笑福亭仁鶴の妻・たか子姫こと岡本隆子さんが、1月25日(金)、エッセイ『そこのけそこのけ仁鶴の女房が通る』を出版しました。壱岐での少女時代に始まり、舞台俳優を目指した短大時代、仁鶴との出会い、週6本のレギュラーを抱えていたタレント時代……もちろん夫・仁鶴との日常もたっぷり綴られた、読めば元気になることウケアイの痛快な一冊です。発売当日に行われた会見には、夫・仁鶴も同席。“吉本一のおしどり夫婦”が揃って、本の内容を紹介しました。
「ずっと以前から、折々に友人知人へはがきを出していましたが、受け取った方が『面白いので本にしたら?』とよく言ってくださっていた」と口火を切った隆子さん。続けて仁鶴が「積極的に勧めてくれる人もおられて、本人もだんだんそういう気になってきた。会社からも出したらどうですか、というお返事をいただいたので……」と話し始めると、「あ、もうええわ」とさえぎって再び話し始めるなど、さっそく会場を沸かせます。「最近は、特に女性で本を読まない人が増えている。もっと気軽にパッと開けて一気に読める本があればいいのにと思っていた。気楽な話を書ければ、そんな女性たちに手に取ってもらえるのでは、と考えた」のが執筆を決めた理由とのこと。本の感想を聞かれた仁鶴は、「普段から買い物に行っても、面識のない人にも気軽に話しかけたりするんですよ。そこで交わした会話とか、幼い頃の壱岐での出来事とかを、本人も言ったように、軽くサーッと読めるようなタッチで書いていますね」。隆子さん曰く「向こうから話しかけてきはる」そうで、「たとえばタクシーの運転手さんに『なんで最近の天気予報は当たらないんでしょうねえ』と話しかけたら、『天気予報やと思うからやんか。天気占いと思ったら別にええやろ?』と言われたり。こういう話をもっともっと集めたかった。でも、特に打ち合わせもなくただ『書いて』という感じでスタートしたので、何となく書いたら、こんなんできてしもたの」と笑顔で話しました。
また、結婚してからの思い出深い出来事を聞かれると、「旅行で訪れたスイスで、旦那さんも私もファンだったので、チャップリンさんのお家を訪ねていったことがあるんです。直接はお会いできなかったけど、サインをいただけて。そこで寒い中を待っているとき、この人だけが襟巻きもコートもとって、尊敬するチャップリンさんをじっと待っていた。その姿を見たとき、この人と結婚してよかったなあと思いました」と隆子さん。一方の仁鶴は、ふたりでパリを訪れたときのエピソードを披露。「あるお店で、舞台衣装にと花柄の背広を買ったんですが、家に帰って開けてみたら婦人ものだった。でも、せっかく買ったので、着てステージに出ていましたよ」と笑わせていました。しかし隆子さんによると、あまり一緒に旅行には行きたくないんだとか。「列車に乗るときなんかは、普通なら奥さんが窓側でしょう? うちはいつも私が通路側で、コーヒーを買ったりあれこれして。家の中と変わりなくてちっともくつろげないので、できればひとりで行きたいです」というまさかのダメ出しに、「本人がそう言うてるんやから、そうするでしょう」と苦笑いの仁鶴でした。
執筆中は、「とにかく必死でした」とも。「1日2時間と決めて集中して書いた。物音がするのもイヤ、ピンポンが鳴るのもイヤだった」といい、仁鶴からは「集中しすぎて腱鞘炎になったんですよ」と驚きの事実も明かされました。仕事の帰りにお弁当を買ってきてくれるなど、仁鶴のサポートにも助けられたそうです。とにかく次々と飛び出し止まらない“たか子姫トーク”は、「聞かれてへんことは、あんまり言わんほうがいいで。もう、この人はサービス精神旺盛やから……(笑)」(仁鶴)とストップがかかるほど。その後、夫のいいところを聞かれた隆子さんは、「人間として尊敬できるところですね。汚れていない。今の時代、もう少し俗っぽくてもいいのかもしれないけど」とニッコリ。最後まで息の合ったやりとりで、笑いの絶えない会見となりました。一度読み始めると止まらない、“仁鶴の女房”の面白くも鋭~い語り口。ぜひ一度、手に取って読んでみてください!
好評発売中!
『そこのけそこのけ仁鶴の女房が通る』
著者:岡本隆子
低下:1680円(税込)
発行:ヨシモトブックス
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2月9日(土)より、富田克也監督・冨永昌敬監督・真利子哲也監督による映画『同じ星の下、それぞれの夜』が公開されます。
本作は、東南アジアの3ヵ国を舞台としたオムニバスムービー。富田克也監督がタイにて『チュンライの鐘』、冨永昌敬監督がフィリピンにて『ニュースラウンジ25時』、真利子哲也監督がマレーシアにて『FUN FAIR』を手がけています。
公開に先駆け、『ニュースラウンジ25時』のメガホンを執った冨永監督、映画初主演のムーディ勝山を直撃しました!
