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2016年7月27日 (水)

ロバート・秋山が語る若手時代の変わった営業エピソードに会場爆笑!『Third SPARK~ドラマ火花が絶対観たくなるLIVE~』レポート

7月11日(月)、東京・神保町花月にて『Netflix「火花」PresentsThird SPARK~ドラマ火花が絶対観たくなるLIVE~」』が開催されました。

本イベントは、よしもとIDの会員を対象に行なわれたもの。Netflixにてオリジナルドラマ化され、今月3日(金)よりストリーミングがスタートした第153回芥川賞を受賞したピース・又吉直樹による『火花』を楽しんでもらうことを目的としています。

とろサーモン・村田の「本を読まれた方は?」という問いに、50%ほどの挙手が。まだドラマを鑑賞していないという人には「観んようにしてるんですか?」(村田)「電気代払ってないんちゃうます?」(井下好井・好井)と話しかけつつ、好井は「このイベントが終わって"加入したよ"っていう人、僕のところ(おそらくTwitter)によく来ますからね」と、イベント自体の反響にも言及します。
「いろんな芸人さんが観てくれているし、なかなか反響がいい」と言う村田。好井曰く「激売れしてる先輩が観てる」そうで、「カナリア・ボンさんから、フットボールアワー・後藤さんが"めちゃくちゃええ"って言うてくれてるらしいって聞いて。家で5話だけ見せられたらしい」と報告します。
博多華丸・大吉の華丸は「激誉め!」(村田)だったらしく、「ここ5年で一番よかったドラマやと。『あまちゃん』の次くらいに感動したらしいです」(村田)「ボケとかじゃなくて、まっすぐなあの目で言うてくれるんですよ」(好井)と熱い感想をもらったそう。「劇場の出番の合間に"飯に行かせてくれ。山下(好井の役名)と喋りたい"と言われて。すごい熱で、2時間くらい感想を言ってくれた」と好井が語ると、村田も「2週間くらい、毎日"今日、大丈夫?"って連絡が来てて。スケジュールが合わんかったら"なんで大林(村田の役名)に会えないんだよ!"って嘆いてた(笑)。3~4日前に東野(幸治)さんから連絡が来てご飯に行ったら華丸さんも来て。"3話のあそこが......"って大絶賛された」と報告。「それくらい、すごいドラマなんですよ!」と、お客さまへ訴えるラフレクラン・きょんです。
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予告編上映後、「好井さんは、なぜ演技がうまくなったんですか?」とストレートに質問をぶつけるきょん。神保町花月で一緒になったチョコレートプラネット・長田が「好井良かったなぁ。神保町の舞台に出てたときは演技下手だったのに」って言ってたのを訊いたため、疑問に思ったそうです。
好井が「その舞台は関西弁が出て来なかった。標準語の探偵になれって言われても難しいから」と語ると、村田は「山下は好井な訳や」と考察。「僕も売れてない芸人として出てますから。『売れたいなぁ』っていうシーンは、"とろサーモンとして売れたいなぁ"っていう思いも込められている」と語りました。
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イベント中盤には、本作を絶賛している芸人としてキクチウソツカナイ。が登場。「観てください! 今日は観ないとわからない話ばかりしますよ!」と呼びかけます。
この日プレゼンするのは、8~10話。「芸人が観ると響くシーンが散りばめられていて、監督さんの芸人愛に溢れている」と言いながら、「東野さんが"7話以降は、売れてない芸人が観たらダメだ"と言っていたんですけど、観てしまった。......あれはダメだ。プレゼンしたくない! イヤなんです。語りたくないんです!」と絶叫。「1つの芸人の人生......いい感じでは終われないんです」と話し始めます。
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主人公の徳永と神谷の立場に、どんどん差が出てくる8話。「僕らも後輩にどんどん抜かされる。抜かされ過ぎて姿が見えないので平気になってますけど、非常にたまらない回。芸人は売れたくて仕方がないんですけど、売れ始めたときに"本当に売れることって幸せなのか?"という恐ろしいテーマをぶつけられるのが、この回」と説明するキクチです。
内容以外で注目してほしいポイントとしては、徳永えりさん演じる美容室のあゆみちゃんをピックアップ。「芸人って知り合いの美容師に安く切ってもらうことが多いんですよ」と、リアルな芸人が描かれていることを強調します。
「鍋のシーンがたまらん」と切り出したのは、村田。「徳永の顔面寄りのシーンがあるんですけど、体感20分くらいある。それほどエグい。でも、ずっと観ていられる」と語ると、キクチも「自分がテレビに出ているのを、売れてない先輩とちょっと売れてる自分で観る......すごいシーンですよね」と同調します。
ここまで誉めまくりのキクチでしたが、「1つだけキャスティングミスが! 今田(耕司)さんのマネージャー役、ピクニックでしたけど、俺でよくない? 今田さんにも言いましたよ!」と普段から可愛がってもらっている先輩の出演シーンということもあって悔しさを露にしました。
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「夢物語なんて簡単にはない、というのを見せている」と説明した9話。キクチは「民放のドラマだったらもうちょっと売れる(ところを見せる)けど、『火花』だから売れない。他人からすれば、小さな1つの人生に過ぎないんですよ。......東野さんはこのことを言ってたんだ! 現実を突きつけられる! 観ちゃいけなかった......」と悶絶します。
