野球教室もあり、至近距離で彼らの指導やプレイを楽しめました。こちらは参加した子どもたちはもとより、ギャラリーの大人たちも大喜び、プロの技に感嘆の声も上がるなど、大いに盛り上がりました。

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2012年10月22日 (月)

【ライブレポート】漫才ワークショップ2回目

10月22日(月)、埼玉県・北本市栄小学校にて『漫才ワークショップ』が開催されました。

こちらは、埼玉県北本市と弊社による『あなたの街に“住みます”プロジェクト』の「きたもと×よしもとプロジェクト」の一環として行なわれているもの。同プロジェクトでは、公民館や集会所で高齢者の方々を対象にした、よしもと芸人による『市民寄席』ほか、弊社所属のプロダンサーによる『ダンス市民講座』など、さまざまなイベントが催されています。

先週15日(月)より、同小学校に通う5年生・6年生を対象に始まった『漫才ワークショップ』。今回で、二度目の開催となります。

まず行なわれたのは、6年生の授業。講師を担当するのは、構成作家・金井夏生さん。そして前回も駆け付けた天狗には、子どもたちもすでに心を開いている様子。ニコニコとしながら、2人に積極的に話しかけます。

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さらに、今回からセブンbyセブンが参加。金井さんから「天狗同様、誰も知らない芸人です。でもすごくいいヤツです」と出迎えられ、漫才を披露しました。2人の姿が見えた途端、子どもたちは爆笑! どうやら玉城のキャラクターが気に入ったようです。

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前回の授業ではコンビ結成後(6年生は奇数のため、1組はトリオ結成)、漫才の導入部分である自己紹介を考えました。「前回から、みんな考えてきましたか?」と元気に問いかける金井さんに対し、無言の生徒たち……。苦笑しながらも「僕がお笑いの世界で学んだことを伝えていけたらなと思います。今日もがんばりましょう」と声をかけました。

今回は、「僕の私の、好きなもの」というお題で、漫才のネタ部分を考えていくことに。自由に考えるのはなかなか難しいということで、“3段オチ”をつくるべく、例文のプリントが配られます。“3段オチ”とは同じお題でしゃべるなか、3度目で落とすという漫才の基本的な技術。「なぜ生まれたのかは、僕もわかりません。わかりませんが、3回目でボケるとすごくウケるのは間違いない。僕らよりはるか昔に生きていた人が編み出した技術なんです」と金井さんは説明します。

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「堅苦しく考えないで、楽しくつくろう! エイエイオー!」というかけ声のもと、ネタづくりがスタート。芸人も各テーブルをまわりながら、子どもたちをサポートしていきます。

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開始5分くらいで、早くも完成したコンビが1組。その後も多くのコンビが、廊下に出て練習に励んでいました。

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前回、距離のあった男女コンビも、本日は和気あいあいとネタづくりしています。
全組順調に進んでいるかに思われましたが、頑に漫才づくりを拒否しつづける生徒がひとり。授業に参加したいと戸惑いを見せる相方をも拒み、早々にもらったプリント用紙もクリアファイルに締まってしまいます。見かねた天狗・川田が「発表せんでもええから、ネタだけはつくろうや」と声をかけるも、なかなか心を開くことができません。最後はセブンbyセブン・宮平も加わり、好きなものを聞き出してたのですが、残念ながらタイムアップとなってしまいました。

最後に、本日ネタができあがったコンビ1組が発表することに。勇気を出して挙手したのは、男の子コンビ。用紙を持ちながらのたどたどしい漫才ではありましたが、きちんとオトして笑いを取ります。そんな彼らに大きな拍手を送りつつ、「コンビ名を発表するときにはポーズをつけたり、自己紹介では特技を披露したり、楽しい雰囲気をつくりましょう」と、金井さんからアドバイスがおくられました。

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続いて行なわれたのは、5年生の授業。こちらも6年生と同じ形式にて、ワークショップを進めていきます。

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天狗・横山は前回お休みしていて、今回からワークショップに参加する男女コンビのところに顔を出し、サポート。2人とも仲よく、和気あいあいとネタつくりに参加します。ほかのコンビも順調な様子。芸人とも楽しく話しながら、ネタづくりを進めていました。

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6年生よりは少し時間がかかったものの、5年生も次々とネタが完成。多くの生徒が、廊下で漫才の練習を始めます。

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5年生も最後に1組が発表したのですが、練習ではソラでセリフがいえるほど完璧だった女の子コンビが登場。本番は恥ずかしがる様子も見られましたが、ポーズをつけたり、特技を披露したりとオリジナリティのある漫才を披露しました。

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余談ですが、5年生、6年生ともに大人気だったのは、セブンbyセブン・玉城。授業中はもちろん、授業が終わってからも多くの子どもたちに囲まれていました。

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さて、来週はいよいよ最終回。みなさんの漫才がどんなふうに完成するのか、とても楽しみです!

