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2015年11月

2015年11月15日 (日)

竹若、佐久間、インポッシブルらが"即興"ステージで魅了! 『THE EMPTY STAGE vol.2 IN SHIBUYA』レポート

10月29日(木)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『THE EMPTY STAGE vol.2 IN SHIBUYA』が開催されました。

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アメリカ最大級のコメディ集団『The Second City(セカンドシティ)』の即興コメディのメゾットを取り込んだイベント『THE EMPTY STAGE』(ジ・エンプティ・ステージ)。

そのタイトル通り、台本も小道具も衣装もない空っぽなステージで繰り広げられるエンタテイメントショーで、今回は「ONE-MAN TALK SHOW」(1人喋りショー)と「IMPROV SHOW featuring The Second City」(新ジャンルの即興コントショー)で構成し、もちろんシーンに合った曲を即興で演奏するMUSIC DIRECTORの鎌田雅人さんによる音楽もライブを彩りました。

開演時刻を迎えると、マシ・オカさん、板尾創路出演による映像が始まり、『THE EMPTY STAGE』の概要をわかりやく説明。

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その後、客席後方から本日MCを務めるあべこうじが登場すると、軽妙な語り口で挨拶し、TEAM Dのメンバーを呼び込みます。

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"チームチューリッパーズ"の愛称もあるTEAM Dのメンバーは、天狗(川田、横山)、ネルソンズ(青山、和田、岸)、エマ(佐々木、渡辺)という比較的フレッシュな顔ぶれからなり、まずは『バウンサー』からスタート。

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一人が高級クラブのバウンサー(用心棒)となり、入り口で客を止め、客は誰かになりきってヒントを小出しにし、バウンサーに自分が誰かを当てさせるという『THE EMPTY STAGE』で人気シーンのひとつです。
客席から来場者の正体(人物やモノなど)を募った結果、「鼻くそ」、「スチール缶」、「ティッシュ」、「消防士」、「吸血鬼」、「ダースベーダー」と決定し、バウンサー役の川田のもとを一人ずつ訪れますが、川田は誰だか見当つかず四苦八苦。

「ティッシュ」に扮した岸の「持ち運びタイプもあります」というヒントには、「プラズマクラスター様」と答えるなど、川田の誤答で笑いが起こります。
結局、佐々木の「スチール缶」だけ当てられずタイムアップに。

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続いてのシーンは、こちらも人気の『紙のセリフ』です。
事前に観客がセリフを記入した紙をポケットに入れ、即興芝居の中で読み上げるというものですが、「結婚式場」を舞台に、横山が新婦、渡辺が新婦の父親、佐々木が新郎とそれぞれなりきり、ストーリーにシンクロするセリフもありましたが、「100人乗っても大丈夫」といった無関係なセリフにどうにか調子を合わせる様子に爆笑!
さらに新郎とその友人(和田)が加わり、なぜか男性陣3名が三角関係へと発展する衝撃のクライマックスを迎えました。

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次の『スペースジャンプ』は、「フリーズ」とシーンを止めて、そこから別のシーンへと展開していきますが、お風呂から始まるも、ラグビーの試合などが生まれ、川田が雨乞いに祀られる光景はインパクト抜群。

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『これ歌ってみよう』は、即興劇の途中で、ベルが鳴ると、その前のセリフをタイトルとした歌を歌うという即興ミュージカルとも言えるシーンです。
今回は横山がベルを務め、スーパーマンを出発点に『豊洲先輩』、『引退の理由は千代の富士と同じ』といった曲が誕生するなか、ラストは全員で「♪平和になれ~」と平和を祈る大合唱!

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続いて、あべこうじの紹介で始まったのが、佐久間一行一人で30分トークする「ONE-MAN TALK SHOW」。
こちらもトークのお題を客席から募り、最初の『ザリガニ』では、ザリガニ飼育にハマるきっかけから200匹ほど飼っていた時代を振り返り、バラエティに使うザリガニの発注を受け、断り続けていたといったエピソードも飛び出しました。

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その他、『R-1』では井戸ネタが誕生した経緯、『はいじぃ』では「そんなに中、見せてくれんの?」という後輩芸人・はいじぃ宅のエアコン、『学生時代』ではT-BOLANに憧れて髪をセンター分けにするも往復24キロの自転車通学中にオールバックへと変貌しているといったエピソードトークの数々で魅了。
時折「給水ポイント」と称し水を飲みながらしゃべり続けた佐久間は、最後に『結婚』のお題で、椿鬼奴と佐藤大(グランジ)の披露宴の様子を伝えた後、「独身なので、どうなっていくんだろうなあという可能性も含めて終わりたいと思います!(笑)」との言葉で締めくくりました。

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最後は、"チームポセイドン"ことTEAM Aで、メンバーは、バッファロー吾郎・竹若、キングコング・梶原、インポッシブル(井元、蛭川)、ハンマミーヤ・一木という実力者がズラリ。

TEAM Aは、事前に会場から募ったお題を箱から5つ引き出し、さらに個別に演じるキャラクターを加えた10人が絡みあう物語を即興で紡ぎ、展開するという『シークレットボックス』に挑戦します。
あべがボックスから引き当てたお題は、『フジステップ』、『みうらじゅん』、『熊本』、『私たちはチャレンジャーだ』、『サンジ』の5つ。

まず、「この熊本からどこへ向かうか決まってない。それはその場で出会った人が決めてくれる」という旅人になりきった竹若の独白から入り、そこに熊と人間のハーフを名乗る井元が立ちはだかります。

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シーンが変わると、「サンジ(三時)」に待ち合わせた一木と蛭川の2人が世界を乗っ取れるというICチップの取引を行い、別のシーンでは「違う! 絶対違うこんなのがフジステップなわけがない!」とステップを踏む梶原と「人生そのものがステップ、それがフジステップ」と指導する竹若の姿が。

さらには蛭川が「前髪切りすぎちゃったぁ」が口癖の女子高生の「みうらじゅん」を、井元がペットボトルロケットで宇宙旅行を試みる「チャレンジャー」を演じ、物語はロケットの搭乗員を巡る抗争へ......。

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数々の伏線がひとつにつながり、最後は宇宙空間で蛭川と梶原が舞い、「すごいステップよ! 地球上では絶対表現できない、恋する2人ならではのフジステップなのね!」と竹若が感嘆し、ドラマティックなフィナーレを迎えました。

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出演者全員がステージに集結したエンディングでは、「当てるの下手でしたね」とあべからマイクを向けられ、「超パニックで全然出てこなかったですね」と『バウンサー』を振り返る川田。

竹若は、話が結末に向かいそうになった際、「蛭川が出てきて、すごいキャラクターでぶっこんで来るというの繰り返しでございまして(笑)」と濃いキャラで何度も沸かせた蛭川を絶賛します(?)。

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そして佐久間は、「優しいお客さんで、お題がやりやすかった」と観客に感謝を述べ、スタッフから「『ピーマン』とか言う人いますよ」といった事前情報もあったと明かします。

最後にあべが、「今日見たのは今日しかやりません」「またですね、『THE EMPTY STAGE』に足を運んでいただけたら、今日と違うステージ、違った景色が見れると思います」と改めて挨拶をし、MUSIC DIRECTORの鎌田雅人に拍手を送ったところで、終演を迎えました。

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『THE EMPTY STAGE』の最新情報は、公式サイト(http://the-empty-stage.jp/)でご確認ください。


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なんばグランド花月の「クリスマスキャンペーン!」が明日スタート!茂造&すち子がサンタになって爆笑をプレゼント

毎年恒例のなんばグランド花月「クリスマスキャンペーン!」が、今年も11月16日(月)〜12月25日(金)に実施されます。11月15日(日)に行われた記者会見には、辻本茂雄扮する茂造がサンタ姿で登場。演目も館内装飾もサービスも、クリスマスムードたっぷりの演出で贈る同キャンペーンを、賑やかにPRしました。

