橋本環奈さん、星泉役と朝寝坊からの卒業! 映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』初日舞台挨拶
3月5日(土)、東京・角川シネマ新宿にて、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の初日舞台挨拶が行われ、映画初主演の橋本環奈さんを始め、長谷川博己さん、武田鉄矢さん、大野拓朗さん、宇野祥平さん、前田弘二監督が登壇しました(登壇予定の安藤政信さんは体調不良のため欠席)。
登壇者が出そろうと、「お聞きしたいような、聞くのが怖いような感じなんですけど、みなさん、映画『セーラー服と機関銃』いかがでしたか?」と満員の客席へ呼びかけた環奈さん。
すると、大きな拍手と「よかったよ!」との歓声が起こり、「昨日は緊張して全然眠れない、ドキドキしてました。みなさんに暖かい拍手をいただいて、すごくホッとしましたし、落ち着きました」と安堵の表情を見せます。
全員の挨拶が終えたところで、「この映画を通して卒業したこと?」との質問に環奈さんは、「しょうもない話でもいいんですか?」と前置きし、「映画の撮影期間、寝坊しなかったんですよ」と朝寝坊からの卒業を自慢気に発表。
続いて長谷川さんは、今回演じたいわゆるヤクザのような役を「卒業したくない」「男臭いものをもっともっとやっていきたい」として、「『96時間』のリーアム・ニーソンみたいになりたい」との目標を掲げ、一同をどよめかせます。
次に「プライベートの卒業」について訊かれた大野さんは、
「僕、面白くない男なんですね」「面白くない男をどう卒業するかが、今年のテーマ」だったと明かし、酒席ではとにかく明るい安村や江頭2:50さんのまねをして盛り上げていたとか。
それを聞いた環奈さんから「観たいです」とのムチャぶりとも思えるひと言が飛び出し、大野さんは躊躇しながらも「おーい! お前ら、今日は観てくれてありがとぉー!」と江頭さんの"モノ申す"スタイルで感謝を伝えます。
すると宇野からは「大野さんを卒業しようかなと思いました(笑)。でも面白い人なんですよ」といったフォローも入り、和やかムードに。
続いて、福岡を拠点に活動する「Rev.from DVL」に所属し、福岡から東京などの仕事現場へ通う環奈さんに、同じ福岡県出身の先輩・武田さんからは「旅立って東京で生きていくという決心をどこかでしないと。冷たくいうけど、一人前にはなれないような気がするよな」といった厳しい贈る言葉が。
さらに武田さんは「やっぱり良すぎるよ、故郷は」と地元愛を混じえながら、「九州出身の人たちがみんな味わった、寂しさの中から自分のクリエイティブを刺激してる、その足跡をぜひ辿って欲しいなと」と熱くアドバイスしました。
そして前田監督からは、「アイドルが演じたらこの程度かと、そういう風に絶対思われたくはありません」と撮影前の環奈さんからアイドルのプライドとも受け取れる決意表明を聞き、それに応えるべく、「映画ってつまんないなと、映画ってたいしたことないなって思わせてしまったら、これからの長い人生において、映画を嫌いになってしまったら、大きな罪」といったプレッシャーと闘いながら撮影を進めたといった逸話も。
ここで、MCの八雲ふみねさんから、サプライズとして、環奈さんのご両親からの手紙が読み上げられます。
当初は「こういうのって教えてもらうもんじゃないんですか?(笑)」と戸惑う環奈さんでしたが、撮影期間中の大変さを見守っていたという両親が綴った文面を真剣な面持ちで聞き入り、「本当にありがたいと思います。あんまり(感想が)思い浮かばない(笑)」とカ・ン・ル・イには至らずとも、言葉を詰まらせる一幕も。
その後、環奈さんは制作発表からクランクイン、クランクアップ、そして現在のプロモーション活動までを振り返り、「この映画に関わったみなさまのおかげで、私は映画が、女優という仕事が大好きなりました」と感謝を述べます。
さらには、「『セーラー服と機関銃』の星泉は本日卒業しますが、この作品で学んだたくさんのことや、勉強させていただいたことを大切な糧として、これからもいろいろな作品、役柄に向かって歩んで参りたいと思います」と女優としての確かなる第一歩を印象づけるメッセージを残して、舞台挨拶は終了しました。
映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』は、本日より全国公開
詳細は(http://sk-movie.jp/)にてご確認ください。
また、本作の主題歌で、橋本環奈さんの初ソロCD『セーラー服と機関銃』が好評リリース中。
各タイプ、収録曲などの詳細は、よしもとアール・アンド・シー内公式サイト(http://www.randc.jp/artist/hashimotokanna/)にてご確認ください。
(C)2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会
配給:KADOKAWA