最新ニュースインタビューライブレポート

« 2014年8月 | メイン | 2014年10月 »

2014年9月

『KOYABU SONIC 2014 FINAL』、ビッグポルノとスモールポルノがラストステージを前に心境を告白

1g7a3709

9月13日(土)~15日(月・祝)、インテックス大阪5号館で開催の『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』。ついに『KOYABU SONIC 』が7年間の歴史に幕を閉じます。エンディングに先だって、ビッグポルノとスモールポルノが会見を開きました。まず小籔から挨拶が。「3日間やるということで、7年間、ビッグポルノは10年以上やってきました。本当に今日で二度とビッグポルノの活動をしないのかと思うと寂しいし、非常に残念なのですが、最後のビッグポルノのステージは、歌詞を間違えずにちゃんとできたらいいなと思います。間違えることもどうでもいいぐらい、最後は総括としてちゃんとやりたいなと。最後にたくさんお客さんが入ってくれました。最初は100人ぐらいのところから始めましたし、1回目のコヤブソニックは3000人ですから、今日なんて何人ぐらい入ってくれているんでしょう。1万人近いお客さんの前でビッグライブの解散ステージができるというのは、ある意味ここまで来れてよかったなと思っています」と感慨深げ。

Img_9805

ビッグポルノ結成時をふり返るひと幕も。「たくさんのお客さんの前でやるぞとか、僕ら3人で大きいお金を動かすぞとか、全員バイトを辞めるんだとか、そういうこともすべて果たせました。ある意味よかった。ビッグポルノで音楽活動を始めたときの目標は、思いきり余裕で果たせていますので、大した悔いはございません。ありがとうございました」と語りました。

Img_9871

RGは、「『何で終わるんですか?』とすごくいろんなところから聞かれて、僕が下ネタを歌いたくないという……。僕の住んでる練馬区のこととか」。RGは8月に開かれた解散会見でも、自身が暮らす東京都練馬区が青少年の教育に力を入れていることから下ネタラップを歌うことに抵抗が出てきたことを語っていました。「『すいません』とスライディングで土下座したいぐらいです。本当にすいません」と神妙な顔つき。小籔は「(RGの)奥さんが、『子供がいじめられるから下ネタラップを歌うのはちょっと』と。RGも『そうやな』となったわけですから、回りが『はぁ?』と思っても、本当に子供がいじめられたら僕ら責任持てませんし」と語りました。するとRG、「奥さんと言うか、練馬区です」と練馬区をアピール。小籔は「練馬区が一番関係ないから(笑)。それのほうが練馬区の人がかわいそうやわ。オレ関係ないけど、『練馬区の方、すいません』と心の中で思わなあかんの、しんどいわ!」と制し、「RGの家庭がそういう方針だという事ですから、それについて僕らがとやかく言うことはないです。練馬区っていうけど、練マザファッカーさんもけっこうどぎついラップをやってはりますからね。家族の、夫婦の話し合いの中で決めたことですし、子育ての方向性の違いですから、しゃーないと思います」と小籔。しかし気持ちが収まらない様子のRG、「本当にすいません、すいません。こんな楽しいイベントを……本当にすいません!」と手を合わせて謝罪の言葉を繰り返していました。

Img_9834_2

HGは、「僕らレイザーラモンは1997年にデビューして、若手の劇場で鳴かず飛ばずで、環境を変えようと新喜劇に入って小籔さんに出会いました。で、ビッグポルノを結成して12年が経ちます。ビッグポルノ解散というのだけを聞くとすごく寂しいし残念なんですが、本当にビッグポルノがあってコヤソニが始まって、僕個人としても微々たるものながら成長できたと思います。ハードゲイに関しては、下ネタでできた男だったんで、下ネタラップは僕にとっては非常にやりやすく、発散できる場でした。でも、『下ネタばかりに頼らずに行けよ』ということなのかと思います」と語り、「これからもビッグポルノ精神を持って、漫才、コント、芸事に精進していきたいと思います。12年間、ビッグポルノはいい思い出しかありません。レイザーラモンは活動を続けますんで、応援の方よろしくお願いします」と締めくくりました。ここでもRGが区の事情をアピールしましたが、小籔は「練馬区があかんってなってたら、HGが住んでる目黒区は下ネタええんか、ということになるしね。練馬区もいいところやけど、HGが住んでるところは高級住宅地の品がいいところやわ!」と区の事情ではないことを語りました。

 

Img_9849

これからも活動を続けるスモールポルノからもコメントが。宇都宮まきは「コヤブソニックは年々大きくなって、芸人さんもアーティストさんもすごく楽しんではったので、ビッグポルノが解散になっても続けてもいいと思ってました。でも、『もともとの目標がビッグポルノを広めるためにコヤソニをやった、だからビッグポルノ解散となればコヤソニも終わらすのが筋ではないか』と決めた小籔さんは本当に男らしいと思いますし、残念ですがそれが小籔兄さんらしいと思いました。今日は最後ですけど、ビッグポルノと一緒に歌わせてもらうので、全力で声がかれてもいいので、いっぱい大きな声で歌いたいと思います。そしてスモールポルノはこれからも活動していかせてもらいますので、応援をよろしくお願いします」と心境を明かしました。

Img_9853

今別府は記者陣を見渡し、「この感じなんです」とひと言。「『今別府さんよろしくお願いします』とガンマイクを向けていただき、オフィシャルの記者会見に出席して。有名人にいっぱい会えて、芸能人の気持ちを味わえて、一流ミュージシャンと“タメ”でしゃべれて……」と語ったところで小籔から「タメでしゃべれて!?」、HGからも「タメでしゃべったらあかんやん」とツッコまれていました。「座長には内緒で……。ツーカーの感じでしゃべらせていただいてたんですが、この感じがなくなると思うとノイローゼになってしまいそうです」と残念そう。「1万のお客さんに見てもらえる感触がなくなってしまう、と思うと……。本当に、ここでしか味わえないんです。NGKでも、新喜劇でも味わえない。悲しいです」としみじみ。RGは、「今別府がこんなにしゃべれて前に出られるようになって。今別府の成長とビッグポルノの成長は比例していますよね」と言うと、「そうなんです。RGさんも成長しましたよね」と今別府。

小籔は「ビックポルノを最初にやるとき、心の中で思っていたことを今やから言います。HGは売れて、僕は座長になった。でもRGはウケてない日々がありました。何をやってもスベッて、何をやっても受け入れてもらえない。そんな時代もありました。だから、3人がみんな同じように金持ちになるのがいいんじゃないかと思っていたのを思い出します。今ではRGはすっかり頼りになります。先にスベッておくのがそのあと売れるというのがジンクスというか。HGも腰ふっていたときは死ぬほどスベッてました。めちゃくちゃ流行らそうと思ったら、一度スベらなあかんってなってます。(島田)一の介兄さんの『腹立つわー、はらたつのりぃー』っていうやつも死ぬほどスベッてるので、8年ぐらい経ったらウケるんちゃうかな、と思っています。ギャグがブレイクするのが先か、一の介兄さんが死ぬのが先か、という感じですね」と語り、記者陣を沸かせていました。

小籔に「AKBとかと会われへんようになるのが寂しい?」と尋ねられた今別府は「本当に寂しいです。コヤブソニックのおかげで蒼井優さんにも会えたんです。それもなくなります。なんかもうノイローゼになりそうです。今回は武井咲さんが来ると思ってたんですけど……」と名残惜しそう。小籔が「『来たい』と言ってはったんですけど、お仕事がお忙しいみたいです」と教えると「自分の実力では一生会えないので、テレビで見ておきます」と謙虚に答えていました。

Img_9861

男前は「今日という最後の日まで舞台に立たせていただいて、本当にコヤブソニックに、ビッグポルノさんに感謝したいと思います。スモールポルノをこれからよろしくお願いします」と感謝の気持ちとこれからの意気込みを語りました。

 

1g7a3691_2

質疑応答では、「解散ライブで、RGさんは『あるある』をやめるとおっしゃっていましたが……」という質問に、「昨日の打ち上げでも一曲も歌いませんでした」とRG。やめる時期を聞かれたときは「『あるある』が言えなくなったときですね」とお茶を濁しつつ、「一個にしがみつくんではなくて、違うやつも。だんだん進歩していきたいと思います。先ほど、PUFFYの由美ちゃんにも『最近、あるあるあまりつぶやいてないね』とツイッターで言われました。徐々に『あるある』がなくなっていく方向なのは、一部の人にはわかっていると思います」とRG。HGも「ハードゲイも僕が初代として、二代目を募集していますので」と、HG、RGともに新境地に向けて歩み出したことを明かしました。

