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2013年1月

【ライブレポート】「R-1ぐらんぷり2013」東京・準決勝

1月27日(日)、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、『R-1ぐらんぷり2013』東京・準決勝が開催されました。

ピン芸の頂上決戦として、もはやお馴染みとなった『R-1ぐらんぷり』。今年も数多くのエントリー者が集うなか、厳しい予選を勝ち抜いたのは51組。この日、東西に分かれて、決勝に向けた最後の戦いが行なわれました。

司会進行を務めるのは、はりけ~んず。「日曜日の夜に、こんなにたくさんお越しいただいてありがとうございます」と客席を見渡した前田は、急いで着席しようと小走りで入ってくるお客さんへ「急がないで。ゆっくりでいいですよ」と声をかけます。
「ピン芸好きか〜!」との呼びかけに、「好きー!」「おぉー!」というかけ声が返ってくると、「いいですねぇ!」と表情を緩める前田。「1回戦、出演者が320人いた日があったんですよ。10時間以上かかったんですけど、10時間以上観た人います?」と訊ねると、2〜3人のお客さんが挙手。「アホちゃうかー! どんだけお笑いドスケベやねん!」と声をかけると、会場からは笑いが起こりました。

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昨年同様、来場したお客さんがおもしろかった芸人3名を選出。この投票数と審査員3名の投票によって、ファイナリストが決定します。ネタ時間は3分。審査員のひとりであるほんこんからは、はりけ〜んずに「おもんなーい!」との声も。「4点!」と評され、「兄さんやめてください!」と慌てた様子の2人です。
このやりとりで会場を包んだピリッとした空気も少しは緩和したものの、未だ張りつめている雰囲気を察した前田が「みなさん、リラックスしてくださいね。笑うぞって構えるのではなく、普通に観てくださいね!」と声をかけ、緊張感をほぐしました。

トップバッターのたかまつななは、お嬢さま校出身の利点を活かしたフリップ芸を披露。某人気アーティストをテーマにしたコントを披露した鈴木Q太郎は、コントタイトルを発表した途端、爆笑をかっさらいます。

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アーティストの楽曲の持つ印象をうまくアレンジした弾き語り芸を見せたのは、金谷ヒデユキ。彼らしい哲学的な視点が光る哲夫(笑い飯)、プロレスラーのモノマネを取り入れながらマニアックさをアピールしたGたかしはフリップでわかりやすく見せていきます。サイクロンZは独特な視点を活かしたコントを披露。

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素晴らしい肉体美を見せながら、力技で笑いを取りにいくなかやまきんに君のあとに、恋愛の方程式を解く大輪教授が登場。バラエティに富んだ挑戦者たちに、「笑いの取り合い。きんに君みたいなんもおれば、大輪教授みたいなんもおるからおもしろい」と感嘆する前田でした。

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続く、2ブロック。
日々の細やかな思いを笑いに昇華した漫談を披露したのは、西村。アンドーひであきは、ハイクオリティなモノマネで観客を魅了します。MORIYAMAは、悲しき青春時代を送ったであろう男の妄想ネタを。三遊亭こうもりは「伝統芸能をお楽しみください!」と笑顔で呼びかけながら、落語を披露。独創的な雰囲気と語り口が光るコントを見せたウメ、経験値の高い見どころ満載のコントで会場を沸かせた田上よしえ、話題の人物を取り入れながらギリギリの妄想コントを繰り広げたねづっちと、R-1常連とも言える実力者たちの登場に、会場は沸きました。

ここから大阪の中継に。大型スクリーンに映し出された17名のネタに、東京会場でも大きな笑いが起こります。
再び、東京へ。大阪へと中継を引き継ぐ際、言いかけた話を再度、始める前田。「みなさん、今日もいただいていると思いますけどね、マルちゃん正麺もらったでしょう? ほかの賞レースでは何かもらえました? 東洋水産さんやからいただけてるんですよ!」との絶叫に、会場からは拍手が。
マルちゃん正麺が大好きだという前田は、「みなさん、今日もいろんな味をいただいてると思いますけど、これね、普通の製麺と違うんですよ。味に合わせて麺の細さが違うんです! 僕、緑のたぬき以来の衝撃を受けました。あ、これも東洋水産さん! すごいっすねぇ」と、マルちゃん正麺への熱い思いを語りつづけました。

