「~Member」19組がネタとともにこれまでの3年間を振り返る!『彩~irodori~East Live SP Final』レポート
3月31日(木)、ヨシモト∞ホールにて『彩~irodori~East Live SP Final』が開催されました。
2013年3月からスタートした東京よしもと若手ランキングシステム『彩~irodori~East』。本日4月1日(金)よりランキングシステムがリニューアルされることになり、これまでのシステムで最上位にランクしていた"TOP3"の横澤夏子、ニューヨーク、ラフレクランを含む「~Member」が集結ました。
オープニングMCのニューヨーク・屋敷は「このメンバーでやるライブも最後。楽しんでください」と客席へ声をかけます。「敢えて今日初めて来た人」(屋敷)と呼びかけると、手を挙げる人がチラホラ。「じゃあ、誰も知ってる人はいないという人は?」(嶋佐)という問いかけにもチラホラ手が挙がる中、「~Member」はネタを披露しました。
トップバッターの横澤夏子はエスティマに乗っているお母さんを事細かに描写し、サンシャインは合コンを題材としたコントを見せます。やさしいズによる森羅万象を感じさせるアーティスティックなコントでは、不思議な空気が充満。心霊現象を切り口に視点の光るコントを見せたのは、ニューヨーク。しゃかりきは光による太ももモノマネを、テゴネハンバーグは一休さんをモチーフとした掛け合いを繰り広げました。
2ブロック目のトップバッターは、ダイス。最後の『彩~irodori~Battle』で初めて「~Member」入りした彼はこの日が初めての『~East Live』ということもあり、「もっと出たかったよ! 転校初日が卒業式ってなんだよ!」と絶叫します。TEAM BANANAは悪口が大好きだという山田がまくしたてると、フレミングは医者を題材とした漫才を。スピード感と迫力がどんどん増しているバビロンは、この日も3人が熱く掛け合います。ボーイフレンドは4月から1つ下のランクになるため、「ボーイセカンドでいい」と言い出す黒沼。ラフレクランはエリートとヤンキーというギャップをうまく見せた漫才で湧かせます。
いよいよ最後のブロック。「前説やりたい」と言うはらの提案から客席を盛り上げたのは、ゆにばーす。相席スタートが大人のショートコントを披露すると、客席からはくすくすと笑い声が起こります。ダイタクは双子を活かしながらのテンポのいい掛け合いを、鬼声トマホークはどっしりとした漫才を、ジェラードンはかみちぃ&西本が相変わらずの突飛なキャラクターでコントを見せます。ネルソンズはアイドルを題材としたコントを、トリの田畑藤本は東大卒・藤本のキャラクターを逆手にとった漫才できっちりと笑わせました。
ネタ終了後、これまでのライブで忘れられない思い出を披露するトークコーナー『彩~irodori~メモリーズ!!」が行われました。
ジェラードン・西本のゲップが臭すぎるというラフレクラン・きょんの訴えにより、「医学的にどこか悪いんじゃないですか?」と言い出したダイタク・タク。すぐさま医師免許を持つフレミング・宮本が触診するも、後ずさり。「死んでいる......」と呟きます。この一連の流れは同劇場で行われるライブではおなじみですが、「このくだりも、彩~irodoriでできたよね」と笑う面々です。
ゆにばーす・川瀬がカッコいいと思うというのは、ジェラードン・かみちぃ。大阪で行われる運動会の稽古後、∞ホールでのライブへ向かっている最中、「さすがに稽古後のライブはきついな」と話しかけたかみちぃに、川瀬は「僕、趣味ないんですけど、しいて言うならお笑いがそう。だから、今からのライブもむっちゃ楽しみですわ」と話したんだとか。「言うてない!」と必死に首をふる川瀬は、なぜかモノマネを披露することに。その流れから、タクに「カッコいいのはパイロット」と振られたボーイフレンド・宮川がパイロットの格好をして登場。ネルソンズ・岸とともにパイロットっぽい仕草をするも実はバスの運転手だったというミニコントを見せると、屋敷は笑いながら「せっかくのトークコーナーなのに。トークがまったく伸びない!」とツッコみます。
ずっと1つ下のランク「~Jr.」にいたダイスは「~Member」のMCを総評。「ボーイフレンドは8割勢い」「ダイタクは細かいところまでツッコんでイジるけど、喋ること全てにトゲがあった」「ニューヨークは同期しかいじらない」など、的確な指摘で盛り上がりました。
最後は全員で記念撮影。屋敷が「3年間、本当にありがとうございました。4月から新しいシステムが始まります。ここからムーブメントを起こしたいので、これからもよろしくお願いします!」と力強く宣言して、ライブは終了しました。
本日より新システムがスタート! 2006年のオープン後、多くの人気者を輩出してきたヨシモト∞ホールから、今年はどんなスターが誕生するのか。ぜひとも劇場に来て、生で若手芸人の笑いを楽しんでみてください。きっとあなたのお気に入りが見つかるはずですよ!
【横澤夏子】【ニューヨーク】【ラフレクラン】【サンシャイン】【やさしいズ】【しゃかりき】【テゴネハンバーグ】【ダイス】【TEAM BANANA】【フレミング】【バビロン】【ジェラードン】【ボーイフレンド】【ゆにばーす】【相席スタート】【ダイタク】【鬼越トマホーク】【ネルソンズ】【田畑藤本】