「一人喋りショー」と「新ジャンルの即興コント」からなる新型エンタメショー『THE EMPTY STAGE IN GINZA』第3幕がスタート!!
2月7日(日)、東京・BENOA銀座店にて『THE EMPTY STAGE IN GINZA』の初日公演と囲み取材が行われ、この日の「One-Man Talk Show」担当のココリコ・田中直樹と「即興コント」担当の水玉れっぷう隊・ケン、ニブンノゴ!・宮地、ギンナナ・菊池、ラフレクラン、遊佐亮介(以上チームB)、ガリットチュウ・熊谷、イシバシハザマ、ハンマミーヤ・一木、ボーイフレンド(以上チームH)が出演しました。
『THE EMPTY STAGE』とは、2014年12月に、『即興』をテーマに「One-Man Talk Show (一人喋りショー)」と、アメリカ最大級のコメディ集団「The Second City(セカンドシティ)」の即興コントメソッドを持ち込んだ「新ジャンルの即興コントショー」の2部構成でお届けする新型エンタメショー。今回の『THE EMPTY STAGE IN GINZA』は、その第3弾となる公演です。
芸人がその身一つで舞台に立ち、たった一人で繰り広げる 『One-Man Talk Show (一人喋りショー)』には、千原ジュニアをはじめ、トーク力に定評のあるメンバー17名が日替わりで出演。人気・実力ともに第一級メンバーの一夜限りのプレミアムトークをお楽しみ頂きます。今回は、「M-1グランプリ2015」チャンピオンに輝いたトレンディエンジェル・斎藤司、準優勝の銀シャリ・橋本直、またなにかと話題の渡辺直美も新たに参戦します。
シカゴを本拠地とし、マイク・マイヤーズ(オースティン・パワーズ/シュレック)、マシ・オカ(HEROES)など数多くのスターコメディアンを輩出し続ける「The Second City」の即興コントのシステムを持ちこんだ、『IMPROVSHOW featuringTheSecondCity』に出演するメンバーは、よ しもと所属の芸人55名。9チームに分かれ、毎回2チームがそれぞれの演目を披露していきます。台本はなく、その場で観客からお題をもらい、それを元に即興でコメディを創っていくため、想定外のハプニングが起き、筋書きのない展開が観客を不思議な笑いへと導いていきます。今回はFUJIWARA・藤本、南海キャンディーズ・しずちゃん、ザ・プラン9・お~い久馬、ヤナギブソンも加わるなど、さらにパワーアップした内容でお届けします。
また、 『THE EMPTY STAGE(ジ・エンプティ・ステージ) IN GINZA 』 は120名以内の限られた少人数のお客様にお酒や食事を楽しみながら観ていただくことができるプレミアムなショー形式をとっていることから、今回はオトナの街・銀座での開催となりました。
初日であるこの日、全体のMCを務めたのはタケト。登場するなり、「ここが銀座だと思うと緊張するので、会場は地下なんだし、ここは新大久保だと思うことにしましょう!」と独特の考え方でお客さんの緊張(?)をほぐします。また、タケトは昔、この会場の近くにあったよしもとの劇場「銀座7丁目劇場」に出演していた頃の思い出話も披露。なんと、劇場近くの銀行の裏口からマスクとサングラスをして包丁を持った銀行強盗が出てくるのを見たことがあるそう!
そんなレアな経験をしたタケトの紹介により最初に出演したのはガリットチュウ・熊谷、イシバシハザマ、ハンマミーヤ・一木、ボーイフレンドからなるチームH(チーム・パワー)。チームHが担当するのは<ショート即興ショー>。まず最初に演じられたのが「コンダクター」というタイトルのショーで、これは、お客さんからもらったお題について指揮者が指さす順番に全員で物語を喋る、というもの。1章、8章、17章、最終章と喋って、最後には話をまとめなければいけません。
お客さんからは名詞と形容詞、2つのお題をもらうことに。名詞は「唐揚げ」、形容詞は「小さい」というお題が出たため、「小さい唐揚げ」についての物語がコンダクター役のボーイフレンド・宮川の指揮のもと、次々と語られていきます。最初は普通に小さな唐揚げの話から始まる物語でしたが、だんだん話が転がっていき、最終的にはなぜかアリより小さくなった悪魔のおじいさんに油をかける――といった話に発展します。
他にも、出演者3人がそれぞれ平仮名50音の「行」(あ行、さ行など)のお題をもらい、その後、それぞれその行から始まる言葉から始まる文章のみを使ってシーンを演じなければならない「あかさたなはまやらワールド」、3人で演技をしている時にMC役のメンバーがベルを鳴らすと、その直前のセリフを言った人がそのセリフをタイトルにした歌を歌わなければならない「それ歌ってみよう」など、全部で5種類の即興ショーが披露されました。
