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2013年3月

『めちゃ×2ユルんでるッ!』3月27日(水)無料生配信!

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「YNN」で、ナインティナイン・岡村隆史がホストとして出演する生配信のトーク番組『めちゃ×2ユルんでるッ!』が3月27日(水)より開始が決定しました!

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第一回目のゲストに、市川海老蔵氏!
、岡村隆史とのプレミアムトークを無料生配信します。

本番組はフジテレビにて放送中『めちゃ×2イケてるッ!』のスピンオフ番組として、吉本興業とフジテレビの共同制作にて開始します。

YNN『めちゃ×2ユルんでるッ!』ページにて、月1回生配信される本番組は、ナインティナイン・岡村隆史がホストを務めるプレミアムトーク番組!
岡村にとっては初のネット生配信番組となり、毎回その発言が注目されるプレミアムなゲストを招き、生で対談を行います!

『めちゃ×2ユルんでるッ!』の魅力とは…
①地上波では常にストイックな笑いを追求している岡村隆史が、いい意味でユルんでる!
②地上波にはなかなか出演しないプレミアムゲストの緊張感も、いい意味でユルんでる!
③地上波のようなルールや慣例のないインターネットでの生配信、トークの線も、いい意味でユルんでる!

海老蔵氏と二人きりで話すのは初めてという岡村隆史が、海老蔵氏の未来、そしてテレビの未来をリラックスしながらもプレミアムなトークとしてお届けします!

また、3月27日(水)の無料・生配信の後、順次、「YNN」と「フジテレビオンデマンド」にて、有料アーカイブ配信を予定しています。 

◆新番組『めちゃ×2ユルんでるッ!』への岡村隆史コメント
たぶん、ずっとやってきた『めちゃイケ』と、まったく違う雰囲気になる『めちゃユル』を、
すごく楽しみにしています!

あと、初回の生配信の開始時間なんですが、たぶん、夜8時ごろだと思います。
…いや、8時30分ごろかな?
それから…、終了時間は…何時にしようかな?
何せ『めちゃユル』なので、ユルくてごめんなさい。

盛り上がり次第の気分次第で、すべてがユル~く未定のまま!
それでも皆さんが、必ずワクワクするようなコンテンツにしたいと思っています。

それでは初回、2、3時間スペシャルぐらいの番組を楽しみにしていてください!

▼「YNN」について
今までとは違うまったく新しい「お笑い体験」を提供する新たなソーシャルプラットフォームとして2013年1月にグランドオープン。 YNN でしか見ることのできない生放送を含むオリジナコンテンツ、吉本興業と放送局様との共同制作によるオリジナルコンテンツ、また全国の放送局様のドラマ・バラエティ・アニメなどの番組コンテンツなど、10万を越える圧倒的な量とハイクオリティなコンテンツが生活者と“笑い”との距離を近づけます。

各放送局との共同制作では、「サタデーナイトライブJPN」、「ナマイキ!あらびき団」、「東野・岡村の旅猿2」、「芸人同棲 ~7泊8日の相方探し~」、「やりすぎ都市伝説」など、従来のネット動画とは一線を画したハイクオリティの番組や、その他インターネット動画サービスの強みを活かした様々な取組みを実施しております。

視聴方法:PCまたはスマートフォンにてアクセス
配信方式:ストリーミング

 なお、本番組の生配信は、フジテレビ公式サイト内「ゼロテレビ」でも行われます。
3月23日(土)夜7時57分より放送のフジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』でも、このスピンオフ番組『めちゃ×2ユルんでるッ!』について紹介される予定です。

「めちゃ×2ユルんでるっ!」概要
初回放送:3月27日(水)配信時間未定 
無料・生配信
ホスト:岡村隆史(ナインティナイン)
初回ゲスト:市川海老蔵

▼YNN『めちゃ×2ユルんでるッ!』特設ページ

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COWCOWの「あたりまえソフトバンク」が完成!

COWCOWの「あたりまえ体操」がソフトバンクバージョンで登場します!

“トーク&サーフ”という、通話中でもデータ通信を利用できる機能のあたりまえを、モテモテ編・ビジネス編・つながる編の全3作品視聴可能です。

ソフトバンクサイトでしか見られないオリジナルネタです!
詳しくは、下記のHPをご覧ください。
http://mb.softbank.jp/mb/special/talk-and-surf/

『吉本百年物語』3月公演に板尾創路、ザ・ぼんちがゲスト出演!

昨年4月から1年間にわたり、吉本興業創業100年の歴史を月替わりで上演してきた『吉本百年物語』も遂にフィナーレ。3月20日(水・祝)からはラストを飾る3月公演「百年感謝 これからもよろしく」がなんばグランド花月で開幕中です。

創業者、吉本吉兵衛の妻・せいの右腕となり、吉本興業を盛り立ててきた林正之助。物語は正之助の少年時代、旅の僧(間寛平)との出会いから始まります。そして晩年を迎えた正之助の回想シーンでは天女や謎の老夫婦が登場とファンタジックな展開に。また、出演者による掛け合いや歌に踊りと、笑いもあり、ショーもありの見どころたっぷりのステージとなっています。

正之助の青年時代を演じているのがフルーツポンチ・亘。劇中では、日中戦争時に“わらわし隊”として中国大陸へと赴いた回想シーンもあり、その幕間では中国の村人役とのやり取りも出現。その村人役を担うのが日替わりゲストです。3月21日(木)には、5月公演「キミとボクから始まった」で横山エンタツ役をした板尾創路が登場しました。
亘扮する正之助が、道中ではぐれた噺家・柳家三亀松(メッセンジャー・黒田)を探すため、村人役の板尾に「こんな日本人を見ませんでしたか?」と尋ねるも、「黒田やろ?」と返す板尾。何度尋ねても「黒田、黒田」と実名を挙げ、「黒田やったらA楽屋におったで」など、芝居の流れそっちのけの板尾にタジタジの亘。その上、「自分も大変やな、東京から来て、大阪弁しゃべって。訛ってんで!」といった発言も飛び出し、亘も思わず苦笑い。そんな板尾のペースに終始、押されっぱなしのゲストコーナーとなりました。