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会見の司会を務めるのは吉本新喜劇・吉田裕。さっそく茂造サンタと新喜劇若手座員からなるホンワカパッパー隊を呼び込み、まずはキャンペーンの詳しい内容を紹介します。

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12月8日(火)〜14日(月)の辻本座長公演と、15日(火)〜20日(日)のすっちー座長公演では、来場者の皆さんにそれぞれ茂造サンタステッカー、すち子サンタステッカーをプレゼント。もちろん新喜劇も"クリスマスバージョン"となり、辻本は「もちろん笑いあり、泣きあり...まだ打ち合わせ段階ですが(笑)、セットも面白い芝居にしたい」と意気込みます。

また、11月29日(日)〜12月13日(日)には、茂造とプリンセス天功"夢の競演"が実現する「イリュージョン新喜劇」の上演が。なんとこの日、プリンセス天功がイリュージョンで使用するヘリコプターが完成したというホットなニュースも飛び込みました。辻本は「ヘリコプターというだけで驚かれるでしょうが、今回は日本では初めて行われるイリュージョン。既に打ち合わせも行いましたが、我々新喜劇メンバーがイリュージョンに挑戦します!」と宣言。驚く吉田らを前に「こんなすごいことを笑いの殿堂でやっていいのか?というようなことをやりますよ」と不敵な笑みを浮かべました。

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さらに同キャンペーン期間中は、平日限定で、サンタバージョンのホンワカパッパー隊による演奏も披露されるとのこと。こちらもどうぞお楽しみに!

さあ、いよいよお待ちかね、なんばグランド花月1階の吹き抜けロビーに設置されたクリスマスツリーの点灯式です。1、2階のフロアが消灯され、「3、2、1、スイッチオン!」の掛け声で点灯...のはずが、「今から吉田くんがギャグをやります」と辻本から恒例(?)のムチャぶり発動!? 追いつめられた吉田は「3、2、1、2...」とカウントが戻っていくボケを披露しましたが、集まったお客さんの反応はいまひとつ。さらにホンワカパッパー隊・森田展義にもムチャぶりが飛ぶも、こちらもロケット発射のギャグがまさに"不発"に終わり、辻本にいじり倒されるふたりでした。

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今度こそ本当のカウントダウンを経て、ツリーがきらめく光に彩られると、お客さんから大きな拍手と歓声が。ホンワカパッパー隊が奏でる『ジングルベル』の調べに、ひと足早い聖夜が訪れたかのような雰囲気に包まれました。

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会見終了後の囲み会見では、自身のサンタ姿についてきかれ、「自分でデザインした、赤と緑のサンタ衣装もあるんです。12月の公演ではそれを着ます!」と辻本。ムチャぶりに応えた後輩ふたりの"出来"は、「記者の皆さんの心の中と同意見です」と笑わせつつ、「すべったとは思ってません。お客さんも喜んでたので、大成功じゃないでしょうか」と、その頑張りを賛えました。

吉田には「クリスマスの過ごし方は?」との質問も。「舞台で頑張ります」と仕事ひと筋をアピールする吉田に、周囲は「彼女いるんちゃうの?」「そろそろ芸能人と付き合えるんちゃう?」と総ツッコミです。また、気になる「イリュージョン新喜劇」に関しては、「通常の新喜劇は前日のみの稽古ですが、今回はイリュージョンだけの稽古日もとっている」(辻本)そうで、綿密な打ち合わせを重ねている様子。「爆笑に次ぐ爆笑で頑張りたい」という12月の本公演を合わせて、茂造と新喜劇メンバーの活躍ぶりを、ぜひ劇場でご覧ください!

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● キャンペーン情報

なんばグランド花月「クリスマスキャンペーン!」

期間:11月16日(月)〜12月25日(金)

☆吉本新喜劇をクリスマスバージョンでお届け!

12月8日(火)〜14日(月)辻本茂雄座長週

12月15日(火)〜20日(日)すっちー座長週

☆茂造サンタ、すち子サンタステッカーをプレゼント!

上記公演ご来場の皆さまに、茂造サンタステッカー(12月8日〜14日)、すち子サンタステッカー(12月15日〜20日)をプレゼント!

☆キャンペーン期間中(12月8日〜20日を除く)、平日本公演ご来場の皆さまには茂造サンタ、すち子サンタのポストカードをプレゼント!

1階吹き抜けロビーにクリスマスツリーが登場!

☆ホンワカパッパー隊がサンタバージョンに!(平日限定)

吉本新喜劇の若手座員が生演奏をお聴かせします。



● 公演情報

プリンセス天功×辻本茂雄  NEWイリュージョン新喜劇〜なんばグランド花月から大脱出せよ!〜」

日時:11月29日(日)〜12月13日(日) 19:00開演(11月29日、12月7日のみ19:30開演)

※ 12月5日(土)・6日(日)休演

会場:なんばグランド花月

出演:プリンセス天功 辻本茂雄 ほか

料金:1階席大人4700円、子ども(小学生以下)3700円 2階席大人3700円、子ども(小学生以下)3200円

お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570−550−100(10:00〜19:00)

※詳しい情報は、なんばグランド花月ホームページ http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/ まで。



【辻本茂雄】【吉田裕】【森田展義】【桜井雅斗】【服部ひで子】【鮫島幸恵】

2015年11月14日 (土)

事務所の垣根を越えドッカン実行委員会により厳選された40組の芸人達が集い、舞台ネタを競い合う!! お笑いリーグ戦開幕!!

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全日本芸人ネタ選手権  ドッカン!ドッカン!

ルミネtheよしもとでは、12月より新イベント『全日本芸人ネタ選手権  ドッカン!ドッカン!』を開催いたします。

14事務所から厳選された40組の芸人らが舞台ネタバトルを披露!予選は4組1リーグによる1組対1組の総当たりリーグ戦。全10リーグ。

対戦カードは1日で1リーグを消化するのではなく、各リーグの対戦が順不同に行われ、各リーグ1位通過者が2016年3月に行われる決勝大会に進出します。

予選は10日間開催。審査はいたってシンプル!お客様票100%。審査基準は「生で観ておもしろかったネタ」を選んでもらいます。

観客のお客様はへのお願いは2つ。


① ドッカン!ドッカン!=客席大爆笑」を実体験し、

②一番ドッカン!ドッカン!きた芸人を決定すること!!


全日本芸人ネタ選手権  ドッカン!ドッカン!】

◆予選のネタ尺は5分

■漫才・コント・漫談・落語、全てOK。とにかく一番おもしろいネタを。

■決勝大会の優勝者には「一番客席をドッカンさせた」称号と、賞金40万円授与。

■予選日程:12/17,12/25,12/28,1/13,1/20,1/28,2/10,2/17,2/18,2/25

■開場18:30 開演19:00 (約2時間公演)

■前売¥2500 当日¥2800

■出場者

プラスマイナス(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

GAG少年楽団(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

トレンディエンジェル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ニューヨーク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ななまがり(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

インポッシブル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

囲碁将棋(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

サンシャイン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

和牛(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ラバーガール(プロダクション人力舎)

鬼ヶ島(プロダクション人力舎)

トンツカタン(プロダクション人力舎)

アナクロニスティック(プロダクション人力舎)

三四郎(マセキ芸能社)

モグライダー(マセキ芸能社)

ルシファー吉岡(マセキ芸能社)

スパローズ(浅井企画)

ドドん(浅井企画)

オジンオズボーン(松竹芸能)

なすなかにし(松竹芸能)

うしろシティ(松竹芸能)