続いての登場はココリコ・田中。約30分間の1人喋りということで、基本的には好きなことを喋ってOKなのですが、最初だけお題をお客さんからもらうことに。お客さんからは「猫」というお題が出ます。田中といえば動物好きということもあってか、得意分野でのトークテーマを嬉々として喋る田中。ネコ科の動物の中ではチーターがいちばん好きだと話し、その理由をチーターの特長を説明しながら話す田中に、お客さんからは感心の声があがります。
他にも、まだ無名だった20代前半に銀座7丁目劇場に出ていた頃、劇場前で酔っぱらいのおじさんに鈴木蘭々に間違われた話や、相方の遠藤がみんなが思っている以上にアホだという話などを次々と披露していきますが、「僕はこの『THE EMPTY STAGE』が大好きなので、もっとみなさんからお題が欲しいです」と発言し、新たにお題をもらうことに。ところが最初にお客さんから出たお題が「軽減税率」だったため、「たまにEMPTY STAGEが嫌いになることがあるんですよね......」とボヤき、笑わせます。
その後、そのお題を出したお客さんに、軽減税率に関するヒントをもらいつつ探り探りで話していく田中でしたが、最終的にはあきらめたのか「来たるべき軽減税率の実施に備えて、まずは戸締まりを大事にしたいと思います!」と宣言し、お客さんは大爆笑。その後は得意の生きものをテーマにお客さんと対決がしたいと言い出し、出された生きものに対して専門的な知識を言えれば田中の勝ち、言えなければ負けというルールで対決が繰り広げられました。
最後に登場したのは<ロング即興ショー>を担当する、水玉れっぷう隊・ケン、ニブンノゴ!・宮地、ギンナナ・菊池、ラフレクラン、遊佐亮介からなるチームH(チーム・アランドロン)のメンバー。先ほどのチーム・パワーとは違い、1本の長いお芝居を演じる彼ら。しかもミュージカル調で演じるとのことで、さっそく「飛びます」「メダカ」という2つのお題をもらいます。
らんたろう(ラフレクラン・きょん)が飼っているメダカをめぐって、国家規模の陰謀が渦まく戦いに発展するという壮大な物語になったこの日のミュージカル。登場人物もインドネシアから来てチクワ工場で働いているが、実はメダカを狙うチクワ部隊(ケン、菊池)やらんたろうのクラスメイトでものすごい大声の大声太郎(宮地)、そのおじいちゃん(ラフレクラン・西村)、喋り方にクセがありすぎるいじめられている先生(遊佐)など、バラエティにとんだキャラクターがところどころに歌をはさみ、物語を紡いでいきます。
最終的に、舞台は宇宙にまで広がり、地球の平和が守られた......というくだりで、最初にも登場した「飛び出すメダカ」のテーマソングが歌われ、物語はエンディングを迎えました。
公演終了後の囲み取材では、感想を聞かれた田中が、「他のライブに比べて、その場でお客さんからお題をもらうので、即興感がすごい。楽しんでやらせてもらいました」とコメント。ケンは「2年ちょい(『THE EMPTY STAGE』を)やらせてもらってるんですけど、今日は稽古の中でも出来のいい感じを本番ではやらせてもらったな、と思います」と手応えを感じたようすでしたが、なぜかその発言を聞いた他のメンバーからは笑いが起きていました。また、チーム・パワーのリーダー・熊谷は「先輩後輩が入り乱れての本当に楽しいステージとなっております」と語り、「365日やってもいい。スポーツ的なところもある」と『THE EMPTY STAGE』の魅力を説明します。
"即興"について、宮地は「お題をもらってから演じるので、事前に本当の意味での稽古はできない」と難しさを語りますが、 逆にそこが魅力でもあるので、田中は「全員の舞台を見たいです。きっと、演者だけでなくお客さんによっても変わると思うので......」と発言。するとすかさずハザマが「じゃあ、このあとの舞台(17時開演の夜の部)も観ていかれるんですか?」と質問すると、田中は「今日はちょっと都合が悪くて......」と、さっそく断ったため、取材陣からは笑いが起きていました。
「今度は即興コントの方に挑戦してみたいという気持ちは?」と聞かれ、以前、島田秀平に手相を見てもらったところ、「絵本作家の手相だ」と言われたという話を持ち出す田中。そのとき、「『芸人をやっているのが奇跡だ』と言われたぐらいなんで、ムリです(笑)!」と即答していました。
台本ナシ、道具ナシ、あるのは芸人の腕とパフォーマンスのみ、という『THE EMPTY STAGE IN GINZA』。20日までさまざまなミラクルな笑いが起こるに違いない本公演、ぜひお見逃しなく!
