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2013年3月

池内ひろ美出演舞台『国家』初日を迎える

離婚・結婚など家族問題のコンサルタント、評論家としてテレビや雑誌などで活躍し、今年2月より、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する池内ひろ美。

一昨年より舞台にも挑戦しており、今回出演する舞台であるアロッタファジャイナ第13回公演『国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~』(新国立劇場 小劇場)は初日を迎え、3月27日の昼間には、ゲネプロが関係者に公開されました。

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本作は、タイトル通り桓武(かんむ)天皇と平安時代の僧・最澄(さいちょう)の生涯を軸に、正義と欲望がぶつかりあい、無数の血が流れる「国家」を巡る男たちの物語です。

出演者のなかには、最澄役の遠藤雄弥さん、桓武天皇役の河合龍之介さん、本作のヒロイン的な存在の陽射(ヒザシ)と泰範(たいはん)役に本仮屋リイナさんという豪華な顔ぶれも。

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池内ひろ美は、井上内親王(イノエノヒメミコ)、藤原東子(フジワラノトウコ)などギャップのある複数の役を熱演。
舞台経験が豊富だったり、20代のフレッシュな共演者に囲まれながらも、その堂々たる立ち振舞は物怖じしていない様子でした。

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西暦800年前後の朝廷などが舞台だけに、聞きなれない言葉も飛び交いますが、歴ドル(歴史アイドル)の小日向えりさんが随所に登壇し、ナビゲーターのような役割で物語の背景をわかりやすく伝えています。

なお、今回の舞台出演にあたり、池内からコメントが届いております。

「50歳を越えて新しいことに挑戦させていただけるのは幸せなことです。
大人になったからこそ人生は一人ではできないことばかりと気付き、皆で協力することの素晴らしさを実感しています。

今まで3万件近い方の恋愛・結婚相談を受けてきたなかで、「女は生まれながらに女優だから、恋人や夫に素敵な笑顔を演じてあげてね」と伝えてきました。よしもと入りしました今後は、今まで以上に笑顔を大切にし、日本中が笑顔いっぱいの家族であふれるよう、力いっぱいお役に立ちたいと思います。

この度の舞台『国家』は、歴史好きな方にはもちろん、そうでない方にもワクワクして観ていただける作品ですし、さらに前向きな人生に向かわれるきっかけになると思います」

■公演タイトル
「国家~ 偽伝、桓武と最澄とその時代 ~」
■脚本・演出
松枝佳紀
■出演
遠藤雄弥、河合龍之介、本仮屋リイナ、山田悠介、真山明大、坂口りょう、南羽翔平、縄田智子、神木 優、平子哲充、池内ひろ美、藤波 心、小日向えり、ナカヤマミチコ、川上史津子、赤星 満、市場紗蓮、内田 明、江藤修平、神山健太、周本絵梨香、田中結花、中山絵莉香、畠山智行、森野美咲、八木麻衣子、渡部直也
■公演日程
2013年3月27日(水)~3月31日(日)
■会場
新国立劇場 小劇場
■公演スケジュール(開演時間)
3月27日(水)    18:30
3月28日(木)13:00 18:30
3月29日(金)13:00 18:30
3月30日(土)13:00 18:30
3月31日(日)13:00
※開場は開演時間の30分前。
■料金
全席指定・税込
S席 5250円
A席 4200円
学生席 3150円
※A席はサイドシート席となります。
※学生席は、高校生以下の学生のためのお席です。当日学生証をご提示ください。
■お問合せ
アロッタファジャイナ(http://alotf.com

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■池内ひろ美出演情報
4月4日(木)19:00~『夫婦問題バラエティ!ラブネプ』(TBSテレビ)
4月8日(月)19:00~『私の何がイケないの?』(TBSテレビ)出演
映画『百年の時計』(5月25日、テアトル新宿ほか全国順次公開)
その他、最新情報は池内ひろ美公式サイト(http://ikeuchi.com/)にてご確認ください。

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『映画ちゃん』の新MCにオリエンタルラジオが決定!

CS映画チャンネル「チャンネルNECO」のオリジナル番組『映画ちゃん』の新MCに、オリエンタルラジオが決定しました!

本番組は、バラエティ豊かなMC陣が独自の視点で映画の楽しさを伝えていく映画情報エンタテインメント。オリエンタルラジオは、現役女子高生パフォーマンスユニット「SO.ON project」と2組体制でのMCを担当。4月26日(金)24時50分に放送される『映画ちゃん #53』から加わります。また、もう一方のMCは関根勤さんとずん・飯尾和樹さんが引き続き行ないます。

初仕事として、現在開催中の第5回沖縄国際映画祭で特別上映された映画『クロユリ団地』のダブル主演である前田敦子さんと成宮寛貴さん、中田秀夫監督へ、SO.ON projectとともに突撃インタビューを敢行したオリエンタルラジオ。
主演の前田さんとはダブルあっちゃん、成宮さんとは同い年(藤森も同学年)、中田監督とは名字が一緒ということもあり、ノリノリな中田ですが、実はホラー映画が大の苦手。藤森は作品を観てから沖縄入りしたそうですが、中田は結局観ないままインタビューへ。中田監督に「ホラーが苦手で作品は結局観られなかったんですが、インタビューさせていただきます」と丁寧に断りを入れてから臨んだそうです。