サンシャイン池崎(ワタナベエンターテインメント)

ブルーリバー(ワタナベエンターテインメント)

ソフトアタッチメント(ワタナベエンターテインメント)

Aマッソ(ワタナベエンターテインメント)

エルシャラカーニ(サンミュージック)

メイプル超合金(サンミュージック)

三拍子(サンミュージック)

アルコ&ピース(太田プロダクション)

トップリード(太田プロダクション)

風藤松原(太田プロダクション)

マシンガンズ(太田プロダクション)

永野(グレープカンパニー)

ヤーレンズ(ケイダッシュ・ステージ)

ザ・ギース(ASH&Dコーポレーション)

ラブレターズ(ASH&Dコーポレーション)

磁石(ホリプロコム)

ダブルブッキング(ホリプロコム)

馬鹿よ貴方は(オフィス北野)

マツモトクラブ(SMA)

順不同


★チケットよしもと先行:11/18~11/20

★一般発売:11/22~

○チケットよしもとWEB http://yoshimoto.funity.jp

○チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100(Yコード:999-050)

○チケットぴあ(Pコード:597-721)

○よしもと劇場窓口





【プラスマイナス】【GAG少年楽団】【トレンディエンジェル】【ニューヨーク】【ななまがり】【インポッシブル】【囲碁将棋】【サンシャイン】【和牛】

2015年11月13日 (金)

宮川大助・花子、自らの経験談を語る! 日本医療研究開発機構セッション「3つのLIFEはすばらしい~生命・生活・人生を考える~」

11月13日(金)、東京・都立産業技術研究センターにて、日本医療研究開発機構セッション「3つのLIFEはすばらしい~生命・生活・人生を考える~」が開催され、宮川大助・花子が出演しました。

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日本医療研究開発機構(AMED)は、今年の4月にできたばかりの新しい組織。今まで厚労省や経産省、文科省が進めてきた医療に関する研究開発を一元化して効率的に進め、新しい創薬や医療技術をできるだけ早く国民に届けることを目指している組織です。

本イベントのタイトルである「3つのLIFE」とは、生命・生活・人生のこと。AMEDでは、「3つのLIFEを具現化する研究者の支援者」として日々業務を行っており、「生命」は人間を対象とした生命科学を、「生活」は一人ひとりが幸せを感じながら生きていくために必要な医療、「人生」は個人の長期的な時間軸に沿った対応や、国・世界単位の社会的な医療ではないかとの考えから、3つのライフという視点で、非専門家の方々とこれからの医療のあり方を一緒に考える場を設けようと本イベントが企画されました。

登壇者はAMEDの理事長・末松誠氏、理化学研究所の高橋政代氏、進行役の読売新聞社 読売新聞調査研究部長の南砂氏、宮川大助・花子の5名。大助・花子はともに大病を患った経験があることから、自らの経験談、そこから学んだことや考えたことなどを中心にトークに参加しました。

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大助は2007年に脳卒中を経験。発症した当時のことを詳しく語ります。テレビ番組の企画で社交ダンスをやっていて、かなりハードな曲に合わせて踊っていたところ、リハーサル直後に頭からポン!と音がしたんだとか。直後、セミが数千匹体に入ったかのようなゾワゾワした感覚があり、そのうち体の左側がしびれてきて、当時のマネージャーに、「頭の線が切れた」と言ったんだそう。そのときにはもう立てない状態だったと語ります。

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花子も「私も彼の体の状態をよくわかっていなかったので、貧血かと思ったんです。『どしたん?』って聞いても、『あぁあぁ......』言うばかりで、しゃべれないんですよ。まぁ、ふだんと一緒なんですけどね(笑)」と笑わせますが、「塩分の多い生活してたんですよ」と自分の生活習慣が悪かったと反省する大助の言葉には「妻としてホントにダメだなと思いました」と当時を振り返ります。

たまたま近くに病院があったため、その病院の脳外科に行き、当時の医者には「クリーンヒットでしたね」と言われたんだそう。病院に来るのが早かったことと、脳外科に来られたこと、それからお酒もたばこもやめていたことの3つが幸いした、という意味だったそうで、それには花子が「お酒もたばこも止められたのは誰のおかげ?」と尋ね、「奥さんのおかげです」と大助に言わせていました。

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また、花子は1988年、33歳のときに胃がんを患ったそうで、そのときは大助が「女性は男とは体の作りも違って、体力にも差があるし、出産や子育ても大変だったのに、男と同じ働き方をさせてしまっていた」と思い、「オレのせいやと思いました」と後悔したと告白します。

花子は胃がんの手術後、5年ほど入退院を繰り返し、「病気というのは、手術をしたから終わりというものじゃないっていうことを感じた」と言います。当時、あまりに苦しく、いろいろ考えたあげくに離婚届まで書いたという花子。そんな経験を経て、今「人生というのは神様からのプレゼントやと思います」と実感を込めて話していました。

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また、「がんになった人から、がんについていろいろ聞かれるようになった」と話し、そんなときは自分の経験からわかることを話したあと、「大丈夫。あなたは3年後には元気になって、他の人にがんのことを教えてあげてると思うよ」と言うんだそう。それを聞いた大助が思わず「その優しさをオレにも少しくれたらいいのに(笑)」とグチっていました。

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そんな経験があるからか、病気のことは「辛いから忘れたいと思ってたんですけど、やっぱり人に伝えていかなければいけないと思った」とも話す花子。

患者としては決していい患者ではなかったそうで、あまりに辛くて何度も「死にたい」と言っていたんだとか。「一度、大助に『こんなに色んな人に助けてもらってよくしてもらってんのに死にたいんやったらオレが殺したる!』って言われて、病室の窓から落とされそうになったこともあります」と話す花子。「実際には落とされませんでしたけど(笑)」と冗談まじりに話しますが、当時のその状況を想像すると、2人ともかなり精神的に追いつめられていたことが伺えます。

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今は元気に見える大助も、病気の後遺症で体の左側がしびれているんだそう。体温の調節機能が正常に働かないようで、「4月、5月になってもスキーウェアを着てコタツに入ってもまだ寒かった」と語ります。それを直すには医者に「風呂上がりに水をかぶれ」と言われたそうで、今もそれを実践して、やっと少しマシになってきたと話す大助。

病気というのは、治った後もいろんな体の不調と付き合っていかなければいけないものだということを改めて感じさせる大助・花子のトークにお客さんも熱心に聞き入っていました。

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高橋氏は「患者さんの人生をどうやってハッピーにしていくかについて」をいちばんに考えていると話し、大助・花子と話しているうちに「本当に師匠と呼ばせていただきたいと思いました」と敬意を表します。すると花子がすかさず「じゃあ、28番めの弟子ですね(笑)」と言い、笑いを誘っていました。

末松氏は、医療の進歩の為には医師たちの情報の共有が不可欠だと話し、AMEDでは今後、より情報が共有できる方法を探り、実践していくと力強く語ります。

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最後のフォトセッションで、末松氏の似顔絵の立て看板と一緒に写真を撮りながら「これで営業回って資金稼ご(笑)!」と話す大助・花子。最後まで笑いを忘れず、明るく、でも真摯に自分の病気について話し、「3つのLIFE」の大切さを感じさせてくれるトークセッションとなりました。

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【宮川大助・花子】

とにかく"明るい"又吉登場!?仲良しジューシーズ児玉と沖縄トークライブ!

