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2015年7月

ピース又吉がAGF「煎(せん)」×京都・錦市場コラボ企画をPR!和服姿で"日本のコーヒー"に舌鼓

AGFからこの秋、新発売されるコーヒー「煎」が、京都・錦市場とのコラボレーション企画を実施することとなり、7月13日(月)、記者会見が開催されました。日本の水に合うよう選び抜かれた豆から、こだわりの焙煎でその特長を存分に引き出し、気高く繊細な香り、澄みきった味わいを感じさせる"日本のおいしいコーヒー"に仕上げた同商品。PRを担うのは、同社CMに出演中のピース又吉。この日は大正時代の文豪を思わせる和服姿で登場し、コーヒーへのこだわりなどを語りました。

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会場となったのは、錦市場で購入したおばんざいを持ち込んで食べられるイートイン店舗「京町家 錦上ル」。ここで7月14日(火)〜10月31日(土)、錦市場のわき水で淹れた特別なAGF「煎」が特製和菓子とともに提供されます(350円/税別)。会見の司会を担当するのは、錦市場そばにある銭湯・錦湯で間借り生活を送っている京都府住みます芸人の月亭太遊。まずは、AGF代表取締役専務執行役員の広原規之さんが挨拶を。カレーやラーメン、スパゲッティなど"日本の味"となった料理のひとつとしてコーヒーを挙げ、「日本の軟水でドリップコーヒーを淹れると、香りだけを吸い取り苦味などは吸わずに落ちる。香り高く後味がスッキリするんです」とその魅力を紹介。「煎」はそんな特長を究めた新ブランドで、「和菓子と最高にマッチするコーヒー」を目指し開発されたそうです。

続いて京都錦市場商店街振興組合理事長の宇津克美さんが、400年にのぼる錦市場の歴史を振り返りつつ、古くから市場を支えてきたわき水について説明。ご自身も毎日、和菓子とコーヒーを楽しんでいるそうで、自慢の水で淹れた「煎」は「日本の皆さんに合うコーヒーだと確信しています」と力を込めました。

ここでいよいよ、又吉が会場へ。テレビによく出演するようになってからは「変人ぶってると思われるとイヤなので」あまり着なくなりましたが、実は着物が大好きということで、着こなしも板についています。コーヒーは「めちゃくちゃ好き」で毎日飲んでおり、喫茶店のほか、自宅での執筆中も自ら淹れたコーヒーをお供にするほど。錦市場は先日、木村祐一のナビゲートで散策したばかりで、「すごく楽しかった。お店の人も声をかけてくださって」と、こちらも大いに気に入った様子でした。広原さんからは、「その人の印象で(コーヒーを)ブレンドしてプレゼントすることもあるんですよ。ぜひ、又吉さんのブレンドも作ってみたい」とうれしい言葉も!

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和気あいあいと話が弾むなか、試飲タイムに「煎」を持ってきたのはピスタチオのふたりです。又吉から「京都が似合わない」とツッコミを入れられつつも、負けじとボケを挟みながらコーヒーをサーブ。さて、そのお味は? 又吉は一口飲んで「とてもまろやかでおいしい」と絶賛。「400年の歴史があるお水で淹れているので、その頃の風景を思いながら飲むのもいい。本も開くとその時代、その場所に行けますが、コーヒーにももしかするとそういう一面があるかも」と感想を述べていました。

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また、今回のコラボ企画では、「京町家 錦上ル」2階に又吉がセレクトした本を試し読みできるスペースも設置。30冊の書籍が又吉からのコメントを添えて並んでいますので、「煎」を楽しんだ後はこちらで文学に浸ってみるのもオススメです。もちろん芥川賞候補になっている『火花』も「リストに入れた記憶はないんですが(笑)」揃っていますよ!

太遊から「本を読み慣れない人にオススメの一冊は?」と聞かれた又吉は、自身の著作である『第2図書係補佐』を挙げたほか、「僕がずっと好きだと言っている大宰(治)も読みやすい作品は多い。暗いイメージがあるが、『服装に就いて』など、読んでいくと笑えるものもあります」とアドバイス。一方、伊地知は「よく読むのは台本。あとはファッション誌ですね」と文学とはほど遠い回答。「文化人を目指して、これから勉強したい。兄さん、よろしくお願いします!」と又吉に教えを請うていました。

質疑応答では、又吉と京都の縁について質問が。大阪出身ながら京都と大阪を結ぶ京阪沿線で育ったため、京都にはよく出かけていたという又吉。「高校時代はお寺や神社をめぐったり。朱印帳を集めていました」と渋い趣味を明かします。なんとコンビ結成のきっかけも京都で、「相方(綾部)も京都が好きで、NSCで出会った時、僕が携帯に知恩院のストラップをつけてたことがしゃべるきっかけに。そんな綾部が今日、来れなかったことは本当に残念です」と話して笑わせていました。

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さらに、発表が4日後に迫った芥川賞についての質問も。当日は編集者やマネジャー、報道関係者などと結果を待つ予定ですが、「できればひとりでいた方が...。あかんかった時にどんな顔していいのかわからないので、今からそのシミュレーションをやっておきたい」と苦笑い。もちろんノミネートされたことはたいへんな喜びで、「すごい方々に自分の本が読まれる。緊張や怖さはあるが、楽しみでもあります」。肌で感じる反響も大きく、「これまで読んでみようと思わなかった方のなかにも手に取ってくださる方がおられたり、すごい賞なんだなと思います。純文学は自分の好きなジャンルでもあるし、好きな作家さんでこの賞をとっておられる方もたくさんいる。すごくうれしい」としみじみ語っていました。ちなみに発表当日、綾部は「脱毛の仕事が入っている」そうで立ち会うことができませんが、「すごく楽しみにしてくれています」とコンビ愛をのぞかせるコメントも飛び出していました。

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【ピース】【又吉直樹】【ピスタチオ】【月亭太遊】



2015年7月12日 (日)

『2015天神祭生中継』で西川きよしが12年連続、ハイヒールが3年連続で司会を担当!

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7月11日(土)、大阪天満宮内にある天満宮会館で、テレビ大阪『2015 天神祭生中継 千年の時を越え 未来へつなぐ熱き魂』の記者会見が行われました。

今年で34回目を迎える『天神祭生中継』では、今回も奉納花火と船渡御の様子を中心にその魅力を放送。そして本放送とは別に、祭り中継としても珍しい「マルチチャンネル放送」を実施。20台のカメラを駆使したそれぞれの中継地点からインパクトのある映像が楽しめます。祭りの臨場感と共に伝えるのが『千年の時を越え 未来へつなぐ熱き魂』。師匠から弟子へ、親から子へ受け継がれてきた伝統を独自の切り口で紹介するとのこと。

この日は、番組の司会を務める西川きよしとハイヒールが会見に出席。番組への意気込みと、天神祭の思い出を語りました。

12年連続で司会に抜擢された西川きよしは、「激動の芸能界で12年も司会をやらせていただくのは幸せなことです。皆さんが力を合わせ、ひとつになって作ってこられた番組です。僕も干支ひと回りということで、心新たにがんばらせていただきたいです」とご挨拶。また、"晴れ男"としても有名なきよしは「自分が出していただくようになってから、天神祭の日に雨が降ったことは一度もありません。これもうれしいなと思います」と語りました。