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さらに、翌日は映画祭内にあるラフピータウンでロケ取材も行ないました。
ふたりが到着すると、会場は大パニック。「キャー!」という黄色い声援が挙がるなか、SO.ON projectと一緒に、さまざまなブースへ突撃取材。そちらの様子も、ぜひオンエアをチェックしてください。

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映画祭には毎年のように訪れているオリエンタルラジオですが、仕事が多くて、なかなか映画祭を満喫できていない様子。
「楽屋と仕事場を行ったり来たりしていて、映画を観られてもいなければ、映画祭らしさも楽しんでいない」と残念そうな中田。一方の藤森は、初日に歩いたレッドカーペットが印象的だったようで、「千葉真一さんを見かけて、テンションが上がりました。シースルーを着て上半身が透けていて……カッコよかったですね」と嬉しそうでした。

同映画祭では、芸人が講師となってさまざまな角度から映画を楽しむ『桜坂映画大学』というイベントが行われているのですが、千葉さんは名誉学長として参加。『仁義なき戦い 広島死闘篇』の上映で講師として登壇したのです。こちらのイベントで、薬師丸ひろ子さんも出演されての『セーラー服と機関銃』が上映されたことを告げると、中田は「僕、薬師丸さん好きなんですよ。そういうお仕事がしたいですねぇ」と語っていました。

ロケ取材後に行なったオリエンタルラジオのインタビューは、後日アップ予定。『映画ちゃん』への意気込みや好きな映画など語っていますので、楽しみにしていてください!

第5回沖縄国際映画祭は、3月30日(土)まで開催。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!

●映画ちゃん
#53 4月26日(金)24時50分より、初回放送
再放送=4月27日(土)、
    5月1日(水)、4日(土)、6日(月)、10日(金)
#54 5月10日(金)24時50分より、初回放送
再放送=12日(日)、13日(月)、15日(水)、17日(金)、18日(土)、
    20日(月)、21日(火)

チャンネルNECO
公式サイト:http://www.necoweb.com/neco/

●沖縄国際映画祭
公式サイト:http://oimf.jp/jp/

【オリエンタルラジオ】

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2013年3月26日 (火)

『吉本百年物語』3月公演に三代澤康司さん、坂田利夫がゲスト出演!

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昨年4月から、吉本興業創業100年の歴史を月替わり12本のお芝居として魅せてきた『吉本百年物語』。現在、なんばグランド花月で上演中の3月公演「百年感謝 これからもよろしく」で、いよいよフィナーレを迎えます。

ラストとなる舞台は、吉本興業創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり会社を盛り立ててきた林正之助が、少年時代からのさまざまな出来事を振り返るストーリー。不思議な僧や天女との出会い、はたまた中国の山奥での奇妙な体験など、ファンタジックなエピソードを盛り込み、歌や踊り、笑いもふんだんに散りばめた華やかなステージを繰り広げます。

劇中には、青年時代の正之助を演じる亘健太郎(フルーツポンチ)が、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴く回想シーンで、村人に扮した日替わりゲストが登場するお楽しみも。3月26日(火)はABCアナウンサーの三代澤康司さんが登場しました!

黒田有(メッセンジャー)扮する噺家・柳家三亀松を探してさ迷い歩く正之助が「しゃがれた声の日本人を見ませんでしたか?」と尋ねますが、そのまま無視して通り過ぎようとする三代澤さん。何度もチャレンジしてやっと「確かあっちの方に行ったと思うけど」と答えを引き出します。さっそく追いかける正之助を、三代澤さんはなぜか引き留め、「せっかくやから、このボール持って」と手渡し。「私、最近、ABCラジオの『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』が好きでねえ。あの人、ラジオやのに傘回してますねん」と言って手にした傘を広げると、客席からは大きな拍手が! さっそく正之助を相手にチャレンジしますが、ボールの投げ方が悪いのか、なかなかうまく乗りません。「もっと優しく投げて!」とたびたび指導が入り、ようやく成功すると、またまた大喝采。正之助も思わず拍手をしましたが、「三代澤さん面白いし大好きなんです。かっこいいよー!」と主張し始める三代澤さんには、「よく恥ずかしげもなく言えますね!」と呆れ顔。ついには「あなた、一緒に組みませんか?」と誘うほどノリノリで、最後は元気に「では皆さん、またラジオで!」と挨拶して去っていきました。

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エンディングでは、坂田利夫がスペシャルゲストとして登場。ところが「よいとせのこらせ」と舞台を横切り、そのままはけていこうとする坂田に出演者は大慌て。何とか中央に引っ張り出すと、お約束のギャグ「アッホー!」で客席を喜ばせます。「お芝居を見て感動しました!」という坂田に、寛平が「芝居なんか見てへんやないか!」と厳しいツッコミを入れると、「言わなバレへんやんか!」と返すなど、ふたりの漫才さながらのやりとりも大ウケ。もちろん、「百年感謝」を伝えるべく「100年続いてきたのも、すべてお客様のおかげ。これからも応援してください!」としっかり挨拶し、拍手を浴びました。その後もギャグが止まらない坂田に対し、ついに寛平が「もうええから帰りなさい!」と最後通告。これにもアホアホ攻撃で対抗するなど、坂田VS.寛平のお笑い対決で、この日の公演は大盛り上がりのうちに幕を閉じました。