11月8日(日)沖縄よしもと花月にてピース又吉とジューシーズ児玉のトークライブが開催されました。地元沖縄のファンはもちろん、県外からも多くのファンが訪れ、会場は超満員。2人が舞台に登場すると待ちわびたファン達から大きな歓声が上がりました。
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父親が沖縄出身という又吉。小さい頃から良く沖縄には遊びに来ていたという話から、子供の頃の虫嫌いの話題へ。沖縄独特の大きな虫を怖がる幼い又吉におばあちゃんから「虫を怖がったらダメだよ、家に来る虫は全部亡くなったおじいちゃんで直樹(又吉)に会いに来てるんだよ」と教えられたそう。そんなおばあちゃんも食事時間に入ってくる虫は容赦なく叩き、おじいちゃんをつぶしたとう話に客席からは笑いが起こりました。
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話題は前日行った宮古島について。又吉から「どう?沖縄の印象は?」と聞かれた児玉は「住みたくなる気持ちわかりますわ、うらやましい。沖縄の"血"が欲しいっすね、又吉さん沖縄の"血"が流れてるんですよね?――(又吉を見て)全然違うな!!」という言葉に、「何言ってんの海似合うでしょ?」と又吉。東洋一きれいと言われている海岸で海をバックに写真を撮ってもらった又吉。後から写真を見ると、まるで心に闇を持った引きこもりの少年が明るいお兄さんに海に連れてこられたみたいになっていたそうです。
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また、よく性格が暗いと言われる又吉。親戚は皆明るいと言う又吉に、児玉から「なんで暗くなっちゃったんですか?」という質問が。それに対して又吉は「わからん、で...」という絶妙な間の後の「その質問には答えたくない」という言葉に会場は大爆笑。子供頃の経験から、あまり調子に乗ると怒られた事から今の芸風に影響が出ているとの事でした。

次に先輩、後輩の間柄にも関わらず仲がいい2人が、初めて一緒に遊んだ話題へ。
芸人が先輩から誘われたら、女の子と遊ぶとか合コンのイメージがあったという児玉だが、又吉は缶コーヒーを一本買って公園を何周も歩いたそう。公園の中にある"樹"に『おつぼね様』という名前を付けて挨拶をさせるらしい。「"樹"の掃除をしているうちに愛情が芽生えてきて、公園の先輩として挨拶をするようになった、こうやって神社とか出来てくるんやろうな」という又吉に間髪入れず、児玉からの「いや、違いますから」という鋭いツッコミが入りました。
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また、お金が無い又吉が作った『魂吸うゲーム』という遊びの話へ。
公園等ですれ違いざまに口で「すぅ~っ!!」と魂を吸って多く吸った方が勝ちという遊びが楽しくなってきて、一緒になってやるようになった児玉。相手の魂を吸ってもバレていないという意識が強くなってしまい、相手と目が合っている時にも吸うようになってしまったとの事。
その内、魂を吸うのが遊びだったのが段々競技みたいになり、又吉が児玉と2人で遊んでいる時に"魂"を吸うと児玉が「おい、吸ってんじゃねーよ!!」とマジギレされるようになってしまったそうです。
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芸人のルールみたいなもので先輩から誘われたら、後輩は必ず行かないといけない話へ。
児玉の先輩でもある又吉は、一緒に楽しんで貰いたいという思いから「俺ちょくちょく誘うから、一緒に行けたとしても最初の3回は断って、断り慣れして」と児玉に話したところ、そこから連続で10回以上断られ、1回目を誘うのにものすごく苦労したとの事でした。

「後輩を甘やかし過ぎたなぁ」と又吉。
その理由が昔、2人と一緒に住んでいるパンサー向井と一緒に銭湯に行ったときに、風呂好きの児玉のテンションが上がりすぎて、先輩である又吉のケツを容赦なくける事件があったとの事。「絶対あかんで、先輩のケツ蹴ったら、なんも履いてないケツ。"ペチーン"って鳴ったわ」という話に、会場からは笑いが巻き上がりました。
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「でも、もう本当に仲良いですよね、一緒に住むって凄いことですよ」と児玉。3人が一緒に過ごすのが楽しすぎて2年だけ一緒に住む予定だったが、更に1年延長したとの事。「本当に3人で住むことで僕は明るくなれた」という又吉に、「なってねぇよ!」と児玉からの鋭いツッコミが入りました。
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話題は又吉が芥川賞を受賞した事から、又吉の相方である綾部の話題へ。
よくピースに対して世間から格差と言われているが、綾部は全然気にしてないとの事。ある日2人でいるときに綾部が又吉に「おまえ、すっごい事だぞ」と言われ、又吉が誉めてくれてるんや、珍しいなと思ったら、「分かるか?芥川賞作家の相方だぞ?俺」と綾部。又吉の「何かお前が凄いみたいになっとるやんけ」という言葉に、「いや、今回凄いのは俺やろ?歴史上芥川賞は100人以上いるけど、芥川賞作家の相方は俺が史上初めてなんだぞ?」と言われたそうです。「俺も芥川賞作家の同居人という事で...」という児玉のボケに、すかさず「いや、何人かおったわ」と又吉の鋭いツッコミが入りました。
「又吉さんは注目されても変わらないですよね。ずっとマイペースというか...でも、家で気配だけは出して欲しいんですよ」という話から又吉の存在が薄いという話題へ。ロケバスでも座って待っていたら「又吉さんが戻り次第出発します」という事がよくあるそうで、ある日、又吉がタクシーに乗っていても、運転手に存在を忘れられ、別のお客さんを乗せられそうになった事もあるとの事でした。
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最後に会場からのアンケートへのQ&Aへ。
その中で、宇宙についてどう思いますか?という質問に対し、又吉は「宇宙、ほんますっごい奇跡。俺たち人間が生きてるという...残り何分かでしゃべる話じゃないけどね」会場から笑い。さらに「だって太陽が出来て、その周りに惑星が出来て、海から生物が出来て、たまたま突然変異で人間になって...、ものすごい奇跡の連続で僕らがここに2人が立ってて、皆さんがそこに座ってて、奇跡みたいな関係なんですよ」という又吉に、「何か変な宗教みたいになっちゃってますね」と児玉。「帰りに皆さん水晶を買って帰って下さい」と又吉が話すと会場は大爆笑の渦につつまれました。最後に又吉「時間ですか?終わり方ってどう終わるんでしたっけ?」と締めくくり、終始笑いに包まれたまま幕を閉じました。
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朗読CD『火花』リリースを記念して又吉直樹と堤真一さんの対談が実現! 2人の意外な共通点も!?

今年1月に発刊された文芸誌『文學界』に初めて掲載されて話題となった、ピース・又吉直樹初の純文学作『火花』。3月に単行本として発売されると、注目のスピードはさらに加速。第28回三島由紀夫賞は惜しくも逃したものの、7月に発表された第153回芥川賞を、羽田圭介さんの『スクラップ・アンド・ビルド』とともに受賞しました。
受賞後も注目作として発行部数を伸ばしている同著が、朗読CDとして11月11日(水)にリリース。又吉たっての切なる希望を俳優の堤真一さんが快諾してくださり、声を担当。奇跡のコラボレーションが実現しました。

9月某日、都内の収録スタジオを訪問した又吉。収録2日目を迎える堤さんと対談しました。
初対面のふたり。始まる前は「緊張しますね......」を顔をこわばらせていた又吉ですが、堤さんの若かりし頃の体験や行動、役者としての心情に、親近感を覚えた様子。途中、スタジオのブレーカーが落ちて真っ暗になった際には、堤さんが「誰かの誕生日?」と場を和ませてくれたりと、終始和やかな対談となりました。
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――まず堤さん、今回のオファーを受けての率直な気持ちを聞かせてください。