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さて、後半戦に突入です。
印度の林檎はギター漫談を披露。真空ジェシカは、独自の発想を活かしたフリップ芸を見せます。世界的に有名な某アーティストのある楽曲を題材に、得意なダンスを取り入れたコントを披露したのは、エハラマサヒロ。

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ネゴシックスは得意なイラストを用いたネタで、楽しさを最大限に演出します。

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マリッジブルーこうもとは妄想を取り入れながら、畳み掛けるようにモノマネを披露。富山県のマニアックなネタで笑いを誘った長江もみ、某人気アニメキャラの声を次々と真似ていくフリップ芸で勝負したメルヘン須長など、女性陣の活躍も光りました。

いよいよ東京は最後のブロック。西村ヒロチョは、彼らしいナルシスティックな芸を披露。

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ミニマムな世界観ながらもしっかりとしたコントを見せた快児。元AKB48・前田敦子さんのモノマネで話題となっているキンタロー。は、現在の勢いそのまま、会場を沸かせます。マンボウやしろは生まれ持った特長(?)を逆手に取ったフリップ芸を見せつつ、声量感と聞かせる話芸で観客を惹き付けました。

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自作の楽曲を歌い上げたのは、椿鬼奴。苦労した時代の出来事を、おかしみを交えて表現していきます。ワイルドネタを武器に、新しい観点から笑いを取ったスギちゃん。トリを務めた岸学は、自身がいま取り組んでいるある目標をコントに取り込み、爆笑を起こしていました。

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さて、ここから再び大阪へ。採点用紙を片手に、笑いながらも真剣に審査するお客さん。遅い時間にもかかわらず、そして長い時間にもかかわらず、みなさん、大いに笑っていました。

そんなお客さんを「お疲れさまでした」と労ったはりけ〜んず。改めて採点方法を確認しながら、投票を促す新井は「はりけ〜んずとは書かないでくださいね!」とひとボケ。あまりの反応のなさに、「これ言うの、勇気いるんやで!」と相方をフォローする前田でした。

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最後まで白熱した戦いが繰り広げられた準決勝から、果たして誰が決勝へ進むのでしょうか。近日の発表をぜひともお楽しみに! 


●番組情報
東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013 決勝

2月12日(火)関西テレビ・フジテレビ系列全国ネットにて生放送!

東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013
公式ホームページ:
http://www.r-1gp.com

2013年1月28日 (月)

【ライブレポート】「きたもと×よしもと」ダンス授業初日

1月28日(月)、埼玉県北本市立宮内中学校にて、「きたもと×よしもとプロジェクト」ダンス授業の1回目が行われました。

今回、講師を務めたのは、女性2人組ダンスユニット「THE GALAXXXXY★」としても活躍するプロダンサーのjunko☆で、彼女が宮内中学校の1年生の女子にダンス指導する様子を取材しました。

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体育の先生から紹介を受けjunko☆が挨拶すると、生徒からも「よろしくお願いします」と挨拶がありますが、まだぎこちない様子。
先生から簡単なダンスのジャンルや、今回教わるダンスについて説明された後、ももいろクローバーZの『サラバ、愛しき悲しみたちよ』をBGMにステップ走が始まり、junko☆も生徒にまじって走りました。

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続いて、junko☆がダンサー風のストレッチをみっちりと教えた後、『ジンギスカン』をBGMにしたダンスと、結構ハードな運動をこなした後、いよいよヒップホップへと入ります。

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「ヒップホップの動きには、アップとダウンがあるんですけど、ダウンのリズムをやります」「大きな玉転がしの玉を持っているような姿勢で」などとjunko☆が動きを丁寧に指導し、EXILEの『Rising Sun』に乗せて、アップダウンの練習を開始。
ダンス経験のある生徒もいて、簡単な動きのようにも見えましたが、実際に全員で動きを合わせるとなると、なかなか難しいようです。

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2組に分かれて対面したり、輪になったりなど、今回の授業は、このアップダウンに終始しましたが、はじめは緊張気味だった生徒たちも、笑顔がたくさんこぼれるようになりました。