――本作を製作するに至った経緯は?
冨永 2011年の11月中旬にお話をいただいたんですけど、翌年の沖縄国際映画祭に間に合うようにつくってほしいと。だから急なお誘いだったんですよ。
ムーディ勝山(以下、ムーディ) それ、めちゃめちゃ時間ないですね。
――そこで、フィリピンと日本を行き来する男の話を思いつかれたんですね。
冨永 どう考えても製作期間が短いので、たぶん撮影日数も4~5日しかないだろうと。しかも現場はまったく未知数のフィリピンなので、安全策として、半分は日本のシーンにしたわけです。で、主人公が2国を行ったり来たりする話になったと。
ムーディ なるほど。そうだったんですか。
冨永 そうなんです。実際の撮影日数は……現地の準備も含めれば1週間くらいあったと思います。
ムーディ 体感的に3日くらいでしたけどね。
冨永 そうですか? ムーディさんは全編に出ているから、日本での撮影も含めると4~5日間くらいでしたよ。
ムーディ 日本で2日間、撮影しましたもんね。フィリピンでの最後の1日は何もなかったんで、みんなの撮影をあたたかく見守ってました。
――ところで冨永監督、今回なぜムーディさんを主役に選ばれたんですか?
ムーディ それ、僕も聞きたかったんです!
冨永 実は前々からムーディさんを狙ってたんですよ。で、吉本さんの企画だったから、せっかくならお願いしてみようと。
――いつくらいから狙われてたんですか?
冨永 ヒゲを剃った2~3年前くらいですかね。気づいたんですよ、この人は俳優の顔をしているってことに。
ムーディ えっ、ほんまですか?
冨永 はい。ヒゲを生やしていたときは、芸人さんにしか見えなかったんです。ある番組での佇まいが――失礼ながらも――笑いを狙っているように見えなくて。で、“この人はカメラの前での存在の仕方が他にあるんじゃないかな”と勝手ながら思ったわけです。
ムーディ ふふふ……そ、それは芸人としてどうやねんって話ですけどね。でも、まさかヒゲをそった僕に、そんなことを思ってくれる人がいたとは驚きました!
冨永 『ロストクライム -閃光-』っていう映画に、チラッと出てましたよね?
ムーディ はい、ほんまにチラッと。主人公の女の子のパシリというか、車で迎えに行った運転手っていう一瞬の役で出てました。
冨永 あれを観たときに、“なんてもったいない使い方をしてるんだ”と思ったんです。隣りにいるから言うわけじゃないですけど、ムーディさんは脇役にはあまり向いてません。
ムーディ えっ、それで今回、主役で使ってくれたんですか!? うわぁ、うれしい(と、噛みしめるようにつぶやく)。
――ムーディさん、選ばれた理由を訊いてなかったんですか?
ムーディ はい。そんなうれしいことならば、開口一番に言ってほしかったです!
冨永 まあ、撮影前にこういうこと言って、変に意識させちゃうのもマズいですから。僕としてはムーディさんのスケジュールをいちばん気にしてました。第2候補は考えてなかったので。
ムーディ ほんまにありがとうございます。めちゃくちゃうれしいです!
――実際、主演を初めてやってみていかがでしたか?
ムーディ 本当にいい経験をさせていただきました。でも僕、実は初日に油断してまして。
――というと?
ムーディ 今日はそんなに撮らないんじゃないかなと勝手に思って、現場に行ったんです。そうしたら、ニュースの原稿をめっちゃ読まなきゃいけなくて。“あ、今日はガッツリやるんや”と気づいてから、メイク室でずーっと台本を覚えてました。ほんまにすみません。
冨永 (笑)あの日は長かったですからね。
ムーディ フィリピンでは4日間くらいホテルに泊まったんですけど、唯一の娯楽は僕の前に泊まった日本人が忘れていったと思われる『ゴルゴ13』でした。当然のごとく、フィリピンには娯楽がなくて。部屋に帰ってテレビをつけても言葉がわからないし、お店にお酒を飲みに行くわけにもいかないし、ヒマやったんです。
冨永 そのホテル、日本人向けだったんですよ。
ムーディ はい。で、休憩時間とかに『ゴルゴ13』を読んでいたら、ちょっとだけ芝居がゴルゴっぽくなりました。
冨永 どのシーンですか?
ムーディ 寡黙なシーンで、眉をひそめたりしてたんですよ(笑)。
冨永 あぁ、イメトレになったんですね(笑)。しかもあの本、コンビニで売ってるペーパーバックでしたよね?
ムーディ はい。監督も『ゴルゴ13』がお好きで、撮影中、イルカの回の話で盛り上がりました。すごいんですよね、あの話って。
冨永 ゴルゴに「ザ・イルカ」という回があって、その話をしたんですよね。
――思わぬところで共通の話題ができたんですね。冨永監督、ムーディさんの役者ぶりはいかがでしたか?
