デニス・植野、綾野剛さんにアクションシーンでの行動をツッコまれる! 映画『日本で一番悪い奴ら』初日舞台挨拶
6月25日(土)、丸の内TOEIにて映画『日本で一番悪い奴ら』の初日舞台挨拶が行なわれ、綾野剛さん、YOUNG DAISさん、TKE・木下隆行さん、ピエール瀧さん、デニス・植野行雄、白石和彌監督が登壇しました。
「日本警察史上最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフにした本作は、"S"と呼ばれる裏社会のスパイを使って、あらゆる悪事に手を染めた北海道警察の刑事・諸星要一の壮絶な26年間を描いたエンターテイメント・ムービー。今作で、植野は綾野剛さん演じる北海道警察の刑事・ 諸星のSで、盗難車のバイヤーであるパキスタン人のアクラム・ラシードを演じています。
主演の綾野さんは「多くの作品が公開されるなか、朝からこの問題作を選んで観てくださって、ありがとうございます」と挨拶。全世界190ヵ国ストリーミング配信中のドラマ『火花』の監督としても注目を集めている白石監督は「観たあとにこうやって舞台挨拶するのは初めて。ぶっちゃけトークしますので、オブラートに包んで書いていただければ」と報道陣に声をかけます。
大勢のお客様を前に、緊張した面持ちの植野。「Good Morning,Everyone!」となぜか英語で挨拶すると、全員から「英語、喋れないでしょ?」とのツッコミが。さらに「パキスタン人の役をやらせていただいて......」と切り出すと、綾野さんから「インド人でしょ?」とのフリが。すかさず、「パキスターン!!」と絶叫して笑いを誘います。「僕、ブラジル人とのハーフなんですよ。ややこしいんです、大阪出身ですし、七五三もお彼岸もやっていて」とコンビでの漫才さながらの自己紹介を盛り込みながら、「観ていただいてよかった! ありがとうございます!」とシンプルに感謝を口にします。
本作のPRを行なうため、都内の映画館4ヵ所を警官菅田で巡回した植野。「70歳の杖をついたおじいちゃんに"今年いちばん楽しみにしてる"って言われて。期待されている映画に出られたことがすごく嬉しい」と感激。も、白石監督から自宅近くのカレー店で働くインド人の方とどちらを配役するか悩まれていたと聞き、さらに「(植野を起用して)ちょっと失敗したかなと思っている」といじられると、「そんな2択あります?」と動揺しきりです。
司会者から「お気に入りのシーン」を訊かれて、「剛くん(綾野さん)との格闘シーン」と答えた植野。「アクションの指導の方に何回も右に行って、ここで左に行って......と教えてもらった。『手順を間違えると、綾野さんも怪我するかもしれないから間違えないように』と言われたのに、本番スタートした途端、テンパってしまった」と話すと、「彼の今後の芸能人生に関わることだから、ちゃんと話しますね」と補足し始める綾野さん。「僕も全力でやろうと思ってたんですけど、(手順を間違えて)いきなり襲いかかって来て。カメラの方向に逃げる予定だったから、真逆にいかないといけなかったのにカメラのほうに向かって来て。で、足のほうを蹴る予定が腰に来たから、僕は天高く飛んでるんですよ。あのシーンで言ってる言葉もアドリブです」と身振り手振り交えて、撮影の様子を回想。あまりの植野の慌てぶりに、会場には大きな笑い声が響き渡りました。
その後、タイトルにかけて2メートル40センチの"日本で一番大きい"鏡開きを。中から出て来たおもちゃの銃器を持ってフォトセッションに応じるなか、植野は手錠をかけられたりと共演者からイジられまくっていました。
「観ていただくとわかると思いますが、本作は役者が輝いてなんぼの映画。そんな作品を誇りに思いますし、(役者が輝いて)嬉しかったです」と白石監督。綾野さんは「今後、私と監督でニューヨークアジア映画祭に行き、ライジングスター賞をいただいてこようと思っています。みなさんもこの作品をつなげていってもらえたら幸いです」と呼びかけました。
【植野行雄】【デニス】
『日本で一番悪い奴ら』
監督:白石和彌
出演:綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧ほか
配給:東映・日活
公式サイト: http://nichiwaru.com