香川県観音寺市出身のたいぞうが「観音寺市ふるさと応援大使」に就任!
カラフルな色使いが印象的な、ポップでキュートな絵を描くことでも知られるタレントのたいぞうが、自身の出身地である香川県観音寺市の「観音寺市ふるさと応援大使」に任命され、7月17日(水)に委嘱式が行われました。
香川県の西端に位置する観音寺市は、おだやかな瀬戸内海に面し、緑豊かな阿讃の山並みを臨み、その間をゆったりと流れる川や平野を有する、光と緑にあふれる都市として知られています。
また、3年に一度開かれる、アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の会場ともなっており、今年はその開催年ということで、「観音寺市ふるさと応援大使」として地元をさらに盛り上げるべく、観音寺商店街連合会とまちなか活性プロジェクトチームRe:born.Kのご協力のもと、観音寺市では初の個展「たいぞう観音寺ふるさと凱旋絵画展『僕の性格のプロフィール』」が7月28日(日)~8月11日(日)、観音寺市のshere station Kで開かれることも決定しました。
「観音寺市ふるさと応援大使」委嘱式では、白川晴司観音寺市長をはじめ、観音寺商工会議所 会頭・河田正行氏、観音寺市観光協会 会長・島 一氏、中州本通商店街振興組合 専務理事・竹内勉氏、よしもとクリエイティブ・エージェンシー 代表取締役副社長・泉正隆、たいぞう、そして観音寺市のマスコットキャラクター・銭形くんが出席、委嘱状や記念品の贈呈などが行われました。
観音寺市を宣伝してもらうために設置された「観音寺市ふるさと応援大使」。PRには当市出身のたいぞうが最適ではないかということで白羽の矢が立ったそうで、「この委嘱式を機に、もっともっと観音寺市をアピールできるよう、街が発展するよう一丸となって頑張ってまいりたいと思っておりますので、ぜひともご協力を賜りますようお願いいたします!」と白川観音寺市よりご挨拶がありました。委嘱式では、委嘱状と「観音寺市ふるさと応援大使」の名刺、観音寺市の観光名所である「寛永通宝」を模った和菓子が贈呈されました。
この任務を受け、「地元香川でこんな大使をさせてもらえるなんて、うれしい限りです」とたいぞう。また、芸人を目指したきっかけも地元にあるそうで、そんなエピソードも交えながらの感想を述べました。
「僕はどっちかというと頭が悪い方で勉強もできなくて、親の方が芸人タイプというか…。親は観音寺市で『へのへのうどん』といううどん屋をやっていまして、僕はその親を何とか見返したいという気持ちでよしもとに入りました。そしてよしもとに入って漫才とか新喜劇をやりまして、今こうして絵もやっています。今の自分を超えたい思いもあったので、この機会にもっと自分の力を発揮できたらいいなと思います」。
ちなみに、“芸人タイプ”というたいぞうのお父さんですが、近年は年齢的なこともあって「うどん屋をたたもうかな」とずっと言っていたそうです。が、「観音寺市ふるさと応援大使」任命の報せを受け、たいぞうの元へ電話があったとのこと。「俺、やるわ。続けるわ! お前からパワーもらったわ!」と経営への意欲を燃やしていたそうです。
そして、たいぞうからはこのたびの絵画展のポスターやチラシに起用した新作絵画「時代」が市長へと手渡されました。2頭の象を中心に描いた「時代」は、左のマンモスが香川県時代、右の象が大阪にいる現在の自分を表しているそうで、それぞれの長い鼻を通じて、過去から現在へ、香川から大阪へ自在に行ったり来たりしている様を描いているとのこと。
「いずれ僕も観音寺市に戻ると思います。やっぱり生まれ育ったところなので。そうなればいいかなと思ってます。でもまだ僕は39歳なので、まだ先かな。もっともっと飛躍して、それを手土産に戻りたいという気持ちもあるので、もう1回、(大阪で)頑張りたいなと思います」と絵に込めた意味を語りました。
7月28日(日)より観音寺市のshere station Kで開かれる「たいぞう観音寺ふるさと凱旋絵画展『僕の性格のプロフィール』」ですが、作品はすべて新作、出品数は20~25点を予定しています。また、キャンバスのほか、今年から取り組んでいる絵皿も出品する予定です。
個展と同時期に開かれる子どもたちを対象にしたワークショップでは、たいぞうのアドバイスによる絵画教室、塗り絵、インタビューを取り入れた絵の制作という3本を予定。現在たいぞうは、大阪市生野区で子どもたちに絵画教室を開いており、そこでの経験もこのワークショップに生かされているのだとか。
「絵画教室でも塗り絵をしているのですが、塗り絵は僕の下絵に色を塗ってもらうというものなんです。でも、子どもたちは色を塗るだけでもちゃんと意味を持っているんですね。そのことに僕もびっくりしまして、勉強にもなります」
また、インタビューを取り入れた制作では、若いころの苦い思い出がヒントになってるとか…。
「芸人として体験モノのロケにも行かせてもらっていますが、若い頃はギャラも安いし、何やねんって思ってたんです。デビューしたときなんて『こんなんしたくないわ』って。そしたら当時、ディレクターに怒られて。『ロケにならんやないか』と。そのディレクターさんは『その人をもっと知りなさい、好きになれ。感じなさい』と。取材対象を知って好きになったら、もっともっと質問も出てきて、ロケの幅が広がるということを教えてもらいました。その考えは今、僕の絵にも表れています。今回はそのことを生かして、子どもたちと取材に行って、そこで感じたものを絵にしてもらおうかなと考えています」
「観音寺市の人はおとなしくて、地元が好きな感じですね。それが一番の良さです。あと、海の食べ物がうまい。帰ったら絶対海のものを勧められます。いりことかね。いりこはうまいですね。そのおかげで危険なロケをしても怪我しませんでした!ありがたいですね」と、最後は観音寺市民の穏やかな人柄と豊富な海の幸をPRしてもらいました。
これから「観音寺市ふるさと応援大使」として地元を盛り上げてゆくたいぞう。その第一弾の個展とワークショップがこの夏の目玉企画でもあります。帰省の折や、観音寺市のお近くに行かれた際は、観光もかねてぜひ、たいぞうが初めて地元で開く個展に足をお運びください!
「たいぞう観音寺ふるさと凱旋絵画展『僕の性格のプロフィール』」
【開催期間】7月28日(日)~8月11日(日)11:00~19:00
【会場】「shere station K」観音寺市観音寺町甲1171-7
※入場無料
★たいぞう参加によるワークショップ
7月27日(土)13:00集合 13:30開始 【会場】駅前自治会館
8月4日(日) 13:00集合 13:30開始 【会場】大正橋プラザ
8月10日(土) 13:00集合 13:30開始 【会場】駅前自治会館
各日定員20名程度。
お問い合わせ先:中州本通商店街振興組合 和光補聴器0875-25-5717/よしもとクリエイティブ・エージェンシー四国事務所089-931-3350
【たいぞう】