3年連続5回目の司会を務めるハイヒールは、まずリンゴからご挨拶。「3年目ということで、楽しませていただいております。実は他局の番組で花火の特集をやりまして、天神祭の奉納花火のことも勉強させていただきました。花火が見えるベストスポットは大阪城の天守閣だと聞いて、その話をテレビ大阪の方に話したら『本当のベストスポットはテレビ大阪の画面です』と。ですからぜひ皆さん、外で見られるのも楽しいと思いますが、テレビ大阪の番組で見る花火がいちばん美しいですのでぜひ家で見てください」とPR。毎年着る浴衣についても「毎年、いろんなテーマで皆それぞれ浴衣を選んでいますので、浴衣の柄も楽しんでいただけたら」と語りました。

モモコは「ほかの番組で教えていただいた花火の知識を『天神祭生中継』で思う存分披露できるはず。その番組は天神祭の頃には放送が終わっているので、生中継当日はよそで得た知識を専門家みたいにしゃべれると思います」と自信まんまん。

するときよしが「『たまや』ってどういう意味?」と質問。モモコは「当日に教えます!」と切りかえしていました。

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質疑応答では、12年連続で司会を務めているきよしに「もっとも心に残る思い出は?」との質問が。リンゴが「おととし、奥様からファックス来たとき、泣きはりましたよね」と暴露すると、きよしは「ヘレンが僕が仕事している姿を『天神祭生中継』で観て、ヘレンが『私たちはご飯食べて、冷たいものをいただきながら孫と一緒に見てますよ。この時間でも仕事中で大変ですね、がんばってください。パパへ』とファックスを送ってくれたんです。それを読みながら僕、泣いたんです。花火観ながら泣く司会者なんておりません(笑)」と語り、記者陣を沸かせていました。ほかにも「テレビ大阪の周辺に住んでらっしゃるマンションの方々へ向けて、僕が『テレビを見ている方、部屋の明かりを付けたり消したりしてもらえますか?』と呼びかけると本当に部屋の明かりが付いたり消えたりしているのが見えて、これも大阪ならではやなと思います。これもいい思い出」とふり返りました。「1年に一度、人間ドックに行っていますが、今年も元気ですので30回ぐらいは司会をやらせていただけると思います」とも。

また、「今年はマルチチャンネルで放送されるため、フルハイビジョンよりやや画質が落ちると聞きましたが、毎年、化粧を気にされているハイヒールのおふたりとしてはいかがですか?」という質問も。すかさずリンゴが「画質が落ちるのは大好きですね!」と語り、記者陣から笑いが。「毎年、モモコとふたりで照明さんに『鼻が飛んでもいいから照明を当てて!』と言ってますから、それを言わなくていいだけでもだいぶ助かります」と、毎年化粧に気を使っていることを明かしました。モモコは「この番組は1年で一番暑い仕事なので、化粧がとにかく溶けるんです。今年も化粧をしっかり濃くしようと思います」と意気込んでいました。

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『2015 天神祭生中継 千年の時を越え 未来へつなぐ熱き魂』

7月25日(土)18:59~20:54放送

テレビ大阪

【西川きよし】【ハイヒール】

池脇千鶴、「役作りで限界まで太った!!」 映画『きみはいい子』大ヒット公開記念 池脇千鶴×高橋和也×呉美保トークショー

7月11日(土)、東京・テアトル新宿にて、映画『きみはいい子』大ヒット公開記念&大・大絶賛スペシャル感謝企画として池脇千鶴×高橋和也×呉美保トークショーが開催され、池脇千鶴、高橋和也さん、呉美保監督が登壇しました。

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中脇初枝の同名小説を映画化した本作は、様々な悩みや問題を抱えながら生きる人々が、さまざまな局面で交差しながら、人と人とのつながりに光を見いだし、小さな一歩を踏み出すさまを映し出す群像劇。

呉監督の前作『そこのみにて光輝く』では、不倫カップルの男女として共演していた池脇と高橋さん。今回、前作とはうってかわって夫婦役での共演となったのは、呉監督いわく「(前作での)あの二人の終わり方がすごく心残りだったので、せめてと思って今回は夫婦になってもらった」という経緯があったそうで、「前作であんなに憎み合った2人が、まさか夫婦役で、人助けをするなんてねぇ......(笑)」と、高橋さんも楽しそうに話していました。

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池脇が「監督とも撮影前に話してたんです。高橋さんのあの太陽のような笑顔を"悪"じゃなくって"善"に使わなくちゃいけない、って(笑)」と話すと、呉監督も「そう。私、高橋さんのエクボが好きなんです。ただ、前作ではエクボがものすごく気持ち悪くって(笑)......まるでそのくぼみに吸い込まれていくような。だから今回はすごくチャーミングなエクボを見せたいと思ってこの役をお願いしました」と笑顔で語ります。


前作で悪役を演じた高橋さんは、「前作は悪魔で今回は天使。でも悪魔を演じる方がどちらかというと気は楽なんですよ。天使の方が気分的にはプレッシャーです」としながらも、障がいを持つ児童のクラスの先生という今回の役どころにやりがいを感じたそうで、実際に撮影前に特別支援学級に通っている子供たちと触れ合って、最初は途方に暮れたものの、徐々に仲間として認めてもらった経験を嬉しそうに語っていました。

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監督は衣装合わせが楽しかったそうで、「池脇さんのあの変貌ぶりというか......。いかにダサくするか。いやもう、色々着てもらいました」と嬉しそうに話します。

さらに池脇は、クランクイン前にプロデューサーから「太ってくれ」との指令を受けたそうで、「言うのは簡単でしょうよ(笑)。でもまだ前の現場で撮影をしているので『つながりがおかしくなる』って言ったんですけど、『そんなの関係ない』って言われて(笑)」(池脇)と不満をぶちまけます。しかし結局、言われた通り努力したそうで、「前の現場では、衣装がだんだんきつくなってくるのをごまかしながら撮影を進めていました」と明かすと、会場からも笑いが起こっていました。監督もその件については逐一報告を受けていたようで、撮影の合間合間に「池脇さん、今、焼肉食べてます!」などの情報が入ってきていたそう(笑)。最終的には「もうこれ以上太れません」と池脇が言うところまでいったんだとか。

トークショーも中盤にさしかかった頃、子役の話になったときに、池脇が実は今日、会場に池脇・高橋夫婦の子供、ひかる君役の佐々木実琴くんと、はなちゃん役の川村あやのちゃんが来ていることを話し、「こっちにくる?」と発言し、急遽2人の子供たちも登壇することに。

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なんでも、映画でひかるくんが話しているセリフは全部ひかるくん独自の言葉で、台本のセリフではなかったんだそう。そんなひかるくん役の佐々木実琴くんはなんでも思ったことを口にする天真爛漫さで常に現場を癒してくれていたそうですが、クランクアップの日、大変なシーンを撮っている最中に「なんで僕この役なの? こんな役、やりたくなかった」と言ったときだけは現場がシーンとなり、思わず監督も「いや、それ今言う?」と、大人げない返事をしてしまったと告白し、会場の笑いを誘っていました。

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●作品情報
『きみはいい子』
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テアトル新宿ほか大ヒット公開中!
原作:中脇初枝

監督:呉美保

脚本:高田亮

出演:高良健吾 尾野真千子 池脇千鶴 高橋和也 喜多道枝 黒川芽以 内田慈 松嶋亮太 加部亜門 富田靖子

公式HP http://iiko-movie.com/

(C)2015「きみはいい子」製作委員会   



【池脇千鶴】

2015年7月11日 (土)