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生徒のひとり島村萌恵(もえ)さんは、今回の授業を終えて「あんまり動く機会がなく、ダンスも苦手だったんですけど、楽しくできました」と、ダンスに前向きな姿勢を伺わせました。
またjunko☆のダンス指導については、「面白くて、わかりやすかったです。元気があって、明るい先生ですね」と好印象だったようです。

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Junko☆にも、授業を終えた感想を伺いました。
「はじめはみんなモジモジしていて、大丈夫かなって感じだったんですけど、最後はみんなイキイキとした笑顔を見せてくれました。輪になって、みんながお互い見えるようにダンスをすると楽しく、気持ちが高まるので、盛り上がるんですよ。私の必殺技です(笑)」

普段、ワークショップなどを通じて、子どもへの指導は慣れているはずのjunko☆ですが、今回は勝手が違ったとか。
「教育の現場でダンスを教えるのは初めてでした。学校では運動量の確保が求められるんですが、普段ダンスを教える場合、かっこよさを追求するんですね。それはイコール運動量じゃない場合があって、とにかく今日はダウンという動きを徹底させて、“もっと深く!”と言って、スクワットみたいに深く屈伸させました」

今回も含め、計8回の授業を行うが、「ひとつの作品、1曲を仕上げて、みんなで1曲踊りきるところまでいきたい」とのこと。
さらにダンスを通じ、「踊ったり、振り付けしたりすると明るく元気になるんで、そういうことも伝えていきたいし、周りの子と一緒に何かを取り組むとか、ダンスの一番楽しいところをわかって欲しいです」と目標を語りました。

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ちなみに、授業終了後に生徒たちからサインを求められていたjunko☆。さらにお昼休みは、生徒と一緒に給食をいただき、生徒との距離を1日で一気に縮めた模様です。

THE GALAXXXXY★オフィシャルサイト:http://thegalaxxxxy.laff.jp/
Junko☆ツイッター:https://twitter.com/junko_dancer

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ただひたすらに「うまいこと」を言い合うイベント開催!

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ただひたすらに「うまいこと」を言い合うイベント「第2回 銀シャリ、RGの2時間うまいこと言い続けるイベント」が2月2日(土)19:30よりルミネtheよしもとにて開催いたします。
絶対王者銀シャリ橋本の牙城を崩すべく、今回はスペシャリストのWコロンねづっち氏の参戦が決定しました!

2月2日(土)
第2回 銀シャリ、RGの2時間うまいこと言い続けるイベント
【会場】ルミネtheよしもと
【時間】開場19:00/開演19:30(公演時間 約120分)
【料金】前売¥2500/当日¥3000
【出演】銀シャリ/レイザーラモンRG/バッファロー吾郎A/お~い!久馬/ヤナギブソン/山本吉貴/ハイキングウォーキング松田/麒麟川島/MC浅越ゴエ
スペシャルゲスト:Wコロンねづっち


RGからメッセージが届きました!


ほか、下記のイベントもございます。
是非お越しください。
2月3日(日)
コントライブ「できる7人」
【会場】ルミネtheよしもと
【時間】開場19:00/開演19:30(公演時間 約90分)
【料金】前売¥2000/当日¥2500
【出演】犬の心/グランジ/ライス



【★☆来場者特典☆★】
終演後に、ご来場の皆様にもれなくオリジナルポストカードを配布致します。
チケット発売中!!詳しくはこちらから。

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海外からも注目の鉄拳「パラパラ漫画」を期間限定JOOKEYで無料公開!!

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動画配信サービス「JOOKEY(ジョーキー)」(URL:http://jookey.jp/)で、「泣けるパラパラ漫画」で海外からも注目を集め、再び大ブレークを果たした鉄拳のオリジナル作品「いつも心にホッ」の配信を本日より開始いたしました。
 
「いつも心にホッ」は、日常のなかでイライラしてしまったり、つらいことがあって落ち込んでしまった時に、自分の好きなこと、わくわくする楽しいこと、大切な人たちのことを心に思い浮かべて自分を落ち着かせ、また笑顔で頑張る人たちが描かれています。
 
すべての人への応援パラパラ漫画となっている「いつも心にホッ」は、本日よりJOOKEYにて期間限定(2013/1/28~2013/4/30)で無料公開いたします。ぜひ、ご覧ください!!
 