「とにかく観てほしい。たまらんのです。全員観てから、もう1回喋りたい」と訴える村田。8話でキクチが注目ポイントに挙げたあゆみちゃんのいいシーンもあるのですが、「僕は立って泣きました。なんでみんな観てないの?」(村田)「最高なんだぞ!」(好井)と呼びかけます。
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いよいよ、最終話。会場にはエキストラとして参加したお客さまも来ていたようですが、冒頭の漫才シーンでは会場にいる全員が泣いていたそう。
「僕も泣き過ぎて、台詞を言えないから(意識を別のところへ)散らそうとするんですけど、(エキストラの)おっさんもおばさんも泣いてるし、出演者も泣いてた」と語る好井。キクチも「最終話は説明なし。観るのがいちばんです!」と断言しながら、「10話は解散ライブをやって以降の、普通の生活をたくさん描いてるのがいいんですよね」とコメント。「普通のドラマなら劇的なものを見せる10話になるんですけど、このドラマは普通の生活、普通の人生はこうなんだということを見せている」と力説します。
最後に、「みんなが見逃す可能性があるんで言っときますけど、井下好井・好井がデッカチャンとコンビを組んでいて、そのコンビ名が"建前スウェーデン"だというのだけ憶えて帰ってください。えんにちは"木更津ルージュ"です」と補足すると、すかさず好井が「見逃してええねんー!」とツッコみました。
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終盤は、ゲストのロバートとインパルス・板倉俊之を迎えてトーク。
コンビではなく1人だけの登場となった板倉は「現場に行って(堤下が)いないのを知ることが、昨年の暮れあたりから続いている」と言いつつ、「もうロバートでいいよ、俺も」と投げやりに話します。
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NSC時代、トリオだった秋山、馬場、板倉。卒業間際に抜けたそうなのですが、「なんでやめたんですか?」との問いかけに板倉は「ネタ見せするたびに、先生から『板倉のツッコミがなぁ』って毎回言われてて。"じゃあ、ボケてやるよ!"って抜けた」と説明します。
新たなツッコミとして山本を迎え入れた秋山は「5人しか残ってないなかで、博がいちばん文句言わなさそうだった。その選択は間違ってなかった。今はもう虜! 最高だよ、相方として!」と絶賛。も、「竜次より先に、博を誘ったのは俺だ」と言い出す板倉。「『ツッコミやらない?』って電話したら、『え、その発想なかったわ』って言われて。『ちょっと考えといて』って言って、2~3日したら3人でやってた」と話すと、山本は「つっつん(堤下)と組むってうっすら聞いてたから、どうなんだろうと思ってた」と弁解しました。
そんな山本、ドラマ『火花』を全話観たらしいのですが、あまりにも夢中になり過ぎて奥さんと喧嘩してしまったそう。馬場の「1人で観たほうがいいの?」という質問に、「うん。そのほうが集中して観られる」と答えていました。
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その後、テーマに沿ってトークを展開。
若手時代からすぐに売れた印象の強い4人ですが、「きつい仕事」について訊かれると「食えない時期はあったよ」と答える秋山。スキーの中級コースにあるステージでの営業という変わった仕事があったそうで、「みんな通過しながら観るし、そもそもそのステージまではスキーで行くんだよ?」と回想します。また、水族館で動物とコントをやったこともあるんだとか。「後輩の5GAPもいたんだけど、笑いの取り方がみんなわからない。『なぁ、アルマジロくん』とか話しかけたりしてたけど、(動物たちが)逃げるからてんやわんやだった」と話すと、会場は大笑いです。
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「先輩後輩」については、「俺らの代が(前後の繋がりを)断ち切っちゃったところはある。だから、そういう関係性がよくわからない」と語る板倉。森山中、ロバート、インパルスと早くから売れっ子になった同期が多かったため、「いろんなことが同期で成り立っちゃったんだよね」と分析する1つ先輩のキクチ。板倉は「お笑いの話をするのは竜次、コンパに行くのは馬場、サバゲーは博......ロバートで全部成り立っちゃったんですよね」と頷きます。
「先輩といると気を使う。だから、気を使わない金田(はんにゃ)とか池田(しずる)とかといるほうが楽。池田に『マジで板倉さん楽だなぁ』って言われるけど、それくらいのほうがいい」と話す板倉の言葉を発端に、キクチが若手の頃の思いを吐露します。
シアターモリエールでのライブ後、山本と近くにあるファストフードのお店へ行った時のこと。「俺は(先輩だから)金出そうと思ってたけど出さず、博は自分で金出したんですよ。調子に乗って先輩面して『いいよ、いいよ』っていうのが(売れてもないのに)カッコ付けてる感じがしてイヤで、あのとき言えなかった。俺は未だに憶えている」と苦しそうに告白するも、「あぁ、俺、自分で食ったんですね。おごってもらったと思ってました」とケロリとした様子の山本。秋山に「お前のそのパターン、なんなんだよ!」と呆れられると、「全然、気にしてなかった。逆に気にしてもらって申し訳ないです」と頭を下げました。
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最後に、再び視聴を呼びかけた村田。板倉に「真面目に言うと観る気なくすから、自分の言葉で観て欲しいっていう気持ちを込めて!」とアドバイスされ、「芸人のリアルがパンパンに詰まってます。たった650円で、NETFLIXで観られます。ぜひ観てください!」と熱く呼びかけました。


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