現役ラグビー・トップリーグ選手が集結し、裏話も続々! 新喜劇とコラボした爆笑の恒例イベントを開催!!
ラグビーワールドカップでの日本代表の活躍に全国が盛り上がった2015年。その興奮もまだ記憶に新しい1/17(日)に、なんばグランド花月で恒例の「よしもとラグビー新喜劇」が開催されました。2011年から行われているこのイベント。ラグビー経験者でもある吉本新喜劇座長・川畑泰史を筆頭に、ラグビーを愛する"よしもとラグビー芸人"と、現役のラグビートップリーグ選手が集結し、爆笑のステージを繰り広げるというものです。5回目となる今回は、スーパーラグビー2016シーズンから参戦する日本チーム「サンウルブス」からも選手が参加。より一層の盛り上がりが期待できます。
当日のなんば花月は立ち見も出る盛況ぶり。昨今のラグビー人気を裏付けるように、大勢の観客が詰めかけました。いよいよイベントスタート。緞帳が上がったステージには川畑旅館のセットが。まずは川畑やアキ、未知やすえたちが、いつものギャグを連発。客席は爆笑に包まれます。
最初にステージ上に登場したのは、赤いユニフォームの3人とスリムクラブの2人。ユニフォームの選手たちは、神戸製鋼コベルコスティーラーズの山下裕史選手、木津武士選手、伊藤鐘史選手です。アキと川畑にいいようにイジられる3人。声が小さいとツッコまれたり、体をいいように触られたり、やられ放題で、その様子に観客も大盛り上がりです。
もちろん、新喜劇メンバーとの絡みもバッチリ。ステージ上の油に滑るくだりや口笛に吹かれて飛ばされるところなど、息ぴったりの動きを見せます。ラインアウトの掛け声でスリムクラブを高く持ち上げるところなどは、客席からも大きな歓声が上がりました。
次に登場したのは、タックルながい。とパナソニックワイルドナイツの堀江翔太選手、田中史朗選手、クボタスピアーズの立川理道選手です。最初の自己紹介で噛む田中選手に客席は大爆笑。そして、今度は清水けんじ、島田一の介たちとの絡みです。島田一の介の薄毛をイジるところもうまくこなし、客席の笑いを誘う選手たち。しかし、今度は島田一の介のギャグに、ステージ上で笑いが止まらなくなり、川畑からツッコまれます。さらに選手たちは今別府の乳首ネタにも参加。オチを奪って先にやってしまうなど、テンポよくネタを見せてくれます。
続いて登場したのは、大男に担がれた番頭役の池乃めだか。この大男たちがNTTコミュニケーションズシャイニングアークスのアマナキ・レレィ・マフィ選手と、パナソニックワイルドナイツのホラニ龍コリニアシ選手。身長差を活かした「見下げてごらん〜」のネタも見事に決まります。「ネクタイ外して、長さがいっしょ」のネタでは、二人そろって見事にコケも披露。トンガの言葉で浅香あき恵に「ブサイク」と言うなど、客席を盛り上げます。
そして選手全員がステージに集合し、いよいよエンディング。烏川が嫁役のやすえに「1年間はスカパーでラグビーを見る」、「2/27(土)、秩父宮であるサンウルブスだけは見に行かせて! 日本が初めてスーパーラグビーに参加する歴史的な試合!」などの大事なセリフをしっかり伝えてます。烏川といっしょに堀江選手もお願いしようとしますが、ここでセリフを噛む痛恨のミス! 勢いに任せてやすえに「白豚!」と言ったところ、やすえが激怒。説教大会が始まります。
まずは田中選手。「出てくるとき丁稚ドンみたい」。さらに「ラグビーがダメになっても吉本で待ってる」とスカウトするひと幕も。続いてはホラニ選手。「ヒゲ濃過ぎるやろ! もうちょっと鍛えろ!」。マフィ選手には「エラい男前やの〜、声が小さい!」。立川選手には「目開いとんか?」。神戸製鋼3人組はまとめて「調子のっとんか? 新人漫才師か?」と鋭いツッコミが炸裂。客席は大爆笑のまま、ここで新喜劇は終了。一旦休憩に入ります。