 
≪無料動画URL≫
■鉄拳パラパラ漫画「いつも心にホッ」
 
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≪JOOKEY(ジョーキー)とは?≫
テレビでは観られないオリジナルコンテンツをお届けするマルチデバイス対応の動画配信サービス!
よしもと芸人が多数出演するオリジナルコント番組や、トークイベント、「ルミネ theよしもと」で行われた漫才やコント、楽屋裏トークなど、現在2,500本ものコンテンツを配信中。
 
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フィーチャーフォン/スマートフォン/タブレット端末/パソコン(未対応キャリア・端末あり)
≪利用料金≫
■一般会員:無料
■プレミアム会員:月額315円(税込)
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鉄拳の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/619/




【鉄拳】

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【ライブレポート】「R-1ぐらんぷり2013」大阪・準決勝

“ひとり話芸日本一”を決める「R-1ぐらんぷり2013」もいよいよ大詰め! 1月27日(日)、東京・大阪の2会場をライブ中継でつないでの準決勝が行われました。大阪会場のなんばグランド花月には厳しい予選を勝ち抜いた25組が集結。決勝進出を賭けて熱い戦いを繰り広げました。

大阪会場の司会は矢野・兵動 矢野と月亭八光。精鋭たちが揃う舞台にワクワクを抑えられない矢野は、しょっぱなからハイテンションでしゃべりまくり、八光から「ガサキ(パイセン語で尼崎の意味)の雰囲気が抜けない!」とダメ出しされるほど。また、今回も昨年に引き続き観客の皆さんも参加して決勝進出者を決める「お客様採点制度」を導入。全出場者のネタ終了後、ファイナリストにふさわしいと思う3名に投票し、その結果を審査員の採点に加味することになっています。そのため、ネタ時間3分(3分15秒を超えると証明が赤くなり強制終了)といったルールや投票方法などの説明も綿密に行われ、いよいよ本番のスタートです。

まずはラフォーレミュージアム六本木からの中継で、東京会場の15組が登場。ステージ後方のスクリーンに映し出されるネタの数々に、さっそく大きな笑いが起こります。そして舞台は大阪会場へ。八光が「今からが本番ですよ!」と呼びかければ、矢野も「負けちゃいられません!」と東京へ対抗心を燃やし、会場のボルテージも急上昇。まずは前半16組が、渾身のネタを競いました。

一番手の鬼頭真也(夜ふかしの会)は、お気に入りの本を斬新な手法で次々と紹介していき、大きな笑いを呼びます。夜の酒場で見かけるふとしたシーンを切り取り、独特の世界観で魅せたのは、2011大会のファイナリストでもあるナオユキ。元・海上自衛隊員という異色の芸人・雷ジャクソン高本は、海自の知られざる裏側を暴露して爆笑をさらいました。

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三浦マイルドは出身地である広島にまつわるネタで勝負。薄毛の頭頂部から繰り出すギャグ「マイルドフラッシュ!」でおなじみの風貌も相まって、会場を大いに沸かせました。「♪なんのこっちゃね~ん」のフレーズがクセになる代走みつくには、「ここは休憩時間ですよ!」と豪語するなど破天荒なネタ運びで度肝を抜きます。

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霜降り明星佐々木は、実は昨年の『オールザッツ漫才2012』若手芸人バトルで見事優勝した粗品。今年から念願のコンビを組み霜降り明星として漫才に挑戦中ですが、ここではいつものパジャマ姿でピン芸のトップを狙います。「勝手にオリコンCDランキング」と題して歌ネタを繰り出したのはマユリカ中谷。

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ヒューマン中村は、普段、何気なく使っている言葉に隠された笑いのツボを次々と刺激。2年連続決勝進出の実力を見せつけました。

爆笑ネタはまだまだ続きます! 激しすぎるクセでブレイク中の岩橋良昌(プラスマイナス)は、ご存じ「ヘミングウェイ!」などのクセフレーズも交えつつ、歌ありしゃべくりありの息つく暇ない岩橋ワールドを展開しました。

