最新ニュースインタビューライブレポート

« いよいよ 東京・神保町花月で 新作・ネタ下ろし「神保町・創作落語の会」を開催! | メイン | 初恋タローと8.6秒バズーカーが、アイドル番組でレギュラー出演!『今夜はアナタの番組』 »

2016年5月17日 (火)

超新塾・アイクが躍動! ザ☆忍者・大久保はざわつかせる 『ダイナマイト関西2016 ~オープントーナメント前夜祭~』レポート

5月8日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて『ダイナマイト関西2016 ~オープントーナメント前夜祭~』が行われました(以下、敬称略)。

20160517165113-0f6913e58fd4d3b8f3bd2394be20baf06dbd80cd.jpg


周知の通り、『ダイナマイト関西』は、格闘技的なルールを用いて、大喜利の頂点を決めようというイベント。
1999年の旗揚げ以来、試行錯誤を繰り返しながら徐々に人気を高め、昨年は事務所対抗戦で大いに盛り上がりましたが、今年は"ゴチャゴチャ言わんと大喜利好きな奴は誰でも参加してきたらええんや!"をキャッチコピーに、芸人だけでなく、プロ・アマ問わず、誰でも参加可能な完全"オープントーナメント"を開催し、史上最大規模の大喜利大会となることが必至です。

開演時刻を迎えると、バッファロー吾郎とMCの浅越ゴエの3名が登場。
インタレスティングプロデューサーを務めるバッファロー吾郎Aは、珍しくキャラに扮しておらず、「今話題のハリウッドザコシショウです」とTシャツをアピールします。

20160517163432-f0b38342756f649efe75e07f3cb210637c204bf9.jpg

そして、『ダイナマイト関西』を「かいつまんでいうと、美味しいお刺身を食べるイベントです。あ、あれはダ"イカ"マイト関西か」とさっそくユーモアを披露。

ここで『ダイナマイト関西2016 ~オープントーナメント~』の大会概要が発表され、プレ予選から始まり、予選、準決勝、決勝を経て王者を決めると明かされました(詳細は『ダイナマイト関西』公式サイト参照)。
決勝は、都内ホールで12月開催とだけ発表されると、「渋谷、シアターDで行います」「冗談です。新宿ネイキッド・ロフトにて」「イオンの駐車場」とユーモアを連発するA。

20160517165115-7790dbbee5875088b99d5f3e685738cb1afe19e5.jpg

優勝など過去の『ダイナマイト関西』で実績のある出場者は、プレ予選を免除されますが、「優勝経験のある竹若さんはシード、Aさんはプレ予選の方から...」と浅越から伝えられたAは「そのことで作家と俺、5、6時間もめてるんだぞ!」と怒りを露わにします。

また、オープントーナメントとあり、誰にでも門戸を開いていることから、Aは「なんとかペンを挟めるゲスが、よろしいゲスか?」とザリガニから問い合わせがあった言い張る一幕も。

そうしたオープニングから、いよいよ前夜祭の第1試合となるスペシャルシングルマッチ、ケンドーコバヤシvsバッファロー吾郎・竹若へとなだれこみます。

20160517163434-f93bd56d67d84fc8639fd07c478912f3f235242c.jpg

ヒールレスラーよろしく、登場するなり浅越に殴りかかるという茶番を見せつけたケンコバと、礼儀正しく一礼して着席する竹若という対照的な2人。
いざ対決が始まると、ケンコバが大西ライオンら後輩芸人の名前を巧みに使い、序盤でリードを奪うも、竹若の反撃をくらって2-2と並び、延長戦の末、ケンコバが辛勝という結果となりました。

20160517163434-1a46f29f482a2758275f60a6c81cb6bab4d2b1e3.jpg

1999年の第1回から『ダイナマイト関西』に出場している2人を見て、解説席のAからは、「この2人が舞台で並んでいるの見ると、一緒にドーナッツを食べたことを思い出す。22、3年前」「俺が(ドーナッツ)美味いって言っても誰も買わなくて、うちの相方が美味いって言うと、こぞってみんな買う。めっちゃ怒ったんですよ。人を見て決めんなって」といったほろ苦い(?)エピソードも。

続く第2試合は、多種多様なジャンルからの参戦が想定される"オープンマッチ"にちなんだ『異種大喜利サバイバルマッチ』で、出場者はせきしろ、伊藤修子、おおひなたごう、森田みいこ、伊福部崇、犬山紙子、アイクぬわら(超新塾)、ベジータに扮したR藤本というバラバラな職種の8名が、大喜利を回答する前に、ポイントを奪いたい人を指名するルールで対戦します。

20160517163442-5848685240538d9af93695603c08d028ea66feb4.jpg

「お手洗いに行くのを忘れたんで(笑)」(伊藤)、「みんなで笑って楽しめたらいいなと思います」(森田)と意気込みが語られるなか、前日、天津・向主催のイベント『アニ×ワラ』にて、向から「明日の『D関』、勝ってください」とエールを送られたという伊福部は、「無視しておきました」と返したとのこと。
また、犬山から「『ドラゴンボール』だとトランクスが好きなので、ベジータにがんばって欲しいです」と擦り寄られたベジータは「下品な女だ」と一刀両断して爆笑を誘います。