●公演詳細
『THE EMPTY STAGE IN GINZA』
日程: 2016年2月7日(日)~20日(土) ※開演時間は日ごとに異なります
会場:「BENOA銀座店」(東京都中央区銀座6-13-16 パセラリゾーツ銀座店B3F)
出演:
『 One-Man Talk Show 』
千原ジュニア(千原兄弟)、兵動大樹(矢野・兵動)、田中直樹(ココリコ)、ケンドーコバヤシ、陣内智則、 高橋茂雄(サバンナ)、徳井義実(チュートリアル)、川島明(麒麟)、秋山竜次(ロバート)、 大悟(千鳥)、綾部祐二(ピース)、石田明(NON STYLE)、西野亮廣(キングコング)、 村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、斎藤司(トレンディエンジェル)、橋本直(銀シャリ)、渡辺直美
『IMPROVSHOW featuringTheSecondCity』
<ロング即興ショー>
≪チームA≫ バッファロー吾郎・竹若、ギンナナ・金成、ピクニック、スパイク・小川、エマ
≪チームB≫ 水玉れっぷう隊・ケン、ニブンノゴ!・宮地、ギンナナ・菊池、ラフレクラン、遊佐亮介
≪チームC≫ 2丁拳銃・修士、ニブンノゴ!・森本、キングコング・梶原、シューレスジョー、インポッシブル・井元、かたつむり・林
≪チームD≫ マンボウやしろ、デッカチャン、5GAP・久保田、インポッシブル・蛭川、かたつむり・中澤、スパイク・松浦
<ショート即興ショー>
≪チームE≫ ザ・プラン9・お~い!久馬、FUJIWARA・藤本、南海キャンディーズ・しずちゃん、ザ☆忍者、雨野宮将明
≪チームF≫ かりすま~ず・幹てつや、ザ・プラン9・ヤナギブソン、ニブンノゴ!・大川、エリートヤンキー・西島、セブンbyセブン
≪チームG≫ ダイノジ・大地、りあるキッズ・安田、プラスマイナス、相席スタート
≪チームH≫ ガリットチュウ・熊谷、イシバシハザマ、ハンマミーヤ・一木、ボーイフレンド
≪チームI≫ 2700、サンシャイン、ネルソンス
★2月 7日(日)13:00開演→(ワンマントーク)田中直樹 / (即興コント)TeamB & TeamH
★2月 7日(日)17:00開演→(ワンマントーク) 兵動大樹 / (即興コント)TeamC & TeamH
★2月 8日(月)19:00開演→(ワンマントーク) 石田明 / (即興コント) TeamC & TeamG
★2月 9日(火)19:00開演→(ワンマントーク)村本大輔 / (即興コント)TeamB & TeamE
★2月 10日(水)19:00開演→(ワンマントーク)斎藤司 / (即興コント)TeamA & TeamG
★2月 11日(木・祝)13:00開演→(ワンマントーク)橋本直 / (即興コント)TeamA & TeamI
★2月 11日(木・祝)17:00開演→(ワンマントーク)高橋茂雄 / (即興コント)TeamB & TeamH
★2月 13日(土)13:00開演→(ワンマントーク)綾部祐二 / (即興コント)TeamB & TeamI
★2月 14日(日)13:00開演→(ワンマントーク)西野亮廣 / (即興コント)TeamA & TeamF
★2月 14日(日)17:00開演 →(ワンマントーク)千原ジュニア / (即興コント)TeamC & TeamE
★2月 15日(月)19:00開演→(ワンマントーク) 陣内智則 / (即興コント)TeamD & TeamG
★2月 16日(火)19:00開演→(ワンマントーク)秋山竜次 / (即興コント) TeamD & TeamF
★2月 17日(水)19:00開演→(ワンマントーク)渡辺直美 / (即興コント)TeamA & TeamE
★2月 18日(木)19:00開演→(ワンマントーク)ケンドーコバヤシ / (即興コント)TeamD & TeamE
★2月 19日(金)19:00開演→(ワンマントーク)徳井義実 / (即興コント)TeamA & TeamF
★2月 20日(土)13:00開演→(ワンマントーク)大悟 / (即興コント)TeamD & TeamF
★2月 20日(土)17:00開演→(ワンマントーク)川島明 / (即興コント) TeamC & TeamI
チケット料金 : 前売3,900円/当日4,300円
※飲食メニューあり(別途1オーダー制)
※整理番号付自由席
チケット取り扱い:
・チケットよしもと http://ticket.yoshimoto.co.jp TEL:0570-550-100
・チケットぴあ (Pコード : 448-608) http://t.pia.jp TEL:0570-02-9999
・ローソンチケット (Lコード:35748) http://i-tike.com TEL:0570-084-003
・フジテレビダイレクト http://fujitvdirect.jp
公式HP http://the-empty-stage.jp/index.php
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