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「BKB!」のコール&レスポンスとショートコントで会場を盛り上げたバイク川崎バイク。元料理人だけあり、日本が誇るあの名物料理にまつわるネタをぶつけた和牛水田は、大河ドラマばりの壮大なストーリーで観客を歴史の世界へいざないます。

木魚を叩きながら読経スタイルでネタを展開したのは南野やじ。ガリガリガリクソンは「秘密のヘンケンSHOW」と題し、愛(?)に満ちた偏見の数々で爆笑を巻き起こしていました。おいでやす小田はDJのマネジャーに扮したひとり芝居で、持ち前の演技力を炸裂させます。続いての小森園ひろしは、野球部を舞台にしたコントを披露。うっかりミスに翻弄される監督の悲哀が笑いを誘います。

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桂三度は“架空の言葉”をフィーチャーした創作落語で、会場の空気をガラリを変えてみせました。

ここから再び、舞台は東京会場へ。観客の皆さんは疲れも見せず、それぞれのネタをじっくり楽しみ、採点にも余念がありません。矢野と八光が前列のお客さんの採点用紙をチェックすると、独自の基準で点数を付けている人や、細かくメモを取っている人も。その熱心さに、ふたりは感心しきりでした。

いよいよ最終ブロック。大阪から9組が登場します。

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山田スタジアムは、タイガースの選手たちのモノマネを満載した関西色あふれるネタで勝負。特徴をとらえた動きの数々に会場は大爆笑です。月亭太遊は、謎の伝統芸能にまつわる創作落語を披露。銀シャリ橋本のネタは、ズバリ“時短”がテーマ。漫才と同様、テンポのいいしゃべりで場をさらいました。

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桜 稲垣早希は大好きなアニメの“決めゼリフ”をテーマに展開。フリップを次々めくり、超ハイスピードでボケまくる藤崎マーケットトキは、パワー全開で観客を巻き込んでいきます。いなだなおきの「ブサイクあるある」あふれるネタは、ブサイクランキングでも躍進を続ける注目株(?)ならではの世界でした。

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土肥ポン太は、キャラクターもシチュエーションもまさに「大阪!」なポン太ワールドを炸裂させます。

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絵描き歌のはずがだんだんレールを外れ、まさかの結末で驚かせた野性爆弾川島。強制終了の照明と爆発音を逆利用したネタ運びは、まさに真骨頂です。トリを飾ったのは昨年もファイナリストとなったヤナギブソン。ひとつの円グラフから広がるひねりの効いたコントに、大きな笑いが起こっていました。

最後まで目が離せない戦いとなった「R-1ぐらんぷり2013」準決勝。決勝戦は2月12日(火)19:00~、関西テレビ・フジテレビ系列で生放送! 決勝進出者は近日発表される予定です。前回王者・COWCOW多田に続いて11代目王者に輝き、500万円を獲得するのは誰なのか? 皆さん、どうぞご期待ください!

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【決勝】
2月12日(火)関西テレビ・フジテレビ系列全国ネットにて生放送

■「東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013」公式ホームページ
http://www.r-1gp.com

ジョイマン高木が綴る哲学的なポエム集1月30日発売!

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ジョイマン高木の言葉遊びの才能は、  韻を踏むだけではなかった!
ネットで「ポエムすぎる」と話題になっている、ジョイマン高木のブログから厳選した作品に書き下ろし作品を加えた一冊。考えさせられたり、ほんわかしたり、クスッとしたり…。
読めば読むほど味の出る、スルメのようなポエムがたくさん詰まってます!

◎書籍概要
高木晋哉著『ななな』
発行:晩聲社 定価:998円(税込) 
発売:2013年1月30日



【ジョイマン】

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2013年1月27日 (日)

「ABCお笑いグランプリ」 優勝はジャルジャル!