「今日、伝えたいことは?」という質問には、「今日は本当にお客さんに、アーティストの方に、ゲストの方に『ありがとう』と、スタッフ、スポンサーの方々に『ありがとう』と言うのは、幕が閉まるまでそういう気持ちを込めたいです。毎回、目の前の1回に関して『ありがとうございました』という気持ちでやっていたんですが、今回は7年分、ビッグポルノでは最初の100人ぐらいのときから来てくれていたお客さんに、いっぱいお金を使わせたなと。悪かったなと。CD買っていただいたりしたなと。皆さんに感謝の気持ちを込めて、幕が閉まるまでいいたいです」と感謝の気持ちを表しました。「幕が閉まってからは本来の業務に戻り、新喜劇をがんばって広めて、家族に飯を食わせて、少し社会貢献して、この世界をやめようと思ったときに止めていただいた方々に『止めてよかったな』と思っていただけるぐらい仕事をがんばって、『俺、あいつ止めてん』とイキっていただけるように。本柱に戻りたいと思います」と語りました。

「今日に向けてゲン担ぎはしましたか?」という質問には「いえ、滞りなく終わることと、基本的に体がしんどいときは赤いパンツをはいた方がいいと聞いたので、赤いパンツをはいているぐらいでしょうか」と小籔。「あとは毎朝、嫁が好きなメニューを作ってくれているのでそれを3日連続で食べました。元気モリモリです」とのこと。

RGには「お子さんが大きくなられたら、また下ネタやりたくなるかもしれないですか?」という質問が。RGは「そうですね。それまでに練馬区に出ていたら……」と言いましたが、「練馬区に規制があるみたいですが、ないです」と小籔。RGは、下ネタラップが歌えなくなった経緯を「『♪CLICK TRUTH』とか歌えなくなってしまって。本当に申し訳ないんですけど。前は飛び跳ねながら言ってたんですけど、急になんか……」とモジモジ。HGが「また急に歌いたくなるかもしれないと」と助け船を出すと「はい。自分でも整理がつかないけど、『かもしれない』と。メイビーメイビー」と答えていました。小籔は「HGとRGと3人で、HGの家の近所のカフェバーで歌詞を作っていたときに、次の新曲をクリトリスかラブホか迷ったんです。そのときにRGがグビッと飲んで『小籔さん、ヒヨッてるんすか。クリトリスで行きましょう!』となったんですけど。まぁ、あれからだいぶ時を感じますね。あのときの気ちがいじみた目はいまだに忘れられないです」とふり返りました。

解散ステージに向けて、「キャンディーズみたいな、ああいうフィナーレは考えていますか?」という質問には「いいえ、なにも」と小籔。「コヤブソニックは、ビッグポルノを広めるためといいながら、僕らを一番最後にしていたのは、時間調整のため。時間が押して来たら他のアーティストの方にカットをお願いすることはできないから最後にすることはできない、ということですので、あまり何も。プレーンな僕たちだけで、しっかりとやりたいと思います。最後の最後は僕ら6人だけでやらせていただこうと思っています」と小籔。

「(AKB48の)こじはるさんみたいに『やめるのをやめる』という可能性は?」という質問には「それはないです。ここはガチです。去年の11月から半年ぐらい悩んで、コヤソニをやめるのを決めたし、ビッグポルノ解散も決めたので。それに、RGの家の事情がね。そんな急に、半年で子供が35歳にならないですから。僕ら3人で仕事をすることをすることはこれからもたくさんあると思うんですけど、ライブハウスとかこういうフェス会場で一緒にステージに出るということは、未来永劫ないです」とキッパリ。

今別府には「この3日間で多少爪痕を残されたんですが、AKBのファンからの反響やリアクションはありましたか?」という質問も。「爪痕といっても、すべてレールを敷いていただいて付けた爪痕ですから、私自身何も爪痕は残していませんが、打ち上げが終わって尼崎の木造築40年の家の前に帰ったとき、もしかして誰か立っていたらどうしよう、という不安はありましたけど(笑)、それはなかったです。僕みたいな下っ端は相手にしていないと思います」と今別府。すると、「足、ケガしてるやん。どうしたん?」とRGが心配すると、「水虫が悪化しました」という今別府。まきちゃんが「きたなっ!」と嘆いていました。

 

ビッグポルノを広めるために生まれた『KOYABU SONIC』。7年の歴史に幕を閉じるのはもう間もなく。ビッグポルノの最後の瞬間がいよいよ迫ってきました。多くのファンから、数々のアーティストから愛されたビッグポルノ、そして『KOYABU SONIC』の最後のステージをお見逃しなく!

『KOYABU SONIC 2014 FINAL』最終日に新垣隆さんが登場! 佐村河内守氏扮する今別府、野々村議員扮する千鳥・ノブ小池とコラボ

1g7a3559

9月13日(土)~15日(月・祝)、インテックス大阪5号館で開催の『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』。ついに最終日の9月15日(月・祝)、アーティストのトップに新垣隆さんが登場しました。会場は、朝から駆け付けた多くのお客さんでいっぱい。小籔は「今回、お招きさせていただいたのは、現代音楽を広めようとされている姿に、僕も新喜劇を広めようとしているのでシンパシーを感じること、そして現代音楽という本当にすごいジャンルを知っていただきたい。そして何よりすごく才能のある方だということを分かってほしい。あの“髪の毛の長い人”の一部ではないんだということを、広く知っていただきたいというのが半分。あと半分は『呼んだらお客さんが来るんちゃうか』という考えもあります」という小籔にお客さんから拍手が。小籔の「皆さん、目を凝らして、耳を凝らして聴いていただきたいと思います。 えげつない人が来てくれました! この方です、どうぞ!」という呼びかけのあと、新垣さんがステージに!お客さんから大きな拍手が起こりました。

ステージではコヤブソニックのために準備したという『新垣隆 現代音楽即興ソロ・ピアノ』、『新垣隆・吉田隆一により現代音楽即興デュオ』さらに、週刊文春の依頼で作ったという『交響曲HARIKOMI』の3曲を披露。演奏後、拍手がなかなか鳴りやまないほどの盛り上がりを見せました。小籔とのトークタイムでは、「新垣さんは本当にいい人。悪い人にそそのかされただけ。これが僕の個人的な感想です」というと、お客さんからも小籔に賛同するかのように大きな拍手が。トークが盛り上がったところで、佐村河内守氏に扮した今別府直之がステージに登場!新垣さんの隣に並び、「お久しぶり」と新垣さんに声をかけました。

これには新垣さんも苦笑い。続いて今別府が「ごめん。天地神明に誓ってごめん」と新垣さんに謝罪。小籔が「(今別府が)どうしても新垣さんの前でこの格好をやらせていただきたい、と。大丈夫ですか?」と尋ねると、「ありがたいです」という新垣さんに、お客さんから笑いと大きな拍手が。「こんなんされて『ありがたい』って言うからだまされるねん!『嫌です』と言ってください」と小籔にツッコまれていました。

さらに、貴重な記念に新垣さんと今別府の2ショットを撮影。そんなところに、野々村議員に扮した千鳥・ノブ小池が乱入! 「このくにをぉぉ~!!」とさんざんモノマネしたあと、「これ絶対いらんやん! この時期の野々村は絶対におもしろくないやん」とノブ小池。さらに「コヤブソニック3日間やってきて、ノブの野々村議員のモノマネは唯一の失敗」と自虐的に語り、お客さんを沸せていました。

 

1g7a3422

出演終了後の囲み会見は、新垣隆さんと小籔、さらに佐村河内守氏に扮した今別府、野々村議員に扮したノブ小池が出席。

新垣さんはコヤブソニックに出演した感想を、「ステージに立たせていただいたことは本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と語りました。今別府、ノブ小池と舞台で共演したことは、「私は本当ならば本物と一緒に謝らなければいけない立場の人間なんですが、こういう形でお笑いにしていただいたということは、個人的には非常にありがたいことでした。そういう意味でも感謝しております」と語りました。

その言葉を受けて今別府は「“天地神明に誓って”光栄でございます」。と、あの会見をオマージュした発言!? 続いて小籔に「新垣氏を?」と尋ねられ、「新垣氏を……もう訴えません!」と答え、「そらそうや!」とツッコまれていました。

野々村議員のモノマネを披露したノブ小池は、「まさか、野々村議員のモノマネをすることになるとは。野々村議員に関しては、ちょっと話題が古いじゃないですか。それを今やるって、一番古いと思います」と語り、記者陣を笑わせていました。さらに「東京の芸人さんがしこたま(ものまねを)やりまくったあとに、このあまり似てないやつをやらすという小籔さんのイジワルさ。これは優しさでもなんでもない。後輩をスベらせようとする、ただのイジワルです」とノブが訴えると、小籔も「愉快犯です」とイジワルを認める(!?)発言。「でも、新垣さんと同じ舞台に立てて、光栄でした」と語りました。

1g7a3508

小籔は、「もともとは『BAZOOKA!!!』(BSスカパー!)で新垣さんと対面させていただきました。僕も全然知らなかった現代音楽というジャンルの内容についてお話を聞いたり、現代音楽のVTRを見たときに『こんな芸術に特化した先進的で前衛的な音楽のジャンルがあったのか』と。それをやっているのが新垣さんで、インタビューさせていただいたとき、すごく控えめで自分のことを高く言わず、低く見積もって言うような方。上品で控えめで、でもちゃんとピアノをされていた方です。子供の頃から神童といわれ、中学のときからプロの方と舞台に出たり作曲活動をされていて、『こういう方やったんや』と知ったときに、『世間は(あの騒動で)一緒くたにされているところがあったな、ちゃうのにな』と思いました」と新垣さんの印象を語りました。さらに、新垣さんをコヤブソニックに呼んだ理由を「現代音楽のジャンルを広めようとされているところに、僕も新喜劇を広めようと東京に行っているところがあるので、自分の好きなもの、お世話になったものを広めようとしている姿勢にシンパシーを感じました。それのお手伝いをできたらな、というのが半分です。あと半分は、こんだけピアノがうまい人で、こんだけ話題になった人であれば、コヤブソニックに呼んだらお客さんが来るやろうし、記事にもなるから、ええ宣伝になるな、というのが正直、半分です。主宰者としてソロバンを弾かさせていただきました」と語りました。