冨永 これは僕のせいなんですけど……2国間を行き来する話にしてしまったので、腰を据えて落ち着いて撮影できる環境じゃなかったんです。だから、もうちょっと長く一緒にやりたかった。ご本人は俳優活動へシフトしていくという考えはあるんですか?
ムーディ いまのところはないですけど、いろんなことにチャレンジさせてもらいたいなとは思ってます。
冨永 芸人さんはお芝居が上手な人が多いですからね。森繁久彌さんとか渥美清さんとか、チャップリンもそうでしょうけど、昔は喜劇俳優という人たちが大勢いたわけじゃないですか。そういう才能って、いまでいうところのお笑いでしょう。やっぱり芝居が安定してますよね。芝居の基礎が、芸人活動のなかで身についてると思うんですけど、どうなんですか?
ムーディ どうでしょう? 余計なことはしないでおこうとは思いますけど。
――若い頃から、お客さんの前に立っているのがいい影響を及ぼしているのかもしれないですね。
ムーディ たしかに。コントや漫才は監督、脚本、演出、主演をふたりで全部やってるっていいますし。
冨永 そういう客観性を持っているところもいいんでしょうね。
――では、ほかの2作品についての感想は?
ムーディ 僕はナルシストなので、やっぱり自分が出ているところを重点的に観ちゃいました。でも、『チェンライの娘』の川瀬さんが女性に囲まれている感じもいいなと思いましたし、先輩であるRGさん(レイザーラモン)も出ていて、楽しく観られましたね。
冨永 偶然なんですけど、3作品とも共通した部分が多いですね。そもそも、日本人の男が東南アジアの国々へ行ってトラブルに巻き込まれる、という大筋が共通してる。別に3作品のあいだで示し合わせたわけではないんですけど、監督もみんな日本人の男なので、南国に対する願望が同じなんでしょうね。都合よく言うと、そう感じました。
ムーディ たしかに、南の国ってワクワクしますよね。どこかに下心が見えたり、浮ついた気持ちになるというか。
冨永 そういえば、この撮影の前どこかへ行かれてましたよね? そうとう日焼けしてましたけど。
ムーディ はい、シンガポールに行ってました。
冨永 東京に住んでいるっていう設定のムーディさんが真っ黒で、マニラにずっと住んでいる設定の(恋人役の)阿部(真理)さんが真っ白で。あのとき言わなかったけど、スタッフはムーディさんを白く塗るか、阿部さんを黒く塗るか相談してましたよ(笑)。結局、そのまま撮りましたけどね。
ムーディ すみません。……南の国で浮かれて、日焼けしてしまいました。
――(笑)そんなところも細かくチェックしてもらいたいですね。では、最後にニュースセンターを読んでくださっているみなさんへ、メッセージをお願いします。
ムーディ 2007年、一大旋風を巻き起こした男がフィルムを通して、どんな演技をしているのか。ぜひ観てください。
冨永 2007年っていうことは、あれから6年経ったんですか?
ムーディ そうなんです。6年間に酸いも甘いも知った男の演技を観ていただきたいですね。
冨永 いい映画なのは前提として、ムーディさんはいい俳優なので確かめに来てくださいと僕も言いたい。とにかく、ムーディ勝山を俳優と信じ込んで指名したので、僕の目の正しさを証明するためにもぜひ観ていただきたいなと思います。
――先ほど、監督が「もっと長く一緒にやりたかった」と言われていました。ムーディさん、次回作でまたお声がかかるといいですね。
ムーディ はい。僕、ほんまに出たいんですけど。
冨永 もちろん常にムーディさんのことを考えてますので、そのときはよろしくお願いします。
ムーディ こちらこそお願いします!
●作品情報
同じ星の下、それぞれの夜
公式サイト:http://www.onajihoshi.com/
2013年2月9日より公開!