月亭八光&宇都宮まきがとんぼりリバーウォークに登場!8月1日開催の「水都大阪2015オープニングイベント」をPR

道頓堀川開削400年を記念して、7月11日(土)・12日(日)の2日間にわたり行われる「大阪ミナミ400年祭本祭&にぎわいスクエア」に、月亭八光と宇都宮まきが登場! きたる8月1日(土)に開催される「水都大阪2015オープニングイベント」をPRしました。

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ふたりが出演したのは7月11日(土)、道頓堀川沿いの「とんぼりリバーウォーク」特設ステージ。大きな拍手に包まれてステージに上がると、さっそく告知スタートです。八光によると、今年は道頓堀川開削400年という記念すべき年にあたるため、大阪市・大阪府が一丸となって昨年以上の規模で「水都大阪ミナ!キタ!フェスティバル」と題したイベントの開催が決定。そのオープニングを飾る8月1日(土)のイベントでは、ここ「とんぼりリバーウォーク」を中心に、船などを駆使した賑やかなイベントが多数行われる予定だそうです。

ミナミは吉本の本拠地でもあることから、芸人たちも多数出演しますが、八光曰く「まきちゃんの出番はないです!」とのこと!? 先日NMB48を卒業したばかりの山田菜々や、吉本新喜劇の注目株・福本愛菜らフレッシュな女性陣が代わりに(?)出演すると聞き、宇都宮は悔しさを隠し切れません。一方の八光は出演しますが、「実は僕は前座で、本番は東野(幸治)さんが出ます」と自虐コメントで笑わせました(MCは東野と武内由紀子が担当)。

当日はBMXのショーやダブルダッチ(2本の縄を使って飛ぶなわとび)、道頓堀川では初となるウェイクボードなどの本格パフォーマンスが続々。さらにアーティスト・ヤノベケンジさんが手がけたラッキードラゴンが登場し、激しく水を噴射するなど、エンターテインメント満載で盛り上げます。

この日は同イベントの雰囲気をひと足早く楽しんでもらおうと、2組がステージへ。まずは吉本を代表し、もりやすバンバンビガロが爆笑芸を繰り広げます。リンゴを食べながらのジャグリングやボールを使った芸などで沸かせた後は、なんと刀で自らの首を貫くというスリル満点のパフォーマンスを見せつけました。

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続いて登場したのは、BMXプロライダーの田中光太郎さん。BMXを自在に操りながらアクロバティックなライドを次々と披露していきます。なんと八光&宇都宮を地面に寝かせ、その上を飛び越えるという驚愕のパフォーマンスも! 締めくくりには軽やかな連続ターンを決め、大きな拍手を浴びました。

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最後はもうひとつの注目イベントである「THE舶来寄席2015 autumn」(9月4日〜27日/なんばグランド花月)も紹介しつつ、「まずは8月1日をお楽しみに!」と改めて呼びかけたふたり。暑い大阪の夏をさらにアツくする注目イベントを、どうぞお見逃しなく!

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【月亭八光】【宇都宮まき】【もりやすバンバンビガロ】



8.6秒バズーカーのペーパークラフトが「ラッスンゴレライ!」と叫ぶ? ボイスクラフト「8.6秒バズーカー」販売!

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株式会社サクセスは、2015年7月10日(金)より、8.6秒バズーカーの声がでるペーパークラフト、ボイスクラフト「8.6秒バズーカー」の販売を開始!

「ボイスクラフト」とは、 AR(拡張現実)アプリとペーパークラフトが融合した"次世代ペーパークラフト"。
組み立てたペーパークラフトに、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすと、キャラクターの声や歌が楽しめます。キャラクターの有名なフレーズや決め台詞が聞けることはもちろん、ミニゲームなどのデジタルコンテンツも用意されています。

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「ボイスクラフト」のデザイン・設計を担当するのは、ペーパークラフト界の巨匠AJIN氏(http://ajin.work/)。
AJIN氏はこれまで「タイム誌」、「コスモポリタン誌」といった雑誌のカバーイラストのアートワークを手掛けた他、TVチャンピオン「ペーパークラフト王」のグランドチャンピオンにも輝いたペーパークラフトデザインの第一人者です。

本商品は、全国各地のよしもとの劇場、よしもとグッズショップ、キャラクターグッズ販売の「とらのあな」、アマゾンなどのネット通販でも販売いたします。


▼商品詳細
本体販売価格 1,500円(税別)
専用アプリ(スマートフォン対応)※ダウンロード無料
http://mg.success-corp.co.jp/homes/more/type:5

<主な取扱い予定店舗>
【関東】
ルミネtheよしもと 「よしもとテレビ通り新宿店」
ヨシモト∞ホール 「よしもとテレビ通り渋谷店」
神保町花月 グッズ売場
とらのあな 新宿店A
大宮ラクーンよしもと劇場 グッズ売場
よしもと幕張イオンモール劇場 グッズ売場
沼津ラクーンよしもと劇場 グッズ売場

【関西】
なんばグランド花月 「よしもとテレビ通りNGK店」
「よしもとたのむワ買うてぇ屋 道頓堀店」
とらのあな なんば店A
とらのあな なんば店B
とらのあな 梅田店

【ネット販売】
よしもとグッズショップ http://yoshimotoclub.jp/
とらのあな WEB サイト http://www.toranoana.jp/index.html
ボイスクラフト公式サイト http://mg.success-corp.co.jp/homes/more/type:5

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【8.6秒バズーカー】

よしもと27組が新たにYouTuberに!目指せ登録者10万人!!

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よしもと所属のオンラインタレント・クリエイターの発掘・育成プラットフォーム「OmO(オモ)」[http://omo.jp.net]にて、今夏、新たによしもと芸人・タレントの27組が、YouTuberとしてよしもとYouTubeチャンネルをスタートさせました。現在、YouTuberとして138組がよしもとYouTubeチャンネルを開設しています。

2013年8月、よしもとに所属する芸人・タレント51組がYouTuberとしてよしもとYouTubeチャンネルをスタートさせ、自ら企画を考えながらコンテンツを定期的に配信しています。
鉄道好き芸人である鈴川絢子※のチャンネルでは、登録者数が約97,500人、総再生数は約6,750万回(7月8日時点)となっております。また、はいじぃは、2013年9月開催「YouTubeエンタメウィークフィナーレ!」で銀賞を受賞するなど、当初は無名であった面々も、オリジナリティある作品で人気を獲得しております。

※同チャンネルをきっかけに人気となり、書籍『鉄分多め。-関東編-』(ヨシモトブックス)を7月17日発売。

鈴川絢子 YouTubeチャンネル
http://www.youtube.com/user/suzukawaayako

「OmO」とは、
よしもとに所属する芸人やタレント、パフォーマーのほか、一般のYouTuberなどによる多数のチャンネルを展開し、お笑い、音楽、グルメなど、様々なエンタテインメントを提供しています。さらに、様々な企業とネットワークを築いているよしもとがプラットフォームとなることで、タレント・クリエイターと企業を結びつけたコラボレーション企画を展開して、お互いの価値を高めることをサポートしています。

2015年4月には、特別企画として、博多華丸・大吉がYouTuberとなって企業とともにコラボレーションを実施。最近では、ダンスユニット・エグスプロージョンによる
「踊る授業シリーズ『本能寺の変』(3月末公開)が1,220万回再生(7月8日時点)を突破して、瞬く間に人気を得ています。また、8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』は、2.845万回再生となっています。

エグスプロージョンチャンネル
https://www.youtube.com/user/eguofficial

― 新規よしもとYouTuber(東京所属)一覧 ―
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― 新規よしもとYouTuber(大阪所属)一覧 ―
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★よしもとYouTuber総再生回数ランキング(2015年7月7日集計)
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★よしもとYouTuber再生回数1位動画(2015年7月7日集計)
2,620,108回再生
ガリットチュウ・福島「ガリットチュウ福チャンネル」

【キスがしたい】超濃厚なディープキスをした!【ギンギン】
https://www.youtube.com/watch?v=jQLLCrCdm5U

※よしもとYouTubeチャンネル再生回数1位は、8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』

脚本・演出の家城啓之「愛情を受け取る夏のお話に」とコメント! 神保町花月400回記念公演『ナツテール』稽古場突撃!!