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また、エンディングでもスペシャルゲストにザ・ぼんちが登場。『吉本百年物語』では、8月公演に里見まさとが、9月公演にぼんちおさむがそれぞれ出演しました。

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おさむはおなじみ「おさむちゃんでーす!」でご挨拶。そしてまさとが「去年の4月から1年間かけて吉本興業の百年を続けて上演してきました。今月、ラストの月も出演者の皆さん、ゲストの方に頑張っていただいて感謝しますし、お客様にも一番感謝します。また、1年間通して頑張っていただいたスタッフの方、裏で頑張ったスタッフの方に心からお礼を言いたいと思います。ありがとうございました!」と挨拶すると、場内から万雷の拍手が沸き起こりました。

『吉本百年物語 3月公演「百年感謝 これからもよろしく」』は4月7日(日)までなんばグランド花月で上演中。フィナーレにふさわしい、華やかで明るく、元気いっぱいの舞台をぜひ、お楽しみください!

そして3月22日(金)の中国の村人役となる日替わりゲストには矢野・兵動が登場。開幕直前、「ゲストの方とのやり取りでは、“なんでやねん”1本で通したい」と意気込んでいた亘ですが、果たして矢野・兵動とはどんなやり取りになるか、こちらも大いにご期待ください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』


公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) 
※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎

※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

いくよ・くるよも絶賛! タナからイケダ&京都造形芸術大生がアイデアを出し合った京扇子「芸扇(ゲーセン)」発売決定!

京都府住みます芸人・タナからイケダが、昨年8月より京都造形芸術大学の学生と共にアイデアを出し合ってきた京扇子「芸扇(ゲーセン)」が完成しました。この企画は、京都府と京都の伝統工芸工房の「京扇子を21世紀に残したい」という思いに、吉本興業と京都造形芸術大学の学生が手を挙げて始まった新しい京扇子の開発プロジェクトです。3月21日(木)、京都府庁にて行われたお披露目会見には、山田啓二京都府知事、そして京都府出身の今いくよ・くるよ、大西常商店・大西久雄さん、タナからイケダ、京都造形芸術大学の学生さんが出席しました。

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まずは、タナからイケダと学生たちが「芸扇」のプレゼンを行います。商品は男性物、女性物あわせて全10種類。「大阪の街」や「出番ですよ」、「サンパチマイク」、「はにわ×なにわ」などのタイトルが付けられたユニークな絵柄の扇子が揃います。

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実物を目にしたくるよは思わず「どやさ~」と感嘆の声。学生たちのプレゼンによると、まず「芸扇」という名称については「吉本の芸人さん、京都造形芸術大学の芸大生と〝芸〟のつくものたちが意見を交えてデザインした扇子なので〝芸扇〟となりました」とのこと。さらに、個々の扇子のコンセプトについては「『大阪の街』は吉本の本拠地・大阪を、線の太さや長さで表現。また『サンパチマイク』は、漫才に欠かせないマイクを絵柄に取り入れました」と発表。また、「品」という名がつけられた扇子は唇のイラストが使われていると発表されると、くるよは「今度はいくよちゃんのマツゲもモチーフにしてみて!」と提案まで飛び出していました。

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その後の質疑応答で、感想を聞かれた知事は「伝統工芸に笑いを融合させる、本当に素晴らしい〝センス〟ですね」とダジャレを交えながら絶賛。いくよ・くるよも「私らが扇子の柄でイメージするのは、舞妓さんとか京人形、羽子板と、もう発想が古いんです(笑)。なので今日は若い方の素晴らしいセンスを見せていただきました。かわいいし若い方にも絶対喜んでもらえると思います」と太鼓判。また、扇子制作を手掛けた大西常商店・大西久雄さんは「これまでの扇子は、どうしても古典的な柄をデザインしがちだったんですが、今回、学生さんに新しい発想のデザインをしていただいて、今後新しい商品を作っていこうと思います」と〝芸扇〟に刺激を受けておられました。

一方、タナからイケダはこれまでの過程を振り返ります。池田は「僕たちは、まず学生さんたちをワッハ上方に案内し、吉本の伝統芸能を見ていただきました。その後も、仮のデザインを見せていただき、少し意見もさせていただきました。こいつらエラそうって思われてたかもしれませんけど(笑)」。田邉も「大学にも何度か伺わせていただいて、一緒に考えさせていただきました」とアピール。すると、学生たちは「タナからイケダさんに初めてお会いした時は、芸人さんのイメージと違ってすごくおとなしい方たちだなと思いました(笑)」と発言。この意見には2人も動揺し「いやいや、めっちゃ喋ってました!」と反論します。その後「でも、漫才をされている姿も見せていただいて、本当に面白くて、やっぱりプロは違うなと思いました」とフォロー(?)が入ると、ホッと胸を撫で下ろしていました。

これまでになかった斬新なモチーフの京扇子「芸扇」は各1785円(税込)で5月1日より、よしもと47ご当地市場にて販売されます。また、大西常商店のインターネットサイト(http://www.ohnishitune.com)でも5月以降販売。新しさと笑いを融合したセンスある京扇子。この夏の暑さはぜひ「芸扇」でしのいでください!