20160517163440-ff21f09257ca6d8d1a7c7c41c2e8d196d352737a.jpg

試合開始すると、そのベジータが先陣を切り、アイクのポイント奪取に成功すると、「正直いうと、大喜利わかんない」と弱音を吐いていたアイクも、得意の英語を絡めたひとことで、ベジータへの仕返しに成功。
社会の闇を連想させるワードを多用する伊藤、似顔絵を駆使するおひなた、スケッチブックを縦に使って縦書きをする森田と、それぞれ個性を発揮しながらバトルは進み、ターゲットにされたアイクが最初の脱落者となります。

20160517163443-82bf8ae6d595fc5537c5e5f7d9b6a28c1716c47a.jpg

その後、脱落者が相次ぎ、最後は決め手に欠け、伊藤、伊福部、ベジータが1ポイントを残して同点優勝という結果となりました。

20160517163443-70665393f7852d5959f92a5064fe9bd187c7307b.jpg

第3試合は、事務所が別々の芸人4名によるスペシャルトーナメントで、ラバーガール・大水、どきどきキャンプ・佐藤、ザ☆忍者・大久保、ザ・ギース・高佐が参戦。
最初は佐藤と高佐の一戦で、佐藤が「オードリーの春日がボディビルの大会で予選敗退するという悪いニュースで不穏な空気が流れていますので、これ以上負ける報告を事務所に出来ませんので、なんとかいいニュースをケイダッシュステージに持って帰りたい」と意気込めば、対する高佐は、楽屋に設置されたひかりTVの中継モニターが「すごく見やすくて、さすがひかりTV」とやたら持ち上げます。

20160517163444-e9902d2f4ad467278977ace658fc7ebef8fafe8c.jpg

試合は先行した高佐が、3-1で逃げ切って勝利を収めました。
この試合の解説席では、高佐の着用していたTシャツにニューヨークの街並みがプリントされていると知ったケンコバが「昔、江川さんが『ザ・ニューヨーク』というお菓子のCM出てました」とプチ情報をねじ込んだり、佐藤の首の太さを指摘するなど大喜利とは無関係のガヤを展開。
また、高佐はダジャレが苦手と発覚し、対照的に佐藤の放ったダジャレ『シーヌ(死ぬ)ン・イン・ザ・サン』を「ラジオやったらMVPあげてた」とAが褒めちぎります。

20160517163410-675517fe495d8cc79523b72d6d8069c6af752743.jpg

続くは、大水vs大久保戦。
ネット通販で購入したという『吉田類の酒場放浪記』Tシャツを着込んだ大水は、「勝って(吉田)先生にいい報告したいです」と意気込みます。

20160517163411-406a80859adb07439a198b205a6dfe97883fe560.jpg

対する大久保は「日頃、先輩に空気でパンパンに膨らんだ浅越ゴエって言われて、一度ご挨拶させていただきたいと思いまして」と浅越に丁寧な挨拶を。
そんな静かな滑り出しでしたが、「1000分どん兵衛はどんな事になる?」とのお題に、大久保は「汁気がなくなりおいしくなくなる」と答え、「当たり前ですよ(笑)。当然やってくる未来を」(ケンコバ)、「まさにニューカマー。ただあの答えをビビらずに(笑)」(A)と解説席を含め会場全体がざわつかせるのでした。

20160517163411-853a5e68ea7a2a63e3c4ced59f5d6f73e2dcaa13.jpg

他にもケンコバは、大久保が回答フリップを出した後に見せる独特な表情を「あんなに近くを見てるのに遠くを見ている目、あります? 近視の治し方です」と解説。

結果的には5-1で大水の圧勝に終わりましたが、大敗した大久保も存在感を残しました。

そしてスペシャルトーナメントの決勝は、勝ち上がった高佐と大水という顔合わせとなり、序盤から決勝戦に相応しいポイントの奪い合いが展開されますが、ひかりTVでの生中継が終わった途端、回答の毛色が変化した高佐に、「あいつ、放送終わりで際どいこと言い出した」とケンコバが鋭い指摘を。
結果2-2で延長にもつれた末、随所で爆笑を呼んだ大水がトーナメントを制しました。

20160517163411-d45691ebaf6d70cea0181b93c47ab34b411e2d98.jpg

この対戦でも解説席は無関係なトークに拍車がかかり、Aが大久保の「コバヤシチルドレン」入りを勧めると、「コバヤシチルドレンとしては合格」とケンコバ。「他、誰いるんでしたっけ?」というAの問いかけに「ネゴシックス、ムーディ勝山、若井おさむ...(大久保は)十分クリア」と大久保のケンコバ軍団入りの話が進められました。