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『吉本百年物語』3月公演は、4月7日(日)までなんばグランド花月で上演中。今後も毎日、豪華なゲストが続々と登場します。3月27日(水)の劇中ゲストはロザン! ぜひ劇場へ足を運んでみてくださいね。

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』

公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) 
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎

※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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桜 稲垣早希と愛純もえりがロボットと共演!『銀河鉄道の夜』制作発表会見

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大阪大学ロボット演劇プロジェクトが吉本興業とタッグを組んで贈る、世界初演のロボット演劇版『銀河鉄道の夜』が、5月2日(木)~12日(日)、うめきた・グランフロント大阪のナレッジシアターにて上演されます。ロボット・アンドロイド開発者である大阪大学教授・石黒浩さんが、ATR知能ロボティクス研究所において開発したロボット「ロボビー」と、吉本興業の桜 稲垣早希、愛純もえりが共演するということで、早くも話題沸騰! 演出は大阪大学教授で劇作家の平田オリザさんが手がけます。3月26日(火)には、本番に先駆けて制作発表会見が開かれ、平田さん、石黒さんと出演者らが出席しました。

まずは稽古の様子を報道陣の前で披露することに。今回の公演はダブルキャストで行われるため、まずはBチームによる冒頭のシーンから。紙本明子さんがジョバンニを、稲垣が先生(これ以外にも複数の役柄を演じる予定)に扮します。両チームでカンパネルラ役を務めるロボビーは、細かい動きはまだですが、「セリフは完璧に入っている」(平田さん)そう。稲垣はかなりセリフの多い役どころながら詰まることもなく、先生らしく落ち着いた雰囲気を醸し出していました。続いてAチームが、愛純扮するジョバンニと、ロボビー扮するカンパネルラの共演シーンを稽古。終了後にはそれぞれ平田さんからセリフのテンポなどについての演技指導も入りつつ、順調な仕上がりをうかがわせました。

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この後の会見では、一般社団法人ナレッジキャピタル専務理事の間渕豊さんが、「演劇で表現する感性、ロボットの技術、吉本のエンターテインメントが融合した舞台。関西の豊かな才能で舞台を作り、発信できる誇りを感じています」と挨拶。また、吉本興業代表取締役会長・吉野伊佐男からは、「創業101年目に入った吉本の新しい姿を見せられるのでは。ご一緒させていただけて光栄だし、新たな挑戦でもある」とのコメントがありました。

舞台の概要については、平田さんが説明。3年ほど前、フランスの国立演劇センターから子供向けに劇を作ってほしいと依頼を受け、『銀河鉄道の夜』の脚本を書いたそうで、今回のはそれをベースにしたロボット演劇になっているとのこと。石黒さんと取り組んでいるロボット演劇プロジェクトは5年目に突入し、日本のほか北米やスペイン、台湾、韓国、ベトナム、モスクワと世界中で上演。「この『銀河鉄道の夜』も、海外へと展開できる作品になれば」と新たな目標を明かしていました。石黒さんはロボット演劇について、「ロボットも人と同じで、場面に応じてふるまい方を覚え、人間らしくふるまえるようになる。(演劇を通じて)将来においてより人間らしいロボットが登場してくるはず」と、その意義を語りました。

ここからは、出演者たちが意気込みを披露。「普段は演劇とほど遠い仕事ばかりで、演技自体もがっつりやるのは初めて」という稲垣は、「いつもは、まわりにいるのは芸人さんばかり。演劇界の方々と過ごす時間は新鮮だし、勉強になることがたくさんある。とても楽しいです」とニッコリ。もちろんまだまだ稽古中ということで、「私だけ、まだセリフを覚えられてなくて、イントネーションがおかしいとか問題もいろいろ。足を引っ張らないように頑張ってます」と話し、気持ちを引き締めていました。ロボットとの共演も初めてで、「昨日初めて会ったのですが、早くもロボビーのペースに巻き込まれています! 相手はロボットなので、生身のこちらが合わせていかないと……」と課題は多そう。とはいえ「私は(『ロケみつ ザ・ワールド』のロケでヨーロッパへ移動中の)飛行機の中で一生懸命覚えているのに、ロボビーはズルい! 私が困っていても助けてくれないし、ドライな関係なんです(笑)。でも、人じゃないのにかわいくて」と、すっかり魅了されているようでした。最後はいきなり石黒さんに、「いつかはエヴァの舞台版を」とリクエストも!? ちなみに石黒さんは「エヴァは生ものですよね……生物学とか、そっち方面の先生にお願いしては?」とやんわりかわしていました。

