困惑、歓喜、驚嘆......個性的なパフォーマンスによる対戦は赤組の勝利に!『HAPPY NEW YEAR 2016!! 彩~irodori~新春かくし芸!!』レポート
1月1日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて『HAPPY NEW YEAR 2016!! 彩~irodori~新春かくし芸!!』が開催されました。
MCを務めるのはラフレクラン。白組を西村、赤組をきょんが応援するとあって、「あなたとは敵です!」と相方へ宣言するきょん。「じゃあ、金輪際話さないということで!」と冷静に返されるとすぐさま「そういうことじゃないです」と慌て始めます。
最初の対戦は、やさしいズ・たい対光永&テゴネハンバーグ・松村。たいはスポーツ推薦で進学したほどの空手の腕前。瓦5枚割に挑戦するも4枚しか割れず、客席に座る芸人から散々なクレームが入ります。一方の2人は板割に挑戦。松村成功後、光永もトランポリンに乗って前転してから板割。見事に成功させると、客席からは拍手が起こりました。
その後、板割にも挑戦して見事に割った、たいに軍配があがります。
独特な個性が光った第2対戦。廣瀬&ひので・池田は廣瀬が都道府県の形をしたパズルを、池田がキン肉マン消しゴムを、それぞれ口に入れて正解を当てるという不思議なパフォーマンスを。きょんがふざけて池田の口に入れた都道府県パズル以外は、見事に全問正解した2人。驚きのあまり、観客、出演者ともにどよめきます。
対する、白く観の千葉ゴウは体を宙に浮かしながらペットボトルの水を一気飲みするという体を張った芸を披露。途中、何度も限界を迎えながらもやり切った千葉を讃える声声も上がりましたが、赤組の素晴らしいパフォーマンスには適いませんでした。
第3対戦では、ここまで保っていたクオリティが一気にダウン。赤組のワラバランスによる金額ピッタリの商品を答えるという芸は芸人の食いつきはいいものの、お客さんの反応はイマイチ。続く、白組のキンボシ・西田の力士の出身地、所属部屋、自分だけが知っているまめ知識という特技には感嘆の声が上がったものの、相方・有宗が背中に書いた文字を当てるというパフォーマンスは正解を出したにも関わらず、会場は静寂に包まれてしまい......。「二度と披露しません!」と正月早々、断言することになりましたが、勝利はゲットします。
第4対戦で、まさに「隠して来た芸を披露する」と意気込んだのは、赤組のウエスP。お尻に載せたジェンガの1ブロックを吹き矢で打ち抜くというパフォーマンスを披露するも、一度目は失敗。二度目はブロック自体、動いたものの、打ち抜くことはできず。「あの......ウエスPさん......これ、失敗ですよね?」と恐る恐る訊ねる西村に、ここでは終われないと気合いを入れ直すウエスP。腰に付けたマシュマロを食べるというパフォーマンスを成功させ、挽回します。
一方、白組のいぬは"三点倒立をしながら激辛ラーメンを食べる太田の上にキーボードを載せて、有馬が演奏してスイーツを食べる"という芸で、ウエスPを圧倒。有馬は「ウエスPさんに勝てたー!」と喜びを爆発させました。
イベント中盤には、超若手芸人による「隠していたほうがいいかもしれない芸を披露する」というコーナーも。これは本当に芸なのか?と困惑するパフォーマンスが続き、「怖い! あと6組続くの?」(きょん)「この春で芸歴5年目を迎えますが、未だ感じたことがないほど汗が出てます!」(西村)とMCのラフレクランも戦々恐々とします。
その後、いじわるモルモットのフライパン曲げ芸、グリフォン國松のヌンチャクパフォーマンス、西村ヒロチョによるバイオリン芸で、なんとか持ち直したのでした。
後半戦・第5対戦では、赤組・ビスケッティと白組・ニューヨークが激突! 安倍首相のモノマネからテツandトモさんのモノマネを披露した安定のビスケッティに対して、ニューヨーク・屋敷は「今年の勝負ネタができた」と豪語。某番組の一部を再現したモノマネを見せるも敗れてしまいます。
第6対戦もモノマネ対決。赤組の放課後ハートビートはそれぞれが得意な歌マネを次々と展開、白組のガーリィレコードは某人気俳優のモノマネを披露。結果、赤組が勝ちます。
続いての第7対戦は、アイドル対決。赤組のフレミング・宮本&ゴールドバーグ・差をつけろ西本&マイルドシュート・小名木によるパフォーマンスには、クオリティの素晴らしさとキャッチーさに会場の雰囲気は一気にヒートアップします。
対する白組・スカチャンは彼ららしく、手作り感満載のパフォーマンスで圧倒。結果、赤組が勝利しましたが、「素晴らしい! これぞ激闘ですよ!」と、西村も興奮気味です。
最後は、赤組のきょん率いるアイドルポップユニット「甘栗カンパニー」(雨野宮、感動ピスト・実方、スカイサーキット・小阪、パンプアップ・秋山)と白組のフランクリン・久保田、サンシャイン・信清、あわよくば・ファビアン、しゃかりき・おっくん、千葉ゴウによる海外スターという華やかな対決に。甘栗カンパニーのパフォーマンスではオリジナルソング「ファイティン!!」に乗せて、うちわを振るノリノリのお客様が続出。海外スターのまさかの来日(?)には、会場のボルテージは一気に上がりましたが、結果は赤組の勝利に。
すべての結果、圧巻のかくし芸を披露した赤組が総合勝利をつかみ取りました。
昨年の『ピスタチオ presents「新春かくし芸大会」』に続いて、今年も披露された若手芸人によるかくし芸。今年はビックリするようなパフォーマンスも多く披露されました。早い話ではありますが、2017年は一体どんな芸が生まれるのか!? その時を楽しみに待ちましょう!
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