『チュンライの娘』
監督:富田克也
出演:川瀬陽太、Ai、スシットラボン・ヌッチリ、レイザーラモンRG
『ニュースラウンジ25時』
監督・脚本:冨永昌敬
出演:ムーディ勝山、阿部真里、森松剛憲、西方凌
『FUN FAIR』
監督・脚本・編集:真利子哲也
出演:山本剛史、スン・ジェニー、アズマン・ハッサン
【ムーディ勝山】
1月20日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『「LICENSE vol. TALK」×「ニワトリの資格」イベント』が開催されました。
こちらは、ライセンスのトークライブを収録したDVD『LICENSE vol. TALK SHINAGAWA2』(2012年10月24日発売)と、ココリコ・遠藤&ライセンス・井本とのイベントを収録したDVD『ニワトリの資格vol.1』(2012年11月28日発売)双方を購入した中から、抽選で選ばれた200名さまを招待したもの。
当劇場は200人以上収容できるのですが、スペシャル感を味わってもらうために敢えて厳選させていただいたそうです。
大きな拍手で迎えられた遠藤は、「こうやってたくさんの人が集まってくれたのは、ライセンスのおかげ。DVDめっちゃ売れてるって聞いた。井本に乗っかって、『ニワトリの資格』も第2弾、第3弾出そう!」と意気込みました。
が、言葉の力強さとは裏腹に、マスクを着用している遠藤。昨晩の夜遅く、風呂上がりに寒い中、出かけたことが影響したのか、起きたら体調があまりよくなかったとのこと。マスクは万が一のことを考えて着けてきたそうです。
まずは、『ニワトリの資格』による特別企画「遠藤の友だちを探そう! 公開オーディション」から。
本DVDの特別映像でも遠藤の友だちを探しているのですが、その際選ばれたのは野球ネタでお馴染みのピン芸人・DH億。ですが、「お正月の明けましておめでとうございますメールをもらって、俺も返したけど、まだ飲みには行ってない」と語る消極的な遠藤のために、さらなる友だち探しをしようというわけです。
1人目はフレミングというコンビを組んでいる芸歴2年目の宮本。白衣に身をつつんだ彼は「俺も体調悪いねん」とぼやいていた井本に、「念のためマスクをしておいてください」と手渡します。
すんなりと受け入れ、マスクを着用した井本をまじまじと見ていた遠藤は「やっぱ似合うなぁ。ヤンキー臭がするわ」とポツリ。井本がヤンキー座りしながら「これが落ち着く」とつぶやくと、会場からは笑いが起こりました。
放ったらかしにされていた宮本ですが、実はすごい経歴の持ち主。なんと医学部卒、医師免許を取得し研修医として2年経験があったのです。
芸人になった理由を訊かれて「笑いで人を救いたいと思いまして」と答える彼に、「いやいや! 医者として救ってよ!」とツッコむ2人。ですが、体調が悪いということで、ひとまず問診を受けることになりました。
後輩ということも忘れて、「先生、僕ね、微熱があるみたいなんですよ」と話しかける井本。「お2人とも、ただの体調不良だと思いますが、遠藤さんはいますぐ帰ったほうがいいですね」と冷静に指摘されていました。
結果、「お医者さんは友だちにいて不足なし。あとで電話番号を交換しましょう」と声をかけた遠藤でした。
次に登場したのは、ラフレクランというコンビを組んでいる芸歴1年目の西村。慶応大学卒で2007年にミスター慶応に選ばれ、大学卒業後は地方局のアナウンサーとして活躍。ニュース原稿を読んだり、プロ野球の公式ゲームの実況をしていたという華麗な経歴に、2人はビックリ。
「みんなおかしい……」(遠藤)「吉本も変わりましたねぇ。途中まで成功してたのに、なんで自ら脱線したん?(笑)」(井本)と訊ねると、西村は「人の笑顔が見たくて……」と、宮本と同じ理由を述べます。もちろん、「アナウンサーでも人の笑顔は観られるやろ!」とツッコまれたのは言うまでもありません。
女性にもモテるそうで「多くのカードを取り揃えてます」とアピールする西村に、「もう女性はこりごり。プライベート全部、出されるから」と顔をしかめた遠藤でしたが、経歴のおもしろさから電話番号を交換することを決定しました。
最後は、セブンbyセブン・玉城が登場。知った存在である後輩の登場に、あからさまにテンションを下げる2人でしたが、「芸人の盛り上げ方を知ってますから!」という決死のアピールで、得意なモノマネを見せてもらうことに。
玉城が披露した“芸人楽屋モノマネ”に、2人とも大爆笑! 最後には「ぜひお友だちになってください!」と遠藤からお願いしていました。
続いて、『LICENSE vol. TALK』の特別企画「ガチンコ10番勝負、番外編」が行なわれました。
ライセンスのライブではお馴染みとなっているハリガネロック・大上の登場に、会場大盛り上がり! 割れんばかりの拍手に、大上も「染みるなぁ〜!」と満面の笑みを浮かべます。
こちらは、本DVDの特典映像である「ライセンス15周年10番勝負!」の番外編として企画されたコーナー。新たに5番勝負を行ない、勝者を指示した来場者にはオリジナルポスターがプレゼントされるというものです。