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【セブンbyセブン】【天狗】

2012年10月21日 (日)

【ライブレポート】DYNAMITE BAKA SOUL

10月17日(水)、東京・新宿BLAZEにて『DYNAMITE BAKA SOUL』が開催されました。

こちらは、テレビ東京系で放送されている音楽と笑いを融合させた新感覚エンタテインメント番組『バカソウル』の収録として行なわれているもの。そんな『バカソウル』も、この10月で放送1周年。今年4月から、EXILE・MATSUさんがMCに加わったほか、9月26日には初のDVD『BAKA SOUL』もリリースされるなど、常にパワーアップしつづけています。

開演前のフロアは早くもお客さんでぎゅうぎゅう。デッカチャンのDJにノリノリなバカソウラーたちは、「パワーは本番に温存しておいてくださいね!」と声をかけられるほど、この日も元気いっぱいです。

今回のトップバッターを務めたのは、グランジ・五明、おにぎり、山田カントリー・浅井によるユニット「BIGMANG」。いつもはB・M・Hさんとコラボレーションしている彼らですが、今回は彼女たちに加えて、とくことの共演が実現。高身長の3人と143cmのとくこのコントラストは、圧巻の一言です。

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天津・木村はバックダンサーを担当する高木あずささん、十綾乃さんとともに、“女性目線”という新たな角度から斬り込んだ詩吟を披露。ロングヘア姿の木村には、フロアから「かわいい〜!」との声がかかりました。

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『バカソウル』のアイコン的存在であるmckj(こりゃめでてーな・大江)も登場。番組の1周年を喜びつつ、自身の状況についても「仕事もゼロからちょっと増え、出待ちもゼロからちょっと増えました」と顔をほころばせます。今回は久しぶりの曲、新曲、さらにリニューアル曲と盛りだくさんのパフォーマンスで、観客を魅了しました。

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同じく、『バカソウル』の人気者といえば、豊満乃風(ダイノジ・大地、デッカチャン、どりあんず・平井、こりゃめでてーな・大江)。お馴染みの登場曲がかかると、彼らのオリジナルタオルが次々と掲げられるフロア。会場の熱気もさらに上昇するなかで、この日は新曲が披露されました。

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ガレッジセール・川田とコラボレーションしたザ・パンチ パンチ浜崎、デッカチャン、大西ライオンによるユニット「甲州街道ネイチャー」、ジューシーズ・赤羽と少年少女・阿部によるユニット「KENCHANG LA-MEN loves MAYUCA」は、新曲で登場。天津・向率いる「劇団アニメ座」のパフォーマンス、COWCOWによるギャグッパ、あるアーティストに扮した土肥ポン太のパフォーマンスは抱腹絶倒間違いなしです。

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さらには、MCのあの方に関係のある(というより、真似た?)パフォーマーも登場。最初は「え〜!」という否定的な声も多かったのですが、登場を重ねるたびに笑い声も大きくなりました。ぜひともオンエアを楽しみにしていてください!

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●番組情報
バカソウル
毎週土曜日23時55分より、テレビ東京系列にて絶賛放送中!
http://www.tv-tokyo.co.jp/official/bakasoul/

●DVD情報
BAKA SOUL
価格:3.150円(税込)
商品番号:YRBN-90458
発売元:テレビ東京/よしもとアール・アンド・シー
販売元:よしもとアール・アンド・シー
http://www.randc.jp/dbs/discography.html

収録内容:本編約109分+特典映像約15分
<本編収録バカプレイヤー>

豊満乃風、2700、mckj、佐久間一行、KENCHANG LA-MEN loves MAYUCA、BIGMANG、
天津 木村、COWCOW、2丁拳銃、水谷千重子、野性爆弾 川島、X-ジャポン、
2700&黄帝心仙人、甲州街道ネイチャー、豊満乃風 feat.NAOMI

<特典映像>

ビッグポルノ「KING TIMER」

MATSU(EXILE)×黄帝心仙人×AFRA「バカソウルスペシャルコラボ」

エハラマサヒロ「雪やコンコン」

渡辺直美とキャンデイズ 「なおみのいぬ」(オリジナルPV)

よしもとネットショッピングYahoo!店
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90458.html

●DVDイベント情報

日時:10月27日(土)12時スタート

場所:タワーレコード新宿店7F イベントスペース

出演:増谷キートン、 mckj、BIGMANG

内容: ミニライヴ&スペシャルイベント

<スペシャルイベント内容>

①チェキ撮影会

②11月8日(木)「バカソウル収録イベント」招待券抽選プレゼント会
 …20組40名様分

※チェキ撮影会は、スタッフが用意したチェキカメラによる出演者全員との撮影となります
※スペシャルイベントへのご参加は、「イベント参加券」ご持参の上
 イベントにご参加いただいた方のみ対象とさせていただきます

2012年10月16日 (火)

【ライブレポート】漫才ワークショップ1回目

10月15日(月)、埼玉県・北本市栄小学校にて『漫才ワークショップ』が開催されました。

こちらは、埼玉県北本市と弊社による『あなたの街に“住みます”プロジェクト』の「きたもと×よしもとプロジェクト」の一環として行なわれたもの。同プロジェクトでは、よしもと芸人による公民館や集会所にて高齢者の方々を対象とした「市民寄席」ほか、弊社所属のプロダンサーによる「ダンス市民講座」も開講しています。