堤 本はあまり読まないんですけど、芥川賞とか直木賞とか受賞した作品はちょこちょこ読むようにしていて。実は『火花』を買いたくてそこら中の本屋を回ったんですけど、売り切れで買えなかったんです。"うわ、今回はすごいな。こんなん初めてやな"と思っていたところに(朗読CDの)話があって。で、「まず本をください」ってお願いして読ませてもらって「是非やりたいな」と思いました。小説、すごく面白かったです。
又吉 ありがとうございます(笑)。『火花』を朗読CDにするってなった時に、「どなたにやってもらいたいですか?」って聞かれたので希望を......。堤真一さんがいけるんやったら、みたいなことを無理やろうなと思いながら第1希望でお願いしたんです。まさかやっていただけるとは。
堤 いやいや、すごく面白いなと思ったのでね。
又吉 堤さんを映画とかで拝見していると、こ、怖さを感じるんですよね。初めて観た時から怖いんです(笑)。
堤 えぇっ!?(笑)
又吉 ふふふ......鬼気迫る雰囲気があるというか。声もお顔も整っていらっしゃるんですけど、同性やからか迫力を感じるというか。『火花』の中の登場人物ふたりも切羽詰まっていて切実なので、僕が怖いと思う人にお願いしたいなと思ったんです。なんていうか、表層的じゃなく、性根の部分で"下手なことを言うたら怒られるな"ということを感じるんですよね、堤さんは。
堤 はははは! 僕、全然怖くないですよ。後輩にもめちゃくちゃ馬鹿にされますし。
又吉 もちろん私生活は別なんでしょうけど、役をやっていらっしゃる時の佇まいに怖さを感じてしまって。

――わかります。つい注目してしまうような、重厚な存在感がありますもんね。

又吉 そうです、そうです。
堤 確かにそういう役が多かったということはあるかもしれないですね。でも、全然ですよ。
又吉 朗読用の台本じゃないものを声に出して読んでいただくというのは......僕も演者であるので難しいのはわかりますし、自分の実力では到底できない。で、できる方を想像して堤さんにお願いしたので、好きなように読んでいただけるのが一番だと思ってます。あの......堤さんの経歴を観させていただくと、最初は舞台から始められていますよね。当時はいわゆる下積みみたいな感じだったんですか? それとも、最初から第一線で活躍していらっしゃったんですか?
堤 僕は元々ジャパンアクションクラブにいて、当時、役者になりたいという気持ちはなかった。ましてや体育会系の人間なんで、舞台すらほとんど観たことがなかったんです。ある時、真田広之さんが(坂東)玉三郎さんと舞台をすることになって。僕は真田さんの下っ端だったので、先輩たちも含めて10人くらいでお手伝いをするために稽古へ行ったんです。最初は"こんなの嫌だ"と思いながら、黒子になって稽古場で遊んでいて。でも実際の明かりとかセットとかが入った舞台に立ったときに、"こんな美しい世界があったんだ!"と驚愕してしまった。で、"俺は一生、舞台に関わって生きていく。絶対この仕事をやっていこう"と思ったんです。当時は裏方的な考えだったんですけど、玉三郎さんが歌舞伎以外の舞台をやる時に呼ばれたり、オーディションを受けさせてもらって外国人演出家の舞台に出たりするようになったんですね。
又吉 やっぱりそういう時期があったんですね。
堤 そうですね。東京に出て来たのは20歳だったんですけど、27歳までは家賃2万円のアパートに住んでいて。四畳半の部屋で、引っ越ししようと思ったらもう少し広いところにはできたかもしれないけど、当時の事務所のマネージャーさんに「それより海外へ行ってお芝居を観たい」と言って、ニューヨークやロンドンに1ヵ月行ってお芝居を観たりしていました。
又吉 僕も少し前まで、風呂なしのアパートに住んでたんです。同じくらいのギャラの人はもう少しいい部屋に住んでたんですけど、僕は家賃をおさえた分、本代やCD代に費やしてました。
堤 そういえば、本、すっごく読んでるんですよね? 1日、何冊くらい読むんですか?
又吉 その頃は月に10~20冊くらい読んでました。とにかく時間があったので、ネタを作って、音楽を聴いて、本を読んで過ごしてました。
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――堤さんもそういう時代を経験されているならば、『火花』の登場人物へ共感した部分もあるんじゃないですか。

堤 そうですね。みなさん、僕は神谷さんタイプだと思うかもしれないけど、実は徳永タイプなんです。徳永くんって自分と先輩のレベルや考え方の違いを、マイナスに考えてしまうでしょう? ああいう気持ち、すごくわかります。若い頃はこれから役者をやっていく才能が自分に元々備わっているのか、今後伸びていくものなのか、そういうことすらわからない。自分には何の要素もないからと、落ち込むことばかりでした。
又吉 経験を積み重ねていって、どこかで心境は変わるんですか?
堤 無理かもしれないと思えば思うほど、くそっていう負けず嫌いの気持ちが出て来て。誰かと比べるということではなく、自分の中でね。僕の場合、人にすごく恵まれていたことも大きかったと思います。20代後半から35歳くらいまで、デヴィッド・ルヴォーっていうイギリス人演出家と舞台をやることができて。初めて長い台詞とか持たせてもらったんですけど、何本やっても毎回毎回けちょんけちょんにやられるんです。"絶対、途中で(役を)下ろされる"と思いながら稽古に通っていて......。
又吉 (笑)そんなに追い込まれてたんですか。
堤 めちゃくちゃ追い込まれてました(笑)。最近はあんまり思わないようにしてますけど、役者を辞めることを考えたこともありました。未だに役者に向いているとは思ってないですね。
又吉 意外です。まさか、そんなことを考えられていたとは。

――だから、堤さんは徳永タイプだと。『火花』を読んでご自身の若かりし頃をいろいろと思い出されたりもしたんじゃないかと思うのですが。

堤 そうですね。雰囲気とかに、近いものを感じました。
又吉 周りには神谷みたいな人もむちゃくちゃ多かったんじゃないですか? 噂で、俳優さんはお酒を飲まれる方も多いと聞きますけれど。
堤 演劇は神谷さんみたいな人、多いですね。昔は舞台を観に来てくれたり、共演者の知り合いだったり、舞台で活躍してた人たちとよく居酒屋で飲んでいて。そうすると、最後は大体ケンカになるんですよ(笑)。「誰だ、お前! お前の芝居は......」とか色々と言われて、最初は僕も「はいはい」って聞いてるんですけど、酔っぱらうと段々腹立って「お前、誰やねん!」って先輩の胸ぐらを掴んでしまって、周りに「やめやめ!」って止められる(笑)。
又吉 はははは!
堤 でも、当時の先輩方はおおらかというか。僕みたいな後輩が突っかかると、逆に嬉しそうにする人が多かったんですよ。

――芸人さんも、神谷タイプは多いですか?

又吉 多いですね。また、神谷は繊細な部分も多少持ってるからこそややこしい人なんですけどね。大胆こそ芸人っていう言い訳は結構まかり通るんですけど、実際は逃げ場がないくらいしっかり準備して来たのにスベると怖いっていうのがある。芸人は元々テキストというものがない場合が多いので、俳優さんとは違うかもしれないですけど、急に来たことに対してどんな対応をするのか。
堤 パッと来て、パッとできる人ってすごいですよね。
又吉 たまにいますよね。
堤 天才的な人っていますからね。僕は準備していくというか、常に怯えてますよ。今はこうやって人とも喋れますけど、20代の頃はあんまり喋れなかった。
又吉 あぁ、そうなんですか。それも意外です。
堤 電車に乗ってると、いつの間にか息を止めていたり......。"なんか苦しいぞ? あ、息止めてた!"って(笑)。
又吉 ははははは!
堤 人と交わることも苦手やったのかもしれないです。