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2013年3月21日 (木)

アジアンが『Forevermark®ダイヤモンドトークショー』に出席!

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3月21日(木)、都内にて行なわれた『Forevermark®ダイヤモンドトークショー「こだわりを輝きに変える3か条」』に、アジアンが出席しました。

このイベントは、ダイヤモンドブランドであるフォーエバーマークによる「フォーエバーマーク シンプルダイヤモンド」プロジェクトのスタートを記念して行なわれたもの。アジアンは、大地真央さん、石田純一さんとともに登場しました。

黄色いワンピース姿の馬場園は、「春なので、ミツバチを意識しました」とニッコリ。「美しい花に寄っていくミツバチは、毒を持っている。むやみに近づくと刺しちゃうぞ!というイメージですね」と語ります。一方、「私も春らしく淡いピンクと大好きな白い洋服にしました」と言うのは隅田。髪型もいつもとは違って「いい女風にしてもらいました」と嬉しそうですが、「海にたどり着いた昆布みたい」と馬場園にいじられます。

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「女を磨くためのこだわりはありますか?」と訊ねられ、「鏡を見るとコンプレックスを目の当たりにしてしまう」という馬場園ですが、「コンプレックスを武器にできるお笑い芸人になったわけですからね。それに、自分で自分を愛さないと誰が愛してくれるんやと思うようになったのは、隅田さんのおかげ」とコメント。「こう見えて、隅田さんはナルシストなんです。こんな感じなのに自分が大好きやという姿勢は、見習わなければと思いました。隅田さまさまです」と、相方に感謝の言葉を述べます。
石田さんからも“いい女風”のヘアスタイルを「どこの昆布?」といじられた隅田は「さっき、馬場園さんが言うたことですけど、やっぱり自信を持つのは大事なこと。自分は自分だと強く思うことって必要ですよね」と堂々と語りました。

石田さんと一緒にVTRを観ながら、フォーエバーマークの歴史を改めて学んだ2人。「普段、接することがないので、原石がどんなものかもわからなかったですし、ダイヤがどうやってできるのかも知らなかった。いい勉強になりました」(隅田)「こだわってつくっている分、本物の本物になるんやなと。真のダイヤですよね」(馬場園)と感心しきりです。

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改めて“こだわりを輝きに変える条件”を訊かれると、「なんのために太っているか。念のためです!」と言い出す馬場園。「備えあれば憂いなしと言いますけど」(馬場園)「いや、太ってんのは、なんの役にも立ってないよ?」(隅田)「ダイヤもそう。高価ながらも持つのは、自分を輝かせるため。こうやって……」(馬場園)と熱く語りますが、大地さんや石田さんのようにダイヤのアクセサリーを着用していないアジアン。石田さんからも「2人はつけてないね」と指摘されます。

2人には、フォーエバーマークを知ってもらってからつけてもらいたいという主宰者側の意図があったようで、馬場園は石田さん、隅田は大地さんからネックレスをつけてもらうことに! これには2人とも大喜び。隅田は「大好きな大地さんにつけてもらえるなんて嬉しすぎる!」と感動しきりです。

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ダイヤモンドを着けて、より自信がついたのか、恍惚とした表情を浮かべる隅田。その様子を見ていた馬場園から「ぶちゃいくランキングに入ってるのに。隅田さんね、3年連続でぶちゃいくに選ばれて、昨年、殿堂入りしたんですよ」と容赦ない言葉を浴びせられていました。

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【アジアン】

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YU-A 地元札幌でテレビ 初レギュラー出演決定!!

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心に訴えかけるストレートな歌詞を書いた泣き歌から、
ピアノの弾き語りのみならず、バク転を取り入れたダンススタイルなど
幅広いパフォーマンスに大きな注目を集めているシンガーソングライターのYU-A(ユア)。

そのYU-Aが、地元札幌で2009年4月のデビュー以来、初となるテレビ番組のレギュラーMCとして出演が決定した。
番組名は『ジョシスタ あいく的』(STV札幌テレビ放送 毎週月曜日深夜O.A.)。
メインMCは、CanCam専属モデル・写真家としても活躍する舞川あいく。その舞川と共に札幌在住のタレント三好絵梨香、YU-Aの3名がMCを担当する。第1回目は、4月1日(月)深夜1:29より放送される。

番組のテーマは、“札幌発の女子会的情報バラエティ”ということもあり、
ファッション・美容・グルメ・地元情報・エンタメ・恋愛 などなど、今“ジョシ”が気になる様々な情報を気になるままにピックアップ。女子会トークを中心に、イマドキの「女子の基準(スタンダード)」「女子のスタイル」を発見、提案する情報バラエティとなる模様。

今回の出演に向けて、YU-Aは、「新しくMCで、ジョシスタメンバーになります。札幌出身のYU-Aです。もっと<女子>を楽しめるように、本音で番組を作っていこうと思っています。みなさん是非見て下さい。」と意気込みを語った。

放送は北海道地区限定となるが、この番組が全国に広がっていくように北海道在住の女子力を高めたい“ジョシ”は、是非チェックして盛り上げて欲しい。

■O.A.Information
放送局:札幌テレビ放送(STV)
番組タイトル:「ジョシスタ あいく的」 
放送日:毎週月曜 深夜0:59~1:39   ※4月1日は、1:29~O.A.
番組MC:舞川あいく(マイカワアイク)、三好絵梨香(ミヨシエリカ)、YU-A(ユア)

■Live information
[YU-ANISTA Live Tour 2013~Spring~]
4月20日(土)【東京】 duo MUSIC EXCHANGE OPEN 17:30 / START 18:00
4月29日(月・祝)【大阪】 Music Club JANUS OPEN 17:30 / START 18:00
[札幌コレクション]
4月27日(土)【北海道】北海きたえーる(北海道立総合体育センター) 
OPEN 13:00  ※YU-Aはオープニングアクトとして出演(14:30頃を予定)

■YU-Aが歌で祝福! グアム クリスタルチャペル
~「ごめんね、ママ」そして「ありがとう、ママ」~キャンペーン実施中
■オフィシャルHP:http://www.yu-a.com/

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「八天改メ七代目月亭文都襲名披露公演」開催!