休憩の間は、選手といっしょにステージに出られる、「エスコートキッズ」の権利をかけて、会場のちびっ子たちが抽選に参加。「ハイ!ハ〜イ!」と元気な声が響きわたっていました。
いよいよ後半の「JAPAN☓芸人 スクラムトーク」がスタート。まずジャージに身を包んだ芸人たちがステージに登場します。メンバーは川畑、烏川、タックルながい。、島田一の介、シャンプーハット・こいで、ジャルジャル、スリムクラブというメンバー。MCはブラックマヨネーズ、解説はラグビージャーナリストの村上晃一さんです。スリムクラブ・内間はラグビーの経験はないものの、「顔は一番ラグビーボール感がある(ブラックマヨネーズ・吉田)」ということで参加です。
続いてエスコートキッズといっしょに選手が登場。各選手が自己紹介とともに普段呼ばれているニックネームを披露します。コリ選手が日本語で夢を見ること、木津選手はジャパンで一番腕が太いなどの裏話が披露されます。そして、まずは「JAPANに聞いてみよう!」のコーナー。最初のテーマは「ワールドカップ2015」。南アフリカ戦についての印象などを選手たちが話しました。「勝った瞬間が一番印象に残っている」と堀江選手。ほかにも選手たちの貴重なエピソードがどんどん飛び出します。日本国内の盛り上がりについては「現地で日本のテレビが見られたので、少しはわかっていた」と選手たち。立川選手は「(メールなどの)連絡がすごかった」と話します。
続いてのテーマは「エディー・ジョーンズ監督」。堀江選手は「練習がめちゃくちゃしんどかった」と振り返ります。そして立川選手が一番怒られていたと暴露。その怒られ方に客席からは笑いが起こります。なんと田中選手は監督に言い返したことがあるんだとか。「ここだけの話、エディーは子どもなんですよ」と爆弾発言も。ほかにも様々なエピソードが披露され、客席は盛り上がります。
さらに「トップリーグ」や「スーパーラグビー」など、選手たち自身が様々なテーマについて語ってくれました。なかでもこれから開催される「スーパーラグビー」については、ステージ上にも参加している選手が多数いるとのこと。日本チーム「サンウルブス」などのジャージを着用するシーンもあり、客席からは歓声も上がります。そして、マーク・ハメット監督からのビデオメッセージも披露。「スーパーラグビー」は2/13(土)、豊田スタジアムでトップリーグのフィフティーンと戦う「サンウルブス☓トップリーグXV」のほか、2/27(土)から日本国内でも5試合を観戦することができるとのこと。世界のトップレベルとの試合は見逃せません。
続いて客席の子どもたちからのアンケートに選手が答えるコーナー。「タックルが怖いけど、どうすれば上達する?」といったテクニックに関することのほか、「どうして田中選手は大きくならなかったんですか?」といった珍質問なども飛び出しました。選手たちの珍?名?迷解答に客席も爆笑です。
続いての「体験してみよう! これがJAPANだ!」では、選手たちがラグビーのテクニックをステージ上で披露してくれました。「ラインアウト」「パス」「キック」など、選手たちのスーパーテクニックに客席は大歓声。なかでも「プレースキック」では、立川選手が五郎丸選手のあのルーティンワークを披露。客席は笑いに包まれました。ほかにも、子どもたちがステージに上がり、実際にパスを受けるシーンもあるなど、大いに盛り上がりました。
最後は選手からプレゼントが当たる抽選会! ワールドカップのインナーシャツやJAPANのジャージ、サイン色紙、サイン入りジャージなど、豪華アイテムの数々に会場は大興奮。歓声と拍手に包まれて、無事イベントは終了しました。
本日のステージはBSスカパー!(BS241ch)で2月に放送が予定されているので要チェック。選手たちのいつもとは違った表情をテレビで見られるこのチャンス、見逃す手はありません!
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