――お話を伺っていると、堤さんと又吉さんはすごく似てるんじゃないかなと感じたんですけれど。

又吉 そう思います。堤さんには大胆さとか強さを感じつつ、繊細さも感じるというか。お話を聞くと、そんな時期があったんやとちょっと嬉しくなります。安心しました。
堤 ただね、もう51歳なんですけど、20代の頃から成長がないなと思ってるんですよ。"俺の思うてた50歳と違うぞ?"ってものすごく不安になります。
又吉 それは職業的に、ということもあるんですかね。
堤 そうなんですかねぇ。毎日この時間に同じところへ行ったら給料をもらえるということでもないし、地位もない。安定することがないから、ずっと不安定なんだと思います。心を落ち着けるためにはどうしたらいいんやろう、ってことばかり考えます。
又吉 へぇ~! やっぱり真剣にお仕事されてる方って、そういうもんなんですね。僕らからすればもうどうなっても大丈夫やろうと思うお笑いの先輩でも、「明日はどうなるかわからん」って危機感を持ってるんです。堤さんもそうなんやなと驚きました。

――芸人さんや俳優さんなどを含め、『火花』は特に創作へ関わっている人はより心に響くだろう小説だと思います。又吉さんの後輩芸人は、「芸人を辞めろ」と言われているように感じたと言っていたそうですが。

又吉 ギリギリで頑張ってる後輩からすれば、"辞めたら楽になるで"って言われているような気がしたんですって。で、劇場で会うたらキレたろうと決めてたらしいんですけど実際会うて、僕が「あぁ、おはよう」って笑顔で声をかけたことでタイミングを逃したらしくて(笑)。あと、芸人を辞めた人からは「ありがとうございます」っていう連絡をすごくもらいました。
堤 あぁ、そうなんですね。僕、『火花』は人生の応援だと思いましたよ。いろんな道を歩いていくっていうのは、僕も体験したことでしたから。ジャパンアクションクラブで一緒だった「役者になりたい」って一生懸命だった仲間はどこに行ったのかわからないですし、その中でも結婚して子供ができたりとか色んな人がいる。僕は役者を続けているけれど、そいつらより勝っているかと言えばそうではないというか。そもそも、そんなふうに物事を考えないですしね。とにかく、この小説に描かれているものは、僕らの世界と似てるなと感じました。......辞めるのは絶対勇気がいるし、一生懸命お笑いをやってきたら、他に潰しはいかんでしょう? 辞めて生活を変えるのは、本当に大変やと思います。
又吉 そうなんです。......ほんまに読み込んでくださったんですね。ちゃんと思いが伝わっていて嬉しいです。
堤 それにしても、まさか最後、神谷がああなってるとはね。
又吉 ははは! アホなんです(笑)。



●CD情報
火花
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商品番号:YRCS-95050~3
価格:2800円(税抜)
収録時間
Disc.1=74分58秒/Disc.2=67分23秒/Disc.3=71分33秒/Disc.4=41分42秒
Ⓒ 2015 吉本興業

オーディオブック配信サービス「FeBe(フィービー)」内特設サイト(http://goo.gl/NjfMja)とNTTドコモ「スゴ得コンテンツ®」(https://goo.gl/jjMSxo)にて、デジタル配信中!


【又吉直樹】【ピース】

『五つ星ツーリスト THE MOVIE〜究極の京都旅、ご案内します!!〜』舞台挨拶

11月7日(土)、TOHOシネマズなんばにて映画『五つ星ツーリスト THE MOVIE〜究極の京都旅、ご案内します!!〜』の公開初日舞台挨拶が行われ、渡辺直美、リー5世が登壇しました。

本作は、2015年1月〜3月に日本テレビ・読売テレビ系列で放映されたテレビドラマの映画化。京都の旅行代理店のはみ出し社員たちが、ワケあり客をエスコートしていくヒューマンコメディーで、今回は渡辺扮する"伝説のトラベルマスター"こと高瀬京香を、ドキュメンタリーの撮影隊が密着。リー5世演じる巨匠監督・ハンスの目線で、京香の驚きの"おもてなし"を見せていきます。
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テレビドラマと同時進行で映画の撮影も行われていたそうで、渡辺は「映画はドラマと違い、(ワンシーンを)5分間ずっと撮り続けるなど、一連で撮影することが多く、そのため事前の稽古も念入りで大変でした。映画の中で西郷隆盛のコスプレをする場面もありますが、共演のみなさんが(西郷隆盛姿の)私を見てすごく笑うので、私もつられて笑うのをこらえていた。ちょっとでもミスをしたら最初から撮り直しですから」と苦労を振り返りました。
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また、劇中にはアドリブもたくさん盛りこまれているということで、「お弁当を食べるシーンは全部アドリブです。(ハンス監督から)インタビューを受けるのですが、どんな質問をされるのかも知らされていなかった。ブロッコリーを食べて吐き出すところも、その場でやりました」と裏話を披露。リー5世はそんな渡辺のアドリブ演技について「直美さんはコメディアンを超えている。しかも朝から晩までみんなを盛り上げていて、すごい」と絶賛。渡辺は「主演ということで現場を引っぱろうと思っていました。山本裕典、寺島進さんなど、みなさんに支えていただきました」と感謝を口にしました。
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渡辺は京都での撮影時、グルメも満喫したと言い、「寺島さんの行きつけのお店によく連れて行っていただきました。とてもおいしいのですが、でもどのお店もニンニクが入っていて、翌日の撮影はいつも臭くなっていた。映画のほとんどを、臭い状態で演技していました」と笑わせ、「臭かったでしょ?」と話を振られたリー5世は「いえいえ、臭くなかったですよ!いいにおいでした」と無臭をアピールしました。
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またこの日は、渡辺がプロデュースするファッションブランド「PUNYUS」と本作がコラボレーションしたトートバックのプレゼント抽選会も実施。ただ、当選者の方々がなぜか、当たったことに動揺。同伴者に当選を譲ろうとする一幕もあり、「どういうことですか!そんなことをされたら私、ここに立っているのがすごく恥ずかしいです!」とお客さんにも強烈な"おもてなし"を見せて、最後まで会場内を爆笑で包みこみました。

「相方じゃないと出来ない」ポーズが満載! ジャルジャル・ヌード写真集『SUPER JARUJARU』発売記念イベント

11月13日(金)、東京・ポリゴン表参道にて、ジャルジャル・ヌード写真集『SUPER JARUJARU』発売記念イベントが開催されました。

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本日ルミネtheよしもとにて初日を迎えるジャルジャルの全国ツアー会場にて販売する本書ですが、この日は、ファン50名を招いて、放送作家の倉本美津留さん、撮影を担当した写真家のレスリー・キーさん、アートディレクターの千原徹也さんとのトークライブに加えて、サイン入り写真集の即売会、手渡し会を実施。

MCはラフレクラン・西村が務め、挨拶後の後藤は「撮影したのは半年以上前で、やっと販売にこぎつけたなという思いですね」と感慨深げな表情を見せます。

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同写真集は、ニコニコ生放送『ジャルジャル×倉本美津留のコント会議』にて、即興コントライブ『あっぷく』用のポスターの話題から端を発し、ゲストに招いたアートディレクター・千原徹也さんが「レスリー・キーに写真撮ってもらったらいいんじゃないですかね」と、その場でレスリー・キーさんの会社社長へと電話をし、承諾を得て動き始めます。

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当初はポスター用で15分の撮影予定でしたが、2時間以上かけ、800枚ほどが撮影され、「(レスリーさんから)写真集にした方がいいよって話になって」「気ぃついたらお互いの股間握り合ってました(笑)」(後藤)とのこと。

その後に登壇したレスリーさんによれば、「現場で2人の仲良くする姿を見て、もっともっと子供時代の2人のような、童心を引き出して撮りたいってなっちゃった。兄弟以上仲いいから、世の中に伝えたいなと思って、こういう写真になりました」とヌードの真意を語りますが、「兄弟は股間握らないですよ(笑)」と後藤が返し、笑いを誘います。