「なかなか経験することのできない企画」と、今回の舞台に情熱を燃やしているのは愛純。「ロボビーとは、プライベートまでは仲良くなりきっていない。これから、帰りに梅田で飲みに行けるようになりたいです」と、共演者との絆を強くする独自のアイデア(?)も用意しているようです。紙本さんも、「10年ほど舞台の仕事をしているが、初めての経験」と言い、「今後、(ロボビーに)動きが入ってきたら、いろいろコミュニケーションがとれていくのでは」と期待をふくらませていました。

トリを飾って、なんとロボビーからもコメントが! 「きれいな女優さんたちと共演できるのでうれしいです。お世辞も言える、高性能ロボットです」としっかり笑いをとり、さすがの「役者魂」を見せつけていました。

平田さんの「大阪の文化的資産として残っていくような貢献をしたい。新しい文楽を生み出すぐらいの気持ちで続けていきます」との言葉通り、革新的な技術を取り入れつつ、誰もが感動できる舞台を創り出すべく奮闘中の出演者たち。稲垣、愛純の新たな一面も見られそうな注目の公演を、どうぞお見逃しなく!

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うめきた・グランフロンド大阪 ナレッジシアター★こけら落とし公演
大阪大学ロボット演劇プロジェクト×吉本興業 
世界初演!ロボット演劇版
『銀河鉄道の夜』

原作:宮沢賢治
作・演出:平田オリザ(大阪大学)
ロボット・アンドロイド開発者:石黒浩(大阪大学&ATR)
公演期間:5月2日(木)~12日(日)【全26回】
会場:ナレッジシアター(うめきた・グランフロンド大阪ナレッジキャピタル4階)
出演:ロボビー、【チームA】愛純もえり、川面千晶、南波圭、堀夏子 【チームB】桜 稲垣早希、紙本明子、山本裕子、片桐慎和子
お問い合わせ:一般社団法人ナレッジキャピタル☎06-6342-9004(平日10:00~17:00) http://kc-1.jp/

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2013年3月25日 (月)

『吉本百年物語』3月公演にテンダラー、笑福亭松之助がゲスト出演!

昨年4月から吉本興業創業100年の歴史を月替わりで上演してきた『吉本百年物語』。現在、なんばグランド花月で上演中の3月公演『百年感謝 これからもよろしく』でいよいよフィナーレを迎えます。

ラストとなる舞台は、吉本興業創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり、会社を盛り立ててきた林正之助が、少年時代からの出来事を振り返るというストーリー。幼少の頃に出会った不思議な坊主、浜辺での天女との出会い、さらに中国の山奥での奇々怪々な体験など、ファンタジックなエピソードに歌や踊り、笑いもふんだんに散りばめた華やかなステージになっています。

また、青年時代の正之助演じる亘健太郎(フルーツポンチ)が、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴く回想シーンでは、村人に扮した日替わりゲストが登場するお楽しみも。3月24日(日)はテンダラーが登場しました!

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黒田有(メッセンジャー)扮する噺家・柳家三亀松を探している正之助は、通りかかったふたりに「この辺りで、しゃがれた声の日本人を見ませんでしたか?」と尋ねると、浜本は「しゃがれた声? えーと、ビンボー臭い顔?」と返します。さらに、白川も「目のギョロっとした? ああ、おったおった」。すると、浜本が「なんか向こうの飲み屋で酔って暴れて警察に・・・」と話すと、客席からドッと笑い声が。さらに、そこから浜本が正之助に「で、嫌いなんやろ? ほんで捜しだして成敗したいんやろ? 俺ら成敗する仕事人やからやるわ」と、ここからお馴染みの〝必殺ネタ〟を繰り広げる展開に。浜本が「タカタ~」のリズムを発し始めると、客席は大いに盛り上がっていました。

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そして、エンディングには笑福亭松之助がスペシャルゲストで登場。客席も演者たちも大御所を拍手で迎えます。

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すると、松之助は「わざわざ来たんちゃうで。お金くれるゆーから来てん」といきなり〝舌好調〟ぶりをアピール。そこで寛平が「師匠、おいくつになられましたか?」と尋ね、松之助が「88歳」と答えると、劇中でも使っているギャグ「見える~」を披露し大いに盛り上げていました。最後に松之助は「お客さん、どうもありがとうございます。寛平とは30歳くらい違いますが、寛平はまだまだこれからです。面白いことは間違いないですから、これからもよろしくお願いします」とあいさつ。また「あ、ついでに私もよろしくお願いします」と話し締めくくっていました。
吉本百年物語』3月公演は、4月7日(日)までなんばグランド花月で上演されます。今後も毎日、豪華なゲストが続々と登場。3月26日(火)の劇中ゲストはABCアナウンサーの三代澤康司さんです! ぜひ劇場へ足を運んでください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』

公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) 
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)

出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎
※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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バラエティ初MCの川口春奈さんに東野「すごい逸材です」

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4月7日(日)、テレビ朝日系列にて『爆笑プラス1ショー』が放送されます。
 