1g7a3461

新垣さんの演奏については、「新垣さんの独奏は拝見したことがあるんですが、今日はデュオや管弦楽団の方々と演奏して。自由にアドリブを入れながらやられているというのはすごくよかったですし、こういう感じのピアノ演奏者が出ているフェスというのも本当になかなか少ないと思います。オンリーワンのフェスを目指してきた僕としては、新垣さんに出ていただき、話題性、おもしろさ。ノリもすごく、そのへんの芸人よりもよかったです。また演奏も、若い女の子たちがうっとりできるような演奏でよかった。何より、うちの子供もコヤブソニックに来ていますので、ああいう上質な音楽を聴かせることができてよかったです。ありがたかったです」と語りました。

さらに、今別府、ノブ小池とのコラボについては「今別府が佐村河内氏をして、この2人で成立するところにノブに野々村議員になってもらえたらいいなと。ちゃんとしたお笑いなら新垣さんと今別府で完結させたほうがいいんです。ただ僕も“現代お笑い”というちょっと前衛的な部分も入れて。新喜劇をやりながらでも“現代お笑い”みたいなところを出したいので、ノブのあまり似てない野々村議員というちょっと遅めのコラボを。『いらん、いらん』というのもやりたいと思ったので。それに、ノブやったらうまいことツッコんでくれるんじゃないかなというところでやらせていただきました」とコラボを考案したいきさつを語りました。

1g7a3494

小籔の話を受けて、「本当にありがたいという気持ちでいっぱい。いろいろと考えていただいて、このような機会をいただいているわけなので、今後もなるべく音楽の活動で皆さんに応えていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。本当に貴重な機会をありがとうございます」と新垣さん。小籔は「いや、こっちのほうがだいぶ得してます。なんやったら新垣さん、コヤブソニックに出てちょっと損ですから。よう出ていただきました」と改めて感謝の気持ちを伝えました。

 

質疑応答では、新垣さんに「今別府さんの、佐村河内氏の完成度はどれぐらいですか?」という質問が。新垣さんが「一瞬、ドキッとしました。ちょっと逃げ出しそうになりました」と答えると、小籔や今別府、ノブも爆笑。「お笑いはお好きですか?」と尋ねられた際は、「はい。お笑いはもちろん大好きです。まったくミーハーなファンなので、今日もこれからも楽しませていただきたいと思ってます」とコヤブソニックをエンディングまでじっくり楽しむことを打ち明けました。

続けて新垣さんに「(コヤブソニックは)出演者同士で2組が結婚し、寿フェスとも言われているんですが、新垣さんはどうですか?」という質問も。小籔に「うちの宇都宮まきとかどうでしょうか?」と薦められた新垣さんは、「そういうのもあったらいいなと夢を見てます」と控えめに答えていました。

また、コヤブソニックに出演を決めた経緯を聞かれた際は、「BSのテレビ(『BAZOOKA!!!』)でお声かけていただいて、あのような状況の中で呼んでいただいたこと、さらに内容を私の専門で、ベースとしているものを取り上げてくださったので、2つの意味でありがたくて感謝していたんですが、さらに今回のお話をいただいて。言葉にならない気持ちです。本当に感謝しています」と感激の気持ちを語りました。

また、コヤブソニックで披露した3曲についても質問が。「ラストの曲は文春の依頼で作ったものですが、それ以外の2曲は本日のために準備をしております」と、コヤブソニックのために作った曲であることを明かしました。

現在の活動については「演奏したり譜面をかいたり。それをずっとやっています。今は大学の講師はやっていません」とのこと。

「今回のご縁でバラエティの出演は?」と尋ねられた際は、「自分はあくまでも音楽家ですので、やはり生のステージに立つということでやっていきたいなと思っています」と語りました。

新垣さんのステージ直前にパフォーマンスを披露した渡辺直美のビヨンセについては、「すばらしかったです。圧倒されて、自分がどう出て行ったらいいのかとプレッシャーでした」と新垣さん。「渡辺直美のことも認めていただきました!」と小籔もうれしそうでした。

「今後のライブで、今別府さんをゲストに招くことは?」という質問が。小籔も新垣さんに「こいつを呼んでいただいたら、交通費と弁当1個だけで行きますよ」とおすすめすると、「検討してみたいと思います(笑)」と答えて笑いを誘っていました。

【小籔千豊】【千鳥】【ノブ小池】【今別府直之】

よしもとLINE PLAY劇場がオープン!

20140813_yoshimoto_r



スマートフォン向けアバターコミュニケーションアプリ『LINE PLAY』にて、よしもとLINE PLAY劇場がオープンしました。

劇場内のガチャガチャでは、COWCOWやピース 又吉、バイク川崎バイク、天竺鼠 川原、渡辺直美などのグッズがご購入頂けます。

ぜひ、タレントグッズでお部屋やアバターを演出してください。

『よしもとLINE PLAY劇場』へのお越しをお待ちしています!




【COWCOW】【ピース】【バイク川崎バイク】【天竺鼠】【渡辺直美】

高学歴コンビ ロザンが追手門学院大学客員教授に就任!

Of_1380

このたび、漫才コンビのロザンが、大阪・追手門学院大学の客員教授に就任することになりました。ロザンは高校の同級生からなり、宇治原は京都大学、菅は大阪府立大出身と“高学歴コンビ”としても知られています。2011年には笑いを通して勉強の大切さを子供たちに教えたとして、第4回国際教育学会・舘糾(たちただす)賞も受賞。そんなふたりが今度は、客員教授に! 年数回の特別授業などを通して、追手門学院大学の学生たちのコミュニケーション力の育成を図り、笑いの実践を研究・教育に結び付けていきます。

そして9月14日に、追手門学院大学にてロザンの客員教授就任式が行われ、オープンキャンパスでの公開授業も行われました。

1g7a1306

就任式ではまず、坂井東洋男追手門学院大学学長が、ロザンの二人に白羽の矢を立てた理由を述べられました。菅については、あるテレビ番組で目にされた「英語力」が印象的だったそうです。決して流暢とは言えない菅の英語ですが、それでもハートが十分伝わってきたそう。その姿は笑いとともに自信も与え、それこそが学生たちに学んでほしいコミュニケーション能力だったとのことです。そして宇治原に対しては、「知識より知恵が大事」とテレビ番組で言っていたことに感銘を受けられたとのこと。いかに知識を知恵に昇華させるかは学生にとっても大きな課題だそうです。坂井学長は「本日、客員教授に就任したふたりには非常に期待大なので、よろしくお願いいたします」とエールを送られました。

なお、コミュニケーション力、プレゼンテーション力には笑いが必要不可欠とのことで、追手門学院大学では2015年4月に笑いをテーマにした笑学(しょうがく)研究所の設立を予定されているそうです。

続いて小畑力人追手門学院大学社会学部長がロザンに客員教授に依頼するに至った経緯や、期待されることを述べられました。菅が書き下ろしたロザンの歴史を描いた「京大芸人」「京大少年」の著書や、国際教育学会 舘糾賞受賞という功績はもちろんのこと、ロザンなら大学ではなかなか教えきれない力を学生たちに伝えられるのではという期待か込められているとのこと。今後は、様々な授業やゼミナール、11月3日(月・祝)に行われる学園祭での講義が予定されているそうです。なお、任期は2014年9月14日から2015年3月31日までの半年間となっています。

そしてロザンからも挨拶がありました。宇治原は「講義といっても、専門的な知識を持っているわけじゃないので、楽しく学生さんとお話できたらという感じで行きたいと思います」と気負いせず、リラックスしたものを考えているようです。また、オープンキャンパスに来られている受験生たちの楽しそうな雰囲気や、大学の環境の良さも気に入った様子で、「僕たちも楽しくできたら」と話しました。

1g7a1408

そして菅はここで初めて明かすことがあると意味深な前置きをして、「実は、(大学受験の)本命は追手門学院大学だったんです。でも滑り止めの大阪府立大学に受かって…」とまさかの冗談を。「キャンパスに足を踏み入れるのは夢だったのか?」と宇治原に聞かれると、「夢でした。なので、すごくいいお仕事をいただいたと感謝しています!」と嬉しそう。そんな菅に向けられた「(追手門学院大学では)社会人入試もありますので、ぜひよろしくお願いします!」と司会の方からの一言には思わず、笑いが起こりました。