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一方の福徳は、レスリーさんの言葉を汲みとったか、「一人じゃ出来なかったですよね。パートナーが誰でもよかったかとか思うとそうではなくて、後藤じゃないと出来ないですよ。家族とも無理やし、大親友とも無理やし、相方じゃないと出来ない写真でしたね」としみじみ語ります。

それを聞いた後藤は、「お互い脱ぐことによって、お互いを全てを知ることによって、もうボケとかツッコミとかの関係じゃなくなりました」と語り、「どんな関係性ですか?」という西村の質問に「人間と人間です」と即答。

ヌード写真集のきっかけを作り、同書のディレクションも担当した千原さんは、「僕はレスリーの撮影、何十回も何百回も立ち会ってますけど、一番感動しました」「この人(レスリー)があんなにテンション上がったのは初めて見た」と撮影現場を回想します。

メイキング映像では、2人が徐々に服を脱いでいく過程やレスリーさんがハイテンションでポーズを指示する様子を上映。

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終盤、倉本さんがヌードで撮影に参加するシーンもありましたが、倉本さん曰く「祭りですからね(笑)。最終的に(自身のヌードは)カット」になったそうです。

また倉本さんは「あの撮影終わってから、ジャルジャルはひとまわりすごくなりましたね」とし、さらに即興コントを量産しているライブ 『あっぷく』に触れ、「ジャルジャル、すごいことになりますよ。オリンピックの年とか、スーパーお笑い芸人になってるんちゃいますかね」と期待の言葉をかけました。

その後の囲み取材では、「僕らのヌード写真集じゃなくてレスリー・キーの撮ったヌード写真集に僕らが出ているという感じですね」(後藤)、「アートです」(福徳)と芸術性を強調。

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そして福徳の姉は、レスリーさんの大ファンだそうで、「数年前から"レスリー・キーに撮ってもらえや"って言ってきてて、"無理に決まってるやんけ"って言うてたんですが、実現したんで、姉は本当に感動しました」といった逸話も飛び出しました。

リポーターから2人の関係に疑惑の念を抱かれると、「勘違いされがちですが、そういうのは一切ございません。(後藤は)結婚もいて子供もいますし」(福徳)、「それも証拠作りで結婚したみたいな(笑)」(後藤)と否定。

話題は、高校時代の2人が没頭していたラグビーへと移ると、「僕らガリガリで、ラグビーやってたんかってよう言われるんですけど、高校3年間真剣にやってましたんで。ラグビー愛してるんで、(日本代表の活躍は)ホントうれしいです」と表情を和らげます。

五郎丸選手のポーズを求められますが、「あれはマネするとかじゃないんですよ。ホントにゴールを決めるためのルーティンなので」と福徳が断るも、「福徳は高校時代、五郎丸選手蹴ってたようにペナルティゴールを蹴ってたポジションなので、福徳版のルーティンもあるんじゃないですか?」と振る後藤。

すると「ホンマに普通ですよ」と前置きした福徳は、ボールをセットし、後ろに3歩、左に2歩移動してキックすると、「しょうもないルーティンやな」と後藤のツッコミが入り、爆笑!

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トーク中、倉本さんから「スーパーお笑い芸人」と呼ばれたジャルジャルですが、準決勝へ進出している『M-1グランプリ2015』については、「声量でセンターマイク倒すくらいのことはしたいなと思います」と意気込みました。

その後、サイン入り写真集の手渡し会を行い、ファンとの交流を楽しんだ様子のジャルジャルでした。

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ジャルジャル・ヌード写真集 『SUPER JARUJARU』は、3000円(税込)にて、ジャルジャル全国ツアー2015『ジャルってんじゃねぇよ!』会場にて発売中。

全国ツアー及び12週連続発売のコントDVD、特典などの詳細は、よしもとアール・アンド・シー内公式サイト(http://www.randc.jp/artist/jarjar/)でご確認ください。

ニコニコ生放送にて毎週金曜日22時より生配信中の『ジャルジャル×倉本美津留のコント会議』の最新情報は、番組公式ツイッター(https://twitter.com/jarujaruconte)にてご確認ください。

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【ジャルジャル】【後藤淳平】【福徳秀介】【ラフレクラン】【西村真二】

「IPPONグランプリ カフェラテ」 「IPPONグランプリ チョコバナナアイス」 数量限定!2015年11月14日(土)、全国のファミリーマートで発売開始!

このたび、世の中に"おもしろ"を増やしていく企画集団「おたんじょうびかい」と、松本人志がチェアマンを務める芸人大喜
利王決定戦「IPPONグランプリ」(フジテレビ)が再びコラボレーションし、チルド飲料「IPPONグランプリ カフェラテ」と、
アイス「IPPONグランプリ チョコバナナアイス」の2商品が発売されることとなりました。
2015年11月14日(土)より、全国のファミリーマート店舗約11,500店での数量限定発売となります。

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「おたんじょうびかい」は、これまでにスマートフォンアプリ『松本人志の俺の覚えたい外国語100~英語編~ 』や、ハンコ玩具『スタンプONスタンプ ハンコさん』などの商品を配信、発売し、大変好評を博しております。
「IPPONグランプリ」との第1弾のコラボレーションで、今年の5月に発売された「IPPONグランプリアイスバー」は、非常に多くのお客さまから反響をいただき、発売から約3週間で予定数量を販売した大人気商品となりました。
今回はそれに続く第2弾となります!

種類は10種類のお題と回答が用意されています!
美味しく飲んで食べて、そして楽しめる商品です!


■IPPONグランプリとは・・・
「IPPONグランプリ」は、2009年からフジテレビで不定期に放送されている大喜利バラエティ番組です。
大会チェアマンとして松本人志が参加し、「お台場笑おう会」という団体が大喜利好きな芸人を招待し、大喜利No.1を決めます。
○放送予定:2015年11月14日(土)21時~23時10分


-- 商品概要--
【IPPONグランプリ カフェラテ】
■商品名:IPPONグランプリ カフェラテ
■発売日:2015年11月14日(土)
■販売店:全国のファミリーマート限定
※約11,500店。一部取扱いの無い店舗もございます。
■金額: 184円(税込198円)
■内容: ビターな味わいに仕立てたカフェラテです。
松本人志が監修した「写真で一言」カード全10種類のうち、
1つを封入した商品です。

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【IPPONグランプリ チョコバナナアイス】
■商品名: IPPONグランプリ チョコバナナアイス
■発売日: 2015年11月14日(土)
■販売店: 全国のファミリーマート限定
※約11,500店。一部取扱いの無い店舗もございます。
■金額: 100円(税込108円)
■内容: チョコチップ入りバナナアイスの中に、チョコソースを入れたアイスバーです。
松本人志が監修した「お題」と10種類の「回答」が焼印されています。

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■IPPONグランプリ番組公式HP: http://www.fujitv.co.jp/ippon/index.html
■「おたんじょうびかい」公式サイト:http://otanjoubikai.jp/





松本人志】

ピスタチオ・小澤、春夏秋冬・浜中、スカチャン・ヤジマリー。、LOVE・たつろうがルームシェアの心得を直伝! ケータイよしもとにて本日13日より特集開始!!