1番勝負「激辛ロシアン寿司」では、7巻の寿司から大量のわさび入りを食べてしまったほうが負けというものだったのですが、最後の最後まで決着がつかず。結局、先行を選んだ井本が最後の1巻を食べることになり、敗北。「先行って得やったんですか? ジャンケンで勝ったのに先行か後攻か選べず、“はい、先行!”って言うたん、大上さんですよね? 大上さんのミスですよね?」と詰めよられ、大上が「ご、ごめん」と謝る展開に。
2番勝負は、本DVDにも収録されている「ぶくぶくストロー対決」を敢行。コップに入れられた熱湯にストローで空気を吹き込み、熱湯を多く減らしたほうが勝ちというルールですが、あまりの熱さに悶絶する2人。結果、僅差で藤原が勝利しました。
3番勝負は、「どきどきゴムパッチン対決」。それぞれ片足にゴムを括りつけ、その先を相手に噛ませながら、自分の足に縛られたゴミを先にほどいたほうが勝利というもの。ですが、ルールのわかりにくさに混乱する2人。
試行錯誤しながら、井本の足にゴムをぐるぐる巻いて縛る藤原。片や井本は1周ほどで縛ろうとするも「それやと簡単にほどけてしまうで」と指摘され、ほどきにくいように修正。さらに、「近寄って解くと、パッチンとはならへん」という2人の指摘を受けて、めいいっぱい距離を取ることに。
井本が不利かと思いきや、ズボンごと脱ぐ作戦に。最後は靴まで脱ぎ捨て、見事勝利! ゴムと一緒に、ズボンまでもが藤原の元へ飛んでいきました。
4番勝負は「三輪車レース対決」。三輪車でカラーコーンを往復し、タイムがよかったほうが勝利。結果、1分以上かかった藤原を破り、靴を脱いで必死でこいだ井本が勝利。「背が高いほうが不利」との意見が出たものの、3人の中でいちばんの長身である大上は、井本より早いタイムでゴールしていました。
この時点で、2対2。最後の勝負は「一発逆転! 常識クイズ対決!」です。
「日本一高い山は?」など、常識問題に多く答えられたほうの勝利となるのですが、当たりまえすぎる質問に戸惑う2人。結果、藤原が勝利し、5番勝負を制しました。
●DVD情報
ニワトリの資格vol.1
商品番号:YRBN-90487
価格:2,940円(税込)
出演:ココリコ・遠藤章造、ライセンス・井本貴史
<収録内容>
第1回 街で出会った芸能人ほか
第2回 野球VSサッカー論争ほか
第3回 ファンほか
第4回 井本の結婚話ほか
第5回 芸能人の名言ほか
第6回 一生背負うミスほか
<特典映像>
遠藤の友達を探そう!
<収録時間>
本編127分+特典映像40分
<よしもとネットショップYahoo!店>
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90487.html
LICENSE vol.TALK SHINAGAWA2
商品コード:YRBN-90463
価格:3990円(税込)
出演:ライセンス
<収録内容>
正月休み/新人警官/ハンサム/教習所/藤原のケガ/ファミリー/トイレ
<特典映像>
ライセンスデビュー15年!10番勝負!:MC 大上邦博(ハリガネロック)
<収録時間>
本編107分+特典38分
<よしもとネットショップYahoo!店>
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90463.html
【遠藤章造】【ココリコ】【ライセンス】
1月16日(水)、東京・新宿BLAZEにて『DYNAMITE BAKA SOUL』が開催されました。
こちらは、テレビ東京系で放送中の新感覚エンターテインメント番組『バカソウル』の収録を兼ねて行なわれているイベント。笑いと音楽を融合させ、新しいケミストリーを生み出している番組として、注目を集めています。
この日も多くのパフォーマーが、とっておきの芸を披露しました。
NON STYLE・井上ことDay of the legendが登場すると、客席からは「キモい!」との声があがります。もちろん、そんな声援にも屈しない井上。自信に満ちた佇まいで、自身の楽曲を熱唱しました。
mckjは、「今年一発目の収録。今年もお互い、同じ温度でがんばっていきましょう!」とバカソウラーに呼びかけ、新年にふさわしい楽曲を披露。受験生へ向けた「がんばれ受験生」では、“高学歴芸人”がゲストとして参加しています。
エハラマサヒロは、話題の「雪やコンコン」を熱唱。年末、番組内でCOWCOWから「自分で“ものまね番長”と名乗るのはどうやねん?」と指摘を受けたそうですが、「これからも自分で言うていきます!」と高らかに宣言。クオリティの高いものまねで、会場を沸かせました。
ダイノジによる「ダイノジショー」も大盛り上がり。「解答少女」では、きわどい質問に負けず劣らない、素晴らしい解答がたくさん飛び出しました。
佐久間一行は、ほっこりと癒される彼らしい新曲を、少年少女・阿部とスパイク・小川によるユニット・あべちゃんとおがわちゃんは、1人の楽しさを綴った女性が共感できる楽曲を披露。筋肉自慢の芸人たちによるユニット・筋肉戦隊ボディビルダーも要チェックです。
もちろん、豊満乃風、2700、COWCOWによるユニット・ギャグッパ、デニス&水玉れっぷう隊・ケンによるユニット・MATSU3など、おなじみのパフォーマーも出演。ぜひともオンエアを楽しみにしていてください!