最初に客員教授の依頼を聞いたときの感想を尋ねると、「素直に嬉しかった」と宇治原。学園祭で大学に行くことはあっても、授業で訪れることはまずないとのことで、授業ができることを楽しみにしているようです。一方菅は「任期が半年と聞いて、試されているな…」と思ったとのこと。任期は年度末で一旦、区切られているというだけで“続投”の可能性も!? 早速、「もし可能であれば4月以降も」と意気込むふたりでした。

また、授業ではどんなことを伝えたいか、そのプランも聞きました。京都大学に通いながら芸人としてのキャリアをスタートさせた宇治原。9年かけて卒業証書を手にしたことは周知のとおりですが、それだけに、「大学生の時にこういうことをしておいたらいいとか、こういうふうに過ごしておいたら仕事にも生きてくるとかということを多少、お話できるかなと思います。自分の学生生活を振り返ると、後悔している部分もありますので…。そういう経験を踏まえて、大学生としての過ごし方とか、考え方などを多少、伝えていけたらと思っています」。

宇治原の後悔とは、「もっと授業に出ておいたらよかった」ということ。大学はその分野のトップクラスの教授が教えてくれる場であり、大人になってから「もっと勉強しておいたらよかった」と思うことがあるそう。学生の時はどうしても遊びに気持ちが行きがちですが、あまりに執心しているとあとで後悔すると、身をもって経験したことを伝えたいとのことでした。

Img_8383


そして菅は「学部に関係なく、友達を作ることが一番大事」ということを伝えたいそう。それは、いろんなところに友達がいると、就職の際に有利に働くからだとか。また、現在のロザンのギャラは折半となっているそうで、「僕は大阪府立大学出身、宇治原は京都大学卒業なのに」と、仕事では大学名は関係ない(!?)ということも併せて話したいそうです。

Img_8366


そんなふたりに、坂井学長から授業内容へのリクエストもありました。「京大芸人」をお読みになった坂井学長は、ロザンが表舞台に立つまでの紆余曲折の道のりにも感動をされたそうです。「壁にぶつかってうまくいかなくても、立てた目標に向かってくじけずに進んでいくこと、芸人としていきなり脚光を浴びたわけではないことなど、身をもって経験されたことを伝えてください」とお話されました。

坂井学長は、菅に「(菅の学歴は)大阪府立大中退になりますが、大学を卒業しておいた方がよかったなという思いはありますか?」とのご質問されました。それについては「今はないですね」と菅。

ところで、この“中退”に関してですが、別のエピソードが。ある日、菅は新聞で自分が大阪府立大学の“卒業生”という扱いになっていることを目にしたそうです。このことに関して同大学の広報に「僕は卒業でいいんですか?」と尋ねたところ、「いいですよー!」と快諾されたとか。頭の中が?マークでいっぱいになった菅、「正式にいいんですか?」と念押ししたところ、「それはダメです!」と言われたそうで、今は“大阪府立大学出身”という表現に落ち着いたそうです。

最後に、これから客員教授として学生たちの前で抗議をするふたりですが、逆に学生たちから何を教わりたいかを聞きました。宇治原は、今の若い人たちの友達づきあいについて聞きたいとのこと。「僕たちが大学の頃、やっと携帯電話が普及し始めましたが、ほぼ公衆電話でポケベルを打っていた時代。今とは友達同士のコミュニケーションの取り方が違うと思うので、そこには僕たちも知らないことがあると思います。こういうことは、“最近の若い人は…”と否定しがちですが、コミュニケーション力が話の中心になると思いますし、否定せず素直に話を聞いてみたいと思います」。

そして菅は授業で質疑応答をしてみたいという計画があるよう。菅から質問することで、「学生の方たちの悩みや、どういう授業だったら受けたいとか、こういう先生だったらいいとか、(大学と学生の)橋渡し役じゃないですが、教授の方たちが普段聞けないようなことを聞くことがきたらいいなと思っています」と展望を語りました。

就任式では、客員教授の辞令が交付され、名刺と追手門学院大学開設50周年を記念したネクタイも贈呈されました。

1g7a1352


そしてさっそく、オープンキャンパスでの公開授業も行われ、“教授”としてのキャリアがスタート。ふたりの今後の活躍に、どうぞご期待ください!

ロザンのYNN動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/116/

【ロザン】

2014年9月14日 (日)

『KOYABU SONIC 2014』、恒例のスチャダラパーさんとのコラボに天津が登場!

1g7a1776_original

9月13日(土)~15日(月・祝)、インテックス大阪5号館で開催中の『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』。2日目の9月14日(日)は8500人のお客さんが来場し、開始早々から大変な賑わいを見せました。

そして今年も、この方たちをなくしては『KOYABU SONIC』は成し得なかったと小籔千豊が何度も口に出す『コヤソニ』の立役者、スチャダラパーさんのライブが繰り広げられました。ライブ前、『コヤソニ』を始める経緯を語る小籔。「この方たちが一番協力してくれました。アーティストとのつながりも作ってくれて…。最初にご相談したとき、“俺たちが出なきゃ始まらないっしょ!”と快諾してくださり、それがすべての始まりでした。今日が終わったら“『コヤソニ』行った”と、ぜひイキってください。“あんなおもろいフェスはなかったで”と。ただ、イキってもらうにはこの方たちのステージをぜひ観てください! 芸人ではバッファロー吾郎さん、アーティストではこの方たちにご尽力いただきました!」との呼び込みを受け、スチャダラパーさんがステージに登場しました。

ライブでは、6曲を披露。そのうち3曲目の「ライツカメラアクション」では、「曲に入る前に、カッコイイことを言ってバーンと入って、ドカーン!と盛り上がりたい」とBOSEさん。そこでゲストを呼んでいるとオーディエンスを煽り、「出てきただけでありがたい、この方です!」との呼びかけで現れたのは、天津・木村。「僕たちのアルバムの中でも大事なこの曲。3つのワードでパッと、ドカン!と曲紹介をお願いします!」とBOSEさんに誘われ、「吟じます!」と気合が入ります。が、「部屋とYシャツと私」や「レット・イット・ビー」など調子はずれなワードを並べる木村。三度目の正直で「ライツカメラアクション!」と見事に吟じ、大役を果たしました。

そして一旦本編は終了。「7年間、お世話になりました!」と小籔が挨拶するも、やはりあの曲を聴かずには終えられないと、「今夜もブギーバック」をリクエスト。これまで池乃めだかやロバートとコラボしてきたこの名曲ですが、ファイナルでチャレンジしたのは自称“よしもと1のリリック・マイスター”天津・向でした。向は楽曲に乗せてメッセージ色強いラップを即興で披露、最後は決め台詞「親に感謝!」でバシッと締め、堂々と舞台を終えました。

そしてコラボレーション舞台を終えたスチャダラパーさん、小籔、天津がコメントを発表しました。

まずは第1回目よりずっと出演してくださっているスチャダラパーさんにステージの感想はもとより、『コヤソニ』への思いを聞きました。

「最初は冗談みたいに、『サマーソニック』に対抗してって言ってたんですけど、実際僕たちが出てみて、回を重ねるごとに、普通の夏フェスとかではありえないコラボレーションとか、出会いがあって。ある時から“『サマソニ』超えてんじゃないの!?”って思うようになりました。7回目となると、それこそ“AKB48出るんでしょ? 普通でしょ?”っていう、それくらいの感覚になりましたね(笑)」とBOSEさん。そしてANIさんは「毎年『コヤソニ』を楽しみに生きていると言っても嘘ではないくらいの感じです」と一言。SHINCOさんは、「そろそろ外国人が来るんじゃないか?って話してたり(笑)」とさらなるスケールアップもあるのでは?と思うこともあったそうです。

続いて、天津のふたりに、スチャダラパーさんとのコラボレーションの感想を聞きました。

木村は「光栄な役をいただいて、動画があれば毎日見ようかな。あれを見ながら嫁に“俺はいい仕事をしてきたよ、こんなに頑張ってるんだよ”って言いたいですね。最近嫁が“あんた、エロい仕事しかしてないな”って言っていたので、こういうお仕事もさせていただいていることを言いたいなと思います」と“嫁孝行”ができたと満足げ。

向は、「スチャダラパーさんがいてくださって、こうしてコラボができたのですが、いざ終わって、ステージを下りた時、BOSEさんが“ありネタだからウケないと思ってたけど、ウケてよかったね”と」と、BOSEさんから声を掛けられたことを明かしました。それを聞いた小籔、「芸人の先輩が後輩に言うことや。ミュージシャンじゃない」と突っ込んでいました。そして「本当に気持ちいい舞台に立たしてもらいまいた」と木村同様、大満足だったようです。