続いては『相性抜群!? カップルタッグマッチ』と題して、次長課長・井上&森田みいこvsA&伊藤修子という男女ペア対決が実現。
「ほんとに美男美女ですよ」と浅越が惚れ惚れする井上&森田ペアに対して、伊藤は「志村けんと小柳ルミ子で」を自称し、Aが「お前、研ナオコやろ!」キレたところで、大喜利がスタートします。

20160517163411-07577ee3e9686280feaf16e975e3421423482ace.jpg 20160517163412-338e30a528c83955203cbc107e06449f4e77649f.jpg

2人でひとつの回答になるなど、ペアならではお題が出され、互いにポイントが削られていくなか、森田が浅越を「川越」だと勘違いしたり、Aが忍者の仕掛け扉をアクションつきで熱演するなど、見どころ満載。
結果1-1のドローに終わり、「お前のせいだ!」と伊藤を叱責したAは、「サーカス小屋の裏側です(笑)」と付け加えて笑いを誘いました。

20160517163415-8b9810a64164940bfc23402d6ee68b723812cf2f.jpg

この日、ラストの試合は『五輪大喜利』と題した全員参加の加点制。
センターマイクに向かって大声で回答する「大声大喜利」が出題されると、「このコーナーからなんです!」と前に出てきたのは、ハイパーヨーヨのTシャツを着込んできたラバーガール・飛永です。

20160517163428-8313ad72d7f2965df374a41127712491a8fd1e6e.jpg 20160517163422-75f04d4cdba3f31c4bb6e1383473f9c7320f8067.jpg

「(ザ☆忍者)大久保さんの替わりにいけたんじゃないかな」と、この日初登場を猛アピールする飛永ですが、Aから「五輪大喜利で光るタイプだから」となだめられるハメに。

この大声大喜利、普段大声を出さない文化系の方の回答にも注目が集まり、スベリ気味だと恥ずかさが倍増したようでした。
そんな中、挙手しない大久保に、ケンコバからフリップが渡されるシーンがあり、言われた通りに大久保が発表すると、とんでもないド下ネタで「大久保マイナス」と無常のジャッジに爆笑!

20160517163423-7ac2f7c4b3bee8e692ec137dbcef0e621a5cc65f.jpg

してやったりのケンコバは、「汁気がなくなりおいしくなくなる」と大久保の当たり前回答をそのまんまコピーしてポイントを獲得するなど、賑やかな大喜利に終始し、結果はこれまた英語をまじえた回答で5ポイントを獲得したアイクが優勝を飾りました。
お題の意味が、あまり理解できなかった様子のアイクですが、「一応、みんなの答えに合わせてなんとかなるでしょ」とさわやかな優勝コメントを残し、浅越も「すごい対応力ですね」と感心しきり。

20160517163424-0333c3de4f0799939b2e36867fa61fc382bd5c40.jpg

一方の最下位は、ケンコバのなすりつけによって「マイナス1ポイント」となった大久保で、「今はイップスみたいな」状態だとして、リベンジを誓います。

エンディングに入り、ひとりずつ感想を訊かれると、犬山は「コラムニストで、まさか大声で叫んでスベるという体験をするとは思ってませんでした。いい経験になりました」と語り、終盤1試合のみの参戦となった飛永は「大声は出せたんですけど、最下位にもなれず、悔しいですね」と消化不良の表情。

20160517163424-ef36bea9e0ae106704db0f910afd97dbc19adea1.jpg

そして竹若は、「いろんな収穫、そして触れてはいけないもの大久保という、発見がいろいろあり、波乱に満ちたトーナメントになると思いますので、よろしくお願いします」とオープントーナメントに期待を寄せます。

最後にマイクを握ったAは、「今日、一番が見つかりました。『シーヌ(死ぬ)ン・イン・ザ・サン』、素晴らしかった。オープントーナメントの優勝候補が一人決まりました!」とダジャレを放った佐藤を改めてクローズアップし、当の佐藤もガッツポーズで歓喜。

20160517163425-9687fb927bf6c4fb78b6cb0caf7575a229d8f30b.jpg

そして、Aの「ありがとう、いい大喜利です!」の掛け声で、3時間にも及んだ『ダイナマイト関西2016 ~オープントーナメント前夜祭~』は終演を迎えました。

20160517163428-83fb2396a0ea7227e5103bc68e853f6d2432ec5c.jpg



なお、『ダイナマイト関西2016 オープントーナメント大会』は、すでに1200名以上の芸人が参加を表明しており、公式サイトでは一般参加者の申し込みも募集中。
プレ予選、予選のスケジュールも発表されています。
いずれも、詳細、最新情報は公式サイトでご確認ください。


【バッファロー吾郎】【ザ・プラン9】【浅越ゴエ】【ケンドーコバヤシ】【伊藤修子】【R藤本】【ザ☆忍者】【大久保たもつ】【次長課長】【井上聡】