●番組情報
バカソウル
毎週土曜日23時55分より、テレビ東京系列にて絶賛放送中!
http://www.tv-tokyo.co.jp/official/bakasoul/
●DVD情報
BAKA SOUL
価格:3.150円(税込)
商品番号:YRBN-90458
発売元:テレビ東京/よしもとアール・アンド・シー
販売元:よしもとアール・アンド・シー
http://www.randc.jp/dbs/discography.html
収録内容:本編約109分+特典映像約15分
<本編収録バカプレイヤー>
豊満乃風、2700、mckj、佐久間一行、KENCHANG LA-MEN loves MAYUCA、BIGMANG、
天津 木村、COWCOW、2丁拳銃、水谷千重子、野性爆弾 川島、X-ジャポン、
2700&黄帝心仙人、甲州街道ネイチャー、豊満乃風 feat.NAOMI
<特典映像>
ビッグポルノ「KING TIMER」
MATSU(EXILE)×黄帝心仙人×AFRA「バカソウルスペシャルコラボ」
エハラマサヒロ「雪やコンコン」
渡辺直美とキャンデイズ 「なおみのいぬ」(オリジナルPV)
よしもとネットショッピングYahoo!店
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90458.htm
1月23日(水)、東京・バルト9にて『「千原ジュニア 本当のプライベート正月旅行 ヨーロッパ男4人旅 2011.1.2〜1.11」DVD発売記念イベント in 新宿バルト9』が行なわれました。
本DVDは2011年、千原ジュニアが年始の休みを利用して、親しき仲間たちと初めての海外旅行としてヨーロッパ4カ国を巡ったプライベート映像をまとめたもの。本日のイベントは、多くの応募者から選ばれた50名が参加しました。
司会進行を務めるのは、ジュニアと親交の深い山本吉貴&タケト。「歓声が大きいほうが、ジュニアさんも喜ぶと思うので……」と後輩らしい気遣いを見せたタケトは、お客さんと拍手そしてコール&レスポンスの練習を始めます。急にも関わらず、レスポンスしてくれたお客さんへ、「本番も頼みますよ!“テレビより足が長ーい! 手も長ーい!”とか言ってよー!」と声をかけました。
練習の成果か、ジュニア、そして旅に同行したツーナッカン・中本が登場すると、大きな拍手が。ですが、ジュニアは少し浮かない顔をしています。
「DVDが発売になりますけど、どうですか?」と訊ねられても、「あの……な、なんなんこれ。なんか……変な感じがする。息子の運動会が、DVDになって売り出されるようなもんやで?」と苦笑い。それもそのはず。本作に収められたものは当初、同行した放送作家・松本真一さんとディレクター・藤井健太郎さんが撮っていたプライベート映像だったというのです。
「ほんまに普通のホームビデオ。(藤井さんが)仕事の合間に1年かけて編集したものを、うちのリビングで忘年会のときに観たんです。で、おもろいなぁ言うて、そのときはそのまま終わったんですよ。ところが、どこからか話を聞きつけた吉本? もしくはアール・アンド・シーがDVDにしましょうって言い出して。気ぃついたら、(DVDの)パッケージができあがってたんです(笑)」(ジュニア)
「まるでプライベートとは思えないほど、パッケージの写真がオシャレ!」と絶賛するタケトと山本。すると、「松本はオネエやねん。買い物かごも女の子みたいに持つ」と言い出すジュニア。「そんな松本が、どうしてもフランスで行きたいところがある言うて行ったの、どこやったと思う? キャンディ屋さんやで? 40歳すぎの男がキャンディ選んでる間、俺、めっちゃヒマやん。で、外で待ってたときの写真がこれや」と続けると、大きな笑い声が響きました。
以前は国内旅行ばかりしていたそうですが、「海外にはばたいていかなあかんかなっていうのと、タバコをやめて長時間、飛行機に乗るのも苦痛じゃなくなったんで行ってみようかな」と決断。その話を聞きつけた松本さんと藤井さんも同行するという話になり、ヨーロッパへの旅が実現したようです。
後輩にすべてをおごるのは、吉本の伝統的なルール。「自腹での旅。(DVDの)制作費は、僕が出しているようなもん」と力なく語るジュニアに対し、後輩の中本は「僕はお金を全部出してもらえて、しかもDVDも出してもらえて、こうやってイベントのお仕事もいただいている。ノーリスクハイリターン。むしろターンでしかないです!」と意気揚々と語ります。そんな彼を見ながら、「2年前のことやのに、まだ味を感じられるんやろ?」と笑うジュニアでした。
イベントではDVDに収められている映像をスクリーンに映し出し、お客さんと鑑賞。客席に座ったジュニアは「すごいなぁ。ここで『アバター』観たわ」とポツリ。「隣りに座ったおっさんが寝てて、だんだん“いま観てるのは、このオッサンの夢なんちゃうかな”って思った」と、バルト9の思い出を語りました。
約140分の中から抜粋した3つの出来事を鑑賞したのですが、すべての場面で怒っている中本。
パリで入ったお店ではイタリア人ウェイターから即ナメられて怒る様に、「瞬ナメの中本やもんな。瞬時にナメられるのは万国共通」とジュニア。さらに、中本はVTR中で話題となっている“吹き上げる(調子に乗るという意味)”という言葉を流行らせたいとちょくちょく入れ込むも、観客の反応はイマイチ。「これ、流行りませんね」とガックリしていました。
また、イタリア・フィレンツェからピサへの旅では、ガイドの女性へ冷たく当たる中本に、タケトが目を輝かせながら同意。ローマの夜、ホテルでの思わぬエピソードには、会場が爆笑!
