村本と中川パラダイスの対極すぎる人間性が明らかに!ウーマンラッシュアワーのフリートークライブ
3月13日(日)、沖縄よしもと花月にて『よしもと沖縄花月1周年感謝企画 ウーマンラッシュアワー村本と中川パラダイス(正面からみて右に立って蝶ネクタイをした丸顔の「パーラダーイス」という両手を広げて高い声を発するギャグをやるお笑い芸人)が沖縄でしゃべりまくるトークライブ』が開催されました。
今回も、若い女性を中心に多くのお客さんが詰めかけた会場は、ライブが始まる前から熱気に包まれていました。
「みんなどこから来たの?」と舞台に登場した二人がさっそく観客へ語りかけます。以前に、ロサンゼルスから飛行機で10時間以上もかけて大阪でのライブを見に来てくれたファンがいたが「あまり笑ってなかった」らしく、心苦しかったというエピソードで笑わせ、ライブがスタートしました。
話は、仲がいい人、心を許して話せる人がいないという村本の話題から。この日は空き時間が3時間あったのでひとりでしゃぶしゃぶを食べに行き、ひとりで鍋と対面していたそう。ただ、ロバートの秋山とは、ネタを作っているという点ですごく話が合うそうで、お互い共感することがあると明かしていました。
ここで、相方(=ネタを書いてない方)の共通点の話へ。ロバートの山本は、東京から沖縄へ来るのにダウンジャケットを着ていた。先のことも考えずに、今いる東京の寒さのことだけ考えていることに、パラダイスは「いつも着ている上着を、何も考えずに着てる」と同感し、会場の笑いを誘います。
パラダイス自身も「何に乗っていようが、暑くても、めんどくさいので絶対ダウンジャケットを脱がない」とコメント。これには「万が一の事を考えられない」と村本が猛然と反発、バンジージャンプやスカイダイビングの話へ移ります。
たまに全然怖がらないで飛べる芸人がいるが、飛ぶのはネタ作ってない方で、パラダイスもそのひとり。ロバートの秋山からも「バンジージャンプは山本が飛ぶ」と聞いたそうで、「何があるか分からないという思考(発想)がない」と村本の失礼な発言に、会場は大爆笑です。
「公園にあるような、ただの遊具として飛んでる」と語るパラダイスは、死の恐怖なんて考えたこともないとあまりにも楽観的。村本は「全てを超越してるな」と感心した表情。「飛行機に乗ってるいる時に、風がバーンと吹いて、飛行機がクルンとなったらどうする?」と心配しすぎる性分の村本は、以前にストーカーの被害にあった経験もあり、常に死の恐怖と闘っている事を明かしました。
話題は、ネタを絶対脱線したくないというパラダイスのエピソードへ。漫才しながらもアドリブで遊びたい村本は、話が脱線した時には、そこを楽しんでどんどん脱線させたいそう。ただ、パラダイスの方は、話がグチャグチャになるのがイヤで、なんとか台本通りの本筋に戻そうとするそうで、「遊びたいのに遊べない」と村本は不満気に語っていました。
「遊び方が分からない」「話の先が見えない」というのがパラダイスの言い分で、それには村本が「俺の作った言葉のレールを歩いてるんやん」「とまどっているお前の顔が好きやねん」と返します。
また、ロケなどで「パラダイス待ちがある」というくらいに、あまりにもゆるゆるすぎる残念なお腹事情が村本から暴露されるも、パラダイスの思いがけない自分本位な発言に、会場も大爆笑です。
他にも、ボクシングを笑いに活かして欲しいと山本へ熱望しているロバート秋山、とある番組で一瞬顔が火ダルマになった村本の面白すぎるエピソード、あと2回で終了する村本のラジオ番組での言葉のチョイスの難しさなど、次々に話題が展開。村本おなじみのマシンガントークも織り交ぜながら、終始会場を爆笑の渦に包みこみ大盛り上がりのトークライブとなりました。