7月14日(火)~19日(日)に神保町花月で上演される舞台『ナツテール』。神保町花月の400回記念公演でもある本公演の脚本・演出を担当するのは家城啓之(マンボウやしろ)。本番5日前となる7月9日(木)の稽古場を直撃し、家城と出演者である犬の心のおふたりに話を伺いました。
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(左:家城啓之、中:犬の心・押見泰憲、右:犬の心・いけや賢二)

まずは稽古を見学。ほとんどストップすることなく通し稽古が進んでいくため、まるで本番を見ているような気分に......。
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そんな中、アドリブ(であろうと思われる部分)の箇所では思わず笑いが漏れたり、小声で誰かのツッコミが入ったりと、和気あいあいな雰囲気になることも。本番さながらの緊張感と、やわらかい雰囲気が同時に感じられる稽古場でした。
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通し稽古が終わると、家城からいくつか修正の指摘が。みんな真剣な表情で聞き入ります。しかし、この日はこれで終了。修正箇所の確認は、後日改めて行われるようです。
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稽古終了後、家城と、出演者である犬の心(押見泰憲・いけや賢二)の3人にお話を伺いました。

――『ナツテール』とはどんな作品なのか、まず家城さんに伺いたいのですが。

家城 夏の話ですね。物語は特にないんですけど、観た人が「夏」と「愛情」のふたつを持って帰ってくれたらいいなというのがテーマです。全編夏がテーマのオムニバスコントというか。

――なぜこういった話をやろうと?

家城 最初、普通の話を考えてたんですけど、なんか面白くないなって思ったのと、今回、神保町花月の400回記念公演なので今まであんまりやってなかったんですけど、お客さんのことだけを考えて作ってみようかなと思って。せっかく来てくれたんだから、お客さんになにか持って帰ってもらおうと思ったときに、公演が夏のはじまりの時期なんで「今年の夏は遊ぶぞ!」とか「今年の夏は楽しみだなぁ」と思えるようなものがいいなって。あと、「子供の頃愛されてたなぁ」とか、これから子供を欲しいと思ってる方が「子供ってかわいいなぁ」って思えるような、そういう愛情を受け取ってこの夏が有意義なものになるようなものを作れたらなと。だから年代もそんなに絞りきらないように、場所もどこかわからないようにしていて。観に来た人が世代も出身もバラバラだと思うんで、大ざっぱな「日本人の夏」みたいなものを中心に、話と単語を集めた感じにしました。

――脚本とキャスティング、どちらが先なんですか?

家城 キャスティングです。ホントは全然違う話をやろうと思ってキャスティングをしてたんですけど、話が変わってしまって。でもスケジュールは押さえちゃってたんで、キャストは変えずに作りました。

――稽古を拝見していると、アドリブの箇所があるように思ったんですが。

押見 ありますね。その部分は今、稽古でやっててもお客さんの前ではやってないので、何がウケるのかやってみないとわかんない部分があります。

いけや でも、用意していくと面白くないっていうか、ウケないんです。あと、"用意してた感"が出ちゃうのが恥ずかしいっていうのもあるんで、完全にアドリブですね。
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――初日まであと5日(註:取材日は7月9日)ですが、今現在の仕上がり具合は?

家城 7~8割ぐらいじゃないですか? ここから上げるのが大変そうですね。だから初日は7割ぐらいでいくと思いますけど(笑)。

――えっ(笑)?

家城 「時間かかりそうだな」って今日の稽古見て思ったから。
いけや やればやるほどよくなるのはわかるんですけど、時間との兼ね合いもあるんですよね。
家城 だから要所だけやるかもしれないですね。どうしてもここはこのテンポでやろうかみたいなところを5カ所くらい本番までにやれたらいいかなと思ってます。

――稽古中、印象深かったエピソードはありますか?

いけや 僕だけが仕事で稽古に参加できなかった日に、僕の代役を山田くん(いまさらジャンプ・山田裕磨)がやったらしいんですけど、僕の声にすごく似てるっていうのでみんなザワザワしたらしくて。もちろん、僕は見てないんですけど。
家城 2年目の20歳の子なんですけど、声も雰囲気も動きも似てて。もしかしたらすごい技術で似せにいったんじゃないかって(笑)。
押見 僕は深夜稽古があったんですけど、連絡ミスがあって休みだと思ってて。電車もなくなった時間になってから連絡が来てヤバイなと思ってタクシーで行ったんですよ。で、スタッフさんに「タクシー代いくらですか?」って聞かれたんですけど、「いい」って答えたんです。そのとき、"ああ、オレも4~5千円をいいですって言えるようになったか"と誇らしくなりました(笑)。
家城 (スタッフに向かって)絶対花月で払ってくださいね。そうしないと押見の中で"自腹を切った"っていう大義名分ができちゃうんで!
押見 (笑)。
家城 でも、その前日も稽古してて、次の日は全員稽古あるって僕言ったはずなんで、"押見さん稽古あるってわかってたはずだよなぁ"と思いながら、"でも押見さん、休みたかったんじゃないかな~"って(笑)。
押見 いや、そんなことないです。やしろさん、たまに声ちっちゃいんですよね!
家城 でも基本、みんな稽古は休もうとしますよ。
押見 そんなことないよ(笑)!
家城 僕、逆の立場だったら1日でも多く休みになれって思いますもん。


――タイトなスケジュールだと不安だったりしませんか?

家城 いやもうどんなにタイトであろうが、自分が出る側だったらいいんですよ。

――出る側と演出する側では違うと?

家城 演出は責任があるんですよ。劇場サイドと演者との間に入んなきゃいけない。演者は別に、演出家がだらしなかったりとか、たとえば稽古日が3日しかないとすると「いや、やれるわけないじゃないですか」なんて言っても許される。だからなるべく演者のときは「休みになれ」って思ってますね。もう間に合わなくてもいいから休みになれ、って(笑)。

――でも、役者さんの場合は不安に思う方もいるのでは?