『爆笑プラス1ショー』は、ネタ自慢の実力派お笑いコンビにさまざまなタレントや俳優を“プラス1”した新ユニットが、真剣にネタを披露する新感覚のお笑いエンターテイメント番組。番組MCは東野幸治と、バラエティ番組のMCに初挑戦する若手女優の川口春奈さんが務めます。
 
そして注目の出演者は、「COWCOW+具志堅用高」「TKO+岡本信人」「ハマカーン+山村紅葉」「ロバート+アグネス・チャン」「たんぽぽ+芹那」「小籔千豊+山下真司」の6組。この6組がステージで白熱のネタバトルを展開し、観客の審査によって№1ユニットが決定します。
 
先日都内スタジオにて収録が行われ、収録後の囲み取材にMCの東野幸治と川口春奈さんが出席しました。
 
今回初めてバラエティ番組のMCに挑戦した川口さんは、「(最初に)MCって聞いた時は不安でしょうがなかったんですけど、もともとお笑いがすごく好きだったので、楽しみにしていました。でも、(実際は)すごいカミカミの緊張で…(笑)。普段はMCの方に仕切ってもらう側なのですごく新鮮でしたし、新しいことにチャレンジしたなっていう感じでドキドキしました」と初々しい感想を。
 
そんな川口さんのMCぶりについて、東野は「面白かったです。もともと天然ぽっい要素の強い子ですから、楽しかった。(収録中に)何個か気になる点があったんですけど、芸人さんとタレントさん・俳優さんのコラボが主軸やから、春奈ちゃんばっかりイジってる場合じゃないかな、と(笑)。女優さんですけどまた時間があったらバラエティに来てほしい。前から薄々思っていたけど、すごい逸材です(笑)」と、“バラエティの素質”を絶賛。
 
一方、東野とのコンビネーションについて、川口さんは「困った時は東野さんを見ようと決めてたので、フォローしてくださって本当に助かりました(笑)。楽しかったです」と、笑顔を見せていました。
 
また、芸人とタレント・俳優がコラボするという斬新な内容について、東野は「(タレント・俳優さんは)キャリアを積まれた人や、普段から舞台に立ってる人が多かったので、やっぱりみなさん達者やなっていうのが素朴な印象でした。どうしても芸人さんと、芸人さん以外のタレントさんや俳優さんが組む場合は、芸人さんがツッコミになる。その分、タレントさん・俳優さんボケのパワーが今回ですごく開けたというか、新しい一面が見られたので、ぜひ新喜劇とか、漫才・コントにこれからもどんどん来てほしいです」と。さらに「最初は演者さんもなんとなくやってる感じやったけど、後半になるにつれてどんどん盛り上がってきて。最後はちょっとした感動もあって、なんかすごくいい番組したなっていう感覚です(笑)」と、手応えを感じたようでした。
 
また、第2回以降について話が及ぶと、東野は「春奈ちゃんはFUJIWARAが好きなんですよ。だから、次回FUJIWARAを呼んだらまた出てくれると思いますよ。事務所的にNGかもしれないですけど、原西とギャグ合戦みたいな(笑)」と、構想を。すると川口さんも「やりたいですね!(笑)」とノリノリの様子でした。
 
●『爆笑プラス1ショー』
4月7日(日)
14:00~15:25 テレビ朝日系全国ネット
出演:東野幸治、川口春奈ほか

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2013年3月24日 (日)

『吉本百年物語』3月公演にココリコ、西川のりお・上方よしおがゲスト出演!

昨年4月から1年間にわたり、吉本興業創業100年の歴史を月替わりで上演してきた『吉本百年物語』もついにフィナーレ。3月20日(水・祝)からは、ラストを飾る3月公演「百年感謝 これからもよろしく」が、なんばグランド花月で好評上演中です。

3月公演は、吉本興業創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり、会社を盛り立ててきた林正之助が、少年時代からの出来事を振り返るというストーリー。天女との出会いや中国の山奥での奇妙な体験などファンタジックなエピソードに歌や踊り、笑いもふんだんにちりばめ、まさに集大成といった華やかな舞台となっています。

そんな中、見どころの一つが、青年時代の正之助演じる亘健太郎(フルーツポンチ)が、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴く回想シーン。中国の山村を舞台に、村人に扮した日替わりゲストと亘がアドリブ満載のやりとりを繰り広げます。

そして3月23日(土)には、遠藤が2月公演「アンチ吉本・お笑いレボリューション」で、吉本興業の社員・狩野役に扮したことも記憶に新しい、ココリコが登場しました!