これまで、ダウンタウンやナインティナイン、中川家、フットボールアワーらを輩出してきた「第34回ABCお笑いグランプリ」が1月27日(日)、ABCテレビで生放送され、ジャルジャルが悲願の優勝を果たしました! 同大会はデビュー10年以内の芸人を対象とした若手芸人の賞レースで、今年は史上最多の524組がエントリー。昨日開催された準決勝出場者37組から選ばれた9組が決勝に進出しました。

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優勝決定後の会見で、まずは後藤が同大会への思いを明かします。
「この大会がまだ『ABCお笑い新人グランプリ』だった2008年にも出場しましたが、その時は『優秀新人賞』で『最優秀』を取れずじまいだったのでずっと心残りだったんです。で、昨年からシステムが変わって結成10年まで出られるということになり、やっとグランプリがとれました。感無量です」。また、福徳も「昔は『ABCお笑い新人グランプリ』は成人の日に行われていたので、18歳の時にお笑いを始めた僕らの目標の1つが、20歳でこの大会に出て、成人式に出られないということでした。結局、成人式には出たんですが、10年目にしてようやく最優秀賞をもらうことができました。10年間がんばってきて良かった」と、まさに悲願達成です。

今回、ジャルジャルが決勝で披露したのは漫才。コントの印象が強い彼らですが「これまでの賞レースでも、そのタイミングで一番いい仕上がりのネタをやってきてるんですけど、今回はそれがたまたま漫才でした。年末に作ったネタです。このネタは5upよしもとの劇場でもまだ1度もやってないネタでしたが、自分たちの中では完成されていたので今日、このネタで挑みました」と後藤。福徳も「とりあえず、やりきりました。ただ、まわりもかなり面白かったので大丈夫かなという思いもありました」と不安だった胸中も。

また、賞金300万円の使い道について後藤は「300万という賞金をいただいたことがないので、使い方が分からないですね。軽いパニックになって同じ原付を2台買ってるかも(笑)」。福徳は「僕は実家が芦屋なので、よく金持ちと言われるんですが、実は金持ちじゃなくなって20年くらい経つので、実家の雨漏りを直したい」。

最後に、今後の目標は? との質問に後藤は「全国区で活躍できるような、日本に欠かせないコメディアンになって大金持ちになりたい!」。福徳は「自分たちのお笑い番組がしたい。テレビでもっともっとお笑いができればと思います」と意気込んでいました。
5upよしもと卒業を控えたジャルジャル。今後、東京を拠点に挑む2人にぜひ注目してください!

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2013年1月26日 (土)

【ライブレポート】具志堅ファミリーライブ@ゆいまーる美ら島(千葉)

2012年3月に開催された沖縄国際映画祭における音楽オーディション「オープンマイクオーディション」で第1回グランドチャンピオンに輝いた具志堅ファミリー。その名のとおり、父・哲、母・ムツ子、娘・シオン、娘・ホサナによる家族ユニットで、母子だからこそ為せる美しいハーモニーが魅力的です。

そんな彼らが1月23日(水)、ついにメジャーデビューを果たしました!
デビューを記念して、1月25日(金)、千葉県千葉市にある沖縄料理店「ゆいまーる美ら島」にて2部構成のライブを開催。よしもとニュースセンターでは、1部の様子をレポートします。

デビュー当日の放送された『めざましテレビ』(フジテレビ系)で紹介された影響もあってか、店内は満員。中には「沖縄で見かけて、今日このお店に出るって聞いたから、探してやってきた」という熱心なファンの方も。沖縄料理に舌鼓を打ちながら、みなさん、具志堅ファミリーの登場を今か今かと待ちわびています。そこへ、沖縄民族衣装をまとったメンバーが登場。店内は大きな拍手に包まれました。

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母・ムツ子による「琉球王国は武器を持たない平和な国でした。美しい沖縄の歌を聴いてください」という紹介から、まずは「美わしの琉球」を披露。優しい歌声に、早くもみなさん、聴き入っている様子です。

「このお店の名前にもなっている“ゆいまーる”は、家族や地域、農業での助け合いを表す言葉です。ひとりではできないことも、助け合えばやりとげられる」と娘・ホサナ。「ユイユイ」では、お客さんと全員で沖縄らしい手の動きをパフォーマンス。お互いを助ける“ゆいまーる”精神で、会場に一体感が生まれます。