いけや たぶん、芸人はなんとかなるって思う人が8割で、2割ぐらいはちゃんとしたい人なんじゃないですかね。役者さんはその数字がもしかしたら逆なのかもしれないですけど。家城さん(の作品)に関しては、昔はなんとなくで舞台に立ってることも結構多かったんです。それでだいぶ度胸がついちゃったんで、変な話、今日ぐらいの段階だったらもう舞台に立てますから。

――明日が初日だったとしても大丈夫ですか。

いけや たぶん飄々としてると思います(笑)。ただ、作品自体がいいものかと言ったら、それはよくないと思うんで、稽古した方がいいと思いますけど。
家城 まぁね。芸人は6~7割の仕上がりでも舞台に立つの、別に怖くないもんね。
いけや 怖くないです。で、やしろさんの作品に関しては、今までいっぱい出てきましたけど、あんまり内容を理解しないでいっちゃった方がいいなってあるときから決めて。だから今回もあんまり理解しないでやってて......。
家城 理解した方がいいよ(笑)。
いけや 理解しないでやった方が面白いんですよ。もちろん、やってほしいと言われたことはちゃんとやりますから、言われた通り。「なんでオレこんなことやんなきゃいけないんだろう」と思いながらやってますけど。

――やしろさんの作品に出演されてきたこれまでの経験から、それがいちばんだと。

いけや 理解しようとすると、よくわかんないところまで理解しなきゃいけなくなるんで、途中でめんどくさくなっちゃうんですよ。
家城 でも、理解した方がいいよ。
全員 (笑)。
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――演出家・家城さんは、犬の心のおふたりにとってどんな存在ですか?

押見 僕は長年色々出させてもらってるんで、「コレ大丈夫?」っていう心配があんまりないですね。他の初めての演出家さんとか脚本家さんの作品だと「コレ大丈夫なのかなぁ? ホントはこっちの方がいいんじゃないかなぁ」とか思うことがありますけど、自分が出させてもらって、お客さんの実際の反応を見てきて、実績があるので、そこに変な疑問はないですね。......とはいえ当たり外れもありますけど(笑)。
いけや 僕もホントそうですね。さっきも言いましたけど、「なんでこんなことやるんだろう」っていうのはあるんです。でも実際やってみるとウケるんですよ、絶対に。でもわかんないんですよ、正直(笑)。だからそこは深く知っちゃうとよくないなと思ってて。プレーに徹するというか。
押見 でもホントは理解した方がいいよ(笑)。

――では逆に、演出家・家城さんにとって、犬の心のおふたりはどんな役者さんですか?

家城 僕のやりたいニュアンスをすばやく理解してくれて、今回なんかは特にコントテイストのものが多いんで、ラクですね。これがもしちゃんとしたお芝居だったら話は変わってきますけど。ちゃんと説明して、どういう気持ちで立ってるとか、そういうところからお互い詰めていかなきゃいけないから。たぶん、まだそこまでやったことないよね。
押見 稽古日数が多いとかがあんまりないっすもんね。
家城 そうだね。
押見 間に合わせるのがまず第一、みたいな。よしもとで芸人やっててお芝居やるって、たぶんそういうことの繰り返しなんで、役者さんみたいにガッツリ稽古......っていう機会がそんなにないんです。
家城 ピクニックとかシューレスジョーとかと昨年、ずっと一緒にやってたときはそういう話したんですけどね。稽古が終わった後に稽古場でとか、その後ご飯食べに行ったりしたときにも「なんでここであのセリフなんだ」とか、「この主人公はこういうバックボーンがあって......」とか。

――犬の心のおふたりとはないんですか?

押見 稽古終わりに楽屋で1~2杯飲んだりくらいですかね。

――プライベートではあんまり交流はないんですか?

家城 いけやのほうがあるのかなぁ?
いけや なんだかんだ言って多いですよね。
家城 どっか遠くにみんなで行ったりとか。去年も山梨に行ったときにみんなでロッジに泊まったら、いけやが料理を20品くらい作ってくれて。おいしいんですよ。
いけや 味は自信ありますね。
家城 (押見に向かって)正月掃除してくれたもんね、ウチ。
押見 そうっすね(笑)。

――なんですか、それ?

押見 やしろさんの家で新年会があって。......まぁ、そのくらいですかね、思い出って(笑)。

――家城さんは今後やってみたいなと思うことはありますか? 芝居に限らず、本業でもいいんですけど。

家城 いっぱいありますけど、近々でやってみたいことといえば、もう2年ぐらい考えてるだけで外に出せてない「『あっちむいてホイ』の話」っていうのがあります。それはお芝居なのかマンガ(原作)なのか......。最終的には壮大な映画にしたいんですけど。

――それはまだ、頭の中にだけある物語なんですか?

家城 そうですそうです。でもちょっとだけ短いコントで、それこそいけやと押見にも出てもらったことがあって。
いけや ああ、ありましたね。
やしろ あれめちゃくちゃ長くなったのよ、いろいろ考えてて。

――どんな感じのお話なんですか?

家城 「あっちむいてホイ」が暴力の代わりに世の中を支配してるみたいな話です。前にコントでやってもらったのは「風」っていう流派で。他にも「鳥」とかいろんな流派があって。で、各派閥で代表が1人決まって、何十年に1回、その全派閥の代表が集まって試合があって、勝ったところの流派がいちばんこう、その後の20年間デカい顔ができる、みたいな。
押見 「NARUTO」みたいな話ですね。
家城 「NARUTO」みたいな話です(笑)。ひとつの流派で1作品作りたいですね。で、最後の決勝戦の部分を映画でやりたいです。去年の頭に、チーフマネージャーとか、よしもとの方5人に集まってもらってこの話をして「2016年ぐらいまでには形にしたい」って1時間くらい話したんですけど、全員、下向いてましたね。"コイツなに言ってんだろう?"みたいな感じで(笑)。
押見・いけや (爆笑)。

――じゃあ、実現にはまだ遠そうですか?

家城 いや、自分のがんばり次第で形になっていくと思います!

――では最後に、『ナツテール』をこれから観ようと思っている、よしもとニュースセンターをご覧の方々にメッセージをお願いします。

家城 "夏"と"愛情"を、ちょっとでもお客さんに......"出す"というより、元々、全部お客さんの中にあるものなんですけど。それが2015年の夏の間だけでも心の表面に出てくるような、そういう感じになってほしいので、ちょっと愛情不足、夏不足を感じている方は来てもらえたらいいなと思います。

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●公演情報
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ナツテール
脚本・演出:家城啓之 
出演:犬の心、ピクニック、シューレスジョー、ボーイフレンド、伊藤真奈美、
   森公平、山田裕磨(いまさらジャンプ)
会場:神保町花月
日程:7月14日(火)~17日(金)開場19時/開演19時30分
     18日(土)開場13時30分/開演14時、開場16時30分/開演17時 
     19日(日)開場12時30分/開演13時
料金:前売2500円/当日2800円
チケットよしもとにて発売中(なお、7月19日は完売)

※「マンボウトート」(500円)、「神保町銘菓 マンボウまんじゅう」(800円)などの公演記念グッズ販売もあり。



【犬の心】【ピクニック】【シューレスジョー】【ボーイフレンド】【伊藤真奈美】【森公平】【いまさらジャンプ】【山田裕磨】

よしもと芸人初! アジア3カ国ツアーを行ったCOWCOWに直撃インタビュー!

インドネシア語バージョンの「あたりまえ体操」が、動画サイトで500万回以上再生され、ツイッターフォロワーの約3割がインドネシア人であるなど、インドネシアで絶大な人気を博しているCOWCOW。そんなCOWCOWが、よしもと芸人では初となるインドネシアを含むアジア3国でのツアーを行いました。

今回訪れた国は、インドネシア、タイ、マレーシアの3国。インドネシアには何度も訪れているCOWCOWですが、タイ、マレーシアには初進出で、タイではタイ語、マレーシアでは英語でネタを披露したそう。また、4月に出発した各国の「住みますアジア芸人」にも再会し、さまざまな交流があったようです。

ツアーから帰国したばかりのCOWCOWのおふたりに、ツアーの感想や住みますアジア芸人との交流についてのお話を伺ってきました。

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COWCOW(左:多田健二、右:善し)

――最初に3カ国ツアーに行くことになったときは、どう感じましたか?