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「ニーハオ!」「ニーハオ!」と言いながら舞台に現れたココリコ。日本語が通じないと思いきや、「ペラペラや!」と田中。そしてメッセンジャー・黒田扮する柳家三亀松を見かけなかったか?と亘が尋ねると、「あ~、黒田さんでしょ?」と実名を挙げる遠藤。田中も「(NSC大阪)10期の黒田さん!」とかぶせてきます。亘が「僕が探しているのは柳家三亀松です!」と食い下がるも、ふたりは「黒田さん、黒田さん」と言い続け、遠藤は「黒田さんは今、ノンアルコールビールをものすごい飲んでるらしい。関西の(ビール)工場が追いつけへん」と黒田の禁酒エピソードなども盛り込んできます。その上、遠藤は手にしていた銀色の袋から“ウーピーパイ”を取り出し「これを買ってきてくれるんやったら、(尋ね人のことを)教えたってもええで」と言い出します。「どこで売ってんの?」と亘が尋ねると、「下や! なんばグランド花月の下や!」と遠藤。「それどこやねん。大阪か? ここは中国の戦場や!」と本筋に戻そうとする亘ですが、「NGKや、NGK、なんばグランド花月のことや!」と田中も応戦。挙句、遠藤は「前の奥さんがこれが大好きやって…」とウーピーパイにまつわる昔話を始め、その懐かしさから膝から崩れ落ちてがっくり。そんな二人に「何やねん!!」と立ち向かうも、終始翻弄されていた亘でした。最後には去り際の田中から「お前の関西弁、ちょっと下手くそやぞ!」ととどめの一言もくらっていました。

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そしてスペシャルゲストはエンディングにも! この日は西川のりお・上方よしおが登場しました!

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「この1年間、『吉本百年物語』、ありがとうございました! これをもちまして吉本興業の営業すべて…」としょっぱなからボケるのりお。一斉に「何言うてんの!!」とのツッコミが。改めて「お客様のおかげで100年を迎えられました。こうして来ていただける、本当にありがとうございます…」と挨拶するのりおですが、その姿をじーっと見ながら「ほんまにでかい顔やなぁ…」と寛平。一瞬引き締まっていた会場が、にわかに笑いの渦に巻き込まれました。そして、「へびいちご・高橋は収入より高い家賃の家に住んでる」など“いらんこと”を言うのりおに、思わず寛平も「はよ帰りなはれ」と苦笑い。

しかし最後は、「これからもますます、吉本興業ならびに、間寛平をはじめとする出演者全員をよろしくお願いします!」とのりお。鳴り響く拍手の中、深々と頭を下げ、「百年感謝」を表しました。

『吉本百年物語』3月公演は、4月7日(日)までなんばグランド花月で上演中です。これからも毎日、豪華なゲストが続々と登場。3月24日(日)の劇中ゲストはテンダラーです! こちらも楽しみに、ぜひ劇場へ足を運んでくださいね!
吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』


公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) 
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎
※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)

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2013年3月23日 (土)

3月24日放送の「駐在さん」は、ゲスト・赤井英和さんが大暴れ!?

日曜お昼に放送中の「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」(ABCテレビ)。3月24日(日)の放送には、ゲストで赤井英和さんが登場します!

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今回の物語は、春を迎え、警官になった頃を懐かしそうに思い出す西野(キングコング・西野)と八光(月亭八光)のやりとりから始まります。2人は新人時代、赤井という先輩にかなりしごかれたといいます。赤井先輩は、犯人を殴る蹴るというメチャクチャな刑事でしたが、最後まで犯人の面倒をみる正義感の強い人で、西野たちにとって憧れの存在だったそう。しかし、その先輩が警察を辞めるらしい。銀行強盗を追い詰めた際、犯人が人質にとった刑事を、赤井が誤って撃ってしまったといいます。赤井は警察でも1、2を争う射撃の名手だったのに…。強盗は捕まったものの、撃たれた同僚刑事は意識不明のまま。現在、赤井は休職状態で、署にも顔を出していないといいます。すると、“赤井”の名前を聞き、なぜか激しく動揺する内場(内場勝則)…。

そんな折、まき(宇都宮まき)の悲鳴が。昨晩、初めて来店した客が酔いつぶれて動かないので、追い出そうとすると大暴れを始めたとか。そこに現われた、噂の酔っ払い。見れば、なんと赤井先輩(赤井英和さん)! すると、酒臭い息を吹きかけられた西野までもが、例によって大暴れ。

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ようやく正気に戻った赤井は、自己紹介する愛菜(NMB48・福本愛菜)から“内場”という名字を聞き、懐かしい表情に。実は、学生時代に内場という同級生がいて、昼休みに焼きそばパンを買いにやらせたと明かします。ところが、それが内場本人と判明。再会するや、赤井はまたも焼きそばパンを買いに走らせ…。

赤井英和さんは、役柄通り舞台上で大暴れ! 池乃めだかとの絡みや往年を彷彿とさせるナイスパンチも披露!? また、赤井にビビる内場のヘタレぶりも見ものです。今週の「駐在さん」もお楽しみに!

「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」
ABCテレビ 毎週日曜 正午 ~ 午後 0:55

(レギュラー 配役&出演者)
・熱血漢の駐在…キングコング・西野
・新聞記者・西野の同級生…キングコング・梶原
・西野の先輩駐在…月亭八光
・コンビニ「5upマート」の店長…内場勝則
・スナック「フラワームーン」のホステス…宇都宮まき
・内場の娘…福本愛菜(NMB48)
・愛菜の同級生・コンビニのバイト…高野祐衣(NMB48)
・風来坊の池やん…池乃めだか

3月24日(日)
(ゲスト) 赤井英和、かまいたち(濱家・山内)
(出 演) アキナ(秋山・山名)

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2013年3月22日 (金)

『吉本百年物語』3月公演に矢野・兵動、岡村隆史、オール阪神・巨人がゲスト出演!