観終わった山本は「何回観てもおもしろい。けど、いま観た映像は9割5分、中本しか映ってない」とコメント。「(中本に対して)なんでああいう展開になるのか不思議。次世代の出川哲朗さんになれるよ!」というタケトの褒め言葉を受け、「関係者の方々、使ってください!」と必死で頭を下げる中本でした。
10日間ほどの長旅、しかも同じ部屋ということで「見せちゃいけないところを見せてしまった」と反省する中本。ジュニア曰く、「独り言がめちゃくちゃ多い」そうで、バッグやシャワーなどアイテムを擬人化して「お前、なんで絡んでくるんだよ!」などとツッコミまくっていたそうです。
今回披露されなかった映像も、ハプニング満載だとか。食あたりをした松本さんと藤井さんに対して、「旅先で体壊すヤツ、嫌いです」と冷たい言葉を浴びせていた中本が、3時間後、食あたりになったなど笑える珍道中となっている様子です。
自宅で行なわれた忘年会以来、1年振りに観たというジュニアでしたが、「久しぶりに観たけど、おもしろかった」と満足そうでした。
イベント終了後の囲み取材でも、「本当のプライベート。まさかこんなかたちになるとは思いませんでした」と語ったジュニア。
一方、中本は「(イベントで多くの笑い声を受けて)芸人としてやっていく自信がつきました。最高でした」と背筋を伸ばして答えます。「このDVDは世に出られるチャンス。5〜6枚買っていただきたいですね。今年に懸けてます! ツーナッカンの中本幸一です!」と意気込み、報道カメラへ深々と礼。ジュニアも「よろしくお願いします」と言いながら、「幸一。幸せから一を引いたら、辛い。“幸せはいらない”でやっていきます!」と一緒に頭を下げていました。
昨年はペルーのマチュピチュ、今年は北極圏(フィンランドとノルウェー)に正月旅行へ出かけたというジュニア。この旅もカメラを回していたようですが、今後のDVD化が未定だとか。
「(同行者が)この世界の人なので、どうしてもカメラを回してしまう。で、プロなので編集所へ行って編集して見やすくして忘年会で観る……。すると、吉本が近づいてくるんです。でも、僕は断固として戦います!」と宣言します。
ですが、「来年はどうしますか?」という気の早いレポーターからの質問には、しばし考えたのち、「ヨーロッパ、ペルー、北極圏ときたら、アフリカですかね?」とコメント。なんだかんだ言いつつも、笑いへのどん欲さをかいま見せました。
●DVD情報
千原ジュニア 本当のプライベート正月旅行
ヨーロッパ男4人旅 2011.1.2~1.11
商品番号:YRBN-90493
価格:3,150円(税込)
出演:千原ジュニア、松本真一(作家)、
中本幸一(ツーナッカン)、藤井健太郎(ディレクター)
発売元:イーストウエスト プラス
販売元:よしもとアール・アンド・シー
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【千原ジュニア】【中本幸一】【ツーナッカン】【山本吉貴】【タケト】
吉本興業100周年の歴史を月替わり12本のお芝居として、昨年4月よりなんばグランド花月で上演している『吉本百年物語』。「爆発!MANZAIが止まらない」と題した1月公演では、80年代を席巻した空前の漫才ブームと、その裏側で奮闘した吉本興業の社員たちの姿を描いています。劇中では、当時の若手漫才師のネタを再現するシーンが登場。師匠の“若き日”に扮した若手芸人たちが、ネタを忠実に再現、客席を爆笑の渦に巻き込んでいます。
1月23日(水)の公演では、今いくよ・くるよが『吉本百年物語』を観劇。エンディングでステージにも登場し、思わぬサプライズに客席は大喜び! 花束を安達祐実さん、藤井隆に手渡すと、自分たちのネタを再現したあげはについて「そっくりやんかいさ!」と大絶賛。さらに安達さんの役柄のモデルになった社員について、「私の想像ですけど、こんなにかわいくなかったと思うよ(笑)」(いくよ)と言い放つなど、賑やかなトークで笑いを誘っていました。また、舞台に出演中のいくよ・くるよの弟子・サカイストは、師匠が見ているということで「緊張しました」とポツリ。するとすぐさま「ホンマに緊張してたら言葉に出ません」(いくよ)とツッコミが入るなど、終始、和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりました。
続いて終演後のいくよ・くるよとあげはを直撃! いくよ・くるよのふたりはお芝居を見るうち、当時のさまざまな出来事を思い出したと話します。
いくよ「やっぱりあの当時、芸人も寝てませんけど、社員の方も寝てなかったよね」
いくよ「新人のマネジャーも多かったし、本当に大変やったと思います」
くるよ「もう、未知との遭遇ですもん。明日、何があるかわからない。とにかく言われたとおりに動いてましたね。芸人もマネジャーもしんどいから、いろいろ失敗もあったなあ。車で移動中に道に迷って、マネジャーがパワーウインドウ開けて道を聞いてんけど、疲れてたんやろね……首出したまま窓閉めて、そのまま挟まったりね(笑)」
いくよ「『死ぬかと思った!』って(笑)」
くるよ「それが(バッファロー吾郎Aが演じる)玉井さんのモデルになった人です」
