「福島よしもと」開設発表会開催芸人が福島県へ集結。
1月29日(金)小雪がちらつく生憎の天候の中、福島県郡山市で「福島よしもと」の開設発表会が行われました。
「福島よしもと」とは、東日本大震災後の東京電力原子力発電所の事故で、長らく続く風評被害を、少しでも情報発信の力で無くすような施設を目指し開所されました。
建物は、1階と2階に分かれており、1階は福島県内で製造された6次化産品の中から、福島県がバックアップする、「ふくしまおいしい大賞」を陳列され、販売及びプロモーションを行います。また、よしもと関連グッツもあわせて販売しております。
2階では、デジタルコンテンツの配信スタジオを完備し、お笑い・音楽・芸術と幅広い分野の方々に貸出をするほか、週に数回は地元住みます芸人の「ぺんぎんナッツ」と「ヒッキー北風」がデジタル配信を行います。
また、配信以外の時間帯は、フリースペースとして開放し、福島県の新たな創造の拠点としての役割を担う空間として活用されると共に、若手クリエーターの発掘や、新たなエンターテイメントの発掘育成を行う場所としても解放致します。
地元の方々との配信なども今後は企画され、「住みます芸人+α」の力で、福島県を盛り上げます。
この日の発表会には多くのメディアが詰めかけ、「福島よしもと」2階の会場に入り切れない程の方が集まりました。
司会は福島県住みます芸人「ぺんぎんナッツ」が務め、「福島よしもと」の概要が発表されました。
この「福島よしもと」をとおして「福島のおいしい。福島のおもしろい。」を全国そしてアジアへ情報発信をしてきますと力強くアピールいたしました。
最初にご挨拶に登壇された水本常務からも「食をとおして福島の魅力を発信するとともに、地域の若者に発表の場を提供して、福島から新しいエンタテイメントの育成するきっかけつくりになれればと思います。」と語られました。
次に福島県庁企画調整部部長近藤貴幸様よりご祝辞をたまわりました。「震災から5年、風評被害や風化が叫ばれている昨今ですが、よしもとさんが福島に来て、情報発信をすることにより福島が注目される可能性がたかまるので、嬉しく思います。」と述べられました。
次に地域代表の方のご挨拶がありました。
地元大町商店街振興組合副理事長宮川様より「よしもとさんが商店街に来ていただいて、商店街の活性化に期待してます」とおっしゃられました。
そしてふくしまおいしい大賞事務局の方ご挨拶されました。
ふくしまおいしい大賞とは、福島の食材を創意工夫したオリジナルの加工食品です。
「1階の売店で販売してまいりますので、より広く多くの方に目に触れて商品が認知されることを期待しています。」と言われました。
そしていよいよゲストの登場です。三瓶、ピスタチオ、とにかく明るい安村が登壇です。
本宮市出身の三瓶が登場し、「福島には以外とよく来てます。郡山によしもとができて、仕事が増える事を期待してます」といい、お馴染のギャグで会場を盛り上げました。
ピスタチオは「福島には初めてきました。」といい、伊地知は「福島いいところですね!福島住みます!」と宣言し、小澤は「そんなこときいてねぇよ!」と返し、お馴染のネタを披露して、記者の笑いを取っておりました。
とにかく明るい安村は「ふだん三瓶さんと仲良くさせていただいているんですが、ホントやさしんですよ!僕にとっては福島の人はやさしい!というイメージですね。」とべた褒めです。そしてお馴染のネタ披露。
媒体からフラッシュの嵐が起こりました。
そして飯坂町出身で15歳より舞妓として終業され現在は芸妓になられた恵里葉さんが、登壇し「祇園小唄」を1曲舞われました。
「祇園で芸の道を究めるために修行しました。福島によしもとさんができて、若い人が芸に触れる機会が増えて、芸の道に進むきっかけになればいいと思います。」おっしゃられました。その後フォトセッションをおこない発表会は無事終了いたしました。
マスコミ&登壇社は、全員1階に移動して1階入口ののころでお―プニングセレモニーをおこないました。
観客300人の集まる中、盛大にテープカットを行い、先着50名のお客様によしもとグッズと新鮮な野菜が配られました。
12時より2階のスタジオで記念すべき第1階配信番組「秘密のぺんぎんSHOW」が配信されました。
出演はぺんぎんナッツ、三瓶、ピスタチオ、そしてヒッキー北風です。
テーマは「ふくしまおいしい大賞」。おもしろくておいしい食品を紹介しました。
約45分の番組でしたが、観客は爆笑の連続で大いに盛り上がり、2回目の配信番組に期待がもてました。