今回の『漫才ワークショップ』は笑いから学ぶコミュニケーション能力向上を学ぶべく、本日15日(月)より計3回、5〜6年生に対して行なう予定となっています。

まず『漫才鑑賞会』がスタート。
ネタのトップバッターを務めるのは、天狗。手を振りながら漫才の前へ立った横山に対して、川田は子どもたちと手を合わせながら登場。お馴染みの芸「手を使わずに大福を食べる」を見事に成功させ、子どもたちと笑顔でハイタッチします。

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続いて登場したパンクブーブーには、いっそうの大きな声援があがります。
ゲームの音マネやアニメを題材とした漫才、ショートコントなど小学生が興味を持ちやすそうなネタで、『M−1グランプリ』&『THE MANZAI』のチャンピオンらしく大きな笑い声を生み出しました。

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2組のネタ終了後は、生徒たちに特技を発表してもらうことに。
哲夫に対抗して音ネタばかりを3回やってみせた男の子、変顔3連発と「もしもしかめよ」に合わせてのけん玉、そして体操を披露した3人組の女の子など、たくさんの子どもたちが積極的に発表し、体育館は大盛り上がりとなりました。

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最後に、芸人への質問コーナーも。

「なんでお笑い芸人になったんですか?」という質問には、「勉強ができなくて、これしかなかった」(パンクブーブー・哲夫)「顔がこんな感じなので、消去法でなりました(笑)」(天狗・川田)というネガティブな答えを受けて、「普通に働けるなら働いたほうがいいよ」と現実的な話をするパンクブーブー・黒瀬。天狗・横山は「僕は大学にも行ったんです。やけど、やりたいことが見つからなかったときに、川田が誘ってくれたんでやってみようと思いました」と真摯に答えます。
また、「今の目標はなんですか?」という冷静な質問には、「住宅ローンを組むこと」(哲夫)「このあと『スッキリ!』さんの取材があるんで、そこで結果を残すことです」(黒瀬)とリアルに答えるパンクブーブーに対し、天狗は「レギュラーの仕事がほしいです!」(川田)「昨年パンクブーブーさんが優勝した『THE MANZAI』で優勝することです」(横山)と、若手らしい切実な目標を掲げていました。

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続いて、5〜6年生を対象とした1回目の『漫才ワークショップ』が行なわれました。講師を務めるのは、放送作家の金井夏生さん。天狗もアシスタントとして参加しました。

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先ほどの『漫才鑑賞会』にも参加した5〜6年生ですが、同授業では大人しめ。やはり漫才のネタをつくるのが初めてだからでしょうか。金井さんの呼びかけにももの静かで、消極的な姿勢が見受けられます。

そんな彼らに、金井さんは「漫才を使って、人前で話す力、自分が思ってることを人に伝える力、みんなで話し合う力というものを身につけられたらと思います。大変かもしれないけど、せっかくの機会なので人前で発表することを全員に経験してもらいます」と説明します。

まずは5〜6年生それぞれ、2組ずつ(奇数の場合はトリオもあり)のコンビをつくります。公平性を期すためにくじ引きで決めたものの、あからさまに嫌な顔をしたり、手を取り合って喜んだりと、子どもたちは悲喜こもごもです。

今日の授業では、コンビ名とボケツッコミの決定、それぞれの自己紹介までをつくってみることに。「名前は何々ですと名乗って、自分の特技なり、アピールできるものを見せてもらえばなと。ツッコミ側が終わったら、ボケも同じように披露してください」と金井さんが説明します。

ここで、天狗がお手本を見せることに。
コンビの挨拶が終え、自己紹介を兼ねて横山は『フォレスト・ガンプ』のワンシーンを、川田は長い舌を鼻につけるという芸を披露するも、笑いがほとんど起こらず。2人の芸に対して、金井さんから「横山のは若干わかりにくい。川田のは若干しょぼい」とダメ出しがあったものの、「これくらいでもいいんです!」と初めての漫才に挑む子どもたちを元気づけました。

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それぞれコンビに分かれて、話し合いを進めていく子どもたち。中には隣りに座ったものの、そっぽを向いて一言も話さない男女コンビもいます。
そこへ歩み寄っていったのは、横山。最初は表情を強ばらせた男の子にきびすを返されてしまうものの、2人の真ん中に座り「大丈夫や。さっきの観たやろ?」と励ましながら、お互いを引き寄せていきます。授業の最後のほうではようやく2人に笑顔が観られましたが、コンビとしてはまだまだ問題が山積みのよう。この男女コンビはどうなるのか、今後が気になるところです。

金井さんは「面白いと思うことって、実は人それぞれです。相手が面白いと思わないこともあるので、じっくり話し合って決めていきましょう! 次の授業まで考えておいてください」と、子どもたちに語りかけました。

【パンクブーブー】【天狗】

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