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昨年4月から1年間にわたり、吉本興業創業100年の歴史を月替わりで上演してきた『吉本百年物語』もついにフィナーレ。3月20日(水・祝)からは、ラストを飾る3月公演「百年感謝 これからもよろしく」が、なんばグランド花月で好評上演中です。

吉本興業創業者・吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり、会社を盛り立ててきた林正之助が、少年時代からの出来事を振り返るというストーリー。天女との出会いや中国の山奥での危機一髪の出来事などファンタジックなエピソードを盛り込みつつ、歌や踊り、笑いもふんだんにちりばめた、まさに吉本100年の歴史を振り返る内容となっています。

中でも注目なのが、青年時代の正之助を演じる亘健太郎(フルーツポンチ)が、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴く回想シーン。幕間で、中国の村人に扮した日替わりゲストが登場し、亘とアドリブ満載のやりとりを繰り広げます。3月22日(金)のゲストは矢野・兵動。ともに『吉本百年物語』の9月公演と12月公演に出演した経験を持つだけに、当時の思い出をからめたトークも繰り広げました。

黒田有(メッセンジャー)扮する噺家・柳家三亀松を探している正之助は、通りかかったふたりに「日本人を見ませんでしたか?」と尋ねますが、「急いでんねん」「少林寺の入学願書出しに行くねん」と取り合ってくれません。さらに食い下がって「しゃがれた声の男です!」と言ってみるも、兵動は「しゃがれた声やったらこいつやわ」と矢野を指さします。思わず「誰やねん!」とツッコむ正之助に、矢野は「パイセンやで!」とおなじみのフレーズで返し、客席は拍手喝采! さらに兵動は「君、大変そうな顔してるね。無理やり大阪弁使ってるね。頑張って稽古してるのに『違う!』って言われたんやろ?」と正之助に詰め寄ります。これには亘もタジタジ。「ちょうど9月ぐらいに、そんな顔してた知り合いがいるわ……」「12月にもおったな……」と、そこからは「友達の話」と称して自らの体験を話し始めるふたり。兵動は、舞台で披露したエピソードトークが、芝居の時代背景にそぐわずスベッたとか。また、矢野については「12月のヤツは、自分は『やった!』という顔してたけど、そんなに評価されなかったらしいで」とバッサリ斬るなど、止まらないぶっちゃけトークで、観客のハートをがっちりとつかんでいました。

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エンディングでも、またまたスペシャルゲストが! しかもこの日は2組が登場するという豪華版です。まずステージに現れたのは、ナインティナイン・岡村隆史! 思わぬサプライズに客席からは大きな歓声が上がりました。僧のお供の猿を演じた子役の川口凛ちゃんと並ぶと、「兄弟みたい!」と出演者らは大ウケ。岡村は、「4月から始まった『吉本百年物語』もこれが最終回。これからも吉本をよろしくお願いします! と、言えと言われました!」と挨拶して笑わせていました。亘には「大抜擢やね! すごいね!」と褒めたかと思えば、「よう噛んでんねんな」と鋭いツッコミも。黒田にも「わあ、黒田や! 出てええの!?」とキツーイ一発をお見舞いしていました。

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続いては、オール阪神・巨人がステージに登場し、またまた沸きかえる客席。巨人は開口一番「面白かった! 黒田は上手いな~!」としみじみ。女性を演じている高橋智(へびいちご)については、ステージ上で間近に見ながら「ずーっと誰かわからんかったわ!」と驚きを隠せないふたりでした。そして「これからも、芸人、そして社員一同、頑張っていきます。よろしくお願いします!」と「百年感謝」の挨拶を。この後も、「やっぱりベテランは違う!」と高田次郎さん、千草英子さんを絶賛したり、巨人がとっておきのエピソードトークを披露したりとハイテンションな面々に、岡村から「ちゃんとしましょう!」と指導が入るなど、最後まで和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりました

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これからも毎日、豪華なゲストが続々と登場予定。こちらも楽しみに、ぜひ劇場へ足を運んでくださいね!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』

公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) 
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎

※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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【ライブレポート】吉本百年物語3月公演「百年感謝 これからもよろしく」初日

昨年4月から1年間にわたって上演されてきた『吉本百年物語』もいよいよフィナーレ。3月公演「百年感謝 これからもよろしく」が、3月20日(水・祝)、なんばグランド花月にて幕を開けました。

まずステージに登場したのは和服姿のダンサーたち。銭太鼓を手に艶やかな踊りを披露すると、客席からはため息がもれます。続いて4月公演にも出演した河内家菊水丸が、江州音頭に乗せて林正之助の生い立ちを歌い上げ、物語の始まりを告げました。

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気づくと浜辺でいじめられているひとりの少年が。通りかかった旅の僧(間寛平)が助けると、少年は林正之助と名乗ります。この時、「泣いても一生、笑っても一生。笑う門には福来る」と諭した僧の言葉が、正之助のその後の人生を決定づけることに。寛平は時折、笑いをまじえつつも、重厚な演技で魅せていました。

