ロバート・馬場の料理本刊行会見で、相方・秋山&山本の不満爆発!?
12月17日(火)、都内にて『ロバート馬場ちゃんの毎日毎日おいしい本』の刊行会見が開かれ、著者であるロバート・馬場裕之、そして相方の秋山竜次、山本博が出席しました。
昨今、“料理のうまい芸人”として注目を集め、TBS系列で放送中の『さんまのスーパーからくりTV』の料理コーナーも大反響を得ている馬場。同著では、“ゆずこしょう”や“ラー油”など一度つくれば毎日食べられる保存食や調味料をつかった料理など、簡単に完成させられる飽きのこないレシピが58品紹介しています。
「実は、ロバートで初めての本。ネタ書かない僕が、まさか本が出せるとは思っていなかったので嬉しいですね」と素直に喜ぶ馬場。さらに、「出汁の旨味を引き立てて、塩分控えめのやさしい料理を心がけてつくっています」と料理へのこだわりを説明します。同会見前には、取材陣に「キノコだしの白菜スープ」と「じんだ煮(いわしのぬか炊き)」が振る舞われたのですが、みなさん美味しいと絶賛していました。
馬場は「自分で食べるためにつくっていた料理を究めていったら、こんな感じになった」と料理にハマったきっかけを。今田耕司のホームパーティでは料理担当を務めており、水炊きをスープからつくったところ、「店やん!」と誉められたんだとか。その腕の確かさを、今度は明石家さんまに今田が伝え、馬場は漬け物を持参。すると、さんまが「おいしい!」と絶賛し、上記の番組出演を果たしたそうです。
小さい頃から興味があったようで、小学生の頃、好きでたくさんかけたいという理由でタバスコをつくったこともあったとか。「たくさん食べたい!」という食欲から、いかの塩辛も自分でつくってしまうほど。同著でも塩辛を使ったレシピも紹介されています。
料理について気持ち良く語っていた馬場の元へ、相方2人が登場します。
「芸人としての順序ってあるでしょ! 自分の面白さを出さずに、料理本? 優しい顔して……変な顔もせずに!」とかなり立腹している秋山。「俺は一生懸命ネタも書いてるのに。悔しくてしょうがない! こいつは、養成所時代からのネタ帳まだ使ってるんですよ。15年間一緒ですよ? ケータイのメモにも普通、芸人なら面白いエピソードを入れるはずなのに、見たらバルサミコ酢とかルッコラとかの画像メモが出て来て……もう芸人やめろ!」とまくしたてます。
「だって、いつまでお笑いできるかわからないじゃない?」と何気なく言った馬場のこの一言に、さらにカチンと来た秋山。「芸人だから食いつかれてるの! ロバートというブランドがあるから、本が出せてるんだよ! ロバート取ったらどうなるんだよ。背の高いひょろ長いただの男じゃないか!」と責められると、「たしかに。いま言われてハッとしました」と平謝りの馬場です。
その後も、秋山の怒りはいっこうにおさまらず。「単独ライブとソロライブ、今年は2回もやらせてもらって、準備期間はそれぞれ2~3ヶ月かかっていた。でも、こいつはこの本のことばかり考えてたんだと思うと、腹が立つ!」とキッパリ。「単独の稽古中、炊き込みご飯をおにぎりにして持っていったら、怒られたんですよ~」と嘆く馬場に、「覚えなきゃいけないものを覚えてないのに、炊き込みご飯つくる時間ないでしょ?」と責めつつも、「でも、その炊き込みご飯がうまいから余計、腹が立つ! 今日のも食べましたけど、じんだ煮なんて母ちゃんのヤツより優しかったよ!」と。料理の腕前は認めているようです。
会見には多くの報道陣が集まっていたのですが、「俺ら、この前DVD出したばかりでしょ?」と切り出す秋山。「そういえば、そうだった」と笑う馬場に、「そういえば? 数週間前のことでしょ? DVD発売イベントより、集まってる記者の人が多いってなんだよ!」と嘆いていました。
「山本さん、秋山さんに合う料理ってどんなものですか?」という質問に、馬場は「まず、博は顔色が悪いんで、血行がよくなるショウガを使った料理を食べてほしいですね」とアドバイス。言われた当人の山本は、なんとも言えない表情を浮かべます。続けて、「秋山は太りすぎだから、白米を五穀米に……」と話している最中に、声を枯らしてしまう馬場。「こんなにしゃべることが普段ないから!」と秋山にツッコまれつつも、「白米を五穀米に代えて、量は食べたいと思うからハンバーグに豆腐を混ぜるとかしてほしい。体に気を付けてほしい」と気遣っていました。
馬場はさらに、秋山の今年産まれた子どもに自らのつくった離乳食を食べさせようと、ミルサーを購入したことも明らかに。「え? 離乳食?」と驚くのは、相方2人。「嫁の仕事なくなるわ! しかも、馬場の飯で育った子どもなんて嫌だよ!」と拒否する秋山。さらに、「お正月も忙しいし、奥さんも子どもが産まれたばかりで大変でしょう?(おせち料理を)つくりに行くよ」と申し出るも、「来なくていいよ!」と全力で断られていました。
将来的には「1日1組限定のお店とか出したい」と笑顔を見せる馬場。「今後はあご出汁を自分でつくってみたいですね。飛び魚を獲るところからやりたい」と料理への探究心をいっそうふくらませるも、秋山に「そんな時間ねーよ! バァーカ!」と一蹴されてしまいます。が、馬場のつくった料理は相当おいしいようで、フォトセッション時に出された料理も「優しいんだよな! 味が!」と言いながら、がっつく秋山でした。
そんなフォトセッション時にも、ちゃっかりと下のほうにDVDを出して謙虚なアピールを続ける山本。ニュースセンター用に、きっちりとアピールした写真を撮らせていただきました!
●書籍情報
ロバート馬場ちゃんの毎日毎日おいしい本
定価:1300円(税抜)
発行:株式会社KADOKAWA
●DVD情報
ロバートベストコント作品集1998-2013
定価:2800円(税抜)
商品番号:YRBN-90648
収録時間:本編187分+特典映像47分
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【ロバート】