笑いの殿堂・なんばグランド花月の年間来場者が100万人を突破!記念セレモニー後は芸人たちが大入り袋で感謝を手渡し
笑いの殿堂・なんばグランド花月では、3月31日(木)の3回目・本公演(15:45開演)において、過去最高の年間入場者数100万人を突破しました。昨年度の約93万人をさらに上回る記録達成を記念し、開演前には劇場エントランスでセレモニーを開催。西川きよし、桂文珍、宮川大助・花子、辻本茂雄、アキが出席してくす玉を割りお祝いした後、入場される皆さんひとりひとりに出演芸人たちが大入り袋を手渡ししました。
開演を前に列を作るたくさんのお客さまを前に、まずは西川きよしが挨拶を。「皆さん方のおかげをもちまして、なんと1年間で100万人を突破することができました。これもひとえに日頃から応援していただいているお客さまのおかげと感謝しております」と感謝すると、大きな拍手が起こります。「100万人というのはすごいこと。いつも『小さなことからコツコツと』と言ってきましたが、積み重ねてきてよかったなと思っています」としみじみ語ったほか、「びっくりするのはこちらの大入り袋。中を見ると高額な金額が入っております!」と大きな目をさらに大きく見開き笑いを誘うひと幕も。最後は「なんばグランド花月ならびに吉本芸人一同を、これからもよろしくお願い申し上げます」と呼びかけ締めくくりました。
この後、きよし、文珍、大助・花子、辻本、アキが一緒にくす玉を割り、100万人達成を華やかに宣言。
開場時にはエントランスに入れ替わり立ち替わり出演芸人が立ち、ひとりひとりのお客さまに大入り袋とともに「ありがとう」の気持ちを届けました。
セレモニー終了後の囲み会見では、桂文珍が代表してコメント。「吉本のいろんなパターンの笑いを、みなさんが楽しんでいただいたということ。この数がまた増えますように、みな精進してまいりたいと思っております」と気合を入れ直します。「吉本が大入り袋の中に500円を入れて全員の方に配るという、こんなことはなかった。これはいよいよ吉本も危ないな(笑)」と笑いをまじえつつ、「100も200も続きますようにということで、これからもご愛顧をたまわりますように。どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶しました。
質疑応答では、「全国の心をつかんだ吉本の笑い強さの秘密は?」という質問が。きよしは「芸能界というと、裏に回れば足を引っ張り合うとか言いますが、そういうのがなく、心をひとつにして吉本興業を盛り上げていこうという思いがある」と東西問わぬ芸人たちの仲のよさを挙げ、「長嶋茂雄さんやないけど、吉本興業は永遠に不滅です」と胸を張ります。
「吉本芸人の皆さんのパワー」と答えたのは辻本。「若手が何とかこのなんばグランド花月を満席にしたいと頑張っている」と芸人たちの頑張りが原動力になっていると話しました。
年々動員が増えるなか、舞台に立って感じる「お客さんのパワーがすごい」と言うのは花子。「世の中では暗いニュースもありますけど、幕が開いて舞台に出たとたんに、お客さんの明るさで、逆に自分の沈んだ心が明るくなります」とのことで、「先代の会長が言われた『笑いは心の薬や』という信条を守って、これからも続けていきたい」とキッパリ。もちろん「それでは大助さんから...(と振りつつ答えを待たずに)まあ彼もこう言うてることですし(笑)」と漫才さながらのやりとりで笑わせることも忘れませんでした。
【西川きよし】【桂文珍】【宮川大助・花子】【辻本茂雄】【アキ】