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時は移って1989年夏――病室で療養する正之助(江口直彌さん)は、夢かうつつか、これまで出会ったおかした人々やエピソードを思い出していきます。それが吉本百年の歴史を振り返るファンタジックなストーリーへとつながっていき……。

ここから、若き日の正之助を演じるのは亘健太郎(フルーツポンチ)。ある時、安来節の歌い手を探して島根の村を訪ね、天女の三姉妹に遭遇します。歌の上手い三女はさておき、姉ふたりはお金にがめつく押しの強い性格。演じるのはなんと、高橋智(へびいちご)と島田珠代! 最初はたおやかな女性らしさを見せつつ、徐々に本性(?)を表していくさまに爆笑が起こります。終演後の会見では「もっとギャグをしたかった」と残念そうに話した珠代でしたが、天女とは思えぬアグレッシブな動きもチラホラ。高橋の妖艶な美女ぶりも見ものです。ふたりに負けじとおっとりキャラの三女を熱演した林明日香さんは、6月公演に続き自慢の歌も披露。まさに天から降ってきたかのような美声に、観客の皆さんもうっとり聴き惚れていました。もちろん亘が扮する正之助も、大阪弁でビシバシとツッコミを入れて笑いをとっていきます。

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幕間には、寛平演じる旅の僧と、そのお供をする猿(子役)のコミカルなやりとりが。笑いの深い世界ついて語りかける寛平に、「キィ! キィ!」と返す愛らしい演技には、「かわいい!」との声が上がっていました。

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続いて蘇るのは、日中戦争のさなか、わらわし隊として芸人たちが中国大陸に渡った頃のエピソードです。そのひとり、柳家三亀松がいなくなったと見知らぬ土地を探し回る正之助。すると袖からこの日のゲスト、陣内智則とスマイルが登場! 3人は通りかかった村人という設定で正之助と立ち話をするのですが、もちろんセリフはすべてアドリブ。「こいつ、中国で一番おもろいって言われてるねん」と陣内から振られたウーイェイよしたかは、ドリルのモノマネで勝負をかけます。客席の反応はいま一つでしたが、陣内は無理やり「おもろかったやろ、わらわし隊に入れてやって!」とゴリ押し。渋る正之助に、よしたかは「ダイエットギャグをやります!」とさらなる波状攻撃をかけ、ますます困惑させていました。方や瀬戸は、陣内から「こんな時にフランスパン食べて!」とアゴをいじられ笑いを呼びますが、こちらも当然ながら、わらわし隊には入れずじまいでした。また、昨年の4月公演に主演した陣内は、「稽古は大変やったやろ」と亘にねぎらいの言葉も。当時の思い出話も飛び出しつつ、最後は大きな拍手に送られステージを後にしました。このコーナーにはこれから日替わりで豪華なメンバーが顔を出す予定なので、ぜひチェックしてみてください。

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やがて正之助は老夫婦に助けられ、彼らの家で食事をごちそうになりますが、実はその2階に探していた三亀松の姿が! どうも老夫婦は人間ではない様子で……? 黒田有(メッセンジャー)が人情味あふれる三亀松像を演じ、物語を盛り上げます。正之助と再会してからの脱出劇でも、かかっているはずの南京錠が突然外れるなどハプニングに見舞われながら、スリリングかつコミカルな展開で爆笑をさらいます。また、高田さんと千草さんが見せる夫婦げんかの様子は漫才さながらで、こちらも客席を大いに沸かせていました。

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さまざまな思い出をさかのぼってきた91歳の正之助のもとに、気づくとあの旅の僧が佇んでいます。僧の本当の姿は「笑いの神」。「笑い」を商いとして生きる正之助を導いてきた存在だったのでした。ふたりの邂逅、そして天へと昇っていく姿は、百年の物語を締めくくるにふさわしい荘厳さ。「これから先の、新たな100年へ」とのメッセージが込められた寛平と江口さんの演技に、静かな感動が広がっていきます。

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拍手に包まれたステージが再び明るく照らされると、お楽しみのエンディングに突入。色鮮やかなドレスに身を包んだダンサーたちが歌い踊り、キャストたちを迎え入れます。「ショーはまだ終わらない」という歌詞の通り、まだまだお楽しみはこれから! 菊水丸による河内音頭に乗って踊ったり、寛平はじめキャストのトークがあったり。なんと特別ゲストとして西川きよしも飛び入りで登場! 「これまで11カ月の舞台で節約したぶんを、全部使ったんちゃう?」とゴージャスな演出に感心するとともに、「これからも皆様に楽しんでいただけるように、一生懸命頑張らせていただきます」と、タイトル通り「百年感謝」の気持ちを伝えていました。

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この日はギャグを完全封印して臨んだ寛平は、「明日からは自分なりにやっていきたい」と不敵な宣言も!? もちろん、他のキャストたちもそれぞれに演技を磨き、舞台はますます熟成されていくはず。4月7日(日)の千秋楽まで走り続ける3月公演に、期待が高まる一夜となりました。

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』

公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) ※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎
※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/