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2016年1月22日 (金)

笑福亭仁智が大衆芸能部門優秀賞、又吉直樹がニューパワー賞を受賞!「文化庁芸術祭賞・関西元気文化圏賞」合同贈呈式

このたび、平成27年度「文化庁芸術祭賞」大衆芸能部門芸術祭優秀賞を笑福亭仁智が、「関西元気文化圏賞」ニューパワー賞をピース・又吉直樹がそれぞれ受賞しました。1月21日(木)に大阪・リーガロイヤルホテルにて行われた「文化庁芸術祭賞・関西元気文化圏賞」両賞の合同贈呈式には仁智、又吉の代理としてよしもとクリエイティブ・エージェンシー副社長・戸田義人が出席。賞状と目録を受け取りました。

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式典では、まず「文化庁芸術祭賞」各賞の紹介および授与が行われることに。毎年秋に開催される"芸術の祭典"である同賞を、仁智は「笑いのタニマチ20周年記念『仁智の新作ひとり旅』」で受賞。この公演で、仁智は昭和50年代から取り組んできた自作の落語『老女A』『兄貴の頭』『多事争論』『出前持ち』を時代順に演じ、当時の自身の舞台姿に世相などを交えた映像でつないで構成。時の経過とともにすぐに古びる感のある創作落語の上演に新たな可能性示したこと、また出囃子にもネタにちなんだ工夫を加え、前座・助演を入れずひとりだけで演じきり自身の落語世界を表現したことなどが評価されました。壇上に上った仁智は、青柳正親文化庁長官から賞状と目録を受け取ります。

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続いて行われた「関西元気文化圏賞」贈呈式では、関西元気文化圏推進協議会の森詳介会長の挨拶の後、各賞の紹介と授与が。その年に、関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人物・団体に贈られる同賞。そのなかのニューパワー賞に選ばれた又吉は、お笑い芸人として活躍する傍ら執筆した『火花』で2015年第153回芥川賞を受賞。発行部数が245万部に達し、芥川賞受賞作で初めて年間ベストセラー総合1位となったことはもちろん、小説の中で使われるイキイキとした大阪弁、大阪育ちというバックボーン、さらに自身の経験に重ね合わせて夢を抱き東京へと旅立つ芸人(若者)の姿を描き多くの読者を魅了したことが受賞理由に。ほかに純文学ファン層の拡大や出版界の活性化に貢献したことも評価されました。都合により出席が叶わなかった又吉からはビデオメッセージが届けられ、「このような賞をいただき大変うれしく思っています。2016年も、皆さんを元気にできるネタと文章をどんどん書いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました」と挨拶。賞状とトロフィーは、代理の戸田副社長が受け取りました。

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贈呈式後に行われた祝賀会では、各賞の受賞者によるスピーチの時間も設けられました。仁智は先日、芥川賞を受賞した本谷有希子さんの「芥川賞は作家にとっての餌のように感じる」との発言を引き合いに、「噺家にとっての芸術祭賞は"栄養"という感じがする」とコメント。「発表の次の日、どんな記事が載っているかと見ましたら、ほとんど載っていない。内心ちょっとショックを受けておりましたが、しばらくすると知り合いから自分のことのようにうれしい、というお祝いのメールをいただいて『これか』と。自分もうれしいけど、人にも喜んでいただける。こんなうれしいことはございません」と心境を語りました。12年前にも同賞を受賞したことがあり、「その時は吉本興業からご祝儀10万円をちょうだいしました。期待しております」と笑わせるひと幕も。最後は「今まで通り古典になるような新作、エッジのきいた新作、そして何よりも笑っていただける、おもろい新作を作り続けていこうと決意を新たにしました。本当に感謝しております」と締めくくりました。

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又吉に代わってスピーチに立った戸田副社長は「吉本的には『芸術祭賞』と『関西元気文化圏賞』のダブル受賞。ダブルでおめでたい場に呼んでいただき、ありがとうございます」と感謝の言葉を。「(又吉)本人は、昨年末からこういった評価をいただく機会が多かったが、今回、地元関西で評価していただけたことを大変喜んでいる。これを励みに、また新しい世界を広げてもらえれば」と又吉の思いを代弁するとともに、「吉本興業としても、関西の文化発展のためにまだまだ寄与できることがたくさんある。頑張って活動していきたいと思いますので、ご支援の程よろしくお願いいたします」と呼びかけました。

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【笑福亭仁智】【又吉直樹】【ピース】