善し 驚きがない...っていったらなんなんですけど、インドネシアにはこれまで6回行ってますからね。だから今回、「え? アジアツアー行くの!?」って感じにはならなかったというか。

多田 「日本の活動、どうすんの?」っていう(笑)。「なんか、日本から出そうとしてる......」って。

――そんなことはないと思いますけど(笑)。でも、タイとマレーシアは初めてですよね。まずは最初に行った、今回で7回目となるインドネシアでの印象深かったできごとを教えてください。

多田 インドネシアでは、今まではインドネシア語のあたりまえ体操と、向こうの大統領・ジョコウィ(ジョコ・ウィドド大統領の通称)のモノマネをセットでやってきたんですね。で、ジョコウィ大統領は、僕が顔が似てるっていうので、選挙のときによくジョコウィ大統領が「salam dua jari(サラムドゥアジャリ。2番に入れてください、という意味のジョコウィの選挙時のスローガン)っていうことを言われていたみたいで、僕モノマネのときはいつも「サラムドゥアジャリ」って言ってまして。で、そこからちょっと発展して、「ジョコウィさん、ジャカルタに来られてどのくらいですか?」「ドゥア(※2という意味)」「いつまでいらっしゃるんですか?」「ドゥア」「ところでおいくつですか?」「ドゥア」みたいな、そういうやりとりをやるんですけど、それがいつも結構ウケるんですよ。しかもウケるプラスお客さんが一緒になって「ドゥアー!」ってやるんですね。で、「みんなドゥアって言うなぁ......」って思って。一緒にやって、一緒に笑うみたいな。そしたら相方が「ドゥアの歌を作ろうじゃないか」って。で、「ドゥアドゥアドゥ~アー」っていうネタを作って。日本でいうところの数え歌みたいなものなんですけど、今回インドネシア7回目で初の試みとして、そのネタを持って行ったんですね。

善し 童謡に近いような感じのもので。 

多田 最初はテレビでやらしてもらったんですけど、テレビは目の前にお客さんがいなかったので、反応がちょっとわからなくて。で、次の日屋外のレストランで食事をしてたら、30人ぐらいのインドネシアの小学生の団体がいて。なので、「あたりまえ体操知ってる?」って話しにいったんです。そしたら知ってるっていうから「あれ俺らやねんで」って言ったら「ウソや」っていうから、衣装に着替えにいったんです。着替えて小学生の前に現れたら「ホントだ!」ってなって。で、ちょっとだけやったんですよね、あたりまえ体操を。で、ジョコウィのモノマネもやって。で、せっかくやからこの「ドゥアドゥアドゥ~アー」もここでやろう、ってなったんです。そしたらちょうどそこはステージのあるレストランで、「せっかくやからステージでどうですか?」って言ってもらって、ステージでやって。そしたら子供たちは楽しそうにはしてるんですけど、どんな曲やろ?みたいな探る感じで。で、終わったんですけど、もしかしたらもう1回やったらもっとウケるんじゃないかって思って。で、2回やったら案の定みんな盛り上がってくれて。そしたら店員さんもお客さんおんのに「アンコール! アンコール!」って(笑)。で、小学生と店員さんと僕ら全員で「ドゥアドゥアドゥ~アー」を大盛り上がりでやって。それが印象深かったですね。

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――では次はタイでの思い出を。タイでは1日2回公演の「週末よしもと」というイベントに出演されたとか。

多田 そうなんです。普通に中川家さんとかも出てはるし、タイのお笑いの方も出てらっしゃって。600人くらいのキャパの会場なんですけど、タイには9万人ぐらい日本の方が住んでらっしゃるんで、2回の公演のチケットが30分で完売して。日本のお笑いに飢えている日本人の方がたくさんおられたみたいで(笑)。

善し お客さん全員日本の方なんで、普通に日本語でネタをやりました。

――外国なのにお客さんが全員日本人って、なんかシュールですね(笑)。

多田 そうですね。だから、逆にタイのコメディアンは結構アウェイでしたね(笑)。タイでは知らない人はいないぐらいのコメディアンの方も出てはったんですけど......いちばんアウェイやったんちゃうかな(笑)。

善し そこは求めてないというか。ほんまにずっと日本にいて、2~3年、今だけタイに来てるって感じの日本人の方が多かったと思うんで、そこまで現地の言葉が理解できないっていう人も多かったみたいですし。

――現地の大学(チュラロンコーン大学)で学生向けのライブもされたんですよね。

善し はい。こっちのライブのお客さんはオールタイ人なので、ネタもタイ語のあたりまえ体操を用意していったんです。あらかじめ、タイの住みます芸人のぼんちきよしくんと、ブンシリさんっていう日本在住のタイのコメディアンの方に、タイの「あたりまえ」を聞いて、それをちょっとアレンジして持って行って。

多田 タイの「あたりまえ体操」の、言ってみれば新ネタですよね。

善し それが予想以上にウケて。例えば、「雨が降ったらビニール袋をかぶる」とか、そういうやつなんです。「お酒飲んでドリアン食べたらオナカ痛くなる」みたいな。僕らわかんないじゃないですか、そんなん。それがボカーン!!ってウケて、ビックリしましたね。

多田 それは気持ちよかったです。

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――3カ国めのマレーシアはいかがでしたか?

多田 『One Mic Stand』っていうショーに出演したんです。 日本だと、若手芸人が出る劇場ぐらいの大きさで、いろんな国の方――マレーシア人はもちろん、カナダ人やアメリカ人のコメディアンとかも出演してて。みんな共通して英語でネタをやってるんです。で、出番が終わったコメディアンが客席の後ろで他の人のネタを見てるんですよね。

――ちょっとイヤですね(笑)。

多田 日本ではイヤなんですよ。でも、そのコメディアンたちがいちばん笑ってくれるんです。「ようこそ来てくれました。楽しんで帰ってくださいね」みたいな雰囲気で、いちばん大きな声で笑ってくれたりするんで、そこにすごく感動しましたね。

――そういうの、いいですね。国境を超えて、コメディアン同士通じ合うものがあるというか。

多田 そうなんですよ。リハーサルのときからずっと仲良くて、笑いが絶えない空間で。特にリーダー格の人がすごい率先して笑ってくれる人で......、僕らは「マレーシアの鶴瓶さん」って呼んでたんですけど(笑)。

――(笑)。それは見た目が似てるとか、そういうことなんですか?

多田 まぁ見た目は坊主頭でヒゲとかなんですけど、あったかみがあるといいますか。

――一緒に出演した中で衝撃を受けたコメディアンの方はいましたか? 