11月22日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて『SHARE HOUSE~新中野ハウスと代々木ハウスの場合~』が開催されます。

こちらは、ピスタチオ・小澤、春夏秋冬・浜中、スカチャン・ヤジマリー。、LOVE・たつろうの暮らす「新中野ハウス」と、田畑藤本・田畑、ジャム・三浦、阿部直也が暮らす「代々木ハウス」のメンバー全員が集結。知られざるルームシェアの実態を語るトークライブとなっています。

本日13日よりケータイよしもとにて、同ライブの開催を記念して『新中野ハウス芸人直伝! ルームシェアの心得』がスタート! ルームシェアにおける極意について、4人がトコトン語りつくしています。座談会では「あ、そういえば!」「思い出した。あの時......」など、4人で暮らすからこその様々なハプニングが明らかに。ニュースセンターでは、4人がルームシェアをするきっかけについて語ってもらいました。
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(左から:LOVE・たつろう/ピスタチオ・小澤/スカチャン・ヤジマリー。/春夏秋冬・浜中)


――同期4人ですが、なぜこのメンバーでルームシェアすることになったのか聞かせてください。

小澤 以前から僕とヤジマリー。は、ザ・スリーっていうトリオのうち2人と一緒に4人で住んでいたんです。最初はトリオで住んでたんですけど、1人抜けるってなった時にまず僕が入って。で、半年くらい3人で住んでたところに、ヤジが入って来たんだよね。
ヤジマリー。 そうですね。僕は元々、相方の宮本と住んでたんですけど、2年で限界が来て。宮本に「出て行ってくれ」って言われて住むところを探していたら、ザ・スリーが「キッチンでよかったらタダで住んでいいよ」って言ってくれた。で、3KのK(キッチン)に住まわせてもらう代わりに、掃除を担当してました。
小澤 で、今年3月にザ・スリーが("アジア"住みます芸人として)インドネシアに住むことになって、同居を解消することになったんです。そこは家賃が高かったし、ヤジと違う場所に住もうと話して、浜中さんとたつろう君を誘いました。
浜中 誘ったって......お前らが俺らを選んだっていうのは違うと思うけど。
たつろう うん、そこはきちんと言っておきたいですね。僕と浜中はそれぞれ1人暮らししてたんですけど、やっぱり家賃の負担が大きいということでルームシェアできる芸人を探していたんですよ。で、一緒に住もうということになって、僕と浜中はもう1人、同居人を探してたんだよね?
浜中 そう。2人よりも3人で住んだほうが(家賃は)安くなるということでね。
小澤 あぁ、そうだったんだ。俺、誰に声を掛けるかは、ヤジマリー。に任せてたんだよ。
ヤジマリー。 そう。俺がたっちゃんと浜中に声をかけたんですよ。
浜中 まぁ、最初は不安でしたよ。僕自身、絶対シェアできない人間なんだろうなと思っていたし。
小澤 僕らピスタチオと春夏秋冬でトークライブやユニットライブをやっているんですけど、僕は(相方の)武藤のほうが仲良いんです。浜中さんはすっげぇ怖くて。
浜中 (笑)本当に怖がってるよね? でも、もちろん仲良くやってますよ。
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――住む家はどうやって決めたんですか?

浜中 スケジュールが空いているヤツがそれぞれ観に行って。忙しい小澤は一度も不動産屋へ行ってないけどね。
小澤 はい、みんなに任せちゃいました。
たつろう 仕事に行きやすい場所をポイントに、それぞれ譲れない条件を出して。僕はエアコン、小澤はウォシュレットとオバケが出ないこと。ヤジマリー。はなんだったっけ?
ヤジマリー。 それぞれの部屋があればいいなって。
浜中 俺もそう。誰も入って来ない空間が欲しかった。
たつろう ウォシュレットが一番難航しました。僕らが住めるくらいのレベルでは、ウォシュレットが付いている部屋があんまりなくて。
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――しかも4人別々の部屋が欲しいとなると、探すのはかなり大変だったでしょうね。

ヤジマリー。 大変でしたね。最初見つけたところは一軒家で、駅から徒歩20分。ここに決めちゃおうかなと思ったんですけど、諦めずに回っていたら今の家が見つかって。
たつろう 3部屋しかないんですけど駅からの距離も近いし、もし部屋数が足りなかったら僕とヤジマリー。が一緒に使うことを決めていたので、ここにしようということになりました。
浜中 芸人で男4人っていうのも、難航したポイントだったよね。
たつろう 確かに芸人っていう理由で、何件か断られました。

――芸人=仲間が遊びに来てうるさそう、みたいなイメージありますもんね(苦笑)。

たつろう そうなんです。今の家は、仲介業者さんが劇場の公式サイトから僕らのプロフィールをプリントアウトしてくれて。「こういう、ちゃんと仕事をしている人たちです」って大家さんを説得してくれたんです。それは本当に有り難かったですね。
浜中 僕らが住んでいるのは9階なので、新宿のキレイな夜景が見られるのも決め手になりました。日当りもすごくいいですしね。
たつろう 屋上が自由に使えるので、ヤジマリー。は良くそこでダンスの練習をしてますよ。
ヤジマリー。 新宿の夜景を見ながらのダンス、めちゃくちゃ気持ちいいです!
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――間取りは?

浜中 3Kに近い3DKです。俺、書くわ(と、ホワイトボードに間取りを)。......玄関があって、向かって左に小澤の部屋、その奥が僕の部屋で、小澤の部屋の逆側がキッチン、その奥がたつろうとヤジマリー。の部屋。お風呂とトイレは玄関の右側にあって、僕と2人の部屋の奥にサンルームがあります。
ヤジマリー。 寝る時間がバラバラなので、僕はサンルームで寝てます。
たつろう エアコンが付いているのは僕とヤジマリー。の部屋だけで。あと、サンルームがすごくいいんですよね。僕以外の3人は、そこでタバコを吸ってます。
小澤 はい、すごく気に入ってます。
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――4人暮らし、楽しそうですね。

浜中 まぁ楽しいです。なんせ帰ったら人がいる!
小澤 えっ、寂しがり屋なの?(笑)
浜中 ははは! 確かに誰かもいないと、すごく寂しいですね。あと、面白いことが起こるんじゃないかと思うと、皆がいる時は家を出たくなくなる。それくらい楽しいし、4人の雰囲気もすごくいいよね。
たつろう うん、バランスがいいんだと思う。
小澤 あまりないんですけど、夜9時くらいに全員揃うと皆、テンション上がって。誰かが必ず「おっ、この時間に4人いるのは珍しいね」って言うんですよ。
たつろう 芸人らしくない家だとも言われるよね。この前、芸人仲間が遊びに来た時、スピッツが流れていたらそう言われた(笑)。
ヤジマリー。 芸人同士で暮らしてると、どこかで競い合ったり、殺伐としてしまうこともあるんです。けど、僕らは家族みたいというか。4人でウォーキングやランニングも一緒にするくらい、仲良くしてますね。
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と、和気あいあいだった4人ですが、話が進むにつれてルームシェアの実態が明らかに! 実体験から出した"ルームシェアの心得"とは!? 続きは、ケータイよしもとにてお楽しみください!


●ケータイよしもと(http://sp.fdgm.jp
芸人持ち込み企画『新中野ハウス芸人直伝! ルームシェアの心得』
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・心得その1「トイレ掃除は上から by ヤジマリー。」(11月13日公開)
・心得その2「迷惑かけてごめんなさい! by 小澤」(11月15日公開)
・心得その3「同居人への配慮を忘れずに!」(11月17日公開)
・心得その4「3人じゃねぇ、4人だ by 浜中」(11月19日公開)
・心得その5「ゴミ出しは協力的に」(11月20日公開)
・心得その6「ルールは足し算 by たつろう」(11月22日公開)

●ライブ情報
SHARE HOUSE ~新中野ハウスと代々木ハウスの場合~
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日時:11月22日(日)開場21時15分/開演21時30分
会場:ヨシモト∞ホール
出演:ピスタチオ・小澤、春夏秋冬・浜中、スカチャン・ヤジマリー。、LOVE・たつろう、田畑藤本・田畑、阿部直也、ジャム・三浦
チケット:前売1500円/当日1800円
チケットよしもとにて発売中!

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