そして小籔にもスチャダラパーさんへの思いを聞きました。

「今はこうして、たくさんの人が集まることに結果としてはなりましたが、最初は居酒屋でRGとそんな話になって、(スチャダラパーさんに)清水の舞台から飛び降りる気持ちでメールしてみようかって話になったんですよ。それで、“俺たちが出ないと始まらないっしょ”というメールをいただいて、そこから始まって。今、振り返ると、大きくする気はなかったんですが、知名度が上がってきたり、内容も充実してきて、評判がよくなったのも、スチャダラパーさんのおかげです。『コヤブソニック』と言ってるから、全部が僕の手柄になって、“すごいフェスやってる。お前すごいな”って言われるんですけど、多くの皆さんのご協力があって、スチャダラパーさんが最初に種を蒔いてくださったので、こういうことになって、感慨深いです。今年で終わるのは残念ですが、7回を迎えられて本当に良かったです。またコラボしていただいたり、そういうことが『コヤソニ』の象徴的なことだなと思います。エンディングで『KING TIMER』を歌うのも、僕たちはミュージシャンの方に言いにくいんですけど、BOSEさんもANIさんもSHINCOさんも、“歌おうよ”って言ってくださって。僕たちはミュージシャンと芸人の間に壁があると思ってたんですけど、それをバリバリ壊してくれて、僕たちの方に来てくれるから、僕たちもお願いしやすかったところがありました」(小籔)

『コヤブソニック』を辞めると小籔から聞いた時、何と声を掛けられたのか、スチャダラパーさんに聞いてみると、「最初は理由を聞いてなくて。毎年、やっぱり開催するには困難なこととかあるので、今年はできるかな?とか話していたんですけど、まあ、7年やったしなみたいな、充分すごいとこまで行ったんじゃないかなって思って、あまり詳しくは聞きませんでした。でも寂しいような…」とBOSEさん。教育方針の違いからビッグポルノを解散することで、『コヤソニ』にも終止符を打つこととなったという本当の理由を聞いた時は「笑える理由でよかったな」と思ったそうですが、「RG」を名乗り続けることには首をかしげたそうです。そこで小籔から、「RGは“リアルゲイ”の頭文字ではなく、“リアルに頑張ってる”の頭文字になった」と説明があり、その意味に笑いが起こりました。

BOSEさんに今後、小籔に期待したいことを尋ねると「(吉本新喜劇の)座長ですからね。ミュージシャンと友達になったから、本当にちゃんとした『コヤソニ新喜劇』みたいなのを音楽がらみでやったらいいですよねって、ずっと言っていて。なかなか実現しなくて」と、壮大な計画があることを明かされました。

「去年くらいからそんな話が出ていて、“やろうやろう”とすごくノリノリで言ってくださるんですが、なかなか…。なんばグランド花月にミュージシャンの方々を呼んだ時のギャラと経費を考えると、880人の経費ではペイできないような気がして…。でもよしもとのお偉いさんに『コヤソニ』が終わったから、ご褒美として、赤字になるかもわからないけどやらしてくださいとは言ってみようかなと思ってます」と前向きに検討しているとのこと。

BOSEさんと小籔の間では構想もあるようで、「斉藤和義さんが通りかかるだけ…」(BOSE)、「泣きのシーンでは、ハナレグミさんが一人で弾き語りしているとか」(小籔)と、口々案を発表するふたり。また、BOSEさんは「僕たちはうどんを食べるだけでいい」と自身の配役もお決まりのようです。「スチャダラパーさんがうどん食べている姿はものすごく目に浮かんで。1回、家で配役をしてみたんですけど、お願いできへん役の方もいて(笑)。大きい役よりも、チョイ役でいいとおっしゃっる方が多くて、新喜劇とは真逆でしたね」と小籔、しっかりシミュレーション済みのようでした。

続いて、改めて天津のふたりのポテンシャルをBOSEさんに聞いてみると、「ほかのところでもいろいろ絡ませてもらったんですけど、さすがにベテランの域というか…。(木村の)曲振りに関しても、あそこまでたっぷりとした場で、ゆったりとウケるまでやるっていうのはさすが…!」と感心されたそうです。また向のラップに対しても「あれは本当に即興でやっているので、フリースタイルバトルとかいけるんじゃないかな?」とラッパーとしての可能性を感じられているようでした。

そして最後に、見事な即興ラップでライブを盛り上げた向に自己採点をしてもらったところ、「思ってもみなかったリリックが出てきて、いいフローになった。今日初めて“俺、降りてくるタイプや”って思いました」と、新しい自分との出会いも果たしたようでした。

●公演概要

0001_large_2_2

『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』

日時: 9月13日(土)・14日(日)・15日(月祝) いずれも開場10:00/開演11:00
会場:インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)
料金:いずれも税込/中学生以上大人料金、小学生子供料金、未就学児入場無料
当日 大人 1日券8,500円 子供2,000円
お問い合わせ:キョードーインフォメーション☎06-7732-8888(10:00〜19:00)

★出演者や最新情報は公式ホームページでチェック!
http://www.koyabusonic.com/

『KOYABU SONIC 2014 FINAL』に加護亜依さん登場! 加護さんをツイッターで批判した“しばくぞおじさん”と和解

0148_xlarge

9月13日(土)~15日(月・祝)、インテックス大阪5号館で開催の『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』。2日目の9月14日(日)は8500人のお客さんが来場。そしてこの日、ついにシークレットアーティストが登場しました。これまで、PRの場でたびたび「今年のシークレットアーティストは、見に来たお客さんはイキっていただけると思う。ヤフーニュースに載るようなシークレットアーティストです」と公言してきた小籔。はたして、その話題の人物とは……? 

盆地で一位の出番終了後、小籔が「シークレットアーティストの時間でございます! 僕は心の底から応援してるんです。ぜひとも皆さん、盛り上がってください。そして、心の底から応援してあげていただきたいと思います。行きましょう、シークレットアーティスト、この方々です、どうぞ!」とのかけ声で登場したのは加護亜依さん率いるガールズユニット、Girls Beat!!(ガールズビート)。デビュー曲の『世界征服』、そして9月10日にリリースしたばかりの『まだ、やれる』で、キュートなダンスと歌声を披露しました。ステージのパフォーマンスが終わったあとは、小籔が再びステージへ。「よう来てくれはりました!」と小籔も感無量の様子でした。「僕が人生で一番めっちゃかわいいなと思った人が加護ちゃんでございます、本当に」と告白。加護さんにまつわる思い出トークに花を咲かせました。

ここで小籔が「加護ちゃんを応援したいのに、こないだしょうもないことでヤフーニュースになってすいません」と突然の謝罪。「知っている方も多いと思いますが…」と大画面に映し出されたのは、少し前に世間を騒がせた「小籔、タレント批判のツイッターユーザーに激怒 『ド素人が黙れ』」というニュース。ネット界の有名人、しばくぞおじさんなる人物が、加護さんを批判するツイッターを上げたことが発端となり、小籔の反論がヤフーニュースで報じられたものです。実は小籔としばくぞおじさんは以前から知り合いで、食事に行く仲。これまでもツイッターで過激な発言をするしばくぞおじさんにダイレクトメールを使って注意を促したことがあるといいます。「そんなしばくぞおじさんが、あろうことか僕の大好きな加護ちゃんにしょうもないことを言ってた。僕の知り合いのおっさんが僕の大好きな年下の女の子にギャッと言ってたら『おい黙れド素人』って言いますよね。僕、ホメられる行動やと思ったんです。そしたら、僕が悪く見られてて、ネットニュースになってしまって。加護ちゃんたちを応援したいのに、逆に足を引っ張るようなことになってすいませんでした」と加護さんに改めて謝罪。続けて「でも一番悪いのはしばくぞおじさんなんです。本人から謝罪されましたか?」と小籔。加護さんが「謝ってもらってないです。どんな人かも知らない」と答えると、「そうですよね。今回、呼ばさせていただきました。この方です!」と大画面に映し出されたのマスクをかぶった男性。小籔が「出てこい、このやろう!」と大声を出すと、ステージに“シークレット素人”、しばくぞおじさんが登場! しばくぞおじさんは一般の方のため、マスクとメガネで素顔を隠しての登場です。改めて加護さんに「へんなツイートしてすいませんでした」と謝罪。握手を交わし、無事に雪解けとなりました。それを見守る小籔は「これからも、わけのわからんツイートはできるだけ控えるように」としばくぞおじさんに釘をさすことも忘れませんでした。

 

0146_xlarge

出演後の囲み会見では、Girls Beat!!のみなさんと小籔が出席。加護さんは「ずっと前からコヤブソニックに出たいなと話していたんですけど、今回は小籔さんに言っていただいて出られて、たくさんの人に知ってもらえてよかったなと思います。ありがとうございます」とご挨拶。姫乃稜菜さんは「ずっとコヤブソニックに出たいと思ってました。ずっと見ていました。最初の最後で出演することができて本当にうれしかったし、すごくいい経験になりました」、喜多麗美さんは「Girls Beat!!は結成してまだ2カ月も経っていないんですが、この短期間で大きなステージに立たせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」と語りました。

小籔はGirls Beat!!に出ていただいた感想を、「コヤブソニックは、ビッグポルノという下ネタラップを広めるのが一番の理由ですが、僕の好きな人やお世話になってる人、つながりのある人に出ていただくという趣旨で言うと、加護ちゃんがコヤブソニックに出ずして閉幕するのはありえないということで出ていただこうと思いました。でもそのときにあのヤフーニュースが出てしまって。『これはミソが付いてしまったな、ヤバいな』と。『どうしよう』と思ったときに、知り合いのしばくぞおじさんも混ぜて、ニュースを逆にちゃかすというか、ニュースも取り込む流れにしたらいいんじゃないかということで、事務所のほうに相談させていただいたらご快諾をいただきました。このたびはすいませんでした」と重ねて加護さんにお詫び。さらに「『まだ、やれる』の終わりらへんが(モーニング娘。の)『I WISH』を彷彿とさせるような、スローになっていく感じ。まだまだ歌唱力は衰えていない。うれしい限りです」と、長年の加護さんファンらしい喜びを覗かせていました。