3月19日、「八天改メ七代目月亭文都襲名披露公演」が、大入り満員のなんばグランド花月で賑々しく開催されました。
月亭方正が本格的に落語家として活動を始めるなど、嬉しいニュースが続く月亭八方一門。
そんな中、この襲名は最大の慶事といえます。
「月亭文都」は、上方落語を代表する由緒ある大名跡。特に二代目・桂文都は、初代桂文枝門下の四天王と称され、
亭号を“月亭”と名乗って以後も上方落語界を牽引し続けました。
しかし、“文都”の名前は五代目以降は東京へ移り、初代から“月亭”“桂”“立川”と亭号も変遷。
そして、東西の落語家たちによって受け継がれてきた大名跡が、68年を経た今、上方に戻ってきました。
しかも、「月亭文都」の名が復活するのは、実に113年ぶりのことです。
一番手で登場したのは月亭八光。
ところが、声がいきなり裏返ります。
実は、昨晩稽古をして声を飛ばしてしまったのだとか。
彼は稽古熱心な文都のエピソードを明かし、「動物園」を披露。
さらに、師匠の月亭八方は、「黒田節」を踊ったり、長唄を披露したりと、独自のアレンジを加えた「稽古屋」で沸かせました。
続いての桂文珍は、鉄板のマクラから「世帯念仏」へ。
暇つぶしに仏壇の前で念仏を唱えるお父さんが、次々と珍妙なぼやきを繰り出します。
桂ざこばは、高座に座るなり「孫」を歌い始め、そこから自身の孫のやんちゃぶりに怒りを爆発!? 
本音全開の「ざっこばらん」に、客席は大爆笑となりました。
仲入り後は、豪華な布陣による口上。
舞台中央の七代目月亭文都を挟む形で、上方落語界の重鎮がズラリと居並びました。

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司会の八光から紹介され、まずは新・文都の師匠である月亭八方がご挨拶。
「八天改メ七代目月亭文都が私の元に参りましたのは、
27年前の3月16日でございました。
それからコツコツと努力をし、毎年独演会を開き、25周年記念には25日間連続の公演を行うなど、本当に頑張っておりました。
が、私から見れば地味やなぁ、あんなにやってるのにこのままかなと。
しかし、数年前から文枝一門の大名跡であり月亭の祖である、月亭文都復活が私の夢でございました。
その夢を叶えるためにも、地味な八天の努力を何とか皆さんに見ていただきたい。
そう願いまして、六代文枝会長に相談をしながら、先代の文枝一門の皆様方からもご理解をいただきました。
そして、ここに並ぶお師匠さん方、また関係各位のお力を借りまして、今日、七代目月亭文都を襲名することができた次第です。
まだまだ地味で陰気ではございますが、どうかこれから七代目月亭文都をご支援いただきますよう、お願い申し上げる次第でございます」。
続く上方落語協会会長の六代桂文枝は、
「文都という名前は文枝一門にとりましても非常に大きな大事な名前でございます。
その大きな月亭文都という名前を113年ぶりに復活していただいて、我々も非常に喜んでおります。
この名前を大きくして、我々一門のためにも頑張っていただきたいと思います。
師匠の方からは随分『暗い暗い』という話が出ておりましたが、私から見ましたら非常に明るい、素晴らしい人です。
お顔は、どちらかというと“にぬき卵”みたいな(笑)。
たいへんチャレンジ精神があるといいますか、私がやっております東京の演芸番組に文都として出てもらいましたが、
その時に新作落語をされました。これがまた、よう分からんで(笑)。
しかし、果敢にチャレンジする気持ちが、文都という人をひっぱっていくんじゃないかと思います」
と、七代目への期待を語りました。
さらに、桂米朝一門を代表して桂ざこばがご挨拶。が、いきなり「何代目?七代目?セブンやな」。
そして、自らの弟子が近年襲名したとあって「襲名というのは、挨拶回りに師匠が付いていかなあかんので大変なんです」と言いつつ、
「そんなことより、今日はパンフレットを見て、私は少し気分が悪いんです。なんでかというと、
『天災』というネタが好きでと書いてありますが、あのネタは私が弟弟子の桂吉朝に教えたんです。
彼は、そこへ習いにいっとるわけです。なぜ私のところへ習いに来ないのか。その理由を述べよ!」。
通常の襲名披露興行では主役は何もしゃべらないのですが、あまりの迫力に
「何かの間違いやと思います。またざこば師匠のところに習いに行きたいと思います」
と文都。
すると、師は「いつでも来てください」。
さらに「襲名はなかなか大変でございます。文枝会長は三枝という名前を大きくして、新たに文枝という名前を継ぎました。
私も朝丸という名前を頑張ってそこそこにして、ざこばという新しい名前になりました。
せっかく売った名前ですから、それは怖いです。そこへいくと、八天てな名前は誰も知りません。
スコンと変わったらしまいです。まぁ、頑張って下さい」
と、強烈ながらも魂のこもったエールを送りました。
文都が公私ともに世話になっているという桂文珍は、
「文都さんは、ほんとにお稽古が好きで、私の家へ稽古によくお越しになります(笑)。
落語が好きで好きで、ネタを一生懸命覚えはって、自分のものにしていく。
名前を憶えてもらおうと「今日ご覧にいただいたら、皆さんのご発展(八天)間違いなし」と言うてはったのが、
ムダな努力になってしまいました(笑)。
しかし、落語のこういうことを調べて欲しいというと、ほとんどすぐに答えを出してくれます。
物知りで引き出しが多くて知識人で。そのかわり薀蓄が多いんです。私は彼のことを“一級薀蓄士”と呼んでいます。
もう少し言葉を整理すると、良くなるのかなと。
作家の皆さんとも仲良うさしていただきまして、たくさんの新作を作り上げたり、
いつも私の独演会では笛を担当していただいたり。文都になったら、そういう仕事はしてくれはれへんと思うので、
今、新しい笛の名手を探しています」。
続いては、桂南光。
「文都さんは元々、噺家を志してうちの師匠の桂枝雀の元へ参りまして。
その頃、師匠は弟子がおったもんですから、『べかこ(南光の前名)のとこへ行きなさい』。
私はまだ内弟子を出て10年目ぐらいで、とても弟子なんかとれません。
でも、半年ぐらい、落語会が終わって楽屋を出たらおるんですよ。今でいうたらストーカーでしょ。
ごめなさいと言うと、彼は凄い熱意があって、それから桂米朝師匠とこに行って、桂雀三郎君にも断られて、
そして月亭八方さんのところへ行ったんです。それをある時に聞いて、
『えっ!よりによって、あのスキャンダラスな月亭になぜ行ったのか』(笑)。
しかし、そこで勉強して勉強して、今は古典で100席以上のネタをやるわけですからね。
ただ、八方さんは人間的にはとても良い人で芸人としても面白いですけど、責任感のない人です。
素晴らしい八天君をどうすんねんと。そう思てたら、数年前に実は月亭文都という名前を襲名させたいというのを聞いて、
私はほんとに嬉しかったです。八方さんを見直しました! 
東京にいってた文都を大阪に取り戻していただいて、これから七代目としてますます大きくなられることを、心から願っております」。
口上の結びは、笑福亭仁鶴。
「七代目月亭文都君から、1週間ほど前に手紙が来まして、
『落語家になる前から、仁鶴師匠を一番尊敬してました』。
尊敬してんねんやったら、何でうちに来えへんのやと(笑)。
とりあえず勉強して、師匠に認められて、七代目文都を継げと言われたことは、日ごろの修練の結果が出たということでございます。
これからまた、この名前を大きくするために、今まで以上に頑張らないかんということですね」
と締めくくりました。
各師匠方の口上の間中、七代目文都と共に、終始頭を下げていた師匠の八方。
時折顔を上げた時の、感無量の表情が実に印象的でした。
そして、最後は仁鶴師匠の発声で「大阪締め」を。お客さんも一緒になり、新・文都の門出を祝福しました。