いくよ「芸人は目が開いたら仕事、やったよね」
くるよ「『さっき目閉じて寝たとこちゃうの?』『もう行くの?』って(笑)。女性は洗濯も自分でせなアカンし、お化粧もあるでしょ。せやのに洗濯の途中で『今すぐ来い!』って。『何やさ、それ~』って」
いくよ「それでも文句言わずに『はい!』って行きましたよ」
くるよ「徳島とうめだ花月のかけもちなんかもあったなあ。うめだ花月で漫才して、徳島に行って漫才して、また戻って。合間に2本、テレビの収録もあったりして」
いくよ「仕事終わった後は、焼肉ね! (深夜のため)開いてるお店が焼肉しかないから。でも、それが楽しみでねえ(笑)。マネジャーもみんな一緒に食べに行って」
くるよ「みんな仲間、チームやったね」
いくよ「それで、また明日も頑張ろうと思えたんやと思いますよ」
これを聞いたあげはのふたりは、「想像がつきません……」とビックリ。「漫才ブームは全然知らないの?」と、くるよから聞かれると、野絵は「私が84年で、相方が89年です」。これにはいくよ・くるよも「もう漫才ブーム終わってるやんかいさ!」と驚きを隠せません。あげははDVDを見るなどして、かなり練習を重ねたとのこと。野絵は東京、あめ子は九州の出身なので、関西弁にも苦労したそうです。
野絵「いくよ・くるよ師匠の漫才は、お互いのことをいろいろ言ってるんだけど、仲の良さが伝わってくる。私たちも仲のいいほうなんですよ」
あめ子「でも、最初にお話をいただいたときは本当にびっくりして。全然似てないし、モノマネもできないので、『なんで私たちに?』と。その後、師匠の若い頃のプロフィール写真を見せていただいたんですが、それがそっくりで。そこで、これはぜひやらせていただきたい、と思ったんです」
野絵「演じるにあたっては、先輩方にもいろいろお話をうかがいました。いくよ師匠は、常に姿勢を正しく、ずっと笑顔、と」
あめ子「私が言われたのは、くるよ師匠を演じるにはまず胸を張って歩け、ということでした」
くるよ「ほんま、そのまま! いくよちゃんは、いつもスマイルやもんな」
いくよ「自分ではわからないクセみたいなものがあるんでしょうね。すごい!」
あめ子「お腹をたたくのも、なかなかうまく音が出なくて。何度も練習しました」
くるよ「当時は叩きすぎて、私のお腹も、いくよちゃんの肩も紫色になってたんよ!」
野絵・あめ子「ええっ! そうだったんですか!」
あげはが再現した漫才については、本家のふたりが揃って太鼓判を。
くるよ「一生懸命やってくれはったのがわかる」
いくよ「ホントにうまくとらえてねえ」
くるよ「私は『かわいいな』ってお客さんに言ってもらうのがうれしいんです。(あめ子は)きっちりかわいかったもんね! もう、何かあったら代演に来てほしいわ」
いくよ「そうそう、野絵ちゃんもここまで化粧したらわからへんもん(笑)」
何かアドバイスをするとしたら?の質問には「やっぱり元気はつらつさが私たちの持ち味。ふたりにはもう言うことないわ!」と、くるよ。この言葉に、あげはのふたりは思わず涙! 「うれしいです! ありがとうございます!」と感無量の表情でした。
最後は「笑顔で元気に、と言っていただけたので、残りの舞台も突っ走ります!」(野絵)、「私たちも今いくよ・くるよ師匠みたいなコンビになれたらなとすごく思います。頑張ります!」(あめ子)と締めくくった、あげはのふたり。大先輩からの力強いエールに応えるべく、決意を新たにしていました。
『吉本百年物語 』1月公演は、1月29日(火)まで、なんばグランド花月で上演中です。当時を知る人も知らない人も、ぜひ劇場で、漫才ブームを追体験してみてください!
吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
1月公演『爆発!MANZAIが止まらない』
公演期間:2013年1月9日(水)~29日(火) ※1月14・19・20・27日は休演。1月13日(日)は貸切公演につき一般発売はございません。
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~木・日曜16:00(15:30開場)、金曜19:30(19:00開場)、土曜・祝日19:00(18:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:安達祐実、川崎亜沙美、藤井隆、中村昌也、山崎銀之丞、逢坂じゅん、バッファロー吾郎A、青野敏行、酒井デンぺー(サカイスト)/酒井まさよし(サカイスト)/好井まさお(井下好井)/井下昌城(井下好井)/のえ(あげは)/キャンディ畑あめ子(あげは) ほか
【ネタ】今いくよ・くるよ:あげは 西川のりお・上方よしお:井下好井 ザ・ぼんち、オール阪神・巨人:プラスマイナス 島田紳助・松本竜介:ウーマンラッシュアワー、にほんしゅ
※出演スケジュールは公式サイトでご確認ください
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
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