質疑応答では、小籔に「加護さんのファン歴は?」という質問が。「加護さんが(モーニング娘。の)4期で入られたとき、僕がやってたラジオでその話題を扱ったことがあって。4人入りはったなかに、『加護』っていう名前があって『すごいな』と。『“ご加護”の加護て! 真四角の漢字2つて、えぇ~!?』って話してたんです。で、『奈良の方やし応援しましょう』ぐらいの感覚やったんですけど、ずっと見てたらめっちゃかわいくて」。思いが頂点に達したのは『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』を聴いたときだったといいます。「ミニモニ。が踊りだしたとき、『こんなかわいい人おんのや』と体に電気が走りました。当時はそんな言葉はなかったですが、『萌え』という気持ちが芽生えました」と当時をふり返りました。

「それだけ思いのある方なら、しばくぞおじさんのツイートは我慢できなかった?」と尋ねられると「そうですね」と小籔。「知らん人が言ってるんなら僕らもあるし、加護ちゃんもそういうことがあるでしょうから流しはるでしょうけど、僕の目の前で知り合いのおっさんが、この大事な加護ちゃんにギャンと言ってたら『おい、黙れ』と言うのはジェントルマンとして当然の行為です」と語りました。しばくぞおじさんが行き過ぎたツイートをしたときは、ダイレクトメールで注意していたといいますが、加護さんに向けてのツイッターは「ダイレクトメッセージじゃなくてみんなの前で怒ったほうが効果があるはず」と「ほんまに激怒したというより、ノリ半分。『しばくぞ』のノリですから。向こうも『ごめん』となって、『わかってくれたらええよ、ツレやから言ってるねん』みたいな感じで、ギャッというノリも収まって、僕たちは全然なんのこっちゃないと思って寝たんです。(翌日)パッと起きたら『素人とはなんや』とか、『お前、素人という言い方すな』とかめっちゃ来てまして。『あ、そういうことですか』と」とふり返り、「僕はヤフーニュースとかネットで文句言われても、石のハートをしていますから微動だにしないので大丈夫なんですけど、『あ、しまった』と。加護ちゃんを応援するつもりが、変な方になってしまって申し訳ない、というのはすごく思いましたね」と語りました。

加護さんには「加護さんもそのニュースはチェックしていた?」という質問が。「チェックしていて、ツイッターで小籔さんから『すいません、大変なことになっちゃいまして』というダイレクトメッセージが来ました。Girls Beat!!を始めたばかりだったので、ちょっと内心『こりゃヤベーな』と(笑)。でも、小籔さんだからよしとしよう、と思いました。今回、読んでもらったので全部OKです!」と笑顔。その言葉を受けて小籔は「ありがとうございます。『全然いいですよ』というダイレクトメールをいただきまして。対応がやはり大人ですね。若いときからこの世界にいてはりますから」としみじみ。

続いて加護さんに「ネットの書き込みなどへの対処方法は?」という質問も。「嫌なことを聞いたり見たりするとショックなので、自分のファンの人のファンクラブサイトとか、元気になれるようなものを見るようにしています。あとは、“ぎゃくて(逆手)”に取って……」という加護さんに、すかさず「“さかて”ね」と小籔。「これ、活字なりそう。『加護亜依、“さかて”を“ぎゃくて”』。いただきました」と優しくフォロー。加護さんは改めて「“さかて”に取って、がんばってます」と続けました。

「もし“コヤソニ新喜劇”をするなら加護ちゃんはどういう役で?」という質問には、「僕と恋人役で。最後抱き合うみたいなシーンも。僕は座長ですから台本書かせていただきます。僕が頭を打って記憶がなくなり、ずっと深い眠りについてしまった。僕を起こすためにはあそこの山に住んでる加護姫のキスしかない、みたいな。たぶん道中で(末成)由美姉さんが倒れてきて僕にキスするんでしょうけど(笑)。かっこいい映画みたいなのはできないけど、出ていただけるのであれば出ていただきたいです」と野望を覗かせていました。

●公演概要

 

0001_large_2

KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!

 

001

日時: 9月13日(土)・14日(日)・15日(月祝) いずれも開場10:00/開演11:00

会場:インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)

料金:いずれも税込/中学生以上大人料金、小学生子供料金、未就学児入場無料

当日 大人 1日券8,500円 子供2,000円

お問い合わせ:キョードーインフォメーション☎06-7732-8888(10:00〜19:00)

 

★出演者や最新情報は公式ホームページでチェック!

http://www.koyabusonic.com/

 

『京都国際映画祭』アート部門の先行企画『鉄拳のパラパラマンガの世界展』など3つの展覧会がスタート!

1g7a1287

10月16日(木)から19日(日)の『京都国際映画祭 映画もアートもその他もぜんぶ』開催に先がけて、9月13日(土)からアート部門の先行企画『鉄拳のパラパラマンガの世界展』、宇治茶監督作品『映画 燃える仏像人間』展、『タイ北部に住む少数民族の子供たちの作品展』が京都市立芸術大学ギャラリー『@KCUA(アクア)』にて開催中です。

 

1g7a1276

9月13日(土)、SILENT@KCUA2014(サイレントアクア)及び大塚朝子個展、ならびに京都国際映画祭合同レセプションが開催されました。まずは主宰者ご挨拶として、館長の鶴田憲次氏、京都市立大学学長・建畠晢氏、さらに来賓の門川大作京都市長といった方々からご挨拶がありました。

Img_8181

Img_8220

京都国際映画祭を代表して、おかけんたと『燃える仏像人間』の宇治茶映画監督がご挨拶。まずおかけんたは「京都市立芸術大学ギャラリー『@KCUA』さんのご厚意で、京都国際映画祭の先行企画を開かせていただくことにお礼申し上げます」と感謝の言葉を。さらに「京都国際映画祭は、もともと京都映画祭がありまして、今年から吉本興業がお手伝いをさせていただき、『京都国際映画祭』という形でやらせていただいております」と映画祭を説明。

Img_8283

続いて「世界を探してもどこにもないような映画祭をこの京都でぜひともやらせていただきたいということで、『京都国際映画祭 映画もアートもその他もぜんぶ』というタイトルが付いております。その通り、京都という町は映画ですと太秦映画村や古い映写機がたくさんございます。そのほかにも芸術大学さんなどでアーティストがたくさん育っている町です。そこで、ぜひとも映画もアートという大きなカテゴリーとしてひとつに括りまして『映画もアートもその他もぜんぶ』という形で、今回は先行企画として展覧会を3つ、やらせていただいております」と京都という町への思い、先行企画の展覧会について語りました。

Img_8252

3つの展覧会の説明も。まず映画部門は、2階で開催中の宇治茶映画監督作品『映画 燃える仏像人間』展では、『燃える仏像人間』の上映、原画や絵コンテなども展示。宇治茶監督とは、宇治市在住の映画監督。大学在学中から“劇メーション”という映像表現に取り組み、自身で作品づくりをスタート。『燃える仏像人間』は宇治茶監督のデビュー作です。宇治茶監督本人いわく、「紙に絵を描いてそれを切って割り箸に付け、人形劇のような形でカメラに収めていき、映像作品にしています。去年公開させていただいたもので、80分の長編映画です」とのこと。

Img_8276

とくに映画で使われた紙人形たちの原画の展示は衝撃的! 展示のお手伝いをしたというおかけんたは、「(原画を展示するための)爪楊枝を4パック使いました。こんなに爪楊枝を使うことはない、というぐらい使いましたね。すばらしいインスタレーションになっているので、ぜひよろしくお願いします」とPRしました。

1g7a1253

1g7a1258

Img_8318

Img_8317



さらに同じく2階で開催されている「鉄拳のパラパラマンガの世界展」も紹介。原画の展示を始め、作品の上映コーナー、パラパラマンガ体験コーナーもあり、国内外から高い評価を受ける鉄拳の世界が堪能できます。

1g7a1247

1g7a1233

Img_8298

Img_8304


1階奥では『タイ北部に住む少数民族の子供たちの作品展』を開催。おかけんたがこの展覧会への思いを語ります。「タイは紛争が絶えない国です。そのなかで少数民族の子供たちは紛争があるたびに住んでいる家を移り、友達とバラバラになったり、学校にも通えず、文房具も買えないという方々がたくさんいます。そういう子供たちが、日本式の版画に初めて挑戦しました。ワークショップという形で約2時間、タイの子供たちがたくさんの版画を作ってくれました。本当に素朴な作品です。京都国際映画祭では『クリエイターズファクトリー』という公募展もあるんですが、子供の部を設けており、今回のタイの子供たちの版画は、『初めて版画をした子供たちが2時間でこんな作品が作れるんだ』という象徴的な形として展示させていただきました」とのこと。この子供たちの版画は1枚5000円で販売。その売り上げを、タイの少数民族の子供たちへの寄付とさせていただきます。

 

1g7a1265

1g7a1267

1g7a1268


合同レセプション終了後、おかけんたが門川大作京都市長をアテンド。『タイ北部に住む少数民族の子供たちの作品展』では、門川京都市長と温かみのある作品の数々を案内しました。

 

1g7a1279

1g7a1286

『京都国際映画祭 映画もアートもその他もぜんぶ』をひと足早く楽しめる3つの展覧会、ぜひお見逃しなく!