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この後に登場した桂南光は自らの襲名公演を振り返り、
「あの姿勢が一番しんどいんですよ」と、口上でずっと頭を下げていた文都を気遣いました。
そして、桂米団治襲名時の爆笑エピソードを満載にした「襲名譚」を口演。
続いては、自身も襲名披露公演真っ最中の六代桂文枝の登場です。「ぼやき酒屋」では、
家族に相手にされない酔っ払い男の切ないぼやきが、笑いと共感を誘いました。
トリは、いよいよ七代目月亭文都の出番です。
「待ってました!」の声がかかると、ファンの皆様への感謝の気持ちを述べ、
「『あと十年早かったら俺が襲名してた』という師匠の志を、私が名代として継がせてもらいます。芸道に精進し、
平成の文都としてさらなる発展と飛躍をしていきたいと思います」と襲名の決意を語りました。

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この日の演目は、「鷺とり」。
鳥を捕まえ金儲けを目論む男が、あの手この手を考えていくのですが…。
吉本新喜劇の人気者を登場させたり、自らの腕を使って地理を説明したりと、
独自の演出も交えながら緻密な語り口と瑞々しい発想で、能天気な男を明るく爽やかに演じ切りました。
語り終えようやく安堵の表情を見せる文都に、割れんばかりの拍手と歓声を贈る満員のお客さん。
襲名披露公演は、最後までお祝いムード一色の温かい雰囲気に包まれ幕を閉じました。
七代目月亭文都の今後の活躍を、どうぞお見逃しなく!
「八天改メ 七代目月亭文都襲名披露公演」プログラム
月亭八光「動物園」
月亭八方「稽古屋」
桂文珍「世帯念仏」
桂ざこば「ざっこばらん」
仲入り
口上
<出演>笑福亭仁鶴、桂ざこば、桂文枝、桂文珍、桂南光、月亭八方(司会・月亭八光)
桂南光「襲名譚」
桂文枝「ぼやき酒屋」
七代目月亭文都「鷺とり」

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『吉本百年物語』3月公演がいよいよスタート!初日を終えた間寛平らが会見

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昨年4月から1年間にわたり、吉本興業創業100年の歴史を、月替わり12本の芝居で綴ってきた『吉本百年物語』。そのフィナーレを飾る3月公演「百年感謝 これからもよろしく」が、3月20日(水・祝)、なんばグランド花月で幕を開けました。

91歳となった林正之助の脳裏に浮かぶ、苦悩の日々や奇妙な体験の数々を、ファンタジックに描く物語。銭太鼓から河内家菊水丸による江州音頭へと続く華やかなオープニング。旅の僧(間寛平)に助けられた少年時代の正之助が、「笑い」という商いに出会うところから始まり、天女と称する3姉妹や、中国大陸の山奥に暮らす老夫婦といった奇想天外な人々との出会いやエピソードも散りばめながら、ダンスや歌をふんだんに取りこんだステージで魅了しました。