善し 英語やし、みんな厚切りジェイソンに見えてくるっていうか(笑)。しかもみんな衣装がTシャツとジーパンとかなんで、よくわかんないんですよね、誰が出演者で誰がお客さんなのか。

多田 見た目がいちばんヘンやったんは、タイのコメディアンの方でしたね。ムエタイのカッコして、目の周りを黒く塗ってるっていう。それであんまりウケてなかったのが面白かったですね(笑)。楽屋の真ん中にえらそうに座ってて、「あんなウケてなかったのにようえらそうに座れんな」って(笑)。

――(笑)。話は代わりますが、今回、4月から始まったプロジェクトの「アジア住みます芸人」の方々と2カ月ぶりの再会をされて、いかがでしたか? インドネシアとタイは3組ずつと、多いですよね。

多田 恵まれてるんですよね。だから日本語ばっかり仲間同士でしゃべってて、全然インドネシア語が上達しなくて。「おまえら、絶対日本語しゃべんな」とは言うときましたけど(笑)。

善し もちろんみんながんばってたんですけど、別れ際にね、「ほんまにおまえら、しゃべれなあかんぞ」って。で、日本の番組にも出てるんですけど、「それもいいけど、ほんまにやるべきことは、インドネシアで人気が出ることやし、人気が出なかったら日本の番組だって取りあげてくれへんぞ」って言ったらみんなしゅんとしてました(笑)。

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――住みます芸人の中で、印象深い方はいますか?

タイのあたりまえ体操のネタ作りにも協力してくれた、タイのぼんちきよしくんと3人で初めてネタをやったのが印象深かったですね。彼もすごく熱い文章をfacebookに上げてて。なぜかタイトルが「ブラマヨ小杉くんへ」みたいなタイトルでしたけど(笑)。

――なぜ(笑)?

善し 仲いいんですよね、同期で。で、(タイに)行く前にもふたりで飲みに行って熱いことを語り合ったみたいなんです。「今回ネタをやって、気づきました。やっぱり僕がやるのはお笑いです」って。

――でも、「住みますアジア芸人」に選ばれたことって、チャンスですよね。

善し いやこれ、チャンスどころじゃないですよ。激激チャンスですよ。今東京にいたって、芸人は埋もれちゃうんで。これだけ名前が出たり、テレビに出たりできるなんて、激激チャンスですよ。

多田 あと、エスディーきんじょうくん(※マレーシアの住みます芸人)が僕らと一緒にいた時間がいちばん長かったですね。なんかすごいグイグイくるヤツで、日本ではちょっとうっとおしいなと思ってたんですけど、マレーシアで会うとちょうどいいぐらいで。そのグイグイさがいいというか、海外に向いてるというか。元々英語ができるというのもあって、海外の人ともしゃべれるし。意外とこいつがいちばん順応してましたね。

――でもマレーシアの住みます芸人は1組だけだから、仲間もいないですよね。

多田 「日本語でしゃべんの、久しぶりですわ~」って言ってましたね。最初の仕事だけで一緒にいるのは終わりやったんですけど、「もっとついて行っていいですか?」って言われて。で、食事も来て、次の日も来る予定じゃなかったんですけど、「行っていいですか?」って聞かれて、ずっと一緒で。結局、僕らが飛行機乗るとこまでついてきて、でもなんかそのグイグイさが心地いいグイグイさやったな、って。帰るときもさみしそうで。「日本で会っても、もうそんな感じで来るなよ」とは言いましたけど(笑)。「日本はまた別やぞ」って。

――(笑)。ところで、自由時間はあったんですか? そこでなにかやりたいことができたりしましたか?

善し 特にやりたいこととかはなくって、情報もそんなになかったんで、現地に行って知る、みたいな。いつもそうなんですけどね。仕事内容の全部が現地に行って初めてわかる、みたいな(笑)。

――え、そうなんですか!?

善し そうなんです。もちろん行くことはわかってるから、事前にネタも用意していきますけど、番組なんかの打ち合わせも全部現地に着いてからなんで。

――じゃあ結構バタバタですね。

多田 そうなんですよ。こっちは結構バタバタなんですけどね、向こうがなんにもバタバタじゃないというか。

――それはお国柄的なことですか?

多田 そうですね。

――暑い国って、やっぱりのんびりなんですね。

多田 超のんびりですね。最初はイライラするというか......たとえば、日本だったらリハーサルはお客さんがいない状態でやるじゃないですか。でもインドネシアはお客さんを入れてリハーサルをするんですよね。だから、本番はお客さんにとって2回めになるんですけど、それは「笑ってください」というより、「リハーサルで覚えて、本番で一緒にやってください」っていうことなんですね。それを知らずにいたので、お客さん入ってるままでいきなりネタの音を流されて、「いやいや、ちょっと待って!」みたいな感じやったんです。で、「なんやねん、ここ」みたいな感じやったんですけど、実はそういう文化だっていうことを知ってからは、こっちももうなにも驚くこともイライラすることもなく(笑)、「向こうに合わせてやるしかないよな」って。

善し 何も決まってなく、何が起こるかもわからないって思ってないと、とんでもない目に遭うんで(笑)。用意していっても、それ以上のことも以下のこともあるよ、って。元々インドネシアでも『ダシャト』っていう、ずっと出させてもらってるテレビ番組があって、その番組への出演も予定されてたんですけど、ラマダン(断食月)の時期とかぶって、番組自体なくなってしまって。「なくなんのかい!」って(笑)。

――海外ならではのトラブルはありましたか?

多田 僕が、インドネシアから移動してタイに着いたときに体調を崩して、食事にも行けなくて、夜中ずっと震えながらもらった薬飲んで、水分とって、汗かいて......っていうのをしてて。で、翌朝まだ体調がすぐれないのでタイの病院に行って。で、熱はかったら36度6分だったんです。すごいちゃんと、自分で熱を下げられてた(笑)。

善し 僕もタイなんですけど、タイってタイ料理がめっちゃめちゃうまいんですよ、当たり前ですけど。日本で食べるタイ料理のトムヤムクンと全然違うんですよ。で、つい食べすぎまして、トムヤムクンで通風が発症してしまって。ピリピリって足が痛くなって、ちょいちょい腫れして......。ギリギリ、あたりまえ体操で歩けたっていう(笑)。

――あれがギリギリですか(笑)!? じゃあ、そのあとの食生活は気を遣いますね。

善し でもね、アジアの食って結構プリン体が多いものが多くて。だから結構たいへんでしたね。

――今後行ってみたい国はありますか?

善し どうせ行くなら僕はモンサンミッシェルとモアイ像ですね。モンサンミッシェルをバックにあたりまえ体操をやってみたい。「そんなとこでやってんのかい!」みたいなとこでやってみたいですね。ただやるんじゃなくて、もちろん現地の人にも伝わって、面白いと思ってもらえるようなネタをやりたいです。

――素敵ですね(笑)。多田さんは?

多田 僕はやっぱりハワイですね~。

――それは"旅行したい"ではなくて(笑)?

多田 いや決して旅行したいとかではなく、曲調もちょっとハワイアン風にして。で、まぁ、家族が住める戸建を用意してくれたら......全然ハワイに住みますね。

善し 誰でも住むわ! そんなん(笑)。

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【COWCOW】【多田健二】【善し】

河本、なだぎ、麒麟・川島ら「THE EMPTY STAGE」の秘話&意気込み動画解禁!