 

 

第1回京都国際映画祭・映画もアートもその他もぜんぶ 先行企画

鉄拳のパラパラマンガの世界展 /宇治茶監督作品 映画『燃える仏像人間』展/タイ北部に住む少数民族の子供たちの作品展

 

会場:京都市立芸術大学ギャラリー『@KCUA(アクア)』内 ギャラリーA、B、C

日時:2014年9月13日(土)~9月21日(日)11:00~19:00(最終入場~18:30)

休館日:9月16日(火)

観覧料:無料

 

『京都国際映画祭 映画もアートもその他もぜんぶ』公式サイト

http://kiff.kyoto.jp/

 

【おかけんた】

『KOYABU SONIC 2014 FINAL』初日トップのAKB48が島田一の介らとコラボ!

0040_large

9月13日(土)~15日(月・祝)、インテックス大阪5号館で開催の『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』。初日の9月13日(土)は、アーティストのトップを飾るNMB48、AKB48がステージに登場。会場はまたたくまに熱気に包まれました!

0035_large

トークタイムでは、今別府直之の乳首を4回触ると「ピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュ、ドン!」と発動するギャグがあることから、「どなたか、乳首を4回触ってくる方はいませんか?」と小籔。「キャー!」「いやだー!」と声を上げて逃げるAKB48メンバーでしたが、小籔が「今別府に指名させてもいいですか?」と総監督である高橋みなみさんに相談。まず手はじめに高橋さんが今別府の乳首を触る展開に…! その後、指名を許された今別府は「渡辺(麻友)さん、よろしくお願いします!」とお願いましたが、高橋さんが「まゆゆは命をかけて守る」と阻止。今別府は二番目に指名した指原莉乃さんに乳首を4回触ってもらい、念願のギャグ発動となりました。

0036_large

さらに高橋みなみさん、峯岸みなみさん、渡辺麻友さん、指原莉乃さん、小笠原茉由さんが『Let It Go~ありのままで~』を歌い上げた際、島田一の介がAKB卒業メンバー「あっちゃん」ならぬ「いっちゃん」としてステージに! 見事な歌声のコラボレーションで会場を大いに沸かせました。

 

出演後の囲み会見は、渡辺麻友さん、高橋みなみさん、峯岸みなみさん、指原莉乃さん、小笠原茉由さん、島田一の介、小籔千豊が出席。

まず渡辺麻友さんは「とても楽しくて、今までなかった吉本の皆さんとのコラボレーションがすごく新鮮でした」とステージを楽しんだ様子。高橋さんは「(島田一の介が)どんな格好で出てくるか知らなかったので、まさか私たちの衣装そっくりにしてくださるとは。すごいクオリティです。ありがとうございます!」と島田一の介の衣装に感激。峯岸さんは「次は歌ではなく、新喜劇でからんでいただけると約束したので、次はお芝居でご一緒できることを楽しみにしています」と語りました。指原さんは「卒業生の『いっちゃん』というテイだったんですけど、『あっちゃん』を思い出してしまって感動しました。すごく楽しかったです」と心に響いた様子。小笠原茉由さんはもともとNMB48ということもあり、島田一の介とは久しぶりの再会。「NMBのときに新喜劇でご一緒させていただいて、そのことを覚えてくださっていた。これからはパパって呼びます!」とうれしそうに語っていました。

AKBメンバーの言葉を受けて、島田一の介は「こんなに若い子と一緒にできるなんて。実は歌はあんまり得意じゃないんです。せやけど一生懸命、『覚えな!』と思ってて。でもあの出来ですからね。途中、ちょっと忘れたりもして……。緊張しました。でもいい経験になりましたね。一生の宝になります」と国民的アイドルとのコラボに感激しきり。

小籔は、「みんなが喜ぶ人に来ていただきたいなと考えて、『叶えへんやろうな』と思いながらも厚かましくオファーさせていただいたらご快諾していただき、3日間のトップを飾っていただきました。(会場の)前のほうはファンの方がたくさんいてはって盛り上がってくれてはって、遠くのほうを見ても盛り上がっていて。普段コンサート会場とか劇場に行かれない方々も知ってる歌ばかりですから、みんな『いぇーい!』となってましたし、バックヤードでモニター見ている社員、僕の回りの奴らも見てました。全員が歌を知っていて盛り上がれるグループは、改めてすごいなと思いました」と語りました。また、「うちの先輩とからむこともご快諾していただいたり、急に『Let It Go』をバッチリやっていただいたり。本当にすいません。大変うれしかったです」と恐縮しきり。さらに「みなさんから『心のプラカード』をいただいた気分です」と、現在発売中のAKB48のニューシングル『心のプラカード』もPRしつつ、感激の気持ちを伝えました。

 

質疑応答では、AKB48のメンバーに「今別府さんはご存知でしたか?」という質問が。「失礼なんですが、存じ上げなかったですね……。でも大阪では有名な方なんですよね?」と指原さん。小籔は「NGKで『ピュッピュピュッピュピュ、ドン!』ってやったら一応ワーと拍手が来るんです」と説明。高橋さんは、ラジオで共演したケンドーコバヤシに、コヤブソニックに出演することを伝えたところ、「乳首でリズムを刻む奴がおる」と聞いていたそうで、「そんな人、いるわけない! と思っていたんですけど『もしいたら蹴りなさい。オレが許可をする』と言われていて。本当にいたのでびっくりしました。しかも、まさか自分が乳首を触ることになるとは思わなかった」とステージをふり返りました。「感触は?」と聞かれ、指原さんは「わりと固めでした」と率直な感想。峯岸さんも「芯がある感じなんだね」と興味深げに答え、メンバー全員で大笑いしていました。

はじめに今別府に指名された渡辺さんは「本当に『指名しないで!』と思っていたので、名前を呼ばれちゃったからどうしよう、と思いました。今日は突然すぎて心の準備ができていなかったんですが、また機会があったら今度はちゃんと心の準備をしてリベンジします」と語りましたが、小籔は「こんな機会、二度とないと思います(笑)」と返していました。

小籔には、「今別府さんは感想を話していましたか?」という質問が。「以前から、『AKBの5m以内に近づくな、3秒以内見つめるな』と指令を出していたんですけど、舞台上の流れで乳首を触ってもらうことになるとは。ファンの方からクレームが来るかもわからんけど、盛り上がるためにやろう、と。今別府に『誰がええねん』と聞いたら『有名な方がいいです。やっぱりまゆゆさんです』と言うから『もうちょっとフランク気味な方がいいんちゃうか?』と言ったんですが、ふってみるわ、と。結果、2人の方に触ってもらえたので、今別府も相当緊張していたと思います」とふり返りました。

さらに高橋さんから「自主的に(今別府の乳首を)触った子がいるんです」と衝撃の告白が。そのメンバーとは、フレッシュレモンでおなじみの市川美織さん。高橋さんいわく「舞台袖にハケた瞬間に『たかみなさん、私、触れましたぁ~』って」と裏話を打ち明けました。

「後輩が喜ぶことをやってもらうことで新喜劇座員のモチベーションも上がれば、なおいっそう舞台に力を入れてくれるんじゃないかという勝手な思いで皆さんの指先を煩わすことになりました。すいません」と小籔。

素晴らしいステージと、芸人とのコラボにノリノリで応えてくださったAKB48の皆さん。初日ステージから大盛り上がりの幕開けとなりました! 『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』は14日(日)、15日(月・祝)もインテックス大阪5号館で開催中! すごいアーティスト&芸人が続々登場しますよ! ぜひ足を運んでくださいね。

●公演概要

 

0001_large

KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!