旅の僧、そして笑いの神である猿田彦大神を演じる間寛平は、いつものギャグを封印しての熱演。亘健太郎(フルーツポンチ)は若き日の正之助になりきり、大阪弁もしっかりしゃべりこなしていました。さらには柳家三亀松に扮して謎の老夫婦とのやりとりで笑わせた黒田有(メッセンジャー)、天女そのものの見事な歌声を聴かせた林明日香さん、コミカルな動きで爆笑をさらった島田珠代など、個性あふれるキャストが奮闘。幕間には正之助が道を尋ねる中国の村人役で、4月公演に主演した陣内智則とスマイルが登場して客席を沸かせました。このコーナーには日替わりでさまざまなゲストが出演する予定ですので、ぜひチェックしてみてください。

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エンディングでは、「今日は一字一句間違わず、台本通りにやりました!」と胸を張った寛平。「こんなにきっちり台本を覚えたのは初めて」とのことですが、「初日やから真面目にやったけど、明日からは何するかわからんよ!」と不敵に宣言していました。と、ここでサプライズゲスト、西川きよしが舞台へ! いきなり「あけましておめでとうございます!」とボケて観客を喜ばせます。キャストひとりひとりに丁寧に挨拶するきよしに、寛平からは「もう選挙には出えへんのでしょ?」とのツッコミが。また、ズラリと並ぶダンサーの皆さんを見て「ヘレンの若い頃を思い出すわー」と上機嫌になる一幕も。「これまでの11カ月の舞台で節約したぶんを、すべて出したのでは」と豪華なステージを絶賛しつつ、「100年の次は200年に向けて、新たな一歩を踏み出します。これからも楽しんでいただけるよう一生懸命頑張ります!」と力強く挨拶しました。

終演後の記者会見には、寛平、菊水丸、亘、黒田、珠代、林さんが出席。甲状腺がんの手術を経て、この日の舞台が復帰初日となった菊水丸は、「以前より声の調子がよくて驚いた。がんがちゃんと取り除けているんだと実感しました。この調子で千秋楽まで務めさせていただきたい」と決意を新たに。黒田は「今回のストーリーはファンタジーというか、昔話のようなものが随分出てきます。これは新しい目論み。僕たちもそれを感じとって演じました」とのこと。また、長襦袢の下に肉襦袢を着ているうえ、ライトが近い場所での演技が続き、「とにかく暑くて大汗をかいたので、一生懸命なのが自分だけみたいになってしまった(笑)。もう少し、汗をかかないようにしたいですね」と改善点も口にしていました。

「吉本100周年のイベントに関われて、とてもうれしい」と満面の笑顔で語ったのは珠代。しかし続けて「もっとギャグやりたかった!」と絶叫し、一抹のくやしさものぞかせていました。林さんは6月公演に続いて二度目の出演。「前回はお芝居が初めてで、次はないだろうと思っていたのに……本当に光栄です」と話すとともに、チームワークのよさからか「まだ初日ですが、今から千秋楽を迎えるのがさみしい」とも。亘は「今日は皆さん、気合が入っていて、いい仕上がりだったのでは」。アドリブが飛び交う日替わりゲストとの絡みを心配していたようですが、この日の陣内らとの共演については「さすがに『なんでやねん!』だけでは無理でしたが(笑)、何とか乗り切れました。これからも気を引き締めてやっていきたい」と手応えを感じている様子でした。

なんと前日まで台本が手放せなかったという寛平は、「今朝も4時ごろまで稽古がありましたが、6時には起きて営業へ。その道中、必死で覚えました」と裏話を披露。初日を無事に終え、「とにかく一回は台本通りにやってみたので、明日からはメイクも変えて……自分なりにやっていきたい」とキッパリ。これを受け、黒田と珠代は「これは笑いを取ろうとしてますね」「今日見た方も、もう一度来ないと!」と口を揃えてアピールしていました。

これまでの『吉本百年物語』を振り返り、さらなる未来へも思いをはせる3月公演「百年感謝 これからもよろしく」。見れば笑って元気になれるスペシャルな舞台をどうぞ生でお楽しみください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
3月公演『百年感謝 これからもよろしく』

公演期間:2013年3月20日(水・祝)~4月7日(日) ※3月25日、4月1日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:月~土・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:間寛平、亘健太郎(フルーツポンチ)、黒田有(メッセンジャー)、島田珠代、林明日香、高橋智(へびいちご)、島川学(へびいちご)、菰池剛史、高橋花衣、奥山陽子、吉岡竜輝、川口凛、寺川宗汰、福栄新、仲野考輝、吉岡翔馬、石田雄一(ギタリスト)、三条史郎(和太鼓)、江口直彌、千草英子、河内家菊水丸、高田次郎
※豪華日替わりゲストあり!詳細はHPにてチェック!
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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2013年3月20日 (水)

ピース・又吉とプラスマイナス・岩橋が1日書店員に!

