よしもとニュースセンター

5月15日（日）、なんばグランド花月にて「よしもとゴールデンアワー」が開催されました。たむらけんじの発案により、今年3月からスタートしたこのイベント。バラエティ番組や舞台で大活躍中の人気芸人がMC＆ナビゲーターを務め、注目の若手芸人たちをネタやトークで紹介していくという内容となっています。

早くも8回目となったこの日のMCは、千原兄弟。登場するなり客席から大歓声が上がります。せいじにはとくに、男性からの声援が多数。「アフリカ！」という掛け声もかかり、せいじが「アフリカ関係あらへん！」とすぐさまツッコミを入れると、大きな笑いが起こります。



たむらからライブの主旨を事前に聞いていたふたりですが、ふたを開けて見ると「オッサンばっかりやん！　新鮮さのかけらもない！」（ジュニア）、「堂々としたもんや」（せいじ）と出演者の顔ぶれに疑問も!?　続いて舞台に上がったナビゲーター・千鳥も「同期と先輩がゴロゴロおる！」と同じ思いを吐露して笑いを誘っていました。この後、数年前、大悟の故郷・北木島にせいじが家族で遊びに行った際のエピソードなどが披露され、盛り上がったところでいよいよネタに突入です。



まずはアインシュタイン、



見取り図、



中山女子短期大学、



ビーフケーキ、



POISON GIRL BANDが4分ネタを。



5組終了後のトークコーナーでは、MCの千原兄弟が気になる芸人をピックアップし、話を聞いていくことに。ここで呼ばれたのは、中山女子短期大学。年齢や一風変わった名前の由来などが明かされていくなか、奥様が構成作家であることを知ると「それが一番おもろい！」「えらい近場やな！」と大盛り上がりのふたり。本人曰く「中山女子短期大学は家族経営なんです」とのことで、この日のネタで使った映像も、奥様とともに作成したそう。また、特技として「調子いい日は似ているモノマネ」も披露しましたが、こちらはネタのセレクトに大悟から「似てても笑う場面ではない」とダメ出しをされてしまいました。



もうひと組、ビーフケーキにも呼び出しがかかります。この日のネタは兄弟のコントでしたが、兄を演じた近藤は「せいじさんを意識してました」と告白。これにはせいじも「なんかうれしいわ！　オレのキャラクターが役に立ってるねんな！」と喜びの表情です。さらに、近藤が、初対面だったハイヒール・リンゴと、いきなりふたりきりでプロレス観戦に行った際のエピソードには、思わず驚愕の4人でした。



こんどは5組の芸人たちが、よりエッジのきいた2分ネタを。すごい論、



ガゼル西口、



それいけ斉藤くん、



ジョイマン、



ムーディ勝山が登場しました。



トークコーナー冒頭では、ジュニアが「（ネタ時間が）短い！　まだまだいけるやん！」と賞賛のコメント。まずは、女子コンビのすごい論を呼び込み。高校時代、ゴスペル部だったという岡田は、リクエストされアカペラで美声を聴かせます。寺田は「その人に合う武器を言う」という特技で勝負。大悟は「銛（もり）」、ノブは「弓」、せいじは「たいまつ」、ジュニアは「カラス」...いずれも絶妙にマッチしたセレクトで爆笑をさらい、「ええ特技やん！」（ジュニア）と大絶賛されました。



ネタで扮していた、麻生太郎副総理のキャラのまま再登場したのはガゼル西口。あくまで「ガゼル西口の体に麻生さんが乗り移った」という設定を貫き、麻生さんの口調で「冷静な対応をお願いします」と繰り返します。「どんな言葉からでもショート官能小説を即興で作ることができる」という特技も、もちろん麻生さんのままで。その後、告白した彼女にまつわるエピソードも、破壊力満点でした。



さらに、それいけ斉藤くんもステージへ。「家庭にある日常のものにサディスティックな仕打ちを与える」という特技がある斉藤。さっそくリクエストに応え、「電子レンジ」などさまざまなものを辱めていきます。また、お姉さんにまつわるエピソードも語り、こちらはあまりの衝撃度に客席もざわつくほど...!?　



残るジョイマンとムーディも「せっかくだから」と呼び出し。ジョイマンは新ネタ「侍ジョイマン」を披露するも、ジュニアからは「まったく一緒やん！」とツッコミが。ムーディはネタで歌い上げた"新曲"について「過ちを二度と繰り返さないために作った」と心のうちを明かし、ロケ車の運転免許取得や謎の営業仕事などおもしろ近況も紹介しました。最後はジュニアの提案で、この3人もすごい論・寺田に武器を選んでもらうことに。ジョイマン・高木は「棒高跳びの棒」、池谷は「金（かね）」、ムーディは「毒物」という結果となりました。



ここからは、またまた4分ネタが5組。ラフ次元、



馬と魚、



イシバシハザマ、



おいでやす小田、



ガリットチュウが、次々と笑いを炸裂させます。



トークコーナーでピックアップされたのは、ラフ次元とおいでやす小田。ラフ次元は、実家がお金持ちという梅村のプライベートネタ、そして空の下半身ネタが千原兄弟の興味をそそりまくります。



出てくるなり大悟に「やめぇ、そんなメガネ」とダメ出しされたのは、おいでやす小田。気を取り直して一発芸「50音なんでも絶叫ツッコミ」を披露しましたが、こちらもムチャぶりばかりで翻弄されまくりとなりました。



エンディング、計20組のネタを観客とともに楽しんだジュニアは、「結局、全員安定してた」と、その実力に太鼓判！　知られざる実力派が続々出演する「よしもとゴールデンアワー」は、6月以降もますますパワーアップしてお届けします。チケット先行予約は5月19日（木）11:00〜、どうぞお見逃しなく！





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