フルーツポンチがゲスト登場!ネタにコーナーに痛い罰ゲームまで盛りだくさんの「一期一笑」
1月23日(土)、よしもと沖縄花月で岩田勇人、ウリズン桜、大屋あゆみ、ガジラー、けんたくん、ピーチキャッスルの定期公演「一期一笑」が開催されました。
5回目となる今回は、大屋あゆみとけんたくんの二人がMCを務め、オープニングトークが始まります。ロングヘアにひげを生やしたけんたくんを見てピーチキャッスル・桃原が「ホームレス感がすごい」と早速いじり、これには理由があるとけんたくん。
「なんと、またホームレスのお仕事を頂きました!」と発表すると大屋に「意味合いが変わってくる」とツッコまれ映画に出演する事を明かします。以前も映画『天の茶助』にホームレス役で出演したけんたくんだが、「今回はランクが上がって『裸の男』という役」と話すと、すかさずピーチキャッスル・真栄城に「いや、ランク下がってるだろ」とツッコまれ、会場から笑いが漏れます。「裸の男なのに、この前衣装合わせがあって10枚以上のトランクスが並べられ、ゴリさんの前で着替えていくがどれも『違うな~』と言われた。後日衣装さんが劇場にパンツだけ届けに来る」と映画出演についての面白エピソードで会場を温めました。
メンバー紹介では、昨年けんたくんとコンビを解消した岩田勇人が新しく利根川ポプキンスというコンビを結成した事を発表すると「おめでとう」と祝福の声が上がるなか、けんたくんは複雑な面持ちでウリズン桜・仲宗根に「最近けんたくんはみんなに『コンビ組もう』と誘っている」と暴露され、笑いが起こります。
続いて本日のゲスト、フルーツポンチが登場すると会場からは歓声と拍手が響きます。
沖縄の印象を聞かれたフルーツポンチ・村上は「毎年来ている。沖縄は人がいい。気候もいいし、沖縄は好き」と話し、好きな場所を聞かれると「これいったらみなさん沖縄詳しいって思いますよ」と前置きしながら「首里城」と答え、桃原に「さっきから全部情報が薄い」とツッコまれます。
沖縄の好きな食べ物を聞かれたフルーツポンチ・亘がぎこちない様子で「テビチ」と答えると、すかさず桃原は「だまされるな! 絶対食べてない」と言い切りメンバーから「信じようよ」となだめられます。
それぞれのネタ披露でトップバッターを切ったのはピーチキャッスル。「同窓会で久し振りに会ったら名前が思い出せなくて気まずい」と話す桃原に真栄城が同級生役を演じ、うまいごまかし方を桃原が練習するというものですが、極端な桃原の対応に会場からは大きな笑いが起こります。
続いて、登場したけんたくんは「体内に偉人を呼び起こす」という不思議な設定でけんたくんワールド全開のネタを披露しました。
大屋あゆみは県外では通用しない「沖縄あるある」を披露し会場を盛り上げ、前半3組のネタが終了しました。
MCをフルーツポンチの二人にバトンタッチし「古今東西バレーボール対決」のコーナーが始まります。体操着にカツラ姿で女子バレーチームに扮したメンバーのその強烈な風貌をフルーツポンチの二人がいじりながらも「仲宗根電力チーム」「桃原ファイターズ」の2チームに分かれるが1名足りないという事で村上も参加する事に。気が乗らない様子の村上は「バレーが嫌とかじゃなくて、沖縄芸人と絡みたくない」と毒を吐きながら笑いを誘いゲームがスタート。
「た」から始まる有名人や、熱いもの、学校にあるものなど様々なお題で順調にラリーが続く中、ボールがついた棒をコントロールする亘は急にスピードを上げたり、お客さんを巻き込んでゲームを盛り上げますが、途中で棒が折れてしまいガジラー・江藤の頭に刺さる、岩田勇人の腕を直撃するなど数々のハプニングが発生します。「普通のバレーより疲れる」と息が上がった様子を見せる中、桃原ファイターズが勝利を勝ち取りゲームは終了しました。
後半のネタ披露では、岩田勇人が客席のお父さんと12年ぶりに会うお母さんが現れるという不可思議な設定でネタを披露します。
続く、ウリズン桜は友達と家でゲームをしているときにおしっこを漏らしてしまうが「おしっこではない」と言い張るコントを披露し会場は笑いに包まれます。
ラストのガジラーは「一番テンション低いコンビがトリ。若干頭が割れているからネタが飛んでしまうかも」と先ほどのゲームでの後遺症を引きずる江藤。寺崎とお互いに直して欲しい癖を指摘し合うという漫才を披露し会場は笑いに包まれたまま全組のネタが終了しました。
続いて、ただただ本気でジェンガをやる「本気(マジ)ジェンガ」がスタート。倒した人は罰ゲームでチンコ破壊マシーンを受けるというルールに亘は「沖縄の罰ゲームは基本的に暴力がひどい」とコメント。村上は「だから成人式が荒れる」と会場の笑いを誘います。
村上は「ここからはお笑いじゃない。ドキュメント」と本気の意気込みをアピールし、順調にジャンガが進んで行きます。次第に不安定になるジェンガに会場も緊張した空気が流れるなか、一周目最後の桃原が成功したらMCを務める村上も参戦する事に。嫌がる村上だったが順番が回ってくると「俺ジェンガやってた。ジェンガ留学もしていた」と得意げな様子。「みんなやったことぐらいあるだろ、しかもそんな留学にお金払うの?」と亘がツッコミをいれ笑いを誘いながらも宣言どおり成功させると会場からも「おー」と歓声とともに拍手が響きます。
二周目がはじまるとさらに不安定さを増しいつ倒れてもおかしくない程グラグラと動くジェンガに緊張感が高まるなかメンバーも真剣そのもの。三周目に突入し寺崎は「全部だめっぽい」と自信ない様子だったが見事成功させ会場を沸かせます。続くけんたくんは「みつけたー!」と言いながら慎重にチャレンジするも大きくグラつき、会場の「あー!」と残念そうな声とともにジェンガが倒れてしまいます。
罰ゲームを受ける事になったけんたくん。怖がりながらもマシーンの前に立つと亘の掛け声で勢いよく股間に当たり、絶叫するけんたくんは「本当に痛い」と痛がりながらも会場は爆笑に包まれ、死闘のジェンガ大会は終了しました。
間髪入れず始まったエンディングトークで再びMCをするけんたくんは痛がりながらも「フルーツポンチさんともチームワークが生まれました。ありがとうございます」と明るくコメント。会場からも拍手が響きます。
最後は檀上で全員そろって観客へ「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ「一期一笑」は幕を下ろしました。