桂あやめが香芝市ふたかみ文化センター名誉館長に就任!奈良県・香芝市長を表敬訪問
今年4月から、吉本興業が香芝市ふたかみ文化センターの指定管理者となり、「女性目線で楽しめる企画」「元気な女性が集まる場所」を目指したさまざまなプロデュースを行っていくことになりました。それにともない、OLやおばちゃんなど身近な女性を主人公にした創作落語で知られる桂あやめが、このたび名誉館長に就任! 独自の視点を生かし、同センターをよりホットなスポットにすべく盛り上げていきます。6月6日(金)には、あやめが香芝市の吉田弘明市長を表敬訪問し、就任のご挨拶を。奈良県3代目住みます芸人のゆりやんレトリィバァも応援にかけつけ、女性芸人パワーによる香芝市への貢献を誓いました。
吉田市長と対面したあやめは「よろしくお願いします」と固い握手! 吉田市長はかつて百貨店に勤務していた頃、花枝時代のあやめと何度か一緒に仕事をしたことがあるそうで「20数年ぶりにお会いできて、感慨無量です」とニッコリ。香芝の街は、市制になる前から人口がずっと伸びており、働き盛りの子育て世代の方が非常に多い地域であることから、「今回の試みはぴったり」と期待を寄せました。
あやめは自身の経験を振り返り、「私も子どもが小さい頃は、なかなか外に出られなかった。そういう人たちが、ここ(文化センター)に来たら面白いことがあるとか、情報が得られるとか…そんな面白いことができたらいいなと思っている」とコメント。具体的な案もあたためているようで、「女芸人のカルチャー(教室)というか、パワーをそのままお伝えする催しもやりたい。それもひとつじゃなく、これを習っている人とあれを習っている人が仲良くなって、最後は集大成の文化祭みたいなものをやれたら。やはり発表の場がないとなかなか続かないので…」と、アイデアが止まりません。これを聞いた吉田市長は、「奈良は、東京に次いで文化的な習い事をされる人が多いというデータもある。香芝市でもいろんな団体が活動されているので、さらにそれをリードしてもらえればありがたい」と、あやめを激励しました。
既にお披露目公演として、「〜香芝市民のみなさん、こんにちは〜ウチら陽気なカシバし娘!」(8月31日/香芝市ふたかみ文化センター市民ホール)と題したイベントの開催が決まっていますが、この“カシバし娘”というネーミングも吉田市長は大絶賛。あやめ曰く「香芝市に、女性が集まってきてワーワー言うてるというところから、フッと浮かんだ」とのことで、「もちろん、かしまし娘師匠のパクリなんですけど(笑)。師匠は皆さん、女の人生もちゃんとしながら芸人を続けている、リスペクトすべき先輩。それを使わせていただいた。お会いできたら、『すんません、こんなんやってます』とお伝えしたいところなんですけど」と、フレーズに込めた思いを明かしていました。
この後の質疑応答で、あやめの名誉館長就任について感想を求められた吉田市長は、「心からうれしく思っています。先ほども言ったとおり、香芝の街は本当に若い街で、子育て世代、働く女性がかなり多い。そういった若い人たちを元気づけるためのイベント、エンターテインメントいっぱいの運営に期待しています」と回答。一方のあやめは、「今、女芸人はみんなすごくパワフルで、男の芸人さんよりもたくましい。私だけでなく、そんなメンバーみんなでこの街にやって来て、パワーをお伝えしたいし、この街にもそういうパワフルな女性がいっぱいいると思うので、みんなで集まって、いつも笑い声が聞こえている場所にしたいですね」と意気込みます。
前出の“カシバし娘”というフレーズについては、「女3人寄ったらかしましいと言われるところを、もっとたくさんの人がドッと寄ったらどんだけかしましいねん!という。かしましいを何乗かしたら“カシバしい”、そんな新たな言葉が定着したらいいなと思います」と密かな野望(?)も。大先輩の言葉に頷いていたゆりやんレトリィバァも、「私も(あやめの)おしとやかで元気でパワフルな力をいただいて、楽しく元気な地域になるお手伝いができたらいいなと思っております。あと、先ほど市長さんに名刺をいただいたら、お名前が私の伯父とまったく同じだったので、さらにうれしくなりました(笑)」と、笑いを交えつつ、やる気を燃やしていました。
あやめを筆頭に、女性芸人たちの芸とパワーが、香芝市の皆さんと出会い、どんな化学反応を起こすのか!? 同センターの今後の取り組みに、どうぞご注目ください!
【桂あやめ】【ゆりやんレトリィバァ】