すましていても"ビビり"がばれる?! 沖縄おもろおばけ屋敷で「スマート光お化け屋敷」開催
7月27日(水)、よしもと沖縄花月に併設された沖縄おもろおばけ屋敷で、「スマート光お化け屋敷」が開始され、開催を記念して記者会見と体験会が行われました。
「スマート光お化け屋敷」とは、手首に付けた時計型の「PULSENSE(パルセンス)」という端末で脈拍や体の動きなどのバイタルデータを収集し、そのデータを基に恐怖・平静・怯え・硬直・驚愕などの心の動きを「ビビり度」として数値化するという、NTTスマートコネクト株式会社が提供する「ココロの視える化サービス」を導入したお化け屋敷。沖縄おもろお化け屋敷では7月27日(水)から導入され、すでに実施されている梅田お化け屋敷に続き、国内で2例目となります。
会見の司会を務めたのはデニス。右手首にPULSENSEを装着した植野行雄が「偉い人ばっかり来ているから緊張する」と、早くも自分のビビり度を気にしていました。よしもとエンタテインメント沖縄の竹田和夫副社長は「以前、なんばグランド花月でハッピー度を測る『笑福度診断』を2か月間実施して好評を得ました。今回は沖縄での取り組みということで、沖縄を元気にするだけでなく沖縄から全国を元気にしていきたい」と、にこやかに話していました。
また、「ココロの視える化サービス」の取り組みについての説明を行ったNTT西日本の岩田智沖縄支店長は、昨日テスト体験してきたと話し、ビビり度の結果用紙を手に登壇し、「人間は表情で本音を隠し、装うことがあります。けれども今回導入した機械の前では嘘がつけません。自分の実態がどういうものなのかということをぜひ体験して頂きたいと思います」とコメント。デニスの松下が「ところで結果はどうだったんですか?」とツッコむと、「それは絶対にお見せできません」とはぐらかし、会場を笑わせていました。
そして「ココロの視える化サービス」の技術説明で登壇した、NTT西日本の中村哲さんがかなりの芸人気質。登場の際、お辞儀でマイクに頭をぶつけたり、真面目な説明の中で急にボケを混ぜ込むので、会見に集まった取材陣に気付かれず、遂には植野から「ボケるぞって前置き作ってくださいよ」とツッコまれるほどでした。
そんな中村さんも左手首にPULSENSEを装着しながら説明に臨んでいて、会見後、パソコンに表示された数字は111。ビビり度の最高値は120に設定されているため、デニスの2人は「こんなにビビりながらマイクに頭打ったりしてたんですか?!」と大笑いしていました。
その後、沖縄での「スマート光お化け屋敷」の第1号体験者として呼ばれた、オリエンタルラジオの藤森慎吾が登場。藤森は右手に装着したPULSENSEを前に突き出し、「これ心の中がわかるんだったら、女の子の前でつけていたらヤバいよね。皆さんもPULSENSEをつけてのデートにはお気を付け下さい」と、キャラクター色全開で会場を盛り上げていました。
会見に登壇した全員で写真を撮った後、藤森・植野・松下が出発。腕に装着したPULSENSEを機械で読み取ってから、専用エレベーターで「スマート光お化け屋敷」に入場します。
エレベーターに乗り込む前、藤森が「行雄ちゃんがいちばんビビりだと思う」と漏らすと、植野は「何でですか!」と反論。しかし、すぐ後に「確かに、寝る時真っ暗にできないですけどね」と、小心者であることを白状し、3人の中でビビり度1位になりそうな様子です。
しかし約30分の体験を終えて出てきた結果は、植野85、松下84、藤森85というまさかの数値。自分の結果が発表されるまで「2人はまだ芸能界初心者だからね。俺はどんなことがあっても平然としてるから、きっと3くらいだよ」と余裕たっぷりの発言をしていた藤森はその場に崩れ落ちます。
しかもお化け屋敷内では、ビビり度の数値が一番上がったところを動画で記録する仕組みがあり、すぐにSNSで共有できるという説明を聞いた藤森はさらに意気消沈。デニスの2人に「藤森さん、真ん中に立って俺たちと恋人つなぎしながら進んだもんね」と暴露されると、「だって正直むちゃくちゃ怖かったもん」と話し、「この後5公演あるんだけど、マジで絶叫しすぎて疲れたから1ステージ減らしてよ~」と、拗ねるような表情をのぞかせていました。
また、ビビりハイライト以外で印象に残った場面について、藤森は「とにかく入り口から怖かった。最初からMAX、っていう感じ」と話し、松下も「お笑いが本業の吉本がやっているだけあって、つかみを大事にしているという感じだった」と絶賛です。
そして今回のビビり度を測った「ココロの視える化サービス」について、植野は「これ怖いです!もしステージやってる時、お客さんがみんな(PULSENSEを)装着してて、ぜんぜん数値が上がってなかったら...」とコメント。しかし松下は、「でもいい方向のも測れるかも。会場ではお客さんがあんまり笑ってなかったけど、数値で見たら笑いの感情が大きかった、っていうのがあったら嬉しい」と前向き。そんな2人に藤森は「素直に笑い声がほしいわ!」と一喝。続けて「どうせだったら、ビビりじゃなくてときめきのドキドキ度を測ってほしいですね。デートのとき相手にやってもらって、結果を見て『この子次も誘おう』とか、『2度目はなしだな』って指標にできるし」と、藤森らしい感想を述べていました。
ちなみに3人の最近のドキドキを聞いてみると、番組で梅宮アンナさんと肩を組んだとき、あまりのセクシーさにドキドキした、という植野。松下は夏が来て薄着の女の子が増えていることにドキドキしたようです。藤森は、滝沢カレンさんに「言葉の使い方がおかしい、と言われることに悩んでいる」と打ち明けられて、意外な一面にドキッとした話し、3人ときめきには事欠かない様子でした。
最後に藤森は「暑い沖縄に来てヒンヤリする、良い体験じゃないですか。この夏はおもろおばけ屋敷を体験しないと終われない、って事でぜひ一度足を運んでください!」とコメント。植野は「沖縄旅行に行って、海を楽しんで、夜になったらお笑いを楽しむ。その時におばけ屋敷にも行ってもらたら、さらに沖縄を満喫できるんじゃないかと思うのでおすすめです」と話し、松下は「おもろおばけ屋敷は芸人もおばけ役でゲスト出演していたりするので、好きな芸人に会えるチャンスがたくさんあります。ぜひ来てください!」と呼びかけ、スマート光お化け屋敷をアピール。沖縄の暑さにも負けない程の3人の熱い思いで、会見と体験会は締めくくられました。