日時: 9月13日(土)・14日(日)・15日(月祝) いずれも開場10:00/開演11:00

会場:インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)

料金:いずれも税込/中学生以上大人料金、小学生子供料金、未就学児入場無料

当日 大人 1日券8,500円 子供2,000円

お問い合わせ:キョードーインフォメーション☎06-7732-8888(10:00〜19:00)

 

★出演者や最新情報は公式ホームページでチェック!

http://www.koyabusonic.com/

 

2014年9月13日 (土)

歩りえこ、芋洗坂係長は「台湾でブレイク間違いなし!」 DVD『ボルトマン』発売イベント

9月13日(土)、東京・アソビットシティにて、DVD『ボルトマン』発売記念イベントが行われ、主演の芋洗坂係長さん、歩りえこ、佐藤良洋さんが登壇しました。

Dscn3407

『ボルトマン』は、アルバイト人生の中年男・三朗(芋洗坂係長)が、出会い系サイトで知り合ったサオリ(歩りえこ)と結婚するも、奥さんが謎の男に拉致されてしまい、親友の映画監督の大河原(佐藤良洋)の発案で、覆面ヒーロー「ボルトマン」になって奪還を企て……といったアクション・コメディのオリジナルDVD作品。

イベントでは佐藤さんがMCを務め、芋洗坂さん、歩りえこが登場すると暖かい拍手で迎えられます。
ボルトマンスーツ姿の芋洗坂さんに対して、歩りえこは純白のセクシードレスという出で立ちで「横からの眺めは非常にいいですねぇ」と芋洗坂さんはニンマリ。

Dscn3344

その後、ボルトマンが覆面を脱いでのトークが始まり、明け方の新宿で撮影していると、仕事帰りのホストが生中継と勘違いして映り込もうとしたり、「最近テレビ出てないと思ったら、こんなことやってたんですね」(芋洗坂係長)と声をかけられたといったエピソードを次々披露します。
また芋洗坂さんは、「実は『2』の企画、あるんですよ。ここ(佐藤さんと)だけで企画が(笑)」と早くも続編の制作を示唆する一幕も。

Dscn3376

DVD購入者との握手会、撮影会などで交流をはかり、アットホームな雰囲気のままイベント終了しました。

Dscn3385

直後には囲み取材も行われ、「アクションとかもやりたいなと思ってたので、それが叶ってうれしかったですね。アクションと言ってもほとんどやられるばっかのヒーローなんで(笑)」と笑う芋洗坂さん。
本作が長編初主演作となる芋洗坂さんに、そのきっかけを訊ねると、昨年亡くなった桜塚やっくんさんの主演作『桜塚やっくんの美女men』に芋洗坂さんが出演しており、そのスタッフだった河村永徳さんが本作で監督を務めることとなり、声をかけてくれたと明かします。

初共演となる歩りえこについては、「そりゃもうグラマラスで、目のやり場も今も困って…そばに居てもさわれない、旦那役なのにさわれないっていうもどかしさが常にありますね(笑)」と苦しいジレンマ(?)を吐露。

Dscn3363

一方、歩りえこは芋洗坂さんについて「一緒になっても緊張しない方で、常に癒やされてました。ホントに遊びたくなるんですよ、お腹で(笑)」と親しげに芋洗坂さんのお腹をツンツン。
また、『ボルトマン』について、自身が活動の拠点を置く台湾で「絶対流行ると思います」と断言し、その理由について「台湾人ってネタっていうよりも、ルックスが大事なんです。イモさんはまずルックスで笑えて、しかも踊れるじゃないですか」と分析します。
さらに「日本人のお笑い芸人が、ねんど大介さんっていう方しかいないので、大ブレイク間違いないです!」と太鼓判。

Dscn3365

それを聞いた佐藤さんは「僕も便乗していいですか?(笑)」とボルトマンコントを擁したコンビで台湾進出を企てるのでした。

加えて芋洗坂さんは、歌って踊るインド映画“ボリウッド”への出演も目標のひとつとのこと。
田口浩正さんとのコンビ“テンション”時代には、アメリカのアポロ・シアターのアマチュアナイトにも出演し、会場を沸かせた経歴を持つ芋洗坂さんだけに、台湾、そして世界進出は、はるか遠い夢…というわけでもなさそうです。

最後に芋洗坂さんは、「ダメな男が愛する女性のために必死になる姿を見ていただいてですね、ちょっとでも勇気を愛と正義と男のプライドを自分なりに見つけていただけたらうれしいです」と本作をアピール。
歩りえこも「無駄に下着になったりするんですけど(笑)」とセクシーショットに触れつつ、「二面性のある女性を表現している役どころです。女の裏表を楽しんでいただけたら」とメッセージを残しました。

Dscn3409

DVD『ボルトマン 俺の汗で世界を救う!』
監督:河村永徳
出演:芋洗坂係長/歩りえこ/木村圭作/佐藤良洋/ほか
製作:ムービープラネット
公式サイト:http://voltman.net/


【歩りえこ】

「KOYABU SONIC 2014 FINAL」初日でリンドバーグがすち子&真也、吉田裕と競演!「乳首ドリル」に初挑戦

吉本新喜劇座長・小籔千豊が主宰する音楽とお笑いの融合フェス「KOYABU SONIC」。7回目を迎えた今年、ついにファイナルとなる同イベントが、9月13日(土)にインテックス大阪で開幕しました。今回は、90年代に『夢で逢えたら』のテーマ曲『BELIEVE IN LOVE』をはじめ数々のヒットを飛ばし、今年結成25周年を機に再始動したリンドバーグさんが初登場! ステージでは『今すぐKiss Me』を皮切りに6曲を披露し、会場を興奮の渦に巻き込みました。 

Uki_2622

演奏後、リンドバーグの皆さんが小籔とトークを繰り広げていると、突然、すち子&真也が乱入。「やかましいわ! 私らのシマで勝手に演奏して…ショバ代払って!」と因縁をつけてきます。ここから『歌ネタ王決定戦』チャンピオンにも輝いたすち子&真也の歌ネタ、さらに助っ人として現れた吉田裕との「ドリルすんのかい、せんのかい」のギャグも織り交ぜ、イキのいい新喜劇ワールドを繰り広げました。また、ボーカルの渡瀬マキさんが巻きざっぱを手に、吉田裕との「「乳首ドリル」に挑戦するひと幕も! 小籔の指導を受け、おそるおそる吉田の乳首に攻撃をしかける渡瀬さん。最後は見事にドリルを成功させ、大きな拍手を浴びました。

この後に行われた囲み会見では、ステージの感想をきかれ「最高でした!」と笑顔を見せた渡瀬さん。三重県出身で幼い頃から新喜劇を見て育ったため、すち子らのギャグの最中は、「メンバーに説明してたんですよ。これが生新喜劇よって! 生で見られたことが感激やった」と喜びを爆発させます。今回、競演したのは若手メンバーですが、その存在ももちろん知っていたといい、「どんどん受け継いでいってるのが素晴らしいね」と賞賛していました。

すっちーは「合宿免許で福井県に行った時、リンドバーグさんの曲をテープに入れて行って聴いていた。今日は18の頃、初めてハンドルを握った気持ちを思い出しました」と感動の面持ち。松浦もリンドバーグさんのファンで、「(リンドバーグさんが活躍した)90年代に音楽を好きになってギターを始めた。そんなきっかけになった方の曲を生で聴けてうれしかった」とニッコリ。プレゼントされたギターのピックをうれしそうに見せていました。

渡瀬さんに「乳首ドリル」をされた吉田は、「最近、たたかれたらどんな人かわかるようになってきたんですけど…渡瀬さんは本当にやさしいたたき方でした」と感想を。しかし、聞いていた渡瀬さんからはすかさず「嘘やろね」とツッコミが入り、タジタジになっていました。

小籔は「いろんなことが交錯して感無量。7年前に(KOYABU SONICを初めて)やった時は3000人だったが、今はこんなにたくさんのお客さんが来てくれて、しかも高校の時に聴いていたリンドバーグさんが出てくれることに…」と、しみじみ。また、「舞台でも、(吉田、松浦ら)若い子らがたくさんのお客さんにワーッと言われているのを見て、いろんなことが渦巻きました。うちらの子に、ええ経験をさせてもらった」と、新喜劇メンバーの健闘ぶりにも目を細めました。

質疑応答で、新喜劇メンバーとのコラボに参加しての感想をきかれた渡瀬さんは、「(一緒に舞台に立ってみて)テレビを見てるだけではわからない、芸人さんのすごさがわかった」とひと言。「KOYABU SONIC」に出るのが念願で、「絶対出たかった。(リンドバーグの)再始動が決まる前から出たいと思ってて、周りのスタッフに言っていたんです」とも。今回、ファイナルでついに出演が実現しましたが、「(バンドが)今年25周年で再始動することになり、『いよいよチャンス!』とさらに(周囲に)訴えて、ついに叶いました」とその経緯を明かしていました。これを受け、小籔が「つまりKOYABU SONICに出るために再結成したといっても過言ではないということですね」ときくと、「そうです!」とキッパリ。まさに相思相愛で実現した出演と言えそうです。

渡瀬さんには、初「乳首ドリル」の感想についても質問が。すると、映像などで予習している時は、実は「私がやられると思って悩んでたんです」と衝撃の告白! やる方だとわかり安心したものの、「タイミング、間がすごい」と難しさに困惑。それでも何とかやりとげ「鳥羽の父がどんだけ喜んでるかわからんわ〜」と改めて喜びました。小籔からは「リンドバーグの次の曲は、『今すぐチクビー』でしょう」との予言(?)も飛び出し、またまた大爆笑の一同。ちなみに吉田の乳首の感触は「すごいやわらかい…」(渡瀬さん)とのことでした。

今年で最後の「KOYABU SONIC」は今日から3日間! まだまだ超ド級のアーティスト、芸人が続々登場します。どうぞ皆さん、お見逃しなく!



【小籔千豊】【すっちー】【松浦真也】【吉田裕】