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3月20日(水・祝)、東京・紀伊國屋書店新宿南店にて『吉本興業創業100周年記念「笑いと平和の百冊シリーズ」春のフェア会見イベント』が行なわれ、ピース・又吉直樹とプラスマイナス・岩橋良昌が1日書店員を務めました。

伊國屋書店のエプロンを着用して登場した2人。同シリーズの春のフェア対象書籍を、お客さん一人ひとりにプレゼンしていきます。

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又吉は「相方の本(『AYABE MODE』ヨシモトブックス刊)と渡辺直美の本(『naomeet』主婦と生活社刊)はオススメですよ。相方の本は、東京でいちばんオシャレな本です」とアピール。又吉の著書『鈴虫炒飯』(幻冬舎刊)がどんどん売れていくなか、岩橋も負けじと『プラスマイナスのやってはいけないこと』(祥伝社刊)を「すごく面白い本ですよ!」と売り込んでいきます。
途中からレジ係を買って出た岩橋は、書店員さんとも和気あいあい。スムーズにレジを進める姿を「すごく慣れてらっしゃいますね」と誉められると、「僕、本屋さんでちょっとだけバイトしてたんですよ。やからですかねぇ」と答えていました。

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その後の囲み取材では、「(紀伊國屋書店新宿南店は)よく来る本屋さんなので、エプロンを着けていることが不思議ですけど、うれしい」と又吉。岩橋は先ほど書店員さんに話していたバイト先の書店が紀伊國屋書店京橋店だったことを明かし、「本に入っている短冊を抜き忘れて、同時よく怒られていたんですけど、今日も結構抜き忘れました」と笑いながら「自分の本を売れたのはうれしかったですね」と喜びを語ります。

本日も多くのお客さんからオススメを聞かれていた又吉ですが、実は人に薦めるのが得意ではないそう。ただ、「今日で感じがつかめました。何を求めているのかを訊いてから、オススメするといいんですね」と納得していました。
よしもと芸人が書いた本の中でオススメなのは、バッドボーイズ・清人の執筆した『ダブル★ピース』(ワニブックス刊)。「清人さんの人間性がそのまま出ている文体は、他の人に書けないもの。作家さんでも書けないと思います」と絶賛します。すると、隣りで聞いていた岩橋が「さっき楽屋で又吉さんが僕らの本を手に取ってたんですけど、20秒くらいで閉じてました」とチクリ。そう言われた又吉は大爆笑しながら「そんなことない! 面白かったですよ!」と弁解します。

レポーターから「最近ブレイクしかかってますね」と声をかけられた岩橋。「見たことのないキャラだと思うので、徐々にOKなラインを広げていきたいですね。東京でもチラホラ気づいてもらえるようになってうれしい」と答えます。著書は、幼少期から出ていた“癖”について四コママンガや解説で紹介しているそうで、この日も岩橋コンボのショートバージョンを披露。間近で観ていた又吉に「ジャズみたい」と誉められ、「ジャズ? 独特の感性ですねぇ〜〜」と感嘆していました。
また、又吉が「相方(の綾部)は、活字を読むのが苦手。レシートがギリや言うてました」と笑わせると、すかさず「これなら綾部さんも読めます!」と著書をオススメする岩橋でした。

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その後、2人はトークショーを敢行。MCとして、しずる・村上純も加わります。
やってはいけないことをやりたくなる癖を持つ岩橋が「本屋やったら、大きい声で音読したくなる」と語ると、「さっき楽屋おった時、僕の本読んでましたけど、気づいてた? 音読してたで」と又吉。大笑いしながら「でも、そういう弱点とも言えることが武器にできるよしもとって、すごいですよねぇ」と、岩橋はしみじみ語ります。

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2人はそれぞれ、自身の著書について説明。創作四字熟語を収めた『鈴虫炒飯』を刊行している又吉は、百冊シリーズから次回作を出す予定があるらしく、「今度はエッセイになりそう」とコメント。岩橋は癖に苦しんだ学生時代から現在までを執筆中だそうで、「『ホームレス中学生』ならぬ『癖持ち小学生』とかね!」とニコリ。村上から「パクリですか?」とツッコまれると、「タイトルはほかに考えます。いま、記憶を辿る作業が大変」と付け加えます。
幼い頃に出てしまった癖。例えば、自宅に届いた新車にタックルしてエアバックを出してしまい、修理に15万円かかったこともあるそう。その言い訳もかなり苦しかったそうで、又吉から「馬鹿一休。全くとんちがきいてない!」と創作四字熟語でツッコまれていました。

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3月から約1ヵ月間、全国300の書店にて開催中の『吉本興業創業100周年記念「笑いと平和の百冊シリーズ」春のフェア』。フェアのスタートを記念して、シリーズの宣伝部長である又吉がデザインした特製ブックカバーが100名さまに当たるキャンペーンが現在実施中です。
「何も考えずにつくった」と言いながら、ブックカバーには月と花が描かれており「よしもとの劇場である“花月”になっていた」と又吉。フランス語で“遅刻が確定した電車の中で読書”と文字が入っていると説明され、「センスの塊!」と絶賛した岩橋は「僕やったら“ヘミングウェイ”って入れる」と断言。「ただ、ヘミングウェイもアメリカの文豪なんで、なんかややこしいことになりますけどね」と笑わせました。
同キャンペーンの締切は、4月末日。ふるってご応募ください!

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●吉本興業創業100周年記念「笑いと平和の百冊シリーズ」
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/books/

【又吉直樹】【ピース】【岩橋良昌】【プラスマイナス】

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パンブー、NMBに敵意をむき出し!? 『ワラチャン!』記者会見

3月18日(月)、日本テレビにて『ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦』の記者会見が行われ、「ワラチャン!応援芸人」でもあるパンクブーブーと、「ワラチャン!応援サポーター」に就任したNMB48から5名が出席し、番組のPRと出場者の参加を呼びかけました。

日本テレビの藤田大介アナウンサーから「『ワラチャン!』に挑戦する若者たちの兄貴分」という紹介を受け、照れ笑いをしながら登壇したパンクブーブーの2人。

『ワラチャン!』は、20歳以下によるお笑いコンテストで、1次審査となるビデオ審査を合格した者は、全国を9ブロックに分けた2次予選へ進出。
各ブロックの会場に、所縁のある人気、実力派芸人が応援芸人として駆けつけることが発表され、パンクブーブーは九州・沖縄地区を担当することも発表されました。