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途中、マイクトラブルもありましたが、「がんばって!」と声をかけてくれるお客さん。「こういうときは、どうすればいいの?」と困った様子のムツ子に、「トーク! トーク!」とアドバイスも。その声に助けられるように、母子で話し始めます。
“具志堅ファミリー”という名前から、やはり具志堅用高さんを連想されることが多いと話すムツ子。「親戚かと言われると……ね。まぁ、人はみんな親類ですからね」と笑いを交えながらも、「具志堅さんも、(先祖をたどれば)やんばる出身のようですよ。こういう話を、具志堅さんご本人にもしてみたい」と話すと、お客さんから「歌で頑張って売れたら、きっと会えるよ!」とあたたかいエールをもらっていました。

沖縄と関東では、約10℃の気温差があるそう。「こっちは寒いですね。関東では雪が降ったと聞いたので、雪が残ってないかなぁと思いながらここまでやってきました」とホサナ。沖縄ではすでに桜が満開だそうです。

続いて、「三線の花」「ヒヤミカチ節」「安里屋ユンタ」を熱唱。豊かな歌声に導かれるように小さいお子さんが前まで歩み寄り聴き入っていたり、軽快なリズムに合わせて踊っていたり、「アーイヤサーサー!」と声をかけたりと、客席は大盛り上がりです。

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実は、8人の大家族だという具志堅ファミリー。シオンは5番目(三女)、ホサナは6番目(四女)で、「全員で舞台に立つことも多いんですけど、主に4人で活動することが多いんです」とシオン。
メンバー紹介が終わったところで、デビュー曲「アコウテ」を披露しました。この歌は、「自分らしく生きるのが、いちばん」というアコウテの花言葉をモチーフとして、ふるさとを旅立つ少女の思いが綴られたもの。“アコウテ”とは、大胡蝶(オオゴチョウ)という花の沖縄名。三段花(サンダンカ)、梯梧(デイゴ)と三大名花とうたわれており、県花としても指定されています。

デビュー当日、学校へ行くと「数人のクラスメイトから“CDデビューおめでとう!”と声をかけられた」というホサナ。「それだけでもうれしかったんですけど、ショートホームルームが終わったとき、クラスの全員がクラッカーを鳴らしながら“おめでとう!”って言ってくれて……本当にうれしかった」と声をつまらせます。
シオンも「県外の大学に通っている友達が、学校を辞めたいって悩んでたんです。でも、私たちのデビューを知って“もうちょっとがんばろうと思った”と連絡をくれた。何かのきっかけをつくれたかなと思うと、うれしかった」と笑顔を見せました。

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その後、「沖縄クイズ」としてゴーヤ携帯ストラップのプレゼント大会など、お客さんとの交流も交えながら「ハナミズキ」「花」「遊び庭」を披露し、1部を終了しました。客席からは「泣きそう! 本当によかった」という感激の声も聞かれ、本人たちが参加したCD即売会も大盛況でした。


●CD情報

Akoute

アコウテ
商品番号:YRCU-90502
価格:1,000円

【曲目リスト】
01. アコウテ
  琉球放送「ラフピー!」エンディングテーマ(2013年1月~)
  TBS系「もてもてナインティナイン」エンディングテーマ
  沖縄伊藤園さんぴん花茶CMソング
02.ハナミズキ
03.アコウテ (カラオケ)
04.ハナミズキ(カラオケ)

具志堅ファミリー
公式サイト:http://www.gushiken-family.com/
http://www.randc.jp/gushiken_family/discography.html

明日1月27日放送の「駐在さん」に野性爆弾がゲスト出演!

毎週日曜お昼に放送中の「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」(ABCテレビ)。明日1月27日の放送には、野性爆弾がゲストで登場します。
今回の物語は、はなつき町近辺で下着泥棒が多発していることからはじまります。

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被害にあったまき(宇都宮まき)は、早く犯人を捕まえてくれるよう訴えますが、そんな折、内場(内場勝則)が助けを求めてやってきます。内場は、変なお坊さん(野性爆弾・川島)が、お経を唱えるのでお布施を寄こせと言ってきかないと説明。あまりのしつこさに承諾すれば、川島はふざけた内容のお経を唱えます。

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そんな川島を見た息子のロシ念(同・ロッシ―)は嘆くばかり。そこに、ロシ念のバンド仲間(ヘッドライト町田・和田)がやって来ます。実は、ロシ念はバンドを続けたいことを父親に言い出せずにいたのです。一方、川島は、お金を取って似顔絵占いまで始める始末。

