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2016年2月12日 (金)

ホスト仕込みのテクニックも伝授! 『ピスタチオ伊地知改め、元No.1ホスト嵐がお客様の恋愛相談にのるライブ~聖誕祭SP~』レポート

2月5日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『ピスタチオ伊地知改め、元No.1ホスト嵐がお客様の恋愛相談にのるライブ~聖誕祭SP~』が開催されました。

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このライブでは、ピスタチオの伊地知大樹がホスト経験を活かし、事前に寄せられた恋愛相談を読み上げ、次々と解決策を提示していくという内容で、2回目となる今回は伊地知の31歳となる誕生日当日、∞ホールへと進出。

開演時刻を迎え、登場と同時に客席へ降りて握手をしながら練り歩く伊地知ですが、ステージに上がると「これお笑いライブじゃないんですね。だから僕のボケは今の登場で終わりました。ここからはホスト・春風亭嵐(あらし)として、芸人は捨ててやっていきたいと思います」と芸人の顔を封印することを宣言します。

そして、どっしりと椅子に座り足を組むと「辛口で言いますので、ひどいなって思う人もいるかもしれませんが、それが嵐なんでね」「こころして聞いて欲しいなと思いますね」とピスタチオのそれとはまるで別人の雰囲気で念を押したところで、恋愛相談の書かれたアンケートから、ランダムに1枚を選択。

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最初の相談は、交際中の彼氏に対する不満の数々で、特に「服装がダサすぎで一緒に歩きたくない」「なんて言えばあっさり言うことを聞いてくれるのでしょうか?」とファッションセンスについて不満を募らせます。

こうした内容を読み上げた伊地知は「自分好みに(彼氏を)変えるって面白くないような気がしちゃうんだよ、俺は」と前置きしながらも、「簡単だけど一緒に買い物行きましょうか」と、彼氏の洋服を一緒にショッピングするプランを提案。

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これを皮切りに、矢継ぎ早に相談事を読み上げ、解決策を語る伊地知でしたが、特に多かったのは「出会いがありません」「好きな人ができません」「彼氏が●年間できません」といった出会いの機会を求める女性からの声です。
これには、全くモテなかった相方の小澤が、全国区のテレビに出ることで、小澤が好きという一部の人が集まるといった現象を例に、「分母が上がることで、自分の好きな人が現れる確率が上がるんですよ」と熱弁する伊地知。
そうした持論から、人の集まる場所へ出かけたり、定期的に喫茶店へ入ったり、ひとつ駅を歩いたりといった「日常のサイクルのなかに一個出会いのポイントを入れておきましょう」とアドバイスします。

さらに学校生活や仕事に打ち込んでいるために恋愛とは縁遠いという人へは、「他のことをがんばっていると恋愛もうまくいく」という持論から、その場でその場でがんばることにより、がんばっているオーラで人が集まり、自分磨きも行われ、恋愛の準備がされているとのこと。

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少し変わり種では「娘が遊んでばかりで結婚しません」といった愛娘の婚期を心配する母親からの悩みもありました。
「難しいなあ」としながらも、「遊んでるってことは、幸せなんですよ」「結婚することがすべてじゃないと思ってるから、いかに人生を楽しく生きられるかだから」と徐々に結婚観を明かす伊地知。
さらに母親側に立ち、どうしても結婚して欲しいなら、「結婚しないの? お見合いしないの?」と訊いてみた上で、結婚しないと言われたら場合、「それはそれで認めてあげるしかないですね。娘さんが結婚したいって思うまで、好きにさせればいいと思います」との意見を述べました。

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他にも、「ボディタッチ」、会話、メール、LINEなどに「相手の名前を入れる」といった男性から好かれるためのテクニックや、彼氏の束縛が激しいという相談には、束縛する彼氏への愛情と自由に遊びたい願望を天秤にかける解決方法などを伝授。
随所で自身の体験談を混じえることもあり、マンネリ気味のカップルへはコスプレを勧めるシーンもありました。

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終演の予定時間に差し掛かかるも、「何か終わりたくないんだよ、まだなあ。スパっと決まった感じがしないんだよ、自分の中で...」と、エンディングに納得してない表情を見せると、彼氏や夫といったパートナーがいる方へは、明日中に「何かしらの言い訳を作って、"ありがとうね"って言いましょう」と呼びかけます。
ちなみに伊地知も「好きだよ」が恥ずかしくて言えず、変わりに「かわいいね」「ありがとう」を使っているとか。
一方、パートナーがいない方へは、「誰かしらに(LINEの)スタンプ1個でもいいから、送ってみましょうか。こういうのに来たのを何かのきっかけにして欲しいから」とし、最終的には「1人だと私ガチじゃんっていう気持ちになっちゃうから、軽い気持ちでいいから3人に送りましょう」と提案します。

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客席の反応に納得した様子の伊地知は、「よかったらまた次回も来てください。ではみなさん、いい恋をしましょう!」とのラストメッセージを残し、終演を迎えました。


【ピスタチオ】【伊地知大樹】