7月10日より、「THE EMPTY STAGE 2015 SUMMER」のスペシャルYouTube動画の配信がスタート!ワンマントークショー出演芸人に、2700が突撃インタビューをしています。

第1弾の動画に登場するのは、現在、東京・サンシャイン劇場にて上演されている舞台「うたかふぇ」に出演している次長課長・河本となだぎ武。突然2人の楽屋を訪れた河本となだぎのまさかの表情に仰天してしまいます。
また、なだぎは今回「THE EMPTY STAGE」初出演な上、同じチームのセブンbyセブン、イシバシハザマ、相席スタートとはこれまでほとんど絡んだことがないため不安な様子。インタビュアーの2700がなだぎに「THE EMPTY STAGE」の雰囲気を教える場面も。一方河本は、前回のワンマントークで起こったハプニングを告白。今回のワンマントークについても頭を巡らせます。
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第2弾の動画には、麒麟・川島、ピース綾部、千鳥・大悟が一緒に登場。こちらも前回のワンマントークを振り返るほか、今回のフライヤーに掲載されている各芸人たちの写真で大いに盛り上がります。最後は綾部が、とっておきのポーズで視聴者へメッセージを送っていますので、ぜひお見逃しなく。
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今後もYouTubeにて、陣内智則、サバンナ高橋、品川庄司・品川、ココリコ田中の動画を配信予定。
詳しくは「THE EMPTY STAGE」オフィシャルサイト、Facebook、Twitterにて確認を。
なお「THE EMPTY STAGE」のチケットは各プレイガイドにて発売中。
完売している公演もあるため、購入はお早めにどうぞ!

第一弾
http://youtu.be/k5EiGDB-hRU

第二弾
https://youtu.be/tdgiKQ9DVKw


「THE EMPTY STAGE」オフィシャルサイト
http://the-empty-stage.jp/

「THE EMPTY STAGE」オフィシャルFacebook
https://www.facebook.com/THE.EMPTY.STAGE

「THE EMPTY STAGE」オフィシャルTwitter
https://twitter.com/the_empty_stage


2015年7月10日 (金)

SALTY's 1st LIVE~塩顔たちは集うことにした〜

7月1日(水)、東京・ヨシモトホールにて『SALTY's 1st LIVE~塩顔たちは集うことにした〜』が開催されました。

東京よしもとの若手ランキングシステム『彩〜irodori〜East』に参戦している700組以上の芸人の中から、話題の"塩顔男子"な5人の芸人が集結した今回のライブ。何が起こるのか、全貌が明らかにされないまま迎えた当日、会場は立見のお客様もいるほどの満員です。

登場したSALTY'sは早速、オリジナルソング「ソルティードック」を熱唱。楽器の演奏もしているのかと目をこらしてみていると......激しいパフォーマンスを繰り返していたギタリストのギターが壊れるというハプニングが! も、おかしなメイクを施しているサクソフォニストは大学で学んだ技術を惜しげもなく披露すると、観客からはものすごい歓声が挙がりました。
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演奏後は自己紹介を。ボーカルの塩村(テゴネハンバーグ・松村)、ギターの塩澤(ピスタチオ・小澤)、ベースの塩野(アルドルフ・小野)、キーボードの塩添(相席スタート・山添)、サックスの塩チョ(西村ヒロチョ)と自らを名乗り、5人組のエアバンドだと説明します。
著名なエアバンドに影響を受けているのか、一人だけ、なぜか白塗りの塩チョ。塩ギツネというコンセプトだそうですが、当初はマンドリルの予定だったんだとか。塩顔ではないという理由からマスクをかぶるという話もありつつもサックスやフルートを演奏するため、メイクすることに。「しばらく考えたんだけど、なぜマンドリル?と思った」と言う塩チョに、塩村は「動物でいちばん塩顔だから」と説明しました。
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ここで"レジェンド・オブ・ソルティー"として、NON STYLE・石田が呼び込まれます。
一礼して迎えるメンバーに、戸惑いに満ちた表情で手をひらひらと振った石田は「のっけから言うのはなんなんですけど、苦手なタイプのライブ!!」と吐露。レジェントと呼ばれたことに対して「俺は塩っていうても岩っぽい。岩塩やから」と訂正しつつ、楽曲は「すごくいい」と誉めます。
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塩村から以前、このイベントへのオファーを受けたそうですが、「根本から、まず聞きますね。何がしたいんですか?」とメンバーに質問。塩添から「石田さんにはリコーダーとして入ってもらう案も出ていた」と説明されて、SALTY'sの決めポーズを一緒にやってみるも、「俺、めっちゃキライやん!」と発言します。
しかし、戸惑いながらもそれぞれに的確且つ丁寧な感想を伝える石田。「塩チョやっけ? エアなのに吹いたらあかんやん!」と言えば、塩村は「塩チョはがっつり吹いてます。エア=息でもあるので」と説明。「石田さん、一人ひとりのことをしっかり観てくれている。今後、プロデューサーに!」と塩澤が提案すると、客席から賛同する大きな拍手が起こるも「勘弁して。(Day of the legendとしてアーティスト活動をしている相方の)井上に憧れてるみたいになるやんか」と断固拒否していました。
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その後は"レジェンド・オブ・ソルティー"の石田に聞きたいことをぶつける面々。MCも石田に任せます。
SALTY'sの今後の目標として、武道館でのライブを挙げる塩添。「普通のイベントならルミネ(theよしもと)を目指すんでしょうけど、僕らは目の前のSHIBUYA CLUB QUATTROを目指してます」と真剣な表情で話す塩村に、石田は「リアルなことを言うたらライブ活動は知れているというか。だから、PVを撮ってしまえばいいんですよ」とアドバイス。「PVみたいなのがあったら、めちゃくちゃ宣伝してくれはりますか?」と詰め寄る塩村に、「そりゃあしますよ」と快諾します。
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「真っ白い衣装の替えは何着持っている?」という質問に「俺はほぼ毎日着てるから、上だけで20着、下だけで10着かな。その中でもルミネ用、営業用、大会用と分けている。古びてきたら、もう1着揃えればいいんちゃう?」と返答。「お酒が好きな石田さんが、人生史上いちばん美味しかったお酒はどんな状態で呑んだか?」という問いかけには、「やっぱり誰かと一緒に(イベントやネタを)つくるという苦楽をともにして呑みたい。やから、6割うまくいって、2割反省、3割完全にミスして"なんでこんなことやってしまったんや"くらいの割合の打ち上げが、いちばんうまい。大成功したときはただただ浮かれてるけど、どうせ呑むなら実のある時間やと思いたい!」と語ると、メンバーは感心しきりでした。
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また、「井上さんは何顔?」という問いに「えー......なんか......パクチー?」と答えると、会場大爆笑。「遊びやご飯に誘いやすい後輩は?」という質問には、「そうねぇ、(楽屋とかに)残ってくれてたら誘いやすい。あと、"今日このあと仕事ですか?"とか聞いてくれたら」と後輩からのお誘いを待っていることを告げると、「バンザーイ! 先輩すぎて、気楽にいっていいのかわからなかったんです」(塩添)とメンバー全員、大喜びでした。
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その後は、「これからの野望」についてもトーク。芸人らしい、ある意味ストイックな野望を含め、様々な質問を受け止めてくれた石田に、「勉強になりました」(塩村)と感謝するSALTY'sでした。
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最後に、オリジナルソング「好奇心の病」を披露。その後、スクリーンから流れた「ソルティードック』のPVには大きな歓声と拍手が起こりました。
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イベント終了後、ロビーでお客様をお見送りするSALTY's。"塩"対応で無表情もしくは微笑を浮かべながら「ありがとう」「また来てな」を繰り返すメンバーを、お客様は遠巻きに見つめながら会場をあとにしていました。
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PVの公開や次回の活動についてなどは今のところ未定ですが、現在「ケータイよしもと」では特集企画を配信中。塩顔ユニット・SALTY'sが今後どんな活動をしていくのか? ぜひとも注目してください!
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