ラフレクラン、万雷の拍手に感謝!『ラフレクラン単独ライブ「馬鹿かしこ」』レポート
4月2日(土)、東京・ルミネtheよしもとにて『ラフレクラン単独ライブ「馬鹿かしこ」』が開催されました。
この日、コンビ結成5年目に突入するラフレクラン。オープニングコントでは、NSCでの2人の出会いから4年前、コンビ結成したこの日、ヨシモト∞ホールで行われた『彩~irodori~Championship』で劇場の顔ともいえる「TOP3」に選ばれた瞬間など、2人が辿ってきた軌跡をVTRを交えたコント仕立てで振り返ります。
オープニングVTR明けは早速、漫才へ......というところですが、きょんの着替えが間に合わず。「ちょっと待ってください!」と言いながら、ズボンのベルトを締めて「単独を機に、衣装を変えました」と報告します。も、「好きな青と映える黄色にしたんだけど、これ......TSUTAYAじゃない?」と自ら指摘。西村も「人間T-POINTカードだよ」と同調し、早速ネタに入りました。
ネタ中、西村に張り切りすぎたきょんが「大丈夫ぅ?」と声をかけるも、その言い方がまるでウーマンラッシュアワー・村本のようになってしまい、変な笑いが。「散々、稽古したのに、新しいの出すなよ!」とクレームを入れる西村に、きょんは「稽古しすぎて飽きちゃったんだよ!」と返して笑いを誘いました。
その後も、究極の選択をテーマとした漫才、理想のプロポーズから掛け合いを見せる漫才を披露します。
ストリートミュージシャンと募金活動をやっている男による奇妙な交流を描いた「募金」、男女の初対面の混沌としたギャップが光る「お見合い」、バイトの同僚の女性2人の日常的な会話で見せる「女の子」、店員と客それぞれの倫理観の違いから来るすれ違いがおかしみを増す「ペットショップ」など、多数のコントも披露。彼女の誕生日プレゼントに異様な執着を示す男が登場する「彼女の誕生日のレストランデート」では、あまりの狂気に客席から悲鳴が上がります。
中盤には「箸休めの時間」と評して、きょんプロデュースによる「バランスボールバー」も。西村は「みなさん、ラインの返信でもしながら観てください」と客席へ呼びかけます。バランスボールを使ってのさまざまなパフォーマンスを披露するきょん。大半は失敗でしたが、そんな中、「バランスボールフラフープ」では大きな笑いが。「スーン」「スーパースーン」というかなり抽象的なタイトルが付けられたパフォーマンスは、お手伝いしてくれた放課後ハートビート・松下を巻き込んで大失敗してしまいますが、これもご愛嬌です。
幕間のVTRには、きょんをメインとした保育園での1日入園体験の模様が。明るいキャラクターを活かしてすぐさま園児に溶け込んだきょん。途中、西村に人気を奪われながらも、最後は自己紹介ギャグを一緒にやってもらえるまでの仲良しに。また、西村がナレーションを務める『おはスタ』の収録現場へきょんが突撃し、出演交渉をする様子も流されました。
エンディングでは、万雷の拍手に深々と頭を下げた2人。憧れの舞台での初単独ということもあり、きょんが「ふわふわした」と語れば、西村も「なんか......そう! うん、そうなんです!」と言葉にならない気持ちを表しながら、「何回もここで単独ができるように頑張ります」と新たな決意を。
最後は、きょんによる「エイエイオー! 左手反抗期!」というギャグで締めくくりました。
【ラフレクラン】【放課後ハートビート】【松下シュート】