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すでにパンクブーブーは、福岡の高校生漫才コンビ『バンジージャンプ』と対面しているとか。全国規模のお笑いコンテストで、二度の準優勝経験のあるバンジージャンプについて、「お金を取っていいくらいのレベル」と黒瀬が太鼓判を押していました。

「自分たちがU-20世代の時、この大会があったら?」との質問に、黒瀬は「100%出てましたよ。どうしても東京、大阪ってチャンスが多いですけど、地方はチャンスは少ないんですよ。こんなチャンスはないじゃないですか!」と興奮気味。
一方の佐藤は、「お気づきの人もいるかと思いますが、僕はフリートークがものすごく苦手なんで」と前置きし、「こういう大会があれば、15年もくすぶらずにすんだんじゃないかな。アドリブとかねフリートークがね、芸人っていうのは一番試されるんですよ。だから漫才のね…」と愚痴をこぼしたところで、「やめとけ!」と黒瀬に止められます。
しかし、「テレビとか苦手なんですよね。舞台は大丈夫なんですけど、カメラが苦手で」と続けようとする佐藤。

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そんな佐藤でしたが、「プロの1年目2年目なんて、自分たちでライブをやっても、5人、10人しか集まらないんですよ。見てくれる人がそこにいるんですから、『ワラチャン!』に出なきゃ損です」と実体験を踏まえて、しっかりエールを送りました。

ここで、「ワラチャン!応援サポーター」に就任したNMB48から、山本彩、渡辺美優紀、小笠原茉由、小谷里歩、岸野里香の5名のメンバーが登壇。

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ひとりずつ挨拶をしますが、小谷は「笑うことが好きなので、笑わせてください」と上から目線の物言いで、さっそく記者からの笑いを誘います。

「お笑いに青春を捧げる若者はどう映りますか?」という質問に対しても、小谷は「すごくいいように映るんです。よさげというか」と言ったところで、黒瀬から「あんた随分、上から見てますね(笑)」とツッコミが。
続けて小谷は、「夢を追う者としては、NMB48と一緒なので、挑戦しはる人たちと一緒に成長していきたいなと思います」と、どうにかうまくまとめました。

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お笑い経験の豊富なNMB48ですが、小笠原はピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり』にて、3回戦まで進出した経験を持ちます。
これを聞いた黒瀬は、「俺、2年連続1回戦で落ちてるんだぞ、マジで!」と怒りをあらわにすれば、「俺も最高3回戦。(小笠原とレベルが)同じくらいってこと? なんとかしてつぶしてやるからな!」と敵意をむき出しにする佐藤。

そんな小笠原は、なんばグランド花月で行われたR-1の3回戦について、「プロの芸人さんばっかりやし、リバースしそうなくらい緊張して」と口走ってしまい、黒瀬から「ノーリバースでね」とフォローが入り、笑いに包まれました。

女子校のお笑い部を舞台にしたバラエティ番組『NMB48 げいにん!』のなかで、渡辺とともに“さやみるきー”というコンビで漫才を披露していた山本は、「ツッコミをやってたんですけど、2人の息がどれだけ合うかとかがすごく大切だなとも感じたので、難しいなと思いました」と語ると、「二度とやらないでください。どんどんアイドルとかね、タレントが、芸人たちの仕事を食いつぶしていくんですよ!」と再び怒りモードの佐藤。

しかし、渡辺が「笑いが取れた時って、すごい幸せな気分になれるし、ファンのみなさんの笑顔を見ることってすごく幸せなこと。『ワラチャン!』に挑戦するみなさんも、ぜひ爆笑を起こして、会場を幸せに包んで欲しいです」と語ると、佐藤は「まったく同意見だよね」と態度を豹変。
それどころか、渡辺から握手を求められた佐藤は、「カメラがまわって緊張してるから、手がべちょべちょだけど(笑)」とデレデレの様子で、釣られてしまったのかもしれません。

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さて、NMB48には『ワラチャン!』出場資格である20歳以下のメンバーが多数在籍しているので、黒瀬からエントリーを促されると、山本は「お笑い好きなメンバーがいっぱいいて、ギャガーもいるんで、参加したい子もいると思いますよ」とNMB48からのエントリーもほのめかせていました。

「もし『ワラチャン!』にエントリーして優勝したら、奨学金の200万円の使い道は?」という記者からの質問には、「劇場に酸素カプセル」(山本)、「生活費としてお母さんにプレゼント」(渡辺)、「ハムスター1匹とケージ。2年間くらいしか生きないんですけどね」(小笠原)、「劇場にトイレが少ないので、トイレを増やしたい」(岸野)、「ひとまず温泉。家族を連れていこうかなと」(小谷)と、それぞれ個性的な返答。
NMBと一触即発だった(?)パンクブーブーも、最後は兄貴分のように、暖かく相槌を打っていました。

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※上段左から、佐藤哲夫、黒瀬純(以上、パンクブーブー)
下段左から、岸野里香、渡辺美優紀、山本彩、小笠原茉由、小谷里歩(以上、NMB48)

なお、『ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦』の参加者締切りは、3月31日(日)まで。
各地での2次予選を経て、準決勝はルミネtheよしもと(東京)と、なんばグランド花月(大阪)、決勝は12月に生放送で行われる予定です。

応募要項、2次予選の会場などの詳細は、番組公式サイト(http://www.ntv.co.jp/warachan/)でご確認ください。
パンクブーブーの動画はこちら : http://ynn.jp/u/483/

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