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そんな父の姿にロシ念は嫌気がさし、バンドをやることを決意するのですが…。
野性爆弾は、舞台を縦横無尽に大暴れ! 八光たちに強烈パンチをお見舞いしたり、腹芸や得意の絵で似顔絵占いを披露する川島に対し、ロッシーは天然キャラを炸裂! バンド演奏も必見です。

「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」
ABCテレビ 毎週日曜 正午~午後0:55

(レギュラー 配役&出演者)
・熱血漢の駐在…キングコング・西野
・新聞記者・西野の同級生…キングコング・梶原
・西野の先輩駐在…月亭八光
・コンビニ「5upマート」の店長…内場勝則
・スナック「フラワームーン」のホステス…宇都宮まき
・愛菜の同級生・コンビニのバイト…高野祐衣(NMB48)
・風来坊の池やん…池乃めだか

1月27日(日)
(ゲスト) 野性爆弾(川島・ロッシ―)、学天即(奥田・四条)
(出 演) ヘッドライト(町田・和田)、佐藤太一郎

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映画『ユダ』初日舞台挨拶で板尾が謝罪!?

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本日1月26日(土)、新宿ミラノにて映画『ユダ』の初日舞台挨拶が行われ、主演の水崎綾女さんをはじめ、青柳翔さん、青山倫子さん、田島優成さん、NorAさん、原作者の立花胡桃さん、大富いずみ監督、そして板尾創路が登壇しました。
この映画『ユダ』は、30万部のヒットを記録した元カリスマキャバクラ嬢・立花胡桃さんの自伝的小説を映画化したもの。
一昨年、大々的に行われたオーディションで、約3000人を勝ち抜き主役の座を射止めた水崎綾女さんは、満員の客席を前に「とても楽しみにしていた日なので、こんなに大勢の方が来てくださってすごくうれしく思います。今日は初めて家族が来ているので、見られている感じがしてドキドキしています」と緊張しつつも晴れやかな笑顔で挨拶しました。

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これに対し、水崎さん演じる絵里香にハマるVIP客役で、劇中では水崎さんとのきわどいシーンも演じた板尾は「今日は水崎さんのご両親が来ているそうで…。すみません、申し訳ございませんでした」と、思わず謝罪。

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しかし、その“きわどいシーン”について、水崎さんが「すごく大変だったんですけど、板尾さんが演じてくださってよかったなと思っています」とフォローすると、照れ臭そうに笑いながら「監督が演出しましたから、僕は悪くないんです。監督の性癖が見えたなという感じでした」と、監督に責任転嫁して笑いを誘っていました。

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一方、原作者の立花さんは「あまりにも宣伝期間が長すぎて『あの映画見たかったよ。また映画やらないの?』と言われて、『まだ公開していないんです』というやりとりを何度やったことでしょう。ようやく今日という公開の日を迎えられて、ホッと胸をなでおろしています」と安堵の表情を浮かべて挨拶を。
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さらに、水崎さんに対しては「ダイエットよくがんばったね。がんばってくれてありがとう」、板尾に対しては「板尾さんはVIP客の役が本当にハマっておりました。本当にこの人はキャバクラに通ってるんじゃないかって思うぐらいのハマりっぷりでした」と、出演者の一人ひとり、そして監督に一言ずつ言葉をかけた後、「私はキャバクラを美化するつもりは全くなくて、みなさんがこの映画を見て『キャバクラって怖いところだな』『夜の世界ってやっぱり怖いな』と思っていただければしめたものだと思っております」と、締めくくりました。
終盤には『ユダ』公開を記念して行われた「伝説のキャバ嬢総選挙」で№1を獲得した茜まなみさんから大富監督に花束贈呈が贈呈され、舞台挨拶は大盛況のまま終了。
最後に水崎さんは「私自身がこの映画の役作りとして、自分の過去を向き合いました。見てくれたみなさんも、自分の過去だったり、トラウマに向き合って、自分を許すきっかけになるような作品になればいいなと思っています」と本作への思いを語り、舞台挨拶を締めくくりました。
●『ユダ』
http://judas.jp/
新宿ミラノほかで公開中!!
●YNN「板尾創路」の動画 
http://ynn.jp/u/272/

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